PCモニターが映らないときのチェックポイント!原因や対処法を解説

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PCモニターが映らないときのチェックポイント!原因や対処法を解説

PCモニターが映らないと困ってしまいますよね。原因を特定できずどう対処したらいいのか分からない方も多いでしょう。この記事ではPCモニターが映らないときによくある原因と対処法を紹介します。

PCモニターが映らないときにまず確認したいポイントも解説するので、原因究明に役立ちますよ。記事を読みながら一つひとつ対処法を試してみてください。

PCモニターが映らない原因

PCモニターが映らない原因

PCモニターが映らない原因は複数考えられます。原因が分かると格段に対処しやすくなるので、まずは原因を探ってみましょう。ここからはPCモニターが映らないときのよくある原因を解説します。

モニターの電源が切れている

ごく簡単な原因ですが、モニターの電源が切れている場合があります。念のためモニターの電源を確認してみましょう。普段電源を切らずにスリープする設定にしている人でも、ぶつかった拍子などに設定が変わっている可能性もあります。

ケーブルが抜けている

ケーブルが抜けている可能性も考えられます。ケーブルをちゃんと差したつもりでも、ふとした拍子に引っ張られて緩んでしまったのかもしれません。見た目にはちゃんと差さっていても、実際には緩んでいる場合もあります。念のためケーブルを抜いてもう一度差し込んでみましょう。

端子が汚れている

ケーブルの端子が汚れている場合もあります。端子が汚れていると、モニターとの接続が悪くなるのでうまく映りません。まずケーブルを抜いて、柔らかい布などで端子を拭き取った後にもう一度差し込んでみましょう。

ケーブルが断線している

ケーブルがちゃんと差し込まれているのにモニターが映らない場合はケーブルが断線している場合があります。ケーブルが断線しているとパソコンから信号が届かないので何も映りません。端子の汚れを確認しても問題が解消されなければ、別のケーブルを試してみましょう

別のケーブルを使ってみてもPCモニターが映らなければ、ケーブル以外に問題がある可能性が高いでしょう。

モニターの設定が変わっている

モニターの設定が変わっているせいで映らない場合もあります。モニターとパソコンの接続では適切な入力切替の設定をする必要があります。よく使われる入力ソースは以下の通りです。

  • HDMI 
  • DVI
  • VGA

普通は自動で切り替えがされるので操作しなくてもよいのですが、何らかの原因でうまくいっていない可能性があります。モニターに「NO SIGNAL」と表示される場合には入力切替の設定を疑ってみましょう。入力切替はモニターのボタンで操作できます。

パソコン本体の不具合・故障

ケーブルやモニター、設定に問題がないのに不具合が解消されない場合にはパソコン本体に不具合・故障がある場合があります。考えられる不具合はBIOS、グラフィックボードなどの不具合です。

BIOSの不具合であればBIOSの初期化によって解消される場合もありますが、中には一般の方が対処するのが難しい不具合・故障もあります。無理に直そうとすると不具合が悪化するので、専門業者に相談しましょう。

モニターの不具合・故障

ケーブル・パソコンに問題なく、設定も正常なのに映らない場合は、PCモニター本体に不具合・故障があるのかもしれません。モニター本体の不具合・故障は一般の方にはなかなか直せません。専門業者に連絡を取って不具合・故障を特定してもらいましょう。

◆古いモニターを使っている場合は、買い換えてしまうのもおすすめです。おすすめのモニターはこちらの記事で紹介しています。

PCモニターが映らないときにまず確認すること

PCモニターが映らないときにまず確認すること

PCモニターが映らないときはまず簡単にできるチェックから行いましょう。簡単なチェックを通してモニターが映らない原因を絞り込んでいけば次第に対処法を考えやすくなります。ここからはPCモニターが映らないときにまず確認したいポイントを解説します。

ケーブルの汚れや接続をチェックする

ケーブルが汚れていたり接続に問題があったりしないかチェックしてみましょう。まずケーブルで確認したいのは端子の汚れです。一見して汚れていなさそうに見えても念のため柔らかい布などで拭いてみてください。その後端子をしっかり差し込んで、モニターが映るか確認しましょう。

モニターの設定をチェックする

モニターの設定が合っているかどうかも確認しましょう。モニターの入力切替の設定が誤っているとモニターは映りません。モニター側の設定は自動切り替えになっている場合が多いですが、何らかの原因でうまくいかなくなったのかもしれません。

取扱説明書を読みながらモニター本体のボタンなどでモニターの設定を変更してみましょう。

PCのディスプレイ設定をチェックする

デュアルディスプレイで片方だけ映っている場合には、パソコンのディスプレイ設定をチェックしてみましょう。片方のモニターだけ使う設定になってしまっているのかもしれません。ディスプレイ設定の確認方法は以下の通りです。

  1. デスクトップの上で右クリックする
  2. ショートカットメニューから[ディスプレイ設定]を選択する
  3. [ディスプレイの詳細設定]で接続されているディスプレイを確認する

上記を試して片方のモニターしか接続されていない場合には[ディスプレイ設定]の中の[マルチディスプレイ]から設定し直しましょう。

また、メインモニターが希望している方に設定されていなかった場合の対処法は以下の通りです。

  1. デスクトップの上で右クリックする
  2. ショートカットメニューから[ディスプレイ設定]を選択する
  3. [ディスプレイの配置を変更する]でメインディスプレイにしたい側を選択する
  4. [マルチディスプレイ]で「これをメインディスプレイにする」のチェックボックスを選択する

PCモニターが映らないときのパターンと考えられる原因

】PCモニターが映らないときのパターンと考えられる原因

PCモニターが映らない不具合にはいくつかパターンがあります。パターンによって不具合の原因が絞り込める場合もあるので、以下に紹介するパターンにあてはまっていないか確認してみてください。ここからはよくある不具合のパターンと原因を解説します。

パソコンの電源は入るが画面が映らない

パソコンの電源は入るものの画面が映らない場合には以下の原因が考えられます。

  • パソコンに一時的な不調が起きている
  • パソコンに電気が溜まり過ぎている
  • モニターがスリープになっている
  • モニターの電源がOFFになっている
  • モニターの設定が間違っている
  • パソコンとモニターが接続されていない
  • ケーブルに不具合がある
  • モニターが故障している
  • パソコンが故障している

考えられる原因の種類が多いので、簡単なものから一つひとつ対処法を試して原因を絞り込んでいきましょう。

外部ディスプレイを認識しない

外部ディスプレイを認識しない場合には以下の原因が考えられます。

  • パソコンとモニターが接続されていない
  • パソコンに電気が溜まっている
  • BIOSの設定に問題がある
  • ディスプレイドライバーに問題が発生している
  • モニターが故障している

また、不具合ではありませんが、モニターの機種によっては外部ディスプレイが自動で認識されないため、手動で認識させる必要があります。手動で認識させる方法は以下の通りです。

  1. [設定]を選択する
  2. [システム]を選択する
  3. [ディスプレイ]を選択する
  4. [マルチディスプレイ]から[検出]をクリックする

外部ディスプレイを認識しているのに映らない

外部ディスプレイを認識しているのに映らない場合は以下の原因が考えられます。

  • モニターの設定を誤っている
  • PCのディスプレイ設定を誤っている
  • モニターが故障している
  • パソコンが故障している

まずはモニターとパソコン両方の設定から確認してみましょう。

不具合の場所がわからないときの対処法

不具合の場所がわからないときの対処法

不具合の場所がどうしても分からない場合もあるでしょう。どこに問題があるのか分からない場合には以下で紹介する方法を試すと解消される場合があります。初歩的な確認項目を試してみても直らなかった場合には次の方法を試してみてください。

別のケーブルやモニターを試す

別のケーブルやモニターを試すと不具合の原因を突き止めやすくなります。別のケーブルやモニターを試して映るなら、元のケーブルかモニターに不具合があるからです。パソコンには問題ないと分かるだけでも大きな前進です。

別のモニターを試すのは人によってはハードルが高いかもしれませんが、ケーブルは新しいものを買ったとしてもあまり高額にはなりません。修理を依頼する前に別のケーブルで問題が解消されないか試しておきましょう。

パソコンを放電する

パソコンを放電すると不具合が解消される可能性があります。パソコンに電気が溜まり過ぎていて不具合が起きている場合もあるからです。パソコンを放電する手順は以下の通りです。

  1. 起動しているアプリ・プログラムを全て終了する
  2. SDカードやUSBメモリを取り外す
  3. パソコンをシャットダウンする
  4. ACアダプターを外す
  5. バッテリーを外す
  6. 周辺機器を外す
  7. 上記の状態でパソコンを90秒以上放置する

バッテリーなどを取り外すときは取扱説明書を見て丁寧に取り外してください。また、電気の溜まり過ぎが原因の不具合が頻繁に起こる場合は故障が近付いているケースもあります。あまりに頻度が高い場合は専門業者に見てもらいましょう。

パソコンを再起動する

一度パソコンをシャットダウンして再起動してみるのも対処法の1つです。一時的な不調であれば再起動するだけで問題が解決する場合もあります。繰り返し再起動してしまうと別の故障の原因になるので、時間をおいて1、2度だけ再起動してみてください。

BIOSを初期化する

BIOSに不具合があるとモニターが映らない可能性もあります。BIOSはパソコンを起動するのに必要な基本プログラムで、不具合があるとモニターに信号が送られないなどの問題が発生します。

他の対処法を試して不具合が解消されないならBIOSを初期化してみましょう。初期化の方法は以下の通りです。

  1. パソコンの電源ボタンを押す
  2. 1の直後に[F2] か [Del] を押す
  3. 「BIOS セットアップユーティリティ」が起動するので[F9] を押す
  4. [Load Optimized Defaults?] が表示されるので [Yes] を選択し [Enter] を押す

もっとも、BIOSではなくOSやソフトウェアに問題があったり、ハードウェアが物理的に損傷しているのが原因でパソコンが故障している可能性もあります。

BIOSは普通であれば設定を変更しないところなので、特に変更した覚えがなければBIOSの初期化を試みる前に他の不具合も検討してみましょう。

PCモニターが映らないときの注意点

PCモニターが映らないときの注意点

PCモニターの復旧作業をするときにはいくつか注意点があります。以下の注意点を守らないと別の重大な故障が発生する場合があるので気を付けましょう。ここからはPCモニターが映らないときについやってしまいがちな行動と注意点を解説します。

再起動や強制終了を繰り返さない

パソコンの再起動や強制終了はあまり繰り返さないようにしましょう。パソコンを再起動すると問題が解決する場合もありますが、あまり短いスパンで再起動や強制終了を繰り返すとHDDやSSDに悪影響があります

別の重大な故障が発生する場合もあるので、1、2度再起動してうまくいかなければ他の対処法を探しましょう。パソコンが故障している可能性が高そうなら無理せず専門業者に修理を依頼するのがおすすめです。

モニターやパソコンを叩かない

不調があるからといってモニターやパソコンを叩かないようにしましょう。モニターやパソコンは叩いても直りません。精密機器なので叩くとむしろ別の故障が発生する可能性があります。特にHDDは衝撃に弱く、破損してしまうとデータの読み書きができなくなってしまいます。

モニターがつかないとイライラするかもしれませんが、不具合があるときだからこそ精密機器にはなるべく衝撃を与えないよう丁寧に扱いましょう。

どうしても直らない場合は専門業者に相談しよう

どうしても直らない場合は専門業者に相談しよう

どうしても直らない場合、闇雲に対処法を試すと不具合が悪化する可能性があります。PCモニター本体やパソコン本体が故障している場合は一般の方が修理するのは難しいので専門業者に相談してみましょう。

PCモニターの修理はメーカーか修理業者に依頼できます。パソコンの修理はメーカーと修理業者に加えて、パソコンを購入した家電量販店などでもできる可能性があります。

メーカーの保証期間内であれば修理費用がかからない可能性があるので、メーカーに修理を依頼してみましょう。メーカー保証書を手元に用意してから連絡を取ってみてください。修理にかかる時間は長くなりがちですが安心して依頼できるのがメーカーの長所です。

家電量販店もメーカーと同様に修理には長い時間がかかりますが安心して依頼できます。他店で購入した商品でも修理を受け付けている場合もあるので、家電量販店での修理を希望する場合には修理の対象を調べてみましょう。

修理業者は柔軟に対応するところもあり、メーカーや家電量販店ほど時間がかからないケースもありますが、悪質な業者もいるので業者選びが重要です。評判などを参照しつつ慎重に業者選びをしてください。

まとめ

まとめ

今回はPCモニターが映らないときの原因と対処法を解説してきました。PCモニターが映らないと困ってしまいますが、焦らずに原因を特定していきましょう。まずは記事の中で紹介した簡単なチェックを通して原因を絞り込んでいってください

また、PCモニターが映らないパターンから原因を探るのも有効です。原因が分かったら自分でできる範囲で対処していきましょう。手に負えなさそうなら無理に自分で修理しようとせず、専門の業者に相談するのがおすすめです。記事を参考にしながら1つひとつ取り組んでみてください。

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