トースターの代用・代わりになるもの4つ|ない時にフライパンやグリルでパンを焼く方法

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トースターと朝食の様子

トースターがない場合でも、パンは①フライパン ②魚焼きグリル ③オーブンレンジ(オーブン・トースト機能) ④ホットプレートの4つで代用できます。いちばん手軽なのは、ほとんどの家にあるフライパンです。焼き色と食感をトースターに近づけたいなら、コンロの魚焼きグリルが向いています。

ただし、あたため専用の電子レンジ(単機能レンジ)ではパンは焼けません。マイクロ波は食品の内部から温める仕組みで、焼き色がつかないためです(参照:東京ガス ウチコト「グリル、トースター、オーブン、電子レンジの違いと使い分け方」)。代用する前に、次の3点を確認しておきましょう。

  • ① 家にある器具:フライパン・魚焼きグリル・オーブン機能付きのレンジのどれがあるか
  • ② 焼き上がりの好み:表面をカリッとさせたいか、手軽さを優先するか
  • ③ 作りたいもの:トーストだけか、グラタンやお菓子も焼きたいか

この記事では、それぞれの代用方法のメリット・デメリットと、グラタンやお菓子作りをどうするか、トースターを買ったほうがいい人の目安まで解説します。

※本記事の情報は2026年10月時点のものです。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

トースターの代わりになるもの早見表

4つの代用方法を、焼き上がり・手間・向いている人で比べると次のとおりです。迷ったら、表の「向いている人」から選んでください。

代用するもの焼き上がり手間・注意点向いている人
フライパン焼き色はつくが、表面のカリッと感は弱め裏返しが必要。火加減を見ながら焼くとにかく手軽に1〜2枚焼きたい人
魚焼きグリル直火で表面がカリッと、中はふっくら焦げやすいので目を離さない。片面焼きは裏返しが必要トースターに近い食感を求める人
オーブンレンジ温度を決めて焼ける。機種によりトースト機能あり予熱や裏返しが要る機種が多く、焼き時間は長めグラタンやお菓子も作りたい人
ホットプレートフライパンと同じく接した面に焼き色がつく出し入れ・片付けが大きい何枚かまとめて焼きたい人
電子レンジ(単機能)焼けない(温めるだけ)―代用には向かない

「家にどれがあるか」で決めるなら、フライパン→魚焼きグリル→オーブンレンジの順に試すのが手軽です。オーブンレンジとオーブントースターの違いは、オーブンレンジとオーブントースターの違いで詳しく解説しています。

トースターの代用方法①フライパン

フライパンで焼いたトースト

トースターがないときや壊れているときなどに、フライパンでトーストを作ろうと思ったことはないでしょうか。フレンチトーストなどのパン料理では、基本的にフライパンを使って焼き上げますから、パンを焼くには十分に使える方法です。一人暮らしでもフライパンは持っている人が多い調理器具ですから、フライパンひとつでトーストやピザ、サンドイッチなどが作れると便利ですよね。まずはトースターの代用としてフライパンを使う方法の、メリットとデメリットについて見ていきましょう。

フライパンでトーストを焼く手順

  1. フライパンを弱火〜中火にかけ、パンを入れる(バターを使う場合は先に溶かしておく)
  2. ふたをして1〜2分ほど焼き、焼き色を確認する
  3. 裏返して、もう片面も同じように焼く

焼き時間はパンの厚さや火力で変わるので、最初は焼き色をこまめに確認してください。フッ素樹脂加工のフライパンは、何も入れずに加熱する空焚きや強火がコーティングを傷める原因になります。メーカーも中火・弱火で十分としているので、火を強くしすぎないようにしましょう(参照:ティファール「フライパンを長持ちさせるポイント」)。

フライパンのメリット

トースターがない場合、フライパンを使ってパンやトーストを焼くことができます。フライパンを使って焼くメリットは、手軽さと調理スペースの広さです。フライパンはほとんどの家庭にある調理器具であり、トースターよりも手軽に使用することができます。また、フライパンはトースターと比べて調理できるスペースが広いので、大きめのパンやウィンナーなどの他の食材も同時進行で調理できます。

他にも、卵などの好きなトッピングをのせたり、バターやオリーブオイルを加えたりして、トースターで焼くだけよりも手の込んだ、美味しい仕上がりとなります。

フライパンのデメリット

同時に別の食材も調理できる便利なフライパンですが、タイマーを設定して焼くだけのトースターと異なり、火力を調整して様子を見る手間がかかるという点がデメリットです。トースターは裏返さなくても均等に焼けますが、フライパンではパンを裏返して焼き色を見なければなりません。

特に火力面では、トースターと比べて火力が高すぎるとパンがすぐに焦げてしまいます。慣れていない人にとっては失敗しやすく、扱いづらいのがデメリットです。かといって、温度が低すぎては上手に焼けず、パンが均等に焼けないので焼きムラが生じることもあります。また、調理後の洗い物が増えるという手間も発生します。

トースターの代用方法②ホットプレート

ホットプレートの画像

ホットプレートは、パンを焼く以外にも様々な料理に使える便利な調理器具です。ホットプレートを使うメリットとしては、簡単にトーストが作れることや、トースト以外の調理もできるという点が挙げられます。一方のデメリットとしては、トースターと比べて焼きムラが生じやすいことや、加熱時間が長くなるという点が挙げられます。それぞれのメリットとデメリットについて、詳しく解説していきましょう。

ホットプレートのメリット

トースターの代用としてホットプレートを使うと、トースターよりも大きなサイズのパンを焼く際に便利です。薄切りの食パンを使えば、ホットプレートでも簡単にカリッとしたトーストが作れます。トースターと違って加熱面積が広いので、数枚のトーストを一度に焼けるのもメリットです。

また、プレート面が広いことを活かして、トーストを作りながらウィンナーや目玉焼きを作るなど、トーストと一緒に食べるもう一品を作れるというメリットがあります。一人暮らし向けのサイズや選び方は、一人暮らしにおすすめのホットプレートで紹介しています。

◆ホットプレートのおすすめ商品は以下の記事で紹介しています。気になる人はチェックしてくださいね。

ホットプレートのデメリット

ホットプレートはトースター代わりに使えて便利ですが、デメリットもいくつかあります。まずは、高温に設定しすぎるとパンの表面がすぐに焦げてしまう点です。弱めの温度でパンを焼こうとすると、加熱時間が長くかかってしまうので、忙しい朝には不向きです。

また、トースターと比べるとホットプレートの洗浄はやや手間がかかります。トースターだとパンくず受けのトレイを取り外して簡単に掃除できますが、ホットプレートは取り外さなければならないパーツがあったり、表面が平らなので食品の汁や油などがこびりつきやすかったりと、製品によってはお手入れが大変です。

水洗いが不可の製品もあるので、お手入れ方法にも注意が必要です。また、基本的に大きくて重たく、出し入れも大変で、収納スペースを圧迫するというデメリットも挙げられます。

トースターの代用方法③オーブンレンジ

黒いオーブンレンジの画像

トースターの代用方法としては、オーブンレンジも使用できます。焼く・蒸す・茹でるなどの調理を行なえるオーブンレンジは、家庭にあるとレシピの幅が広がって、調理時間の短縮や手間を減らせる調理家電です。続いては、オーブンレンジをトースターの代わりとして使うメリットとデメリットをご紹介します。

オーブンレンジのメリット

トースターの代用でオーブンレンジを使用するメリットは、広い調理スペースを活かしてトースターよりも大きなパンを焼ける点です。また、オーブン機能で温度を決めて焼けるので、好みの焼き具合に仕上げやすくなります。機種によっては「トースト」ボタンを押すだけで焼けるものもあります。

庫内がフラットな機種は、底面を拭くだけで手入れできる点もメリットです。トーストを焼く機能があるかどうかは機種で違うので、選ぶときは次の点を見比べてください。

見るところ確認すること
トースト機能自動メニューに「トースト」があるか、一度に何枚焼けるか、裏返しが要るか
オーブンの温度最高温度と、高温で運転できる時間
庫内の形フラット庫内か(掃除のしやすさ・大きな器の出し入れ)

ここでは、買い求めやすい価格帯のオーブンレンジを2つ紹介します。

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パナソニックのNE-FS3Eは、23Lのシンプルなオーブンレンジです。最高250℃の一段オーブンで、グラタンやピザ、お菓子作りもできます(220〜250℃での運転は約5分で、その後は自動的に210℃に切り換わります)。本体がコンパクトなので、一人暮らしや二人暮らしのキッチンにも置きやすい大きさです。

取扱説明書に47のレシピが掲載され、自動メニューも47あります。「トースト」ボタンを押すだけで一度に2枚まで焼けますが、途中で裏返す必要があります(参照:パナソニック NE-FS3E)。

アイリスオーヤマのMO-F1809は、18Lのフラット庫内のオーブンレンジです。上下のヒーターで焼くオーブン(110〜200℃)と、表面に焼き目をつけるグリルを使えます。電子レンジは600W・500W・200W(解凍)の3段階で切り替えでき、自動メニューは11種類です。ターンテーブルが無いので、コンビニ弁当のような大きな容器も入れやすく、庫内も拭くだけで手入れできます(参照:アイリスプラザ(アイリスオーヤマ公式通販)MO-F1809)。

◆オーブンレンジの基本的な使い方やおすすめ商品は以下の記事で紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。

◆以下の記事ではトースター機能がついた電子レンジを紹介しています。主にトーストを焼くのに使いたい人はこちらもあわせてチェックしてください。

オーブンレンジのデメリット

トースターの代用としてオーブンレンジを使うデメリットには、トースターより時間がかかる点があります。他にも、手動で裏返さなければ両面焼きができない点や、パンを焼いている間にレンジを使えない点もデメリットです。パンを焼きながら並行して他の加熱も行ないたい場合、パンが焼き上がるまでレンジが使えないので、忙しい朝の時間帯などには不向きです。また、温度や焼き時間の調整が難しいという問題もあります。

トースターはパンを短時間で焼くのが得意で、焦げにくく失敗も少ないですが、オーブンレンジでは適温や焼き時間を注意して調整しなければなりません。

トースターの代用方法④コンロのグリル

コンロの魚焼きグリル

トースターの代用方法として、ガスコンロの魚焼き用グリルを使って焼くという方法もあります。中にはグリルの付いていないコンロもありますが、グリルは一人暮らしで自炊頻度が少ない人だと使い余してしまいがちですよね。そんなコンログリルを使ったパンの焼き方について、メリットとデメリットを解説していきます。

コンロのグリルのメリット

トースターの代用としてコンロのグリルを使うメリットは、強い火力を利用して、短時間で風味よく、さっくりした焼き上がりになる点です。グリルは直火と庫内の対流熱で同時に加熱するため、パンの外側はサクッと、中はふんわりと焼き上げることができます。高温・短時間で焼けるので、水分が飛びにくいのも特長です。片面焼きのグリルなら途中で裏返し、焦げが心配なときはアルミホイルをかぶせて調整します(参照:東京ガス ウチコト「グリル、トースター、オーブン、電子レンジの違いと使い分け方」)。

食パン以外に、クロワッサンやバケットなどのパンも問題なく焼けます。バターやチーズ、野菜などのトッピングをして一緒に焼くこともできて、出し入れもしやすく、パンのトッピングアレンジの幅が広がるメリットもあります。

コンロのグリルのデメリット

コンロのグリルを使ってパンを焼くデメリットには、パンの表面が焦げやすいという点があります。グリルは直火式なので焦げやすく、目を離しているとパンがあっという間に焦げてしまうということもしばしばです。また、温度が高すぎてパンが乾燥してしまい、しっとりとした味わいを楽しめないこともあります。グリルでパンを焼く際には、焼き時間や焼き加減には注意しましょう。また、網のお手入れが面倒な点もデメリットです。細かい網目のグリル網は、焦げがつきやすく掃除に手間がかかります。

グラタンやお菓子作りはどうする?

トースターで焼かれるグラタン

トースターがない場合のグラタンやお菓子作りでは、オーブンを使うか、IHクッキングヒーターやコンロなどを使いましょう。オーブンを使用する場合は、レシピに沿って材料を用意し、調理温度や時間を調整して焼いていきます。IHクッキングヒーターやコンロで作るときには、フライパンや鍋を使って調理していきますが、お菓子作りの場合、レシピにはオーブン使用を前提として書かれていることが多いので、ある程度慣れている人ではないと難しいかもしれません。クッキーを電子レンジで作れるかは、電子レンジでクッキーを焼く方法で解説しています。

トースターがなくてもグラタンやお菓子は作れますが、安く購入できるトースターを導入しておくと、時短をしつつ手軽に調理できるので、トースターの購入をおすすめします。

トースターでできること

黒いトースターの画像

トースターは、朝食の定番メニューであるトーストを手軽に焼ける調理器具です。パンを素早く焼くことに特化したトースターでは、外側をカリッと、中はふんわりと仕上げられます。食パン以外にも、バケット、フランスパン、クロワッサンなども焼き上げられます。トッピングのハムやチーズを挟んだホットサンドも作れますし、ミニピザやグラタンなどの軽食やおつまみを作るのにも便利です。

クッキーやマフィンなどの小さな焼き菓子も簡単に作れます。さらに大きめのトースターでは、鶏肉や肉じゃがなどの一品料理も作れるので、一人暮らしや二人暮らしの家では大活躍する便利なキッチン家電です。

トースターを購入すべき人はどんな人?

白いトースターの画像

トースターは、忙しい人にとっては大変便利な調理器具です。加熱が早く均等でパンが焦げにくく、目を離していても短時間で焼けるので、朝食にパンを食べたいけれど時間がないという人や、食事の準備に時間をかけたくないという人におすすめです。

また、一人暮らしや二人暮らしの家庭でも、小型のトースターは場所を取らず、調理も簡単にできます。パンを焼くだけでなく、グラタンやピザ、焼き魚といった他の料理も作れるので、レシピのバリエーションを増やせるのもメリット。値段の目安はトースターの相場価格、もっと多くの候補から選びたい人は一人暮らし向けトースターのおすすめも参考にしてください。以下に、リーズナブルな価格帯で購入できるトースター製品をご紹介します。

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パナソニックのNT-T501は、トースト4枚、約24cmのピザが焼けるオーブントースターです。火力は強(1200W)・中・弱・上だけ・下だけの5段階で切り替えでき、30分タイマーでグラタンや焼きいもにも使えます。強でトースト、中でグラタン、弱でパンの温め直しというように、ダイヤルで使い分けられるシンプルな操作です(参照:パナソニック NT-T501)。

タイガー魔法瓶の「やきたてKAM-S132」は、上に遠赤ヒーターを使ったトリプルヒーターで、トーストを素早く焼けるオーブントースターです。トースト3枚、約25cmのピザが入るワイド庫内で、約80〜250℃の無段階で温度を調節できます。

30分のロングタイマーを備え、焼アミとパンくずトレイは取り外して丸洗いできます(参照:タイガー魔法瓶 KAM-S132)。

トースターは他の物でも代用できる!最悪なくてもOK

トースターで焼いた食パン
  • トースターの代用として、フライパン・魚焼きグリル・オーブンレンジ・ホットプレートでパンを焼ける(単機能の電子レンジでは焼けない)
  • グラタンやお菓子作りもトースターなしでできるが、あったほうが良い
  • 必須の家電ではないが、あったほうが時短にもなって便利

パンを焼くだけならトースター以外の家電でも代用できるため、人によってはなくても問題ないかもしれません。しかし、グラタンやお菓子作りなど、焼くことを代用するとなるとなかなか難しくなります。しっかりとした焼き色や食感を求めるなら、やはりトースターがおすすめです。

比較的安価で手に入る家電なので、ぜひ購入を検討してみると良いでしょう。もし、レンジの機能も兼ね備えたい場合は、オーブントースターもおすすめです。

企画・制作:株式会社ClassLab.「RIRIFE編集部」

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