LANケーブルを壁に配線したいけどなんだか難しそうと思っていませんか?壁に配線した経験がないと何が必要なのかもよく分からないですよね。結論から言うと、賃貸でLANケーブルを壁に這わせるなら、次の3点を押さえれば壁を傷つけずに配線できます。
- ①穴を開けない「露出配線」にする…ケーブルは巾木(はばき:壁の下端の板)に沿わせて這わせる
- ②固定具は2択…見た目を重視するなら「テープ付きのモール」、手軽さを重視するなら「粘着式のケーブルクリップ(フック)」
- ③すき間と角だけケーブルを替える…ドアや窓のすき間は「すき間用LANケーブル」、家具の裏や角は薄い「フラットLANケーブル」
この記事ではLANケーブルを壁に固定するためのアイテムと、壁に配線するのに向いたおすすめのLANケーブルを紹介します。壁に傷をつけられないアパートやマンションでもスッキリ配線できるようにサポートするので参考にしてみてください。
LANケーブルは露出配線で壁に沿わせて設置しよう

LANケーブルを壁に配線する方法には「壁内配線」と「露出配線」があります。壁内配線は壁の中にLANケーブルを埋め込んでしまう配線。露出配線はLANケーブルを壁に沿わせる配線です。壁内配線は工事が必要になり、素人が自分で配線するのはやや難しいです。賃貸に住んでいる場合はそもそも工事の許可が下りないかもしれません。一方、露出配線はモールや固定フックを使ってLANケーブルを壁に沿わせるだけなので、自分で作業しやすいでしょう。
LANケーブルを床に置いていると足が引っかかったり、踏んでLANケーブルが劣化したりとトラブルの元になります。また、見た目も美しくなく生活感が漂ってしまいます。トラブルを防ぎ、部屋をスッキリさせるためにもLANケーブルは露出配線で壁に配線しましょう。
配線の通り道を考える前に、ルーターの位置を決めておくとケーブルを短くできます。置き場所に迷っている方はWi-Fiルーターの置き場所の正解とNGな場所も確認してみてください。
賃貸で壁を傷つけずにLANケーブルを固定する方法
賃貸でいちばん気になるのは、退去するときの原状回復です。国土交通省のガイドラインでは、「壁等の画鋲、ピン等の穴(下地ボードの張替えは不要な程度のもの)」は通常の損耗とされる一方、「壁等のくぎ穴、ネジ穴(重量物をかけるためにあけたもので、下地ボードの張替えが必要な程度のもの)」は借りた人の負担になる例として挙げられています。契約書に特約がある場合はそちらも確認し、迷ったら管理会社に聞いてから作業しましょう。
参照:国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(再改訂版)」
固定のしかたごとの違いは次のとおりです。
| 固定のしかた | 壁への影響 | 見た目 | 向いている場所 |
|---|---|---|---|
| テープ付きモール | 両面テープの跡が残ることがある | ケーブルが隠れてすっきり | リビングなど目に入る壁 |
| 粘着式ケーブルクリップ | はがせるタイプなら小さい | ケーブルは見える | 家具の裏・机まわり |
| ピン付きのケーブル留め | 小さなピン穴が残る | ケーブルは見える | 巾木や柱(契約を確認) |
| 床に這わせる | 壁には触れない | 通路では踏まないよう注意 | 壁際の床・カーペットの下 |
どれを選ぶか迷ったら、次のように決めると失敗しにくいです。
- 同じ部屋の中で数メートル、見た目を重視したい → 壁の色に近いテープ付きモールで巾木沿いに
- 家具の裏や机の脚まわりで、とにかく手軽に済ませたい → 粘着式のケーブルクリップを短い間隔で
- 隣の部屋へまたぎたい → 巾木沿いにドアまで這わせ、閉めるドアのすき間だけすき間用LANケーブルに替える
- 天井付近を這わせたい → ケーブルの重さがクリップにかかりやすいので、間隔を狭くするかモールに収める
なお、壁の中にケーブルを通してLANコンセントを増やすような壁内配線は、建物に手を加える工事になります。賃貸では自分で判断せず、必ず大家さんや管理会社の許可を取りましょう。
LANケーブルを露出配線にするメリット・デメリット

LANケーブルを露出配線にするメリット・デメリットは以下の通りです。
| メリット | ・自分で作業しやすい ・あまり手間がかからない ・LANケーブルを交換しやすい |
| デメリット | ・壁内配線に比べると見た目がすっきりしない |
露出配線は壁に穴を開けなくてもよいので、自分でも作業しやすい配線です。簡単な道具さえあればできるのであまり手間はかかりません。LANケーブルを買い替えたときも、壁内配線より交換しやすいのも魅力です。一方、壁に埋め込むわけではないので、LANケーブルやモールは部屋の中から見える状態になります。そのため、壁内配線に比べると見た目はすっきりしません。とはいえ、床にLANケーブルが散らかっているよりはぐっと見た目は良くなります。
LANケーブルを壁に固定するためのアイテム
LANケーブルを壁に固定するためにはモールか固定フックを使います。それぞれ作業内容や仕上がりの印象が異なるのでお好みの方を選んでください。ここからはモールと固定フックについてそれぞれの特徴を解説します。
モール
モールは壁に配線をしながら、LANケーブルを隠せるアイテムです。主にパイプと蓋で構成されていて、パイプにLANケーブルを通して蓋をするとLANケーブルが外から見えなくなります。簡単な作業手順は以下の通りです。
- 取り付ける壁を掃除する
- パイプを必要な長さに切る
- 壁に両面テープを貼る
- 壁にパイプを貼り付ける
- ケーブルをパイプに入れる
- 蓋をする
部屋の壁と似た色のモールを購入すればあまり違和感を感じない見た目になります。少し設置に手間はかかりますが、見栄えがよいのでおすすめの方法です。モールには壁に貼る「壁面用」と、床に置く「床用」があり、メーカーも分けて販売しています。壁に這わせるなら壁面用を選んでください。角を曲がる場所は、モールを斜めに切って突き合わせるより、メーカーが用意している角用の部品(出ズミ・入ズミ・平面曲がりなど)を使うと、ケーブルを隠したまま曲げられます。
固定フック
固定フックは粘着面によってさまざまな場所にくっつきながらケーブルを固定できるアイテムです。固定フックを使った配線の簡単な作業手順は以下の通りです。
- 壁を掃除する
- フックの粘着面を壁につける
- 一定時間放置する
- ケーブルを通す
固定フックを使った配線作業は非常に簡単です。その代わりLANケーブルが外から見える状態になるので、モールほど見た目はすっきりしません。見た目よりも作業の簡単さを優先したい場合には固定フックを選びましょう。賃貸なら、はがすときに跡が残りにくい「はがせる」タイプの粘着を選ぶのが安心です。貼った直後は粘着が十分に効いていないことがあるので、手順3のとおり少し時間を置いてからケーブルを通すと外れにくくなります。
壁に配線しやすいLANケーブル

壁に沿わせて配線するなら、要所要所で特殊なLANケーブルを使うのがおすすめです。普通のLANケーブルと形状や特徴が違うので取り回しがしやすく、配線によるトラブルの心配も少なくなります。ここからは壁に配線しやすいLANケーブルを紹介します。
フラットLANケーブル

フラットLANケーブルは平たいLANケーブルです。普通のLANケーブルのように丸くないのですきまに通しやすいのが魅力です。厚さが1.5mm前後の製品が多く、巾木の上やカーペットの下にも這わせやすくなっています。ただし薄い分、ドアなどで挟み込んだり、上に家具を載せたりするとケーブルを傷めます。劣化させないよう取り扱いには注意し、フラットLANケーブルを使う必要のない箇所では普通のLANケーブルを使いましょう。
角を曲がる場所は「曲げ半径」に注意
角を曲がる配線では、LANケーブルを直角に鋭く折り曲げないことが大切です。LANケーブルにはそれ以上小さく曲げてはいけない「最小曲げ半径」があり、無理に折ると性能が落ちたり断線したりする原因になります。たとえばサンワサプライのフラットLANケーブル KB-FL6A-005Wは、施工後の最小曲げ半径を5.6mmとしています。
角の多い経路では薄くて曲げやすいフラットタイプを選び、角ではケーブルを少し丸く逃がしてから固定しましょう。なお、以前は「高屈曲」をうたうフラットLANケーブル(サンワサプライ KB-FL6FAシリーズ)もありましたが、メーカー公式サイトでは廃止(生産終了)となっています。
参照:サンワサプライ KB-FL6A-005W 製品情報/サンワサプライ KB-FL6FA-005BK 製品情報
すきま用LANケーブル

すきま用LANケーブルは、ドアなどのすきまが狭すぎる場合に使うすきま専用のLANケーブルです。アルミなどでケーブルが強化されていて、狭いすきまにも配線しやすくなっています。普通のLANケーブルやフラットLANケーブルを狭いすきまに配線してしまうとドアなどで擦れて劣化や断線を招いてしまうので、狭いすきまでは無理せずすきま用LANケーブルを使いましょう。
ただしすきま用LANケーブルであっても、あまりに環境が悪いと断線の危険があります。常にドアなどの開け閉めによって衝撃が加わる場所や鋭角の物に接触する場には使えないので要注意です。
壁配線におすすめのLANケーブル

まずは壁配線におすすめのLANケーブルを紹介します。家の間取りや、どこからどこまでLANケーブルを引きたいかによって、買った方がよいLANケーブルは異なります。すきまや角をいくつ経由しそうかを確認して、以下のLANケーブルを検討してみてください。
| 商品 | 形 | カテゴリ | 長さ | 向いている場所 |
|---|---|---|---|---|
| バッファロー BSLS6AFU20BK | フラット | 6A | 2m | ルーターまわりの短い配線 |
| エレコム LD-GFAT/BK100 | フラット | 6A | 10m | 部屋をまたぐ長い配線 |
| サンワサプライ KB-FL6A-005W | フラット | 6A | 0.5m | 角や家具の裏の短い区間 |
| エレコム LD-VAPF/SV05 | すき間用 | 5e | 0.5m | 窓・ドアのすき間 |
| エレコム LD-VAPF6A/SV04 | すき間用 | 6A | 0.4m | 窓・ドアのすき間(10Gbps回線) |
なおLANケーブルには「カテゴリ」があります。カテゴリによって通信速度などが異なるので、LANケーブルを買うならカテゴリをチェックしてから買うのがおすすめです。手持ちのケーブルのカテゴリが分からないときは、LANケーブルのカテゴリを確認する方法で見分け方を解説しています。
◆LANケーブルのカテゴリについては下記の記事を参考にしてみてください。
バッファロー BUFFALO ツメの折れないLANケーブル BSLS6AFU20BK
ツメが折れないのが魅力のフラットLANケーブルです。長さは2mあるので、ルーターからパソコンやテレビまでの短い距離を繋ぐのに十分でしょう。カテゴリが6Aで10GBASE-T(10Gbps)にも対応しているので、高速な光回線でも速度を活かせます。
コネクタが抜き差ししやすく持ちやすいデザインになっていて、日頃の使い勝手にも配慮されています。180度曲げても折れにくい素材のツメを使っているので、壁際で抜き差しするときにツメを引っかけて折ってしまう心配も減らせます。フラットLANケーブルで迷っているなら選んでおいて損はない商品です。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| カテゴリ | 6A(10GBASE-T対応) |
| 長さ | 2m |
| 厚さ | 1.5mm(フラット) |
エレコム Cat6A LANケーブル フラット ツメ折れ防止 LD-GFAT/BK100
10mの長さがあるフラットLANケーブルです。隣の部屋までLANケーブルを引くなど、普通のフラットLANケーブルでは長さが足りないなら、こちらの商品を検討してみましょう。カテゴリは6Aで10GBASE-Tに対応しています。
薄さ約1.45mm、幅約6.0mmのフラット形状なので、巾木沿いやカーペットの下にも這わせやすいのが魅力です。コネクタはツメが折れにくい構造なので、長い配線の端で引っかけてツメを折ってしまうトラブルも防げます。長さは部屋の間取りに合わせて、通り道を実際にメジャーで測ってから、少し余裕を持たせて選びましょう。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| カテゴリ | 6A(10GBASE-T対応) |
| 長さ | 10m |
| 薄さ | 約1.45mm(幅 約6.0mm) |
サンワサプライ カテゴリ6AフラットLANケーブル KB-FL6A-005W
0.5mの短いフラットLANケーブルです。配線箇所に角や家具の裏などの狭い区間があるなら、こちらの商品を使いましょう。厚さ1.4mm×幅6.0mmのフラット形状で、カーペットの下やドアのすき間にも配線できます。切れにくい高弾力のPVCをケーブルに使っていて、施工後の最小曲げ半径は5.6mmです。カテゴリは6Aで10GBASE-Tにも対応しているので、通信速度の面でも問題ありません。白色なので白い壁や巾木に沿わせても目立ちにくく、1本持っておくと便利に使える商品です。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| カテゴリ | 6A(10GBASE-T対応) |
| 長さ | 0.5m |
| 厚さ | 1.4mm(幅 6.0mm) |
エレコム LANケーブル すきま用 LD-VAPF/SV05
アルミでケーブルを強化したすきま用LANケーブルです。薄さ約1.4mmですきまの配線にぴったりです。サッシ窓のすき間を通せるので、壁に穴を開けずに屋外から屋内へケーブルを引き込む用途にも使えます。長さは0.5mで、すき間を通す区間だけをこのケーブルにして、両側は普通のLANケーブルとつなぐ使い方になります。カテゴリは5eで、最大1Gbpsまでの回線なら一般家庭では十分です。10Gbpsの光回線を使っていて通信速度が速い方がよい人は、次に紹介するCAT6A対応のLD-VAPF6A/SV04を選びましょう。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| カテゴリ | 5e |
| 長さ | 0.5m |
| 薄さ | 約1.4mm |
エレコム Cat6A LANケーブル すき間用 LD-VAPF6A/SV04
Cat6Aに対応したすき間用LANケーブルです。10GBASE-Tにも対応しているので、10Gbpsの光回線でもすき間の区間が速度のボトルネックになりません。PoEにも対応しています。ケーブルの厚さは約1.5mmで、アルミテープで補強されているため重さや曲げに強く、窓やドアを閉めたままでも使えます。長さは約0.4m(アルミで補強された部分は約230mm)と短いので、すき間を通す区間だけに使いましょう。普通のLANケーブルやフラットLANケーブルをすき間に挟んで傷めてしまうのが心配な人におすすめの商品です。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| カテゴリ | 6A(10GBASE-T対応) |
| 長さ | 約0.4m |
| 厚さ | 約1.5mm |
ケーブル選び全体で迷ったら、LANケーブルのおすすめランキングで用途別に比較しています。◆以下の記事で、おすすめのLANケーブルを紹介しています。参考にしてみてください。
壁配線におすすめのLANケーブル固定アイテム

壁配線におすすめのLANケーブル固定アイテムも紹介します。モールと固定フックからおすすめの商品を2品ずつ選びました。それぞれサイズや色などの特徴が異なるので、自宅に合った商品を選びましょう。仕上がりの好みや作業の難易度などを考えながらそれぞれの固定アイテムを検討してみてください。
| 商品 | 種類 | 特徴 | 向いている場所 |
|---|---|---|---|
| 3M コマンド フック コード用 CMG-S-CL20 | 固定フック | はがせる粘着・透明 | 壁や巾木の長い直線 |
| エレコム ケーブルホルダー EKC-CCH01BK | 固定フック | 最大φ約8mm・回転式 | 机の脚・家具の側面 |
| マサル工業 テープ付ニュー・エフモール 1号 | モール | 幅17mm・両面テープ付き | LANケーブル1本を隠す |
| マサル工業 テープ付ニュー・エフモール 2号 | モール | 幅22mm・両面テープ付き | 複数本をまとめて隠す |
3M ケーブルクリップ CMG-S-CL20
強く接着してキレイに剝がせるのが売りの固定フックです。タブを引き伸ばしてはがす仕組みなので、賃貸の壁でも使いやすいのが魅力です。付属の粘着テープを1つ1つフックの裏に貼る作業があるので少し面倒ですが、簡単に貼り付けられるので不器用な人でも困りません。クリアタイプなので目立ちにくいのも魅力です。
SS・S・Mとサイズが分かれているので、ケーブルの太さに合わせて選べます。CMG-S-CL20はSサイズの20個入りの「お買得パック」で、あまり長い配線をしないなら十分足りるでしょう。キレイに剥がせる目立たない固定フックを探している人におすすめです。貼れない面もあるので、パッケージの使用上の注意を確認してから貼りましょう。
参照:3M コマンド フック コード用 CMG-S-CL20 製品情報
エレコム ケーブルホルダー クリップタイプ EKC-CCH01BK
最大φ約8mmまでの太めのケーブルをはさめるケーブルホルダーです。LANケーブルのほか、HDMIケーブルなどの太いケーブルも一緒にまとめられます。粘着シートが貼り付け済みなので、台紙をはがして押し付けるだけで固定できます。
ホルダーは回転させられるので、ケーブルを通す向きを貼ったあとから調整できるのも便利です。3個入り(予備の粘着シート2枚付き)と数は少ないので、長い直線は上のコマンドフックで留め、机の脚や家具の側面などケーブルが集まる場所にこちらを使う、という組み合わせがおすすめです。貼る前に、貼り付け面のホコリや油分を拭き取っておくとはがれにくくなります。
マサル工業 テープ付ニュー・エフモール 1号
底面に両面テープが付いていて、貼るだけで簡単に設置できる壁面用の配線モールです。メーカーはサイズとカラーを豊富にそろえていて、部屋の壁に近い色を選べます。1号は幅17mm×高さ10mmと細めで、LANケーブルを1本隠すのに向いています。
メーカーの角用部品(出ズミ・入ズミ・平面曲がりなど)を組み合わせれば、角があってもLANケーブルを隠したまま配線できます。取り付け面の水分・油分・ゴミをよく拭き取ってから貼りましょう。賃貸では壁紙に直接貼ると、はがすときに壁紙を傷めることがあるので、まずは巾木や目立たない場所で試すと安心です。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| サイズ | 幅17×高さ10mm |
| 長さ | 1m |
| 両面テープ | 付き(厚さ0.7mm) |
マサル工業 テープ付ニュー・エフモール 2号
1号よりひと回り大きい幅22mmの配線モールです。LANケーブルを2本以上まとめて通したいときや、太めのケーブルを隠したいときはこちらを選びましょう。同じく底面に両面テープが付いているので、貼るだけで設置できます。ケーブルが露出してしまうと散らかった印象になってしまうので、配線の本数が多い場所はモールにまとめて収めるのがおすすめです。何本入るかはケーブルの太さで変わるため、メーカーの収容本数の案内も確認してからサイズを選んでください。色は部屋の壁や巾木に合わせて選ぶと、モールが目立ちにくくなります。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| サイズ | 幅22×高さ12mm |
| 長さ | 1m |
| 両面テープ | 付き(厚さ0.7mm) |
壁にLANケーブルを配線する際の注意点

壁にLANケーブルを配線する際にはいくつか注意した方がよい点があります。特に注意したいのは以下の点です。
- モールやフックは巾木(はばき)に固定する
- LANケーブルの1点に重さがかかるようにしない
まず、壁にLANケーブルを配線する際にはなるべく巾木にモールやフックを固定するようにしましょう。巾木とは、壁と床の間の部材を指します。モールやフックを壁紙に直接固定するよう促す商品も多いですが、商品によっては貼り付けた跡が残ってしまいます。
マンションやアパートでは退去するときのトラブルの元にもなるので、なるべく壁の一番下の固い材質の巾木に固定しましょう。また、LANケーブルは断線や劣化を防ぐために1点に重さがかからないようにしてください。特にフックを使って固定する場合は、フックの数を少なくするとLANケーブルに負担がかかってしまいます。なるべくこまめにフックを使いましょう。
配線が済んでも有線でつながらないときは、ルーター側の接続を見直しましょう。Wi-Fiルーターのつなぎ方で、つなぐ順番と必要なものを解説しています。
まとめ

今回はLANケーブルを壁に配線するのにおすすめのケーブルと固定アイテムを紹介してきました。自分でLANケーブルを配線するなら、壁に沿わせて配線する露出配線がおすすめです。注意点を踏まえて、適切な固定アイテムで配線を行えば壁に傷をつけずに配線できますよ。
LANケーブルを壁に配線できたら、もうつまずく心配もありませんし、見た目もすっきりします。不便さから解放されて、LANケーブルも長持ちしやすくなるのでメリットばかりです。配線作業は少し面倒に感じるかもしれませんが簡単に作業できるアイテムも多数出ています。












