テレビアンテナを撤去したい時は?撤去の手順や業者にお任せするメリットも紹介

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テレビアンテナを撤去したい時は?撤去の手順や業者にお任せするメリットも紹介

「引越が決まったので今の住まいのテレビアンテナを撤去したい」「壊れたり使っていないアンテナを撤去したい」人に向け、テレビアンテナの撤去方法を解説します。

結論、屋根上のテレビアンテナの撤去は、アンテナ専門業者へ依頼するのがおすすめです。

費用の相場は5,000円~数万円ほど、作業時間は1時間~数時間が目安です。
複数の業者から無料見積りを取り、口コミなどを比較した上で、信頼のおける業者へ依頼しましょう。

本記事では、テレビアンテナの撤去手順を解説しているので、作業の流れが具体的にイメージできます。経験のない素人が作業するのは決しておすすめできませんが、フローを知っておけば、プロに任せる場合にも安心です。

悪質な業者に引っ掛かってしまうと、余計な費用を上乗せされてしまう心配も。チェックポイントをぜひ、参考にしてください。

テレビアンテナを撤去するためには?

テレビアンテナを撤去するためには?

テレビアンテナを撤去するためには、高所作業やアンテナ環境に関する専門知識と経験が必要です。「自分でできるのはどこまで?」「業者でないとだめなの?」といった基本的な部分を解説します。

自分で撤去する

テレビアンテナの撤去は、高所での危険作業を含むため、怪我や事故のリスクがあります。免許が必要なわけではありまえんが、経験者向けの作業になるため、素人が手を出すと危険です。

装備や工具、はしごの準備や保管まで考慮すると、費用も決して安くはありません。人数も2人以上が必要です。

とはいえ、「やれそうなら自分でやってみようかな」「頼むにしても作業的にはどんな感じなの?」と思っている人に向けて、自分で撤去する場合の手順も後述するので、参考にしてください。

テレビアンテナの設置場所は、大きく分けると、屋根上、ベランダまたは外壁の高い場所です。

ベランダの場合には、比較的かんたん作業な作業で済むので、自分で撤去することも視野に入れられます。

屋根上や外壁に取り付けられているテレビアンテナの撤去は、プロ向けの作業になるので、自分で撤去するのはやめておきましょう。

特に、はしごでも届かない高い場所に設置されているケースでは、高所作業車などの用意も必要になるので、一般家庭では太刀打ちできません。

業者にお任せする

テレビアンテナの撤去は、トータルに考えて、業者にお任せするのが安心です。

費用的にも安上がりなことが多いはず。危険度の高い屋根上や外壁に登っての作業は、滅多に行うものではないため、専門家に任せましょう。

費用の目安

費用の相場は、トータルで5,000円~数万円ほどです。

費用の内訳

テレビアンテナの基本的な撤去費用が、5,000円~2万円ほどです。
地デジアンテナが5,000円~、BSCSアンテナが1万円~がだいたいの相場感です。

ほかに「出張費」「駐車場利用費」「現地調査費用」「高所作業代」や「危険作業代」「テレビアンテナの処分代」などが加算されて、最終的な費用が決まります。

費用は、「テレビアンテナの種類」「設置場所」「取り付け方法」、自宅の「築年数」や「階数」などによって変動します。作業の難易度が高いと、費用も上がります。

テレビアンテナの種類

ひとくちにテレビアンテナといっても、種類はさまざまですので、主なものを紹介します。

  • BS/CSアンテナ
    パラボラアンテナと呼ばれるやや縦長のディッシュ(皿)からアームが伸びた形状です。屋根上のほかベランダの手すりに取り付けられています。手すりの場合には自分でも撤去が可能でしょう。方法は後述します。
  • スカパーのアンテナ
    BS/CSアンテナと一体化しているアンテナも多く、形状も似ています。
    なお、スカパーには撤去作業を依頼できません。スカパーの契約は、アンテナ購入という形になるため、撤去作業は自分でするか、またはアンテナ専門業者への依頼が必要です(スカパー公式ページ)。
  • 地デジアンテナ
    八木式アンテナと呼ばれる魚の骨のような形のアンテナが多いです。屋根上に取り付けられているケースが多く、撤去にあたってはアンテナ専門業者への依頼が確実です。
  • アナログアンテナ
    アナログアンテナは2011年のアナログ放送終了に伴い、必要がなくなりました。現在では使い道がないため、残っている場合はすぐに撤去しましょう。劣化や錆が原因で、家が傷んだり、落下の危険性もあります。

業者選びの基本

3社以上の業者から無料見積りを取り、対応や契約内容に納得した上でお願いしましょう。

正確な見積りの算出にあたっては、自宅環境を正確に伝える必要があります。現地調査が必要な場合もよくあるので、調査は無料で行ってもらえるか、確認しましょう。

アンテナ専門業者に依頼

テレビアンテナの撤去を請け負う業者は複数ありますが、おすすめはアンテナ専門業者です。

アンテナ専門業者なら、自社対応のため余計なマージンがかからずに割安な上、専門知識や技術があるので、さまざまなケースに対応できるからです。急いでいる場合にも、即日対応が期待できます。

また、アンテナ専門業者の場合、アンテナの撤去のみでも依頼できるのが心強いポイントです。アンテナ撤去のみを依頼できるのは、アンテナ専門業者に限られると考えてよいでしょう。

アンテナ専門業者でない場合には、新規の販売につなげようとしたり、下請けに作業をさせるため、結果として料金が割高になるケースが多くなるので、注意が必要です。

たとえば、リフォーム業者や屋根の塗装や修理業者の場合、不要な勧誘や販売をしてくるケースがあります。

また、引越業者や家電量販店への依頼は、スピーディーな対応はあまり期待できません。
アンテナ専門業者であれば自社対応ですが、ヤマダ電機やケーズデンキなどの家電量販店の場合は、実作業は下請け業者が請け負うため、対応への満足度にバラつきがあるケースが多くなってきます。

アンテナの撤去は、自社対応でスピーディーかつリーズナブルに対応してくれるアンテナ専門業者に依頼するのがおすすめです。

自分でテレビアンテナを撤去する場合の手順

自分でテレビアンテナを撤去する場合の手順

テレビアンテナの撤去を素人が行うのは危険です。手順を知ったからといって安易に行うのはやめましょう。一方で、作業内容を把握しておくと、業者に依頼する場合にも安心ですので、ぜひ参考にしてください。

自分でアンテナを撤去する方法

自分でアンテナを撤去しようとするとき、まずは、テレビアンテナがどのように設置されているか確認します。
ベランダの手すりに取り付けられている場合は、比較的かんたんに取り外せるので、気を付けて作業すれば、素人でも対応できるでしょう。

一方で、屋根上や外壁に取り付けられている場合には、非常に危険度が高くなります。命綱などの装備も必要です。

テレビアンテナの撤去作業にあたっては、最低2人を確保しましょう。

装備

絶縁手袋、ヘルメット、高所作業用安全靴、安全帯

用意する物

長はしご、工具(ニッパーやレンチ)

高所での作業およびアンテナや金具類の運搬があるため、はしごは長いものが必要です。
はしごは、屋根の雨どいなどに固定して、倒れないようにしておきます。上り下りする際は、安全のために作業者とは別の一人がはしごを支えるようにします。

八木式アンテナの場合

八木式アンテナとは、魚の骨のような形をした昔ながらのアンテナで、広く普及しています。地上放送を受信するアンテナです。

  1. 支持線を切断する
    屋根上の八木式アンテナは、強風などで倒れないように、2~4方向の複数の支持線(金属製のワイヤー)で支えられています。支持線を、レンチなどで切断して取り外します。支持線のもう一方は、屋根の破風(端部分)にステーアンカーや釘(クギ)で留められているので、取り外します。
  2. アンテナ本体を取り外す
    八木式アンテナは一般的に、屋根馬(アンテナを固定するための土台)に取り付けられた支柱と一体になっています。ですので、屋根馬から支柱を外すと、アンテナも一緒に外せます。合わせた重さは3kgほどで、重量があります。取り外したら、ひとまず、落下させない場所に置きましょう。
  3. 支柱や固定金具を外す
    屋根馬や支柱、留めてある金具類も外し、降ろしやすいように、袋などにまとめます。

BS/CSアンテナの場合

BS/CSアンテナは、パラボラアンテナと呼ばれる円盤状です。ベランダの手すりに取り付けられていれば、素人でも取り外せます。

  1. ナットを外す
    BS/CSアンテナは、ベランダの手すりなどに六角ナットで固定されているので、六角レンチを使って取り外します。
  2. 同軸ケーブルを切断する
    BS/CSアンテナは、ナットを外しただけで外れる場合もありますが、さらに同軸ケーブル(5mm前後のケーブル)で繋がれていることもあります。レンチで切断しましょう。
  3. 支柱や固定金具を外す
    金具類も外し、降ろしやすいように、袋などにまとめます。

BS/CSアンテナも、八木式アンテナと同じく屋根上に設置されている場合には、支持線をレンチで切断し、屋根馬と支柱を外す作業が必要になります。ケーブルや混合器・分配器などがアンテナに繋がれている場合には、それらの処理も必要です。

取り外しが完了したら、テレビアンテナや金具類を、はしご下に降ろしていきます。モノを持ちながらはしごを上り下りするのは危険なので、ペアのもう一人が下で受け取るようにします。一点ずつ慎重に降ろしましょう。

アンテナの種類は、ほかにも、デザインアンテナユニコーンアンテナがありますが、いずれも高所の壁面や屋根上に設置されているので、同じような作業になります。

テレビアンテナを撤去するときの注意点

テレビアンテナの撤去は、高所での作業で危険性が非常に高いので、次の3つの安全に十分配慮して行います。

天候

作業日には、天候の良い日を選び、足元が不安定な雨天や強風の日は避けましょう。
手すりや足場のない屋根上では、風に煽られたり滑ったりすると大変危険です。安全帯も装着しておいてください。

感電

テレビアンテナ周辺は通常、電気が流れている環境です。感電や電気ショックのリスクがあることを知っておきましょう。作業には絶縁手袋を用いる方が安全です。

落下

高所での分解作業は、落下による危険性が非常に高いので注意が必要です。

  • 作業中に自身が落下してしまう危険性
  • モノを落下させてしまい人や物品を傷つけてしまう危険性

作業は、はしごを支えたり、物品の受け渡しができる人員とペアで行う必要があります。
さらに、人通りがある場所の場合には、階下の様子を見ておけるよう、安全配慮が十分に行える人員を確保しておきましょう。

取り外したアンテナは置きっぱなしにせず、作業後にすぐ降ろしましょう。テレビアンテナの耐用年数は10年と言われています。長く放置してしまうと、屋根や外壁にまで錆が移るなど、家にまで影響を与えてしまうので注意してください。

取り外したテレビアンテナは、自治体ごとに粗大ゴミまたは不燃ゴミとして回収してもらえます。

テレビアンテナ撤去を業者にお任せするメリット

テレビアンテナ撤去を業者にお任せするメリット

テレビアンテナの撤去は、作業の安全面からも費用面からも、アンテナ専門業者にお任せするのがおすすめです。3つのメリットから解説します。

プロの作業員がいるため、安心かつ確実に撤去できる!

プロの作業員は、電気工事士などの資格を保有しているなど、アンテナ関連の知識が豊富です。また、高所作業の訓練と実務経験を重ねているので、安全に配慮しながら、作業を段取りよく確実にこなしてくれるでしょう。

素人では、怪我をしたり、外壁や屋根上を破損してしまって余計なダメージを受けてしまう可能性も高い危険作業です。さらに、通行人や隣家に被害を与えてしまっては大変な事態に発展してしまいます。

プロにお金を払って、安全と安心を確保するのが得策です。

作業がはやく終わる

テレビアンテナの撤去をアンテナ専門業者に依頼した場合にかかる時間は、1時間~数時間ほどです。

アンテナ専門業者なら、自社対応のため、特にスピーディーです。営業所からの距離が近ければ、1時間以内に駆けつけてくれる場合もあります。

素人では、初見なのであれこれ迷ってしまう作業も、慣れた作業員ならスムーズに行えます。テレビアンテナの機種や取り付け方式、取り付け場所はさまざまですが、専門業者なら豊富な経験があるので、作業をつつがなく完了してくれるでしょう。

ただし、優良な業者にお願いしないと、作業後に思わぬ金額を請求されてしまうこともあるので、優良業者を選びましょう。選び方のポイントを後述します。

テレビアンテナに関する相談ができる

アンテナの専門業者は、専門ならではの周辺知識が豊富です。

たとえば、火災保険の相談先としても適しています。
アンテナの修理では、火災保険の保険金が下りるケースがあります。台風などの自然災害由来の場合で、各種条件を満たした場合です。専門業者なら火災保険の申請関連に詳しく、被害状況の確認や書類作成などを相談できる場合があります。

その他の質問にも自宅環境を見ながら相談に乗ってもらえるので、重宝します。

たとえば、テレビの映りが悪いといった不具合など、気になることがあれば質問してみましょう。業者は周辺一帯の電波環境に詳しいです。

ただし、本来不要な商品や修理などを勧められることもありえるため、業者選びは大切です。次項で詳しく解説します。

業者を選ぶ時のポイント

業者を選ぶ時のポイント

テレビアンテナの撤去をスムーズかつリーズナブルに行ってくれる業者を見つけるために、次の3つのポイントを押さえましょう。なかには悪質な業者もあるので、安易に契約せず、事前に比較検討してください。

過去の実績を調べる

業者の公式ホームページを確認し、施工の実績や事例が掲載されているか、見てみましょう。

アンテナ専門業者の場合は、アンテナの工事全般を請け負っているため、撤去以外の工事実績も豊富にあるはずです。

自宅環境や設置方法に該当するケースの経験があれば、より安心して依頼できます。

口コミを確認する

業者の公式ホームページだけでなく、インターネットで業者の評判を検索してみましょう。

口コミのチェックポイント

  • 見積りと実際の請求額
  • 追加料金の有無
  • 作業員の雰囲気や技術力
  • 後日のケア
  • トータルの満足度

高評価が並んでいても、不自然なところがないか、一歩引いてみてみてください。

口コミによる評価を見ていくと、一般的な傾向として、アンテナ専門業者の場合は、ある程度サービスの品質が均一ですが、引越業者や家電量販店の場合、技術や対応力にばらつきがあるケースが多くなっています。

保証サービスの有無を確認する

テレビアンテナの撤去にあたって業者を選ぶ際には、保証サービスがあるかどうかを確認しておくと安心です。

作業後しばらく経って不具合に気づくことや、テレビアンテナを撤去したことで外壁や屋根に傷が残ってしまうケースもありえます。

あらかじめ、無償で対応してもらえる範囲や保証期間を確認しておいてください。

まとめ

まとめ

いかがでしたか?テレビアンテナの撤去は、ベランダの手すりに取り付けられている場合には比較的容易で、注意点を守れば素人でもこなせる可能性があります。一方で、屋根上や外壁となると危険性が高く経験や専門知識がモノをいう世界になります。怪我や事故を起こさないために、アンテナ専門業者へ依頼するのが確実です。

優良なアンテナ専門業者を見極めましょう。

  • 豊富な工事実績があるか
  • 口コミに納得感があるか
  • 保証サービスを確認

不要なテレビアンテナを放置しておくと、屋根や外壁を劣化させてしまったり、墜落などで隣家に危険をもたらしてしまうこともありえます。安全に撤去し、気持ちよく新生活を始めましょう。

企画・制作:株式会社ClassLab.「RIRIFE編集部」

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