年賀状を作成したり文書を印刷したりと家庭用プリンターは何かと使う機会があるので、家に1台あると非常に便利です。また、テレワークで購入する必要がある方もいるでしょう。とはいえ、さまざまな種類が販売されているので、何を基準に選ぶべきかよく分からない方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、プリンターの選び方のポイントや代表的なメーカーなどについて解説し、おすすめランキングを紹介します。ぜひ参考にしてください。
※本記事の情報は2026年10月時点のものです。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
先に結論をお伝えすると、家庭用プリンターは何をいちばん多く印刷するかで選ぶと失敗しません。
- ①写真・年賀状が中心なら、6色インクのインクジェット複合機
- ②文書・プリント類が中心なら、ブラックが顔料インクの4色インクジェット複合機
- ③白黒の文書を大量に印刷するなら、モノクロレーザープリンター
- ④コピーやスキャンもするなら、単機能ではなく複合機
| 用途 | 向いているタイプ | ランキングの例 |
|---|---|---|
| 学校のプリント・書類が中心 | 4色インクジェット複合機 | 1位 DCP-J529N/2位 TS3730 |
| 写真・年賀状もきれいに | 6色インクジェット複合機 | 5位 TS8930/9位 EP-887AW |
| 白黒の書類を大量に | モノクロレーザー | 8位 HL-L2460DW/11位 DCP-L2660DW |
| 固定電話・FAXもまとめたい | FAX付き複合機 | 7位 MFC-J742DN |
| スマホの写真をその場で | ミニフォトプリンター | 15位 iNSPiC PV-223 |
プリンターの選び方

プリンターを選ぶ際に注意したいポイントは以下の7つです。
- プリンターの種類
- 複合機か単機能か
- カラーかモノクロか
- インクの色数
- インクカートリッジのタイプ
- 対応可能な用紙サイズ
- スマホ連動機能の有無
まずはプリンターの用途・購入の目的を明らかにして、どのような機能が必要かを考えて選びましょう。
プリンターの種類で選ぶ
プリンターにはさまざまな種類があります。購入しようと店頭やカタログでプリンターを見て「インクジェットとレーザーってどう違うの?」と戸惑った方もいるのではないでしょうか。ここでは、主な種類として以下の4つを取り上げ、それぞれの特徴を解説します。
- インクジェットプリンター
- レーザープリンター
- モバイルプリンター
- ハンディプリンター
種類別に向いている用途も説明するので、ぜひ購入の参考にしてください。
インクジェットプリンター
「インクジェット」はインクを直接紙に吹き付ける印刷方式です。色の再現性が高く、鮮やかな印刷ができます。書類はもちろん写真の印刷も得意です。たくさんの商品が販売されており、幅広い価格帯で展開されているので、用途と予算に合ったものを選びやすいでしょう。レーザー方式と比べると、印刷速度はあまり速くありません。また、インクがなくなってきたら交換が必要です。
写真や年賀状を印刷するためにプリンターを求めている方は、インクジェットがおすすめ。細部までクリアなきれいな印刷が可能です。
レーザープリンター
レーザー方式は、トナーと呼ばれる粉を熱で溶かしながら紙に圧着させ印刷する方式です。印刷速度が速く、にじみにくいのが特徴で、クリアに仕上がります。さくさく進むので、大量に印刷する場合でもストレスが溜まらないでしょう。カラー印刷が可能なカラーレーザーと、白黒印刷のみのモノクロレーザーの2種類があります。インクジェット方式と比べると解像度が低く、写真などの印刷にはあまり向きません。本体サイズが大きめの傾向にあります。
テレワークなどで、文書を印刷するためにプリンターの購入を検討している方におすすめです。
モバイルプリンター
モバイルプリンターは、文字通り持ち運びできるプリンターです。コンパクトサイズで携帯しやすく、出先でPCやスマホにつないでそのまま印刷できます。コードレスタイプを選ぶと、さらに利便性がアップ。移動中でもさくっとプリントアウトできます。
商談先や出張先など、出先で印刷する必要がある方によいでしょう。また、大判サイズを印刷する予定がなく、プリンターを置くスペースが狭くて小型のものを探している方にもおすすめです。なお、モバイルプリンターには写真に特化したフォトプリンターもあります。デジカメやスマホで撮ったデジタル画像をその場で印刷でき、写真を確認できるプリンターです。
ハンディプリンター
ハンディプリンターは、その名の通り手のひらにのるサイズの小型プリンターです。通常のプリンターとはまったくタイプが異なり、パッと見ただけではプリンターには見えないでしょう。専用アプリで作成したデータを本体に飛ばし、文字や画像を入れたい場所に底部を押し当ててスライドすることで印刷する仕組みです。
ノートの表紙やダンボール、紙袋の表面など、 印刷が難しい場所でもくっきりきれいな印刷ができる点が最大の特徴。ビジネス文書や写真を印刷する用途には向きませんが、一般的な据え置き型プリンターで通らない物や素材に印刷したいときに便利です。
複合機か単機能かで選ぶ
プリンターには、印刷だけできる単機能機と、印刷以外の機能も搭載している複合機があります。
| 種類 | 機能 | メリット |
| 単機能 | 印刷 | 低価格 操作が簡単 |
| 複合機 | 印刷・コピー・スキャナ・ファックスなど | さまざまな用途で利用可能 |
印刷以外の用途で使う予定がないなら、単機能プリンターでよいでしょう。機能が絞られている分安く、コストが抑えられます。年賀状やスマホの写真など印刷する予定があるならインクジェット方式を、大量の文書を印刷するならレーザー方式がおすすめです。
文書のコピーやデータのスキャンなど印刷以外の用途でも使いたいなら、複合機がよいでしょう。1台で印刷・コピー・スキャナとして使えて便利です。また、製品によってはファックス機能が搭載されているものも。日頃ファックスを使う方なら、複合機で兼ねてしまえばスペースが節約できます。
なお、複合機によっては、以下のような便利機能が備わっているものがあります。
- 自動両面印刷:自動で印刷用紙を裏返し両面を印刷する
- レーベル印刷:DVDやブルーレイディスクなどの表面に印刷できる
- ダイレクト印刷:フラッシュメモリーやデジカメ、スマホを直接つないで印刷できる
- 両面コピー:片面に印刷された用紙2枚をまとめて両面1枚にコピーできる

使う予定がなければ、便利な機能があってもあまり意味はありません。必要な機能を考えて選択しましょう。
カラーかモノクロかで選ぶ
プリンターは、カラー印刷できるカラー版と白黒印刷のみに対応しているモノクロ版の2つに分類できます。印刷するのは白黒の文書のみでカラーは一切必要ない方はモノクロプリンターを選ぶとよいでしょう。色数を絞っているので、カラープリンターより安価な傾向があります。
当然ながら、モノクロプリンターはカラー印刷が一切できないので、本当に白黒印刷にしか使わないかよく考えてから選びましょう。年賀状や写真を印刷するなど、カラー印刷もする予定なら、カラープリンターが必要です。カラー印刷は色がつくのできれいで見やすく、幅広いシーンで活躍します。
インクの色数で選ぶ
プリンターによって、セットできるインクの色数は異なります。基本はシアン・マゼンタ・イエロー・ブラックで、4色あれば十分にきれいに印刷できるでしょう。ほかに、5色や6色、8色、10色の色数を搭載している機種もあります。色数が多いほど繊細な色表現が可能です。
色の組み合わせはメーカーや製品によって異なり、以下のようなパターンがあります。
| 色数 | 色パターン |
| 4色(基本) | シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック |
| 5色 | シアン・マゼンタ・イエロー・顔料のブラック・染料のブラック |
| 6色その1 | シアン・マゼンタ・イエロー・顔料のブラック・染料のブラック・グレー |
| 6色その2 | シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック・ライトシアン・ライトマゼンタ |
8色や10色は、プロ向けのプリンターに採用されています。また、インクは染料と顔料に大別できます。それぞれの特徴は以下の通りです。
- 染料:光沢があり発色性が高く、家庭用写真の印刷に好適。にじみやすく小さな文字の印刷には不向き。
- 顔料:紙の表面に定着する。耐水性に優れ、色あせしづらく、黒色をくっきり印刷できる。写真には不向き。
顔料と染料のブラックを搭載したプリンタは、文字も写真も鮮やかにくっきり印刷できます。
インクカートリッジのタイプで選ぶ
インクジェットプリンターに使うインクカートリッジの形状にはいくつかの種類があります。ここでは、以下の3つについて見ていきましょう。
- エコタンク
- 独立型カートリッジ
- 一体型カートリッジ
なお、レーザープリンターに使用するインクは「トナー」です。トナー自体は安くないものの、大量印刷が可能なため、長期的なスパンで見るとコストが抑えられます。購入前に、それぞれのタイプの特徴を理解しておきましょう。
エコタンク
エコタンクは、インク切れを起こしたら詰め替え用ボトルで補充できる大容量インクタンク方式のタイプで、「エコタンク」はエプソンの製品の呼び名です。カートリッジのタンク穴に、直接インクボトルの先端を挿しこんで注入するだけでよいので、手を汚さずスムーズに補充できるのが大きなメリット。まるごと交換する必要があるカートリッジに比べ、コスパにも優れています。
大量に印刷してインクをよく使う人におすすめです。
独立型カートリッジ
独立型カートリッジとは、それぞれの色カートリッジがバラバラに取り外せる形になっているタイプです。インクが切れたときはその色だけ買って交換すればよいのでメンテナンスしやすく、一体型カートリッジよりもコストが抑えられます。現在、多くの機種で採用されているのはこの独立型のカートリッジです。
一体型カートリッジ
一体型カートリッジは、すべての色がまとめて1つにくっついているタイプです。印刷ヘッドもインクカートリッジにくっついています。インクの目詰まりが起きて印刷できないと、イラっとするもの。一体型カートリッジはカートリッジ取り換えの際に印刷ヘッドも新しくなるので、目詰まりが起こりづらいという特徴があります。
ただし、どれか1色なくなると、ほかのインクが大量に残っていても丸ごと交換しなければならないのでコストがやや高くつきます。
対応する用紙のサイズで選ぶ
印刷に対応している用紙のサイズにも注意が必要です。家庭用プリンターの多くは、A4サイズまでしか対応していません。A3対応機は本体の幅が広くなるので、置き場所も合わせて考えましょう。机の上に置くなら、パソコンデスクの選び方も参考になります。
A4よりも大きな紙に印刷したいのであれば、購入前に対応サイズをしっかり確認することが大切です。なかにはA3まで対応しているプリンターもあります。対応している用紙サイズのほか、給紙方法にも注意しましょう。給紙方法には、背面給紙と前面給紙があります。
- 背面給紙:プリンタの後ろ側にセットするタイプ
- 前面給紙:前面にあるカセットにセットするタイプ
大量の印刷物がある場合、たくさんセットできる前面給紙が可能なタイプだと便利です。
スマホ連動機能で選ぶ
プリンターのなかには、Wi-FiやAirPrintなどを通してワイヤレス接続ができ、簡単にスマホと連動できるものもたくさん出ています。パソコンを経由せず、複雑な配線や設定も必要なく、スマホで撮影した画像を印刷できます。Wi-Fi Direct対応モデルなら、Wi-Fi機器同士の接続が容易です。無線LANなどがなくてもスマホとプリンターが接続できて印刷できます。AirPrint対応モデルは、別でドライバやアプリをインストールする必要もなく、iPhoneやiPadから画像や書類などの印刷が可能です。
スマホのデータを印刷することもある方なら、特に連動機能が搭載されていると便利です。購入後にWi-Fiでつながらない・印刷できないときの確認手順は、プリンターで印刷できないときの原因と対処法で解説しています。
プリンターの価格はどれくらい?安い機種と高い機種の違い

プリンターは、大まかに1万円以下の安い機種、2万円以上の高い機種、その中間の価格の機種に分けられます。当然ながら高い機種ほど高性能ですが、安い機種でも十分に使えます。それぞれの特徴を以下にまとめました。
| 区分 | 価格 | 機能 | おすすめの人 |
| エントリーモデル | 1万円未満 | 印刷やコピーなど基本機能のみ インク消費量が多い傾向がある | 使用頻度が低く、画質にこだわらない人 |
| スタンダードモデル | 1万円以上2万円未満 | 基本機能の性能が上がる 性能と価格のバランスがよくコスパが良い | 使用頻度が高い人 頻度は低いが1回の印刷やコピー量が多い人 |
| 高機能モデル | 2万円以上 | 基本機能に豊富な便利機能がつく | 印刷品質や使い勝手にこだわる人 |

求める機能と価格のバランスを考えて選びましょう。
おすすめのプリンターランキング15選
プリンターは数多くの機種が販売されているので、どれを選べばよいか悩んでいる方も多いでしょう。ここでは、2026年10月時点で各メーカーが販売している現行モデルから、おすすめのプリンターを紹介します。仕様は各メーカーの製品仕様ページで確認した値です。
1位:ブラザー A4インクジェット複合機 PRIVIO DCP-J529N
プリント・コピー・スキャンの基本機能に自動両面印刷と2.7型タッチパネル液晶を備えた、バランスのよいモデルです。ブラックに顔料インクを採用しているので、学校のプリントや書類の文字がくっきり仕上がります。用紙は前面トレイに普通紙を最大150枚セットでき、補充の手間が少ないのも家庭向きです。文書印刷が中心で、写真の画質に強いこだわりがない方によいでしょう。Wi-Fi Directにも対応しています。
向いている人:学校のプリントや書類など、文字の印刷が中心で、両面印刷も自動で済ませたい方。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 色数 | 4色・独立(ブラックは顔料) |
| 幅×奥行×高さ | 390×343×148.5mm |
| 給紙方法 | 前面トレイ(普通紙最大150枚)・手差し1枚 |
| 主な機能 | プリント/コピー/スキャン/自動両面印刷 |
2位:キヤノン A4インクジェット複合機 PIXUS TS3730
プリント・コピー・スキャンがそろった、本体価格を抑えたいときの候補になるエントリーモデルです。4色インクで、ブラックは顔料インクなので文字がにじみにくく、スマホからの印刷にも対応しています。用紙は本体の後ろ側にある後トレイにセットするタイプで、普通紙は最大60枚まで置けます。自動両面印刷には対応していないため、両面印刷が多い方は1位や6位のモデルと比べてから選びましょう。
向いている人:たまに書類や写真を印刷する程度で、とにかく本体価格を抑えたい一人暮らしの方。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 色数 | 4色(対応インク:BC-365/BC-366) |
| 幅×奥行×高さ | 約435×327×145mm |
| 給紙方法 | 後トレイ(普通紙最大60枚) |
| 主な機能 | プリント/コピー/スキャン |
3位:エプソン A4インクジェット複合機 カラリオ EW-456A
基本の3機能に加えて自動両面印刷に対応した、コンパクトなスタンダードモデルです。インクは4色の独立型で、ブラックだけが顔料、カラーは染料という組み合わせなので、文書も写真もひと通りこなせます。用紙は背面のリアトレイから給紙し、A4は最大100枚、はがきは最大30枚までセットできます。本体価格を抑えつつ、両面印刷は自動で済ませたい方によいでしょう。
向いている人:置き場所を取らない小さめの本体で、自動両面印刷まで欲しい方。文書と写真の両方をほどほどに印刷する家庭にも合います。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 色数 | 4色・独立(ブラックは顔料) |
| 幅×奥行×高さ | 375×300×170mm(収納時) |
| 給紙方法 | 背面(A4最大100枚) |
| 主な機能 | プリント/コピー/スキャン/自動両面印刷 |
4位:エプソン A4インクジェット複合機 カラリオ EW-056A
白いスクエアボディのコンパクトなエントリーモデルです。4色の独立型インクで、ブラックは顔料なので文字もくっきり。Wi-Fi Directに対応し、スマホから直接印刷できます。自動両面印刷には対応していませんが、片面印刷が中心の方であれば問題ないでしょう。用紙は背面のリアトレイからA4を最大50枚までセットできます。安い機種を探していて、印刷は文書中心の方におすすめです。
向いている人:印刷する機会が少なく、片面印刷だけで足りるので価格の安さを優先したい方。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 色数 | 4色・独立(ブラックは顔料) |
| 幅×奥行×高さ | 390×300×146mm(収納時) |
| 給紙方法 | 背面(A4最大50枚) |
| 主な機能 | プリント/コピー/スキャン |
5位:キヤノン A4インクジェット複合機 PIXUS TS8930
6色ハイブリッドインクを搭載したハイスペックモデルで、文書も写真も色鮮やかに印刷できます。BD・DVD・CDのレーベル面に直接印刷することもでき、4.3型のタッチパネルで操作も分かりやすくなっています。用紙は前面のカセットと後トレイの2か所から給紙でき、普通紙とはがきを入れ分けておけるのが便利です。自動両面印刷にも対応しています。写真や年賀状をきれいに仕上げたい方、印刷の画質にこだわる方におすすめです。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 色数 | 6色・独立(BCI-331/BCI-330) |
| 幅×奥行×高さ | 約372×345×142mm |
| 給紙方法 | 前面カセット・後トレイ |
| 主な機能 | プリント/コピー/スキャン/BD・DVD・CDレーベルプリント/自動両面印刷 |
6位:キヤノン A4インクジェット複合機 PIXUS TS5530
前面カセットから給紙する、置き場所を取りにくい標準的なモデルです。4色ハイブリッドインクで、ブラックは顔料インクなので文字がくっきり印刷できます。普通紙は前面カセットに最大100枚セットでき、自動両面印刷にも対応しています。2位のTS3730より価格は上がりますが、両面印刷が必要な方や、用紙を本体前面にまとめておきたい方に向いています。
向いている人:両面印刷が必要で、用紙を本体の前面にまとめてすっきり置きたい方。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 色数 | 4色(対応インク:BC-386/BC-395) |
| 幅×奥行×高さ | 約374×355×168mm |
| 給紙方法 | 前面カセット(普通紙最大100枚) |
| 主な機能 | プリント/コピー/スキャン/自動両面印刷 |
7位:ブラザー A4インクジェット複合機 FAX・電話付き MFC-J742DN
FAXとコードレス電話の子機が付いた多機能モデルで、家庭の固定電話とプリンターを1台にまとめられます。受信したFAXを画面で確認してから印刷できる「みるだけ受信」に対応しているので、不要なFAXで紙を無駄にしません。インクは4色の独立型で、ブラックは顔料インクです。用紙は前面トレイに普通紙を最大150枚セットできます。自動両面印刷には対応していないので、両面印刷よりも電話・FAXをまとめたい方向けです。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 色数 | 4色・独立(ブラックは顔料) |
| 幅×奥行×高さ | 390×343×148.5mm |
| 給紙方法 | 前面トレイ(普通紙最大150枚)・手差し1枚 |
| 主な機能 | プリント/コピー/スキャン/FAX/コードレス電話子機 |
8位:ブラザー A4モノクロレーザープリンター HL-L2460DW
トナーを使うモノクロレーザープリンターです。印刷はA4片面で約34枚/分とスピーディで、文字がにじみにくく、はっきり印刷できます。自動両面印刷にも対応しています。給紙トレイに普通紙を250枚セットでき、大量に印刷しても用紙の補充回数が少なく済みます。購入時に付属するトナーで印刷できるのは約700ページなので、印刷量が多い方は交換用トナーも用意しておきましょう。白黒の文書を大量に印刷する方におすすめです。
向いている人:レポートや資料などの白黒印刷が多く、印刷速度とトナーの持ちを重視する方。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 色数 | モノクロ |
| インクの形状 | トナー |
| 幅×奥行×高さ | 356×360×183mm |
| 給紙方法 | 前面トレイ(250枚)・手差し1枚 |
| 主な機能 | プリント/自動両面印刷 |
9位:エプソン A4インクジェット複合機 カラリオ EP-887AW
コンパクトな本体に6色の染料インクを搭載した、写真向きのモデルです。ライトシアン・ライトマゼンタを加えた6色で、人の肌や空のグラデーションをなめらかに表現できます。4.3型のタッチパネル液晶を備え、メモリーカードからの印刷や自動両面印刷にも対応しています。高画質な印刷がしたい方におすすめです。全色が染料インクのため、文書印刷がメインの方は1位や3位のような顔料ブラック搭載機も比べてみてください。
向いている人:スマホで撮った写真や年賀状を、コンパクトな本体できれいに印刷したい方。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 色数 | 6色・独立(染料) |
| 幅×奥行×高さ | 349×340×142mm(収納時) |
| 給紙方法 | 前面トレイ(A4最大100枚)・背面手差し |
| 主な機能 | プリント/コピー/スキャン/自動両面印刷 |
10位:ブラザー A3インクジェット複合機 MFC-J6983CDW
テレワークや学習教材の印刷に活躍するA3対応のハイスペックモデルです。A3までの自動両面印刷に加えて両面同時スキャンもでき、FAXとしても機能します。用紙トレイが2段あり、それぞれ250枚ずつセットできます。A3の印刷が必要な方、コピーやスキャン、ファックスをよく使う方におすすめです。家庭用としてはサイズがかなり大きめなので置き場所を確保しましょう。A3までは不要な方や画像印刷が多い方には不向きです。
向いている人:在宅ワークでA3の図面や資料を扱い、FAXや大量スキャンも1台で済ませたい方。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 色数 | 4色・独立 |
| 幅×奥行×高さ | 575×477×375mm |
| 給紙方法 | 前面2段トレイ・多目的トレイ |
| 主な機能 | プリント/コピー/スキャン/FAX/自動両面印刷/両面同時スキャン |
11位:ブラザー A4モノクロレーザー複合機 DCP-L2660DW
プリント・コピー・スキャンができるモノクロレーザー複合機です。印刷はA4片面で約34枚/分。原稿を最大50枚まとめてセットできるADF(自動原稿送り装置)を備えているので、複数ページの書類のコピーやスキャンも手間がかかりません。
給紙トレイには250枚セットでき、自動両面印刷にも対応しています。モノクロの印刷・コピーが中心の方、書類をまとめてスキャンしたい方におすすめです。向いている人:白黒の書類を印刷するだけでなく、複数ページをまとめてコピー・スキャンしたい方。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 色数 | モノクロ |
| インクの形状 | トナー |
| 幅×奥行×高さ | 410×399×319mm |
| 給紙方法 | 前面トレイ(250枚)・手差し1枚 |
| 主な機能 | プリント/コピー/スキャン/自動両面印刷/ADF(最大50枚) |
12位:エプソン A4インクジェット複合機 カラリオ EP-717A
リビングにもなじむデザインの、6色インクを搭載したモデルです。写真を美しく再現でき、BD・DVD・CDのレーベル面への印刷にも対応しています。SDカードスロット付きで、カードを差し込んでパソコンなしで印刷することもできます。用紙は前面トレイにA4を最大100枚、はがきを最大40枚セットできます。写真や年賀状をよく印刷する、多機能なプリンターを探している方におすすめです。
向いている人:写真の印刷に加えて、ディスクのレーベル印刷やSDカードからの印刷も使いたい方。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 色数 | 6色・独立(染料) |
| 幅×奥行×高さ | 390×338×163mm(収納時) |
| 給紙方法 | 前面トレイ(A4最大100枚) |
| 主な機能 | プリント/コピー/スキャン/レーベルプリント/SDカード印刷 |
13位:ブラザー A4カラーレーザープリンター HL-L3240CDW
カラー対応のレーザー(LED)プリンターで、文字がにじまず明瞭に印刷できます。印刷速度はカラー・モノクロともにA4片面で約26枚/分です。給紙トレイは250枚で、自動両面印刷にも対応しています。リビングなどに置く場合、サイズはどちらかというと大きめです。家庭で使う場合はスペースをあらかじめ確保しておきましょう。カラーの資料をたくさん印刷する方に向いています。
向いている人:カラーの資料やチラシをよく印刷し、にじみの少ない仕上がりを求める方。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 色数 | カラー(4色トナー) |
| インクの形状 | トナー |
| 幅×奥行×高さ | 399×399×239mm |
| 給紙方法 | 前面トレイ(250枚)・手差し1枚 |
| 主な機能 | プリント/自動両面印刷 |
14位:エプソン A3対応インクジェット複合機 カラリオ EP-988A3
A3サイズに対応しつつ、ふだんはA4プリンターと同じ感覚で置けるスリムなデザインです。6色インク搭載で、写真も鮮明に印刷できます。SDカードやUSBメモリからのダイレクト印刷、BD・DVD・CDのレーベル印刷にも対応しています。
A3用紙は背面から手差しで給紙します。写真がきれいに印刷できるモデルを求めている方、印刷のメインはA4中心で、たまにA3の印刷もする方向けです。自動両面印刷にも対応しています。向いている人:ふだんはA4で、ときどきA3の写真やポスターを印刷したい方。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 色数 | 6色・独立(染料) |
| 幅×奥行×高さ | 479×356×148mm(収納時) |
| 給紙方法 | 前面トレイ・背面手差し(A3は背面) |
| 主な機能 | プリント/コピー/スキャン/レーベルプリント/自動両面印刷 |
15位:キヤノン Canon スマホ専用ミニフォトプリンター iNSPiC PV-223-WH
スマホ専用のミニフォトプリンターで、スマホの画像をその場でシール紙に印刷できます。手のひらにのるコンパクトサイズで、かわいらしいホワイト・ピンク・ブルーの3色を展開。別売りの着せ替えプレートもあり、見た目を変えられるのも魅力的なポイントです。持ち運ぶのが楽しくなるでしょう。「Zero Ink Technology」採用で、専用ペーパーを使うことでインク不要でフルカラー印刷できます。
向いている人:スマホの写真を手帳やアルバムに貼れるシールにして、気軽に持ち歩きたい方。書類の印刷には使えないので、2台目としての購入がおすすめです。
| 色数 | インク不要 |
| インクの形状 | インク不要 |
| 幅×奥行×高さ | 84×120×21.5mm |
| 給紙方法 | 内部にセット |
| 主な機能 | プリント |
参照:ブラザー工業 プリンター製品情報、キヤノン PIXUS製品情報、エプソン カラリオ製品情報
プリンターの人気メーカー

プリンターを選ぶとき、目につくのがEPSON・Canon・brotherの3メーカーです。ここでは、それぞれの特徴や違いを解説します。各社で得意な分野が異なります。それぞれの特徴を知り、プリンター選びの際の参考にしてください。
EPSON
EPSON(セイコーエプソン株式会社)は、プリンターを中心にパソコンやスキャナー、パソコンなどの情報関連機器を手がける企業です。家庭向けプリンターでは、カラリオシリーズがよく知られています。インクジェット式が主力ですが、独自の規格であるエコタンク式を搭載したモデルも豊富です。
また、インク全色に染料インクを採用した写真印刷を得意とするモデルがたくさんあります。精細で鮮やかな画像印刷が得意です。文字印刷が中心の方は、黒色に顔料インクを採用したモデルを選びましょう。他社製品と比べて印刷の際の音が静かな傾向にある点も特徴の1つです。
Canon
Canonはさまざまな事業領域に進出し、グローバルに展開している企業です。現在、プリンティング(プリンターなど)・イメージング(カメラなど)・メディカル(CTやMRIなど)・インダストリアル(産業機器)と多方面の事業を手がけています。
プリンターは、ピクサスシリーズがよく知られています。幅広い価格帯でさまざまなタイプの機種を展開しているので、用途に応じてぴったりの製品が選べるでしょう。顔料インクを採用し、細かい文字でも潰れずに印刷できる機種が豊富です。写真もナチュラルな質感で仕上がります。
写真も文字もバランスよく印刷できるのが、Canonプリンターの特徴といえるでしょう。
brother
brotherはミシンの修理業から始まり、現在ではプリンターや工作機械、ミシン、カラオケなどさまざまな事業を手がけている企業です。家庭向けインクジェットプリンターは4色インクのモデルが中心です。色数は抑えていますが、基本的な機能は充実しています。4色なので、文書印刷は問題なくきれいに仕上がります。ただし、写真印刷に関しては、6色インクを選べるEPSONやCanonに比べると物足りなさを感じる人もいるでしょう。
価格が他社の同等製品より安い傾向にあるのもbrotherプリンターの特徴です。年賀状や写真印刷がメインの方にはあまりおすすめできない一方で、文書中心の方にはおすすめです。
プリンターと一緒に購入したいアイテム

プリンターを購入する際には、以下の2つも併せて買っておくと便利です。
- インクカートリッジ(インクジェットプリンターの場合)
- 用紙
特に用紙がないと印刷もコピーもできないので、忘れず用意しましょう。
インクカートリッジ
通常、新品のプリンターにはインクカートリッジが付属しています。そのため、一緒に買う必要はないのではと考える方もいるかもしません。ただし、セットされているインクカートリッジは容量が小さく、意外にすぐなくなることがあります。プリンター購入時にインクカートリッジも買っておくと、インクが切れて印刷できずに困るといったことになりません。
インクカートリッジには、純正品と互換品があります。
| 項目 | 純正インク | 互換インク |
| 特徴 | プリンターメーカーが販売するインク | 非プリンターメーカーが互換性を持たせて製造したインク |
| メリット | 品質がよい 耐久性や耐光性が高い プリンタートラブルが起きにくい | 価格が安い |
| デメリット | 価格が高い | 品質にバラツキがある プリンタートラブルが起きたとき、互換インクを使っていると補償対象外になることがある |
プリンターのインクは消耗品であり、印刷量が多いと頻繁に交換しなければいけません。高い純正インクを何度も購入していると、経済的に負担になるでしょう。そのため、ランニングコストが気になる方は互換インクを選ぶのも1つの方法です。
とはいえ、互換インクはメーカーによって品質の差が大きく、なかには質が悪く劣化するもの、色の薄いものなどもあります。印刷物をきれいに仕上げたいときや長期保存が必要なときは、純正インクを使うとよいでしょう。互換インクで価格を抑えたいなら、「インク革命.COM」がおすすめです。人気のブラザーのプリンター「DCP-J526N」に対応しているインクや、キヤノンの「PIXUS-TS6330」に対応しているインクはもちろん、メーカーで生産終了したインク型番まで幅広く取りそろえた互換・リサイクルの格安プリンターインクの専門通販サイトです。高品質の仕上がりなので、品質を下げずコスト削減の強い味方になるといえるでしょう。
◆インク、トナーカートリッジを処分するときは、そのまま捨てずリサイクルに出しましょう。買い替えで古い本体を手放す場合も含めて、プリンターの処分方法と費用で解説しています。
コピー用紙
プリンターを購入するとき、欠かせないのが用紙です。紙がなければ印刷もコピーもできません。印刷用紙には、大きく非加工紙と加工紙があり、さらにいくつかの種類に分かれています。
| 非加工紙 | ||
| 普通紙 | 一般的に使われている用紙。コピー紙やPPC用紙とも呼ばれる。 インクジェットプリンター、レーザープリンター、コピー機と さまざまな機器で使用できる。 | |
| 再生紙 | 古紙をリサイクルして作られた用紙。やや黄みがかっている。 普通紙と比べて割高になることがある。 | |
| 上質紙 | 印刷品質がよく、紙も白く、きれいに仕上がる。 カラー画像の印刷ではインクがにじみやすいので注意。 | |
| 加工紙 | ||
| 光沢紙 | 表面がコーティングされつやがある。 インクジェットプリンター向き。レーザープリンターには使えないことがある。 | |
| コート紙 | コート剤が塗布された用紙。つやがあり、発色がよい。 チラシやポスター向き。 | |
| マット紙 (マットコート紙) | つや消しコーティングされた用紙。 上質紙より発色がきれい。 | |
用紙は、印刷の目的に合わせて購入することが大切です。文書の印刷が中心であれば、普通紙でよいでしょう。ビジネスで取引先に渡す必要がある資料などは、上質紙のほうが印象がよくなります。写真を印刷するなら、光沢紙が適しています。
まとめ

プリンターを選ぶ際は、何に使うつもりなのかを明確にし、必要な機能が過不足なく備わっているものを選ぶことが大切です。文書印刷のみに使用するならモノクロプリンターでも問題ないでしょう。画像の印刷が中心なら、色数が多いプリンターを選んだほうが仕上がりが綺麗です。選び方のポイントを参考に、用途に合ったものを選びましょう。















