iPhoneを急いで充電したいときに便利な急速充電。毎日使ってもバッテリーに問題はないのか、気になる方も多いでしょう。先に結論をまとめます。
- ①iPhone 8以降は急速充電に対応:Apple純正の18W以上のUSB-C電源アダプタか、USB PD対応の他社製アダプタを使えば、約30分で最大50%まで充電できます
- ②いちばんのデメリットは発熱:バッテリーは高温に弱く、熱がこもると劣化が進みます。充電しながらゲームをする、ケースに入れたまま熱くなる、といった使い方を避ければ普段使いで心配しすぎる必要はありません
- ③「急速充電しない」専用の設定はありません:充電の速さは使う電源アダプタで決まります。バッテリーをいたわりたいときは、iPhone 14以前は「バッテリー充電の最適化」、iPhone 15以降は「充電の上限」を使います
※本記事の情報は2026年10月時点のものです。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
この記事では、iPhoneの急速充電の仕組みとデメリット、安全に使うためのポイント、急速充電に適した充電器やアクセサリーを紹介します。
iPhoneの急速充電とは?

まずは、iPhoneの急速充電がどのようなものかについて解説しましょう。
急速充電の仕組みと原理
急速充電というのは、通常より大きな電力(電圧×電流)で、iPhoneを短い時間で充電することをいいます。大きな電力を送るには、急速充電に対応した充電器と充電ケーブルが必要です。ただし、充電器とケーブルをそろえれば必ず急速充電できるわけではありません。iPhone自体も、急速充電に対応した機種である必要があります。
またAppleによると、iPhoneのリチウムイオンバッテリーは容量の80%までは高速で充電し、その後は低速のトリクル充電に切り替わります。80%を超えると充電がゆっくりになるのは、故障ではなく仕様です。参照:Apple「バッテリー - リチウムイオン」
急速充電に対応するiPhoneモデル
Appleのサポート情報では、高速充電に対応する機種と充電時間は次のとおりです。
| 機種 | 必要な電源アダプタ | 充電時間の目安 |
|---|---|---|
| iPhone 8〜iPhone 16シリーズ | 18W以上のApple製USB-C電源アダプタ、またはUSB PD対応の他社製アダプタ | 約30分で最大50% |
| iPhone 17e・iPhone Air | 20W以上のアダプタ | 30分で最大50% |
| iPhone 17・17 Pro・17 Pro Max | 40W以上のアダプタ | 約20分で最大50% |
iPhone 7以前のモデルは高速充電に対応していません。また、iPhone 12以降は箱に電源アダプタが付属しないので、急速充電したい場合は対応する電源アダプタを別に用意する必要があります。
急速充電に必要なワット数
Appleは、高速充電に18W以上のUSB-C電源アダプタを案内しています。iPhone 17・17 Pro・17 Pro Maxの充電時間を最大限短くしたい場合は40W以上が目安です。ワット数の大きい充電器をつないでも、iPhoneが受け取れる以上の電力は流れないので、MacBook用など大きめの充電器を使っても問題ありません。
ただし複数のポートがある充電器は、同時に使うと合計の出力を分け合う製品があります。たとえば合計20Wの2ポート充電器で2台を同時に充電すると、1台あたりの出力が18Wを下回り、急速充電にならないことがあります。
急速充電に必要な機器とその選び方
急速充電に必要な機器は、以下の通りです。
- USB PD対応で18W以上のUSB-C電源アダプタ
- iPhone 14以前はUSB-C - Lightningケーブル、iPhone 15以降はUSB-C充電ケーブル
USB PDというのは、USB Power Deliveryの略で、USBで大きな電力を送るための規格です。充電器を購入する際には、ワット数だけではなく「USB PD」の表記も確認しましょう。またiPhoneと同時にiPadなども充電したい場合に複数ポートのある充電器を購入するなら、合計のワット数が大きい物を選ぶことが必要です。パソコンのUSBポートから充電すると出力が小さく時間がかかることが多いので、iPhoneをパソコンで充電するときの注意点もあわせて確認しておきましょう。
急速充電のデメリットとは?

急速充電にはメリットだけではなく、デメリットもあります。急速充電のデメリットは、以下の通りです。
バッテリーの劣化リスク
急速充電は通常の充電に比べ、大きな電力を流すので、iPhoneが熱くなることがあります。Appleは、35℃を超える高温環境はバッテリー容量に回復不能な損傷を与える可能性があるとしており、熱はバッテリー劣化の大きな原因です。参照:Apple「バッテリー - 性能を最大限に引き出す」
そのため、急速充電を使うときは熱をためない使い方が大切です。たとえば高温の場所での充電を避けたり、充電しながらゲームなど負荷の大きいアプリを使わないようにすることなどです。
発熱による故障のリスク
急速充電には、発熱による不具合のリスクもあります。充電中に熱くなりすぎると、iPhoneが充電を一時的に止めたり、動作が不安定になったりすることがあります。発熱を避けるためには、以下の点に気をつけましょう。
- USB PD対応の充電器と、信頼できるメーカーのケーブルを使用する
- 充電しながら負荷の大きいアプリを使用しない
- 充電中に熱くなったらケースを外す
- 周囲の温度が0〜35℃の範囲で使う
Appleは、特定の種類のケースに入れたまま充電すると熱がこもり、バッテリー容量に影響することがあるとして、熱くなったらケースから取り出すよう案内しています。また、iPhoneが最も良く動作する周囲温度は0〜35℃です。参照:Apple「バッテリー - 性能を最大限に引き出す」
充電中や買ったばかりのiPhoneが熱いときの原因と対処法は、iPhoneがすぐ熱くなる原因と対処法で詳しく解説しています。
急速充電中の使用による影響
急速充電中にiPhoneを使用することによる影響には、以下のものが考えられます。
- 発熱でバッテリーが劣化しやすくなる
- 充電が遅くなる
急速充電中にiPhoneを使用すると、スマホの動作時の発熱に加えて充電による発熱が起こるので、バッテリーに負担がかかります。また、発熱が大きくなればiPhoneが温度を下げるために充電を抑えるので、充電が遅くなる可能性があります。
急速充電が適さないシチュエーション
急速充電が適さないのは、真夏の車内や直射日光の当たる窓際など、極端に暑い場所です。Appleは周囲温度0〜35℃での使用をすすめており、特に35℃を超える場所での充電は避けましょう。寒い場所では一時的にバッテリーの持ちが悪くなりますが、温度が戻れば元に戻ります。
急速充電と通常充電の違い

急速充電と通常充電の違いについて見ていきましょう。
充電速度の違いとその影響
Appleによると、iPhone 8以降を高速充電に対応した電源アダプタで充電すると、約30分で最大50%まで充電できます(iPhone 17・17 Pro・17 Pro Maxは40W以上のアダプタで約20分)。一方、出力の小さい充電器やパソコンのUSBポートで充電すると、それより時間がかかります。参照:Apple サポート「iPhoneを高速充電する」
ただし高速で充電されるのは80%ぐらいまでで、その後はゆっくりとした充電に切り替わります。80%から100%までは、急速充電でも通常充電でも大きな差は出にくいと考えておきましょう。
バッテリー寿命に対する影響
高速充電はAppleが標準で用意している機能で、対応した電源アダプタとケーブルを使っていれば、急速充電そのものを特別に避ける必要はありません。バッテリーの寿命に大きく影響するのは温度で、充電中に熱くなる使い方を続けると劣化が進みやすくなります。
ただし、仕様が分からない安価な充電器やケーブルは、発熱や故障の原因になることがあるので気をつけましょう。
使用シーンに応じた充電方法の選び方
急速充電をするか通常充電をするかは、使用シーンに応じて選ぶのがおすすめです。
急速充電がおすすめのシーン
- 出かける前など、急いで充電しなければいけないとき
- 残量が少なく、短時間でできるだけ回復させたいとき
急速充電は80%までが速いので、短い時間で残量を回復させたいときに向いています。
通常充電がおすすめのシーン
- 寝ている間など、時間に余裕があるとき
- iPhoneが熱くなっているとき
時間に余裕があるときは急いで充電する必要がないので、出力の小さい充電器でゆっくり充電してもかまいません。iPhoneが熱くなっているときは、まず涼しい場所で温度を下げてから充電しましょう。
急速充電のための最適な設定
充電をできるだけ早く終わらせたいときは、充電中にiPhoneを使わないのがいちばんです。画面を消しておく、機内モードにするなどして充電中の電力消費を減らすと、発熱も抑えられます。
安全に急速充電を行うためのポイント

急速充電を行うなら、できるだけバッテリーに負担をかけず、安全に行いたいですよね。安全に急速充電を行うためには、以下のポイントに注目しましょう。
適切な充電器とケーブルの選び方
- USB PD対応で18W以上のUSB-C電源アダプタを選ぶ(iPhone 17・17 Pro・17 Pro Maxを最速で充電するなら40W以上)
- Lightningケーブルを使う場合は、Appleの認証を受けた「MFi認証」品を選ぶ
- ポートが複数ある場合は、同時に使ったときの出力も確認する
まず安全な急速充電のためにもっとも大切なのは、USB PD対応の充電器と信頼できるケーブルを選ぶことです。安い充電器やケーブルの中には仕様の表示がはっきりしないものもあるので、USB PD対応の表示や、Lightningケーブルの場合はMFi認証があるかを確認して購入するようにしましょう。
急速充電中の注意点
- 急速充電中は負荷の大きいアプリを使用しない
- 熱くなったらケースを外す
- 極度な高温にならないようにする
急速充電中は、iPhoneの使用を控えましょう。特にゲームなどの負荷の大きいアプリを使うと、iPhoneが発熱して充電が遅くなることがあります。また、極度な高温になると、iPhoneが自動で充電を止めることもあります。
発熱を抑える方法
- 充電中はiPhoneの操作を行わない
- 充電器やiPhoneの端子にホコリや水分が付着しないようにする
- 充電中は直射日光が当たる場所にiPhoneを置かない
- 充電器やケーブルは急速充電対応のものを使用する
iPhoneの急速充電中に発熱させないためには、充電中のiPhoneの操作を控えましょう。また充電器や端子にホコリや水分が付着すると、発熱の原因になってしまうことがあります。充電中は、充電器もiPhoneも日の当たらない場所に置きましょう。コンセントに挿した充電器の差し込み口が熱いときは、充電器の差し込み口が熱いときの対策も確認してください。
バッテリー劣化を防ぐための設定
Appleがバッテリーを長持ちさせる方法として案内しているのは、主に次の点です。
- iOSを最新の状態にアップデートする
- 「バッテリー充電の最適化」(iPhone 14以前)や「充電の上限」(iPhone 15以降)を使う
- 35℃を超える場所に置かない
- 長期間使わないときは50%前後まで充電して保管する
参照:Apple「バッテリー - 性能を最大限に引き出す」、Apple サポート「iPhoneの充電の上限と最適化されたバッテリー充電について」
急速充電に関するFAQ

急速充電に関するよくある疑問と、その解決法を紹介します。
急速充電しない設定はある?
iPhoneの「設定」アプリには、急速充電だけをオフにする項目はありません。充電の速さは、つないだ電源アダプタとケーブルで決まります。急速充電したくないときは、出力の小さい充電器を使いましょう。バッテリーへの負担を減らしたい場合は、次の設定を使います。
| iPhoneの機種 | 設定の場所と内容 |
|---|---|
| iPhone 14以前 | 「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」→「バッテリー充電の最適化」をオン/オフ |
| iPhone 15以降 | 「設定」→「バッテリー」→「充電」で、充電の上限を80〜100%の範囲で5%刻みで選ぶ(100%のときは「バッテリー充電の最適化」も使える) |
参照:Apple サポート「iPhoneの充電の上限と最適化されたバッテリー充電について」
「バッテリー充電の最適化」をオンにすると、充電の習慣をもとに80%を超えたところで充電を一時的に止め、使い始める時間に合わせて100%にします。急いでいて100%まで充電したいときは、通知から「今すぐ充電」を選ぶか、設定をオフにします。
急速充電ができない場合の対策
- 電源アダプタがUSB PD対応で18W以上か確認する
- ケーブルを別のものに変えてみる(iPhone 15以降はUSB-C充電ケーブル)
- 延長コードではなくコンセントに直接挿す
- iPhoneを再起動する
- iOSをアップデートする
- iPhoneが熱くなっていないか確認する
上記の方法を試しても急速充電ができない場合は、充電口の汚れや故障の可能性があります。Appleのサポートに連絡をし、点検や修理を依頼しましょう。
急速充電と最適化されたバッテリー充電の違い
| 機能 | 特徴 |
|---|---|
| 急速充電 | ・対応した電源アダプタで大きな電力を送り、短時間で充電する ・iPhone 8以降で、18W以上のUSB PD対応アダプタが必要 |
| 最適化されたバッテリー充電 | ・iPhoneが充電の習慣を学習し、80%を超える充電を必要なときまで遅らせる ・バッテリーが満充電の状態で過ごす時間を減らし、劣化を抑える |
急速充電は充電の速さ、最適化されたバッテリー充電は満充電のタイミングに関わる機能なので、両方を同時に使えます。
急速充電によるバッテリー寿命の実際
急速充電はバッテリーの寿命を縮めてしまうという情報もありますが、高速充電はAppleが標準で用意している機能です。次の点に気をつければ、急速充電を使っても過度に心配する必要はありません。
- 急速充電に対応した充電器・ケーブルを使用する
- 「バッテリー充電の最適化」や「充電の上限」を使う
- 高温の場所で充電しない
- 急速充電中に負荷の大きいアプリを使わない
各急速充電規格の比較

急速充電の充電器やケーブルには規格があります。各急速充電の規格について以下で解説します。
USB-PD規格の特徴
iPhoneの急速充電を行う際には、USB PD規格の充電器を使用する必要があります。USB PD規格の特徴は、以下の通りです。
- 「USB Power Delivery」の略称
- 1本のUSBケーブルで最大240W(48V/5A)の電力供給が可能
- 接続した機器に合わせて、自動的に電力を調整する
USB PD規格の充電器は、iPhoneだけではなくiPadやMacでも共有できます。購入の際には、利用したい端末に必要な出力があるかを確認してから購入しましょう。
Quick Charge規格との違い
- 米国Qualcomm社が開発した急速充電の規格
- 主にAndroidスマートフォンで使われている
- iPhoneの急速充電には使えない
Quick Charge規格は、対応するAndroidスマホの急速充電に使われる規格です。iPhoneの急速充電はUSB PDで行うので、充電器を選ぶときは「USB PD対応」の表記を確認しましょう。最近はUSB PDとQuick Chargeの両方に対応した充電器も多く販売されています。
急速充電対応充電器の選び方
- USB PD対応かどうか
- 最大出力が18W以上か(iPhone 17・17 Pro・17 Pro Maxは40W以上で最速)
- USB-Cポートを備えているか
- 同時に充電したい台数に合ったポート数か
iPhone 8以降のモデルは急速充電に対応していますが、急速充電を行うには、上記の条件を満たした充電器とケーブルが必要です。
急速充電に適したiPhoneアクセサリー

iPhoneの急速充電を行うなら、適したアクセサリーを選ぶことが大切です。iPhoneの急速充電に適したアクセサリーを紹介します。
おすすめの急速充電器
iPhoneの急速充電に使える、メーカーがはっきりしたUSB PD対応の充電器を集めました。iPhoneだけを充電するなら20W、iPadやノートパソコンも充電したいなら45W以上が選びやすい目安です。
| 商品 | 最大出力 | ポート | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| Anker Nano Charger (20W) | 20W | USB-C×1 | iPhoneだけを充電したい人 |
| Anker Nano Charger (45W) | 45W | USB-C×1 | iPhoneとiPadを1つの充電器で充電したい人 |
| UGREEN Nexode Mini 45W | 45W | USB-C×2 | iPhoneと別の機器を2台同時に充電したい人 |
| Anker Nano II 65W | 65W | USB-C×1 | ノートパソコンも充電したい人 |
Anker Nano Charger (20W)は手のひらに収まる小さな充電器で、iPhoneの高速充電に必要な18W以上を満たしています。持ち歩き用や、家とは別に職場に置く2台目にも向いています。Anker Nano Charger (45W)はUSB-Cケーブルが付いたモデルで、iPhoneだけでなくiPadの充電にも余裕のある出力です。
UGREEN Nexode Mini 45WはUSB-Cポートを2つ備え、iPhoneとワイヤレスイヤホンなどを同時に充電できます。2台同時に使うと出力を分け合うので、iPhoneを最速で充電したいときは1台だけつなぎましょう。Anker Nano II 65Wは65Wまで出力できるので、MacBookなどのノートパソコンの充電にも使えます。
高速充電ケーブルの選び方
- iPhone 14以前はUSB-C - Lightningケーブル、iPhone 15以降はUSB-C充電ケーブルを選ぶ
- Lightningケーブルは「MFi認証」品を選ぶ
- 長さは使い勝手の良い長さのものを選ぶ
- ナイロン編みなど耐久性の高いものを選ぶ
- 信頼性の高いメーカーのものを選ぶ
iPhoneで急速充電を行うには、USB-C端子の電源アダプタにつながるケーブルが必要です。iPhone 14以前の機種でUSB-A - Lightningケーブルを使っている場合は、USB-C - Lightningケーブルに替えましょう。
またケーブルの長さはさまざまなものが販売されているので、普段どれぐらいの長さが必要かを確認し、適切な長さのケーブルを選びましょう。ケーブルは長く使用できるものが良いので、ナイロン編みなどの耐久性の高いものもおすすめです。
発熱対策アクセサリーの紹介
急速充電を行うなら、発熱対策のアクセサリーがあると安心です。手軽さを重視するなら貼るタイプの冷却シート、充電しながらゲームや動画を見るならファン付きのスマホクーラー、机の上で充電するならアルミ製のスタンドが選びやすいでしょう。
| 商品 | タイプ | 向いている人 |
|---|---|---|
| シンプリズム スマ冷え | 貼って剥がせる冷却シート | 電源なしで手軽に熱対策したい人 |
| エレコム スマホクーラー | ペルチェ素子+ファン(USB給電) | 充電しながらゲームや動画を見る人 |
| 八番屋 スマホ冷却ファン | ファン(USB給電・マグネット/クリップ) | いろいろな機種で使い回したい人 |
| サンワダイレクト 折りたたみスマホスタンド 200-STN036 | アルミ製スタンド | 机の上で充電・動画視聴する人 |
シンプリズムの「スマ冷え」はiPhoneの背面に貼るだけで使える冷却シートで、電源がいらず、何度も貼って剥がせます。エレコムのスマホクーラーはペルチェ素子とファンで冷やすタイプで、マグネットで背面に取り付けられます。
八番屋のスマホ冷却ファンは、付属のクリップやマグネットパッドで取り付けるタイプです。サンワダイレクトのスマホスタンドはアルミ製の折りたたみ式で、角度を変えながら机の上でiPhoneを立てて使えます。
車載用急速充電器の選び方
- USB PD対応で、iPhoneを充電するポートの出力が18W以上のものを選ぶ
- 車の電圧(12V/24V)に対応しているか確認する
- 充電したいデバイスの数に合わせてポートの数を選ぶ
- ワイヤレス充電タイプは、iPhoneを固定するホルダーを兼ねる
車載用の急速充電器を選ぶ際も、iPhoneを急速充電するならUSB PD対応品を選ぶ必要があります。乗用車は12Vですが、トラックなどは24Vの車もあるので、対応電圧を確認しましょう。ワイヤレス充電タイプは差し込む手間がなく便利ですが、有線のUSB PD充電より時間がかかる場合があります。車で充電するときのバッテリー上がりの注意点は、車でスマホを充電するデメリットと注意点で解説しています。
| 商品 | タイプ | 最大出力(メーカー表記) |
|---|---|---|
| Anker 323 Car Charger (52.5W) | シガーソケット(USB-C・USB-A) | 合計52.5W |
| エレコム EC-DC07BK | シガーソケット(USB-C・USB-A)・12V/24V対応 | 合計45W(USB PD) |
| サンワダイレクト 200-CAR088 | シガーソケット(USB-C・USB-A)・12V/24V対応 | USB-C PD30W |
| Anker Nano Wireless Charger (MagGo) with Car Charger | マグネット式ワイヤレス充電ホルダー | 最大15W |
| Belkin MagSafe対応 磁気ワイヤレス車載充電器 WIC004BTBK | マグネット式ワイヤレス充電ホルダー | ― |
有線で急速充電したいなら、シガーソケットに挿すタイプが確実です。Anker 323 Car ChargerとエレコムのEC-DC07BKは、USB-CとUSB-Aの2ポートで、同乗者のスマホも一緒に充電できます。エレコムとサンワダイレクトは24Vの車にも対応しています。
ナビ代わりにiPhoneを固定しながら充電したいなら、マグネットで貼り付くワイヤレス充電ホルダーが便利です。MagSafe対応のiPhoneなら、近づけるだけで固定と充電ができます。
急速充電とモバイルバッテリーの使用

外出先で充電をするなら、モバイルバッテリーが便利ですよね。モバイルバッテリーで急速充電できるかについてまとめました。
モバイルバッテリーの急速充電対応状況
モバイルバッテリーでも、USB PDに対応した製品ならiPhoneを急速充電できます。モバイルバッテリーで急速充電したい場合は、「USB PD」の表記と、USB-Cポートの出力が18W以上あるかを確認しましょう。
モバイルバッテリー使用時の注意点
- 高温になる場所に置いたまま充電しない
- iPhoneを操作しながら充電しない
- 膨らんだり異常に熱くなったりしたら使用をやめる
モバイルバッテリーは充電中に熱くなりやすいので、極度に熱くなったと感じた場合は充電をやめるようにしましょう。膨らんだモバイルバッテリーの扱い方は、バッテリー膨張の対処法と処分方法を参考にしてください。
急速充電対応モバイルバッテリーの選び方
- 「USB Power Delivery」対応のものを選ぶ
- 充電したい回数に合わせて容量を選ぶ
- 使用するバッグなどのサイズに合うものを選ぶ
- なるべく軽量のものを選ぶ
- 一度に複数のデバイスの充電をする場合は、ポートが複数あるものを選ぶ
iPhoneで急速充電をするためには、USB PD対応のものを選ばなくてはなりません。容量が大きいほどiPhoneを充電できる回数は増えますが、そのぶん重くなります。モバイルバッテリーは持ち歩くことが前提なので、サイズや重量にも注目しましょう。
急速充電を避けるべきケース

急速充電は、急いで充電したいときに大変便利なものですが、避けるべき場合もあります。
高温環境での充電
急速充電を行う場合は、高温環境での充電は避けるようにしましょう。Appleは、35℃を超える高温環境ではバッテリー容量に回復不能な損傷を与える可能性があるとしています。真夏の車内、直射日光の当たる場所、暖房器具の近くなどでの充電は避けるようにしましょう。
バッテリー残量が0%のまま放置しない
バッテリーは使っていなくても少しずつ放電します。Appleは、完全に放電した状態で長く保管すると深放電の状態になり、充電を保持できなくなる可能性があるとしています。残量が0%になったら、早めに充電しましょう。
長時間使用しない場合の充電方法
iPhoneを長い間使わない場合は、フル充電ではなく50%前後まで充電して保管するのがAppleの推奨です。保管場所は湿気のない32℃以下の涼しい場所を選び、6か月以上保管する場合は6か月ごとに50%まで充電しましょう。参照:Apple「バッテリー - 性能を最大限に引き出す」
バッテリー保護モードの活用
iPhoneには、バッテリーの劣化を抑える機能として「バッテリー充電の最適化」(iPhone 14以前)と「充電の上限」(iPhone 15以降)があります。設定の場所は次のとおりです。
| iPhoneの機種 | 設定の場所と内容 |
|---|---|
| iPhone 14以前 | 「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」→「バッテリー充電の最適化」をオン/オフ |
| iPhone 15以降 | 「設定」→「バッテリー」→「充電」で、充電の上限を80〜100%の範囲で5%刻みで選ぶ(100%のときは「バッテリー充電の最適化」も使える) |
急いでフル充電したいときは、一時的に設定を変えるか、通知から「今すぐ充電」を選びましょう。
まとめ

iPhoneの急速充電についてご紹介してきました。iPhone 8以降の機種は、18W以上のUSB PD対応電源アダプタと対応するケーブルを使えば、自動的に急速充電されます。いちばんのデメリットは発熱なので、次のポイントに気をつければ、急速充電を普段使いしても問題ありません。
- USB PD対応の充電器と信頼できるケーブルを使用する
- 充電しながら負荷の大きいアプリを使用しない
- 熱くなったらケースを外し、35℃を超える場所で充電しない
- 「バッテリー充電の最適化」や「充電の上限」を活用する
急速充電したくないときは、出力の小さい充電器を使いましょう。正しい急速充電の方法を知って、バッテリーに優しい充電を行ってくださいね!













