作業スペースが狭かったり、持ち運びの機会が多いと小さいキーボードが欲しくなりますよね。しかし、小さいキーボードは使い勝手がいいか気になる人も多いでしょう。この記事では小さいキーボード(ミニキーボード・コンパクトキーボード)の選び方と、おすすめの商品を紹介します。先に結論を言うと、使う場面で選ぶタイプが決まります。
- ①机に置いて仕事・勉強に使う → テンキーレスのコンパクトキーボード(キーの大きさが普通なので打ちやすい)
- ②カバンに入れて持ち運ぶ → 折りたたみ式のBluetoothキーボード
- ③テレビやゲーム機で文字を入力する → 手のひらサイズのミニキーボード(タッチパッド付きが便利)
小さいキーボードならではのポイントを解説するので、自分に合ったキーボードを見つけられますよ。ぜひ参考にしてください。
※本記事の情報は2026年10月時点のものです。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
小さいキーボードはどれくらい?サイズ別キーボードの種類
キーボードにはさまざまな大きさの製品があります。製品ごとに少しずつ大きさが異なるのはもちろん、種類によっても大きくサイズが異なります。ここからはキーボードのサイズの種類について解説します。
フルサイズ

右側にテンキー(数字や四則演算記号のキー)が付いているタイプのキーボードをフルサイズといいます。フルサイズは経理など数字をよく使う人には便利ですが、どうしても横幅を取ってしまうのが難点です。小さいキーボードを探している人には不向きでしょう。
テンキーレス

テンキーレスはテンキーがないタイプのキーボードです。その他の部分はごく普通のキーボードなので、数字入力が多くない人なら不便さは感じません。テンキーがない分スリムなのが魅力です。製品ラインナップも豊富なので幅広い選択肢からお気に入りを選べるでしょう。
60%~70%

Enterキーの右側の部分をカットして、通常のキーボードの60%~70%ほどのサイズにしたキーボードです。カットされているキーは変則的に配置され直していたり、[Fn]キーとの同時押しで使えるようになっていたりします。入力に慣れるまで時間はかかりますが、非常にコンパクトです。
ミニキーボード

ミニキーボードは手持ちサイズのキーボードです。置くタイプのキーボードに比べると入力は難しいですが、どんな姿勢でも使えるのが魅力。長時間の作業に使うのは厳しいですが、スマートテレビやゲーム用に一台あると便利に使えます。
小さいキーボードを選ぶポイント

小さいキーボードは普通のキーボードと選ぶポイントが異なります。ここからは小さいキーボードに特化して、購入前にチェックしておきたいポイントを解説します。
持ち運ぶなら折りたたみ式がおすすめ
キーボードを持ち運ぶ機会が多いなら折りたたみ式のキーボードがおすすめです。二つ折りや三つ折りができるので、カバンやポケットにすんなり入ります。キー配列が独特な製品があるので慣れるのに時間はかかりますが、慣れてしまえば便利に使えますよ。
薄型ならパンタグラフ式がおすすめ
薄いキーボードが欲しいなら「パンタグラフ方式」がおすすめです。パンタグラフ方式はノートパソコンのキーに使われているのと同じキー構造で、薄さを実現しやすいのが特徴。小さいキーボードが欲しいなら、キー構造と薄さにも着目して選んでみましょう。
その他キーボード選びのポイント

小さいキーボードを含めてキーボード選び全般でチェックしておきたいポイントもあります。ここからはキーボードを買うなら押さえておきたい基本的なポイントを解説します。
有線かワイヤレス、接続方式で選ぶ
まずキーボードの接続方式を確認しましょう。接続方法は有線とワイヤレスに分かれており、ワイヤレスはさらにレシーバー接続とBluetooth接続に分かれています。それぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。
| 接続方式 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 有線接続 | ・接続が安定している ・電池交換が必要ない | ・持ち運びしにくい ・USBポートを1つ塞いでしまう ・配線で散らかった印象になる |
| 無線接続(レシーバー接続) | ・デスク周りがスッキリする ・持ち運びしやすい ・無線接続としては接続が安定している | ・USBポートを1つ塞いでしまう ・電池交換が必要 |
| 無線接続(Bluetooth接続) | ・デスク周りがスッキリする ・持ち運びしやすい ・タブレットやスマホにも接続できる製品がある ・接続の切り替えが簡単 | ・接続が安定しない場合がある ・電池交換が必要 |
キーボードを据え置きで使うなら有線でもいいですが、持ち運びをするならワイヤレスが便利。ワイヤレスはやや接続が不安定ですが、PCゲームに使うのでなければあまり気になりません。ワイヤレスのキーボードが反応しなくなったときは、キーボード入力できないときの対処法で原因を順に確認できます。
サイズにこだわらずワイヤレスのモデルを広く比べたい人は、おすすめのワイヤレスキーボードも参考にしてください。
静音性の高さで選ぶ
夜間や静かなオフィス、カフェで作業をするのであれば、静音性もチェックしましょう。キーボードには静音性が高いモデルもあります。メーカーが静音性を売りにしていても実際にはあまり静かでないケースもあるので、口コミをきちんと確認するのが大切です。クリック音も気になる人は、静音マウスと組み合わせると作業音をさらに抑えられます。
日本語配列、英語配列で選ぶ
キー配列も確認しておきたいポイントです。日本で流通しているキーボードには「日本語配列」と「英語配列」のキーボードがあります。
| キー配列 | 特徴 |
|---|---|
| 日本語配列 | ・日本語を入力しやすい ・日本に住む多くの人が慣れている |
| 英語配列 | ・英語やコードを入力しやすい ・慣れるのにやや時間がかかる ・慣れると素早い入力が可能 |
普通の人は日本語配列が便利に使えます。プログラミングをする人や、タイピング速度にこだわる上級者は英語配列を検討してみましょう。見た目も英語配列の方がスタイリッシュで格好いいと感じる人が少なくありません。
おすすめの小さいキーボード

ここからはおすすめの小さいキーボードを紹介します。サイズはもちろん、重さにもこだわっておすすめの商品を選びました。据え置きがおすすめの製品も携帯性に優れた製品も両方紹介するので参考にしてください。
エレコム コンパクトキーボード TK-FDM105TXBK
メンブレン方式のキー構造を持った格安のキーボードです。メンブレン方式はパンタグラフ方式に比べると打鍵感が重め。キーをしっかり押して入力したい人に向いています。もちろん持ち運びも可能ですが、サイズと重さを考えると据え置きで使うのがおすすめです。
あまりに安いので心配になる人もいるかもしれませんが、値段に対しては十分なスペック。安くてコンパクトなキーボードが欲しい人は検討してみましょう。
| サイズ | 36.43×15.08×3.35cm |
| 重量 | 594g |
| 対応OS | Windows |
| 接続方式 | 無線接続(レシーバー方式) |
| キー配列 | 日本語配列 |
向いている人:レシーバーを挿すだけで使える無線キーボードを、できるだけ安くそろえたい人。重さが594gあるので、持ち運ぶよりも机に置きっぱなしで使う人に向いています。
サンワサプライ キーボード ワイヤレス SKB-WL36BK
パンタグラフ方式で薄くて軽いキーボードです。キーボードに抗菌剤が練り込まれているので大腸菌や黄色ブドウ球菌の繁殖を抑えられます。喫茶店などで飲食をしながら作業をする人には嬉しいポイントです。薄くて軽いのが魅力ではあるものの、強く打鍵するとたわんでしまいます。軽いタッチで打鍵したい人におすすめの製品です。
| サイズ | 30.5×16.0×2.7cm |
| 重量 | 320g |
| 対応OS | Windows |
| 接続方式 | 無線接続(レシーバー方式) |
| キー配列 | 日本語配列 |
向いている人:ノートパソコンに近い、薄くて軽い打ち心地が好きな人。320gと軽く、レシーバー方式なのでBluetoothの設定に慣れていない人でも使い始めやすい1台です。飲み物を置いたデスクで作業する人にも、抗菌仕様は安心材料になります。
エレコム 有線 コンパクトキーボード TK-FCM107XBK
薄型メンブレン方式のキー構造を採用した有線のキーボードです。メンブレン方式ではありますが、非常に薄いのが特徴。パンタグラフ方式と遜色ありません。有線接続なので持ち運び用にすると接続が面倒ですが、据え置きで使うなら便利に使えます。
有線なのでもちろん電池交換の手間や遅延もなし。有線でとにかく安くてコンパクトなキーボードを探しているなら第1候補としておすすめです。
| サイズ | 36.06×14.25×2.56cm |
| 重量 | 469g |
| 対応OS | Windows |
| 接続方式 | 有線接続 |
| キー配列 | 日本語配列 |
向いている人:机に置いたまま使い、ケーブルが気にならない人。有線なので電池切れや接続の途切れを気にせず使えます。ノートパソコンに外付けして文字入力を楽にしたい人の、最初の1台にも向いています。
ロジクール MX KEYS mini KX700GRd
Bluetooth接続のコンパクトなキーボードです。持ち運びに便利で、パソコンはもちろんAndroidやChromeOSのタブレット・スマホにも接続できます。複数のデバイスに接続していても簡単に切り替え可能でストレスなし。
キーが少し凹んでいて薄型でも入力しやすいのも魅力です。高品質な製品に定評のあるロジクールの製品らしいキーボードといえます。値段と重ささえ気にならなければ便利に使えるおすすめの商品です。
| サイズ | 29.6×13.2×2.1cm |
| 重量 | 506.4g |
| 対応OS | Windows、macOS 、ChromeOS、Android |
| 接続方式 | 無線接続(Bluetooth方式) |
| キー配列 | 日本語配列 |
向いている人:パソコンとタブレットなど、複数の機器を切り替えて使う人。紹介する中では値段が高めですが、打ちやすさと作りのよさを優先したい人に向いています。
Arteck 2.4Gワイヤレスコンパクトキーボード
電池の持ちがいいのが魅力のワイヤレスキーボードです。自動でスリープモードに移行するので、電池交換なしで最長4ヵ月使えます。ワイヤレスキーボードを使っていると気になる電池の持ちに優れているのははっきりした長所です。しかし、欠点もはっきりした商品です。「本体が微妙に波打っている」「何も敷かないとガタガタ音がする」などの欠点を気にせず、安さと電池の持ちを重視するなら選択肢に入れましょう。
| サイズ | 29.49×12.7×2.39cm |
| 重量 | 272g |
| 対応OS | Windows |
| 接続方式 | 無線接続(レシーバー方式) |
| キー配列 | 日本語配列 |
向いている人:電池交換の手間を減らしたい人。ただし本体のつくりに関する不満の声もあるので、見た目や質感よりも、値段の安さと電池の持ちを優先する人向けの1台です。
Arteck 2.4G ワイヤレスキーボード
リチウムイオン電池に充電するタイプのワイヤレスキーボードです。本体はステンレススチールがベースなので、安い薄型キーボードにありがちな「たわみ」「波打ち」の心配はありません。打鍵感はやや固いですが、むしろ固さにはまる人も多い製品。
リチウムイオン電池は半年などの長期間放置すると劣化するのが気になりますが、お蔵入りしないなら便利に使えるでしょう。
| サイズ | 27.94×13.49×1.4cm |
| 重量 | 304.76g |
| 対応OS | Windows |
| 接続方式 | 無線接続(レシーバー方式) |
| キー配列 | 日本語配列 |
向いている人:薄型でもたわみの少ない、しっかりした本体を選びたい人。充電式なので電池を買い足す必要はありませんが、長く使わない期間がある人は、ときどき充電しておくと電池の劣化を抑えられます。
Ewin 新型 Bluetoothキーボード 折りたたみ式
レザー風の模様が高級感たっぷりな低価格折りたたみ式キーボードです。カバーはプラスチック製ですが、安っぽくなくビジネスシーンにもぴったりです。軽くてコンパクトで持ち運びに最適です。キー配列が独特で、キーによって大きさが違うので慣れるのにしばらく時間がかかるのが注意点。カバンに忍ばせておけば場所を選ばず活躍してくれる商品です。
| サイズ | 14.5×9.91×1.19cm |
| 重量 | 240g |
| 対応OS | Windows、Android、iOS |
| 接続方式 | 無線接続(Bluetooth方式) |
| キー配列 | 日本語配列 |
向いている人:カバンの小さなポケットにも入る大きさを優先したい人。スマホやタブレットで、外出先からメールや資料を作ることが多い人に向いています。キーの大きさがそろっていないので、最初は配列に慣れる時間をとりましょう。
サンワサプライ Bluetooth折りたたみフルキーボード SKB-BT35BK
折りたたみ式でありながら、テンキーまで付いた日本語配列のフルキーボードです。キーピッチは19mmで、一般的なデスクトップ用キーボードと同じ感覚で入力できます。以前紹介していたOmikamoの折りたたみキーボードは、メーカーの公式情報が確認できなくなったため、同じ日本語配列の現行品に入れ替えました。
| 項目 | SKB-BT35BK |
|---|---|
| サイズ | W370×D120×H13mm |
| 重量 | 約350g |
| 対応OS | Windows、macOS、Android、iOS、iPadOS |
| 接続方式 | 無線接続(Bluetooth方式・最大2台を切り替え)/付属ケーブルで有線接続も可(Windows・macOS) |
| キー配列 | 日本語配列(テンキー付き・104キー) |
| 電源 | 充電式(連続動作 約50時間) |
向いている人:折りたたみ式でも、普通のキーボードに近い打ちやすさがほしい人。数字をよく入力する人や、パソコンとスマホを使い分ける人の持ち歩き用に向いています。メーカー希望小売価格は18,480円(税込)で、ミニキーボードの中では高めです。参照:サンワサプライ「SKB-BT35BK」(2026年10月閲覧)
サンワダイレクト 折りたたみBluetoothキーボード タッチパッド付き 400-SKB074
重量約220gと軽く、タッチパッドが付いた折りたたみキーボードです。iPadやiPhoneをノートパソコンのように、文字入力とカーソル操作の両方で使えます。本体に端末を立てかけるスタンドもあり、最大3台の機器を切り替えられます。以前紹介していたiCleverの折りたたみキーボードは、メーカーの公式サイトで扱いが確認できなくなったため、現行品に入れ替えました。
| 項目 | 400-SKB074 |
|---|---|
| サイズ | 約W278.7×D169×H18mm |
| 重量 | 約220g |
| 対応OS | iOS 13〜26、iPadOS 13〜26(iPhone・iPad専用) |
| 接続方式 | 無線接続(Bluetooth方式・最大3台を切り替え) |
| キー配列 | 英語配列(64キー) |
| 電源 | 充電式(連続使用 約35時間) |
向いている人:iPadやiPhoneで、マウスなしで文書を作りたい人。注意点は2つあります。1つ目はキー配列が英語配列であることです。前の章で紹介した日本語配列とは記号キーの位置が違い、「半角/全角」キーもないので、日本語配列に慣れた人は最初に戸惑うかもしれません。日本語配列がよい人は、すぐ上のSKB-BT35BKを選びましょう。2つ目は、対応するのはiPhone・iPadだけで、WindowsやAndroid、Macでは使えないことです。価格はサンワダイレクトで6,980円(税込)です。参照:サンワダイレクト「400-SKB074」(2026年10月閲覧)
エレコム キーボード 折りたたみ TK-FLP01BK
キー配列の切り替え機能が便利な折りたたみキーボードです。Windows ・Androidのキー配列とiOSのキー配列をボタン1つで切り替え可能。どのOSでもキーボードの印字通りに入力できるので混乱しません。若干タイピングしづらいのが気になりますが、コンパクトに持ち運べます。OSの異なる複数デバイスを使う人は検討してみてください。
| サイズ | 29.1×9.2×0.1cm |
| 重量 | 300g |
| 対応OS | Windows 、Android、iOS |
| 接続方式 | 無線接続(Bluetooth方式) |
| キー配列 | 日本語配列 |
向いている人:WindowsパソコンとiPhone・iPadなど、OSの違う機器を行き来する人。ボタン1つで配列を切り替えれば印字どおりに入力できるので、記号の位置で迷いたくない人に向いています。
Ewin ミニ キーボード
マウスホイール付きのミニキーボードです。スクロールしやすいので、ウェブの閲覧や動画配信サイトの動画選びにも優れています。サイズはスマホとほぼ同じ大きさでどこに置いても邪魔になりません。バックライト付きなので暗い部屋でも使えますよ。
スマートテレビやゲームでの文字入力にも便利に使える1台です。
| サイズ | 13.5×9×1.5cm |
| 重量 | 180g |
| 対応OS | Windows 、Android、iOS |
| 接続方式 | 無線接続(レシーバー方式) |
| キー配列 | 日本語配列 |
向いている人:スマートテレビやゲーム機で、検索ワードやパスワードを入力する機会が多い人。リモコンで1文字ずつ選ぶより早く入力でき、マウスホイールで画面のスクロールもできます。暗い部屋ではバックライトが役立ちます。
Ewin ミニ bluetooth キーボード
片手サイズの非常にコンパクトなキーボードです。バックライトを搭載しているので、暗い部屋でもリモコン感覚で使えます。ページスクロールがしにくく、キーの押し心地が固いのが欠点ではありますが、とにかくコンパクトなキーボードを探しているならおすすめです。
| サイズ | 15×5.8×1cm |
| 重量 | 90g |
| 対応OS | Windows、iOS |
| 接続方式 | 無線接続(Bluetooth方式) |
| キー配列 | 日本語配列 |
向いている人:テレビの前やベッドの上など、机が無い場所で片手で文字を入力したい人。90gと非常に軽いので、リモコンと一緒に置いておいても邪魔になりません。ただしキーが小さく押し心地も固めなので、長い文章を打つ用途には向きません。短い入力専用と考えて選びましょう。
まとめ

今回はおすすめの小さいキーボードを紹介してきました。小さいキーボードは選び方さえ気を付ければ便利に使えます。キーボードがコンパクトだと置く場所も選びませんし、持ち運びも簡単。作業スペースが狭い人や移動が多い人の強い味方です。
記事の中で紹介した選ぶポイントも参考にしながら自分にぴったりのキーボードを見つけてくださいね。小さいサイズ以外も含めて選びたい人は、キーボードのおすすめランキングでゲーム向け・仕事向けのモデルを比べられます。




















