性能と互換性を重視した外付けテレビチューナーの選び方とは?テレビを視聴するときの注意点も

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外出先やテレビのない部屋でも、テレビチューナーがあればスマホやタブレット、パソコン等でテレビ番組を視聴することが可能です。スポーツの試合や特別な番組など、リアルタイムで見たい番組がある時に便利なものですが、形や性能、互換性はさまざま。選ぶ際はいくつかの注意点もあります。ここでは、性能や互換性を重視して外付けテレビチューナーを選ぶ場合のポイントについてご紹介します。

外付けテレビチューナーとは?

そもそも、テレビチューナーはどのようなものなのか、基本的な特徴や種類を見ておきましょう。

テレビチューナーの基本機能

テレビチューナーとは、テレビ放送を受信するための機械を指します。テレビ放送には地上デジタル放送をはじめ、ワンセグ放送、BS/110度デジタル放送、BS・CS4K放送などがありますが、それぞれ特定の周波数で電波を発信し放送しています。その電波をテレビチューナーが受信し同調することで、テレビが見られるという仕組みです。

テレビチューナーの種類

テレビチューナーには、それぞれの周波数に対応するように、いくつかの種類があります。見たいテレビ番組にあわせて、受信できるテレビチューナーを用意しておく必要があり、種類が違えば見たい番組を見ることができません。

  • 地デジチューナー
  • BSデジタルチューナー
  • CSデジタルチューナー
  • ワンセグチューナー

地デジ、BSデジタル放送、CSデジタル放送は、それぞれの周波数に応じたテレビチューナーでしか見ることができません。例えば、地デジチューナーでは地デジ放送を見ることができますが、4K放送や8K放送の受信はできないこととなっています。

パソコン用テレビチューナーは、パソコンでテレビ番組を見たい時に取り付けるものです。また、スマホ・タブレット用テレビチューナーは、スマホやタブレットからテレビ番組を見たい時に使います。テレビチューナーがあるとテレビのない部屋でもテレビ番組を見ることができ、家族で見たい番組が異なった時も揉めることはありません。また、外出先でもリアルタイムのテレビ番組を見ることができます。

外付けタイプと内蔵タイプの違い

テレビチューナーには、外付けタイプと内蔵タイプの2種類があります。スマホやタブレット用のテレビチューナーのように、USBコネクタ等を接続して視聴するものを外付けタイプと呼び、機器の内部に接続するものを内蔵型と呼びます。

PCの場合、外付けタイプと内蔵型のどちらも一般的です。使用しているPCを確認して、外付けタイプか内蔵タイプかを把握した上で必要なものを選びましょう。

なぜ外付けタイプが人気なのか?

外付けのテレビチューナーは、取り付けがとても簡単で、必要な時だけ使える点が便利です。ノートPCでも、デスクトップPCでも対応可能であり、自宅に複数のPCを持っている場合は特にその利便性を感じるでしょう。

また、外付けテレビチューナーの場合、製品によって機能の充実度が異なり、その種類も豊富です。シンプルな機能だけで問題なければテレビ視聴に特化したものを選び、録画まで行いたければ録画機能がついたものを選ぶなど、用途から自分に合うものを選びやすいのもメリットと言えます。

大きさのバリエーションも豊富で、携帯しやすい小型タイプのものもあり、アウトドアや移動中などテレビのない環境でもストレスなく持ち運べるでしょう。

性能と互換性を重視する理由

テレビチューナーを選ぶ際は、性能や互換性に十分な注意が必要です。これらは、テレビチューナーを使ってテレビ番組を楽しむにあたり欠かせないポイントとも言えます。

性能の要点:画質や受信感度

画質や受信感度は、テレビチューナーを使った視聴で無視できないポイントでしょう。一般的に、外付けタイプと内蔵タイプとでは、内蔵タイプの方が画質が良い傾向にあると言われます。

だからといって、外付けテレビチューナーが劣るというわけではありません。ケーブルを接続して、安定した環境で問題なく視聴できる製品は多いです。外付けテレビチューナーの場合、アンテナ付きのものなら無線で気軽にテレビ視聴ができます。

互換性の大切さ:OSやデバイスとのマッチング

テレビチューナーを使った視聴は、PCやスマホ・タブレット側が必要なスペックを満たしているかどうかも重要です。コマ遅れ等のトラブルは、OSやデバイス側のスペックが関係してきます。

例えば、PCの場合、Windows8やWindows7などの古めのPCだと、対応できるテレビチューナーも少なくなるでしょう。反対に、最新OSの場合は、テレビチューナーが追い付いていないケースもあります。

外付けテレビチューナーを使ってPCだけでなくスマホ・タブレットからも視聴する予定がある場合は、すべてのOSに対応しているかどうか確認しましょう。

互換性を確認しよう

互換性の良し悪しは、画質や動作の安定性に関わります。接続するOS・デバイスがテレビチューナーの推奨スペックを満たしているか、説明書等を読んで確認しましょう。PCの場合、多くのテレビチューナーがCore i5 以上、メモリ8GB以上を推奨しています。

外付けテレビチューナーの選び方

外付けテレビチューナーを選ぶ際は、以下のポイントを押さえて選ぶと自分に合ったものが見つかりやすくなります。

接続タイプの選択:USB、HDMIなど

外付けテレビチューナーは、USBポートやHDMIケーブルで接続するものが一般的で、特にUSBタイプが多いです。いずれにしても簡単に繋げやすいですが、より接続を楽に行いたい場合はUSBバスパワー方式採用のものや、Wi-Fiルーターと接続できるものが便利でしょう。USBバスパワー方式の製品なら、テレビチューナーをACアダプタで接続する必要がありません。また、Wi-Fiルーターと接続できるタイプは、家のどこの部屋にいても好きなテレビ番組が視聴できる点が魅力です。スティックタイプのコンパクトな製品なら、外出中の視聴にも向いています。

放送方式の確認:地デジ、BS、CSなど

テレビチューナーは、それぞれ受信できる放送波の種類が異なります。地デジ番組が見たいのか、それともBSデジタル放送やCSデジタル放送が見たいのかなどで、選ぶ商品は変わってくるため注意が必要です。購入前に、必ず確認しましょう。

付加機能の確認:録画、ワイヤレス接続など

テレビチューナーに備わっている機能に着目すると、より便利に充実した内容でテレビ番組を楽しむことが可能です。例えば、同時録画機能です。同じ時間帯に見たい番組が被ってしまった場合、同時録画で2チャンネル以上が録画できると非常に便利でしょう。高性能なモデルなら、同時に8チャンネルまで視聴・録画できるタイプもあります。ただし、性能が高ければ高いほどテレビチューナー自体の価格は高くなり、視聴するOS・デバイスのスペックの高さも必要になってくるため注意しましょう。

外付けテレビチューナーで視聴する場合の注意点

テレビチューナーには、内蔵型と外付けタイプがあることをご紹介しました。ここでは、外付けタイプに焦点をあてて、テレビチューナーを選ぶ際に知っておきたいポイントをご紹介します。

見たい放送派が受信できるかチェックする

テレビチューナーの利用により、地デジ、BS放送、CS放送などをPCやスマホ・タブレットでも見ることが可能となります。しかし、テレビチューナーによって受信できる放送派は異なり、地デジ専用のものなら地デジ番組しか見ることができません。特に、外付けタイプの場合、地デジに限られる製品が多い傾向にあるため、BS放送やCS放送も視たい場合は注意しましょう。

さらに、ワンセグかフルセグかで受信感度は変わると言われています。ワンセグの場合は高感度なものが多いですが、画質や音質は少し質が落ちてしまうことも。一方、フルセグは受信感度がワンセグよりも落ちやすいですが、画質や音質は良いものが多いです。一般的に、フルセグで受信が難しいものは自動的にワンセグへ切り替わるものが多いですが、自分で設定を変えたい場合は両方に対応する製品を選びましょう。

録画機能の制限や注意事項

録画機能のついたテレビチューナーなら、仮にPCで録画したテレビ番組をHDD等に保存することが可能です。しかし、録画したテレビ番組はコピープロテクトによって基本的には録画した機器でしか再生することができません。

もし、録画した番組を他の機器で再生したいのであれば、SeeQVault対応のテレビチューナーが便利です。この場合、SeeQVault形式での録画となるため、同規格に対応するSDカードやHDD等が必要になります。

用途に応じた使い方ができるかどうか

テレビチューナーをどの場面でどう使用したいかによって、選ぶべきチューナーは変わってきます。例えば、自宅ではPCで視聴し、場合によってはスマホやタブレット端末でも視たい場合は、複数のデバイスに対応するものを選ぶ必要があるでしょう。テレビチューナーにより、対応できるOSは異なり、特に古いPCや最新のPCには対応できないモデルもあるため、今使っているPCやスマホ・タブレットそれぞれに対応できるかどうかの確認も重要です。

まとめ

テレビチューナーは、家族で視たいテレビ番組が異なるときや外出中に視たい番組が放送される時などに便利です。1人暮らしで普段はテレビ番組の視聴で誰かと喧嘩になることはなくても、スポーツの中継や大会、個人的に気になるトピックなどが昼間に放送される時などのために、テレビチューナーを持っておくとよりテレビ番組を楽しめる場面は広がります。テレビチューナーにはいくつかの種類があり、製品により受信できる放送派も異なるため、その違いをよく理解して自分に合うものを見つけましょう。

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