日常生活に欠かせないWi-Fiルーターですが、ケーブルが目につきやすいのが困りものですよね。放っておくとつまづきやすいですし、何より生活感が出てしまいます。今回はWi-Fiルーターをすっきり隠せる収納ボックスについて解説します。
おすすめアイテムも紹介するので、自宅にぴったりの収納ボックスが見つかりますよ。部屋の雰囲気との相性なども考えながら便利でおしゃれな収納ボックスを探してみてください。
ルーターのケーブルは収納ボックスで隠そう
見た目から生活感を感じてしまうWi-Fiルーターは、収納ボックスで隠してしまうのがおすすめです。収納ボックスを設置すると、Wi-Fiルーターもケーブルも見えなくなるので、部屋がスッキリとした印象になります。見た目以外にも以下のメリットがあります。
- ケーブルにホコリが付きにくくなる
- ケーブルが絡まりにくくなる
- ケーブルにつまづきにくくなる
ルーター収納ボックスには天板にコンセントがある収納ボックスや、スマホスタンドが付いたモデルもあり、購入する製品によってはさらに生活が便利になります。デザインはおしゃれなものからナチュラルなものまでさまざまなので、部屋の雰囲気に合わせて収納ボックスを選びましょう。
ルーター収納ボックスの種類
ルーター収納ボックスにはラック型や壁掛け型などいくつか種類があります。それぞれの種類で長所や設置の難易度が異なるので、個別の商品を検討する前に種類で絞り込んでしまうのもおすすめです。ここからはルーター収納ボックスの代表的な種類を紹介します。
かぶせるだけのシンプルなボックス
ルーター収納ボックスにはかぶせるだけのシンプルなボックスタイプもあります。ボックスタイプはなんといっても組み立てのしやすさと置きやすさが魅力。手軽に設置できて、掃除のときに動かしやすいので便利です。
ラックタイプと比較すると小型で軽量な製品が豊富なので、スペースをあまり取りたくない人は壁掛け型と一緒に検討してみてもよいでしょう。天板にコンセントが付いているモデルを選ぶとスマホやタブレットの充電をする際に便利に使えますよ。
タップや電話機、雑貨も収納できるラックタイプ
ラックタイプの収納ボックスなら、電源タップや電話機、雑貨類も収納できます。組み立ては少し手間がかかりますが、組み立てた後の利便性は抜群です。重量がある製品が多いので、据え置きにして使いやすいものを選びましょう。扉が付いていると収納物を取り出しやすくて便利です。
ソファ横に置きやすい薄型の製品やデスク下に置ける背が低い製品もあるので、使いたいシーンに合った寸法の収納ボックスを選んでみてください。
床上の場所を取らない壁掛け型
床上のスペースを使いたくない人には壁掛け型のルーター収納ボックスがおすすめです。空中のデッドスペースを活用してルーターを収納できるので省スペースになります。また、Wi-Fiルーターを高い位置に置いておけるので、部屋に電波が行き渡りやすくなるメリットもあります。
壁への掛け方はビスやピン、釘、マグネットと製品によってさまざまです。壁に掛ける分、他のタイプに比べると設置に手間がかかりますが、多少の作業が苦にならない人にはおすすめのタイプです。
ルーター収納ボックスを選ぶ際のポイント
ルーター収納ボックスは、Wi-Fiルーターを入れるからこそ気を付けておきたいポイントが3つあります。ただ隠すために箱や引き出しに入れるだけだと、Wi-Fiルーターの不調の原因にもなるので注意してください。ここからはルーター収納ボックスを選ぶ際に注意しておきたいポイントを解説します。
ルーターやその他の収納物が入るサイズを選ぶ
ルーター収納ボックスを選ぶ際には、Wi-Fiルーターやその他の入れたいものが入るサイズかを確認しましょう。
部屋への置きやすさだけを重視して小さいものを選んでしまうと、収納物が入りきらない場合もありますし、入ったとしても機器同士が接触して熱がこもってしまいます。十分にゆとりを持てるサイズの収納ボックスを選ぶのがおすすめです。
多くのWi-Fiルーターは5×20×20cmほどの大きさです。アンテナがあるモデルだとさらに高さが必要な場合もあります。収納ボックスを買う前に1度自宅のWi-Fiルーターの大きさを測ってみましょう。
なお、壁掛け型の収納ボックスだとアンテナが出せる穴がある製品もあります。アンテナがあるWi-Fiルーターを使っている方は壁掛け型の収納ボックスにも注目してみてください。
ケーブルを出すための配線穴の位置を確認
ケーブルを出すための配線穴がルーター収納ボックスのどちら側に付いているかもチェックしましょう。配線穴の方向がコンセントの方向と違うとケーブルを迂回させなければならず、あまり片付いた印象になりません。
どちら側にも配線穴が付いているタイプも多いですが、中には片側にしか配線穴がないタイプの収納ボックスもあります。購入する前に配線穴がどこにあるかは確認しておきましょう。
熱がこもらないよう通気性もチェック
ルーター収納ボックスは熱がこもらないよう通気性が高いものを選びましょう。熱がこもるとWi-Fiルーターが不具合を起こしやすくなります。たとえば背面や側面の板がないタイプの収納ボックスや、通気口が開いた収納ボックスは熱がこもりにくいためおすすめです。
また、大きめの収納ボックスに余裕を持って収納するなら、熱を逃がしながらWi-Fiルーターを使えます。
おすすめのルーター収納ボックス
かぶせるだけのシンプルな収納ボックスやラック型の収納ボックスは床に置けるので安定感があり、設置が簡単なのが魅力です。ここからはおすすめのルーター収納ボックスを紹介します。
掃除や設置のしやすさを考える上で重要な寸法や重さにも注目しながらお気に入りの収納ボックスを探してみてください。
山崎実業 重ねられる ルーター収納ケース
最大2個まで重ねられるシンプルなルーター収納ケースです。コンパクトで置く場所を選ばない製品ですが、ゆったりとした内寸なのでゆとりを持って収納できます。配線穴が大きいため配線類が通しやすいのも魅力。
通気性に優れているので、1つのケースに1つのルーターを入れるなら熱がこもらずに使えます。白のスタイリッシュなデザインで、おしゃれに置けるのも嬉しいところです。
寸法 | 9.7×20.2×22.2cm |
重量 | 0.3㎏ |
KIRIGEN 総桐ルーター収納ボックス
スマホ・タブレットスタンドとしても使えるタイプの収納ボックスです。内部は2段になっており、ルーターだけでなく延長コードも収納可能。大きめサイズで収納しやすく、重さは1.5㎏しかないので、掃除のときも楽に動かせます。桐製のナチュラルな風合いでインテリアとしてもおすすめです。
寸法 | 41×14×40cm |
重量 | 1.54㎏ |
リコメン堂 ケーブル収納ボックス コンセント付き
シンプルなかぶせるタイプの収納ボックスです。組み立てがしやすく、コンセント・配線周りに置くだけなので簡単に設置できます。寸法にゆとりがあり、複数の機器を収納できるのも魅力です。
天板にはスマホやタブレットの充電に便利な2口コンセント付き。ツートンカラーのデザインもおしゃれで、インテリアとしても十分置けます。
寸法 | 39×19×30cm |
重量 | ー |
サンワダイレクト ルーター収納ボックス スリム
電話台にもなるラックタイプの収納ボックスです。前開きのドア付きで、手軽に中のものを出し入れができます。棚板は高さ調節ができるので、アンテナ付きのルーターでもゆとりを持って収納可能。高さはありますが、幅・奥行きはスリムなのでデスク横やベッド横にも置きやすい製品です。
寸法 | 27×30×82cm |
重量 | 10㎏ |
サンワダイレクト ケーブルボックス
天板にタブレットスタンドがついたラック型収納ボックスです。上部についているマグネット扉は下部への設置も可能で、収納するものに合わせてカスタマイズできます。奥行き14.5㎝の薄型モデルで背も低いので、ソファ横やデスク下にもスッキリと収まります。
寸法 | 40×14.5×52.5cm |
重量 | 5.2 kg |
クロシオ 鏡面モデムラック
艶やかな鏡面モデルのラック型収納ボックスです。扉はプッシュ式で開け閉めします。背面に板がないタイプなので、ケーブルを通しやすいのが特徴です。幅と奥行きがコンパクトなので置く場所にもあまり困りません。高級感たっぷりに部屋に溶け込んでくれるデザインも魅力です。
寸法 | 29.5×30×80cm |
重量 | 9kg |
壁掛け型のルーター収納ボックス
壁掛け型のルーター収納ボックスは省スペースになるのでおすすめの選択肢です。ここからはおすすめの壁掛け型ルーター収納ボックスを紹介します。扉の有無や組み立て方などに注目しながら気になる商品を探してみてください。
MD ルーター収納 ケーブルボックス 薄型
前開き式の壁掛け型ルーター収納ボックスです。上部には穴が開いているので、アンテナがあるタイプのルーターも入れられます。組み立て方の日本語の説明書が付いていないため、人によっては組み立てに苦労するかもしれません。壁への付け方はフックを釘付けする方式です。
シンプルな前開きタイプの収納ボックスが欲しい人にはおすすめです。
寸法 | 38×9×26 cm |
重量 | 780g |
Imtrub コード収納ボックス 壁掛け
低価格な壁掛け型のルーター収納ボックスです。扉などがないので、頻繁に出し入れするなら不便ですが、ルーターを入れるだけの用途なら問題ありません。上面が覆われていないので中にホコリが溜まりやすいのが欠点です。手の届く高さに設置してこまめに掃除しましょう。
寸法 | 24.5×6×14cm |
重量 | 125g |
安全で美しいルーターフレーム ウォールケーブルボックス
高密度PVC木材プラスチックボード製の壁掛け型ルーター収納ボックスです。素材の強度はあまり高くないものの、組み立てを乗り切れば便利に使えます。壁掛け型としてはかなり大きいので、収納性に優れています。通気性に優れ、熱がこもりにくいのも魅力です。
寸法 | 76×12×28cm |
重量 | ー |
山崎実業 マグネット ケーブル&ルーター収納ラック
ケーブルを巻き付けて収納できるフックが付いたルーター収納ラックです。ルーターとケーブルは隠れませんが、素材感もあいまってスタイリッシュな印象があります。スチール素材の製品なので強度は十分です。
マグネットでくっつけて設置するので、コンセントの近くに金属の板さえあれば設置に手間もかかりません。
寸法 | 40×11×18cm |
重量 | 1.29㎏ |
JieshiNW ワイヤレスルーター収納ボックス
木製のシンプルな壁掛け型のルーター収納ボックスです。内部は2段になっており、棚板は上下に調節可能なので、ルーターの形状に合わせてカスタマイズできます。組み立てに電動ドリルが必要なのがネックですが、強度が高いのでおすすめの収納ボックスです。
寸法 | 34.0×11.5×27.4 |
重量 | 500g |
ルーターを収納すると電波は弱くなる?
Wi-Fiルーターを収納すると電波が弱くなるかは、収納するボックスの素材にもよります。金属製のボックスだと電波が弱くなってしまいますが、木製のボックスであればそこまで気にする必要はありません。
Wi-Fiルーターは四方八方に電波を飛ばしているので、電波がよく届くようにしたいなら部屋の中央の高さ1mの場所に置くのが理想ではあります。しかし、現実的には難しいですし、もともとの電波が弱すぎなければ、気にせず収納してしまって大丈夫です。
100均にルーター収納ボックスは売っている?
100均でもルーター収納ボックスは売られています。たとえば、ダイソーでは段ボール製の「ルーター収納ケース」が売られていますし、「ルーター収納ボックス」と商品名は付いていなくても収納に使える商品は複数あります。そのため、価格を抑えたい人は100均を覗いてみてもよいでしょう。
しかし、Amazonなどで販売されている製品に比べると、おしゃれさには欠けています。生活感や安っぽさが気になるなら、Amazonなどで少し価格の高い製品を買うか、DIYするのがおすすめです。
まとめ
今回はWi-Fiルーターのおすすめ収納ボックスについて紹介してきました。ケーブルが片付いていないと、見た目がよくないだけでなく、掃除のときにも邪魔ですし、つまづきの原因にもなってしまいます。収納ボックスの素材に気を付ければ、収納してもあまりWi-Fiの電波は弱まりません。
機能性に優れた収納ボックスもあるので、お気に入りの収納ボックスを見つけて自宅のWi-Fiルーターをスッキリ収納してしまいましょう。