日常生活に欠かせないWi-Fiルーターですが、ケーブルが目につきやすく、生活感が出てしまうのが困りものですよね。かといって箱にしまうと「熱がこもらないか」「電波が弱くならないか」が気になる人も多いでしょう。先に結論を言うと、ルーターを布やカバーで覆ったり、周りを囲まれた棚の中に入れたりすると、熱がこもりやすく電波も遮られやすくなります。収納ボックスを使うなら、次の4点を満たすものを選びましょう。
- ① 通気口があるか、背面や上面が開いていて熱が逃げる
- ② 金属製ではない(木製・樹脂製など)
- ③ ルーターとの間にすき間ができる、ゆとりのあるサイズ
- ④ ケーブルを出す配線穴がコンセント側にある
※本記事の情報は2026年10月時点のものです。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
このあと収納ボックスの種類と選び方を解説し、床置き・壁掛けのおすすめアイテムを紹介します。部屋の雰囲気との相性なども考えながら探してみてください。
ルーターのケーブルは収納ボックスで隠そう

見た目から生活感を感じてしまうWi-Fiルーターは、収納ボックスで隠してしまうのがおすすめです。収納ボックスを設置すると、Wi-Fiルーターもケーブルも見えなくなるので、部屋がスッキリとした印象になります。見た目以外にも以下のメリットがあります。
- ケーブルにホコリが付きにくくなる
- ケーブルが絡まりにくくなる
- ケーブルにつまづきにくくなる
ルーター収納ボックスには天板にコンセントがある収納ボックスや、スマホスタンドが付いたモデルもあり、購入する製品によってはさらに生活が便利になります。デザインはおしゃれなものからナチュラルなものまでさまざまなので、部屋の雰囲気に合わせて収納ボックスを選びましょう。
ルーターと一緒にパソコンまわりも片付けたい場合は、パソコン収納アイデア(ノートパソコンの置き場所とデスクトップを隠す方法)も参考にしてください。
ルーター収納ボックスの種類

ルーター収納ボックスにはラック型や壁掛け型などいくつか種類があります。それぞれの種類で長所や設置の難易度が異なるので、個別の商品を検討する前に種類で絞り込んでしまうのもおすすめです。ここからはルーター収納ボックスの代表的な種類を紹介します。
かぶせるだけのシンプルなボックス

ルーター収納ボックスにはかぶせるだけのシンプルなボックスタイプもあります。ボックスタイプはなんといっても組み立てのしやすさと置きやすさが魅力。手軽に設置できて、掃除のときに動かしやすいので便利です。ラックタイプと比較すると小型で軽量な製品が豊富なので、スペースをあまり取りたくない人は壁掛け型と一緒に検討してみてもよいでしょう。天板にコンセントが付いているモデルを選ぶとスマホやタブレットの充電をする際に便利に使えますよ。
タップや電話機、雑貨も収納できるラックタイプ

ラックタイプの収納ボックスなら、電源タップや電話機、雑貨類も収納できます。組み立ては少し手間がかかりますが、組み立てた後の利便性は抜群です。重量がある製品が多いので、据え置きにして使いやすいものを選びましょう。扉が付いていると収納物を取り出しやすくて便利です。
ソファ横に置きやすい薄型の製品やデスク下に置ける背が低い製品もあるので、使いたいシーンに合った寸法の収納ボックスを選んでみてください。
床上の場所を取らない壁掛け型

床上のスペースを使いたくない人には壁掛け型のルーター収納ボックスがおすすめです。空中のデッドスペースを活用してルーターを収納できるので省スペースになります。また、Wi-Fiルーターを高い位置に置いておけるので、部屋に電波が行き渡りやすくなるメリットもあります。
壁への掛け方はビスやピン、釘、マグネットと製品によってさまざまです。壁に掛ける分、他のタイプに比べると設置に手間がかかりますが、多少の作業が苦にならない人にはおすすめのタイプです。
ルーター収納ボックスを選ぶ際のポイント

ルーター収納ボックスは、Wi-Fiルーターを入れるからこそ気を付けておきたいポイントが3つあります。ただ隠すために箱や引き出しに入れるだけだと、Wi-Fiルーターの不調の原因にもなるので注意してください。ここからはルーター収納ボックスを選ぶ際に注意しておきたいポイントを解説します。
ルーターやその他の収納物が入るサイズを選ぶ
ルーター収納ボックスを選ぶ際には、Wi-Fiルーターやその他の入れたいものが入るサイズかを確認しましょう。部屋への置きやすさだけを重視して小さいものを選んでしまうと、収納物が入りきらない場合もありますし、入ったとしても機器同士が接触して熱がこもってしまいます。十分にゆとりを持てるサイズの収納ボックスを選ぶのがおすすめです。
Wi-Fiルーターの大きさは製品によって異なり、アンテナがあるモデルだとさらに高さが必要な場合もあります。収納ボックスを買う前に1度自宅のWi-Fiルーターの大きさを測ってみましょう。光回線のONUやモデムも一緒に収納するなら、そのぶんの余裕も必要です(ONUやモデムの見分け方はモデムとルーターの違いで解説しています)。
なお、壁掛け型の収納ボックスだとアンテナが出せる穴がある製品もあります。アンテナがあるWi-Fiルーターを使っている方は壁掛け型の収納ボックスにも注目してみてください。
ケーブルを出すための配線穴の位置を確認
ケーブルを出すための配線穴がルーター収納ボックスのどちら側に付いているかもチェックしましょう。配線穴の方向がコンセントの方向と違うとケーブルを迂回させなければならず、あまり片付いた印象になりません。どちら側にも配線穴が付いているタイプも多いですが、中には片側にしか配線穴がないタイプの収納ボックスもあります。購入する前に配線穴がどこにあるかは確認しておきましょう。
熱がこもらないよう通気性もチェック
ルーター収納ボックスは熱がこもらないよう通気性が高いものを選びましょう。ルーターメーカーのアイ・オー・データ機器も、周囲が囲まれた棚の中に置いたり、布やカバーで覆ったりすると、電波が遮られたり熱がこもりやすくなったりすると案内しています。たとえば背面や側面の板がないタイプの収納ボックスや、通気口が開いた収納ボックスは熱がこもりにくいためおすすめです。
また、ルーター本体の通気口をふさがないように、大きめの収納ボックスに余裕を持って入れましょう。参照:アイ・オー・データ機器「Wi-Fiルーターを設置するときのポイント」
おすすめのルーター収納ボックス

かぶせるだけのシンプルな収納ボックスやラック型の収納ボックスは床に置けるので安定感があり、設置が簡単なのが魅力です。ここからはおすすめのルーター収納ボックスを紹介します。掃除や設置のしやすさを考える上で重要な寸法や重さにも注目しながらお気に入りの収納ボックスを探してみてください。
山崎実業 重ねられる ルーター収納ケース
最大2個まで重ねられるシンプルなルーター収納ケースです。コンパクトで置く場所を選ばない製品ですが、ゆったりとした内寸なのでゆとりを持って収納できます。配線穴が大きいため配線類が通しやすいのも魅力。通気性に優れているので、1つのケースに1つのルーターを入れるなら熱がこもらずに使えます。白のスタイリッシュなデザインで、おしゃれに置けるのも嬉しいところです。
幅9.7cmと薄いので、ルーターの厚みが収まるかを先に測っておきましょう。テレビ台の横や玄関の棚の上など、狭いすき間にルーターを置きたい人に向いています。2個重ねる場合は、上下のケースの間で熱がこもっていないか、使い始めにときどき確かめましょう。
| 寸法 | 9.7×20.2×22.2cm |
| 重量 | 0.3㎏ |
KIRIGEN 総桐ルーター収納ボックス
スマホ・タブレットスタンドとしても使えるタイプの収納ボックスです。内部は2段になっており、ルーターだけでなく延長コードも収納可能。大きめサイズで収納しやすく、重さは1.5㎏しかないので、掃除のときも楽に動かせます。桐製のナチュラルな風合いでインテリアとしてもおすすめです。
奥行き14cmの薄型なので、壁際のコンセント前に置いても邪魔になりにくいサイズです。延長コードやONUもまとめて隠したい人や、木の素材感を部屋になじませたい人に向いています。桐は木なので、金属製の収納と違ってWi-Fiの電波を大きく遮りにくい素材です。それでも収納後は、よく使う部屋で電波が届くかを一度確かめておきましょう。
| 寸法 | 41×14×40cm |
| 重量 | 1.54㎏ |
リコメン堂 ケーブル収納ボックス コンセント付き
シンプルなかぶせるタイプの収納ボックスです。組み立てがしやすく、コンセント・配線周りに置くだけなので簡単に設置できます。寸法にゆとりがあり、複数の機器を収納できるのも魅力です。天板にはスマホやタブレットの充電に便利な2口コンセント付き。ツートンカラーのデザインもおしゃれで、インテリアとしても十分置けます。
幅39cmあるので、ルーターとONU、電源タップを並べて入れたい人に向いています。天板のコンセントを使う場合は、収納した電源タップに挿す機器の合計の消費電力が、タップの定格容量を超えないように注意しましょう。かぶせるだけなので、掃除のときに持ち上げてホコリを取りやすいのも利点です。
| 寸法 | 39×19×30cm |
| 重量 | ー |
サンワダイレクト ルーター収納ボックス スリム
電話台にもなるラックタイプの収納ボックスです。前開きのドア付きで、手軽に中のものを出し入れができます。棚板は高さ調節ができるので、アンテナ付きのルーターでもゆとりを持って収納可能。高さはありますが、幅・奥行きはスリムなのでデスク横やベッド横にも置きやすい製品です。
高さ82cmの電話台サイズなので、中段にルーターを置けば床から離して設置できます。重さが10kgあるので、置き場所を決めてから組み立てると移動の手間が省けます。扉を閉めると熱がこもりやすくなるので、配線口のまわりをふさがないように機器を置き、ルーター本体が熱くなりすぎていないかときどき触って確かめましょう。
| 寸法 | 27×30×82cm |
| 重量 | 10㎏ |
サンワダイレクト ルーター収納ボックス 幅40cm 200-CB061
扉付きの2段ラック型収納ボックスです。幅40cm・奥行き13cmの薄型で背も低いので、ソファ横やデスク下にもスッキリと収まります。上段の内寸は高さ7.3〜37.6cmの範囲で変えられるので、アンテナ付きの大きめのルーターも入れやすい設計です。参照:サンワダイレクト「200-CB061WM」製品ページ
背の低いタイプなので、ルーターを高い位置に置きたい場合は、上段に入れて扉を開けたまま使うなど、電波の届き具合を確かめながら使いましょう。扉を閉めて使う場合は、ルーターの周りにこぶし1つ分ほどのすき間を空け、本体が熱くなりすぎていないかときどき触って確かめましょう。
| 寸法 | 40×13×52.4cm |
| 重量 | 約5.3kg |
クロシオ 鏡面モデムラック
艶やかな鏡面モデルのラック型収納ボックスです。扉はプッシュ式で開け閉めします。背面に板がないタイプなので、ケーブルを通しやすいのが特徴です。幅と奥行きがコンパクトなので置く場所にもあまり困りません。高級感たっぷりに部屋に溶け込んでくれるデザインも魅力です。
鏡面仕上げは指紋が目立ちやすいので、乾いた柔らかい布でこまめに拭き取りましょう。高さ80cmのスリムな電話台サイズなので、玄関や廊下のコンセント前にも置きやすい製品です。背面に板がないので熱が逃げやすい一方、壁との間にケーブルが溜まりやすいので、結束バンドなどでまとめておくと後ろ側の見た目もすっきりします。
| 寸法 | 29.5×30×80cm |
| 重量 | 9kg |
Lefurni ルーター収納 壁付けタイプ L
壁にぴったり付けて置く、高さ63cmの前扉付きルーター収納です。背面にコードを通す隙間があり、電源タップやコンセントごと隠せるので、ホコリよけにもなります。2枚の中棚はそれぞれ3段階で高さを変えられ、ルーターやONUの大きさに合わせて収納できます。
天板は三方を囲まれた飾り棚になっていて、スマホの充電スペースとしても使えます。木製(プリント紙化粧繊維板)の組立品です。高さ63cmで、デスク下にも収まりやすいサイズです。床に置いていたルーターを持ち上げて収納できるので、掃除機もかけやすくなります。
前扉を閉めたままでも熱が逃げているか、使い始めにルーター本体の温度を確かめておきましょう。
| 寸法 | 45×18×63cm |
|---|---|
| 重量 | ー |
壁掛け型のルーター収納ボックス
壁掛け型のルーター収納ボックスは省スペースになるのでおすすめの選択肢です。ここからはおすすめの壁掛け型ルーター収納ボックスを紹介します。扉の有無や組み立て方などに注目しながら気になる商品を探してみてください。
山崎実業 ウォール隠せるルーター収納 タワー
石こうボードの壁に、付属のピンで取り付けられる壁掛け型のルーター収納です。上段にルーター、下段に電源アダプターやコード類を収納できます。前面のカバーは取り外せるので、ルーターを再起動するときも手間がかかりません。本体はABS樹脂製で、ルーターの大きさに合わせてSサイズとLサイズから選べます。
取り付けられる壁や耐荷重はメーカーの製品ページで確認しておきましょう。参照:山崎実業「ウォール隠せるルーター収納 タワー」購入前に、ルーターの厚みが内寸の奥行き5.4cmに収まるかを確認しておきましょう。前面カバーを外せば、ランプの状態もすぐ確認できます。
| 寸法 | S:21.6×6.8×31cm/L:21.6×6.8×38cm |
| 重量 | L:470g |
山崎実業 ウォールホームルーターラック タワー
ホームルーターやメッシュWi-Fiの機器を、壁に浮かせて置ける棚タイプのラックです。ルーターを囲わずに載せるだけなので、熱がこもりにくく、高い位置に置けるので電波も届きやすくなります。トレーにはコードを通すスリットがあります。石こうボードピンで取り付けられ、耐荷重は1.5kgです。参照:山崎実業「ウォールホームルーターラック タワー」
載せられるのは、トレー(約14×14cm)に収まる大きさの機器です。購入前にルーターの底面の大きさを測っておきましょう。スチール製のトレーなので、ルーターのアンテナや本体がトレーの縁に隠れないように置くと、電波を遮りにくくなります。
| 寸法 | 14.4×14.4×10.2cm |
| 重量 | 415g |
山崎実業 マグネット ケーブル&ルーター収納ラック
ケーブルを巻き付けて収納できるフックが付いたルーター収納ラックです。ルーターとケーブルは隠れませんが、素材感もあいまってスタイリッシュな印象があります。スチール素材の製品なので強度は十分です。マグネットでくっつけて設置するので、コンセントの近くに金属の板さえあれば設置に手間もかかりません。
ケーブルを巻き付けてまとめられるので、床に垂れたケーブルをすっきりさせたい人に向いています。ルーター本体は見えたままでもよいので、配線だけを整理したい人向けの製品です。ルーターを囲わない構造なので熱はこもりにくい一方、ホコリはたまりやすいので、ケーブルと一緒にときどき拭き掃除をしましょう。
| 寸法 | 40×11×18cm |
| 重量 | 1.29㎏ |
ルーターを収納すると電波は弱くなる?

Wi-Fiルーターを収納すると電波が弱くなるかは、収納するボックスの素材や置き方によります。電波は金属に吸収されやすいため、金属製のボックスや金属製の棚の中は避けましょう。木製や樹脂製でも、ルーターの収納を考えていない棚の中や家具の下に隠すと、電波が遮られて離れた部屋に届きにくくなります。
Wi-Fiルーターは全方向に電波を飛ばしているので、床から1〜2mほどの高さで、家の中心に近い場所に置くのが理想です。収納したあとは、よく使う部屋で電波がきちんと届くかを確かめましょう。理想的な置き場所はWi-Fiルーターの置き場所はどこが正解?、電波が弱くなったときの対処法はWi-Fiの電波が弱い原因と対処法で解説しています。参照:バッファロー「ホントはもっとつながるWi-Fi」/アイ・オー・データ機器「Wi-Fiルーターを設置するときのポイント」
100均にルーター収納ボックスは売っている?

100円ショップでも、ルーター収納に使える収納ボックスやケースは見つかります。ただし、ルーター専用に作られたものではないので、ふた付きで密閉される箱は避け、通気口や配線穴を確保できるかを確認しましょう。紙製の箱を使う場合は、熱で傷んでいないかもときどき確認してください。
価格は抑えられますが、専用品に比べると通気性や配線穴の位置、見た目は劣りがちです。熱や電波が心配なら、通気口や配線穴があらかじめ設けられた専用の収納ボックスを選ぶのがおすすめです。
まとめ

今回はWi-Fiルーターのおすすめ収納ボックスについて紹介してきました。ケーブルが片付いていないと、見た目がよくないだけでなく、掃除のときにも邪魔ですし、つまづきの原因にもなってしまいます。収納するときは、通気性があり金属製ではない収納ボックスを選び、ルーターの周りにゆとりを持たせましょう。
機能性に優れた収納ボックスもあるので、お気に入りの収納ボックスを見つけて自宅のWi-Fiルーターをスッキリ収納してしまいましょう。














