引っ越しの安い時期はいつ？閑散期の時期や料金を抑えるコツを解説

引っ越しする場合、引っ越し費用や退去費用、新居の敷金礼金や、家具家電の購入費用など引っ越し費用以外にもたくさんのお金がかかります。引っ越し費用はなるべく安く抑えたいですよね。

引っ越し費用には、決まった料金というものがありません。各引越し業者はもちろん、引っ越しする時期によっても変わってきます。さらに安く抑えるポイントもいくつかありますよ。

これから引越しする予定の方は、少しでも安く引越しできるように、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。

引っ越しの料金が決まる要素

引っ越しの料金を安く抑えるには、引っ越しの料金がどのように決まるのかについて、知っておく必要があります。引っ越しの料金が決まる要素は、大きく分けて以下の4つ。

• 引っ越しする時期や日時
• 荷物の量
• 移動距離
• オプション作業

引っ越し先がすでに決まっている場合は、移動距離は変えることはできませんが、引っ越しする時期や日時、荷物の量などは調整できそうですよね。そこで引っ越しの料金が決まる要素について、それぞれの項目を見ていきましょう。

引っ越しの際に調整できる部分がないかチェックしてみてくださいね。

時期・日時

引っ越しの料金は、時期や日時によって決まります。

引っ越しする時期や曜日、時間帯によっては、通常の料金よりも高くなる、割増料金がかかる場合もあります。割増料金の目安としては、休日や積雪量が多い冬の時期は2割増し、深夜や早朝は3割増しです。さらに繁忙期は閑散期に比べて2倍以上する場合も。できる限り繁忙期や休日、深夜早朝は避けることをおすすめします。

土日や祝日、3月～4月の引っ越しシーズン、深夜や早朝など、引っ越しサービスの需要が高くなる時期も高くなる傾向にあります。また積雪量が多い地域は、冬の引っ越しで割増料金がかかる場合も。

このように、引っ越しする人が多い時期や、通常の引っ越しに比べて大変な時期などは、引っ越し料金が高くなると覚えておきましょう。

荷物の量

トラックに載せる荷物の量によっても料金が変わります。荷物の量によっては、数万円以上の差が出ることもあります。引っ越しのトラックには1トン車～4トン車までの種類がありますが、トラックに載せる荷物の量によって使用するトラックの大きさや台数も変わるためです。

単身の引っ越しの場合は、荷物の量はダンボール15個以内が多い傾向にあります。ダンボールの量が16個以上～30個までに増えた場合は、1万円以上高くなることも。この差は引っ越し人数が増えれば増えるほど広がっていきます。

そのため、荷物の量はできる限り少なくするのがコツ。不用品は引っ越し前に処分したり、新しい家具や家電を購入する場合は引っ越しが完了してからにしましょう。

また荷物の量によっては、お得なプランを利用できる場合もあるので、荷物が少ない単身の引っ越しの方はとくにチェックしてみてくださいね。

引っ越しの移動距離

引っ越しの料金は移動距離に合わせて、近距離の引っ越しの場合と、長距離の引っ越しの場合で料金の決め方が変わります。

約100㎞以内の近距離の引っ越しの場合は、移動距離や引っ越しの作業時間も短いですよね。そのため引っ越しの料金は引っ越しにかかる時間によって変わります。さらに近距離の引っ越しに適したお得なプランも用意されている場合も。

100㎞以上の長距離の引っ越しの場合は、引っ越しする距離に応じて変動し、移動距離が長くなるにつれ料金も上がっていきます。

引っ越しの移動距離はすでに決まっていることも多いと思うので、この項目で安く抑えるためには、お得なプランを利用することです。移動距離に合わせたお得なプランを設定している引っ越し業者もあるので、見積もりを取る際に確認してみましょう。

その他のオプション作業

また、荷物を運ぶ以外の作業をお願いする場合は、オプション作業として別途料金が発生します。

• 洗濯機やエアコンなど大型家電の取り外し
• ピアノや絵画など特別な配慮がいる荷物の運送

オプション作業の料金は、引っ越し業者によって大きく変わります。そのため、オプション作業が多く発生しそうな場合は、引っ越し業者をよく比較してから利用しましょう。

引っ越し料金の相場

引っ越し料金の相場を見ていきましょう。引っ越し料金の相場は、引っ越しする人数や、繁忙期や閑散期に引っ越しする場合によっても変わってきます。

単身で引越しする場合と、2人以上で引越しする場合とでは、荷物の量が変わってきますよね。そのため人数が多い方が引っ越し料金は高くなっていきます。

また引っ越しの閑散期と繁忙期では、約2倍の差が出ることも。自分の引っ越し内容に合わせた相場をあらかじめ知っておき、さらに引っ越し業者から相見積もりをとる、引っ越し料金が安くなる工夫をすることが大切ですね。

それでは単身の場合とファミリー・カップルの場合、また閑散期と繁忙期の差額の目安を見ていきましょう。

単身の場合

単身の場合の引っ越し料金の相場は、荷物の量が少ない場合は、全体平均で42,000円ほど。荷物が多い場合は、全体平均で54,000円ほどです。さらに単身の引っ越しの場合は、荷物を減らすことでお得なプランを利用できることもあります。

以下の表は、単身で引越しする場合、通常期（5月～1月）の引っ越し料金の相場です。

ファミリー・カップルの場合

ファミリーやカップルの場合は、荷物の量は増え、移動距離は長くなることが多いため、単身の場合と比べ引っ越し費用は高くなります。人数が多くなるにつれて、引っ越し費用も高くなっていきます。

しかしカップルの場合、それぞれの家から新居に引っ越す場合は、「立ち寄りプラン」を利用するとお得に引っ越しできまることもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。さらに2人の場合は、荷物量を抑えればお得なプランが利用できることもありますよ。

以下の表は、ファミリーやカップルで引越しする場合、通常期（5月～1月）の引っ越し料金の相場です。

閑散期と繁忙期の差額の目安

閑散期と繁忙期の引っ越し費用の差額の目安は、約2倍と言われています。引っ越し業者や引っ越しする人数によっても差はありますが、2倍ほど差があると思っておきましょう。単身より2人、2人より3人以上、そして距離が遠くなればなるほど差額も開いていきます。

引越しのオフシーズンと呼ばれる「閑散期」は4月下旬～8月・11月。繁忙期は3月・4月です。

3月～4月にかけては、進学や就職、転勤などで新生活を始める方が多い時期。そのため引っ越し日からギリギリになって慌てて予約を取ろうとしても、見積もりすら取れないということもあります。その分、閑散期と比べて引っ越し費用も高くなるのです。

あらかじめ引っ越しの予定が決まっている場合は、できるだけ繁忙期は避けるように調整した方がいいですね。

引っ越し料金が安い時期

引っ越しするならできるだけ安い時期がいいですよね。急な引っ越しは仕方ないですが、時期を調整できる場合は、引っ越し料金が安い時期に引っ越ししたいものです。

先述した通り、3月～4月の繁忙期は、5月～2月の通常期に比べ引っ越し費用が2倍近く高くなることもあります。通常期の中でも、5月のゴールデンウィークの時期や、人事異動がある9月などは繁忙期ほどではなくとも、引っ越し件数が通常に比べて増えるため、引っ越し料金も高くなる傾向にあります。

3月と4月が繁忙期なので引越し料金が高いということは分かったけど、安い時期はいつ？

引っ越し料金が比較的安くなる時期は、引っ越しをする家族の人数によっても異なります。また引っ越し費用以外にも家賃や初期費用が安くなるかどうかも考慮することで、引っ越し全体の費用をおさえられるかもしれません。

単身の引っ越しが安い時期

単身の引っ越しが安い時期は、8月・11月・12月と言われています。荷物が少ない場合は12月が最安値、次に安いのが8月です。繁忙期の3月と4月の平均引っ越し料金に比べ、最安値の時期の料金との差は1万円前後。

荷物が多い場合は11月が最安値、次に安いのが8月です。繁忙期の3月と4月の平均引っ越し料金に比べ、最安値の時期の料金との差は3万円前後。

そのため、単身の場合は3月～4月の繁忙期を避けることはもちろん、荷物の量によって12月か11月、次いで8月に引っ越しするのがおすすめです。

ファミリーの引っ越しが安い時期

2人以上のファミリーの引っ越しが安い時期は、1月と言われています。4人家族の場合、一番安い時期は6月です。

引越し料金が一番高い3月に比べ、最安値の時期と比較すると、2人の場合は4万円前後、3人の場合は6万円前後、4人の場合は7万円前後の差額があります。

とくに人数が多い場合は、繁忙期と比べ差額大きくなってしまうので、なるべくは安い時期に調整して引っ越ししたいものです。しかし人数が多くなるにつれ、それぞれの家族の事情もあるため、引っ越し時期を調整するのも難しくなってしまいますね。

家賃や初期費用が安い時期

引っ越しする人数とは別に、家賃や初期費用が安い時期もあります。それは引っ越しのオフシーズンである4月下旬～8月・11月です。4月中旬頃から進学・就職・転勤など引っ越しのピークが落ち着いてきます。

さらにゴールデンウィーク後の5月中旬から8月上旬は、オフシーズンの中でもさらに安くなる傾向にあります。その理由は、この時期になると賃貸物件を探す人が少ないため、空室を埋めるために家賃が下がるからです。

また敷金や礼金などの初期費用が安くなる場合もあります。賃貸の場合、引っ越しのタイミングによっては前の住居と新しい住居の家賃が2重に発生してしまうこともあります。しかし1か月家賃が無料になる、フリーレント期間がある場合も。その場合も初期費用が抑えられますね。

家賃は安くならなくても、駐車場代や管理費・共益費などを下げてもらえる可能性もあるので、交渉してみる価値はあります。

引っ越し料金が高くなる時期

先述した通り、引っ越し料金が高くなる時期は、繁忙期である3月～4月です。さらに秋入学や秋入社、転勤が増える9月も高くなりがちです。引っ越し需要が高くなるため、その分引っ越し料金も高くなってしまうのです。

繁忙期の料金は、通常期と比べ約2倍になることも。しかし料金が高くても、引っ越ししなければならない人が多数いるため、価格交渉は断られてしまうでしょう。

さらに繁忙期以外にも、日によっても高くなります。土日や祝日、連休や午前中などは引っ越し需要が高いため、引っ越し料金が高くなるのです。

引っ越し料金が高い時期にどうしても引っ越ししなければならない場合は、次にご紹介する引っ越しを安く済ますコツを参考にしてみてくださいね。

引っ越しを安く済ますコツ

先述してきた通り、引っ越し費用を安くするには、3月～4月の繁忙期を避け、4月下旬～8月や11月の閑散期に引っ越しすることが大切です。

転勤での引っ越しだから、自分の好きなタイミングで引っ越しができない…ほかに、費用をおさえる方法はないのかな？

閑散期に引っ越しをおこなうことが費用削減の大きなポイントとも言えますが、転勤や学校への入学など、自分都合で引っ越しの時期を変えられない場合もあるでしょう。時期以外にも引っ越し費用を安くおさえるコツがあります。

事前のちょっとした工夫で費用の削減が叶います。あらかじめ理解しておき、できることからやってみましょう。

引越し業者の相見積もりを取る

引っ越し費用を安く済ませるためには、引っ越し業者の相見積もりを取るということがとても大切です。相見積もりとは、複数の引っ越し業者に同じ条件で見積もりをお願いして、料金を比較することを言います。

引っ越し費用には定価がありません。そのため引っ越し業者によって料金設定やサービス内容・お得なプランの内容なども異なります。

1社からしか見積もりを取らなければ、その引っ越し費用が高いのか安いのかわかりませんよね。引っ越した後に、「あの引っ越し業者にお願いしておけばもっと安く引越しできたのに…」ということになりかねません。

相見積もりを取ることで、引っ越し業者にとってはライバルがいる状態に。そのため引っ越し費用をさらに下げてくれる可能性もあります。

相見積もりを取るには、1社ずつ見積もり依頼の連絡をする方法もありますが、なかなか大変です。現在は無料の一括見積サイトもいくつかあるため、時間がない時など利用してみてはいかがでしょうか。

不用品はあらかじめ処分しておく

先述した通り、引っ越し費用は荷物の量によって決まります。そのため不用品はあらかじめ処分しておき、荷物は最小限に抑えることで、引っ越し料金を安く抑えることができます。

引っ越しまで時間の余裕がある場合は、売れるものはフリマサイトに出品したり、売れないものは不用品回収に出すなど、コツコツと断捨離をしていくといいでしょう。

引っ越しまで時間がない場合は、不用品の買い取りをしてくれる引っ越し業者もあるので、検討してみてはいかがでしょうか。不要なものを一手に買い取ってくれるので、とても便利です。

安い日時を選ぶ

引っ越し費用には、安い日時もあります。1週間の中で引越し件数が少ないのは、週の真ん中である火曜日～木曜日の午後です。そのためこの期間の引っ越しは料金が安くなる傾向にあります。有休を取るなどして、平日の真ん中に引っ越しできるといいですね。

逆に言えば、金曜日～月曜日は、土日の休日を挟み、金曜日と月曜日に休みを取れば連休を使い、余裕をもって引っ越しができるため、引っ越し需要は高い傾向にあります。

同じように年末年始やGW、お盆などの長期休暇の期間も費用は上がるため、できるだけ避けるようにしましょう。

荷ほどき・荷造りは自分でおこなう

引っ越しで大変作業の１つが荷ほどきや荷造りですよね。しかし荷ほどきや荷造りを自分で行う「セルフプラン」を利用すれば、引っ越し業者の作業が減るため、費用を抑えることができます。

進学や就職の際に一人暮らしを始める方などはとくに、荷物が少ない方も多いのではないでしょうか。また引っ越しまでに時間の余裕がある場合も、ゆっくり荷造りすることができますよね。その場合はセルフプランを利用するといいでしょう。

セルフプランは、荷物の搬出や輸送、搬入以外はすべて自分で行います。そのため、荷造りは引っ越し前日までには必ず終わらせておきましょう。

単身なら単身パックがお得

単身での引っ越しの場合は、単身パックがお得です。単身パックは大きさが決まったコンテナに荷物を詰め込み、運んでもらうプランです。

また単身で荷物が少ないとは言っても、冷蔵庫や洗濯機などの大きな家電、ベッド、自転車など、コンテナに入りきらない場合もあると思います。

その場合は、単身者向けの安いプランもあります。引っ越し業者によっては、フリー便や混載便、家具家電だけを運んでくれるプランも。単身パックも合わせて、どの組み合わせが一番お得なのか比較してみましょう。

家賃や初期費用が低い物件を選ぶ

家賃や初期費用が低い物件を選ぶということも大切です。家賃や初期費用は、不動産や大家さんと交渉することで安くできる場合もあります。さらに引っ越し需要が低い5月中旬～8月は、空室を埋めるために家賃や敷金・礼金などを通常よりも安く傾向があり、価格交渉もしやすくなります。

家賃を下げることができれば、家賃をもとに計算される敷金・礼金や仲介手数料も安くなるということです。しかし家賃の交渉はなかなか難しくもあります。家賃の価格交渉が難しければ、敷金・礼金や仲介手数料について交渉してみるといいでしょう。

3月～4月の繁忙期は、引っ越し需要が高く、家賃や初期費用を下げなくても空室は埋まるので、価格交渉は難しくなります。

安い時期に引っ越しをおこなう注意点

引っ越し時期を選べるのであれば、安く引越しできる時期に引っ越しするのがいいでしょう。しかし、安い時期に引っ越しをおこなう際に、注意しなければいけないこともいくつかあります。

引っ越し費用が安い時期であるとはいっても、日にちや時間帯、また物件の条件などによっては費用が高くつく可能性もあるのです。少しでも引っ越し費用を安くおさえたいと考えている方は、注意点についても理解しておきましょう。

出回る物件数が少ない可能性がある

引っ越し費用が安い時期は、引っ越しの閑散期です。そのため、出回る物件数も少なくなる可能性があります。そのため物件の選択肢も限られてしまいます。

物件についてこだわりがある場合は、できるだけ多くの不動産を回って物件を探すか、費用が高くなっても物件数が多くなる繁忙期に物件を選ぶことをおすすめします。

物件数が少ない中から選んででも引越しの料金が安い時期に引っ越しするか、引っ越し料金が高くついても物件が種類豊富な時期に引っ越すのか検討してみましょう。

土日や午前中は費用が高くなる可能性がある

引っ越し費用が安い時期とは言っても、土日や午前中などは費用が高くなる可能性があります。引っ越しをしようと思ったとき、時間に余裕を持たせるためも休みの日や、午前中のうちに済ませて午後から荷ほどきをしたいですよね。

そのため土日や祝日、連休や午前中などは引っ越し需要が高くなりがちです。そのため引っ越し費用も高くなってしまうのです。少しでも費用を抑えたい場合は、火曜日～木曜日などの平日、そして午後がおすすめです。

物件の条件などによっては費用が高くつく可能性がある

引っ越し費用が安い時期に引っ越ししたとしても、物件の条件などによっては費用が高くつく可能性があります。その物件の条件とは大きく分けて3つあります。

1つ目は、階数です。今住んでいる住居や引っ越し先の住居が、上の階になればなるほど、荷物の搬入に手間や時間がかかりますよね。またエレベーターの有無によっても費用が異なります。エレベーターがない場合はその分荷物の搬入が大変になるため、費用が上がります。

2つ目は、今住んでいる住居と引っ越し先の住居の前の道幅です。家の前にトラックを駐車できるような道幅があればいいですが、狭い路地だとトラックを遠くに駐車して、そこから荷物を運ばなくてはいけないため、その分費用が上がります。

このように、引っ越し時期に関係のない物件の条件によっては、費用が高くつく可能性があるということも頭に入れておきましょう。

引っ越しの安い時期・日時を把握してお得に引っ越そう

以上、引っ越しの安い時期や閑散期、料金を抑えるコツなどを解説してきました。引っ越し費用を抑えるためのコツは以下の通りです。

• 引っ越しの閑散期に引っ越しする
• 平日や午後の時間帯に引っ越しする
• お得なプランを利用する
• 相見積もりを取る
• 荷物をできる限り少なくする

その他にも、引っ越し費用が決まる要素をしっかり理解し、細かい工夫をすれば引っ越し費用は安くなります。引っ越し費用が高い繁忙期に引っ越ししなければならない場合も、引っ越しを安く済ますコツを抑えれば、少しでも費用をおさえることができるでしょう。

また、引っ越しの安い時期に引っ越す場合でも、費用が高くついてしまう場合など、注意しなければならないこともあります。あらかじめ費用についてのポイントをしっかりと理解しておき、少しでも費用を削減できるよう検討してみましょう。