人気のテレビメーカーを徹底比較!お得に買える時期や選び方も解説

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リビングに置かれたテレビ

バラエティ番組やドラマ好きの方には欠かせないテレビ。朝の忙しい時間帯にニュース番組をつけておけば、家事や支度をしながら情報収集ができて便利ですよね。好きなアーティストや俳優の出演している番組を録画保存して楽しむ方も多いと思います。

今回は、数あるメーカーから販売されているテレビについて、メーカーごと特徴や機能を徹底的に解説して比較してみました。お得に購入できる狙いめの時期や選び方のポイントもあわせて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

テレビを比較する際のポイント

美しい景色の映るテレビ画面

まずは、数あるテレビ製品の中から、自分にマッチしたものを選び出すためのポイントを解説していきます。画質やサイズ、音響面、録画機能の有無以外にも、近年のテレビはインターネットとの接続やリモート操作など、多機能に及んでいます。

比較検討時に注目したい点となる、9つの項目をさっそく解説していきましょう。

有機ELか液晶テレビ

まず抑えておきたいのが映像表示の違いです。従来の液晶テレビと、近年登場している有機ELではどちらが良いのか悩みますよね。

有機ELとは、バックライト光源が要らない、自発光式のディスプレイです。ハイコントラストのくっきりとした色表示が魅力で、黒色を表示したときに真っ黒く表示されるので、夜景や暗いシーンでの表現に優れています。部屋を少し暗くして、没入感の高い映画鑑賞をしたい方に向いています。

また、液晶と比べて視野角がほぼ180度と広いので、斜めから視聴しても色が変化しにくいという特徴があります。薄型であるのも有機ELのメリットなので、壁に掛けて設置したいと考えている方にもおすすめです。

液晶テレビは、黒色の表示は有機ELに劣るものの、最大輝度が高く明るい映像表示を得意とします。日中や明るいリビングなどで視聴する機会が多い場合は、購入コストを安く抑えられる面でも液晶テレビがおすすめです。

画質(8K/4K/HD/フルHD)

画質とは、画面の画素数のことを指します。同サイズのテレビでも、この画質が高ければ高いほど、きめ細やかでクリアな映像を観ることができます。

HD1280×720ピクセル
フルHD1920×1080ピクセル
4K3840×2160ピクセル
8K7680×4320ピクセル

2017年から発売されている8K画質は、まだ製品が少なく価格も高いので手が出しにくいですが、4Kテレビはだんだん買い求めやすい価格帯へと下がってきました。ちなみに有機ELテレビのほとんどは4K画質に対応しています。

液晶サイズ

大画面のテレビで迫力ある映像を楽しむのは憧れですよね。今までよりも大きな液晶サイズのテレビを購入したいと買い替えを検討している方もいるかと思います。

しかしこの液晶サイズ、むやみに大きな画面を選ぶと、部屋の大きさや設置場所によっては、視聴時の疲れや目の負担になってしまうことも。そこで抑えておきたいのが、テレビの適切な視聴距離です。

テレビの適切な視聴距離
HD液晶テレビ画面の高さ×3倍
4K液晶・有機ELテレビ画面の高さ×1.5倍

HD画質の液晶テレビの場合は、画面高さの約3倍が適切な距離だと言われています。もし画面の高さが約50センチのテレビであれば、3倍にあたる150センチ先に視聴場所を確保できると良いということですね。

一方、4Kの液晶・有機ELテレビの場合は、画面高さの約1.5倍が適切な視聴距離です。HD液晶テレビの約半分に縮まっています。ブラウン管テレビの時代には画面から離れて観ることが推奨されていたので、こんなに近づいていいものなのか疑問に思う方もいるでしょう。

なぜこれほど視聴距離が縮まったかと言えば、画質が上がったためです。小さい点のドットで表示されるピクセル=画素数が向上したので、わざわざ離れて観なくてもきれいな映像を楽しめるようになりました。

推奨される視聴距離から考えると、6畳までの部屋に置くには49インチ以下、8畳までなら55インチ以下のサイズが適しています。8畳以上であれば60インチ以上の製品も検討してみてください。

◆一人暮らし向けのテレビのサイズは、こちらの記事でご紹介しています。ぜひご覧ください。

音響設備

映画やゲーム、ライブ映像などを楽しむ方は、テレビの音響にもこだわりたいところ。映画館でも、IMAXシアターやドルビーシネマなど、こだわりの音響設備で作品の世界観に浸れる施設が増えてきています。

別付けのスピーカーなどAV機器を購入するのも手段ですが、本体に優れた音響システムを搭載したテレビを選べば、テレビ1台だけでリアルな音響体験を楽しめます。

立体音響の「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」に対応した製品や、重低音に注力したシステム、サラウンド対応など、各メーカーから音響システムに注力したモデルが多く販売されています。

高品質な音響システムで視聴することによって、より満足度の高い映像体験に繋がります。音へのこだわりが強い人は、音響システムに注目して比較してみましょう。

チューナー数

テレビ選びではチューナー数も抑えておきたいポイントのひとつです。特に、4K番組の視聴を楽しみたい人は、4Kチューナーが内蔵された製品を選びましょう。別途で4Kチューナーを購入する手間がなく、テレビアンテナだけで4K番組を視聴できます。

また、番組の録画保存を行いたい場合もチューナー数が重要です。チューナー数が1基だけだと、現在視聴している番組しか録画できませんが、チューナーが2基あれば、視聴中の裏番組を録画できます。

チューナー数が多いほど同時録画できる番組数が増えるので、テレビの録画機能やデバイスを使った録画保存を楽しみたい場合には、チューナーの搭載数が多いモデルを選びましょう。

◆テレビチューナーの選び方は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてください。

録画機能の有無

テレビ本体にHDDが内蔵されている録画機能のあるモデルを選べば、録画用のレコーダーや外付けHDDを購入しなくても、テレビ単体だけで番組を録画できるので便利です。

レコーダーやHDDを設置しない分、テレビ周りがすっきりするメリットもあります。ただし、録画保存した番組をDVD・ブルーレイディスクなどへダビングはできないので、お気に入りの番組の長期保存を考えている人はレコーダーを購入するのがおすすめです。

インターネット通信の有無

昨今では、インターネットと接続してオンラインでの動画配信サービスを楽しめる、「スマートテレビ」製品が増えています。YouTubeやNetflix、GYAO!、Huluなど、利用しているサブスクリプションサービスがあれば、インターネット接続対応の製品を選んで、大画面で映像コンテンツを楽しめます。

Amazon Prime Videoを楽しみたい場合、もともとPrime Videoに対応しているスマートテレビを購入すれば、テレビ1台だけでPrime Videoを視聴できます。ただHDMI端子があるテレビなら、以下のようなFire TV Stickを購入して挿すだけで動画配信サービスを楽しめるので、そこまで重要視する必要はないでしょう。

さらに、SNSと連携させれば、同じ番組を視聴中のユーザーとリアルタイムでコミュニケーションを図ることも可能です。スマートテレビ単体だけで、楽しめるコンテンツの幅が広がります。

◆VOD非対応のテレビでもVODサービスを楽しむことができます。以下の記事では、AmazonプライムとNETFLIXを観る方法をご紹介しています。ぜひ参考にしてください。

録画デバイスとの相性

テレビとDVD・BDレコーダーを接続して、録画機能を存分に活用したい人は、録画デバイスとの相性にも注目してみてください。テレビとレコーダーのメーカーを揃えると、リンク機能が使えるようになるケースがあります。

テレビとレコーダーを同時に電源操作できたり、テレビ側のリモコンからレコーダー操作ができたりするなど、あるととても便利な機能です。リンク機能に対応していれば、他の部屋に設置したテレビを連携させて、レコーダーに録画した番組を共有することもできます。

複数のテレビ設置を考えている方は、メーカーを揃えたレコーダーの購入を検討してみてはいかがでしょうか。

◆ブルーレイレコーダーの選び方は、こちらの記事でご紹介しています。ぜひ参考にしてください。

その他の便利な機能

近年のテレビには、他にも便利な機能を搭載した製品が多く販売されています。例えば、すばやく番組視聴を済ませたいシーンで便利な「早見再生」や、録画した番組を自動で区切ってくれる「オートチャプター」など、録画したたくさんの番組をテンポよく視聴したい方には、ぜひ活用してもらいたい機能です。

他にも、人物名などの登録したワードに関連する番組を自動録画してくれる機能など、にメーカーによってさまざまな機能が搭載されているので、自分の視聴スタイルに合ったモデルを選んでみてください。

主要なテレビメーカー

リビングに置かれたテレビ

続いては、テレビメーカーの中でも人気が高い、主要メーカーを紹介していきます。国内の大手メーカーから、近年認知度が高まってきている海外メーカーまで、テレビ市場で人気の12社をピックアップしてみました。

メーカー別に主な特徴や独自機能を簡単にまとめてみたので、参考にしてみてください。あまり聞き慣れないメーカー名もあると思いますが、12社それぞれのテレビの特徴や機能面、おすすめ製品について、この後でじっくりと解説していきます。違いを把握して自分に合うメーカーを見つけてくださいね。

テレビメーカー名機能・特徴
Panasonic(パナソニック)高画質、高コントラスト、豊富なサイズ展開
SHARP(シャープ)目に優しい設計、8Kチューナー内蔵
SONY(ソニー)臨場感のある立体的なサウンドシステム
東芝(TOSHIBA)タイムシフトマシン機能による「まるごと録画」
LGエレクトロニクス高画質、高コントラスト、低価格
SAMSUNG(サムスン)おしゃれなデザインやインテリア性
Hisense(ハイセンス)東芝「レグザエンジン」搭載、低価格
オリオン4Kチューナー内蔵、HDR対応、低価格
MAXZEN(マクスゼン)3年保証付き、機能面がシンプル、低価格
山善(YAMAZEN)HDD内蔵、日本製エンジンで高画質、低価格
TCL世界シェア2位、HDD内蔵、Wチューナー搭載
フナイ(FUNAI)Sonic Emotion PREMIUM搭載、映像の4K変換

テレビメーカーの比較1:Panasonic(パナソニック)

テレビメーカーの比較1:Panasonic(パナソニック)

まずは、Panasonic(パナソニック)のテレビについて解説していきましょう。日本の家電業界で常にトップを走るパナソニックは、テレビ部門においても人気製品を多く取り扱っています。

家電量販店ではパナソニック製のテレビが必ず並んでいるほどです。そんなパナソニック製テレビの特徴と、メインとなるブランドモデル、おすすめ製品を順番に紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

パナソニックのテレビの特徴

パナソニックのテレビは、きめ細やかな高画質と鮮明で美しい映像色彩が最大の魅力です。本格的なスピーカーを搭載して、高音質にもこだわっています。また、パナソニック製品はサイズ展開も豊富です。

広い部屋に向いている大画面サイズから、サブテレビとして寝室などに気軽に置ける手頃なサイズまで取り揃えているので、設置場所にぴったりの製品を見つけやすいでしょう。本体デザインはシンプルで、どんなインテリアにもなじみやすい設計です。

パナソニックのメインブランドは「VIERA(ビエラ)」

日本の家電業界でトップレベルの業績を誇るパナソニックは、2017年に日本で初めて有機ELテレビを発売したという経緯があります。そんな歴史あるパナソニックでは、テレビ部門のメインブランドとして「VIERA(ビエラ)」シリーズを展開しています。

オンライン動画コンテンツを視聴できるスマートテレビであるのはもちろん、裏番組を録画可能なWチューナーも搭載。さらに、同社の人気レコーダー「DIGA(ディーガ)」と連携させたリンク機能も魅力です。

おすすめのパナソニックのテレビ

VIERA LX800シリーズの「TH-43LX800」は、4K番組に対応しているスマートテレビです。「素材解像度検出 4Kファインリマスターエンジン」で、地上デジタル放送やネット上に公開されている動画なども、4K映像へとアップコンバートできます。

「オートAI画質」では、AIが学習用データベースから映像シーンを自動判別して適した画質に調整し、快適な視聴が可能です。音響システムでは、テレビ本体だけで「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」を楽しめるので、立体的でクリアな音像を味わえます。

スマートテレビ仕様なので、NetflixやAmazon Prime Video、U-NEXTなどのサブスクリプション動画サービスをはじめ、YouTubeなどの映像コンテンツをリモコン操作から楽しめます。

タイプ4K液晶テレビ
サイズ43V型(インチ)
画素数3840×2160
パネルVAパネル
バックライトLEDバックライト
チューナー地デジ2、BS4K2、BSデジタル2
録画機能外付けHDD
視聴距離目安0.8m
幅×高さ×奥行き965x617x219mm
重量9kg

テレビメーカーの比較2:SHARP(シャープ)

テレビメーカーの比較2:SHARP(シャープ)

次にご紹介するテレビメーカーは、エアコンや洗濯機などの大型家電製品でもおなじみのSHARP(シャープ)です。

シャープも有名な国内メーカーで、パナソニックと同じく日本の家電業界を牽引してきた実力と歴史のあるブランドですね。それでは、シャープ製のテレビの特徴と、人気のメインモデル、おすすめ製品を紹介していきましょう。

シャープのテレビの特徴

シャープは、2018年12月から開始された8K放送に合わせ、国内メーカーとしては最も早く8Kチューナーに対応した機種を販売しました。続く2019年になると、4Kでの映像を8Kの解像度へと変換する独自の映像技術を開発して注目を集めます。

日本の高画質テレビの話題の中心には、常にシャープ製品があるといっても過言ではない、最先端の技術を製品へと投影させてきたメーカーです。8K対応はシャープだけでしたが、現在は他社製品でも対応機種が販売されています。

シャープのメインブランドは「AQUOS(アクオス)」

シャープがテレビ部門のメインブランドとするのは、「AQUOS(アクオス)」シリーズです。AQUOSは、テレビだけではなく、スマートフォンやタブレット製品などの映像関連のブランドシリーズとして展開されています。

AQUOSの液晶パネルは、「4原色技術」によって自然かつ豊かな色合いを出せるのが特徴です。4原色技術は目の疲れを軽減させる効果もあるので、長時間の視聴でも疲れにくいメリットがあります。ビビッドで鮮明な色合いを楽しめる「リッチカラーテクノロジー」も魅力です。

おすすめのシャープのテレビ

【ふるさと納税】シャープ SHARP【AQUOS(アクオス)DH1シリーズ 42V型 4K液晶テレビ 4T-C42DH1】 | テレビ 液晶 TV 4K AQUOS アクオス 42型

AQUOSの「4T-C42DH1」は、外付けHDDを使えば、4K放送を視聴しながら裏番組の録画が可能です。パネルには低反射パネルを採用し、日光や照明などの映り込みを軽減して、明るい場所でも視聴しやすい設計です。

HDR映像に対応しており、「AQUOS 4Kmaster Engine」による高度な画像処理で、映像の輝度情報を拡大。よりリアルな質感の映像体験が叶います。スピーカーには、ユニット後ろから出る音を利用して低音を増強するバスレフ型スピーカーが採用され、低音から高音まで臨場感溢れるサウンドを再現できます。

タイプ4K液晶テレビ
サイズ42V型(インチ)
画素数3840×2160
パネル
バックライト直下型LEDバックライト
チューナー地デジ2、BS4K 2、BSデジタル2
録画機能外付けHDD
視聴距離目安0.7m
幅×高さ×奥行き956x607x247mm
重量9.7kg

テレビメーカーの比較3:SONY(ソニー)

テレビメーカーの比較3:SONY(ソニー)

続いてはSONY(ソニー)のテレビ製品です。オーディオやイヤホンなどのAV機器部門で、高い技術力によって高音質製品を多数取り扱うソニーですが、テレビ部門でもその音響システムを活かした製品が販売されています。

もちろん、音響面だけではなく高い画質や彩色も魅力的です。それでは、ソニーのテレビの特徴と主力製品となるメインブランド、おすすめモデルを順に紹介していきましょう。

ソニーのテレビの特徴

AV機器において高いブランド力を持つソニー製品の特徴は、やはりサウンドでしょう。より臨場感のあるサウンドを目指して、映像と音を一体化させるテレビとして搭載したのが、「Acoustic Surface  Audio+(アコースティック サーフェス オーディオ プラス)」という機能です。

映画館では、スクリーンのすぐ後ろにスピーカーを配置して、スクリーンに開いた無数の小さい穴から音を出しています。そのため、映像と音が融合し、一体感を生み出しているのです。

ソニーはこの映画館での音響システムを有機ELテレビに採用しました。テレビ背面に設置したアクチュエーターが画面を振動させることによって、映像の被写体に合わせて音を出す仕組みです。

ソニーのメインブランドは「BRAVIA(ブラビア)」

ソニーのテレビ製品では「BRAVIA(ブラビア)」シリーズがメインブランドです。AV部門の高い技術力を活かして、テレビ本体のスピーカーだけで立体音響を実現しています。

「3D Surround Upscaling」では、認知特性プロセッサー「XR」によって、モノラル音源以外であればどの音源でも立体音響として変換してくれるので、過去に視聴した映像コンテンツをあらためて見返しても、また違った映像体験となるはずです。

かつてはテレビ周りの複数箇所にスピーカーを設置しなければ楽しめなかった「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」サウンドも、BRAVIA本体のスピーカーのみで気軽に楽しめます。

独自開発の超解像エンジン「X-Reality PRO」「X1 Ultimate」によって、ハイクリアなコントラストの映像も実現しています。高音質・高画質のBRAVIAは、普段の映像体験をさらにアップデートしてくれること間違いなしです。

おすすめのソニーのテレビ

BRAVIAの「KJ-43X80WK」は、リモコンの「Google アシスタント」ボタンから音声検索が可能です。また、リモコンはBluetooth接続なので、テレビ側へリモコンを向けなくても操作ができて、テレビから離れた場所からでも操作しやすい仕様です。

AV機器のノウハウを活かした音響システムとして、「X-Balanced Speaker(エックス バランスド スピーカー)」を採用。音の歪みを低減し、解像度の高いクリアな音質を楽しめます。テレビ本体のスピーカーだけで立体音響を楽しめる「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」にも対応しています。

さらに、テレビ用に最適化されたデジタルアンプ「S-Master」を搭載することで、デジタルからアナログへと変換する際の音質劣化を低減。ソニーの高品質な音響システムがふんだんに使われています。番組放送やネット動画を高画質の4Kにアップコンバートすることも可能です。

タイプ4K液晶テレビ
サイズ43V型(インチ)
画素数3840×2160
パネル
バックライトLEDバックライト
チューナー地デジ3、BS4K 3、BSデジタル3
録画機能外付けHDD
視聴距離目安0.8m
幅×高さ×奥行き964x629x288mm
重量10.7kg

テレビメーカーの比較4:東芝

テレビメーカーの比較4:東芝

日本の白物家電業界を古くから牽引してきた東芝(TOSHIBA)。大型家電から生活家電に至るまで、幅広い製品を展開しています。黒物家電に分類されるテレビ部門でも、東芝製品は高い人気を誇っています。それでは、東芝製テレビの特徴やメインブランド、おすすめモデルをチェックしていきましょう。

東芝のテレビの特徴

東芝は、映像へのこだわりが人一倍強いユーザーから根強い人気を持っており、大画面での裸眼3D視聴や、ゲームユーザー向けの映像表示、操作のタイミングや応答性を高め、映像の遅延を減少させるなど、番組視聴だけのユーザー以外のニーズに応えています。

また、多くの国内メーカーが液晶パネルを自社で生産する中で、東芝はパネルをあくまでデバイスだと捉えて、独自の映像エンジン技術によって自社製品として仕上げています。パネルのメーカーがそれぞれ異なっていながらも、エンジン技術で画質が統一されているのです。

もうひとつの特徴に「タイムシフトマシン機能」があります。これは一部のモデルにしか搭載されていませんが、同ブランドのレコーダーと組み合わせて、最大15日分の番組をまるごと録画保存できる機能です。

タイムシフトマシン機能を使えば、途中から視聴した番組の冒頭に遡ったり、放送後に評判の良かった番組を後から視聴できたりします。

東芝のメインブランドは「REGZA(レグザ)」

先ほど紹介した、まるで過去に遡って番組を視聴できるような「まるごと録画」の機能を持つのが、東芝のメインブランドである「REGZA(レグザ)」です。

REGZAシリーズは、東芝独自の技術である映像処理エンジン「レグザエンジン」を搭載しています。レグザエンジンは、映像の動きがとにかく滑らかで、人の肌をみずみずしく表現できる美肌高画質機能も搭載されています。

おすすめの東芝のテレビ

REGZAの「43C350X」は、 最新の「レグザエンジン Power Drive」を搭載したモデルです。高度なダイナミックガンマ制御により、高いコントラスト表現と自然な色表現を実現しています。

ネット上の動画も「ネット動画ビューティLE」で高画質へとアップコンバート。ノイズを低減して精細感をアップできます。「瞬速ゲームモード」では映像遅延時間を短縮し、すばやいレスポンスと高いグラフィックスによって、タイミングが重要な対戦ゲームなども快適なプレイが可能です。

PCゲームにはHDMI 2560×1440 60p出力に対応しているため、緻密な映像を美しい画面で楽しめます。

タイプ4K液晶テレビ
サイズ43V型(インチ)
画素数3840×2160
パネル
バックライトLEDバックライト
チューナー地デジ2、BS4K 1、BSデジタル2
録画機能外付けHDD
視聴距離目安0.8m
幅×高さ×奥行き961x595x200mm
重量7.5kg

テレビメーカーの比較5:LGエレクトロニクス

テレビメーカーの比較5:LGエレクトロニクス

続いて紹介するLGエレクトロニクス(LG Electronics)は、韓国のソウルに本社を構えるメーカーです。生活家電を多数取り扱う中、主力製品としてテレビやスマートフォンなども販売しています。

世界的に有名なメーカーですが、日本のテレビ部門では国内メーカーのブランド力が強いため、聞き慣れない方も多いかもしれません。それではLGエレクトロニクス製のテレビの特徴と、おすすめモデルを紹介していきましょう。

LGエレクトロニクスのテレビの特徴

LGエレクトロニクス製のテレビは、高画質かつ高コントラストの映像でありながらも、低価格帯で購入できるコストパフォーマンスが魅力です。

有機ELパネルのテレビは、液晶パネルと比較するとどうしても価格が高価になってしまいますが、LGエレクトロニクスの有機ELテレビは買い求めやすい価格です。なぜこのようにリーズナブルな価格で提供できているかというと、LGエレクトロニクスでは有機ELパネルを自社生産しているためです。

ここまで紹介してきたパナソニックやソニー、東芝といった国内メーカーの有機ELテレビにも、LGエレクトロニクスのパネルが使われているということですね。予算を抑えつつも、有機ELテレビが欲しいと検討している方におすすめです。

おすすめのLGのテレビ

4K対応の有機ELテレビ「OLED48C2PJ」は、有機ELパネルの弱みとも言える明るい表現を、「ブライトネスブースター」によって改善し、映像の明るさが強化されています。

「α9 Gen 5 AI Processor」による検出で、映像の前景と背景を識別し、深みや鮮やかさが増した高画質の映像体験を実現しました。プロセッサーは、2chオーディオをバーチャル7.1.2chサウンドへと変換してくれるので、臨場感たっぷりの音像も味わえます。

薄型設計のベゼル(縁部分)を活かして、別売りのフロアスタンドやギャラリースタンドを使えば、テレビをスタイリッシュなインテリアアイテムへと昇華できます。

タイプ4K有機ELテレビ
サイズ48V型(インチ)
画素数3840×2160
パネル
バックライト
チューナー地デジ3、BS4K 2、BSデジタル3
録画機能外付けHDD
視聴距離目安
幅×高さ×奥行き1071x650×251mm
重量18kg

テレビメーカーの比較6:SAMSUNG(サムスン)

テレビメーカーの比較6:SAMSUNG(サムスン)

SAMSUNG(サムスン)は、LGエレクトロニクスと同じく、韓国のソウルに本社を置くメーカーです。近年ではスマートフォンのGalaxyシリーズ端末としてもおなじみのブランド名ですね。

サムスンは、世界最大の総合家電、電子部品・製品メーカーであり、テレビ市場においては世界シェア率30%を超えるほどの有名メーカーです。日本のテレビ市場では、やはり国内メーカーに強みがありますが、液晶パネルから有機ELパネルへと主流が移行していくにつれて、日本でのシェア率も上がっていくのではないでしょうか。それでは、サムスン製のテレビの特徴とおすすめ製品を解説していきます。

サムスンのテレビの特徴

サムスンのテレビは、画質や音質なども高いレベル基準で販売されていますが、特にデザイン・インテリア性に秀でています。

壁掛けタイプの4K対応テレビ「THE FRAME」シリーズでは、「額縁」と名付けられているように、テレビに映る映像がまるで絵画のごとく楽しめる高いデザイン性が魅力です。

アート表示モードも搭載されているので、視聴時以外には完全にインテリアの一部として溶け込むスタイリッシュなモデルです。量子ドット液晶テレビ「Q8C」シリーズではイーゼル型のスタンドに対応しているので、テレビパネルがキャンパスに様変わりします。

また、近年のテレビにはレコーダーやオーディオ、ゲームなどのさまざまな機器が接続されることを踏まえて、外部機器入力をまとめる専用ユニットが用意されています。

ユニットとディスプレイを独自コネクタで接続する「ONE CONNECT」というスタイルも、サムスン独自の特徴です。インテリアに溶け込みやすく、スタイリッシュなデザインを優先させたいという方にはおすすめしたいブランドです。

おすすめのサムスンのテレビ

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サムスン(SAMSUNG)
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The Frameシリーズの「QN43LS03AAFXZA」は、縁部分のベゼルをカスタマイズできます。木目調のベゼルにカスタムすれば額縁のような見た目となり、絵画のようなデザイン性をより楽しめる仕様です。ベゼルは磁気で着脱可能なので、その日の気分や模様替えなどに合わせて、手軽に付け替えられます。

本体のスタイリッシュな魅力をもっと楽しめるよう、サブスクリプション形式のアートストアが展開され、約1400点以上もの作品から自分の気に入った作品を選んで表示する楽しみ方も魅力的です。

タイプ4K QLEDテレビ
サイズ‎43 インチ
画素数
パネル
バックライト
チューナー
録画機能
視聴距離目安
幅×高さ×奥行き
重量8.9kg

テレビメーカーの比較7:ハイセンス

テレビメーカーの比較7:ハイセンス

コストパフォーマンスに優れたメーカーとして、ブランドの知名度を上げている、中国の家電メーカー、Hisense(ハイセンス)。日本では調理家電や大型家電でおなじみですが、テレビ部門でも人気があります。

以前は国内メーカーと比較して敬遠されがちでしたが、今では安定した技術力とコストパフォーマンスの高さから、高い人気を持っています。

ハイセンスのテレビの特徴

少し前のハイセンス製のテレビは画質面が劣っていましたが、現在では東芝との統合によって、東芝の技術「レグザエンジン」が採用されるようになりました。その結果、日本への参入当時と比較して画質がかなり向上しています。

モデルにもよるものの、ハイセンス製の4Kチューナー内蔵テレビは、日本メーカーの半額程度で購入できる製品も販売されています。4K対応となるとやはりまだ価格が高いため、初期費用を抑えつつも安定の東芝技術を搭載したテレビを入手できるのは魅力的ですよね。

ハイセンスのテレビ製品の多くが、国内AV機器の総合アワード「VGP」において、コスパ大賞を受賞しています。

また、有機ELと比較して、どうしても液晶パネルが苦手な黒色の表示も、くっきりしたコントラストを生み出す技術によって改善しています。さらに「Eilex PRISM」という音響システムが搭載され、システムが映像を解析して最適化することにより、映像に合った音質体験が可能です。

おすすめのハイセンスのテレビ

ハイセンスの「50U7N」は、新しい画像処理エンジン「HI-VIEWエンジンII」を搭載したモデルです。地デジやネット動画、ゲーム映像などのコンテンツをAIが認識し、自動で最適な画質に調整してくれるので、いつでも高画質で楽しめますよ。

「美肌リアリティー」では、肌に当たる光で白飛びした色などを細かく再現し、人肌の質感をもっとリアルに表現できるようになりました。まるで目の前に実際に人がいるかのような映像体験を味わえます。

タイプ4K液晶テレビ
サイズ50V型(インチ)
画素数3840×2160
パネル-
バックライト直下型LEDバックライト
チューナー地デジ3、BS4K 2、BSデジタル3
録画機能外付けHDD
視聴距離目安0.9m
幅×高さ×奥行き1116x686x298mm
重量11.8kg

テレビメーカーの比較8:オリオン

テレビメーカーの比較8:オリオン

続いてはオリオン製品のテレビの紹介です。オリオン電機と聞けばなじみがある方もいるかと思いますが、かつてのオリオン電機として、戦後の日本における家電業界を支えてきたブランドです。低価格帯ながらも高品質な製品を販売する、庶民の強い味方でした。

近年、中国や韓国のメーカーによるリーズナブルかつ高性能な製品が市場を占めたことで、オリオン電機は存続を危ぶまれ、現在は株式会社ドウシシャの子会社となり、オリオン株式会社となっています。

オリオンのテレビの特徴

オリオン製品のテレビは、4Kチューナーが内蔵された液晶テレビ「XDシリーズ」と、HD液晶の「WDシリーズ」を取り扱っています。XDシリーズでは65V型までの大型サイズをメインに展開し、WDシリーズは40V型までの扱いやすいサイズ感をメインに取り扱っています。

XDシリーズでは4Kチューナーを内蔵しているので、別途チューナーを購入しなくても、テレビだけで4K放送を視聴できるのが魅力です。国内製の高品質なメインボードを採用し、HDRに対応しています。肉眼で見る風景に近い、クリアかつリアリティーのある質感を楽しめます。

両シリーズに共通しているのが、画面のブルーライトカット機能です。リモコン操作のワンアクションだけでブルーライトカット仕様へと切り替わります。

リモコンは操作性にもこだわっていて、使用頻度の高いリモコンボタンには、ドームの反り返りによってクリック感を得られるメタルドーム加工が施され、細かい部分まで配慮された設計です。映像シーンに適した4種類の音声モード選択や、イコライザー機能も特徴です。

おすすめのオリオンのテレビ

LIVING ROOMシリーズとして販売されている「OL55XD100」は、メインボードに国内で独自開発された映像エンジン、「4K美・彩・細エンジン」を搭載しています。

HDR以外の映像もリアルタイムで分析してコントラストを改善する「コントラストリマスター」や、12軸で色補正を行う「ビビッドクロマアジャスター」、独自の解析技術でノイズ除去や高精細化を行う「4K ハイディテールコンバーター」によって、優れた映像表現が実現しています。日本独自の放送品質に合わせて何度もテストを繰り返し、繊細かつ正確な色調整の表現が可能です。

タイプ4K液晶テレビ
サイズ55V型(インチ)
画素数3840×2160
パネル
バックライト直下型LEDバックライト
チューナー地デジ2、BS4K 2、BSデジタル2
録画機能外付けHDD
視聴距離目安0.9m
幅×高さ×奥行き1231x769x213mm
重量13.3kg

テレビメーカーの比較9:マクスゼン

テレビメーカーの比較9:マクスゼン

マクスゼン(MAXZEN)は、リーズナブルながらも高品質な家電を販売している、近年人気が高まっている日本の家電メーカーです。マクスゼンで取り扱っているのは、国内の大手メーカーで製造されたパーツを使用する、いわゆる「ジェネリック家電」です。

品質の優れたパーツを使いながらも、家電の機能や構成面をシンプルな設計にすることによって、低価格での商品販売を展開しています。コスパと品質の良さがメリットのマクスゼンは、どのようなテレビの特徴があるのでしょうか。

マクスゼンのテレビの特徴

マクスゼンのテレビの特徴は、やはり買い求めやすい価格帯です。パーツは大手メーカーの高品質な物を使用しているので安心ですし、さらには3年に及ぶ長期保証も付帯しています。パナソニックやシャープなどの大手メーカーの大型4Kテレビ製品は、どうしても価格が高くなるのがネックです。

しかしマクスゼンの4Kテレビであれば、大手の同サイズ製品と比較して、約半分から3分の1程度の価格で購入できます。初期費用を予算内に抑えつつ、満足度の高い買い物ができるでしょう。

実際に、大手ECサイトのテレビ販売ランキングでも複数の部門でマクスゼンのテレビが1位を獲得しているので、その人気と評価の高さはお墨付きです。

マクスゼンで販売する4Kテレビは、高いコントラストを生み出すVAパネルが採用されており、映像エンジンも国内設計のエンジンを採用して、製品の品質を高めています。

最低限の必要機能に絞り、多機能性ではなくシンプルな設計にこだわることで、この低価格を実現しています。テレビにそこまでの多機能性を求めない方や、最低限の機能だけを使いたいという方にはぴったりのテレビメーカーです。

おすすめのマクスゼンのテレビ

マクスゼンの「MVU43CH06」は、TNパネル、IPSパネルよりも高いコントラスト表現ができるVAパネルを採用しています。ダブルチューナーを採用しているので、視聴中の裏番組を録画することも可能です。LED直下型バックライトで、全体的に明るく色のムラがない映像を楽しめます。

市販の壁掛け用器具を購入すれば、壁掛け設置も可能です。FPSやアクションゲームプレイ時に最適な「ゲームモード」に切り替えれば、タイミングが重要なゲームも快適にプレイできます。

タイプ4K対応液晶テレビ
サイズ43V型(インチ)
画素数3840×2160
パネルVAパネル
バックライト直下型LEDバックライト
チューナー地デジ2、BSデジタル2
録画機能外付けHDD
視聴距離目安1m
幅×高さ×奥行き951x614x180mm
重量7.5kg

テレビメーカーの比較10:山善

続いて紹介するのは、大阪市大阪府に本社を構える山善(YAMAZEN)です。こちらも低価格帯が人気で、家電製品や家具などのインテリア商品から、アウトドアグッズ、防災用品まで幅広く取り扱っています。アジア以外にも、アメリカや欧州に拠点を持ち、高品質な製品を生み出しているブランドです。

テレビ市場ではメーカー名を多く見かけないかもしれませんが、山善のテレビにはどのような特徴があるのか、さっそく紹介していきます。

山善のテレビの特徴

山善のテレビは、標準仕様としてHDDが内蔵されているのが特徴です。わざわざ外付けのHDDを購入しなくても、テレビ本体だけで番組を録画保存しておけるので、初期費用のコストを抑えられます。テレビ周りに機器を設置しない分、すっきりとした配線環境で使えるのもポイントです。

買い求めやすい高いコストパフォーマンスを持ちながらも、画像処理エンジンは国内製を採用しているため、安心できる高品質な製品であるのも魅力のひとつです。

おすすめの山善のテレビ

キュリオムシリーズの「QRT-32W2K」は、約180度の広い視野角で映像を楽しめます。家事や作業をしながらの視聴や、多人数での視聴頻度が高いリビング置きにおすすめです。チューナーは地デジ、BS・100°CSを各2基搭載しているので、裏番組を録画できます。

パネルはコントラスト比の高いVAパネルを採用して、直下型LEDバックライトによって輝度もアップしています。描画遅れを軽減するすばやいレスポンスで、アクション映画や動きのある映像もストレスなく楽しめます。

タイプハイビジョン液晶テレビ
サイズ32V型(インチ)
画素数1366x768
パネルVAパネル
バックライト直下型LEDバックライト
チューナー地デジ2、BSデジタル2
録画機能外付けHDD
視聴距離目安
幅×高さ×奥行き732.1x482.4x183.4mm
重量4kg

テレビメーカーの比較11:TCL

テレビメーカーの比較11:TCL

続いて紹介するのは、中国メーカーのTCLです。日本ではまだなじみの薄いメーカーかと思いますが、世界での出荷台数で2位の実力を持つ世界的メーカーです。

近年、中国・韓国メーカーは、日々技術を進化させて、高品質かつリーズナブルな製品を販売しています。世界的なシェア率30%以上の実績を持つ、サムスンブランドに次ぐ実力のブランドです。

最近では、TCLがパナソニックと提携して、小型・中型テレビの生産を請け負っています。パナソニックやシャープといった国内メーカーも、生産ルートを辿れば中国で製造されているので、中国メーカーの製品だから壊れやすいという心配も不要です。

TCLのテレビの特徴

TCLのテレビの特徴は、世界的なシェア率2位を誇る確かな実績と品質を持ちつつも、リーズナブルな価格で購入できるのが、最大の特徴であり魅力と言えるでしょう。

機能面では、テレビ本体にHDDが内蔵されているので、テレビ本体だけで録画が可能な点や、ダブルチューナーが搭載されている点も挙げられます。裏番組の録画に対応できる上に別途HDDの購入も不要なのは、より初期費用を抑えられるのでメリットです。

おすすめのTCLのテレビ

TCLの「43P615」モデルは、Androidシステムを搭載したスマートテレビです。スマートフォンの映像やゲーム画面をテレビにミラーリングできる「クロームキャスト」や、音声操作ができる「Google Assistant」機能も搭載しています。

さらに、新4K衛星放送の「HLG」や、ネット動画配信に多く採用される「HDR10」「Dolby Vision」など幅広い規格に対応。「マイクロディミング」機能では、映像情報を1,296のゾーンに分けて分析することで、風景の奥行きをさらにリアルに表現できます。

音響システムは「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」を搭載し、音の動きを感じられる立体的な音響を体験できます。

タイプ4K液晶テレビ
サイズ43V型(インチ)
画素数3840×2160
パネルVAパネル
バックライト直下式LEDバックライト
チューナー地デジ2、BS4K 2、BSデジタル2
録画機能外付けHDD
視聴距離目安0.8m
幅×高さ×奥行き970×624x253mm
重量7.2kg

テレビメーカーの比較12:フナイ

現在は、ヤマダ電機と独占販売契約を結んでいるので、ヤマダ電機以外の家電量販店ではフナイ製品のテレビを見かける機会がないというのも、メーカーの知名度がやや低い理由でしょう。それでは、フナイ製のテレビについて、特徴やおすすめモデルを見ていきましょう。

フナイのテレビの特徴

フナイは製品の機能や性能よりも、販売価格を抑えるのが得意なメーカーです。性能面よりも価格帯に重きを置いて勝負しているブランドと言って良いでしょう。

とはいえ、製品の機能性が雑なわけではなく、多機能の大手メーカーと比べれば控えめでシンプルな性能を持っています。単身者向けのコンパクトサイズテレビでは、他メーカーと並ぶととにかく価格が安いので、一人暮らしの準備家電としても人気です。

おすすめのフナイのテレビ

フナイの「FL-55U3130」は、55インチの4K対応液晶テレビです。独自開発の高画質エンジンを搭載し、HDR映像技術のDolby Vision(ドルビービジョン)に対応。より高いコントラスト表現が可能です。

さまざまな画像を、蓄積されたデータベースから解析して、なめらかなで高精細な映像が表現できます。映画やアニメなどフレーム数が少ない映像で起こるカクついた動きを抑制して、なめらかに映像を処理してくれます。

タイプ4K液晶テレビ
サイズ55V型(インチ)
画素数3840×2160
パネル
バックライト
チューナー地デジ3、BS4K 2、BSデジタル3
録画機能内蔵HDD(1TB)、外付けHDD
視聴距離目安1m
幅×高さ×奥行き1246x772x251mm
重量16.4kg

テレビはどこで購入する?

人気のテレビメーカーから、13社をピックアップして紹介してきました。各メーカーの特徴やメインブランドとして販売しているシリーズなどがお分かりいただけたかと思います。続いては、実際にテレビを購入する場所として、どんな選択肢があるのか、おすすめの購入場所を3つ紹介しましょう。

家電量販店

まずはオーソドックスな家電量販店です。ヨドバシカメラやヤマダ電機、ビックカメラなど、大手家電量販店では品揃えが豊富で、店舗ごとのポイント付与もあるのでお得に買い物ができますよね。

売り場では担当の販売店員から製品について詳しい説明も聞けるので、不明点を質問したりアドバイスを受けたりしつつ、納得のいく買い物ができるでしょう。また時期によっては、セールやキャンペーンを開催していることもあり、それに合わせて購入をすることで、さらにお得な買い物ができます。

配送や保証といったサービスも手厚く、説明やサポートをしっかり受けたい場合におすすめです。

コストコ

コストコといえば、大量に仕入れた商品を格安で販売する会員制のショッピングセンターですが、実は家電製品も取り扱っていることをご存じでしょうか。

店舗の広さや家電売り場のスペースによって、取り扱っている家電の種類や数は限られてしまいますが、洗濯機などの大型家電も販売されています。食品や生活用品と同じく家電も安く販売されています。

破格の安さはありませんが、コストコで家電を購入する魅力は商品保障サービスです。これは、使用後の家電を返品できるコストコ独自のサービスで、製品に不具合や初期不良がなくても、「イメージと違った」「部屋に合わなかった」という自己都合の理由でも、商品を返品・返金してもらえます。

大型テレビは、広い売り場で見ると小さく見えますが、実際に部屋に置いてみるとかなりの存在感が生じることがあります。圧迫感がないかどうか試せるという意味でも、保障サービスの整ったコストコでテレビを購入するのはメリットと言えるのではないでしょうか。コストコ会員の方はぜひ活用してみてくださいね。

オンライン

最後に、ネットショップなどのオンラインで購入する方法です。店舗に直接赴かず、時間や手間を掛けずに購入から配達までが完了するメリットがあります。一方で、購入する製品をきちんと調べてからでないと購入に失敗したり、サイズ寸法を誤ってしまったりするデメリットもあるので、情報収集が得意な人には向いている購入方法です。

家電量販店に限らず、さまざまなサイトから購入ができるため、ポイントの利用などに積極的な方にもおすすめです。利用サイトによってポイントシステムの大きな還元も期待できるので、家電量販店で購入するよりもオンライン購入のほうが恩恵を受けられる方は、ぜひ検討してみてください。

テレビをお得に買える時期は?

テレビは高価な家電製品ですから、できるだけ購入費用を抑えてお得に買いたいものです。お店選びも肝心ですが、安く買える時期に注目するのも重要なポイントですよ。

最後に、「テレビをもっとお得に買いたい!」という方向けに、テレビを安くお得に買える時期について解説していきます。

最新モデルが発売される時期

テレビは、常に新しい機能が搭載され、アップデートした新しいモデルが展開されていきます。新製品となる最新モデルが発売される前後には、ひとつ前のモデルが型落ちモデルとしてセール販売されはじめるので、型落ち時期を狙うのがおすすめです。

型落ちといえども、最新モデルが登場するまでは、そのモデルが最新製品だったので、劇的な変化や大幅な機能面の違いはありません。最新モデルへのこだわりがない方は、型落ち時期を狙ってお得に購入しましょう。

一般的には、1月〜3月、6月〜9月頃に最新モデルが販売される傾向にあるので、この期間内にチェックするとお得にテレビを購入できますよ。

決算セール時期

家電量販店では、事業決算にあわせてセールを開催します。各社によって決算時期は異なるものの、9月〜10月の秋にある中間決算セールと、1月〜3月の冬に行われる最終決算セールがあります。

セールタイミングは店舗によって違うので、公式HPを確認したりメルマガを登録しておいたりして、セール情報を逃さないようチェックしておきましょう。

ボーナスのタイミング

消費者側のボーナスが支給されるタイミングにも、家電量販店でセールが開催されます。一般的な夏のボーナスがある6月前後と、冬のボーナスがある12月前後の年2回ですね。

高価な家電製品はクレジットカード決済で支払うケースが多いですが、分割の手数料が掛からないようボーナス払いに設定するユーザーも多いのです。よって、ボーナス支給によって消費者の財布の紐がゆるむことや、買い替えの資金が潤ったことを見越してセールが行われています。

年末年始

年末年始のタイミングでのセールも狙い目です。年末セールはクリスマスを過ぎてから大晦日にかけてまで開催され、年が開けると初売りの新春セールへと切り替わります。年末年始は仕事が休みでゆっくりできる家庭が多く、家族連れで出かける機会も増えます。新年に備えて古い家電を新調する家庭も多いでしょう。

特に、年末年始は特番やスペシャル番組など、普段とは違う番組を家族で視聴する時間が多くなるので、テレビの売れ行きも好調です。年末からセール販売に注力している店舗が多いので、購入時期と合う方は検討してみてはいかがでしょうか。

大型イベントの直前

数年に一度しか開かれない世界的なイベントである、オリンピックやワールドカップの開催前には、歴史的瞬間を美しい映像で観ようと考える人が多く、テレビの売れ行きも上がります。

こうした大型イベントシーズンに合わせて、テレビもセール販売されるので、ちょうどイベント時期と購入時期が重なる方や、今すぐに買い替えるつもりはないけれど、ゆくゆくは買い替えたいとのんびり検討している方は、大型イベントの開催タイミングに合わせてみるのも、賢い購入手段です。

テレビメーカーの強みを比較して自分に合ったテレビを見つけよう!

楽しげにテレビ視聴する家族

この記事では、人気の高いテレビメーカーについて、各メーカーの特徴や人気製品、さらに選び方のポイントやお得に買えるセール時期などを解説してきました。

  • 液晶テレビは、明るい部屋や日中の視聴メインで、価格を抑えたい人向け
  • 有機ELテレビは、夜景や暗いシーンの黒表示が美しいが、高価格
  • テレビの画面サイズは適切な視聴距離に基づいて決めよう
  • 映画鑑賞やゲーム使いが多い人は、音響システムにもこだわるのがおすすめ
  • レコーダー使用時は、メーカーを揃えるとリンク機能が使える

近年のテレビ市場には、安定したブランド力を持つ国産メーカー以外にも、低価格帯が人気んジェネリック家電ブランドや、世界的な販売数を持つ中国・韓国の低価格ブランドも多数参入していて、個人のニーズに応じた製品の選択肢が広がっています。

欲しい機能や譲れないポイント、画質や音質など、自分の希望にマッチした1台を見つけて、テレビライフを充実させましょう。

企画・制作:株式会社ClassLab.「RIRIFE編集部」

株式会社ClassLab.は新しい引越し先のライフラインお申込み手続きやインターネット回線、その他引越しの際のご面倒ごとを一括で承っている会社です。年間6万人以上のお手続きを代行、そこからニーズを汲み取り新生活者様に特化した情報を、独自の記事制作チームによって作成しております。

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