ブルーレイは、高画質・高精細の動画を楽しめるディスクです。VOD(ビデオオンデマンド)やYouTubeでの動画再生が増えている現在では、再生方法に戸惑ってしまうこともありますよね。ブルーレイを見るには、ブルーレイに対応した機器が必要です。テレビで見るならブルーレイプレーヤーかレコーダー(またはPS5)、パソコンで見るならブルーレイドライブと再生ソフトをそろえます。DVDプレーヤーではブルーレイは再生できません。
本記事では、パソコンやテレビによるブルーレイの再生方法を解説しています。
※本記事の情報は2026年9月時点のものです。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
ブルーレイを見られる機器と必要なもの
ここでいちばん多い失敗は、手元の機器でそのまま見られると思ってディスクを買ったり借りたりしてしまうことです。自分の機器で見られるかを、次の表で確認しましょう。
| 機器 | ブルーレイを見られるか | 必要なもの・注意 |
|---|---|---|
| ブルーレイプレーヤー/レコーダー | 見られる | テレビとHDMIケーブルでつなぐ。4K Ultra HD ブルーレイは対応機種のみ |
| PS5(ディスクドライブ搭載モデル) | 見られる | Ultra HD ブルーレイ・ブルーレイ・DVDを再生できる。CDは不可 |
| PS5 デジタル・エディション | 機種による | CFI-1000は不可。CFI-2000・CFI-7000は別売のディスクドライブを付ければ見られる |
| パソコン | 条件つきで見られる | ブルーレイドライブと、市販ブルーレイに対応した再生ソフトが必要。Windows Media Playerには再生に必要なコーデックが入っていない |
| DVDプレーヤー | 見られない | ブルーレイ対応機器に買い替える |
すでにPS5を持っているなら、追加の出費なしでテレビで見られます。何も持っていない場合は、テレビで見るならブルーレイプレーヤー、パソコンで作業しながら見るなら外付けのブルーレイドライブ、というように見る場所で選びましょう。
機器選びに迷わなくて済むように、ブルーレイプレーヤーのメーカーごとの特徴もまとめているので、ぜひ参考にしてください。車で見たい場合は車でブルーレイを見る方法、プレーヤーの選び方はブルーレイプレーヤーの選び方もあわせてご覧ください。
ブルーレイの基本と視聴方法

ブルーレイはDVDに似たディスクですが、DVDプレイヤーでは再生できません。ブルーレイ対応機器が必要です。ポイントを確認しましょう。
ブルーレイとは何か?
ブルーレイはDVDの後発で普及したディスクで、データの記憶容量は、DVDの5倍あります。ブルーレイが普及した背景には、国内テレビ放送が地上デジタル化したりハイビジョン放送が一般化したことで、番組あたりのデータ量が増加したことがあります。また、家庭用ゲーム機の高精細化や高音質化にも対応できるのがブルーレイです。
ブルーレイがあれば、高画質・高音質の動画や写真を長期に渡って保存・再生できます。
ブルーレイの基本的な視聴方法
ブルーレイは、ブルーレイ対応機器でのみ再生・録画できます。DVDプレイヤーではブルーレイは再生できません。視聴には、パソコンのドライブ(搭載または外付け)か、テレビのブルーレイプレイヤーを仕様します。ブルーレイ対応機器があれば、ディスクを挿入するだけですぐ再生できます。
ブルーレイとDVDの違い
ブルーレイとDVDは一見よく似ていますが、ブルーレイの方が後発なので、記憶容量や画質・音質ではDVDよりずっと優れています。大きな違いは、ブルーレイがブルーレイ対応機器でのみ再生・録画できるのに対し、DVDの方が対応機器が幅広い点です。DVDは、DVDプレイヤーまたは、ブルーレイ対応機器に対応しています。
記憶容量は、片面一層タイプのディスクの場合、5倍ほどの差があります。
ブルーレイは25GBで、地上デジタル放送なら約3時間、BSデジタル放送なら約2時間10分、4K画質なら約1時間半の映像を記録できます。
DVDは4.7GBで、標準(SP)モードで120分の映像を記録できます。
画質は、ブルーレイが207万画素に対して、DVDが35万画素です。さらにブルーレイは、高音質に対応しているので、よりリアリティのある音声を記録できます。一方で、ディスクの取扱いは、DVDの方が気楽です。
DVDディスクは多少の傷が付いてしまってもエラーになりにくいのですが、ブルーレイディスクは繊細で再生に支障が出やすいです。ブルーレイディスクはケースに入れ、記録面に触れないように扱いましょう。
より高精細で高音質の映像の記録にはブルーレイが適しています。繊細なディスク面を傷つけないように気をつけて扱いましょう。
パソコンでブルーレイを視聴する方法

パソコンでブルーレイを視聴するためには、ブルーレイドライブと再生用のソフトウェアが必要です。
パソコンでブルーレイを再生するために必要なもの
パソコンでブルーレイを再生するために必要なものをチェックしましょう。
- ブルーレイドライブ
- ブルーレイ再生ソフト
パソコンにブルーレイドライブが搭載または接続されているかどうかチェックし、無ければ購入しましょう。◆お使いのパソコンにブルーレイドライブが搭載されているかのチェック方法や、外付けブルーレイドライブの選び方とおすすめ商品はこちらの記事で豊富に紹介しています。
次に、再生ソフトを用意します。市販のブルーレイの多くはAACSなどの著作権保護がかかっているため、それに対応した再生ソフトが必要です。Windowsに標準で入っているWindows Media Playerには、ブルーレイの再生に必要なコーデックが含まれていません(Microsoft公式)。無料のVLC media playerも、市販のブルーレイは単体では再生できないと開発元が案内しています。外付けブルーレイドライブには再生ソフトが付属する製品もあるので、購入時に付属ソフトと対応OSを確認しましょう。
◆こちらの記事では、パソコンでブルーレイを再生する方法やトラブル発生時の対処法を詳しく紹介しています。
ブルーレイ再生用ソフトウェアの選び方
ブルーレイ再生用ソフトは数々見つけられます。お気に入りを選ぶには、次のポイントをチェックするとスムーズです。
- 対応OS
- 高画質・高音質再生
- 対応ファイル形式
- CPUやメモリへの負担が低い
- 市販ブルーレイ(著作権保護)の再生に対応しているか
- サポート体制
ソフトを選ぶときは、まずは、使っているパソコンのOSまたそのバージョンに対応しているか、チェックしましょう。次に、ブルーレイならではの高画質・高音質動画の再生に対応しているかは、ぜひともチェックしておきましょう。4Kや8Kに対応しているか、リニアPCMやドルビー、DTSに対応しているかをチェックします。
対応ファイル形式は、網羅されているほど使い勝手が良く感じます。ブルーレイ自体にも実は様々なファイル形式がありますし、またDVDやMP4などを再生するシーンも出てくるかもしれません。動画再生にオールマイティに使えるか、といった点をチェックしましょう。
パソコンで作業しながら映像や音楽を楽しむシーンを想定しているなら、CPUやメモリへの負担が低いソフトを選んでおくとスムーズです。ブルーレイ再生の環境下でもCPUやメモリ容量に余裕があれば、パソコンがサクサク動作し、ストレスフリーです。
ダウンロードやバージョンアップの際などに分からない点や不具合が出たときに問い合わせできるかどうか、もチェックしておきましょう。フリーソフトの場合、万一パソコンに不具合が出たとしても自己責任での取扱いが必要な点は納得してからダウンロードするようにしてください。
テレビでブルーレイを楽しむ方法

テレビでブルーレイを視聴するには、ブルーレイプレイヤーが必要です。ブルーレイ内蔵一体型テレビ(録画機能付きテレビ)か、外付けのブルーレイプレイヤーをテレビに接続しましょう。◆ブルーレイ内蔵一体型テレビがあれば、外部のブルーレイプレーヤーを接続する必要がないため、テレビ一台で映像と音声の再生が可能です。選び方やおすすめは、こちらの記事で詳しく解説しています。
テレビではなくプロジェクターの大画面で見たい場合は、プロジェクターでブルーレイを見る方法(接続手順と4K再生の条件)も参考にしてください。
ブルーレイプレーヤーの接続と設定
ブルーレイプレイヤーは、HDMIケーブル1本でテレビと接続できます。HDMIケーブルは、テレビ側のHDMI「入力」端子と、ブルーレイプレイヤー側のHDMI「出力」端子に差し込んでください。フルHDのブルーレイなら一般的なHDMIケーブルで見られます。4K Ultra HD ブルーレイを4K/60pで見るなら、18Gbps対応(プレミアムハイスピード以上)のケーブルを選びましょう(パナソニック DP-UB45Sの仕様)。また、4K/HDRで見るには、テレビ側の入力端子がHDCP2.2に対応している必要があります。
◆HDMIケーブルの種類やそれぞれの用途については、こちらの記事で詳細を解説しています。
テレビでブルーレイを再生する際のポイント
テレビでブルーレイを再生する際には、テレビ自体のスペックも影響してきます。古いテレビでは、4Kなどの高画質に対応していなかったり、サウンドの質も低く再生されてしまいます。映像をより楽しみたい場合には、買い替えも検討してみましょう。
◆テレビの選び方やおすすめモデルはこちらで紹介しています。
ブルーレイプレーヤーで再生できるのは、ブルーレイディスクやDVD、CDなどですが、対応しているメディアの種類は製品によって異なるので、注意が必要です。
できるだけ対応メディアの幅広いプレイヤーを選んでおくと、いざディスクを再生したいときに焦ることがなく、便利に使えます。
さらに、接続に使用するHDMIケーブルのバージョンが古いと、せっかくの高画質・高音質も楽しめない原因になるので、HDMIケーブルの選び方にも注意し、古いものを使うのは避けましょう。
ブルーレイレコーダーの利用方法
再生だけでなく番組録画をしたいなら、ブルーレイレコーダーを導入しましょう。録画しておけば、見逃し配信がされなかったり終了してしまっても関係なく楽しめます。モデルによっては、録画番組をスマホと連携させてスマホ画面でも楽しんだり、ブルーレイプレイヤーと連携させて別室でも楽しむ、といった使い方もできます。
◆おすすめのブルーレイレコーダーやメーカーごとの特徴、選び方はこちらの記事で紹介しています。
◆壊れにくさにこだわったブルーレイレコーダーはこちらの記事で紹介しています。
おすすめのブルーレイプレーヤーメーカー

SONY UBP-X800M2
ソニーは、4Kアップコンバート技術に定評があり、高精細・高画質の映像を楽しめます。さらに、ソニーといえばサウンド分野でも高いブランド力があります。ハイレゾ音源などを高音質のままワイヤレス伝送できる「LDAC」に対応したモデルなら、部屋を移動しながらでも高音質が楽しめます。LDACに対応したヘッドホンやワイヤレススピーカーとBluetoothでペアリングして楽しみましょう。
UBP-X800M2は、Ultra HD ブルーレイに加えて録画したBD-RE・BD-RやDVD、CDも再生でき、無線LAN内蔵でNetflixなどの動画配信にも対応します。映像の出力はHDMIのみで、HDMIケーブルは別売です。公式サイトでは「生産完了」と表示されているため、在庫を確かめてから選びましょう(参照:ソニー公式「UBP-X800M2 主な仕様」「UBP-X800M2 商品トップ」)。
Panasonic DP-UB45
パナソニックのULTRA HD Blu-ray対応モデル「DP-UB45」は、画質にとことんこだわりたい人にも向いています。HDMI端子を2系統備えており、映像と音声を別々のテレビ・アンプへ出力できます。ネット接続は有線LANのみです(参照:パナソニック公式「DP-UB45 仕様」)。
本体は幅320mm×高さ46mm×奥行193mm・質量1.2kgで、テレビ周りに置きやすいサイズです(参照:パナソニック公式「DP-UB45 仕様」)。DP-UB45は、録画したBD-RE・BD-RやDVD、CDも再生できますが、BDXLとDVD-RAMには対応していません。4K/60p非対応のテレビにつなぐとハイビジョン解像度で出力されるので、4Kテレビでなくても使えます。無線LANは非搭載で、HDMIケーブルは別売です。公式サイトでは「生産終了」と表示されています(参照:パナソニック公式「DP-UB45 仕様」「DP-UB45 概要」)。後継のDP-UB45Sも、幅320mm×高さ46mm×奥行193mm・1.2kg、HDMI 2系統と同じ大きさ・端子構成なので、在庫が無い場合はこちらを選ぶとよいでしょう(参照:パナソニック公式「DP-UB45S 仕様」)。
LG Electronics
LGエレクトロニクスのプレイヤー「UBK80S」は、高さ約4.6cmの薄型ボディが特徴です。横幅は43cmで、テレビ台の棚に収まるかを確認しておきましょう(参照:LG公式「UBK80S」製品ページ)。4Kの映像と音声を1本のHDMIケーブルで出力できます。ケーブルは付属しないため、手元にない場合は一緒に用意してください。
本体前面にUSB端子が搭載されているので、USBメモリや外付けHDD内を手軽に接続でき、再生しやすくなっています。UBK80Sは、Ultra HD ブルーレイのほか録画用のBD-R・BD-RE、DVD、CDを再生でき、HDRに対応していないテレビ向けのHDR→SDR変換も備えています。ネット接続は有線LANのみです。公式サイトの付属品一覧はリモコン・乾電池・簡易取扱説明書で、HDMIケーブルは載っていません。購入時にHDMIケーブルが手元にあるか確認しておきましょう(参照:LG公式「UBK80S」製品ページ)。
Agrexsione SU-14PB
アグレクションのブルーレイプレイヤーは、手に取りやすい価格帯が魅力です。できるだけコストを抑えてブルーレイを鑑賞したい人におすすめです。画質や音質にこだわりたいなら、他社製品を選びましょう。SU-14PBは、テレビにつなぐ据え置き型ではなく、14インチの液晶画面とバッテリーを内蔵したポータブル型です。再生時間は約3時間が目安で、ACアダプターと車載用DCアダプターが付属します。再生できるのはBD、録画したBD-R/RE、DVD、CDなどです(参照:アグレクション公式「SU-14PB 取扱説明書」)。
テレビの大画面で見るならHDMI出力を使いますが、HDMIケーブルは別売です。また、再生できるブルーレイはリージョン番号が「A」か「ALLREGION」のものに限られ、ファイナライズしていない録画ディスクは再生できません(参照:同取扱説明書)。
まとめ

ブルーレイの視聴は、パソコンかテレビで手軽にでき、必要なものも決して多くありません。パソコンの場合
- ブルーレイドライブ(パソコン搭載または外付け)
- ブルーレイ再生用ソフトウェア
テレビの場合
- ブルーレイプレイヤー(またはブルーレイレコーダー)
- HDMIケーブル(4K/60pならプレミアムハイスピード以上)
紹介した製品をぜひ参考にしていただき、高画質かつ高音質の作品を快適に楽しんでください。ブルーレイなら、見逃し配信が終了してしまっても安心です。暮らしに取り入れて、エンタメライフを充実させましょう!
参照:PlayStation サポート「PS5で動画や音楽のディスクを再生する」/Microsoft サポート「Windows Media Player のコーデックに関する FAQ」/VideoLAN「libbluray」/パナソニック「DP-UB45S 仕様」


















