はじめてのパソコン選び。価格やスペックを見比べていても、「このメーカーは大丈夫なのだろうか」と不安になったことはありませんか。実は、避けたほうがよいメーカーかどうかはサポート体制と保証期間を見れば、ある程度は判断できます。逆に言えば、スペック表だけを比べていると見落としてしまう部分でもあります。買う前に確認したいのは次の3点です。
- ①保証とサポート:メーカー保証が1年あるか、日本語の問い合わせ窓口があるか
- ②メーカーの所在:社名や国内の連絡先がはっきりしない無名メーカーは避ける
- ③スペックとOS:メモリ8GB以上・SSD搭載が目安。Windows 10はサポートが終了しているので、Windows 11搭載機を選ぶ
この記事では、避けたほうがよいメーカーの共通点から、コストパフォーマンスの見極め方、初心者向けの選び方、そして買う前に確認しておきたい落とし穴までをまとめました。新生活に向けてパソコンを探している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
※本記事の情報は2026年10月時点のものです。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
買わない方が良いパソコンメーカーの見分け方
ここだけ押さえる
避けたいメーカーは、保証期間・サポート・知名度の3点でだいたい見分けられます。
- 多くのメーカーは1年保証。1か月程度しかない所は注意
- 購入後のアフターサービスを一切行っていないメーカーもある
- レビューは耐久性と処理速度を見る。用途で評価が割れにくい
- 2年目以降の保証内容はメーカーによって差が大きい
パソコンの購入を検討している方の中には、「買わない方が良いパソコンメーカーってあるの?」「危険なパソコンメーカーの特徴ってどんなもの?」といった疑問もあるのではないでしょうか?数多くのメーカーが販売しているパソコンですが、メーカーごとにさまざまな特徴があります。
中には品質やサポート面における問題を抱えているメーカーもあるため、事前にリサーチした上で安心できるメーカーを選ぶことが必要不可欠です。ここでは、買わない方が良いパソコンメーカーの見分け方についてチェックしていきましょう。
信頼できないパソコンメーカーの共通点
学業、ビジネス、動画編集、娯楽といった幅広い用途に使えるということもあり、さまざまなメーカーがパソコンの販売を行っています。しかし、以下のような特徴を持つメーカーを選ぶと、将来的にトラブルに見舞われる可能性が高くなります。
・保証期間が短い・サポートが不十分・無名多くのメーカーでは、パソコンの購入から1年間は保証サービスを提供しています。しかし、中には1か月程度と短い期間しか保証を行っていないメーカーもあり、いざという時に保証を受けられない、高額な修理費用が必要といった問題に直面するリスクも潜んでいます。
サポートに関しても、保証と同様にメーカーによってサービス内容に違いが見られる点に注意が必要です。使い方に関する電話やチャット相談、遠隔支援サービス、訪問サポート、パソコンのメンテナンスや清掃サービスなどを受けられるメーカーもある一方で、購入後のアフターサービスを一切行っていないというメーカーも存在します。
自身で全て対応しなければならないため、精神的なストレスが大きくなりやすいということを覚えておきましょう。また、社名や連絡先がはっきりしない無名のメーカーは、価格を優先して部品や品質管理を削っている場合もあります。保証やサポートも不十分なことが多いため、国内に問い合わせ窓口のないメーカーは避けたほうが無難です。
ユーザーレビューから読み取るべき警告サイン
パソコンメーカーの良し悪しを見分けるにあたって、ユーザーのレビューを参考にするのがおすすめです。パソコンの使いやすさに関する評価は、使用目的やニーズに応じて異なります。ユーザーによって評価が180度違うケースも多くなっていますが、耐久性や処理速度についてはユーザーごとの評価に大きな違いが見られません。
「買ってすぐに不具合が生じた」「パソコンの動作が遅くてイライラする」といったレビューが多数寄せられている場合は、購入後にトラブルが発生する可能性が高くなっています。長期的にパソコンを使い続けることが難しいのはもちろん、使用していく中で修理費用や精神的なストレスが蓄積されていく恐れもあるため、耐久性や処理速度についてはレビューを事前に確認することが大切です。
サポートと保証期間の重要性
買わない方が良いパソコンを見分けたい場合、サポートと保証期間に注目してみましょう。購入後のサポートや故障に関する保証内容の詳細は、メーカーによってさまざまです。無料電話・チャット相談、出張サービス、点検サービスのほか、パソコンの使い方に関するレッスンを受けられるメーカーもあるため、多方面におけるサポートが必要な場合は事前に各メーカーのサポート詳細をチェックすることが大切です。
また、パソコンを購入してから1年以内は無償保証の対象となるケースが一般的ですが、2年目以降はメーカーごとに異なる保証を行っています。最長3年目まで無償保証を謳っているメーカーもある一方で、2年目からは1万円以上の保証料金を支払わなければならないメーカーもあります。
さらに、通常保証のみ行っているケースや、落下、水没、天災などの幅広い原因による故障を対象としているメーカーも存在するため、自身にとってバランスの取れた保証を提供するメーカーを見つけましょう。サポートや保証が万全でない場合、いざという時のトラブルの際に余計な出費やストレスがかかる恐れがあります。
万が一の備えを強化するためにも、サポートと保証期間が充実しているメーカーを選んでくださいね。
買ってはいけないパソコンの技術的欠陥
もし複数のアプリケーションを開いてマルチタスクを行う予定なら、CPUにCeleronやAthlonなどのエントリー向けCPUが採用されているパソコンは避けるのがおすすめです。なお、Intelは2023年以降のノートパソコン向けでPentiumとCeleronの名称をやめ、「Intel プロセッサー」(N100など)という名前に切り替えています。
参照:Intel Newsroom「Welcome the New Intel Processor」
メジャーなCPUにCore Ultra/Core iシリーズやRyzenがありますが、CeleronやAthlonのパソコンはそれらと比べて安価なものが多くなっています。どのCPUを選べばよいかはパソコンのCPUの選び方を解説した記事で詳しく紹介しています。
しかし、上位のシリーズよりも性能が低いものが多いのも特徴で、マルチタスクを行うにあたって処理速度が遅くなりやすい点に注意が必要です。モデルによっては「動画視聴しているだけなのにフリーズする」「基本操作しかしていないのに動作が重い」と感じるユーザーも多く、パソコンを使う上で快適性や利便性に欠けるCPUとなっています。
コストパフォーマンスに優れたパソコンの選び方
ここだけ押さえる
価格帯は5万円前後から30万円前後まであり、予算で候補はかなり絞れます。
- 5〜10万円ならLenovo。富士通・NECのパソコン事業もLenovoグループ
- 2026年第2四半期の世界シェアはLenovoが24.4%で1位(IDC)
- 10万円前後ならDELL。直接販売で中間流通が無い分だけ安い
- DELLはOS・CPU・メモリなどを注文時にカスタマイズできる
満足度の高いパソコンを手に入れるためにも、コストパフォーマンスに優れたモデルを見つけることが必要不可欠です。パソコンの価格だけでなく、価値についてもしっかりと見極め、自身にとって相性抜群のパソコンを判断しましょう。ここでは、価格帯別おすすめパソコンメーカー、パフォーマンスと価格のバランスの見極め方、長期間使用を考慮したモデル選び、新生活向けの予算内での選び方をテーマに解説していきます。
価格帯別おすすめパソコンメーカー
パソコンを選ぶにあたって、価格を基準にしている方もたくさんいます。精密機器であるパソコンは高価な製品が多いものの、メーカーによって価格帯に開きが見られます。5万円前後で購入できるモデルから30万円前後のものまであり、高額かつ高品質な製品を提供するメーカーはもちろん、安くてもコストパフォーマンスに優れているメーカーも存在します。
また、どんなにハイスペックなパソコンを多く取り揃えたメーカーであっても、使用用途やニーズによっては満足度が低くなる可能性もある点に注意が必要です。ここでは、5~10万円、10万円前後、10~20万円、20~30万円の予算別におすすめのパソコンメーカーを見ていきましょう。
各メーカーの基本情報のほか、価格設定の背景、特徴、メリットなどについても解説していくので、自身の予算やニーズにマッチするメーカーを見極めてくださいね。
5~10万円
「パソコンが必要だけどできるだけ費用を抑えて購入したい」「スペックはそこまで高くなくていいから安いパソコンがほしい」という場合におすすめなのが、Lenovoのパソコンです。Lenovoは1984年設立の中国のパソコンメーカーで、10万円以下のモデルを数多く取り揃えています。
富士通ブランドのパソコンを手がける富士通クライアントコンピューティングや、NECパーソナルコンピュータもLenovoグループの企業で、日本向けの製品づくりにも力を入れているメーカーです。また、調査会社IDCの調べでは、2026年第2四半期の世界のパソコン出荷台数シェアでLenovoが24.4%で1位となっており、ユーザー数が多いことでも知られています。
参照:IDC(2026年7月8日発表)
安いパソコン=クオリティが低いと思われがちですが、Lenovoはコストパフォーマンスの良いメーカーとして高い顧客満足度を実現している点が特徴です。ほかのメーカーと比べるとデザイン性やカラーバリエーションは少ない傾向にあるものの、実用性に優れたリーズナブルな価格帯のパソコンを探している方はぜひ検討してみましょう。
10万円前後
DELLは、約10万円の予算で購入できるおすすめのパソコンメーカーです。アメリカに本社を構えるDELLは顧客への直接販売をビジネスモデルにしており、中間流通を無くすことでリーズナブルな価格帯での製品提供を実現しています。
性能に関しては高評価が寄せられているため、初期費用を抑えながらパフォーマンスに優れたパソコンを手に入れたい場合に最適です。また、カスタマイズ可能なモデルが多く、OS、CPU、オフィスソフト、メモリ、ストレージなどを好みの仕様に変更できるシステムになっています。
オンラインで必要なスペックを追加していくだけなので、はじめてパソコンを購入する場合でも自身にピッタリなパソコンを手軽に注文できます。
10~20万円
予算10~20万円台のパソコンでおすすめのメーカーに、富士通が挙げられます。大手国内メーカーということもあって、性能やサポート体制が充実している点が魅力です。特にノートパソコンに搭載されているキーボードの使用感に関する評価が高く、文字入力の際にキーの上面がしっかりと沈む設計になっています。
従来のノートパソコンよりも入力しやすいため、作業効率やパフォーマンスアップを実現したい場合にピッタリです。また、「はじめてパソコンを買うから操作が難しくないメーカーを探している」「機械に疎くてもスムーズに使えるパソコンがほしい」という方のために、初心者向けの機種を販売しています。
購入後のサポートを重視する方にとって、国内メーカーならではの安心感があるのも魅力です。
20~30万円
20~30万円程度の予算でパソコンを探しているなら、Panasonicのモデルを視野に入れてみましょう。国内総合エレクトロニクスメーカーとして知名度の高いPanasonicでは、ハイスペックなパソコンを多数販売しています。
セキュリティ対策に特化しているモデルが豊富で、特にビジネスを使用用途にしているユーザーから人気のメーカーとなっています。また、Panasonicのノートパソコンは本体に大容量バッテリーを内蔵しており、コンセントにアクセスしにくい屋外などで頻繁に使う場合にも安心です。
バッテリーの持続性が長い=ACアダプターを持ち運ぶ必要がないというメリットもあるため、荷物が重くなるのを防げる点もポイントです。Panasonicはノートパソコン本体がやや厚く、長期的に愛用しても壊れにくい耐久性の高さも兼ね備えています。
ただし、映像や音響に関しては必要最低限の機能しか搭載していない傾向にあり、映画や音楽をメインに使う場合には不向きなメーカーです。ビジネス目的の方にとって利便性の良いパソコンが多いため、20~30万円を予算にしている場合はぜひチェックしてくださいね。
パフォーマンスと価格のバランスを見極める
費用対効果を最大限に高めたいなら、パフォーマンスと価格のバランスを考える必要があります。スペックが高いパソコンはパフォーマンスも優れている傾向にあるものの、価格が高い点がデメリットです。しかし、自身の使用用途やニーズによってはハイスペックなパソコンでなくても良いケースも多いため、必要なスペックを搭載したパソコンを選ぶことが大切です。
スペックと価格は比例しており、スペックが低いパソコンを選べば購入費用も抑えられます。自身にとって譲れないスペックをピックアップして、価格とパフォーマンスのバランスが良いモデルを見極めましょう。
長期間使用を考慮したモデル選び
パソコンを長時間にわたって使用する場合、冷却性に優れたモデルを選ぶのがおすすめです。電源を入れたままの状態が長く続くと、パソコンの内部が熱くなって熱暴走を起こす恐れがあります。熱暴走によってパフォーマンスが低下するため、動作の遅延、エラー、画面のフリーズ、キーボード入力の不備、自動的に電源が落ちるといったトラブルに見舞われるリスクも考えられます。
熱暴走を未然に防ぐためにも、冷却効果の高いパソコンを購入しましょう。強力な冷却ファンが搭載されているモデルなら、長い時間使用してもパソコンが熱を持ちにくくなっています。作業効率を下げることなくパソコンを使えるため、冷却装置の有無や稼働力を確認することが大切です。
購入後に冷却性能を落とさないためには、内部のファンにたまるホコリを定期的に取り除くことも大切です。手順はパソコン内部の掃除方法と必要な道具・頻度で解説しています。
尚、外出先でノートパソコンを長時間操作する予定の方は、バッテリーの持続性も重要なポイントとなります。持続性に欠けるノートパソコンを購入した場合、数時間おきに充電しなければならない可能性が高くなります。「頻繁に充電しなければいけないのが煩わしい」「外で作業しているからコンセントにアクセスできなくて困る」といった不満に繋がるため、バッテリーの持続性が長いモデルを探すよう心掛けましょう。
中にはフル充電で20時間以上使えるパソコンも販売されており、途中で充電する手間を省ける点がメリットです。
新生活向けの予算内で最良の選択肢
新生活に合わせて新しいパソコンを購入する場合、リーズナブルな価格帯のモデルがほしいと感じる方も多くなっています。予算に合わせてパソコンを選ぶ際は、自身にとって必要なスペックが何であるかを考えることが大切です。もし学校のレポート、プレゼンテーション、オンライン授業用にパソコンを選ぶなら、CPUよりもオフィスソフト、ストレージ、メモリに着目しましょう。
文書作成などに必要なオフィスソフトが搭載されているモデルはもちろん、ストレージがSSD、メモリは8GB以上のものを選ぶとスムーズにデータ処理ができます。ストレージの容量の目安は学生に必要なパソコンの容量を解説した記事を参考にしてください。
また、新社会人の方がパソコンを購入する場合も、学生と同様のスペックにセキュリティを強化する程度で十分な可能性が高くなっています。一方で動画編集などを主な目的としている方は、CPU、メモリ、ストレージを基準に考えるのがおすすめです。
動画編集ソフトはパソコンへの負荷が大きいため、Core i7/Core Ultra 7やRyzen 7クラスのCPUが目安です。必要なスペックは動画編集に必要なパソコンスペックの記事で詳しく解説しています。また、メモリは16GB以上(本格的な編集なら32GB)、ストレージはSSDプラスアルファを検討するなど、目的によってスペックの選び方が違うということを覚えておきましょう。
精密機器であるパソコンは、ハイスペックになればなるほど価格も高くなります。全てのスペックが高いパソコンは出費が大きくなってしまうため、自身の使用目的に合うスペックを厳選することで最適なパソコンを予算内で購入できます。
初心者におすすめのノートパソコン選び
ここだけ押さえる
初めての1台は、重量・サイズ・キーボード・スペックの4点で絞り込みます。
- 持ち運ぶなら1kgが目安。13インチ前後なら軽さと実用性が両立する
- Windows 11の要件はメモリ4GB以上・ストレージ64GB以上(Microsoft)
- 要件は「動作する」水準なので、実用では余裕を見た構成にする
- 中古は安いが不具合が出やすく、修理や買い直しで結局高くつく
はじめてノートパソコンを購入する方の中には、選び方に関するさまざま悩みや疑問もあるのではないでしょうか?ノートパソコンについて詳しくなくても、ポイントを押さえることで自身にとって最適なモデルを判断しやすくなります。ここでは、初心者向けのノートパソコンの選び方、女性や学生に人気の軽量モデル、ノートパソコンの基本スペック解説、使いやすさを重視した操作性と機能をテーマに深堀していくので、悩みや疑問を解決して長く愛用できるパソコンを見つけてくださいね。
初心者向けのノートパソコンの選び方
はじめてノートパソコンを購入するにあたって、以下のポイントについて考えてみましょう。・重量・サイズ・ディスプレイサイズ・キーボードの仕様・スペック・中古か新品かノートパソコンを頻繁に持ち運ぶ予定なら、軽量タイプかつコンパクト設計なノートパソコンがおすすめです。
ただし、コンパクトなノートパソコンはディスプレイも小さい傾向にあるため、文字の見やすさや作業しやすさなどについても考えることが重要です。また、ノートパソコンのサイズやメーカーによっては、特殊なキーボードの配列を採用している可能性もあります。テンキーの有無についても確認して、自身にとって使い勝手の良いキーボードが搭載されたパソコンを選びましょう。使用目的にマッチするスペックのパソコンを見極めて、コストパフォーマンスを高めることもポイントです。
スペックを見るときの下限として押さえておきたいのが、OSの動作要件です。MicrosoftはWindows 11のシステム要件としてメモリ4GB以上・ストレージ64GB以上を示しています。ただしこれは「動作する」水準なので、実用では余裕を見た構成を選びましょう。
参照:Microsoft「Windows 11 の仕様とシステム要件」
メモリを何GBにすべきかはノートパソコンのメモリは16GBもいらないのかを解説した記事で詳しく検証しています。購入後の画面保護についてはノートパソコンにフィルムは必要かを解説した記事もあわせてどうぞ。尚、できるだけ出費を抑えてノートパソコンを購入したい場合、中古を検討するケースも多くなっています。
ハイスペックなパソコンを低価格で購入できることもありますが、新品と比べると不具合などが発生しやすい点に注意が必要です。結果として修理や買い直しにお金がかかるため、新品の中から自身の予算に合うノートパソコンを選ぶようにしましょう。
女性や学生に人気の軽量モデル
軽量タイプのノートパソコンは、女性や学生から高い人気を獲得しています。仕事や学校でノートパソコンを使う場合、資料や教科書などと一緒にノートパソコンを持ち運ばなければなりません。重いタイプだと肩、腕、背中などに負担がかかりやすく、日常的に使う上で身体的・精神的なストレスが蓄積されてしまいます。
一方で軽量モデルは、「仕事用にパソコンがいるけど出張も多いから重くないモデルがほしい」「毎日学校に持って行く必要があるから軽いパソコンがいい」といったニーズを満たす軽さを兼ね備えており、持ち運びしやすい点が魅力です。力に自信のない女性や学生でも問題なく持ち歩けるため、長く愛用できるというメリットもあります。
もし軽量モデルのノートパソコンを購入する場合は、重量1kgを目安にしましょう。持ち運びやすいモデルの選び方はモバイルノートパソコンの記事でも紹介しています。1kgのノートパソコンの中にはディスプレイ13インチほどのモデルも数多く販売されているので、軽さと実用性の両方を実現できます。
ノートパソコンの基本スペック解説
ノートパソコンについて色々調べていると、「スペックってよく目にするけど具体的にはどんなものなの?」「自分に必要なスペックが分からない」といった疑問が浮かびがちです。ノートパソコンにおけるスペックとは、製品の仕様や性能に関する情報のことです。
OS、CPU、オフィスソフト、メモリ、ストレージなどが挙げられ、それぞれは以下のような意味になっています。OS…パソコンを動かす基本ソフトのことで、Windows、macOS、ChromeOSなどがあるCPU…計算や処理を担うパソコンの頭脳にあたる部品で、Core Ultra/Core iシリーズ、Ryzen、Celeron、Intel プロセッサー(N100など)などがある
オフィスソフト…Word、Excel、Outlookなどのソフトのことで、Office製品の類似品や異なるエディションの製品があるメモリ…作業中のデータを一時的に保管する部品で、8GB、16GB、32GBなどがあるストレージ…データを保存しておく場所で、高速で衝撃に強いSSDと、容量あたりの価格が安いHDDの2種類がある
ノートパソコンのスペックは、使い勝手や利便性を追求する上で必ず着目する必要があります。数字が付いている場合は数字が大きいほど性能も高くなるものの、用途によってはハイスペックなノートパソコンが不要というケースも多くなっています。
学校、ビジネス、動画編集、娯楽といった用途に応じてベストなスペックは違うので、自身にとって最適なスペックについて考えることが大切です。また、上記の性能に関するスペック以外にも、サイズや重量などの仕様をスペックとして表記することもあります。
スペック=ノートパソコンとの相性を見極めるためのポイントということを念頭に置いて、各モデルの比較検討を行ってくださいね。
使いやすさを重視した操作性と機能
使い勝手の良いパソコンを探している場合、操作性と機能に注目するのがおすすめです。Core Ultra/Core iシリーズやRyzenをCPUとして搭載しているパソコンなら、マルチタスクを行う際もスピーディーな処理速度を実現できます。
作業効率を高められるのはもちろん、フリーズ防止や動作が遅いことによるストレスを軽減できる点もポイントです。また、キーボードの配列や打ち込みやすさについてリサーチすると、自身にとって使いやすいパソコンを判断しやすくなります。
パソコンのサイズやメーカーによってはキーボードの配列が違うほか、テンキーが無いパソコンも存在しており、作業する上で使いにくさを感じる恐れがあります。傾斜によるキーの押しやすさ、指にフィットしやすい形状、打ち損じを回避するためにキー同士の間隔を広げているキーボードもあるため、各モデルのキーボードの仕様などもチェックした上で購入しましょう。
評判とサービスで選ぶパソコンメーカー
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サポートは中身だけでなく、問い合わせのつながりやすさまで見ます。
- 電話のみだと時間帯や曜日によってはつながらない
- 折り返しやチャットがあるメーカーなら手間が少ない
- 富士通の「ワイド保証」は合計3・4・5年に延長でき、期間中は何度でも修理
- 落下・水こぼし・落雷などメーカー保証の対象外の故障も対象
パソコン選びの失敗を防ぐためにも、事前に各メーカーの評判やサービス内容を確認することが重要です。ここでは、ユーザーサポートが優れているメーカーの特徴、修理や保証で評価が高いメーカー、アフターサービスに特化したメーカーの選び方のほか、SNSとオンライン評価の活用法についても解説していくので、自身にとって必要なサービスを受けられるメーカーを判断してくださいね。
ユーザーサポートが優れているメーカーの特徴
ユーザーサポートに特化しているメーカーは、多方面におけるサービスを展開しています。充実した修理、保証、アフターサービスなどを行っており、「パソコンに不具合が生じたから修理対応してほしい」「使い方が分からなくなったから手助けしてほしい」といったユーザーの幅広いニーズに応えている点が特徴です。
電話対応、リモート支援、訪問といった異なるサポートを取り入れているメーカーであれば、自身にとって利便性の高い方法を選べます。保証期間や具体的な保証内容などにも着目して、コストパフォーマンスの高いケアを提供しているメーカーを厳選することが大切です。
尚、ユーザーサポートに優れたメーカーからパソコンを購入したい場合は、問い合わせ先の繋がりやすさも重視しましょう。電話のみ対応しているメーカーでは、時間帯や曜日によってはすぐにオペレーターに繋がらない可能性も高くなっています。
一方で、電話の折り返しサービスやチャットでのサポートを行っているメーカーであれば、問い合わせする際の時間や手間を最小限に抑えられます。
修理や保証で評価が高いメーカー
富士通は、修理や保証に関するユーザー満足度が高いメーカーです。購入日から1年間はメーカー保証が付いていますが、有料の「ワイド保証サービス」に加入すると、保証期間を合計3年間・4年間・5年間に延長できます。保証期間中は何度でも修理を受けられ、修理代の限度額や免責がなく、送料・引き取り費用も無料とされている点もポイントです。
メーカー保証では対象外となる落下や水こぼしによる破損、落雷・火災・水害による故障まで対象になるのが特徴です。
加入者の修理は優先的に行われるため、長期的にパソコンを愛用しやすい環境が整えられています。
参照:富士通 FMV「ワイド保証」
アフターサービスを考慮したメーカー選び
パソコンを長く快適に使用するためにも、アフターサービスの有無をチェックしましょう。アフターサービスの種類はメーカーごとに異なりますが、以下のようなものが多くなっています。・使い方に関する電話やチャット相談・遠隔支援サービス
・訪問サポート・データ復旧・パソコンの個人レッスン・パソコンのメンテナンスや清掃サービスはじめてパソコンを購入する場合は、使い方に関する悩みや疑問が生まれる可能性も高くなります。電話やチャット相談の対応はもちろん、パソコンの個人レッスンを受けられるメーカーを選ぶと、パソコンを使う上での不安を解消できます。
また、パソコンにトラブルが発生した際、遠隔支援サービスや訪問サポートを行っているメーカーなら作業の代行を依頼可能です。自身でパソコンを操作する必要がなく、迅速かつ確実に処理できる点がメリットです。尚、パソコンを長持ちさせたいなら、パソコンのメンテナンスや清掃サービスを提供しているメーカーを選びましょう。
適切なお手入れによってパソコンの寿命を最大限に伸ばせるため、結果としてコストパフォーマンスの向上に繋がります。
SNSとオンライン評価の活用法
パソコンを購入する前に、SNSやネットで実際のユーザーの評価を確認してみましょう。例えスペックの高いパソコンでも、「使ってみると意外と自分には合わなかった」「公式ホームページの情報からは分からない問題点があった」と感じるケースは多くなっています。
使用感、耐久性、稼働音、熱暴走の有無といったこまかい部分まで隈なく把握するためにも、各モデルのユーザーが投稿しているレビューをチェックするのがおすすめです。レビューを読むことで購入を希望しているパソコンについて多方面から理解できるのはもちろん、候補に挙げていなかったモデルの魅力を知るきっかけにもなります。
SNSやネットの投稿サイトなどを調べて、総合的に評価のバランスが良いモデルを見つけましょう。尚、評価をチェックするにあたって、自身と使用目的やニーズが近いユーザーの口コミを探すことが大切です。同じ製品であっても、ユーザーの使い方や用途によって利便性、実用性、操作性の良し悪しは異なります。
できるだけ自身とシチュエーションが似ているユーザーのレビューを参考にして、各モデルの使い勝手や自身との相性を判断してくださいね。
パソコン選びで避けるべき落とし穴
ここだけ押さえる
広告の価格は「基本構成」のもの。必要なスペックを足すと跳ね上がります。
- OS・CPU・メモリなどのカスタマイズ項目は別料金
- 文書作成が中心ならハイスペックはかえって割に合わない
- ゲーム目的のときだけは一定以上のスペックが要る
- 旧モデルはOSのサポート終了に注意(Windows 10は2025年10月に終了)
後悔を未然に防ぐためにも、パソコン選びの注意点を把握しておく必要があります。以下では、広告に騙されないためのコツ、使用目的への理解、過去のモデルを購入する危険性、市場でのシェアと信頼性の関連性の4つをテーマに詳しく説明していきます。
パソコン購入に関するさまざまなリスクに着目しているので、買わない方が良いパソコンを見極める判断材料として役立ててくださいね。
広告に騙されないための注意点
パソコンの広告を見ていると、お得なモデルなどを目にする機会もたくさんあります。「ほしい機種が安くなっている」「ほかのパソコンよりもお買い得に見える」といった理由から購入に踏み切る方も多いものの、広告に記載されている「基本構成」と「カスタマイズ項目」をしっかりと確認することが大切です。
「基本構成」はあくまでベーシックなスペックのみ兼ね備えており、高性能なパソコンに仕上げるためには自身でカスタマイズしなければなりません。OS、CPU、メモリ、ストレージ、ディスプレイ、アプリケーションをはじめとする「カスタマイズ項目」を追加すると別途料金がかかるので、結果として広告の費用よりも高額になりやすくなっています。
広告に騙されないためにも、自身に必要なスペックを加えた上での合計金額を把握するよう心掛けましょう。
スペック以上に重要な使用目的の理解
パソコンを購入するにあたって、スペックに着目する方も多くなっています。スペックにはOS、CPU、メモリ、ストレージなどがあり、数値が高くなればなるほど処理速度も速くなります。スペックが高い=パフォーマンスが優れている傾向にあるものの、購入費用も高額になりやすい点に注意しなければなりません。
パソコンの使用目的によっては、ハイスペックなモデルが必要でない可能性も高くなっています。「学校のオンライン授業やレポートを完成させるためのWordが使えるパソコンがほしい」「仕事で文書を作るのがメインになるからオフィスアプリケーションのみ使用予定にしている」という場合、あまり高すぎるスペックを選ぶとコストパフォーマンスが下がってしまう恐れがあります。
一方、ゲーム目的でパソコンを購入する際は、コストパフォーマンスを向上させる上でスペックの比較検討が必須です。スペックの低いパソコンだとゲームをプレイする上で利便性が悪くなるため、一定レベル以上のスペックを兼ね備えたモデルを選ぶようにしましょう。
スペックの良いパソコンが必要か否かは、自身のパソコンの使用目的に応じて判断できます。無条件にハイスペックのパソコンを選ぶのではなく、過不足のない最適なスペックのモデルを見極めてくださいね。
過去のモデルの失敗例と教訓
高額製品が多いパソコンですが、古いモデルであれば安く買えるケースも多くなっています。しかし、過去のモデルはOSなども古いバージョンになっている可能性が高く、サポートが終了しているリスクがある点に注意が必要です。例えば、OSがWindowsの場合はWindows 11が2021年からリリースされているものの、古いパソコンではWindows 10やWindows 7などが搭載されている恐れがあります。
Windows 7のサポートは2020年1月14日に、Windows 10のサポートも2025年10月14日に終了しており、セキュリティ更新プログラムは提供されません。中古や型落ちのパソコンを買うときは、Windows 11に対応しているかを必ず確認しましょう。
参照:Microsoft「Windows 10 のサポート終了」
年数が経つにつれてセキュリティ対策が弱まっていくため、ウイルスやサイバー攻撃をはじめとするトラブルに見舞われやすくなります。過去モデルには安いというメリットがある一方で、サポート終了によるセキュリティ面における不備が生じやすいということを覚えておきましょう。
もし最新モデル以外のパソコンを選ぶ場合は、OSのサポートが継続されているか確認してから購入してくださいね。
市場でのシェアと信頼性の関連性
後悔のないパソコン選びを実現させるためにも、メーカーの市場シェアについて考えてみましょう。市場シェアとは、企業や製品が特定の市場の中で占有している割合のことです。マーケットシェアや市場占有率とも言われ、パソコン業界ではLenovoが世界1位を占めています(2026年第2四半期・IDC調べ)。
市場シェアが大きなメーカーは市場に与える影響も絶大であることから、企業としての信頼性が高い傾向にあります。市場シェアを広げるにあたって、顧客満足度の追求、競合との差別化、価格の見直し、機能性、耐久性などに力を入れているケースが多く、長期的に安心して使える製品が豊富な点も特徴です。
逆に、市場シェアが極端に低いメーカーは製品に問題を抱えている可能性も考えられるため、購入を検討している場合は事前調査を徹底してくださいね。
まとめ
買わない方が良いパソコンの特徴は、自身の使用用途やニーズによって異なります。仕様やスペックに応じて処理速度、耐久性、利便性、キーボードの使い勝手の良し悪しなどが違うため、価値と価格のバランスが取れたコストパフォーマンスの高いパソコンを選びましょう。
また、性能だけでなく、保証やアフターサービスの詳細にも着目し、長期的に快適かつ安心して使えるメーカーからパソコンを購入することが大切です。








