サウンドバーは必要ない?サウンドバーを設置するメリットとデメリットを詳しく解説!

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サウンドバーが必要ないと言われる理由 

テレビの薄型化に伴い、テレビに内蔵されているスピーカーの質が低下しています。

聞き取りにくさを感じやすいテレビの音声ですが、サウンドバーを導入することで音質向上に繋がります。

しかし、「サウンドバーって本当に必要なの?」「買っても意味がない」といった意見を持つ方もいるのはご存知でしょうか?

音質に変化がない、機能が少ない、汚れやすいといった点を指摘されることが多いものの、実は選び方やメンテナンス方法を工夫すればデメリットを解決できます。

ここでは、サウンドバーが必要ないと言われる3つの理由について詳しく説明していきます。

デメリットの詳細はもちろん、利便性を改善するためのポイントも併せてご紹介するので、サウンドバーについて多方面から考えてみましょう。

音質があまり変わらない 

サウンドバーが必要ないと言われる理由のひとつに、音質が挙げられます。

テレビの音質を手軽に向上できるサウンドバーですが、ホームシアタータイプのスピーカーと比べるとあまり音質が変わらないという感想を持つ方も多くなっています。

ホームシアタータイプは、複数のスピーカーをあらゆる場所に設置するのが特徴です。

前方向、横、後ろ、テレビの上といったさまざまな場所にスピーカーを置くため、音声が物理的にあらゆる方向から聞こえてきます。

360度のサラウンド空間を体験できるというメリットがあり、臨場感や没入感を高めやすくなっています。

一方のサウンドバーは、前方向に置いて使うのが一般的です。

スピーカーを実際にあらゆる場所に設置するわけではないため、ホームシアタータイプと比較すると音響効果は低い傾向にあります。

しかし、サウンドバーの中にも音質機能にこだわっている製品はたくさんあります。

サウンドバーはホームシアタータイプよりもリーズナブルな価格帯のものが多く、出費を抑えながらテレビの音質を高めたい場合には最適なツールです。

機能が少ない 

サウンドバーに対して、機能の少なさを指摘する声もあります。

ホームシアタータイプと比べると低価格な製品が多いサウンドバーは、機能面で劣ると考えられています。

設定や操作する上で便利な機能が少ない製品もあり、使い勝手の悪さを感じがちです。

しかし、製品の比較検討を徹底した上で購入すれば、必要な機能を搭載したサウンドバーを手に入れられます。

中にはナイトモードを搭載しているモデルもあり、音声を抑えつつしっかりと内容を聞き取れる技術が搭載されています。

ほかにも、オンライン音楽ストリーミングサービスに対応している製品や、家中の音響機器と連携できるマルチルームオーディオ機能などが付いた製品など、利便性向上に繋がる高機能タイプのサウンドバーも豊富です。

サウンドバー=全ての製品において機能が少ないというわけではないので、自身にとって必要な機能が付いたものを選ぶことが大切です。

汚れが気になる 

サウンドバーには、本体が汚れやすいというデメリットがあります。

サウンドバーのスピーカー部分には網目状のカバーが付いており、ホコリなどが溜まりやすくなっています。

特にペットと暮らしている家庭では、ペットの毛などがホコリと絡んでゴミが蓄積する点に注意が必要です。

多くのメーカーで取り扱っているサウンドバーがブラックということもあって、「網目にホコリが入り込んで掃除がしにくい」「本体が黒いから遠目からでもホコリや汚れが目立つ」といったマイナス意見が集まりやすい傾向にあります。

メンテナンスが大変そうに見えるサウンドバーですが、実はエチケットブラシを使えば簡単に掃除ができます。

通常のエチケットブラシの使い方と同様に、決められた方向に沿ってエチケットブラシをサウンドバーに撫でつけるだけで完了です。

エチケットブラシは柔らかい素材でできており、サウンドバー本体を傷つけることなくメンテナンスできます。

尚、大きすぎるエチケットブラシだと取り回しがしにくいので、サウンドバーのサイズに合うエチケットブラシを使いましょう。

サウンドバー選びで気をつけるポイント 

サウンドバーは、ホームシアタータイプよりも安価かつ手軽に音質をアップできる便利なツールです。

しかし、製品選びのコツを押さえずに購入すると、自身のニーズを満たせない可能性もあります。

満足度の低下を防ぐためにも、サウンドバー選びのポイントについて把握しておくことが必須です。

サウンドバーを選ぶにあたって、設置したいスペースにマッチするサイズ感のものを選ぶようにしましょう。

ゆとりを持って置けることはもちろん、インテリア性との相性も考えて、最適なサイズ感の製品を見極める必要があります。

また、音質の良さを追求するためには、Dolby AtmosやDTS:Xをはじめとする音質機能のチェックも欠かせません。

メーカーが独自で開発している機能もあるので、特徴や違いを比較検討することが大切です。

機能面についても製品ごとの差があるので、ボイス拡張やサウンドモードなどの各機能の詳細を理解した上で必要な機能を選んでくださいね。

以下では、サウンドバー選びの3つのポイントをさらに詳しく解説していきます。

サイズ感をチェック! 

サウンドバーを選ぶ際は、サイズ感に着目してみましょう。

横幅のあるスティック型の形状が特徴的なサウンドバーですが、さまざまなサイズのものが販売されています。

高さ、幅、奥行きをチェックして、自身にとって使いやすいサウンドバーを選ばなければなりません。

サウンドバーは、テレビの下や周辺機器の近くに設置するのが一般的です。

隙間スペースなどを活用して置くケースも多く、サイズについてリサーチしないまま購入するとフィットしない可能性が高くなります。

テレビの下に置く場合は、サウンドバーの高さとテレビ台からテレビまでの距離をチェックしましょう。

また、周辺機器の隣に置くときは、十分な広さを保てる幅のサウンドバーを選ぶ必要があります。

サウンドバーの後ろに何か収納する予定の方は、奥行きが小さな製品をピックアップするのがおすすめです。

無理やりにサウンドバーを設置すると故障や破損の原因にもなるので、設置スペースの寸法を基準にベストなサイズのものを探すことが大切です。

尚、インテリア性を重視する場合は、大きすぎないサウンドバーを探しましょう。

存在感のあるサウンドバーを選んでしまうと、部屋の雰囲気にマッチさせにくくなります。

スリム設計やコンパクトサイズのものならインテリア性を損なわないので、「北欧風の部屋に仕上げているから機械的なものを増やしたくない」「ミニマリストを目指しているから部屋をスッキリさせたい」という方にも最適です。

音質をチェック! 

サウンドバーを選ぶにあたって、音質を確認することが重要です。

スピーカーを部屋のさまざまな場所に置くホームシアタータイプと違って、サウンドバーは前方向にしか設置しません。

中途半端な音質のサウンドバーだと「せっかく購入したのに音質がイマイチ」「サウンドバーじゃなくてホームシアタータイプを買えばよかった」といった後悔に繋がってしまうため、各製品がどのような音質機能を搭載しているかリサーチしておきましょう。

サウンドバーに内蔵されている最もポピュラーな音質機能が、Dolby AtmosとDTS:Xです。

Dolby Atmosは映画館でも採用されている技術で、映像に合わせてサウンドの位置が変わるという特徴があります。

ホームシアタータイプのようにさまざまな方向から音声が聞こえてくるため、映画、ドラマ、ゲームなどの世界に没頭したい方におすすめです。

DTS:XもDolby Atmosと同様の機能で、より滑らかなサウンドの移動や上方向からの音声出力に優れています。

テレビでは実現できない多方向からのリアルな音声を楽しめるため、満足度アップにも繋がる点もメリットです。

尚、Dolby AtmosやDTS:X以外にも、メーカー独自の技術などを採用しているサウンドバーもたくさんあります。

自身がサウンドバーに求めるニーズと照らし合わせて、高性能な音質機能を見極めてくださいね。

機能面が充実しているかチェック! 

相性抜群のサウンドバーを見つけるためにも、機能面をチェックしてみましょう。

サウンドバーは、メーカーやモデルによってさまざまな機能を搭載しています。

メジャーな機能のひとつがボイス拡張で、BGMや効果音などでかき消されやすい人の声を聞き取りやすくするための機能です。

人の声を重点的に音響させるため、歌詞付きの音楽系の映像やアクションシーンの多い映画などを思う存分に楽しめます。

また、サウンドモードが複数付いているサウンドバーを購入すると、コンテンツに合わせて最適な音質に調節が可能です。

映画、ゲーム、コンサートといったさまざまなサウンドモードを選べる製品をゲットして、各コンテンツをベストな音質で堪能しましょう。

尚、音質が部屋のサイズや間取りに影響されるのを防ぐためにも、オーディオキャリブレーションの有無に着目するのも大切です。

オーディオキャリブレーションとは、部屋の広さやレイアウトなどを測定して音質を調整する機能のことです。

家具や部屋の構造に合わせて最適な音質で音声出力するため、どんな部屋でも安定したサウンドを実現できます。

もし省エネ効果アップを狙う場合は、オートスタンバイ機能付きのサウンドバーを選ぶのもおすすめです。

サウンドバーを使っていないときは消費電力が抑えられるので、電気代の削減にも役立ちます。

サウンドバーを設置するメリット 

テレビの音質に不満を抱えているなら、サウンドバーの導入を考えてみましょう。

セッティングが簡単なサウンドバーなら、自宅で簡単にホームシアターサウンドを実現できます。

1か所に置くだけでハイクオリティな音声が叶えられるため、部屋のスペースを圧迫することもありません。

また、バーチャルサラウンドに対応しているサウンドバーを選ぶことで、多方面からリアリティたっぷりの音声を聞き取れます。

無線接続タイプはスマートフォンやタブレットとも繋げるため、デバイス内の音楽を高音質で再生できる点も特徴です。

以下では、サウンドバーを設置するメリットについて深堀していきます。

サウンドバーのさまざまな楽しみ方について解説するので、「テレビの音質を上げたいけどどの機器にするか迷っている」「サウンドバーを購入する決め手って何だろう?」といった疑問を解決していきましょう。

ホームシアターサウンドが実現可能! 

サウンドバーを設置する最大のメリットが、手軽にホームシアターサウンドを手に入れられるという点です。

サウンドバーとホームシアタータイプは、どちらも電子機器の音質を高めることを目的としています。

しかし、ホームシアタータイプは複数のスピーカーを室内に設置する必要があり、「部屋のスペースが限られているから全てのスピーカーを置くのが難しい」「子どもやペットがいるからぶつかってスピーカーが落ちないか心配」といった問題に直面しがちです。

一方でサウンドバーは、スティックのような形状の機器の中に複数のスピーカーが内蔵されています。

中には40種類以上のスピーカーを搭載している製品もあり、省スペースでホームシアタータイプと同様の音質を実現できます。

1か所に置くだけで簡単にセッティングが完了する、設置の時間や手間がかからない、狭い部屋でも置きやすいといったメリットがあるため、使い勝手の良さと高音質の両方を手に入れたい方に最適です。

バーチャルサラウンドにも対応! 

サウンドバーを設置することで、バーチャルサラウンドを堪能できます。

バーチャルサラウンドとは、実際にサウンドバーを置いている前方向からだけでなく、後ろからも音声が聞こえるシステムのことです。

自分自身が音声に包まれているような感覚を楽しめるため、3Dサラウンドとも呼ばれています。

バーチャルサラウンドが搭載されているサウンドバーがほしい場合は、Dolby AtmosやDTS:Xに対応しているサウンドバーを選びましょう。

映画館のようなクオリティの高い音質を再現しているのが特徴で、特に登場人物や物体がスピーディーに動き回るシーンでサラウンド効果を感じられます。

映画やゲームの世界に迷い込んだかのようなリアリティがあり、テレビに内蔵されているスピーカーでは味わえないワンランク上の音声を実現できます。

スマホやタブレットの音楽を流せる! 

スマートフォンやタブレットの音楽を高音質で楽しみたいなら、サウンドバーの導入を検討してみましょう。

サウンドバーの中には、有線接続と無線接続に対応している製品が存在しています。

無線接続はBluetoothやWi-Fiなどに対応しているのが一般的で、お手持ちのスマートフォンやタブレットと接続すればサウンドバーをスピーカー代わりに活用できます。

音質にこだわっているスマートフォンやタブレットも販売されていますが、どちらもあくまでスマートデバイスでしかありません。

本格的なオーディオ機器と比べるとスピーカーの質が低く、没入感を得られるほどのリアルなサウンドは楽しめないのが実情です。

しかし、電子機器の音質向上を目的としているサウンドバーを導入すれば、手軽にスマートフォンやタブレットの音質をアップできます。

「もっとハイクオリティなサウンドで音楽を楽しみたい」「デバイスの音質に不満がある」といった悩みがある場合は、無線接続に対応しているサウンドバーを選んでくださいね。

人気のサウンドバーメーカー一覧 

サウンドバーの選び方を押さえたら、実際に自分に合う製品を厳選しましょう。

ここでは、人気のサウンドバーをご紹介していきます。

サウンドバーを販売しているメーカーの詳細のほか、各メーカーから1つずつおすすめ製品をピックアップしているので、製品選びに迷っている方はぜひ参考にしてくださいね。

ヤマハ 

ヤマハは、楽器、音響機器、自動車部品、ネットワーク機器などを主に取り扱う日系企業です。

ピアノ、ギター、ドラム、トランペットをはじめとするバリエーション豊富な楽器を製造・販売しており、製品の音質の高さに定評があります。

ヤマハはスピーカーの種類も多く、プレミアムHiFiスピーカー、センタースピーカー、サブウーファー、ブックシェルフスピーカー、サウンドバー、フロアスタンディングスピーカーといったさまざまなタイプのスピーカーを取り揃えています。

ヤマハが提供するサウンドバーの中で特におすすめなのが、2023年11月に発売されたSR-X40Aです。

音の反射を活用したイネーブルドスピーカーや、低音を聞き取りやすくするためのバスエクステンションが搭載されており、奥行きのある立体的な音声を楽しめます。

4種類のサウンドモードが付いているのもポイントで、ステレオ、スタンダード、映画、ゲームの中から自由に設定を切り替えられます。

それぞれのコンテンツにピッタリな音質を実現しているため、音に深みを出すことで臨場感も高められるサウンドバーです。

さらに、人の声だけを拾って音響させるクリアボイス機能を使えば、セリフやナレーションなどが聞き取りやすくなります。

「声を聞き取るために音量を上げたら効果音がうるさい」「BGMの音が大きすぎるからセリフに字幕を入れて視聴している」といった不満を解消できるので、リラックスシーンの満足度アップを実現したい方にピッタリです。

また、本体にはAlexaが内蔵されており、声をかけるだけで手軽に音声サポートを受けられます。

ほかの作業をしながらでも簡単にサウンドバーの操作ができるため、利便性の良さを実感できます。

尚、eARCとCECに対応しており、テレビのリモコンをサウンドバーのリモコンとして使えるところもメリットです。

複数のリモコンを部屋に置いておく必要がなく、スッキリとした空間づくりに役立ちます。

有線と無線の両方で接続できるので、音声出力を安定させたいなら有線、手持ちのデバイスと接続して音楽を流したいなら無線など、シチュエーションに合わせて使い分けたい場合にも最適です。

サイズ1015×63×112mm
重量3.9kg
ケーブルの長さ1.5m
音質機能Dolby Atmos対応
接続方法有線/無線接続

DENON 

DENONは、日本電気音響研究所を発祥とする高級オーディオメーカーです。

DENONの名称は電音機を由来としており、日本では「デンオン」、海外では「デノン」の呼び方をしていたものの、2001年からは「デノン」として統一されています。

製品の音質に対する評価が高く、ワイヤレススピーカー、ホームシアター、Fi-Hiオーディオ、システムオーディオ、ヘッドフォンなどを主に販売しています。

サウンドバーも複数取り扱っており、サブウーハー付きやスピーカー付きなどセット製品も豊富です。

今回DENONからご紹介するのは、DENON HOME SOUND BAR 550です。

サウンドバーの中では横幅が狭く、長さは650mm程度となっています。

テレビの下や周辺機器の隣などにも置きやすいサイズ感で、「スピーカーを設置したいけど部屋のスペースが狭い」「インテリアにこだわっているから大きすぎるスピーカーは置きたくない」という場合にもピッタリです。

さらに、タッチコントロールタイプのサウンドバーとなっており、本体には近接センサーが内蔵されています。

手をかざすと自動で操作パネルが表示されるため、自身でモニターをオンにする手間が省けます。

また、音響効果を高めるために付属しているのが、本体に取り付け可能なドライバーです。

ツイーター2つ、ミッドバス4つ、パッシブラジエーター3つの合計9つが含まれ、ワンランク上の音声を満喫できます。

ミッドバスにはセリフやナレーションの声をよりリアルに再現する効果があり、パッシブラジエーターを取り付けると低音をしっかりと聞き取れます。

ドライバーを設置するエンクロージャー部分の強度にもこだわっているため、振動を最小限に抑えることでクリアな音声を楽しめる点が魅力です。

音楽ストリーミングやインターネットラジオに対応しているところも特徴で、Amazon Music HD、AWA、Spotify、SoundCloudなどのサービスを利用できます。

バリエーション豊富なコンテンツを高品質な音声で堪能できるので、リラックスシーン、学習、仕事といった多彩なシーンにおすすめです。

尚、マルチルームオーディオ機能のHEOS BUILT-INが付いており、家の中のさまざまな場所にある音響機器と連携できます。

ほかの部屋に移動しても音声が聞こえ続けるので、家事をしながら音楽を楽しみたい場合や複数の部屋にいる家族と音声を共有したい場合にも最適です。

サイズ650×75×120mm
重量3.5kg
ケーブルの長さ1.5m
音質機能Dolby Atmos、DTS:X対応
接続方法有線/無線接続

JBL 

JBLは、アメリカ生まれの音響機器メーカーです。

2016年からはサムスンの傘下に入っており、オーディオ機器、ヘッドフォン、スマートスピーカーをはじめとするさまざまな音響機器を販売しています。

スピーカーの質の高さが人気の理由で、コンサートホール、スタジアム、レコーディングスタジオにも製品を提供している点がポイントです。

価格帯も比較的幅広く、リーズナブルなものから高価なものまでバリエーション豊富な製品の中から選べます。

JBLでは複数のサウンドバーを取り扱っていますが、中でもおすすめなのがBAR 300です。

Dolby AtmosとMultiBeamに対応しており、抜群のサラウンド効果を実感できます。

360度全ての方角から音声が聞こえるため、映画、ドラマ、ゲーム、スポーツといった幅広いコンテンツに没入したい方に最適です。

PureVoiceダイアログエンハンス技術も搭載されており、小さくなりがちな人の声もしっかりと音響させます。

効果音と人の声の音量のバランスが良く、コンテンツの視聴中やゲーム中の快適性を高められるサウンドバーです。

さらに、本体にはオーディオキャリブレーションが付いており、自動でルーム測定を行って音声の補正を実施してくれます。

サイズ、間取り、インテリアなどによる部屋の違いに合わせてベストな音響に調節するため、「リビングや子ども部屋など色々な部屋で使いたい」「自宅以外にオフィスや友人宅でも使用する予定にしている」という場合にもピッタリです。

また、スリム設計のサウンドバーとなっており、厚みはわずか56mmです。

良い意味で存在感がない薄型のデザインなので、隙間などを上手く活用して置けるのはもちろん、インテリアの邪魔もしません。

重量も2.5kgと軽く、屋外への持ち運びにも便利です。

オンライン音楽ストリーミングサービスにも対応しており、音楽、ラジオ、ポッドキャストをはじめとする300以上のサービスを楽しめるところも特徴です。

尚、JBL Oneアプリを使えば、サウンドバーの操作をスマートフォンから手軽に行えます。

設定、カスタマイズ、音楽サービスの利用といったあらゆる操作をアプリからできるので、使用感の良さも兼ね備えています。

サイズ820×56×104mm
重量2.5kg
ケーブルの長さ1.5m
音質機能Dolby Atmos、MultiBeam対応
接続方法有線/無線接続

SONY 

SONYは、日本を代表する総合電機メーカーのひとつです。

独自技術などを盛り込んだ製品を多く開発・販売しているメーカーで、テレビ、パソコン、デジタルカメラ、スマートフォン、ゲームをはじめとする多種多様なジャンルの電子機器を購入できます。

オーディオ機器にも力を入れており、ヘッドフォン、ネックスピーカー、ICレコーダー、システムステレオ、マイク、ホームシアターといったさまざまな商品展開が魅力です。

SONYが提供するサウンドバーには、30万円を超える高額な製品も存在します。

今回は、比較的手ごろな価格帯である4万円台のサウンドバー・HT-X8500を見ていきましょう。

HT-X8500の最大の特徴は、音質機能の高さです。

Dolby AtmosやDTS:Xのほか、垂直方向に音を増幅させるVertical Surround Engineや前後左右に音を響かせるS-Force Pro Front Surroundが内蔵されており、前方向にサウンドバーを置くだけで立体音響を作り出せる仕様になっています。

壁や天井を使って音を反響させるわけではないので、どんな部屋のサイズやレイアウトでもハイクオリティな音質を実現できます。

音量にもこだわっており、自身で低音レベルを調節できる機能が付いているのもポイントです。

聞き取りにくい低音を強調したり、高い音が隣近所に響くのを防いだり、シチュエーションに合わせて低音を上手く活用できます。

さらに、ナイトモードにも設定可能で、音量を小さくしても音楽や人の声がしっかりと聞き取れるように作られています。

クリアなサウンドで音楽、映画、ドラマ、ニュースなどの音声を聞けるので、寝る前のリラックスタイムを充実させたい場合にもおすすめです。

また、奥行きは96mmとなっており、省スペースタイプのサウンドバーです。

奥行きがない隙間などにも収納しやすく、テレビ周辺のインテリア性を損なうこともありません。

壁掛け用のテンプレートも付属しており、サウンドバー本体を壁に取り付けて使えます。

壁に設置することで共振部分が減るため、「せっかくサウンドバーを導入するならハイクオリティな音を楽しみたい」「音質にこだわりたいから据え置きタイプのサウンドバーは避けたい」といったニーズを満たしたい方にピッタリです。

尚、オートスタンバイ機能も付いており、使っていない状態で一定の時間が経過すると自動的にスタンバイモードに切り替わります。

電力消費を抑えられるため、省エネ効果アップも目指せる優れものです。

サイズ890×64×96mm
重量3.1kg
ケーブルの長さ2m
音質機能Vertical Surround Engine、S-Force Pro Front Surround、Dolby Atmos、DTS:X対応
接続方法有線/無線接続

まとめ

サウンドバーを使うことにより、ハイクオリティな音声でテレビを楽しめます。

ただし、音質、機能、メンテナンスに関するマイナス意見もあるため、デメリットの詳細や改善策について把握しておくことが重要です。

満足度を高めるためにも、サウンドバーの選び方を押さえておく必要があります。

快適なサイズ感、音質に特化したシステム、使い勝手の良い機能を兼ね備えた製品を見つけて、充実したリラックスタイムの実現を目指しましょう。

自身に合うサウンドバーを導入すれば、ホームシアターサウンドやバーチャルサラウンドで映画館にいるかのような体験を味わえます。

もしスマホやタブレットの音楽を出力したい場合は、無線接続に対応している製品を選ぶのがポイントです。

あらゆる面において相性抜群のサウンドバーを見つけて、より良い音響空間を作り上げてくださいね。

企画・制作:株式会社ClassLab.「RIRIFE編集部」

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