この記事では、格安SIMでの定額かけ放題・通話し放題のおすすめサービスを紹介します!
楽天モバイルが無制限電話かけ放題・通話放題で最安の格安SIM
楽天モバイルは、格安SIMや他の大手キャリアと比較しても、最も安い価格で使用することができます。秘密は、楽天モバイルの専用アプリを使用して、電話かけ放題・通話し放題を実現しているからです。
楽天モバイルの価格は、他社と比較して貰えば分かりますがかなり挑戦的な価格です。シンプルに言って、たくさんのデータを使うデザリングや通話し放題を望む人にとっては最初に選びたいキャリアと言えます。これは、楽天モバイルのプランを知らないともったいないくらいです。
格安SIMは時間無制限でかけ放題でない場合が多い
格安SIMは、この後に書いてある格安SIMの各社のプランを見て貰えばわかりますが、時間無制限でかけ放題プランは基本的にオプション扱いになります。そのため、各社とも通話料は22円/30秒の料金がかかります。
格安SIMで通話し放題をしたい人は、オプションを追加することが必要です。しかし、よほどの長時間通話をしない限り格安SIMの通話時間でも十分なのでプランの安さはメリットになります。
キャリアと格安SIMの違い
キャリアと格安SIMの主な違いは、価格と通信品質にあります。また、格安SIMはキャリアから回線を借りているため、安い価格で回線を提供することができます。しかし、借りた回線を契約者同士で共有するため、昼間や夜間など一部の時間帯では回線速度が遅延しやすいという特徴があります。
キャリアは、大企業の資金力を使って大規模な通信基地局や楽天モバイルでは最新のエッジサーバーなどの最先端テクノロジーを投入しているので、通信品質は格安SIMよりも高品質です。反対に格安SIMは、通信品質は落ちますがキャリアの半分からそれ以下の通信料金で回線を提供できるので、端末との組み合わせなど自由なプランが選べる点が魅力です。
そのため、ユーザーは回線品質のよいキャリアか毎月の回線料金の安い格安SIMを選択することができます。しかし、最近では第四の通信キャリアである楽天モバイルが参入しました。
楽天モバイルは、先ほども書いたようにエッジサーバー(クラウドコンピューティング)という新しい技術を採用して効率性と低価格を実現している点が特徴です。もちろん、他の通信キャリアもエッジサーバーなどを使用しています。しかし、他の通信キャリアは国の重要なインフラでもあるので(つい先日も、KDDIの通信障害で大騒ぎになりましたよね)、楽天モバイルほどの挑戦者の立場ではありません。
キャリアの中でも楽天モバイルというのは、そういう挑戦者の立場でもあるので、自由な技術やプランをどんどん投入することができます。結果として、ユーザーである私たちも安い価格でデータ使い放題・通話し放題などを使用することができます。
もちろん、大手3社の通信品質よりは多少は劣るところもありますが、それは今後の基地局整備で改善するはずです。何より、楽天モバイルはそのプランを見て貰えばわかる通り、毎月の価格が安いので通話し放題やデータ通信使い放題を使いたい人に適しています。
無制限の定額かけ放題・通話し放題の格安SIM会社を比較・紹介
ここでは、格安SIMを提供している各メーカーを紹介します。どのメーカーも無制限の定額かけ放題・通話し放題プランを用意しています。価格が微妙に異なるので、自分に合ったプランを見つけることが大切です。
UQモバイル
UQモバイルの通話料は、22円/30秒(SMS送料3.3円/通)です。楽天モバイルのように、専用アプリ同士なら無制限かけ放題・通話し放題というのはありません。しかし、UQモバイルでは、通話量によって選べるオプションが3種類用意されています。
UQモバイルは、基本料金が1,628円(月/3GB)からなので、通話オプションをこの金額に足したものが月々の支払い額になります。そのためUQモバイルは、月々980円からの楽天モバイルと比較すると少し割高です。
最大60分/月の国内通話が定額 | 国内通話10分かけ放題 | 国内通話かけ放題 |
通話パック(60分/月)550円/月(税込) | かけ放題(10分/回)770円/月(税込) | かけ放題(24時間いつでも)1,870円/月(税込) |
楽天モバイル
楽天モバイルは、「Rakuten Link」アプリを使用すると国内通話が無料になり、使用している電話番号のままで他のキャリアスマホや固定電話に発信することができます(0180,0570などから始まる電話番号は対象外)。そのため、格安SIMの中ではもっともおトクに通話することができます。またデータ低速モード時でも通話することが可能なのでいざという時にも安心です。
Rakuten Linkは、Android9以降を搭載したスマートフォンやiOS14.4以降(推奨)を搭載したiPhone 6sからiPhone 13Proまで利用可能です。
そして楽天モバイルは、2022年7月1日より、「OS標準電話アプリ」での1回15分以内の国内通話がかけ放題、国内SMSの送受信が使い放題になるサービスを開始しました。
この楽天モバイルの無制限電話かけ放題は、通常月額1,100円のサービスですが最初の3ヶ月は無料です。また、従来の電話かけ放題の人も、10分通話かけ放題から15分通話かけ放題に自動的にアップグレードしました。また、OS標準のメッセージアプリ(SMS)も国内での送受信が無料になります。
楽天モバイルは、Rakuten Linkや1回15分以内の国内通話かけ放題を開始したことにより、ライバルのキャリアや格安SIMにも対抗できるサービスを開始したことになります。大手キャリアの中でもこのような通話し放題ができるのは楽天モバイルだけであり、この点は楽天モバイルを選ぶメリットになります。また楽天モバイルは、端末も人気のiPhoneから自社端末など幅広いランナップを取り揃えているので予算に合わせて選べる点もおすすめです。
Rakuten UN-LIMIT Ⅶ プラン料金 (4G/5G共通)
データ利用量 | 1回線目 | 2回線〜5回線目 |
1GBまで | 1GBまで実質0円 | 980円(税込1.078円) |
3GBまで | 980円(税込1.078円) | 980円(税込1.078円) |
20GBまで | 1,980円(税込2,178円) | 1,980円(税込2,178円) |
無制限 (楽天回線エリア外は、最大1Mbpsで使い放題) | 2,980円(3,278円) | 2,980円(3,278円) |
音声通話/SMS
Rakuten Linkアプリ | Rakuten Link同士の場合国内 / 海外 通話 : 無料国内 / 海外 メッセージ : 無料 |
OS標準の電話アプリ | 相手がRakuten Link以外の場合20円(税込22円)/30秒(日本→日本)国・地域別従量課金(日本→海外)日本で電話を受ける :無料 (日本←海外) |
LINEMO
LINEMOは、ソフトバンクが運営する格安SIMサービスです。通話料金は、他の格安SIMと同じく22円/30秒です。LINEMOでも、通話無料のオプションがあります。それは、キャンペーンで加入1年間無料になり、それ以後は月々550円(5分通話無料)・1,650円(国内通話料/通話定額)です。
ミニプラン+5分無料の通話オプションを選べばかなり安い価格で使用できます。楽天モバイルの980円と比べると少々割高になりますが、LINEMOは、ソフトバンクからもう少し安いプランに変更したい人などにおすすめです。
ミニプラン | スマホプラン |
3GB | 20GB |
900円(税込990円) | 2,480円(税込2,728円) |
Ymobile
Ymobileも他の格安SIMと同じく通話料金は、22円/30秒です。通話オプションは2つ用意されており、10分以内/1回の国内通話が無料の「だれとでも定額」770円/月と、定額かけ放題・通話し放題の「スーパー誰とでも定額」1,870円/月があります。
Ymobileの基本プランは、1,980円(3GB)からと他の格安SIMと比べると少し割高な印象があります。ただYmobileは、購入しやすい価格の端末もたくさん用意されているので、トータルの価格で選ぶときに検討してみるといいかもしれません。
Ymobile料金表
S | M | L |
1,980円(税込2,178円) | 2,980円(税込3,278円) | 3,780円(税込4,158円) |
3GB | 15GB | 25GB |
ahamo
ahamoはドコモが運営する格安SIMプランです。通話料金は5分無料で、長電話で使用したい場合は+1,100円で「かけ放題オプション」が用意されています。通話プランも少容量と大容量プランの2種類しかないので、シンプルに選ぶことができる点がahamoのポイントです。
ahamoは、基本プランの価格が2,970円からなので、楽天モバイルと比較すると少々高い印象があります。しかし、docomoの回線を使用したい人にはおすすめです。
ahamo料金表
ahamo | ahamo大盛り |
20GB / 2,970円 | 100GB / 4,950円 (デザリングもOK) |