新たな生活のスタートとなる引っ越し。そんな大切な節目に、新しくご近所さんになる方々に気配りとして挨拶を行うことは、素敵な習慣の一つですよね。しかし、最近では「引っ越しの挨拶は必要なのか?」という声も聞かれます。
特に、一人暮らしや集合住宅での生活を始める場合、近隣との関わり方について悩む方も多いのではないでしょうか。では、現代の挨拶事情はどうなっているのでしょうか。そして、挨拶をする際にはどのような粗品を選べば良いのでしょうか。そして、相場はどれくらいなのでしょう。
これから引っ越しを控えている方、すでに引っ越してしまったけれどもまだ挨拶を済ませていない方、ぜひ本記事を参考に、自分に合った挨拶のスタイルを見つけてみてくださいね。
引っ越し挨拶はするべきなのか?
新たな生活のステージへと舞台を移す引っ越し。新しい住まいでの生活をスタートさせるとき、多くの方が「引っ越しの挨拶をすべきかどうか」について頭を悩ませることでしょう。引っ越し挨拶は、近隣の方々とコミュニケーションを図れるチャンスです。
しかし、「必ずしも引っ越しの挨拶をすべきということでもない」という意見もあります。それは、どうしてなのでしょうか。また、挨拶を行うことで得られるメリットとは何なのでしょうか。
また、どういったシーンでは引っ越しの挨拶をした方がよいか等、その基準となるポイントも詳しく解説します。新たな生活を始める皆さま、ぜひ参考にしてみてください。
最近は「引っ越し挨拶はしない」という話も聞くけど、どうしたらいいのかな?
引っ越しの挨拶の品は渡さない人も多い
新たな住まいに引っ越すとき、一般的には近隣の方々への挨拶として粗品を用意することがしきたりとされてきました。しかし、近年ではその習慣に変化が見られています。
昨今、引っ越し挨拶の品を手配し、近隣に挨拶回りをするという習慣は必ずしも全員が行っているわけではありません。この背景にはさまざまな理由があります。
一つには、近隣との交流が以前ほど密ではなくなり、他人との距離感が保たれることが一般的になっているためです。また、忙しい現代社会では時間を作るのも一苦労。引っ越し自体に追われ、挨拶回りまで手が回らないという現実もあるのです。
実際に、2014年の調査では引っ越し挨拶をしていない人は40%未満だったところ、2021年の同じ調査では51%に上昇しているという結果も出ています。近所付き合いの形は多様化しているので、引っ越し挨拶の粗品を渡さないからといって近隣から冷たくされることはないでしょう。
何より大切なのは、新しい環境で快適に過ごすために、近隣と良好な関係を築くことです。そのための方法は、引っ越し挨拶の粗品を渡すことだけではなく、日々の生活の中でのお互いへの思いやりや、住んでいる地域のマナーを守ることなのかもしれません。
戸建てなど今後長く住む場合は渡す人も多い
昨今は引っ越し挨拶の粗品を渡す人が減っていると紹介しましたが、戸建ての場合は少し違っています。じつは、上記の2021年の調査では、戸建ての方は60%以上が引っ越し挨拶をおこなっているのです。
その理由として、戸建ての場合、同じ地域で長い間過ごすことになるため、近隣との関係を良好に保つことが大切だから。その第一歩として、自己紹介と共に粗品を手渡すことは、自分が新たなコミュニティの一員になるための大切な手段なのです。
粗品を渡すことにより、顔見知りになり、何かあればお互いに助け合える信頼関係の形成にも繋がります。
このように、粗品を渡すことは近隣とのコミュニケーションを円滑にするためにも大きな意味を持ちます。もちろん、高価なものではなく、もらう側も受け取りやすいものであることがポイントです。
女性の一人暮らしなら挨拶をしなくてもよいかも
引っ越し挨拶は、新しいコミュニティに溶け込むことができる絶好の機会です。しかし、女性の一人暮らしの場合、近隣への挨拶については少し慎重になるべきかもしれません。その理由は、自身の生活スタイルやプライバシーを守るためです。
女性がひとりで挨拶に行くことで、一人で生活しているという情報を無意識に広めてしまう可能性があります。これは、防犯対策という点からも、心配ですよね。
そのため、女性の一人暮らしの場合、引っ越し挨拶で戸別に訪問するのではなく、日常生活の中で自然と近隣の方々とのコミュニケーションを図ることをおすすめします。
例えば、エレベーターで一緒になった際の簡単な会話や、ゴミ出しの際の挨拶など、自然な形でのコミュニケーションで、近隣の方と顔見知りになっていきましょう。
引っ越しの挨拶をすべき範囲
新たな地域での生活を始めるにあたり、「引っ越しの挨拶をするべき範囲」は、多くの人が一度は考える問題でしょう。一体どこまでの範囲の方々に挨拶をすれば良いのか、それぞれの方の生活スタイルや環境により異なります。しかし、平均的な範囲は知っておきたいですよね。
引っ越しの挨拶を考える際、一番近いご近所さんから始めるのが一般的ですが、それだけで十分なのか、マンションやアパートの場合、隣の住人だけでなく、上下の階の住人にも挨拶をするべきなのか等、いろいろと悩んでしまうと思います。
一体、どのくらいの範囲に挨拶に行けばよいのでしょうか。
戸建ての場合
新たな住まいに引っ越しをする際、戸建ての場合は近隣への挨拶がより大切になります。その理由は、戸建ては同じ地域で長期間一緒に過ごすことになるので、地域のコミュニティにすんなりと入ることがポイントになるからです。
また、戸建ての住宅は生活音が共有部分を経由せず直接近隣へ伝わるため、お互いの理解と協調性が求められるということもあります。
では、戸建ての場合にはどの程度の範囲に挨拶をすべきでしょうか。基本的には、自宅から直線距離でおよそ30メートル以内、目と耳の届く範囲と言われています。これは、一般的に生活音や生活習慣が影響を及ぼす可能性がある範囲を意味します。
しかし、この距離はもちろん一定ではなく、状況により変わります。また、戸建ての場合は自宅の向きや道路の配置、地域の風習などを考慮に入れることも重要です。
例えば、自宅から見て反対側に住む近隣の人にも何らかの影響を及ぼす可能性がある場合などは挨拶に行った方が良いでしょう。
戸建ての住宅での生活は、コミュニティとの関わりが重要です。引っ越しの挨拶を通じて近隣の方々との良好な関係を築くことは、これからの毎日の過ごしやすさにもつながるかもしれませんよ。
集合住宅の場合
集合住宅へ引っ越す際、どの範囲に挨拶をすべきかについては、自分の生活がどの程度の範囲の方に影響を及ぼすかという視点で考えるとよいでしょう。集合住宅は共有部分が多く、住人同士の距離が近いため、自分の生活音は思った以上に響くものです。
まず、一番影響が及びやすいのは隣接している部屋の住人です。壁一枚隔てた生活となるため、日常の生活音が直接伝わる可能性が高いです。また、上下の階に住む住人にも挨拶は必要です。
特に、生活音は直接下階へ伝わりやすいため、下階の方には挨拶をおこなうことをおすすめします。
エレベーターや階段、共用廊下などの共有部分に隣接した部屋の住人にも、場合によって挨拶を行うと良いでしょう。
また、マンションの管理人やコンシェルジュなどにも挨拶をすることで、マンションに関するさまざまな情報をもらいやすくなるかもしれません。
集合住宅で皆が快適に生活するためには、住人同士の思いやりと気づかいが大切。近隣の住人への配慮とコミュニケーションは、円滑な生活を送る上で重要なのです。
引っ越し挨拶の粗品の相場
引っ越し挨拶の粗品を購入する際、どの程度の金額のものを選べば良いのか、相場が気になりますよね。挨拶の品として何を選ぶかは、その地域の習慣やそれぞれの方が粗品にかけられる予算にもよりますが、一般的には、300円から1,000円程度が相場とされています。また町内会長や地主さん、大家さん、管理人さんなど、よりお世話になる可能性が高い人に対しては、1,000~3,000円程度と言われています。
もちろん、初めての一人暮らしなど、予算が限られている場合は、相場よりも少し低くても問題ありません。大切なのは、心遣いと挨拶の気持ちを伝えることです。
引っ越しの挨拶は、新たな生活のスタートを切る大切な一歩であり、近隣との良好な関係を築くきっかけとなります。選ぶ粗品は、食品や消耗品など実用的なものが喜ばれます。
新しく住む地域の風習や相手の事情などを考慮しながら、適切な粗品を選ぶことで、近隣との良好な関係を築くことができるでしょう。
引っ越し挨拶の粗品の選び方
新しい引っ越し先で、新たなコミュニティとのコミュニケーションのきっかけになる引っ越し挨拶。引っ越し挨拶をする上で特に重要なポイントとなるのが粗品の選び方です。
粗品の選び方一つで、あなたの第一印象が印象が左右されることもあります。そのため、相手のニーズを考えた商品選びは大切。地域の風土や特性、相手のライフスタイルなどを踏まえた選び方が求められます。
しかし、いくらでも予算をかけられるわけではないので、可能な範囲で負担のないものを選びたいですよね。そこで、引っ越し挨拶の粗品選びの際に考えるべきポイントや、具体的なアイデア等をご紹介します。
相手の家族構成を踏まえて選ぶ
引っ越し先の挨拶時に持参する粗品を選ぶ際、相手の家族構成によって選ぶ品は変わります。一人暮らしかファミリーかによって、ふさわしい品は違いますよね。
一言でファミリーと言っても、さまざまな家族構成があります。小さなお子さまがいる家庭には、ジュースやお菓子などを加えると喜ばれるでしょう。また、高齢の方がいる家庭では、塩分や糖分が控えめの食品や、お茶のセットなどが好まれます。
また、料理をしない一人暮らしの方の方にキッチングッズを渡しても喜ばれないかもしれません。
このように、相手の家族構成によってどのような粗品にするか考えるのは大切ですが、そもそもどのような方が住んでいるのかわからないことも多々ありますよね。そんな時は、ティッシュペーパーや清涼飲料水、お菓子、タオルなど誰に渡しても迷惑にならないものを選ぶことがポイントです。
また、粗品選びは、自己紹介の一環として自分自身を表現する機会でもあります。例えば、自分の出身地の特産品などを選ぶことで、挨拶だけでなく自己紹介にもなり、親しみやすさを演出することができます。
食品は日持ちするものを選ぶ
引っ越し挨拶の粗品は、気軽に渡しやすい食品を選ぶことも多いでしょう。食品を選ぶ場合には、日持ちするものを選ぶことが大切です。
相手がすぐに食べられない場合も考えられますし、すべての家庭が毎日料理をするわけではありません。そのため、長期間保存できる商品を選ぶことで、受け取った相手が無理して食べることなく、ゆっくり楽しんでいただけます。
例えば、地元の特産品やお茶のセット、缶詰やレトルト食品などは保存が利き、食事の一品として活用しやすいため喜ばれます。また、お菓子も人気の粗品ですが、クッキーのような焼き菓子など日持ちするものを選ぶと良いでしょう。
また、日持ちするものを選ぶという視点だけでなく、包装にも心を配りましょう。個包装で好きな時に好きな量を食べられるものや、開封後もフタを閉じて保存できるパッケージのものが便利です。
迷ったら消耗品を選ぶ
引っ越し挨拶の手土産として何を持って行くか迷ったら、消耗品を選ぶと良いと言われています。消耗品とは、使い切りのものや使えばなくなってしまうもののことを指します。例えば、日用品の中でもトイレットペーパーやティッシュペーパー、洗剤などがこれに該当します。
また、食品であれば、お菓子や飲み物、調味料なども消耗品と言えるでしょう。引っ越し挨拶の粗品に消耗品を選ぶ理由は、受け取った方が気を遣わずに使いやすいからです。
例えば、趣味の入ったインテリアアイテムを贈った場合、相手のお部屋の雰囲気に合わなかったり、すでに似たようなものを持っていたりすると、使う機会がないままになってしまうこともあります。
しかし、消耗品であればそのような心配は少なく、日常生活で必ず使うので、受け取った側にも喜んでもらいやすいでしょう。
また、粗品に消耗品を選ぶことは、あなた自身の配慮と思いやりを表すことにもつながります。「もらってうれしいもの」をもらったら、第一印象もアップしますよ。
引っ越しの挨拶として人気の粗品
新たな住まいへの引っ越しは、新しい人生の始まりとも言えるでしょう。その第一歩としてお隣さんとの信頼関係を築くために、挨拶回りは非常に大切な役割を果たします。
そして、引っ越し挨拶に欠かせないものは、粗品。初対面の挨拶と共に渡すものなので重要なアイテムですが、どんなものを選べば良いのか悩んでしまいますよね。一体、どんな粗品が人気なのでしょうか。
お菓子や食品
引っ越しの挨拶の品の中でも特に人気なのが「お菓子や食品」です。お菓子や食品を選ぶ理由の一つは、手軽さ。誰でも気軽に楽しむことができ、保存方法などを気にせずにいつでも召し上がっていただけるというメリットがあります。
比較的リーズナブルな価格で、選択肢が多いと言うのもポイントですよね。また、ギフト用の包装ができるものも多いので、そのまま渡しやすいという点もあります。
また、地元の特産品や名産のお菓子を選ぶと、新しいご近所の皆さまとの会話のきっかけにもなります。ただし、選ぶ際には、アレルギーに配慮した商品を選んだり、賞味期限を確認したりするなど、細かな配慮も必要です。
そして、何よりも大切なのは、自分の思いを形にした挨拶の品を渡すことでしょう。
お茶やコーヒー
引っ越しの挨拶の品選びで選ばれることが多いのが「お茶やコーヒー」。お茶やコーヒーは多くの方が日常的に飲むものなので、万人受けするアイテムなのです。家にいくらあっても飲む機会はあるので、もらっても困りません。
せっかくの挨拶の品なので、有名な産地のものや人気のブランドのものなどを選ぶと、より喜んでもらえるでしょう。同じ金額で、サイズや量が小さくなったとしても、こだわりを持って選んだ商品の方が魅力的なはずです。
そして、選ぶ際には、保存方法や賞味期限をしっかり確認しておきましょう。また、お茶やコーヒーは好みが分かれることもあるため、できるだけ多くの人に合うものを選ぶことをおすすめします。
例えば、苦みが少ないコーヒーや、甘みを感じるお茶などは、幅広い年齢層に好まれます。
日用品や消耗品
引っ越し挨拶の品で人気なのが「日用品や消耗品」です。日用品や消耗品はその名の通り、毎日の生活で使われるもの。例えば、キッチンペーパーや洗剤、トイレットペーパーなどは、家庭で必ずと言っていいほど使われるものがこれに当たります。
受け取った方は活用することができるので、無駄なく使ってもらえますよね。また、消耗品はその性質上、必ず使い切るものです。
そのため、長期間家に置いたままで使うものよりも、受け取った方の負担が少ないとも言えます。これは、引っ越しの挨拶として特に重要なポイントと言えるでしょう。
ただし、選ぶ際には、趣味に左右されないベーシックなものを選ぶことが大切です。無香料や無添加の商品、誰もが日常的に使うブランドやメーカーのものなど、無難なものなどがおすすめです。
お菓子・食品|引っ越し挨拶におすすめの粗品
新しい場所での生活をスタートする際、近所への引っ越しの挨拶は大切なステップとなります。挨拶と一緒に持参するのが、気持ちを込めた粗品です。では、粗品にはどんなものを選べば良いのでしょうか。まずは「お菓子・食品」のカテゴリーから紹介します。
お菓子や食品は、どんな年齢の方にも喜ばれ、手軽に提供でき、受け取る側も負担を感じにくいという利点があります。また、選択肢も豊富なので、選びやすいというのもうれしい点です。
シュガーバターサンドの木(7個入)
お土産やギフトとして定番人気の「シュガーバターサンドの木」。お土産などでもらって食べたことのある方も多いのではないでしょうか。そんな「シュガーバターサンドの木」は、引っ越し挨拶にもおすすめです。
ご存じの方も多いと思いますが、改めてご説明すると「シュガーバターサンドの木」は、シリアルスイーツ専門店「シュガーバターの木」の主力商品。全粒粉やライ麦など7種類の素材を使ったシリアル生地にシュガーバターをかけて焼き上げたものに、ミルキーなホワイトショコラがサンドされています。
なんと1秒に1個売れているという大ヒット商品。知名度が高いので、引っ越し挨拶として安心して選べます。そして、渡される側に立っても、喜びつつも受け取りやすい価格帯というのも魅力です。
Hitotoe キュートセレクション11号
「Hitotoe(ヒトトエ)」は「人と人の縁をつなぐ」「人に笑顔が生まれる」をコンセプトに上質なお菓子をつくっているスイーツのブランドです。この「Hitotoe キュートセレクション11号」は、スティックケーキとプチクッキーのセット。
オレンジケーキ、ミックスベリーケーキ、アップルシュトロイゼル1、抹茶ショコラケーキ、 ニューヨークブラウニー、ショコラクッキー、ストロベリークッキー、キャラメルクッキー、塩バタークッキーの詰め合わせになっています。
見た目がカラフルでかわいらしく、個包装なので食べやすいのもポイント。素材にもこだわった本格派の焼き菓子です。賞味期限が45日~90日あるのですぐに食べてもらう必要がなく、安心して渡せるでしょう。
久世福 風味豊かな万能だしと野菜だしギフト
日本各地のおいしい食材が揃う「久世福商店」。全国のショッピングモールなどに出店しているので、お店を訪れたことのある方も多いのではないでしょうか。久世福商店は、こだわりの調味料やジャム、お菓子など、見るだけでワクワクする商品がたくさん見つかりますよね。
そんな久世福商店で引っ越し挨拶におすすめなのが「風味豊かな万能だしと野菜だしギフト」。焼津のこだわりの鰹節と削り節がベースの風味豊かな万能だしと、洋食にも和食にも使える万能野菜だしがセットになっています。
料理をするとってだしは欠かせませんが、安心して使える素材のだしであれば、使ってもらいやすいでしょう。ファミリー層が多いエリアに引っ越した場合などに喜ばれそうなアイテムです。
久世福 白米が美味しい!久世福なめ茸3種ギフト
こちらも同じく久世福商店で引っ越し挨拶におすすめの「白米が美味しい!久世福なめ茸3種ギフト」。「七味なめ茸」と「かつおのなめ茸」と「なめ茸」が化粧箱に入ったギフトセットです。
いずれも長野県産のえのき茸や国産原料で作った醤油や藻塩を使用していて、「七味なめ茸」には長野県の有名七味店「八幡屋礒五郎」の七味が使用されています。ご飯のお供だけでなく、アレンジレシピも楽しめる商品です。
材料にこだわった一品なので、安心して渡せますね。また、瓶詰めのため、賞味期限が90日以上というのもうれしいポイントです。
食品は日持ちするかどうかが配慮のポイントでもあります。日持ちするだけでなく、常温で置いておけるので、もらった方も負担のないアイテムだと言えるでしょう。
株式会社総本家辻 讃岐うどん・信州そば詰合せ
日本三銘うどんのひとつであり、コシの強さと麺の旨みに特徴がある香川県の讃岐うどんと、長野県で作られている、のどごしとキレの良さが魅力の信州そばがセットになった「株式会社総本家辻 讃岐うどん・信州そば詰合せ」。
うどんやそばは老若男女問わず食べられるものなので、近所の方の家族構成や年齢構成などがわからなくても気軽に渡しやすいですよね。また、うどんやそばは好き嫌いが少ない食べ物なので、どんな方にも楽しんでもらえるのもポイントです。
うどんとそばは4束ずつ入っているので、食べきりやすいサイズ感。紙の化粧箱に入っていて、高級感があるのもポイントです。賞味期限は約1年間なので、負担になりにくいでしょう。
飲み物類|引っ越し挨拶におすすめの粗品
続いて、引っ越し挨拶の粗品としておすすめの「飲み物類」の商品を紹介します。飲み物も、年齢や性別を問わず、幅広い世代に喜ばれること間違いなしのアイテムばかりです。
飲み物というカテゴリーは非常に広いため、さまざまなタイプの商品が含まれます。コーヒーやお茶、ジュースなどあらゆる選択肢があるので、あまりクセがなく、誰でも飲みやすいものを選ぶと良いでしょう。
また、定番商品だからこそ、ちょっとしたこだわりポイントを入れると印象深くなりますよ。
CelebiTEA ハーブティーシリーズ
「CelebiTEA」は、「カジュアルセレブ」をテーマに、高品質な紅茶をカジュアルに飲むことを提案するブランド。この「CelebiTEA ハーブティーシリーズ」は、インド産の茶葉をアルミホイルに包んだスティックタイプのハーブティーです。
スティック状の紅茶は珍しいので、見た目にもインパクトがありますよね。トゥルシー、マサラチャイ、ジンジャーカルダモン、シーバックソーン、レモングラス、カシミーリカーワの6種類の詰め合わせです。
ベーシックなハーブティーや、ハーブティーが苦手な方でも飲みやすいフレーバーが揃っています。いずれも飲みやすいフレーバーばかりなので幅広い年代の方にもおすすめ。オーガンジーの巾着袋に入ったおしゃれなパッケージもポイントです。
カゴメ すこやかファミリーギフト(8本)
「カゴメ すこやかファミリーギフト(8本)」は、100%フルーツジュース「100CAN」と野菜とフルーツのおいしさを実感できる定番野菜ジュース「野菜生活100」の詰め合わせ。
「野菜生活100」は、ベリーサラダとマンゴーサラダの2種類、「100CAN」は、りんごとオレンジ、ぶどうの3種類が入っています。
いずれも160gの缶に入ったちょうどいい飲み切りサイズなので、ちょっとのどが渇いた時などに気軽に飲んでもらいやすいでしょう。
子どもから大人まで年齢を問わず喜ばれるジュースは、引っ越し挨拶の定番です。定番だからこそ、素材にこだわった、おいしく飲めるものを選びたいですよね。日持ちもするので、少人数の家族に渡した場合も安心です。
神戸紅茶 KOBE TASTING BOX
「神戸紅茶 KOBE TASTING BOX」は、老舗の紅茶メーカー「神戸紅茶」の人気のティーバッグ「生紅茶(きこうちゃ)」全7種類が入った詰め合わせ。
「イングリッシュブレックファスト」「ロイヤルブレンド」「アールグレイ」「オレンジアールグレイ」など、ストレートティー向けやミルクティー向け、フレーバーティーなどさまざまな種類が入っています。
フィルターには、抽出力の高いコットンフィルターを採用していて、紅茶本来の味をしっかり楽しめるのもポイント。
紅茶鑑定士がブレンドした、紅茶初心者から紅茶上級者まで楽しめる味わい。ギフトの定番の紅茶だからこそ、ちょっと差をつけられるものを選びたいですよね。
白を基調とした、シンプルでおしゃれなパッケージも魅力的です。
スターバックス プレミアムミックスギフト
スターバックスのスティックコーヒーがセットになった「スターバックス プレミアムミックスギフト」。スターバックスのお店でも人気のカフェラテとキャラメルラテの2種類が入っています。
スターバックスの店舗と同様のアラビカ種100%の豆を使っていて、お湯を注ぐとふわふわでクリーミーな泡を楽しめます。
「カフェラテ」はなめらかでクリーミー、ミルクのリッチな味わいが特徴。「キャラメルラテ」は、甘くて香ばしいキャラメルの味わいとミルク感を楽しめるアイテムです。
お湯を注ぐだけなので飲むのに手間がかからず、手軽なのもうれしい点です。人気コーヒーチェーンの「スターバックス」のギフトは、引っ越し挨拶に渡すと喜んでもらえること間違いなしですよ。
キャラバンコーヒー&スイーツセレクション
1928年に横浜の馬車道で創業した、「確かな技術」と「美しさへのこだわり」が誇りの老舗珈琲店「キャラバンコーヒー」。伝統の品質を守る、自家焙煎のこだわりのコーヒーを提供していることで有名です。
このキャラバンコーヒーのドリップコーヒーと焼菓子がセットになったのが「キャラバンコーヒー&スイーツセレクション」。甘さを抑えた軽い食感のシュガーラスクと香ばしい風味のココナッツラスクが入っていて、どちらもコーヒータイムにぴったりの味わいです。
ドリップコーヒーなので、飲みたい時に1杯ずつ気軽に飲めるのがポイント。コーヒーの抽出器具などはどの家庭にもあるわけではないので、こうした、手軽に誰でも楽しめるものを選びましょう。
日用品・消耗品|引っ越し挨拶におすすめの粗品
最後に、「日用品・消耗品」のカテゴリーの商品を引っ越し挨拶の粗品としておすすめします。これらのアイテムは、どの家庭でも一般的に使用されるものばかりなので、どなたでも喜んでもらえる可能性が高いでしょう。
また、実用性の高い商品ばかりなので、受け取った人に余計な負担をかけないというのもポイントです。
なお、日常的に使うものだからこそ、商品の安心感やこだわりは大切。ベーシックでよく利用されるメーカーや、自然素材のものなどを選ぶことをおすすめします。
ライオン キレイキレイギフトセット
おなじみのライオン キレイキレイの除菌用品がセットになった「ライオン キレイキレイギフトセット」。
「キレイキレイ薬用泡ハンドソープ250ml」「キレイキレイ薬用泡ハンドソープ・詰替用200ml」「キレイキレイ除菌ウェットシート(ノンアルコールタイプ)10枚」が化粧箱に入っています。おなじみのキレイキレイのキャラクターが描かれた化粧箱は、渡すだけでほっこりした気分になれそうです。
ハンドソープは詰め替え用もセットになっているので、たっぷり使えるのもうれしいポイント。どれも毎日の生活で必要なものなので、どのご家庭でもきっと喜んでもらえるでしょう。いつも使うおなじみブランドのものだからこそ、渡す方も受け取る方も安心感がありますよね。
Essencias de Portugal スクエアソープ
「Essencias de Portugal スクエアソープ」は、ポルトガルで人気のブランド「Essencias de Portugal(エッセンシアス デ ポルトガル)」の洗顔せっけん。
オーガニックにこだわっていて、赤ちゃんやペット、ヴィーガン、妊娠中の方も安心して使えます。どんな方が近所に住んでいるかわからないので、誰でも使ってもらいやすいものというのは、渡しやすいですよね。
バイオレット、ラベンダー、ホワイト ジャスミン、ユーカリ、レッドフルーツの5種類があり、それぞれおしゃれなデザインなのでギフトにぴったり。ひとつひとつ手作りされていて、精油もたっぷり配合されているため、香りもしっかり楽しめます。
ライオン キッチンセット
ライオンの定番商品が詰めあわされた「ライオン キッチンセット」。「チャーミーマジカ速乾プラスカラッと除菌シトラスミントの香り220ml」「リードヘルシークッキングペーパー小(4枚)箱入」「リード冷凍も冷蔵も新鮮保存バッグS(3枚)箱入」「リード冷凍も冷蔵も新鮮保存バッグM(3枚)箱入」がセットになっています。
どれも日常的に使うのもばかりなので、お料理をされる方にとってはいくつあっても困らないものです。
しかし、お料理をされない方にとってはあまり使う機会がないものが入っている可能性があるため、一人暮らし世帯が多いエリアには向いていないかもしれません。ファミリー層の多いエリアの粗品にぴったりでしょう。
西川 オーガニックコットン フェイスタオル2枚セット
タオルも引っ越し挨拶の定番商品です。だからこそ、素材にこだわった、喜んでいただけるものを選びましょう。
「西川 オーガニックコットン フェイスタオル2枚セット」は、パイル部分にオーガニックコットンを100%使用した日本製のタオル。吸水性が良く、清潔感があります。
タオルは赤ちゃんからお年寄りまで、誰でも使うものですよね。そして、これこそ消耗品なので、家に何枚あっても困りません。そのため、どんな家族構成の家でも重宝されるでしょう。
しかし、デザインや色などが個性的過ぎると趣味に合わない、といったこともあるので、なるべくシンプルなものを選ぶことがポイントです。毎日使うものだからこそ、心地よく使ってもらえる心配りが大切ですね。
引っ越し挨拶の粗品はもらってうれしいものを選ぼう
引っ越し挨拶の粗品は、新しいコミュニティで円滑に新生活をスタートするための潤滑剤になります。だからこそ、粗品選びは重要。粗品を選ぶときには、自分がもらってうれしいか、という視点が大切です。もらってうれしいものを贈るというのはプレゼントの基本ですよね。
しかし、自分の趣味だけで選ばず、相手の気持ちになって考えることも忘れてはいけません。誰でも使いやすく、もらって負担のないものを選ぶことがポイントです。
心を込めて選んだ引っ越し挨拶の粗品で、新たな生活を気持ちよく始めましょう。