冷蔵庫の買い替えに伴い、新しい冷蔵庫を迎える日までの準備は思う以上に手間がかかるものです。
準備をスムーズに進めるには、事前の準備と計画が不可欠です。
本記事では、冷蔵庫の買い替えを検討しているとき、引き取り当日までに何を準備すればいいのかを具体的に解説していきます。
長年使った古い冷蔵庫を省エネ性能の高いモデルへ買い替えれば、日々の電気代節約につなげられます。
この記事で冷蔵庫の買い替えまでの準備をチェックしておくと、当日までの手配をスムーズに進められますよ。
この記事でわかること
- 冷蔵庫を買い替える際は、庫内の食品を計画的に消費したり、一次保管するための用意をしておくと良い
- 取替当日には、1時間前から電源を抜き、残りの食材をクーラーボックスに入れておく
- 冷蔵庫の買い替えにあたっては、補助金が使える場合もあるため、あらかじめチェックしておくのがおすすめ
冷蔵庫を買い替えるときの準備
冷蔵庫を初めて買い替えるんだけど、どんな準備が必要かな？当日までにするべきことや流れを知っておきたいな。
まずは、新しい冷蔵庫の導入において必要な準備手順を解説していきましょう。
買い替えまでの準備を円滑に進めるためのポイントを把握しておけば、余計な手間やストレスを避けて新しい冷蔵庫をスムーズに家庭へ迎え入れる準備ができます。
庫内の食品の扱い方など、買い替え時にどうすればいいのか悩みがちなポイントを詳しく解説します。
庫内の食品・食材を減らしておく
冷蔵庫の買い替えを控えている場合、特に重要な準備のひとつが庫内の食材を計画的に減らしておくことです。
新しい冷蔵庫へスムーズに移行するには、食品の無駄を最小限に抑えつつ、引き取りや設置の作業を簡単にするために庫内の食材を減らしておくのがベターです。
買い替え予定日の数週間前から、冷蔵が必要な食品から消費し始めて、長期保存可能な食材や冷凍食品類は新しい購入を控えましょう。
万が一引き取りや設置に時間がかかった場合にも、食品の品質を保ちやすくなります。
クーラーボックスなど保冷できる物を用意しておく
新旧の冷蔵庫の交換作業中は、既存の冷蔵庫の中身を空っぽにして食品を外へ出しておかなければなりません。
夏場などの気温が高い時期であれば、既存の冷蔵庫の中身を新しい冷蔵庫へ移し替えるまでの間、クーラーボックスなどの保冷手段を用意しておくと食材が傷まないので安心です。
クーラーボックスを用意できない場合は、保冷バッグや保冷剤などを使った代替手段も有効です。
前日には給水タンクの水や氷を捨てる
新しい冷蔵庫が届く前日には、既存の冷蔵庫の給水タンクの水や氷を捨てておきましょう。
特に自動製氷機能を備えた冷蔵庫では、この作業を怠ると移動中に水漏れを起こしてしまいます。
給水タンクから水を完全に排出し、製氷機に残っている氷も取り除いて、時間に余裕があればタンクや製氷機を乾燥させてください。
新しい冷蔵庫と取り替える運搬の過程で、水による不意のトラブルを防げます。
冷蔵庫が届く当日におこなうこと
新しい冷蔵庫の到着日にも、円滑に設置作業を進めるためにいくつかの準備をしておく必要があります。
ここからは、新しい冷蔵庫が届く当日にすべき準備作業について詳しく解説します。
具体的な準備内容や設置スペースの最終確認など、当日に必要な準備を事前に把握しておくことで、新しい冷蔵庫を不備なくスムーズに受け入れられるでしょう。
当日の動きをシミュレーションしておけば、時間や労力も節約できます。
1時間前には電源を抜く
新しい冷蔵庫が届く当日には、既存の冷蔵庫の電源を約1時間前には抜いておきましょう。既存の冷蔵庫内に霜がついている場合には霜取り作業が必要です。
特に霜取りを手動でしなければならないモデルでは必須作業なので、電源を抜いて霜を溶かしておきましょう。
また、電源を抜いておくことで運搬時の水濡れを防止できます。運搬通路に水が垂れたり、引き取り業者の車内を水で濡らしたりして迷惑をかけるリスクを避けるためにも必ず行ないましょう。
保存していた食材をすべて取り出して電源を抜いたら、庫内の清掃も済ませられます。
棚や引き出しを取り出して洗い、蓄積した汚れやニオイを取り除いて、古い冷蔵庫をより清潔な状態で引き渡せます。
◆以下の記事で、冷蔵庫の霜を取る方法を紹介しています。参考にしてみてください。
残っている食材をクーラーボックスに入れる
既存の冷蔵庫の電源を切るということは、庫内に保存していた食材を出さなければなりません。
新しい冷蔵庫の設置までの間、特に冷蔵が必要な食品は、品質を維持するために適切な温度管理が重要です。
あらかじめクーラーボックスなど用意しておき、設置当日に冷蔵庫からすべての食品を取り出してクーラーボックスに移しましょう。
このとき、冷凍食品と冷蔵食品を分け、それぞれ適温を保つために冷凍食品用にはドライアイスまたは凍らせた保冷剤を、冷蔵食品用には通常の保冷剤を使用するのがおすすめです。
本体や周りの掃除をしておく
新しく冷蔵庫が届く前に、既存の冷蔵庫の本体やその周辺を掃除しておきましょう。
床のほこりや汚れを取り除くことはもちろん、壁にもほこりや食品汚れなどがついていることが多いため、きれいに拭き取っておきます。
もし到着前に既存の冷蔵庫をどかすことができれば、裏側や下部に積もったほこりやゴミも掃除しておきましょう。
溜まったほこりは冷蔵庫の運転効率を下げるため、きれいな状態で新しい冷蔵庫を迎えて、冷却性能を維持できると望ましいです。
設置後は数時間経ってから食品を入れる
新しい冷蔵庫が届いたら、既存の冷蔵庫から取り出した食材をすぐにでも保管したいですが、数時間経ってから収納しましょう。
冷蔵庫は運搬などで本体が傾いたとき、庫内にある冷却媒体が本来の位置に戻るまでに時間がかかることがあります。
すぐに電源を入れていいかどうかは製品によって違うため、使用前には必ず取扱説明書を読んでください。
そして、新しい冷蔵庫は電源を入れてもすぐに冷えるわけではありません。
製品によってばらつきがありますが、冷蔵庫が冷えるまでは約4時間、冷凍庫が冷えるまでは約6時間ほどかかると言われます。設置場所や季節によっては1日かかることもあります。
冷える前に焦って食材を入れると、しっかり冷やされていない庫内で保管して食材が傷む原因となるので注意しましょう。
◆設置後の電源の入れ方については、以下の記事で詳しく解説しています。
冷蔵庫の買い替えに補助金はある？
冷蔵庫の買い替えを検討する際、大型家電の冷蔵庫は購入費用も高くなってしまうため、コストが大きな懸念事項です。
意外と知られていないのが、冷蔵庫の買い替えには全国の自治体から補助金が交付されるという制度です。
ただしどんな冷蔵庫でもいいというわけではなく、補助金の交付には条件があります。
ここからは、冷蔵庫の買い替え時に利用できる補助金制度について、適用条件や申請方法などを詳しく解説します。
買い替えにかかる費用を抑えて、新しい冷蔵庫をお得に手に入れましょう。
助成金や補助金
冷蔵庫の買い替えを検討している際に、経済的負担を軽減できるのが助成金や補助金の制度です。
これらの制度は、エネルギー効率の高い家電への更新を促進することを目的として国や地方自治体によって提供されています。
制度には利用条件が設けられているため、適用されるのかどうか事前にしっかりと確認しておかなければなりません。
補助金の申請には購入した冷蔵庫のレシートやエネルギー消費効率ラベルなど特定の書類が必要です。
一定のエネルギー消費効率基準を満たす製品に限って補助金が支給されます。
補助金の申請詳細については、居住地の自治体や国が運営する省エネ関連の公式ウェブサイトから最新の情報を確認しましょう。
家電販売店でも補助金制度に関する情報や申請支援を行なっていますので相談してみることをお勧めします。
ポイント付与
東京都内では、省エネ性能が高いエアコン・冷蔵庫・給湯器・LED照明製品へ買い替えた都民在住の人を対象にした、「東京ゼロエミポイント」というポイント付与制度が展開されています。
1ポイント＝1円と換算し、ポイント数に応じて商品券などに交換できるお得な制度です。
特に大型家電の購入では本体価格に比例して付与されるポイントも多いため、購入時の経済的な負担を減らしながら環境にも貢献できるのはうれしいですよね。
東京都以外にも、各自治体では省エネ性能の高い家電を購入することで、キャッシュレスポイントを付与する取り組みが行なわれています。
いずれも予算の上限に達すると早期終了する制度なので、買い替えに迷っている人は早めに購入・申請を済ませることをおすすめします。
補助金があるかの確認方法
それでは、家電買い替え時に利用可能な補助金に関する情報は、どこから入手すればいいのでしょうか。
まずは居住地域の自治体の公式サイトからチェックするといいでしょう。
多くの自治体では環境保全の取り組みの一環として、省エネ効果が高い家電製品の購入を奨励するために、補助金や助成金の制度を展開しています。
家電販売店や製品メーカーのウェブサイトにも、注意して見ると補助金制度に関する情報を提供していることもあります。
販売店のスタッフは最新の補助金情報に精通していることが多いので、地元の販売店舗に行って直接話を聞いてみるのもおすすめです。
冷蔵庫の買い替え時に下取りはできる？
冷蔵庫の買い替えでは、古い冷蔵庫の下取りをしてもらえるのかどうかが気になるところです。
大型家電の冷蔵庫はリサイクル法などに基づいて適切な方法で処分しなければならないため、冷蔵庫の下取りサービスが買い替え時のオプションとして付帯していれば便利ですね。
以下に、主要な家電量販店ごとに、冷蔵庫の下取りサービスの可否や条件を比較して表にまとめています。
| 家電量販店 | 下取りサービスの可否 | 詳細 |
|---|---|---|
| ヨドバシカメラ | × | リサイクル料（171L以上で4,730円） 運搬収集費（550円〜） |
| ビックカメラ | △ | リサイクル料（4,730円） 運搬収集費（2,200円） ※製造7年以内で故障や破損がなければ無料回収 |
| コジマ | × | リサイクル料（4,730円） 運搬収集費（2,200円〜） |
| ヤマダ電機 | ◯ | 製造年数が10年以内まで対象 ※引取りには運搬収集費が上乗せされない |
| ケーズデンキ | × | リサイクル料（4,730円） 運搬収集費（2,200円） |
| ノジマ | ◯ | 2ドア以上：製造5年以内 3ドア以上：6年以内 6ドア以上：8年以内が対象 ※1ドアは対象外 |
冷蔵庫の下取りは、各量販店によって実質無料であるかどうかや、処分にかかる料金が異なります。
一般的に下取りサービスを利用するには、新しい冷蔵庫の購入と同時に申し込む必要があり、下取りされる場合には冷蔵庫の状態やモデル、年式によって価格が変動します。
すべての冷蔵庫が下取り対象ではないので、事前に各店舗の条件を確認しておくことが大切です。
冷蔵庫を買い替える際の処分方法
古い冷蔵庫の処分には、下取りサービスの利用以外にもいくつか方法があります。
自分にいちばん合った楽な手段を選んで、なるべく労力をかけずに古い冷蔵庫の処分ができるとベストでしょう。
ここからは、下取りを利用しない場合に挙げられる古い冷蔵庫の処分方法について、市町村のごみ収集サービスからリサイクル法に基づく正式な処分方法までを解説していきます。
自治体の粗大ゴミで捨てる
古い冷蔵庫の処分方法で下取りの次に挙がるのが、自治体の粗大ゴミ回収サービスです。
まずは居住地域の自治体の粗大ゴミ回収サービスについて、それぞれの地域で定められているルールや手続きを確認してみましょう。
冷蔵庫のような大型家電の回収には、ほとんどの場合は事前の申し込みや専用の処分券の購入が必要です。
処分手数料は自治体によって異なるので前もって確認してみてください。
申し込み時には冷蔵庫を回収してもらう日時を決めておかなければならず、指定の日時に回収希望の冷蔵庫を運び出しておく必要があります。
大型である冷蔵庫は一人で運ぶのは困難なので、無理せずに家族や友人などにフォローをお願いしましょう。
家電量販店の下取りや引き取りを利用する
冷蔵庫の買い替え時に、配送の申し込みとあわせて家電量販店で実施されている下取り・引き取りサービスを利用する方法も合理的です。
ほとんどの家電量販店では、新しい冷蔵庫を購入する際に、こうしたサービスオプションを展開しています。
既存の冷蔵庫がまだ新しかったり状態がよかったりすると、下取り価格分が購入価格から割り引かれることがあり、購入費用を少しでも抑えられます。
もし下取り価格がつかない場合でも、引き取りサービスによって法を遵守したリサイクルが保証されているので、不要になった冷蔵庫を安心して手放せます。
自治体への申し込みは自分ですべて行なうため時間と手間がかかりますが、家電量販店の下取り・引き取りサービスは購入時に店舗でまとめて済ませられるので便利です。
リサイクルショップに売る
古い冷蔵庫の状態が良く、製造年数もまだ浅ければ、リサイクルショップに売却するのもひとつの方法です。
リサイクルショップでは、まだ使える冷蔵庫を買取って、修理や清掃をして再販売しています。
処分費用がかからないばかりか売却が成立すればいくらかの収入となるので、出費をできるだけ抑えたい人におすすめの方法です。
リサイクルショップに持ち込む前には、冷蔵庫をできるだけきれいに掃除しておきましょう。
店舗によっては出張買取を行なっている場所もあるので、自分で運搬が難しい場合には出張サービスを行なっている場所を探してみてください。
不用品回収業者に依頼する
古い冷蔵庫の処分方法には、不用品を回収している業者へ依頼する手段もあります。
不用品回収業者では、家庭から出たさまざまな不用品を回収するサービスを展開しています。
不用品回収業者を利用するメリットは、何と言ってもその便利さにあります。
指定した日時に自宅まで来てもらえるため、重たい冷蔵庫を自分で運び出す必要がありません。
しかし処分費用は業者によって異なり、サービスの内容によっては予想以上に高額になることもあるため、複数の業者を比較検討することをお勧めします。
また、不用品回収業には「古物商許可」が、廃品回収業には「一般廃棄物処理業許可」が必要です。利用を検討している回収事業者がきちんと上記の許可を取っているか確認しておきましょう。
冷蔵庫の買い替えサイン
毎日稼働し続けている冷蔵庫は、故障でもしない限りはなかなか買い替えのタイミングを掴めませんが、今使っている冷蔵庫も気づかないうちの買い替えのサインを発しているかもしれません。
ここからは、冷蔵庫の買い替えを検討すべきサインに焦点を当てて、それぞれの兆候を詳しく解説していきます。
既存の冷蔵庫がまだ十分な機能を果たしているのか、または新しい製品への買い替え時なのかどうかを見極めましょう。
庫内が冷えなくなった
日々冷蔵庫を使っていて、なんだか庫内が冷えにくくなったと感じたときは、冷蔵庫の買い替えサインかもしれません。
冷蔵庫内の冷却性能が低下する原因は複数あり、冷却システムの老朽化、ドアの密閉性の低下、冷媒の漏れなどが考えられます。
修理によって解決できることもありますが、修理費用や将来的な電気代のランニングコストを考慮すると、新しいモデルへの投資が賢明な選択となる場合もあるでしょう。
食品を適温で保存できないと、鮮度や安全性にも影響します。
庫内が十分に冷えなくなったと感じたら、省エネ性能にすぐれた新しい冷蔵庫への買い替えを検討してみてください。
◆冷蔵庫内が冷えない場合の原因や対処法は、以下の記事にてさらに詳しく解説しています。
氷が作れなくなった
製氷皿や自動製氷機能などを使って氷を作る家庭は多いと思いますが、氷が作れなくなるのも買い替えのサインです。
何らかの原因から冷蔵庫内の温度管理に問題が生じて、冷凍機能が正常に働かなくなったり、冷却システム全体の効率が低下したりしている可能性が考えられます。
単に不便なだけでなく、食品の保存状態にも悪影響を及ぼすことにもつながります。
修理費用が新品購入の費用に匹敵するか、それ以上になる可能性があることを考慮すると、冷蔵庫の買い替えを本格的に考え始めるタイミングかもしれません。
異音がする
冷蔵庫から聞き慣れない異音がしたら、これも買い替えを検討すべきサインのひとつです。
通常、冷蔵庫は静かに動作する設計ですが、使用年数の経過と共に、内部部品の摩耗や損傷が原因で異音が発生する場合があります。
異音の種類にはキーキー、カチカチという音などがあり、これらはそれぞれコンプレッサーの故障、ファンの不具合、冷却システムの異常を示唆している可能性があります。
特に、冷蔵庫の稼働音が以前に比べて明らかに音が大きくなった場合は、点検依頼か買い替えを検討してみてください。
騒音として放置するのではなく、冷蔵庫の性能低下や潜在的な故障の警告として捉えて、適切な対応を取りましょう。
水漏れが起きている
冷蔵庫から水漏れが発生していたら、冷蔵庫内部のシステムに何らかの問題が生じている可能性があります。
水漏れの原因はさまざまですが、主にはドアのパッキンの劣化、排水管の詰まり、冷却システムの故障などが考えられます。
場合によっては簡単な修理や部品の交換で解決できますが、長年使っている冷蔵庫だと修理費用が新品購入にかかる費用にほとんど近いというケースもあり、買い替えのタイミングと言えるかもしれません。
冷蔵庫の水漏れは、食品の保存状態にも影響を及ぼし食品が傷みやすくなるリスクもあります。
賃貸物件の場合は床が濡れると家屋に損害を与える場合もあり、放置すればするほどリスクは高まります。
水漏れが起こったら積極的に新しいモデルへの買い替えを考慮しましょう。
冷蔵庫の平均的な寿命は？
冷蔵庫は耐久性が高い家電で、長期間にわたって使用されることが一般的です。
しかし、いつかは新しいモデルへの買い替えを考えるときが来ます。
使用状況やメンテナンスの頻度によっても異なりますが、冷蔵庫の平均的な寿命はおおよそ10〜15年とされています。
この平均寿命を過ぎると、冷蔵庫の効率が低下し始めて消費電力が増加し、電気代が嵩む可能性があります。
寿命に近づくと、ここまで解説してきたように冷蔵庫から異音が聞こえたり冷えが悪くなったりするサインが現れます。
冷蔵庫の買い替えは、省エネ性能の向上による電気代の節約、食品の鮮度や品質をより高く維持できるようになるなど、日々の暮らしの質を高める機会なので、前向きに買い替えを検討してみてください。
冷蔵庫をお得に買い替えるタイミング
高価な家電の冷蔵庫は、購入するならできるだけ安くお得に買い替えたいものですよね。
ここからは、冷蔵庫の購入時にお得に買い替えられる最適なタイミングをご紹介します。
コストパフォーマンスが高くなる時期やセール、キャンペーンを最大限に活用するためのお得な情報を解説。
お得なタイミングを見極められれば、初期費用の大幅な節約が可能です。お得な買い替えのチャンスを逃さず、賢く冷蔵庫を選びましょう。
◆冷蔵庫のお得な買い替え時期については、以下の記事でさらに詳しく解説しています。
モデルチェンジのタイミング
冷蔵庫をお得に買い替える絶好の機会として、まずメーカーのモデルチェンジのタイミングが挙げられます。
新しいモデルが販売される前後は旧モデルの価格が下がるタイミングです。
メーカーは新製品の販売を促進するため従来のモデルを割引価格で販売するので、この時期を見計らって購入すると冷蔵庫をより手頃な価格で手に入れられます。
モデルチェンジの時期には、家電量販店で在庫処分セールも実施されます。
セール期間中には、展示品や僅かに傷があるアウトレット品なども大幅に値下げされることがあり、さらにお得に購入できるチャンスが広がります。
技術的には一世代前の旧モデルとはいえ、新モデルと大差はない十分な機能性を持っているので、最新モデルや最新機能へのこだわりがない人はぜひ検討してみてください。
モデルチェンジの時期は、一般にメーカーによって異なりますが、年度始まりや大手家電メーカーが新製品を市場に投入する春や秋が多いです。
夏と冬のボーナスのタイミング
夏と冬のボーナス時期も狙い目です。この時期には、多くの人が大型家電を購入するための十分な予算があり、家電量販店やメーカーはセールを展開しているのが一般的です。
この時期も新しいモデルの発売前後に合わせて、前モデルが割引価格で展開されるケースが多く、高性能な冷蔵庫を手頃な価格で手に入れられます。
ボーナス期には、各家電量販店が競争をしているため、キャッシュバックキャンペーンや追加のポイント還元、無料の長期保証サービスなど、魅力的な特典がさまざまです。
通常期よりも大きなメリットがあり、購入コストを大きく削減できます。
冷蔵庫の買い替えを検討している方は、ボーナスが支給される時期の数週間前から、気になるモデルの価格動向をチェックし始めることをお勧めします。
年末・歳末セール
年末・歳末セールは、冷蔵庫を含む家電製品をお得に買い替える絶好のタイミングです。
多くの家電量販店やメーカーが在庫一掃を目的とした大規模な割引キャンペーンを展開しています。
年間を通じて最も競争が激しい時期なので、消費者にとって有利な価格設定がなされることが一般的です。
年末にかけては、各自治体からの補助金やエコポイント制度のような政策によるサポートも期待できます。
これらの制度を利用すれば、エネルギー効率の高い新しい冷蔵庫をさらにお得に購入可能です。
年末・歳末セールを最大限に活用するために、欲しい冷蔵庫のモデルやスペックを事前に決めておきセール情報を積極的に収集しましょう。
各販売店・家電量販店の独自セール
家電量販店が開催する独自セールは、冷蔵庫をお得に購入する絶好のチャンスです。
これらのセールは、家電量販店の特定の記念日、年末年始など、決算期などに合わせて開催されます。
最新機能を搭載した高価な冷蔵庫が通常価格よりも割引されることが多く、購入を検討している方にとっては見逃せない機会です。
家電量販店では、展示品の処分セールを行なうこともあります。
店舗内で実際に展示されていた製品であるためわずかな傷や使用感がありますが、機能面での問題はなく、大幅に価格が下がっていることが特徴です。
展示品を購入すれば高性能な冷蔵庫を通常価格よりはるかに安く手に入れられます。
セール情報は、各家電量販店の公式サイトやメールマガジン、チラシなどで事前に告知されることが多いためチェックしておきましょう。
冷蔵庫の買い替えの流れや準備を知ってスムーズに手配しよう
冷蔵庫の買い替えは、前もって手順をしっかり把握しておき、準備と計画を進めることでスムーズに進行します。
本記事では、買い替えまでの準備の各段階における重要なポイントと、準備方法をお伝えしてきました。
冷蔵庫の買い替えでは、新しい冷蔵庫を選ぶだけでなく、今まで使っていた古い冷蔵庫の下取りや引き取りサービスの利用までも考慮しなければなりません。
準備段階では、古い冷蔵庫から食品を移す計画を立てて、冷凍食品の消費を増やしたり、一時的な保冷手段を用意したりすることがポイントです。
省エネ性能の高い冷蔵庫を買い替えとして購入するのであれば、各自治体から展開されている補助金制度の条件を満たしていた場合、独自のエコポイントなどで還元されるケースもあります。
省エネ効率の高いモデルを選ぶことで、長期的な電気代の節約にもつなげられて経済的です。
新しい冷蔵庫の購入と設置をスムーズに行ない、導入を快適にスタートさせましょう。
