HDMIケーブルの基本知識
HDMIケーブルは、PC、ゲーム、スマートフォン、プロジェクターなどの接続に必要不可欠なケーブルです。
さまざまなメーカーやブランドから発売されているHDMIケーブルですが、「ずっと同じケーブルを使っているけど画質に不満がある」「そもそもHDMIケーブルって何に使えるの?」といった不満や疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?
HDMIケーブルの役割や規格に関する正しい知識を身につけることで、これまでよりもワンランク上の映像や音声を楽しめます。
ここでは、HDMIケーブルの基本情報について、規格ごとの解像度や伝送速度の違いも併せて解説していきます。
HDMIケーブルの役割とは?
HDMIケーブルとは、映像や音声などのデータを他の機器に伝送するツールのことです。
例えば、スマートフォンに入っている画像や動画をPCに送る場合、対応のHDMIケーブルを両デバイスに繋ぐことで手軽にデータを移行できます。
HDMIケーブル1本でスピーディーにデータを伝送できるほか、複雑な配線のセッティングなどもないため、幅広い層にとって使いやすいところがポイントです。
尚、HDMIケーブルが対応している機器は多く、テレビ、スマートフォン、タブレット端末、PC、ゲーム機、ビデオカメラなどに接続可能です。
データをプロジェクターや大型ディスプレイに映し出すといった使い方もあり、仕事、学校、プライベートのリラックスタイムといった幅広いシチュエーションで役立ちます。
HDMIケーブルの規格とその違い
HDMIケーブルには、バージョンとも呼ばれる規格が設定されています。
スマートフォンやタブレット端末と同様に、HDMIケーブルもバージョンアップが繰り返されてきました。
バージョンアップのたびに通信速度や解像度の改善が行われており、2023年時点では計4つの規格のHDMIケーブルが販売されています。
・スタンダード
・ハイスピード
・プレミアムハイスピード
・ウルトラハイスピード
最も古い規格のスタンダードは、Ver.1.2よりも前の規格のことを指しています。
ハイスピードはVer.1.3~1.4が該当し、イーサネットやフルHD解像度に対応している点がメリットです。
プレミアムハイスピードはVer.2.0のことで、4KとHDRでデータを再生できるという特徴があります。
また、ウルトラハイスピードは、最新バージョンであるVer.2.1のHDMIケーブルです。
8Kにも対応しており、映像・音声ともに優れた性能を兼ね備えています。
尚、各規格の解像度と伝送速度には、以下のような違いがあります。
規格 | 解像度 | 伝送速度 |
スタンダード | 1920×1080 | 4.95Gbps |
ハイスピード | 3840×2160 4096×2160 | 10.2Gbps |
プレミアムハイスピード | 3840×2160 4096×2160 | 18Gbps |
ウルトラハイスピード | 7680×4320 3840×2160 | 48Gbps |
接続する機器や自身のニーズなどを考慮して、ベストな規格のHDMIケーブルを選ぶようにしましょう。
長さや太さ、種類による画質・音質の影響
HDMIケーブルは、長くなるほど画質・音質が下がる傾向にあります。
特に5m以上の製品は信号が伝送されにくくなるため、高品質を謳った製品を選ぶことが大切です。
また、細すぎるHDMIケーブルについては、使っているうちに画質・音質のクオリティが下がるケースもあるので注意が必要です。
HDMIケーブルの中には、内部にシールド構造を施している製品も存在します。
サビやノイズに対する耐性が高く、ケーブルの劣化を抑えてくれる点が特徴です。
ケーブルの劣化が進むと、データをスムーズに伝送できなくなります。
画質・音質にも影響が出てしまうため、直径が細いHDMIケーブルを購入する際は内部の構造をチェックするのがおすすめです。
使いやすいHDMIケーブルの選ぶポイントは?
長く使えるHDMIケーブルを見つけるためにも、製品選びにこだわりましょう。
一口にHDMIケーブルと言っても、さまざまな端子の種類があります。
端子の種類によって繋げる機器が違うので、自身が利用する予定の接続機器を確認しておくことが大切です。
また、ケーブルの長さもロングタイプからショートタイプまであり、過不足のない長さのケーブルを選ぶ必要があります。
短すぎると接続に支障が出る一方で、長すぎると配線しにくいというデメリットもあるため、最適な長さのケーブルを見つけましょう。
さらに、HDMIケーブルには異なる通信速度が設定されており、伝送のスピードや映像のムーブメントなどに影響が出る点にも注意が必要です。
収納のしやすさや丈夫さなどにも着目して、自身が管理しやすいHDMIケーブルを探してくださいね。
以下では、各ポイントについてさらに詳しくお話ししていきます。
端子の種類で選ぶ
HDMIケーブルを購入するにあたって、必要な端子の種類を確認しておきましょう。
同じような見た目に見えるHDMIケーブルですが、実は以下の4種類に分類されています。
・HDMIタイプAコネクタ
・HDMIタイプCコネクタ(ミニHDMIコネクタ)
・HDMIタイプDコネクタ(マイクロHDMIコネクタ)
・HDMI タイプEコネクタ
HDMIタイプAコネクタは最もメジャーな種類で、PC、テレビ、ゲーム機、プロジェクターといった機器と接続可能です。
HDMIタイプCコネクタは、通称・ミニHDMIコネクタとも呼ばれています。
ミニという名前からもわかるように、端子部分が小さいのが特徴です。
主な用途としては、ビデオカメラやノートPCとの接続が挙げられます。
HDMIタイプCコネクタよりもさらに端子が小ぶりなHDMIタイプDコネクタは、スマートフォン、タブレット端末、デジタルカメラなどのデータ伝送に使われます。
また、HDMI タイプEコネクタは自動車用のケーブルで、カーナビとの接続に使われるケースが一般的です。
自身がHDMIケーブルをどのように使いたいか考えることで、購入すべき種類を絞れます。
端子の種類を間違えると、データを伝送できないのはもちろん、故障の原因になる可能性もあります。
必ず端子の種類を確認して、安全に映像や音声を楽しみましょう。
長さで選ぶ
HDMIケーブルを購入する前に、必ず必要な長さについて確認しておくことが大切です。
HDMIケーブルは、1m程度のものから10m以上のものまで幅広い長さがあります。
使い勝手の良い製品を見つけるためにも、自身がどの程度の長さのケーブルを購入すべきかあらかじめ検討しておきましょう。
1~2m前後のHDMIケーブルは、スマートフォンやタブレット端末とPCを繋いでデータを伝送する際に便利です。
配線がしやすく、作業中に邪魔にならないというメリットもあります。
また、3~5m程度のHDMIケーブルは、バリエーション豊富なシチュエーションで使える長さです。
部屋の中で離れた機器同士を接続しやすく、テレビ会議やプレゼンといったビジネスシーンはもちろん、大画面での動画鑑賞会やゲームにも最適です。
もし長距離での利用を前提とする場合は、5m以上のHDMIケーブルの導入を検討してみましょう。
ただし、対応機器が少ないケーブルがあるほか、挿入時の認識に時間がかかる製品もあるため、事前調査を行うことがポイントです。
ケーブルの長さは、長ければ長いほど良いというわけではありません。
自身が使うシチュエーションをイメージし、必要な長さのケーブルについて考えてみてくださいね。
通信速度で選ぶ
通信速度に注目することで、使いやすいHDMIケーブルを見つけられます。
HDMIケーブルには4種類の規格があり、規格ごとの通信速度は4.95Gbps、10.2Gbps、18Gbps、48Gbpsです。
数字が大きくなればなるほど通信速度が速く、一度により多くのデータを伝送できるという特徴があります。
データの伝送がスピーディーに完了するため、特に容量の大きなデータを接続機器に伝送する際に利便性の高さを感じられます。
また、通信速度が速いHDMIケーブルは、低遅延によるタイムラグなどが起こりにくい点もメリットです。
動きがスムーズで映像が見やすいため、ゲームを目的にHDMIケーブルを検討している方にもおすすめです。
管理のしやすさで選ぶ
管理しやすいHDMIケーブルを購入することで、使い勝手の良さを実感できます。
機器同士の接続を目的としているHDMIケーブルは、作業中以外は収納していることが一般的です。
ケーブルの直径が太い場合、小さくまとめて収納しておくことが難しい傾向にあります。
収納しにくいのはもちろん、持ち運びにも不便なので、直径が太すぎない製品やまとめやすい製品を選びましょう。
また、HDMIケーブルの中には、耐久性に優れているものもたくさんあります。
ケーブル部分にメッシュ素材が採用されている製品は、曲げに強く断線などが起こりにくいところがメリットです。
コネクタ付近をゴムのような柔らかい素材でコーティングしているケーブルもあり、収納の際に折れ曲がってもケーブルに負担がかかりません。
破損などのリスクを最小限に抑えられるので、特にHDMIケーブルの取り扱いに自信がない方におすすめです。
長さ別おすすめHDMIケーブルランキング
ここでは、ケーブルの長さを重視する方のために、長さ別おすすめHDMIケーブルランキングを発表します。
10m、5m、3mからそれぞれ使い勝手抜群の製品をご紹介していくので、自身に必要な長さのケーブルをチェックしてみましょう。
1位:10m! サンワサプライ [KM-HD20-UFB100]
ロングケーブルを搭載したHDMIケーブルを探している方におすすめなのが、サンワサプライが販売する「KM-HD20-UFB100」です。
ケーブルの長さは実に10mで、長距離間の接続に対応しています。
また、端子に光ファイバが採用されており、データの品質を維持したまま出力機器に送信してくれます。
ロングケーブルを使う場合、「短いケーブルと比べてデータの質が落ちてしまう」「長距離になればなるほどデータが汚くなる」といった問題点に悩まされがちです。
しかし、光ファイバ付きの「KM-HD20-UFB100」であれば、ケーブルの長さとデータのクオリティの両方を叶えられます。
eARC/ARCにも対応しているため、高画質だけでなく高音質も実現しているHDMIケーブルです。
10mのロングタイプでありながら太さは5.5mm程度となっており、比較的コンパクトにまとまりやすいところも特徴です。
収納スペースがかさばらないのはもちろん、持ち運びしやすいというメリットも兼ね備えています。
また、2つある端子の片側には、「Display」の記載が付いています。
モニターやテレビ画面に挿入する端子が一目見てわかるので、挿し間違いによるストレス軽減に繋がる点もポイントです。
端子の種類 | HDMIタイプAコネクタ |
ケーブルの長さ | 10m |
ケーブルの太さ | 5.5mm |
重量 | 約450g |
通信速度 | 最大48Gbps |
対応解像度 | 8K/4K |
2位:5m!エレコム [DH-HD21E50BK]
エレコムの「DH-HD21E50BK」は、ノイズ除去に優れたロングケーブルです。
HDMIケーブル内には3重シールド構造が採用されており、アルミ編組シールドとアルミマイラーが折り重なって配置されています。
さまざまな周波のノイズを除去できるため、データの画質や音声への悪影響を抑えられます。
端子付近にもノイズカット効果の高い亜鉛製のシェルが使われており、ノイズ対策を徹底したい方におすすめです。
また、5mというロングケーブルでありながら、48Gbpsの高速伝送と8K、4K、2Kの高品質な解像度を実現しています。
スムーズな映像伝送を保証する「Ultra High Speed HDMI Cable規格認証済」のケーブルなので、ロングケーブルの機能性に不安がある場合でも安心です。
尚、環境への優しさもポイントで、「DH-HD21E50BK」は特定有害物質の使用制限を定めた「RoHS指令」に準拠しています。
プラスチック削減などの環境認定基準を満たした「THINK ECOLOGY」マークも付いているHDMIケーブルなので、「せっかくHDMIケーブルを買うなら環境に優しい製品を選びたい」「品質とエコ意識が高い製品を購入したい」という方に最適です。
端子の種類 | HDMIタイプAコネクタ |
ケーブルの長さ | 5m |
ケーブルの太さ | 約8mm |
重量 | - |
通信速度 | 48Gbps |
対応解像度 | 8K/4K/2K |
3位:3m! バッファロー [BSHDUN30BK/N]
バッファローが取り扱う「BSHDUN30BK/N」は、対応解像度の高さが魅力のロングケーブルです。
多くのHDMI ケーブルが対応している8Kや4Kはもちろん、10Kや5Kの解像サポートも可能です。
「Dynamic HDR」も搭載されており、細かい明るさ、コントラスト、ディティールの調整を自動で行う仕様になっています。
クリアかつリアリティのある綺麗な画質でデータを伝送できるので、高い満足度を得られます。
また、重量はわずか215gとなっており、りんご1個分の重さと同程度です。
荷物に入れても負担にならない軽量タイプなので、「学校で使うから移動教室のときに持ち運びしやすいHDMIケーブルがほしい」「出張先に持って行きたいけど荷物が重くなるのは嫌だ」といったニーズを満たしてくれます。
端子には金メッキコネクターと金メッキピンが使われており、サビをはじめとする経年劣化を防ぐ効果があります。
画質の劣化なども起こりにくく、長期的に愛用できるコストパフォーマンスの高さが魅力です。
尚、ゲームをする上で欠かせないバリアブルリフレッシュレート・通称VRRにも対応しており、タイムラグやコマ落ちといったトラブルを最小限に抑えられます。
滑らかなムーブメントを感じながらゲームを楽しめるので、頻繁にゲームをプレイする予定の方は「BSHDUN30BK/N」の購入を検討してみましょう。
端子の種類 | HDMIタイプAコネクタ |
ケーブルの長さ | 3m |
ケーブルの太さ | 約7.3mm |
重量 | 約215g |
通信速度 | 48Gbps |
対応解像度 | 10K/8K/5K/4K |
HDR対応おすすめHDMIケーブルランキング
繊細かつ立体感のある映像を重視する方におすすめなのが、HDRに対応しているHDMIケーブルです。
HDRはハイ・ダイナミック・レンジの略で、従来のスタンダード・ダイナミック・レンジよりも幅広い明暗を表現しています。
肉眼で見ているようなリアルな画質を実現しているため、動画やゲームに没頭できる点がメリットです。
ここでは、HDR対応おすすめHDMIケーブルランキングTOP3を説明していきます。
1位:バッファロー [BSHDUN20BK/N]
HDR対応おすすめHDMIケーブルの第1位にランクインしたのは、バッファローの「BSHDUN20BK/N」です。
8K/60Pや48Gbpsを兼ね備えており、対応している接続機器であれば美しい映像を楽しめます。
各シーンやフレームに応じて最適な明るさや色域に調整してくれるため、「臨場感あふれる映像で動画視聴したい」「ゲームの暗いシーンでもキャラクターの動きを確認できる明るさでプレイしたい」といったニーズにもマッチします。
10K、8K、5K、4Kといった幅広い解像度にも対応しており、よりクリアな画質を実現したい方におすすめです。
また、ケーブルは2mで、長すぎず短すぎない適度な長さを兼ね備えています。
太さは6.3mmとなっており、内部には3重シールド構造が採用されています。
ノイズの侵入による劣化などを防いでくれるため、スリムタイプでありながら耐久性の高さも魅力のHDMIケーブルです。
さらに、通信速度は48Gbpsとなっており、ハイスピードかつ優れた伝送性能を実現しています。
端子の種類 | HDMIタイプAコネクタ |
ケーブルの長さ | 2m |
ケーブルの太さ | 6.3mm |
重量 | 約120g |
通信速度 | 48Gbps |
対応解像度 | 10K/8K/5K/4K |
2位:エレコム [ECDH-HDP30SBK]
エレコムの「ECDH-HDP30SBK」は、立体感ある映像が魅力のHDMIケーブルです。
HDRに対応しているのはもちろん、BT.2020映像伝送も可能となっており、明暗や色彩の幅が広いというメリットがあります。
リアリティ満載の映像で動画視聴やゲームをプレイできるので、リラックスタイムの満足度向上に繋がります。
また、ケーブルは3mのロングタイプで、自宅、学校、職場などバリエーション豊富な場所で使いやすい長さが特徴です。
外側にはナイロンメッシュが使われており、厚みのある丈夫な素材感となっています。
折り曲げても破損しにくいので、「使っている最中にねじれてケーブルが千切れてしまう」「カバンに入れて持ち歩くので絡まって壊れることがある」といった悩みを持つ方でも安心です。
尚、ARCにも対応しており、テレビ、PC、プロジェクターなどに伝送したデータ音声をAVアンプやスピーカーといった出力機器に移行することもできます。
音質に優れた出力機器を使うことで映画館のようなサウンドを楽しめるため、ハイクオリティな音声を重視する場合におすすめです。
端子の種類 | HDMIタイプAコネクタ |
ケーブルの長さ | 3m |
ケーブルの太さ | 約7mm |
重量 | - |
通信速度 | 18Gbps |
対応解像度 | 4K/2K |
3位:SONY [DLC-HX10]
3D映像を大画面で視聴したいなら、SONYが取り扱っている「DLC-HX10」をチェックしてみましょう。
3D映像タイプのディスプレイやブルーレイディスクレコーダーとの互換性があり、伝送したデータを立体的に楽しめます。
2Dのみ対応しているHDMIケーブルよりもリアルな雰囲気を味わえるため、「HDRプラスアルファの綺麗な映像を満喫したい」「伝送したデータを手軽に3Dで視聴したい」という場合に最適です。
動画色空間規格を表すxvYCCも搭載されており、伝送された色を自然な範囲で鮮やかにしてくれます。
また、ディープカラー機能付きで、色数が多いという特徴があります。
さまざまな色のコントラストや明暗に対応しているのはもちろん、モノクロでも濃淡の調整が行われるため、あらゆるシーンにおいて画面が見やすい点がポイントです。
尚、「DLC-HX10」は、100MbpsまでのHDMIイーサネットチャンネル通信が可能です。
1台の対応機器を通じてその他の機器もネットワークに繋げるので、全ての機器をLANケーブルで接続する手間を省けます。
端子の種類 | HDMIタイプAコネクタ |
ケーブルの長さ | 1m |
ケーブルの太さ | ‐ |
重量 | - |
通信速度 | 18Gbps |
対応解像度 | 4K |
4K対応おすすめHDMIケーブルランキング
4K対応のHDMIケーブルがほしい場合は、プレミアムハイスピードの製品の中から選びましょう。
以下では、4K対応タイプの中でも特に使いやすい製品3つを深堀していきます。
1位:Panasonic [RP-CHKX10-K]
4K対応おすすめHDMIケーブルランキングの第1位は、Panasonicの「RP-CHKX10-K」です。
アルミマイラーシールドと絶縁マイラーシールドを使った独自技術・ダブルバインド構造が採用されており、信号間で起こりやすい差動バランスを大幅に削減しています。
スピーディーかつ安定した伝送を実現しているため、高品質の映像を楽しめる点がメリットです。
また、音声出力にも工夫が凝らされており、ソリッド銅線を使ったダブルドレインアース構造が施されています。
音声に重厚感が加わるため、「4KのHDMIケーブルは音質に不満がある」「HDMIケーブルを買うならクリアな音声を重視したい」という方におすすめです。
亜鉛ダイキャストプラグとケースも搭載されており、画質や音質の劣化を抑えながら伝送する仕組みになっています。
尚、ケーブルは1mで、近距離の機器同士を接続するのに使いやすい長さです。
コンパクトにまとまるので片付けやすく、収納スペースに限りがある場合でも安心です。
端子の種類 | HDMIタイプAコネクタ |
ケーブルの長さ | 1m |
ケーブルの太さ | - |
重量 | - |
通信速度 | 18Gbps |
対応解像度 | 4K |
2位:HORIC [HDM30-013GD]
HORICの「HDM30-013GD」は、優れたデザイン性を兼ね備えた4K対応HDMIケーブルです。
ブラックやホワイトを基調とした製品が多いHDMIケーブルですが、「HDM30-013GD」はケーブル部分にブラック、端子部分にゴールドが配色されています。
メタルヘッドの高級感あふれるデザインなので、「人前で使う機会も多いから見た目が気に入るHDMIケーブルを購入したい」「他のケーブルと見分けがつきやすい色のHDMIケーブルがほしい」といった要望を抱える方にもおすすめです。
また、ケーブルは3mと比較的長めに作られており、離れた機器同士を繋ぎやすくなっています。
無理やりケーブルを接続することによる断線なども起こりにくいので、安全性を確保しながら使える点がポイントです。
ノイズ除去効果の高い3重シールドが採用されていますが、ケーブルの厚みは6mm程度に収まっています。
スリム設計なので使用中に邪魔になりにくく、カバンやパソコンケースなどに収納しやすいというメリットもあります。
端子の種類 | HDMIタイプAコネクタ |
ケーブルの長さ | 3m |
ケーブルの太さ | 6mm |
重量 | - |
通信速度 | 18Gbps |
対応解像度 | 4K |
3位:SONY [DLC-HJ15]
SONYの「DLC-HJ15」は、低価格設定の4K対応HDMIケーブルです。
家電量販店や通販サイトなどでも取り扱われており、2,000円台で購入できるケースが多くなっています。
経済的な負担を抑えながらHDMIケーブルを手に入れられるので、はじめて4K対応のHDMIケーブルを購入する場合やお試しでケーブルを使ってみたいと場合にもおすすめです。
また、シームレスプラグとなっており、端子部分に継ぎ目が付いていません。
継ぎ目のあるHDMIケーブルの場合、接点付近からノイズを拾いやすいというデメリットが見られます。
一方、シームレスプラグの「DLC-HJ15」ならノイズ耐性が強く、映像・音声ともに高品質な状態で伝送可能です。
耐久性にも配慮されており、ケーブル部とプラグ部には独自の接合構造が採用されています。
端子の抜き差しによる損傷などを防げるのはもちろん、経年劣化も起こりにくくなっているため、「前に安いHDMIケーブルを買ってすぐに壊れたことがある」「できるだけ長く使えるコストパフォーマンスの高い製品がほしい」という方に最適です。
尚、100Mbpsのデータ通信も可能となっており、1台のHDMIイーサネットチャンネル対応機器をインターネットに繋げばその他の対応機器でもネットワークを利用できる仕組みになっています。
端子の種類 | HDMIタイプAコネクタ |
ケーブルの長さ | 1.5m |
ケーブルの太さ | ‐ |
重量 | ‐ |
通信速度 | 48Gbps |
対応解像度 | 4K |
8K対応おすすめHDMIケーブルランキング
最高品質の映像と音声を楽しみたいなら、8K対応のHDMIケーブルを選びましょう。
高い需要を誇る8KのHDMIケーブルは、各メーカーやブランドからバリエーション豊富な製品が提供されています。
以下では、「8K対応の製品選びに迷っている」「どれが人気商品なのか気になる」という方のために、ウルトラハイスピードのHDMIケーブル3種類をランキング形式でご紹介していきます。
1位:Sweguard 8K対応 HDMIケーブル
SweguardのHDMIケーブルは、8K対応HDMIケーブルのおすすめNO1です。
8Kでは60Hzという高い解像度をサポートしており、クリアで自然な映像を伝送します。
また、4Kの120Hzや60Hzとも互換性があるため、使用する機器に合わせて使い分けできる点もメリットです。
マルチモードが搭載されており、コピーモード、拡張モード、ゲームモードの3種類があります。
コピーモードは単に出力される映像が大きくなる機能で、小型デバイスのデータを大画面で視聴したい場合にピッタリです。
拡張モードはマルチタスクディスプレイと同様のシステムとなっており、出力機器に違う画面を表示できます。
「仕事で複数のデバイスに違う画面を表示したい」「子どもに動画を見せるためにデータを伝送したいけど自分は違うデータを見たい」といったシチュエーションで役立ちます。
ゲームモードはPS5、PS3、PS4などに対応しているのが特徴で、自動低遅延機能によりタイムラグや映像のがたつきなどを抑えたムーブメントを楽しみたい方に最適です。
用途に合わせてモードを切り替えられるので、さまざまなシチュエーションで満足度の高さを実感できます。
端子の種類 | HDMIタイプAコネクタ |
ケーブルの長さ | 1.8m |
ケーブルの太さ | - |
重量 | 100g |
通信速度 | 48Gbps |
対応解像度 | 8K/4K |
2位:バッファロー [BSHDUN20BK/N]
バッファローが提供する「BSHDUN20BK/N」は、総合的にバランスの良い8K対応HDMIケーブルです。
10Kや5Kのほか、8K/60pや4K/120pにも対応しており、データごとに最適な画質で映像出力してくれます。
自動で深度、ディティール、明るさなどの調節が行われるため、動画やゲームを綺麗な映像で堪能できます。
バリアブルリフレッシュレートも付いており、「3Dグラフィックの映像でゲームをプレイしたい」「低遅延でサクサク映像が動くHDMIケーブルがほしい」という方におすすめです。
また、eARCを搭載しており、従来のARCよりもワンランク上の高音質を実現しています。
Dolby AtmosやDTS:Xといった音声フォーマットとの互換性があるため、対応機器と接続することでリアリティのある多次元サウンドを楽しめます。
ケーブルは3重シールド構造で、映像・音声の質を保つと同時に劣化を防いでくれる点もポイントです。
利便性の良さを重視するのであれば、映像、音声、耐久性のトータルバランスが良い「BSHDUN20BK/N」を視野に入れてみましょう。
端子の種類 | HDMIタイプAコネクタ |
ケーブルの長さ | 2m |
ケーブルの太さ | 6.3mm |
重量 | 約120g |
通信速度 | 48Gbps |
対応解像度 | 10K/8K/5K/4K |
3位:HiFind HDMI2.1ケーブル
HiFindのHDMIケーブルは、丈夫さを兼ね備えた8K対応HDMIケーブルです。
端子には耐久性の高い金メッキが使われており、10,000回以上の抜き差しテストをクリアしたという実績を持ちます。
ケーブル本体はメッシュ素材で、内部には3重のシールド加工が施されています。
3,000回以上にわたって90度以上の角度で曲げるというテストでも破損することがなく、「HDMIケーブルをつい乱雑に扱ってしまうことが多い」「今までHDMIケーブルを何本も壊してしまった」という方でも長く使用できる点がポイントです。
また、スタイリッシュなデザインが採用されており、接続部はシルバーグレー、ケーブルはブラックとグレーの編み込みタイプになっています。
さまざまなカラーのデバイスになじみやすい配色なので、さりげなくオシャレな雰囲気を演出できます。
尚、eARCも搭載されており、高品質なオーディオ効果を堪能しながら動画やゲームを楽しめるところもメリットです。
端子の種類 | HDMIタイプAコネクタ |
ケーブルの長さ | 1.5m |
ケーブルの太さ | - |
重量 | 90g |
通信速度 | 48Gbps |
対応解像度 | 8K/4K |
スマホ向けおすすめHDMIケーブルランキング
HDMIケーブルを使うことで、スマートフォンのデータを手軽に他のデバイスに送れます。
動画アプリやゲームアプリの画面をテレビやプロジェクターに映し出すこともできるため、「映画館みたいに大画面で動画を楽しみたい」「スマホの小さいスクリーンだとゲームがプレイしにくい」という方におすすめです。
スマートフォン用のHDMIケーブルを選ぶにあたって、自身の用途に特化している製品を見つけることが大切です。
中には複数の動画アプリやSNSと連携している製品もあり、最小限のセッティングでデータを動画視聴できるというメリットがあります。
また、ゲームを目的とするなら、タイムラグが起こりにくいHDMIケーブルの中から選びましょう。
ここでは、スマートフォンと相性抜群のHDMIケーブルを3つご紹介していきます。
動画視聴やゲームのほか、ビジネスシーンでも使いやすい製品ばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね。
1位:android対応! エレコム [MPA-CHDMI10BK]
エレコムが販売する「MPA-CHDMI10BK」は、スマートフォン向けおすすめHDMIケーブルTOP1です。
4Kの解像度にも対応しており、クリアな映像と滑らかなムーブメントが魅力です。
また、大型のスクリーンで映像を閲覧できるマルチディスプレイと、2台目以降が1台目と同じ画面表示になるミラーリング機能が搭載されています。
スマートフォンのデータを複数のディスプレイで共有できるので、「会議のときに全員分のPCにデータを伝送したい」「自分のPCとプロジェクターに映像を映しながらプレゼンしたい」という方におすすめです。
さらに、「MPA-CHDMI10BK」は動画アプリに対応しており、HuluやNetflixなどの動画チャンネルを大画面で視聴可能です。
端子部分にはノイズ耐性の高い金属シェル構造が採用されているため、高品質な映像と音声で動画視聴を楽しめます。
ケーブルは4.2mmのスリムタイプで、使用中に邪魔になりにくいところもポイントです。
端子の種類 HDMIタイプCコネクタ
端子の種類 | HDMIタイプCコネクタ |
ケーブルの長さ | 1m |
ケーブルの太さ | 4.2mm |
重量 | ‐ |
通信速度 | - |
対応解像度 | 4K/2K |
2位:iPhone対応! Topaka [TOPK-SJX-BAI]
Topakaが提供している「TOPK-SJX-BAI」は、iPhoneやiPadに対応しているHDMIケーブルです。
操作方法が簡単で、機器同士をHDMIケーブルで繋ぐだけで映像が映し出されます。
複雑なセットアップなどを行う必要もないので、はじめてスマートフォン用のHDMIケーブルを購入する場合でも安心です。
また、無料のビデオアプリと連携する仕組みになっており、Facebook、Instagram、YouTubeなどの動画をスマートフォンから他のデバイスに伝送できます。
複数での閲覧にも最適なので、「友人と集まってビデオアプリの動画を楽しみたい」「大画面に映してみんなで視聴したい」といったニーズを満たせるHDMIケーブルです。
端子を挿入してから認識するまでの時間も短く、余計な待ち時間が発生しにくくなっています。
スピーディーに伝送作業ができるため、精神的なストレス軽減にも繋がります。
尚、ケーブルには織りメッシュ構造が施されており、耐摩耗性に優れている点も特徴です。
丈夫で長持ちしやすく、コストパフォーマンスの良さを実感できます。
端子の種類 | - |
ケーブルの長さ | 1.5m |
ケーブルの太さ | ‐ |
重量 | 40g |
通信速度 | - |
対応解像度 | 4K |
PC向けおすすめHDMIケーブル
PC用のHDMIケーブルは、仕事、学校、自宅といったバリエーション豊富な場所で使う機会の多いケーブルです。
通信速度、画像解像度、ケーブルの長さなどもさまざまなので、自身の中で優先順位が高い特徴を兼ね備えた製品を選ぶようにしましょう。
ここでは、「PC用に繋げるHDMIケーブルがほしいけど数が多すぎて迷っている」「なかなか候補を絞れない」という方のために、PC向けおすすめHDMIケーブル3選の詳細をお話ししていきます。
1位:Sniokco [SN-8KHD-2M]
PC向けおすすめHDMIケーブル第1位は、Sniokcoの「SN-8KHD-2M」です。
対応デバイスが豊富で、PCのほか、DVD、デスクトップ、TV、switchやXboxなどのゲームにも対応しています。
用途に合わせてさまざまな使い分けができるため、「PCメインだけどたまに自宅でゲームにも使いたい」「コスパ最強のHDMIケーブルがほしいからPCプラスアルファで活用したい」という場合に使い勝手の良いHDMIケーブルです。
また、通信速度は48Gbpsで、ハイスピードで映像が伝送されるというメリットがあります。
低遅延も起こりにくいため、スムーズにゲームをプレイしたい場合にも最適です。
対応解像度は8Kと4Kで、大画面に伝送しても綺麗な画質を保ちます。
尚、コネクタ部分は柔らかい素材で覆われており、曲げに強い仕様です。
PCにHDMIケーブルを繋ぐ際、配線の状態や機器の設置場所によってはケーブルの根元が曲がってしまうケースも多くなっています。
しかし、根元部分に負担がかかりにくい「SN-8KHD-2M」なら、破損や断線などのリスクを減らしながら長期的に使えるところがポイントです。
端子の種類 | HDMIタイプAコネクタ |
ケーブルの長さ | 1.5m |
ケーブルの太さ | ‐ |
重量 | 80g |
通信速度 | 48Gbps |
対応解像度 | 8K/4K |
2位:エレコム [CAC-HD14US07BK]
エレコムが提供する「CAC-HD14US07BK」は、「業界最細」のキャッチコピーが付いたウルトラスリムなHDMIケーブルです。
ケーブルの太さはわずか2.8mmで、HDMIケーブルの中でもかなり細いタイプとなっています。
配線の際に取り回しが良いのはもちろん、使用していないときはコンパクトにまとめられるため、「太いケーブルだとセッティングのときに配置しにくくて困る」「小さなポーチに入れて持ち運べる華奢なケーブルがほしい」という場合にも最適です。
端子部分はエレコムの従来製品よりも68%小さく設定されており、全体的にコンパクトなサイズ感となっています。
また、安価な価格帯も魅力で、中には2,000円未満で販売している店舗や通販サイトもあります。
手に取りやすい値段設定になっているため、お試しでHDMIケーブルを使ってみたい方におすすめです。
低価格な製品ではあるものの、色表現が豊富で高画質を楽しめる点もメリットです。
24bitのフルカラーから48bitのディープカラーまで対応しており、深みと鮮やかさのある映像を出力します。
尚、ケーブルの長さは70cmと短めなので、PCとその他のデバイスを近距離で接続する際にピッタリです。
端子の種類 | HDMIタイプAコネクタ |
ケーブルの長さ | 0.7m |
ケーブルの太さ | 2.8mm |
重量 | - |
通信速度 | 10.2Gbps |
対応解像度 | 4K/2K |
3位:アイネックス [AMC-DPHD20]
アイネックスが発売している「AMC-DPHD20」は、挿入時にしっかりと接続できるHDMIケーブルです。
コネクタ部分にラッチが搭載されており、挿したケーブルが抜けにくい仕様になっています。
コネクタ部分が甘いHDMIケーブルを使っている場合、作業中にケーブルや機器に触れることで接続が途切れてしまう恐れがあります。
最悪の場合はデータが消失してしまうため、使用する上で精神的なストレスが大きくなりがちです。
一方、ラッチで接続部にしっかりと固定できる「AMC-DPHD20」なら、作業中にケーブルが抜けてしまうといったトラブルを未然に防げます。
安全にデータを取り扱うことにも繋がるので、「HDMIケーブルが途中で外れてヒヤヒヤしたことがある」「仕事で使うからリスクマネジメントを徹底したい」という方におすすめです。
また、ケーブルは2mとなっており、PCと出力機器を接続しやすい長さです。
ケーブル内は3重シールドタイプで、ノイズの侵入を除去しながらクオリティの高い映像・音声を伝送します。
端子の種類 | HDMIタイプAコネクタ |
ケーブルの長さ | 2m |
ケーブルの太さ | ‐ |
重量 | 100g |
通信速度 | - |
対応解像度 | 4K |
まとめ
高品質な画像と音声を出力したいなら、HDMIケーブルの規格に着目してみましょう。
スタンダード、ハイスピード、プレミアムハイスピード、ウルトラハイスピードにはそれぞれ異なる通信速度と画像解析度があり、自身に必要なHDMIケーブルを見極める上で重要なポイントです。
また、HDMIケーブルを接続する機器によって、選ぶべき端子の種類を絞れます。
誤って端子の種類が違う製品を買ったり、接続機器を壊したりしないためにも、4種類の端子の種類と対応している機器について確認しておきましょう。
さらに、使い勝手の良さを左右する大切なポイントに、ケーブルの長さが挙げられます。
用途やニーズによってベストな長さのケーブルは異なるため、自身が使うシチュエーションに合わせて必要な長さを見極めてくださいね。
尚、HDMIケーブルの中には、管理がしやすい製品も存在します。
各製品の収納性や耐久性も考慮し、トータルバランスの良いHDMIケーブルをゲットしましょう。