「毎月のスマホ使用量が3GB以下なんだけど、おすすめの格安SIMを教えてほしい」とお悩みでは?
現在格安SIMを提供する会社はたくさんあり、素人ではどの回線が自分にあっているのかわからないという方も多いでしょう。
今回は格安SIMの中で特におすすめの会社を紹介していきます。
最後までご覧ください。
格安SIMの3GBプランで安いのはどこ?
まずは格安SIMの3GBプランを紹介していきます。
音声通話付きプランの場合
音声通話プランは、通話機能の付いた格安SIMを利用できます。
通常の携帯電話としての用途なら、こちらを選びましょう。
以下、3GB料金の比較です。
ahamoなど、3GBプランの提供がない格安SIMは除外しています。
格安SIM | 月額料金 |
LINEMO | 990円 |
UQモバイル | 1,628円 |
楽天モバイル | 1,078円 |
OCNモバイルONE | 990円 |
ワイモバイル | 2,178円 |
NUROモバイル | 792円 |
povo | 990円 |
Links Mate | 902円 |
イオンモバイル | 1,078円 |
エキサイトモバイル | 880円 |
LIBMO | 980円 |
BIGLOBEモバイル | 1,320円 |
HISモバイル | 770円 |
QTモバイル | 1,540円 |
bモバイル | 1,529円 |
NifMo | 1,760円 |
日本通信SIM | 2,728円 |
比較結果は、最安値がHISモバイル(月額770円)、次点がNUROモバイル(月額792円)となっています。
データ通信専用プランの場合
データ通信専用プランは、通話機能なしの格安SIMとなります。
LINEなどアプリを経由した通話なら可能です。
データ通信専用プランは提供自体が無い格安SIMも多いため、音声通話プランと比べて選択肢は少なくなります。
以下、3GB料金の比較です。
格安SIM | 月額料金 |
OCNモバイルONE | 858円 |
NUROモバイル | 627円 |
Links Mate | 550円 |
イオンモバイル | 858円 |
エキサイトモバイル | 770円 |
BIGLOBEモバイル | 990円 |
QTモバイル | 990円 |
bモバイル | 935円 |
NifMo | 990円 |
HISモバイル | 580円 |
比較結果は、最安値がLinks Mate(月額550円)で次点がHISモバイル(月額580円)となっています。
格安SIMの3GBプランを選ぶポイントは?
シンプルに最安値だけで選ぶのも一つの策ですが、後から後悔する可能性が高いです。
事実、決して料金が安いわけではないUQモバイルや、ワイモバイルが圧倒的な人気を誇っていることが証拠でしょう。
格安SIMにはそれぞれ特色があり、価格以外にも比較ポイントがあります。
具体的には、独自サービス・キャンペーン(端末セール)・通信速度などを考慮すべきです。
毎月の料金がどれくらい安くなるか
現在の利用料金から格安SIMに乗り換えを行うことで、どれくらい安くなるのかは非常に大切な判断材料です。
独自サービス内容はどうか
MVNOには携帯キャリアにはない独自の格安SIMサービスがあります。
通信量を節約できたり通信速度を速くしたり、時には通信量無料でサービスを利用できたりします。
格安SIMやMVNOは携帯キャリアの劣化版のようなイメージを持つ人もいますが、実は携帯キャリアよりもはるかに工夫されたサービスがあるのです。
◆格安SIM独自のサービスとして、バースト機能が挙げられます。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
通信速度が極端に遅くないか、速度制限後の速度はどれくらいか
大手キャリアよりも安い価格で契約はできるものの速度が遅くなると聞いたら心配になりますよね。
一般的に10Mbps~30Mbpsの速度があれば快適にネットの利用ができると言われています。
格安SIMの速度はこの30Mbpsを超えるものが多いのでストレスなくネットを利用できます。
ただし、キャリアによっては使う時間帯や地域差で遅くなることがあるので自分の使用条件と合わせて調べておかなければいけません。
具体的には以下の基準で確認しておくのがおすすめです。
- 朝・昼・夜の時間帯
- 主要6都市
- 速度制限時
- 低速(節約)モードに切り替え時
端末を購入したい場合はセールがあるか
格安SIMに切り替えることで、毎月のスマホ料金を減額することができます。
毎月のスマホ料金が10,000円を超えている場合、格安SIMに切り替えるだけで毎月の料金を3分の1に減額させることも可能になります。
格安SIMの使用感に問題がなければ、端末とセットで新規契約をおこなうことで、月額料金をおさえつつキャンペーンの恩恵も享受できます。
端末とセットで購入することで、さらなる割引を受けられるケースがあります。
格安SIMの購入は現機種をそのまま使えることが魅力の一つですが、端末をセットで購入するとお得になるキャンペーンを各社実施しているため、新しい機種に買い替えるチャンスでもあります。
IIJmioでは他社からの乗り換えで初期費用が半額になり、新しいスマホも2,480円から購入可能です。
楽天モバイルでも、他社からの乗り換えとおすすめの料金プランを契約することで、対象スマホが最大19,000円お得になるキャンペーンを実施しています。
ワイモバイルでは、乗り換え&今までのスマホを下取りに出すことで、最大51,600円相当のポイントを受け取ることができます。
各社ともお得な端末セットキャンペーンを実施していますので、自身の希望するプランをぜひ検討してみてください。
3GBプランがおすすめの格安SIM
では実際に3GBプランがおすすめの格安SIM会社を紹介していきます。
下記で紹介する回線を選べば問題ありません。
困ったら参考にしてください。
LINEMO
LINEMOは元々20GB月額2,728円のスマホプランのみで展開していましたが、3GB月額990円で利用できる「ミニプラン」も登場し、より広いニーズに応えられるようになりました。
LINEMOの主な特徴は、以下の表にまとめたとおりです。
月額料金(ミニプラン) | 990円 |
容量(ミニプラン) | 3GB、速度制限時最大300kbpsで通信可能 |
月額料金(スマホプラン) | 2,728円 |
容量(スマホプラン) | 20GB、速度制限時最大1Mbpsで通信可能 |
通話オプション | 5分かけ放題月額550円、無制限かけ放題月額1,650円、留守電パック |
国際ローミング | 対応(新規契約時は、4ヶ月目末日までは利用不可) |
5G | 対応 |
ギガノーカウント | LINEギガフリー(通話やトークが使い放題) |
eSIM | 対応 |
LINEMOは、ソフトバンクが展開しているオンライン向けの格安料金プランです。
ソフトバンクの子会社として、元々LINEモバイルという格安SIMが展開されていました。
LINEMOは、LINEモバイルに代わる新たな格安SIMの選択肢となっています。
ここまでLINEMOのメリットについて解説してきましたが、LINEMOには気をつけたいデメリット・注意点もいくつか存在しています。
それぞれ解説するので、自分にとって問題ないかどうか、申込み前にしっかり確認してくださいね。
店舗サポートがなく、対応はオンライン限定
LINEMOはオンライン受付限定のプランで、ソフトバンクショップや家電量販店のソフトバンクコーナーでは契約できません。
さらにわからないことに関するサポート対応も、店頭や電話では行ってもらえません。
LINEMOの問い合わせは、LINEMOの公式サイトやラインアカウントからチャットで行う仕組みとなっています。
申込みやサポート対応を店舗で親切・丁寧に行ってもらいたい方にとって、LINEMOは使いづらいと感じる可能性があるのでご注意ください。
通話機能で使えないものがある
元々電話での通話が少ない人向けのプランという事もあってか、以下の通話機能は提供されない予定です。
【提供されない通話機能】
- 割り込み電話
- グループ電話
- ナンバーブロック
- 迷惑電話ブロック
以前は留守番電話や着信転送サービスも未提供でしたが、2022年10月4日よりLINEMOでは留守電パックの提供が始まっています。
留守電パックは、
- 留守番電話サービス
- 着信転送サービス
- 着信お知らせサービス
の3つのサービスが含まれており、月額220円で利用が可能です。
詳しくは、LINEMO公式サイトにてご確認ください。
料金プランは「3GB」「20GB」の2つのみ
2023年現在、LINEMOの料金プランは、次の2つのみとなっています。
ミニプラン | スマホプラン | |
月額基本料 | 990円 | 2,728円 |
データ容量 | 3GB | 20GB |
大手キャリアでは「データ使い放題のプラン」があるほか、2022年6月にはahamoで大容量100GBプランである「ahamo大盛り」も登場したため、LINEMOでも新たなプランの登場が期待されています。
LINEギガフリー対象外のサービスもある
LINEが使い放題になるLINEMOのLINEギガフリー対象サービスですが、LINEの機能の中にはギガフリー対象外のものもあります。
- トークでの位置情報共有
- トークでのジフマガ、Shoppin'、Live利用
- トークの「みんなで見る」機能でのYouTube閲覧
- ニュース記事詳細閲覧
- OpenChat、スタンプショップ、着せかえショップ、LINEファミリーサービスの利用
- 海外アプリストアのLINEやLINE Liteの利用
- 他社アプリやサイトへの接続
トークや音声通話、ビデオ通話、LINE Payなど様々な機能がLINEギガフリー対象ですが、外部サービスの利用など細かい部分では通信量が消費されるのでご注意ください。
楽天モバイル
楽天モバイルは、使った分だけ料金を支払うしくみのRakuten UN-LIMIT VII1種類で展開されている大手キャリアです。
契約すれば無料でキャリアメールの楽メールを利用可能。
楽メールは解約後も月額330円で継続可能となっています。
またRakuten Linkを利用すれば、無料でかけ放題を使える点も見逃せません。
楽天モバイルの料金プランは1プランで非常にシンプルです!
【楽天モバイルの月額料金】
~3GB | 1,078円 |
~20GB | 2,178円 |
20GB~ | 3,278円 |
楽天モバイルは料金が3段階に分かれていて、使った通信量に応じて支払額が自動的に変化する点にご注意ください。
ただし通信料金は最大でも3,278円しかかからないので、使いすぎた結果何万円もかかってしまう…などの問題が起こる心配はありません。
楽天モバイルでは、かけ放題やテザリングなど豊富なオプションを展開中です!
15分かけ放題 | 月額1,100円でスマホ標準の通話アプリから15分かけ放題を利用可能 |
データチャージ | 1GB660円(海外は500円)でパートナー回線エリアでの高速通信データ容量をチャージできる |
電話番号シェアサービス | 月額550円、Apple WatchとiPhoneで電話番号をシェアできる |
テザリング | 無料、タブレットやゲーム機、パソコンなどをWi-Fiでインターネットに接続できる |
楽天モバイルは海外でも2GBまで追加料金無しで利用可能となっています。
2GB以上は最大128kbpsに制限されますが、1GB500円の追加料金を支払えば高速通信を再開できます。
Rakuten Linkでのかけ放題も利用可能、Rakuten Linkアプリを使えば国際SMSも無料で送受信できますよ。
また支払い方法はクレジットカードだけでなく、口座振替でも月額料金を支払えます。
デビットカードにも対応していますが、楽天銀行以外のデビットカードは使えないことにご注意ください。
貯まっている楽天スーパーポイントも、クレジットカード・デビットカード決済をする場合は使うことができますよ。
povo
povoはauが新たに展開する新料金プランで、最新のpovo2.0だと月額基本料金は0円となっています。
しかし0円の状態だと速度は128kbpsしか出ないので、メールやネットサーフィンのようなライトな用途でも利用は困難です。
0円の利用料にデータトッピングとしてデータ容量を追加することで、高速通信を利用できます。
以下の表に、auにおける従来の料金プランとpovoの特徴を大まかにまとめたので、まずはご覧ください。
【ahamoとauの料金プランを比較!】
povo | au・使い放題MAX 5G | au・ピタットプラン 5G | |
月額料金 | 990円(3GB)2,700円(20GB)※期間が30日のもの | 7,238円(~3GB5,588円) | 3,278円(~1GB)4,928円(~4GB)6,578円(~7GB) |
データ容量 | 1GB~150GBを選択可能 | 無制限※テザリングは30GBまで | 最大7GB※超過後は最大128kbps |
通話料金 | 30秒22円 | 30秒22円 | 30秒22円 |
申込み・サポート | オンライン | auショップやオンラインなどを利用可能 |
povoには家族割などのサービスがありませんが、割引なしでも低価格で通信を行える魅力がありますよ。
例えばauのピタットプラン 5Gは1GB月額3,278円、家族割適用時は2,178〜2,728円ですが、povoはもれなく3GB990円(30日間)などの金額で使えます。
povoはデータトッピングで高速通信ができる!
povoでは一般的な「月額○○円で×GB」といった料金体系になっておらず、必要に応じて高速通信容量を「トッピング」して使うようになっています。
従来のpovoでは月額2,728円で20GB固定でしたが、povo2.0では1GBや3GBなども選べるようになりました!
【povo2.0のデータトッピング】
データ容量 | 利用期間 | 利用料金 |
1GB | 7日間 | 390円 |
3GB | 30日間 | 990円 |
20GB | 30日間 | 2,700円 |
60GB | 90日間 | 6,490円 |
150GB | 180日間 | 12,980円 |
データ使い放題 | 24時間 | 330円 |
1GBから150GBまで、豊富なラインナップから選ぶことができますよ。
ただし注意したいのは、それぞれに利用日数の上限があることです。
1GBは390円と安いですが、7日間経つと容量が余っていても失われてしまい、速度は128kbpsに戻ってしまいます。
3GBや20GBは30日使えるので、ほぼ1ヶ月間活用できますが、31日まである月だとラスト1日のタイミングで高速通信ができなくなるので、高速通信を続ける場合は31日の段階でトッピングを追加するような形になります。
povoにはahamoやLINEMOにない、「データ使い放題24時間」というトッピングがあるのが魅力です。
1回330円の「データ使い放題24時間」を申し込むと、24時間は通信量を気にせずに通信可能となります。
旅行などで1日だけたくさん通信する必要が生じても、povoなら他の日の通信を犠牲にする必要はありません。
ただし、「データ使い放題24時間」の利用時は、ネットワークが混雑したり、動画やクラウドゲームをしたりする際に速度が制限される場合があることにご注意ください。
povoではかけ放題がオプション提供となっていて、通常の通話料金は30秒22円です。
格安SIMの3GBプランについてまとめ
格安SIMの3GBが選べる会社は多くあり、その中から自分にあった回線を契約するのは非常に難しいと言えます。
今回の内容を確認して自分にあった回線を選ぶようにしましょう。