壊れにくい洗濯機メーカーは?長持ちの目安と部品保有期間・おすすめモデルを解説

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洗濯機はほぼ毎日使う家電なので、買うなら壊れにくく長持ちするメーカーを選びたいところです。先に結論をお伝えすると、メーカーごとの故障率を比べた公的なデータは見当たらず、「このメーカーなら壊れない」と言い切れる根拠はありません。そのかわり、長く使えるかどうかは次の3つの公式な目安で判断できます。

  1. 平均使用年数…買い替えた家庭の洗濯機は平均10.1年使われ、買い替え理由の76.2%が「故障」です(内閣府)
  2. 補修用性能部品の保有期間…製造を打ち切ってから修理用の部品を持っている期間。パナソニックの縦型・全自動は7年、ほかの大手は6年です
  3. 設計上の標準使用期間…乾燥機能のない洗濯機には、安全に使える期間の目安の表示が義務づけられています(日立は7年と表示)

この記事では、この3つの目安をメーカー別に整理したうえで、パナソニック・日立・シャープ・東芝・AQUAの5社の特長と、今買える現行モデルを縦型・ドラム式・二槽式に分けて紹介します。

※本記事の情報は2026年10月時点のものです。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

壊れにくい洗濯機メーカーはある?公式に確認できる「長持ち」の目安

「壊れにくいメーカー」を探す人は多いのですが、メーカー別の故障率は各社とも公表しておらず、公的な統計も確認できません。口コミやランキングで語られる「壊れにくさ」は、使い方や設置環境、使用年数の違いが混ざった印象にすぎないことが多いです。そこで、各社や官公庁が公式に出している数字から、長く使えるかを見ていきます。

目安内容どう使うか
平均使用年数買い替えた家庭が使っていた洗濯機は平均10.1年。買い替え理由は「故障」が76.2%10年前後で故障して買い替える家庭が多い、という現実的な目安
補修用性能部品の保有期間製造を打ち切ってから、修理に必要な部品を持っている期間この期間を過ぎると、故障しても修理できないことがある
設計上の標準使用期間標準的な使い方で安全に使える期間の目安。乾燥機能のない洗濯機は表示が義務過ぎたら異音・におい・漏水などに注意して点検する時期

補修用性能部品の保有期間を、メーカーの公式サイトで確認すると次のとおりです。期間はいずれも製造を打ち切った時点から数えます。発売から何年もたったモデルを買うと、修理できる期間が短くなる点に注意してください。

メーカー縦型・全自動洗濯機ドラム式洗濯乾燥機
パナソニック7年(縦型洗濯乾燥機も7年)6年
日立6年6年
シャープ6年(タテ型洗濯乾燥機も6年)6年
東芝6年(縦型洗濯乾燥機も6年)6年
AQUA公式サイトで確認できず公式サイトで確認できず

この表からわかるとおり、部品の保有期間で差があるのはパナソニックの縦型・全自動の7年だけで、ほかは6年でそろっています。メーカー名だけで長持ちするかどうかは決まらないので、次のように条件で考えるのが確実です。

  • 10年近く使いたい…発売から日の浅い現行モデルを選ぶ。部品の保有期間は製造打ち切りから数えるので、型落ちの在庫品より長く修理を受けられます
  • 乾燥機能をあまり使わない…乾燥機能のない縦型の全自動洗濯機は構造がシンプルで、パナソニックなら部品の保有期間も7年です
  • 乾燥まで毎日任せたい…ドラム式は各社とも部品の保有期間が6年です。長期保証(延長保証)を付けられる販売店で買うと、修理費の不安を減らせます
  • 一人暮らしで初めて買う…容量に余裕があり、近所の販売店や出張修理を頼みやすい大手メーカーの縦型が無難です。安さで選ぶなら一人暮らし向けの安い洗濯機の選び方も参考にしてください

どのメーカーを選んでも、取扱説明書どおりの容量で使い、洗濯槽の掃除を続けることが長持ちの基本です。洗濯槽のカビやにおいが気になってきたら、洗濯機のイヤな臭いの取り方で手入れの方法を確認してください。

参照:内閣府「消費動向調査」令和8年3月実施調査(主要耐久消費財の買替え状況・二人以上の世帯)/パナソニック「補修用性能部品の保有期間」/日立の家電品「製品のご利用に関して」「日立洗濯機 型式一覧(設計上の標準使用期間)」/シャープ「補修用性能部品の保有期間」/東芝ライフスタイル「補修用性能部品の保有期間」「長期使用製品安全表示制度のよくあるご質問」(いずれも2026年10月8日閲覧)

洗濯機メーカー5社の特長

洗濯機の前で洗剤を計る年配の女性

ここからは、国内で洗濯機を販売している大手のパナソニック・日立・シャープ・東芝・AQUAの5社について、各社が打ち出している独自の機能を紹介します。ここでは、5社それぞれの独自機能や技術面に注目して、各メーカーの代表的な洗濯機機能を解説していきます。

パナソニック

パナソニックの洗濯機には、縦型にもドラム式にも乾燥機能を搭載したモデルが多く販売されています。デザインも上質で、インテリアにマッチしやすいおしゃれな製品が多いです。洗浄では、洗剤を泡立てて衣類にしみ込ませる「スゴ落ち泡洗浄」を打ち出しています。ドラム式の乾燥には「ヒートポンプ式」を採用し、電気代を抑えながら乾燥させます。

洗剤の自動投入機能も積極的に取り入れており、忙しい家庭に寄り添ったアプローチが魅力です。独自のイオン技術「ナノイー」を搭載し、衣類の除菌や消臭をはじめ、洗濯槽の除菌にも配慮しています。

日立

モーターを自社で手がけてきた日立は、モーターの技術を活かした運転を強みにしています。洗浄機能では、大流量のシャワーで洗う「ナイアガラ洗浄」が特長です。ドラム式の乾燥機能では、高速の風で衣類のシワをのばしながら乾かす「風アイロン」を搭載しています。

シャープ

シャープといえば、CMのキャッチコピーでおなじみの「プラズマクラスター」です。空気清浄機に採用される独自のイオン技術が、洗濯機にも搭載されています。衣類の除菌・消臭ができる上に、洗濯槽のカビ発生を抑える効果もあります。一部の機種に付いている「超音波ウォッシャー」を使えば、しつこい汚れをピンポイントで予洗いできます。洗濯前の簡単なワンステップで、お気に入りの服の汚れをきれいに落とせます。

◆シャープの洗濯機の特徴や注意点については、下記の記事で紹介しているので参考にしてください。

東芝

東芝の洗濯機は、ナノサイズの泡が繊維のすき間に入り込んで汚れを落とす「ウルトラファインバブル洗浄」が特長です。脱水では、衣類をほぐして取り出しやすくする「ほぐせる脱水」を搭載したモデルがあります。DDモーターを搭載したモデルは低振動・低騒音設計をうたっており、運転音の小ささを重視する人に向いています。また、銀イオンを含んだ「Ag+抗菌水」で、衣類や洗濯槽を清潔に保つ機能も打ち出しています。

AQUA

AQUAは、中国に本社を置くハイアールグループの家電ブランドです。販売元のアクア株式会社は、2012年1月に三洋電機の一部事業を継承して設立された、ハイアールグループの日本法人です。家庭用の洗濯機・冷蔵庫などのほか、業務用の洗濯機も手がけています。

アクアの業務用洗濯乾燥機は、国内のコインランドリー機器の販売台数でシェアNo.1とアクアが公表しています。家庭用でも、衣類の絡まりや擦れを抑えて洗う機能や、運転の様子が見えるガラストップのモデルを展開しています。

参照:アクア「プレスリリース(アクア株式会社について)」(2026年10月8日閲覧)

洗濯機の選び方

ドラム式洗濯機が並ぶコインランドリー

人気の大手メーカーでは独自の技術や機能を搭載していて、各社に魅力がありましたね。自分の欲しい機能やライフスタイルに合う特長は見つかりそうでしょうか。実際に洗濯機を選ぶとなると、縦型・ドラム式のどちらにするべきか迷ってしまいますね。

続いては、洗濯機の選び方について、洗濯機のタイプや適した容量、乾燥機能などの、抑えておきたい基本的なポイントを解説していきます。

洗濯機のタイプ

洗濯機のタイプには、縦型・ドラム式・二層式の3種類があります。縦型はオーソドックスなおなじみのスタイル、ドラム式はコインランドリーでよく見かけるスタイルですね。二層式はなじみが薄く、イメージしにくい方が多いかもしれません。

縦型

縦型のメリットは、高い洗浄力とリーズナブルな価格、コンパクトなサイズ感です。洗浄時に大量の水を使用してもみ洗いをするので、がんこな汚れも落とせる強い洗浄力を持っています。同じ容量ならドラム式より本体価格が安い傾向があるので、一人暮らしの準備にも選びやすいタイプです。

デメリット面は、使用水量が多いので長期的なランニングコストが高くなってしまうことや、衣類を擦り合わせるもみ洗いで服が傷みやすくなることが挙げられます。また、縦型は乾燥機能が無いか送風による簡易乾燥のみのモデルが多く、ヒーターで乾燥まで行う縦型洗濯乾燥機もありますが、乾燥を重視するならドラム式が中心になります。

ドラム式

ドラム式のメリットは、乾燥機能と優れた省エネ性、衣類が傷みにくいことです。ドラム式は乾燥機能付きのモデルが充実しているので、乾燥まで任せたい方はドラム式から選びましょう。また、ドラム式では洗濯槽の回転によって、衣類を上から下へと落下させるエネルギーを使った、たたき洗いで洗浄を行います。縦型より洗浄力が劣るものの、使用水量がはるかに少なく済むので、環境に配慮しつつ家計にも優しいエコな洗濯機です。各メーカーでは洗浄力をカバーする技術が盛り込まれているので、日常的な汚れには問題ない洗浄力と言えます。

デメリット面は、本体価格の高さです。リーズナブルに購入できる縦型と比較すると、ドラム式はかなり高価です。ただし長期的に見たランニングコスト面ではお得なので、初期費用として予算に余裕がある方はぜひ検討してみてください。他にも、縦型よりサイズが大きいことから、場所によっては設置が難しいことや、泥汚れなどのがんこな汚れが落ちにくい点などがデメリットです。

◆ドラム式洗濯機を選ぶ際のポイントについては、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてください。

二槽式

二層式とは洗濯槽と脱水槽が分かれているタイプです。現在の日本で家庭用として普及しているのは全自動タイプですが、美容院やクリーニング店など、業務用としては普及しています。二層式洗濯機のメリットは、洗いと脱水を自分で切り替えられ、同じ洗濯液で続けて洗える点です。仕事柄、制服などが汚れやすい方は、汚れのひどいものだけを先に洗うといった使い分けができます。デメリット面としては、洗濯槽と脱水槽が分かれているため、洗浄運転後に洗濯物を脱水槽へ移さなければならない手間が挙げられます。

◆二層式洗濯機のメリット・デメリットについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてください。

洗濯容量

洗濯機の容量は、何人分の洗濯物を、どのくらいの頻度で洗濯するのかによって適したサイズが決まります。家族の人数や洗濯機を回す頻度に応じて、目安量を算出してみましょう。一般的な目安としては、1人1日あたりの洗濯物は約1.5kgとされています。2人暮らしの家庭では1日に3kg、4人暮らしでは6kgが1日分の洗濯量ということですね。2日分をまとめ洗いする場合は、この目安量を2倍にします。

算出した目安量からワンサイズ上くらいの容量を選ぶと、快適に洗濯できるでしょう。小さなお子さまがいるご家庭や、運動部に所属しているお子さまがいる場合は、目安量にプラスしたゆとりを持ったサイズを選んでみてください。◆こちらの記事では、家族の人数別に洗濯機のおすすめ容量をご紹介しています。具体的な容量や容量に応じたおすすめの洗濯機もご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

乾燥機能の有無

「洗濯物を干す手間をなくしたい」「家事を少しでも時短したい」という方は、乾燥機能付きの洗濯機を選びましょう。1人暮らしで、外に洗濯物を干しにくい女性にもおすすめです。洗浄から乾燥まで済むので、面倒な干す作業をカットして、からりと乾いた衣類を気持ちよく着られますよ。

ちなみに乾燥できる量は、洗濯できる量より少ないのが一般的です。この記事で紹介するドラム式も、洗濯12kgに対して乾燥6kgといった仕様です。毎日乾燥機能を使いたい方は、洗濯量に合った乾燥容量の製品を購入しましょう。◆洗濯機の乾燥方式にはヒーター式とヒートポンプ式があります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

メーカーごとの特性

先ほど解説したように、洗濯機を販売している各メーカーでは、独自の機能や技術で差別化を図り、それぞれに個性があります。除菌や消臭に注力しているもの、洗浄力の高さを誇るもの、デザイン性が高いもの、お手入れの負担を軽減するものなど、自分の求める機能やスペックと合致した製品を選びましょう。

スマホとの連携

エアコンやテレビなど、スマートフォンと連携できる便利な家電が続々と販売されています。洗濯機もそのひとつで、専用アプリを使って連携させることにより、外出先からでも遠隔操作を行えたり、洗濯状況を把握できたりする便利な機能が搭載されています。

スマホと連携させて、帰宅時間や起床時間に合わせて運転が終わるよう設定すれば、無駄な時間がなくスピーディーに家事が完了しますね。共働きや子育て中の家庭にはありがたい機能です。また、スマートリモコンと連携させることでより快適なスマートホームを実現することも可能です。

◆以下の記事で、スマートリモコンについて解説しています。参考にしてみてください。

縦型|長持ちするおすすめ洗濯機

シンプルな縦型洗濯機

まずは、本体サイズがコンパクトで洗浄力が高く、低コストで買い求めやすい縦型洗濯機のおすすめ製品からご紹介します。先ほどご紹介した、長持ちすると言われている洗濯機メーカー5社から、1台ずつおすすめのモデルを紹介しているので、ぜひ購入の参考にしてください。

パナソニック NA-FA10K5

パナソニックの特長である「スゴ落ち泡洗浄」と「パワフル立体水流」を取り入れた10kgの縦型モデルです。液体洗剤・柔軟剤の自動投入に対応し、専用の錠剤を入れて洗う「次亜除菌」コースでは、汗を吸ったスポーツ着やタオルなどを除菌しながら洗えます。手洗い表示の衣類を洗える「おうちクリーニング」コースも備えています。

洗濯/乾燥容量10kg/ー
乾燥機能槽・風乾燥(化繊2.0kg)
標準使用水量103L
運転音32〜39dB
幅×高さ×奥行き599×1,071×635mm
質量43kg

パナソニックは全自動洗濯機の補修用性能部品を、製造を打ち切ってから7年間保有すると公表しています。同社のドラム式洗濯乾燥機は6年なので、長く使う前提なら1年ぶんの差は見逃せません(参照:パナソニック「補修用性能部品の保有期間」)。

本体幅59.9cmは防水パンの内寸に収まるか、搬入経路の幅とあわせて先に測っておきましょう。

日立 ビートウォッシュ BW-V80P

日立のビートウォッシュの8kgモデルです。公式の仕様表では、洗浄機能として「衣類長もち高濃度洗浄」「つけおきプラス」「シワ低減洗濯コース」が、すすぎに「ナイアガラすすぎ」が挙げられています。洗剤液を濃くしてしみ込ませる洗い方なので、皮脂汚れや黄ばみが気になる衣類のつけおきにも向いています。

洗濯/乾燥容量8kg/ー
乾燥機能なし(槽乾燥コースのみ)
標準使用水量92L
運転音32〜39dB
幅×高さ×奥行き608×930×610mm
質量約36kg

日立は洗濯機の補修用性能部品を、製造を打ち切ってから6年間保有すると公表しています(参照:日立の家電品「製品のご利用に関して(補修用性能部品の保有期間)」)。修理しながら使える期間の目安になります。

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シャープ ES-TX8L

シャープの特長である「穴なし槽」は、洗濯槽の外側に水がまわらない構造です。洗濯槽の外側に付いた黒カビが衣類に移る心配が少なく、いつも水道水で衣類を洗えるのが魅力です。独自イオン技術のプラズマクラスターを使った「プラズマクラスター槽クリーンコース」では、洗濯槽の清潔を保つお手入れができます。

縦型モデルですが、ヒーターセンサーによる乾燥機能も搭載されています。梅雨の時期や花粉の季節など、外に洗濯物を干しにくい時期に活躍してくれますよ。

洗濯/乾燥容量8kg/4.5kg
乾燥機能ヒーター式・排気式
標準使用水量83L
運転音35〜46dB
幅×高さ×奥行き600×1,025×650mm
質量44kg

本体幅(ボディ幅)は555mm、ホースを含めた外形の幅は600mmです。設置する防水パンの内寸と、玄関や廊下など搬入経路の幅を先に測っておきましょう。

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東芝 ZABOON AW-8DHB6

東芝独自の「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」や「Ag+抗菌水」「ほぐせる脱水」を搭載した8kgモデルです。本体幅(ボディ幅)は555mmです。インバーター制御の「DDモーター」を採用し、運転音は洗い約29dB、脱水約37dBです。夜間や早朝に洗濯する方や、音の響きやすい集合住宅でも使いやすい静かさです。

洗い上がりのシワを抑える「しわ軽減コース」も備えています。乾燥はヒーターを使わない風乾燥のみなので、乾燥まで任せたい方はドラム式を検討してください。

洗濯/乾燥容量8kg/ー
乾燥機能風乾燥(ヒーターレス)
標準使用水量99L
運転音29〜37dB
幅×高さ×奥行き600×1,033×621mm
質量約44kg
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AQUA AQW-P7R

洗浄面では、衣類の傷みを軽減させながらやさしく洗う「3Dアクティブ洗浄」や、高濃度の洗剤を浸透させる技術が採用されています。脱水運転後の「ほぐし仕上げ」では、洗濯物が絡まりにくく、取り出しやすい仕上がりです。ほぐしてあることで、やや放置してしていてもシワになりにくいのが嬉しいですね。

クリアガラストップ設計なので、スタイリッシュなデザイン性でありながら、運転中の洗濯槽の様子を確認できるのもポイントです。

洗濯/乾燥容量7kg/ー
乾燥機能簡易乾燥機能付
標準使用水量113L
運転音42〜49dB
幅×高さ×奥行き520×980×540mm
質量36kg

運転音42〜49dBは今回紹介する中では大きめです。集合住宅で夜間に回すなら時間帯に注意してください。一方で本体幅52cmは、防水パンが狭い部屋でも収まりやすいサイズです。

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アクア(AQUA)
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ドラム式|長持ちするおすすめ洗濯機

白と黒のデザインのドラム式洗濯機

続いては、ドラム式洗濯機から長持ちしやすい製品をご紹介します。一般的にドラム式は、運転構造の違いにより縦型よりも寿命が短いと言われていますが、日頃からカビのお手入れなどに気を配っていれば。長く使うことができますよ。乾燥まで済ませたい方は、乾燥機能が充実しているドラム式を検討してみましょう。

パナソニック NA-LX129DL

ドラム式では洗剤・柔軟剤の自動投入が搭載されているものが多いですが、この製品は3つ目のタンクにおしゃれ着用洗剤を入れられ、洗剤・柔軟剤・おしゃれ着用洗剤の「トリプル自動投入」が可能です。普段からおしゃれ着をこまめに洗う方には嬉しい機能です。手洗い表示の服を洗濯機で洗うときの注意点は手洗いマークの服を洗濯機で洗う方法で解説しています。

12kgの大容量ながらも、本体幅は604mm、奥行きは約72cmと、コンパクトな設計を実現しているので、ドラム式は大型だからと諦めずに導入しやすいサイズです。

洗濯/乾燥容量12kg/6kg
乾燥機能ヒートポンプ方式
標準使用水量83L
運転音32〜46dB
幅×高さ×奥行き639×1,060×722mm
質量81kg

パナソニックはドラム式洗濯乾燥機の補修用性能部品を、製造打切り後6年間保有と公表しています。全自動洗濯機の7年より1年短い点は押さえておきましょう(参照:パナソニック「補修用性能部品の保有期間」)。質量81kgなので搬入は2人がかりが前提です。

日立 ビッグドラム BD-STX120HL

温水ヒーターで高濃度の洗剤液を適温にして、洗剤が持つ酵素力を引き出し、さらにナイアガラ洗浄と組み合わせることで、皮脂汚れや黄ばみ、嫌なニオイをすっきり落とします。乾燥フィルターをなくした設計で、フィルター掃除の手間がないのもうれしい点です。

高速の風で衣類のシワをのばして乾燥させる「風アイロン」や、洗剤を残さないように洗い流す「ナイアガラすすぎ」も搭載されています。スマートフォンとの連携アプリ「洗濯コンシェルジュ」にも対応しています。

洗濯/乾燥容量12kg/6kg
乾燥機能風アイロン(低温ヒート式)
標準使用水量88L
運転音34〜48dB(洗い34・脱水37・乾燥48dB)
幅×高さ×奥行き630×1,065×716mm
質量82kg

シャープ ES-12P2

洗濯12kg・乾燥6kgのドラム式で、乾燥には電気代を抑えやすい「エコわざヒートポンプ乾燥」を採用しています。運転音は洗い26dB・脱水39dB・乾燥42dBと静かで、液体洗剤・柔軟剤の自動投入や、乾燥ダクト・洗濯槽の自動お掃除にも対応しています。

独自のプラズマクラスターによる除菌・消臭の機能を備えており、頻繁に洗えない衣類のケアにも使えます。専用アプリ「COCORO WASH」との連携も可能です。左開き(ES-12P2-HL)と右開き(ES-12P2-HR)があるので、設置場所に合わせて選びましょう。

洗濯/乾燥容量12kg/6kg
乾燥機能エコわざヒートポンプ乾燥
標準使用水量83L
運転音26〜42dB
幅×高さ×奥行き640×1,120×719mm
質量約78kg

東芝 ZABOON TW-137XP6L

洗濯13kg・乾燥7kgの大容量ドラム式です。独自の「抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX」と、温水で洗う「温水抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX」を搭載したモデルです。乾燥はヒートポンプ除湿乾燥の「大風量ふんわリッチ速乾」で、液体洗剤・柔軟剤などを入れられる「3つの大容量自動投入」にも対応しています。

「UV温風除菌」や「UV除菌洗乾コース」を備え、洗いにくい衣類の除菌にも使えます。質量が約97kgと重いので、搬入経路と床の強度は事前に確認しておきましょう。

洗濯/乾燥容量13kg/7kg
乾燥機能ヒートポンプ除湿乾燥
標準使用水量88L
運転音30〜46dB
幅×高さ×奥行き645×1,060×720mm
質量約97kg

AQUA まっ直ぐドラム AQW-DX12R

国内のコインランドリー機器の販売台数でシェアNo.1をうたうAQUAのドラム式です。⼤容量の12kgサイズですが、本体幅は59.5cmと60cmを切るスリムさです。ドラム式は縦型に比べて洗浄力が落ちるのが難点ですが、まっ直ぐ形状のドラムで衣類を高く持ち上げ、落下エネルギーでたたき洗いすることで洗浄力がアップしました。⾐類同士の絡みも少なく、洗剤液が全体に行き渡りやすいのもメリットです。

洗濯/乾燥容量12kg/6kg
乾燥機能ヒートポンプ乾燥
標準使用水量84L
運転音34〜47dB
幅×高さ×奥行き595×943×685mm
質量94kg

質量94kgは、東芝のTW-137XP6L(約97kg)に次ぐ重さです。搬入経路の幅だけでなく、置き場所の床が耐えられるかも先に確認しておきましょう。

二層式|長持ちするおすすめ洗濯機

脱水側の蓋が開いた二層式洗濯機

最後に、二層式洗濯機の紹介です。全自動が主流になる以前は、二層式が家庭に浸透していました。洗いと脱水を自分で切り替えられる使い勝手から、美容院や飲食店などで使われているほか、二層式のほうが便利だと使い続けるユーザーもいます。

ここでは、日立・パナソニック・AQUAの3メーカーから、おすすめモデルをご紹介します。

日立 青空 PS-55AS2

日立の二層式洗濯機「青空」シリーズには、つけおき洗いに便利な「つけおきタイマー」や「お知らせブザー」が搭載されています。全自動洗濯機と同じく、お手入れに便利なステンレス脱水槽や抗菌パルセーターも採用されており、お手入れ面も安心です。洗浄時の水流は、標準・ソフトの2段階で選択できます。

洗濯容量5.5kg
運転音47〜48dB
幅×高さ×奥行き760×930×449mm
質量25kg

二槽式は洗濯槽と脱水槽が分かれているぶん、本体幅が76cmと全自動洗濯機より広くなります。設置場所の横幅に余裕があるかを先に測っておきましょう。日立は洗濯機の補修用性能部品を、製造打切り後6年間保有すると公表しています(参照:日立の家電品「製品のご利用に関して(補修用性能部品の保有期間)」)。構造が単純で修理しやすい二槽式でも、部品が出る期間には限りがあります。

パナソニック NA-W50B1

シンプルに操作できるダイヤル式で、扱いやすいデザインです。水流は標準・弱の2段階で切り替えられ、洗い物に応じて4段階の水量を選べます。質量1.4kg以下の毛布や、1.2kg以下の肌掛け布団も洗える、使いやすい設計です。

洗濯容量5kg
運転音44〜47dB
幅×高さ×奥行き830×938×482mm
質量25kg

本体幅83cmは今回紹介する中で最も広く、防水パンではなく洗面所の床に直置きする前提のサイズです。設置したあとに扉や引き出しが開くかまで含めて確認しておきましょう。パナソニックは全自動洗濯機の補修用性能部品を、製造打切り後7年間保有すると公表しています(参照:パナソニック「補修用性能部品の保有期間」)。二槽式は構造が単純で壊れにくいといわれますが、部品が供給される期間も確認しておくと安心です。

AQUA AQW-N501

AQUAの二層式洗濯機も、シンプルなダイヤル式操作が採用されています。脱水槽はステンレス製で、ビッグパルセーターは抗菌仕様です。お風呂の水を再利用できる吸水ホースは、専用の給水口に固定できるので便利です。水流は標準・ソフトの2段階から、水量は3段階から選べます。

洗濯容量5kg
運転音43〜48dB
幅×高さ×奥行き785×918×435mm
質量25kg

本体幅78.5cmと、全自動洗濯機より20cm以上広い設置スペースが必要です。運転音は43〜48dBで、脱水時は生活音より大きくなるため、夜間の使用は避けたほうが無難です。二槽式は洗いと脱水を自分で切り替える手間があるぶん、洗濯液を入れ替えずに続けて洗える点が利点です。手間と水道代のどちらを優先するかで選びましょう。

長期的なコスパを考えて長持ちする洗濯機メーカーを選ぼう

洗濯カゴを持って微笑む女性

今回は、壊れにくく長持ちする洗濯機を選ぶための公式な目安と、メーカー5社の強み、現行モデルを紹介しました。洗濯機の平均使用年数は10.1年で、補修用性能部品の保有期間はパナソニックの縦型・全自動が7年、ほかは6年です。

  • パナソニック:ナノイー除菌・消臭、家庭目線の時短仕様
  • 日立:モーターメーカーの強みを活かした洗浄・乾燥の高い技術力
  • シャープ:プラズマクラスターや穴なし槽で衛生面と省エネに特化
  • 東芝:ウルトラファインバブル洗浄や低振動・低騒音のDDモーター
  • AQUA:国内コインランドリー機器の販売台数シェアNo.1(アクア発表)の業務用のノウハウ

洗濯機を長持ちさせるコツは、メーカーや製品を選ぶことに加えて、取扱説明書どおりの容量で使い、洗濯槽の掃除を続けることです。運転中に音が大きくなる、脱水がうまくいかないといった変化が出てきたら、早めに点検や修理を相談しましょう。

買うときは、本体価格だけでなく発売から何年たったモデルか(部品が出る期間)と、延長保証の有無もあわせて比べると、長く安心して使える1台を選べます。

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