生ごみ処理機の寿命はどれくらい?生ごみ処理機の種類や使うメリットについてまとめ

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環境問題に関心がある方だけでなく、利便性や節約といった観点からも注目を集めている生ゴミ処理機。「本当に我が家でも使えるの?」「においが気にならなくなるって本当?」と、気になっていませんか?せっかく購入するのであれば、できるだけ便利な機能がついていて使い勝手がよく、長持ちするものを選びたいものです。ここでは、生ゴミ処理機の寿命について、長く使うために覚えておきたいメンテナンス方法や故障時の対処法や正しい使い方について、おすすめの生ゴミ処理機とともにご紹介します。

生ゴミ処理機とは?

生ゴミ処理機は、家庭で出る生ゴミを処理してその量を減らしてくれる、便利な機械です。業務用としてではなく、家庭用にメーカーが開発しているものが近年続々と販売されており、それぞれメーカーやモデルによって特徴が異なります。

生ゴミ処理機の主な種類と特徴

生ゴミ処理機は、主に以下の2つに分類されます。その違いは、処理の仕方が関係しています。

微生物式(バイオ式)

微生物の力を使って生ゴミを分解し処理をするタイプです。容量は1/10にまで小さくなり、その残りカスは堆肥として活用可能。処理にかかる時間は5時間~1日ほどで、電気消費量はわずかです。熱処理式に比べるとサイズは大きく、屋外に設置する仕様となっており、定期的なバイオチップの入れ替えを要します。よりエコに生ゴミ処理をしたい方、家庭菜園やガーデニングが趣味の方などに向いているでしょう。

熱処理式(乾燥式)

短時間で生ゴミを乾燥させ分解して処理するタイプです。室内に置いても邪魔にならないようなコンパクトなものが多く、処理時間が短い点がメリットです。ただし、微生物式に比べると電気代がかかり音が気になることも。その都度本体の洗浄が必要になるなど、お手入れの頻度が高いものもあります。

熱処理式はさまざまなタイプがあり、その仕組みを活用してドライフルーツ作り等ができるものも販売されており、そのようなモデルであればペットフードを手作りしたい方にも向いているでしょう。

なぜ生ゴミ処理機が必要なのか

今、多くの自治体が生ゴミ処理機の購入に補助金を出しています。生ゴミ処理機を使う家庭が増えると、たとえ堆肥として再利用しなくても生ゴミそのものの量が大幅に減り、自治体のゴミ処理にかかる費用が削減できるからです。環境問題への対策が重要視されている現代において、各家庭から出るゴミの量が減ったり、堆肥として自然に循環する仕組みをつくったりすることは、非常に意義のあることだと考えられています。

その他にも、ふだんの生活で得られるメリットは大きいでしょう。生ゴミに含まれる水分が抜け量が減れば、そのぶん軽くなりゴミ出しが楽になります。畑づくりやガーデニングをしている方は、土づくりに使う費用が節約できるかもしれません。さらに、生ゴミから発生する嫌なにおいが家にこもることもなくなり、キッチンが気持ち良く使えます。特に夏場の悪臭やコバエに悩んでいる家庭では、メリットを感じやすいのではないでしょうか。

生ゴミ処理機の寿命について

生ゴミ処理機は決して安価なものではありません。一度購入したら、できるだけ長く使いたいと考えるのは当然でしょう。ここからは、生ゴミ処理機の寿命について紹介いたします。

一般的な寿命は7~10年?

生ゴミ処理機の寿命については、さまざまな意見があります。5年程度と言われることもありますが、一般的には7年~10年程度使えるケースが多いようです。

このくらいの期間が経過し、スイッチを押しても正しく起動しなかったり、スイッチが入っても正しく動作せず全く機能が役に立たなくなったりした時は、寿命かもしれません。

生ゴミ処理機の寿命を伸ばすために

メーカーの発行する取扱い説明書をよく読んで、正しい使い方と推奨されるメンテナンスを実施しましょう。誤った使い方で起こったトラブルに関しては、保証がきかないことも多いです。無駄な出費を抑えるためにも、正しく使用しましょう。

トラブルや故障時の対処法

取扱い説明書やメーカーの公式サイトから、トラブル・故障に関するQ&Aを確認し、自分で行える対処であれば実践しましょう。原因がよく分からない場合は、問い合わせをしてアドバイスをもらったり修理依頼をすることとなります。「おかしいな」と感じながらも無理をして使用し続けると、さらに事態が悪化する可能性もあるため注意が必要です。

おすすめの生ゴミ処理機をご紹介

ここからは、数ある生ゴミ処理機の中から特におすすめのモデルをピックアップして、その特徴とともにご紹介します。

ハイブリッド式のメリットとおすすめモデル

ハイブリッド式は、バイオ式と乾燥式の両方を兼ね備えていることが特徴です。生ゴミをパリパリに乾燥させた上で、微生物によって分解もされるため非常に高機能。生ゴミ処理機全体でハイブリッド式のものは少ないですが、特にこのモデルは魅力ポイントがたくさんあります。

ナクスルは、既にアジアを中心に世界5か国で流通している人気ブランドです。使用方法はとても簡単で、処理が終わった後も毎回取り出す必要がありません。公式サイトによると、毎日100gの生ゴミを投入するペースなら、年1回の取り出しで済むそうです。屋内設置タイプですが、消音設計のため深夜でも音が気にならない点も嬉しいポイント。消臭力が高く省エネで電気代も節約できます。

ブランドNAXLU
容量1.5kg
サイズ385×430×580mm
重量18kg

電気を使わないタイプの特徴

EMエコペール 18L
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グリーンパル(Green Pal)
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エコに強い関心のある方や、電気代を節約したい方、肥料として循環させたい方などに人気なのが、電気を使わないバイオ式の生ゴミ処理機です。

屋外に設置するタイプが多く、乾燥式に比べると処理に時間がかかりますが、その後は肥料として土に還すことができます。

安価に生ゴミ処理機を入手したい方、液肥や発酵堆肥で土づくりがしたい方にぴったりです。バケツのような見た目で、電気を使用しない点が特徴。液肥は薄めて土づくりや配水管等の掃除に使うことが可能です。発酵堆肥は土と混ぜてつくります。一次発酵にある程度の期間を要するため、2つ持っておくと便利です。

ブランドグリーンパル株式会社
容量18L
サイズ幅310mm×奥行310mm×高さ387mm
重量1.2kg

一人暮らし向けのコンパクトモデル

最大処理量は約2L、乾燥させるとおよそ1/5程度まで量を減らすことが可能です。かくはん刃がなく、骨や貝殻等もまとめて投入でき、サイズはとてもコンパクト。一人暮らしで家事を楽にしたい方にも向いています。

ブランド島産業
最大処理量約2L
サイズ直径21.5cm×高さ28.3cm
重量約2.1kg

生ゴミ処理機の正しい使い方と注意点

生ゴミ処理機の使い方は、基本的にとてもシンプルで簡単です。多くの家庭で問題なく使えるように工夫されています。正しい使い方を覚えて、できるだけ故障しないように気を付けながら長く使っていきましょう。

いれてはいけないものとその理由

まず、生ゴミ処理機に入れることができるのは、家庭で出る生ゴミのみです。スプレー缶や電池、花火などは引火・爆発の恐れがあり非常に危険なため注意しましょう。また、生ゴミとして自治体のゴミに出せるアルコール漬けの果実や薬草、酒かすなども、引火する可能性があるため入れることができません。もちろん、酒・アルコールも入れないようにしましょう。

少量の柑橘類なら問題はありませんが、これが多量になる場合は注意が必要です。柑橘類には、引火性のあるリモネンという成分が含まれています。一度に多量の柑橘類の皮や果実を入れないようにしましょう。

かくはん刃がある生ゴミ処理機の場合、お肉の骨やサザエ等の硬い殻・多量のアサリやシジミの殻の投入は控えた方がよいとされています。かくはん刃の損壊や回転不良、処理容器の損壊につながる可能性があるためです。

生ゴミ処理機での肥料作り方法

バイオ式と乾燥式とでは、生ゴミの分解の仕方が異なるため堆肥として使えるまでの時間や工程が変わってきます。

バイオ式の場合は、処理が終わった段階ですぐに肥料として活用可能です。そのまま土と混ぜてしまえば、堆肥としての効果が得られるでしょう。土の栄養過多によって作物が枯れてしまわないように、ある程度土に薄めて使う必要はあります。付属の説明書をよく読んでから活用しましょう。

乾燥式の場合は、処理後に微生物で分解してからでないと肥料として成り立ちません。多くの場合、処理後の生ゴミを細かく砕いてから土に混ぜ、一定期間寝かして待ちます。その間、水やりや土のかき混ぜ作業を要することが多いです。こちらも、生ゴミ処理機の種類によって工程は変わってくるため、付属の説明書をよく読みましょう。

効率的な掃除とメンテナンス方法

生ゴミ処理機の掃除方法やメンテナンス方法は、製品によって違います。取扱い説明書をよく読んで、正しい方法で行いましょう。一般的な乾燥式生ゴミ処理機の場合、処理物を捨てた後に本体、バケツ、ふた、乾燥室などそれぞれのパーツを綺麗にします。毎回の掃除が必要かどうかは、説明書で確認しましょう。水分が多い生ゴミを入れた後は、そのぶん本体が汚れやすくなります。生ゴミを入れるバスケットや蓋が取り外せて洗えるタイプはお手入れも楽に行えます。

バイオ式の多くは、乾燥式よりもお手入れの頻度が少なくて済むのがメリットです。基本的に、バイオ式は数ヵ月から数年ごとに基材の入れ替えを行います。製品によっては、5年など数年単位での入れ替えでも問題ないものもあり、お手入れの頻度は格段に下がります。構造も乾燥式ほど多くのパーツがあるわけではないため、掃除はしやすいでしょう。

まとめ

生ゴミ処理機には、環境にやさしく生ゴミに関するにおいやゴミ出しの手間の削減など、さまざまなメリットがあります。バイオ式と乾燥式とでは特徴が大きく異なり、さらに製品によっても機能の充実度は変わるため、長く使っていきたい場合は慎重に比較しながら選ぶとよいでしょう。

企画・制作:株式会社ClassLab.「RIRIFE編集部」

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