調理を手軽に行うために必要不可欠なキッチン家電のひとつであるミキサー。しかし、使った後のお手入れが面倒で、ミキサー選びに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、洗いやすさに注目したおすすめのミキサーについてご紹介していきます。お手入れがしやすいとミキサーを使うハードルも下がるので、どんどん活用できますね。小型サイズや静音性、大容量など、必要な目的別のおすすめの製品も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
洗いやすいミキサーのポイント
最近野菜が不足しがちなので、ミキサーを買ってスムージーでも作ってみようかな~。でも洗うのが面倒そう…
あると便利なキッチン家電のミキサーは、スムージーやシェイク、アイスなどを手軽に作れる便利なアイテムです。しかし、使用後の洗浄が手間や時間がかかるため、毎日の料理に取り入れるのを躊躇している方もいるかもしれません。そこで注目したいのが、洗いやすいミキサーです。
お手入れのしやすい設計のミキサーは、忙しい主婦や独り暮らしの方、料理初心者にとっては、大変便利なキッチン家電であると言えます。洗いやすいミキサーを選べば、料理の後片付けの手間が減って、片付けのストレスも少なく済みます。
パーツが少ない
洗いやすさに大きく関わるのが、パーツの数です。多くの場合、ミキサーにはブレードやカップ、カバー、パッキンなどのパーツが含まれています。
これらのパーツは分解してから洗う必要がありますが、パーツの数が多いと分解作業が面倒です。洗うときに見落としがちな箇所も出て、汚れが残ってしまうこともあります。
そこで選びたいのが、パーツが少ないミキサーです。分解の手間が少なく洗浄作業も簡単なので、汚れの見落としも少なくなります。洗浄後の組み立ても簡単です。時間や手間をかけずに洗えるため、ミキサーを活用する機会も増えるでしょう。
パーツを簡単に分解できる
洗いやすいミキサーを選ぶ際には、パーツを簡単に分解できるかどうかも大切です。分解が複雑なミキサーだと、使用後の洗浄から組み立てまで手間がかかって大変です。分解が簡単にできるミキサーを選んで、少しでも手間を省きましょう。
分解できるミキサーは、本体とヘッドを分解して、ヘッドからブレードまでのパーツを外せます。取り外したパーツを食洗機で洗浄できる製品もありますよ。
クイックレバー式のミキサーは、クイックレバーを外してパーツを分解します。レバーを戻すだけでパーツを固定できるので、分解や組み立てがとてもスムーズに行なえます。
刃にスポンジが引っ掛かりにくい
食材を刻んだり混ぜたりするカッター部分は、刃の形状によってはスポンジが引っ掛かって洗いにくい場合があります。
スムーズな洗浄ができるように、刃の形状や素材に注目しましょう。ステンレス製の刃は耐久性が高く錆びにくいので安心して洗えます。刃を取り外せるミキサーも、洗浄時に刃をしっかりと洗浄できて衛生的です。
刃にスポンジが引っ掛かりにくい形状であること、ステンレス製の刃であること、刃が取り外しやすい構造であることなどを抑えてミキサーを選ぶと、手軽に洗えて便利です。
食洗機に対応している
食洗機を使用している家庭では、ミキサーが食洗機に対応しているかどうかも選ぶポイントのひとつです。食洗機は、手洗いよりも衛生的かつ簡単に洗えるため、忙しい人にとっては特に重宝します。
すべてのミキサーが食洗機に対応しているわけではなく、一部のミキサーはプラスチック製で、高温や強い水圧に弱い場合があります。食洗機に非対応のミキサーパーツは手洗いが必要で、洗い方によっては手間や時間がかかります。
食洗機では高温や強い水圧がかかることがあります。食洗機対応のミキサーは、耐熱性や耐久性に優れた素材で作られていることが多く丈夫な設計です。また、大きさや重さがあるパーツは、使っている食洗機の庫内にきちんと収まるかも確認しましょう。
クリーニング機能が付いている
洗いやすいミキサー選びでは、クリーニング機能が付いているというポイントも重要です。ミキサーに自動洗浄機能があると、掃除の手間が格段に楽になりますね。自動洗浄機能は、水や洗剤を入れてボタンを押すだけで、自動でミキサーを洗浄できます。
クリーニング機能が付いているミキサーは、手動での洗浄よりも清潔に保てるため、食材の汁や匂いが残りにくく、衛生的に使えるというメリットがあります。
特に、シェイクやスムージーをよく作る人や調理をする人にとっては、こまめにクリーニングできるミキサーは便利です。ただし、洗浄液や洗浄方法にも注意が必要なので、取扱説明書をよく読んで、正しい洗浄方法を確認しましょう。クリーニング機能が付いている場合でも、定期的な手洗いは必要です。
そのほかのミキサーの選び方
ミキサーは種類や機能、価格帯もさまざまで、選び方に悩んでしまうこともあります。悩んだときには、サイズや容量、刃、氷に対応しているか、容器の素材、付属パーツや使用用途などに注目してみましょう。
刃の形状や素材によっても、処理できる食材や粉砕力が変わってくるため、使用する食材に応じたものを選びます。また、氷にも対応していればスムージーやフローズンドリンクを作る際に便利です。
容器の素材には、ガラス製やプラスチック製がありますが、割れにくさや耐久性などを考慮して選びます。付属パーツや使用用途によっては、ミキサー本体だけでなく、フードプロセッサーなどがセットになったものもあります。
これらの選び方のポイントを踏まえて、自分の使用目的や予算に合わせて、最適なミキサーを選びましょう。
サイズ・容量
ミキサーの容量には「ジャグ容量」と「処理容量」があります。ジャグ容量は、ミキサージャグに入る最大の液体の量を表しています。処理容量は、ミキサーが一度に処理できる最大の食材の量を表しています。家庭の人数や調理の頻度、使用目的に合わせて、適したサイズや容量を慎重に選びましょう。
ジャグ容量は大きくても、処理容量が少ないミキサーは、一度に処理できる食材の量が制限されます。一方、処理容量が大きくても、ジャグ容量が小さいミキサーは、液体の入れすぎによって溢れてしまうことがあります。
サイズが大きいミキサーは、多くの食材を一度に処理できるため、大人数や頻繁に調理をする家庭に向いています。一方で、小型のミキサーはコンパクトで収納しやすく、少人数の家庭や一人暮らしには向いています。
波刃・平刃
ミキサーを選ぶうえで、刃の形状も重要なポイントのひとつです。ミキサーの刃には、「波刃」と「平刃」の2種類があります。波刃は、波打った形状をしており、刃先がギザギザとしています。
食材を細かく刻めるため、滑らかな食感が求められるスムージーやジュースに向いています。硬い野菜や果物もスムーズに処理できるのが特徴です。波刃は切れ味がよく、刃の間隔が広いため、食材が詰まりにくいという利点もあります。
刃先が直線的な平刃は、食材に切り込みを入れる面積が広い刃で、すばやく食材を処理できて、洗いやすいというメリットもあります。スムージーやジュースなど、滑らかな食感の処理には不向きです。
ミキサーを選ぶ際には、波刃と平刃それぞれの特徴を理解して、自分の使用目的に合わせて選ぶと良いでしょう。中には、波刃と平刃を併用できるミキサーもありますので、複数の刃を持つタイプを選ぶとより幅広い用途に対応できます。
氷に対応しているか
ミキサーはスムージーやフローズンドリンクなどを手軽に作れますが、氷をミキシングしたい場合は、氷に対応しているかが重要です。非対応のミキサーを使うと、モーターに負荷がかかって故障する場合があります。
氷に対応したミキサー選びには、モーターパワーや刃の形状を確認しましょう。氷のミキシングには、モーターのパワーが必要です。
パワーが不足しているミキサーを使うと、氷を割ることができず、詰まってしまったり、モーターが壊れたりすることがあります。刃の形状は、氷をより細かく刻むことができる波刃が適しています。
容器の素材
一般的なミキサーの容器には、ガラス、プラスチックなどの素材が使用されています。
ガラス製の容器は耐久性が高く、熱に強いため、温かい飲み物やスープを作る際におすすめです。ただし、ガラス容器は重さがあって落としてしまう危険があるため、扱いには十分に注意が必要です。
プラスチック製の容器は軽く、割れにくいメリットがありますが、反面で傷がつきやすく、食べ物の匂いや色が移りやすいデメリットがあります。
ガラスのように透明なトライタンという素材でできたものは、多くのミキサーに採用されていて、軽量で扱いやすく耐久性も兼ね備えているのでおすすめです。
容器の素材を選ぶときは、使用頻度に応じて耐久性が高い素材を選びましょう。
付属パーツや使用用途の多さ
ミキサーを選ぶ際に、付属パーツや使用用途の多さから選ぶのも注目点です。付属パーツが多いと、その分価格が高くなることがありますが、使い勝手やレパートリーが向上します。
付属パーツのメリットは、ミキサーの使用用途が増えたり、使用する食材の特徴や大きさ、硬さなどに応じて使い分けが可能になることです。
ミキサーでできる役割が増えれば、料理の幅が広がります。さまざまな調理に使えて便利な、1台で何役もこなせる製品を選びましょう。
おすすめの洗いやすいミキサー
続いては、洗いやすくて手間がかからないおすすめのミキサー製品をご紹介していきます。洗いやすいミキサーは、本体と容器を分解して洗うことができるものがおすすめです。刃が取り外し可能なタイプで、刃や容器に食品がこびりつきにくい素材が使用されているものも洗いやすいです。
耐久性に優れたガラス製は、匂いや色移りがしにくいため、洗いやすさだけでなく衛生面でも安心ですよ。洗いやすく使い勝手もよいミキサーを選ぶことで、料理のストレスを軽減し、快適なキッチンタイムを過ごせます。
パナソニック ファイバーミキサーMX-X701
パナソニックのファイバーミキサー MX-X701は、食感を残したい食材を後から投入できる「アレンジホール」が特徴の製品です。角切りのリンゴなどをアレンジホールから投入すれば、食感の残った噛めるスムージーが完成します。
とろみの少ないなめらかなスムージーを作りたい場合には、チェイサーカップから水の微調整が可能です。のこぎり状の大型刃で鋭い切れ味の、パナソニック独自の「ブラックハードチタンコート ファイバーカッター」を採用し、繊維や氷も細かく切削できます。
運転中に空回りしやすい葉野菜などは、フタ部分から「スムージーバー」を入れて抑えると、フタを開けずにミキシングできます。仕上がったスムージーを最後にかき出すときにも活躍する便利な付属品です。
象印 ミルつきミキサーBM-SS10
象印のミルつきミキサーBM-SS10は、粉砕と切削の2役を担う象印独自の構造「クラッシュ&カット チタンコートブレード」が特徴のミキサーです。葉物野菜の細かなカットはもちろんのこと、氷などの硬い素材までしっかりと粉砕します。
強度と透明性に優れている高機能なコポリエステル樹脂を採用しているので、ガラスよりも軽く1L容量でも楽に持ち上げられます。
ミキサー容器やブレード部分は、軽く回すだけと取り外しも簡単です。ブラシが入りにくい刃回りなども、囲いをなくしてお手入れしやすく配慮されています。
ブラウン パワーブレンド3 ブレンダーJB3060
ブラウンのパワーブレンド3 ブレンダーJB3060は、480Wの出力が生み出す回転スピードで、固い食材もすばやくパワフルにミキシングするブレンダーです。
ブラウン独自の三角形ジャグで、食材の回流を促す構造です。すばやく食材がかくはんしていくことや、丸型ジャグよりも注ぎやすいというメリットがあります。
ブレードをはじめ、各パーツは取り外してお手入れできます。一部のパーツ以外は食洗機にも対応しているので、まとめ洗いに便利です。上品なデザインもおしゃれで、キッチンに置いておくだけでも素敵なインテリアになります。
コイズミ ミルミキサー KMZ-0601
コイズミのミルミキサーKMZ-0601は、ジュースからスープまで調理できるミルミキサーです。ミルとして使用する場合は、液状のものから乾物まで使えて、ふりかけやソース、離乳食作りにも活躍します。
フタ部分には小さな窓が付いているので、調理の途中で足したい食材があっても、電源を切ってから後入れが可能です。後から食材を投入して、素材の食感を楽しむのもおすすめ。
部品は取り外し可能なので、それぞれを水洗いして簡単にお手入れできるところがうれしいポイントです。
小型|おすすめの洗いやすいミキサー
キッチンスペースが限られている人や、一人暮らしの方など、コンパクトサイズの小型ミキサーが求められることもあります。続いては、コンパクトサイズの小型ミキサーから、おすすめ製品をご紹介します。
コンパクトサイズのミキサーは、スペースを取らずに収納できるので、キッチンスペースが限られている方におすすめです。比較的手頃な価格であることが多く、初めてミキサーを購入する人や、購入費用を抑えたい人にもおすすめですよ。
小型でも十分な性能を持っているものが多く、スムージーやジュース、ドレッシングやソースなど、いろいろなレシピを作れます。
KOIOS ミキサーBL219B
KOIOS社のミキサーBL219Bは、コンパクトで小型ながらも、400Wのハイパワーとステンレス製の6枚刃で、氷までしっかり砕けるミキサーです。スムージーをはじめ、離乳食やヴィシソワーズなども作れます。
分解も簡単にできて洗いやすいので、忙しい時間帯でも手早く洗浄できます。飲み口を付けるとそのままボトルとして飲めるので、洗い物も少なく済みます。
ワンプッシュだけで美味しいジュースが出来上がり、キッチンにも省スペースで置けるコンパクトサイズです。
パナソニック タンブラーミキサーMX-XP102
パナソニックのタンブラーミキサーMX-XP102は、トライタン樹脂製のタンブラーを採用しており、使いやすさと洗いやすさに配慮されたミキサーです。コンパクトなサイズでありながら、高い切削性を発揮します。
容量は400mL、高さは約38cmとコンパクトですが、スムージーもきちんとなめらかな食感で作れます。完成したものはタンブラーから直接飲めて便利です。
スムージーをはじめ、スープやプリンなども楽しめます。レシピブックも付いてくるので、いろいろと試してお気に入りのレシピを見つけてみましょう。
テスコム Pure Natura TML20B
テスコムの「Pure Natura TML20B」は、ウェットとドライの両方に対応できるミル付きミキサーです。離乳食やドレッシング、ヴィシソワーズなども作れます。センターキャップで大さじ1杯が量れるので、調理の途中で少しだけ材料を加えたくなったときに活躍するでしょう。
容量は1〜2人分にちょうどいいサイズ感で、スムージー作り専用のミキサーボトルを活用して、毎日美味しいスムージーを楽しめます。付属している茶葉専用のお茶カップでは、波刃チタンカッターにより茶葉を粉末状にして、体に良いカテキン成分を摂取しやすくできます。
ティファール ミックス&ドリンク ネオ BL13AEJP
ティファールのミックス&ドリンク ネオ BL13AEJPは、4枚刃とチタンコーティングによる、ティファール独自の「Powelix lifeブレード」で耐久性を従来品の2倍にアップグレードさせた、丈夫なブレンダーです。
スピードは高速・低速の2段階スピードから稼働調節ができて、氷などの硬い食材でも耐えられる、300Wのパワフルなモーターで、高い耐久性を誇ります。
洗いやすい小型サイズで、出来上がったスムージーなどは直接飲めるので、カップを準備する手間や洗い物の手間が少なく済みます。
アイリスオーヤマ IBB-600
アイリスオーヤマのボトルブレンダー IBB-600は、ジュースやスムージーを作ってボトルの専用のフタを付ければ、持ち運びしやすくなる便利なボトルブレンダータイプです。
330mlの小さいボトルと、600mlの大きめボトルの2つが付属していて、作る量に応じて好みのボトルを選択できます。どちらも食洗機に対応しているので、まとめ洗いできて便利です。
ボトルはトライタン製なので臭い移りが少なく、耐久性にも優れています。ステンレス素材の4枚刃はチタンコーティングされているので、氷まで砕ける切れ味です。
日立 VEGEE HX-C2000
日立のVEGEE HX-C2000は、ボトルに材料を入れてからポンプを15回ほどプッシュすると、中の空気を抜いて真空環境を作れます。真空かくはんできるので食材が空気へ触れず、変色や酸化を抑えられます。
色が変わりやすい果物類も、色鮮やかなままでフレッシュに味わえます。出来上がった飲み物などは、真空状態のままで保存しておけるので、時間が経ってから飲んでも新鮮な味です。
真空環境にすることで、スムージーが泡立ちにくいことや分離しにくいというメリットがあります。真空状態によって、毎日上質なスムージーを楽しめるコンパクトなブレンダーです。
BRUNO ミニボトルブレンダーBOE073-PBE
BRUNOの「ミニボトルブレンダーBOE073-PBE」は、材料を入れたら上から押さえるだけで簡単にドリンクを作れる、コンパクトなブレンダーボトルです。フタをして保存や持ち歩くこともできます。
容量は280mlで、一度で飲み切りやすいサイズ感も魅力です。1人分をドリンクを余らせることなく作れるので、無駄がありません。
本体カラーはパステル調のバリエーションで、ブルー、アイボリー、ピンクベージュから好みの色を選べます。シンプルで飽きのこないデザインです。
静か・静音|おすすめの洗いやすいミキサー
ミキサーはパワフルに食材をミキシングするため、動作時の音が大きく騒音が気になることもあります。ここからは、静音性に注目して、稼働音が比較的小さいおすすめのミキサー製品をご紹介します。
静音性を意識した製品は、モーターや刃の振動を抑える工夫がされているので騒音が軽減されます。早朝や家族が寝ている時間帯、夜間に調理をする場合にも便利です。
静かな時間帯にミキサーを使う頻度が多い人や、自分で使っていて音が気になる人は、気兼ねなく使える静音タイプを選びましょう。
タイガー SKT-G100
タイガーのSKT-G100は、運転音にこだわって作られた「良い音設計シリーズ」のミキサーです。心地よい運転音になるよう設計され、朝でも夜でも気にならずに使えるよう配慮されています。
一般的なミキサーでは、運転音は約75dB前後ですが、このSKT-G100は66dBを実現していて、騒音数値以上に実際に感じられる実感音を、約45%減少させています。
音だけではなく、洗いやすさなどのお手入れ面、操作性や安全性にもこだわっています。ステンレス素材の6枚刃はブラックチタンをコーティングし、静音ながらも鋭い切れ味でドリンクなどを調理します。
ビタントニオ マイボトルブレンダー VBL-60
ビタントニオのマイボトルブレンダーVBL-60は、早朝や夜間の使用でも時間を気にせずに使えるよう配慮された、静音設計のコンパクトブレンダーです。ボトルからそのまま飲めて、洗い物の手間も少なく済みます。
接続部にラバー素材を使って減音効果を高め、さらに減音カバーを使うことによって、従来品よりも動作音を約12%も減少させています。容量は400mlで、1〜2分のドリンクを作るのにちょうどいいサイズ感です。別売りのミルを購入すれば、コーヒー豆を挽くこともできます。
ボトルは食洗器にも対応しており、手洗いも簡単です。本体部分は拭くだけで簡単にお手入れできるので、常に清潔な状態を保てます。
岩谷産業 IFM-S30G
岩谷産業のIFM-S30Gは、静かな動作音を強みとするサイレントミルサーです。約55dBの低騒音設計なので、時間帯を問わずに好きなときに使えます。強い粉砕力を持つ4枚刃カッターは、氷や冷凍食材などの硬い食材から、ナッツ類まで粉砕できます。
お手入れのときに指先が傷つかないよう、刃のエッジをつぶして加工した「ラウンドエッジカッター」を採用しているので、洗浄時も安心です。洗いやすさと静音性に優れ、安全性にまで配慮されています。容器はガラス製なので、ジャーごとレンジ加熱ができて加熱にも便利です。
タイガー SKT-N101GM
タイガーのSKT-N101GMは、独自の技術「トルネード水流」を採用し、食品を上下均一にミキシングできるパワフルなミキサーです。刃物の野菜や果物の皮などは残りやすいですが、トルネード水流でしっかりと巻き込んでかくはんします。
カッターはギザ刃・平刃・波刃3種類の形状を組み合わせて作られ、ブラックチタンコート加工で切れ味も鋭い仕上がりです。6枚刃によって、硬い食材や氷も細かく粉砕できます。
パワフルモードを使えば、なんとアボカドの種までまるごと切削できて、かつなめらかな食感の仕上がりです。果物を丸ごと摂取できて、皮や種を取る手間もゴミも少ないのが嬉しいですね。
recolteソロブレンダー シエルRSB-4
「recolteソロブレンダー シエルRSB-4」は、二重のダブルウォール構造で、作ったドリンクの保冷効果が長持ちします。ダブルウォール構造には、結露が発生しにくいというメリットもあります。
中空部分に好きなデザインペーパーを入れて、オリジナルボトルとしてアレンジもできます。本体カラーは、ホワイト、ブルー、ピンクの3色から選べて、どれも気分が明るくなれるようなかわいらしい色です。
手軽に調達できる食材で作れる、全15種類のレシピを掲載した専用のレシピブックも付属しています。初めてミキサーを使い始める人でも、身近な食材でスムージーやスープ作りを手軽に始められ、初心者向けとしてもおすすめです。
高機能|おすすめの洗いやすいミキサー
続いては、高級価格帯に分類されるミキサーから、人気のあるおすすめ製品をご紹介します。高機能なミキサーは、調理の幅を大きく広げることができる優れたキッチンツールです。
機能に比例して価格も高いため、予算に合わせて購入を検討しなければなりません。特にミキサーの扱いに不慣れなうちは、あまり高機能すぎるものを買っても持て余してしまい、身の丈に合わないこともあります。自分に必要な機能をしっかりと把握してから選びましょう。
Vitamix E310
アメリカに本社を置くバイタミックスは100年以上の歴史を持ち、健康的なライフスタイルを追い求めています。日本を含む世界中のユーザーからも高い評価を得ています。
EXPLORIAN SERIES Vitamix E310の価格は約9万円とかなり高価ですが、価格に見合った機能が搭載されています。
バイタミックスのミキサーは、驚くほどなめらかにミキシングする技術面が魅力です。硬化ステンレス製の刃で、食材を切らずに叩き砕きます。
氷はもちろん、アボカドの種まであっさりと砕ける威力で、凍った果物や野菜を砕いてスムージーやアイスクリームなどを手軽に作れます。調理に合わせた細かい調整も可能で、みじん切りなどに便利なパルス機能には専用スイッチがあり、好みの粗さにできる自由度の高さも魅力です。
ビタクラフトジャパン 真空ブレンダー FRESQOVC-Q1
ビタクラフトジャパンのFRESQOVC-Q1も、真空技術を採用した高機能な真空ブレンダーです。酸化を防ぎ、栄養の損失を最小限に抑えた鮮度の高いドリンクを作れます。最大500出力のハイパワーモーターで、スムージーやジュース、アイスクリーム、スープ、ソースなど、さまざまなレシピを作れます。
真空状態にすることで泡立ちが抑えられるため、なめらかで口当たりの良いスムージーを楽しめますよ。真空タンブラーも付属しているので、新鮮な状態で保存しておけます。ブレンダーをさらに使いこなすのに役立つレシピブックも付いています。
大容量|おすすめの洗いやすいミキサー
大量の調理をする場合や、大家族やパーティー向けのレシピを作る場合など、大容量のミキサーを使うことで調理の効率化が図れます。大容量のミキサーは、一般的に1L以上の容量を持つ製品が多く、大量の食材を一度に処理できます。
一度に多くの材料を混ぜ合わせることができるため、ボウルを何度も交換する手間を省けます。大きな氷や野菜も簡単に処理できるため、ドリンクを作りにも便利です。
ただし、大容量のミキサーはその分大きく重いため、収納場所に困る場合や持ち運びが必要な場合には不向きです。価格が高い製品も多いので、予算に合わせて選びましょう。続いては、お手入れしやすい大容量ミキサーから、おすすめ製品をご紹介していきます。
アントレックス バイタミックスA2500i
アントレックスのバイタミックスA2500iは、高出力モーターを搭載し、高速回転で素材を細かく挽いて、スムージーやスープ、ドレッシングなどを簡単に作れます。2Lの大容量ブレンダージャーで、家族や友人を招待するときにも十分な量を作れますよ。
「全自動プログラムモード」では、食材を入れてダイヤルにマークを合わせるだけで、最適な調理が完了します。混ぜる・砕く・冷やす・刻む・温める・挽く・つぶす・こねるなど、あらゆるレシピに役立つ調理方法が、これ1台で行なえる万能のブレンダーです。
水と洗剤を投入してクリーニング運転できるのもポイントです。中性洗剤を使えるので、使用後にすぐ洗ってきれいな状態を保てます。
ツヴィリングJ. A. ヘンケルスジャパン エンフィニジー テーブルブレンダー53100-800
リングJ.A.ヘンケルスジャパンのエンフィニジー テーブルブレンダー53100-800は、1.4Lの大容量ジャグで、一度にたくさんの食材を処理できます。アイスクラッシュ、カクテル、スムージーの自動プログラムがセットされており、スムージー作りにも最適です。
ジャグは高品質の樹脂であるトライタン製を採用し、耐久性に優れているだけでなく、中の食材がよく見えるので混ぜ具合も確認できます。使用目的や食材に合わせた細かいスピード調整が可能で、氷や堅い野菜などもスムーズに処理できます。
パーツは分解して洗えるため洗浄もしやすく、お手入れも簡単です。自動プログラムでクリーニングを選択すれば、水を入れて回すだけで簡単にお手入れができます。
コンエアージャパン クイジナートパワーブレンダーSPB-650J
コンエアージャパンのクイジナートパワーブレンダーSPB-650Jは、洗いやすく、大容量のおすすめミキサーです。高性能のモーターとステンレススチール製の刃を備えており、スムージーやジュース、スープ、ソースなどの調理に最適です。
1.8リットルの大容量で、たくさんの飲み物を作る必要がある場合や、食材をたっぷり使うレシピを作る場合に便利です。ジャー、キャップ、ブレードなどはすべて取り外しができ、食洗機にも対応しています。付属のクリーニングブラシがで、手洗いでも簡単に掃除ができます。
速度設定には、高・中・低から食材に合わせて調整できます。洗いやすく大容量のミキサーをお探しの方におすすめの製品です。
自分の用途に合った洗いやすいミキサーを選んでみよう
この記事では、洗いやすさに注目したおすすめのミキサー製品のご紹介と、ミキサー選びのコツやポイントを解説してきました。
ミキサーは多彩なレシピを作り出すことができますが、お手入れ面がやはりネックです。せっかく購入しても、面倒だからと眠らせていてはもったいないので、毎日気兼ねなく使うためには、分解が簡単でパーツ数が少なく、洗浄のハードルが低いものを選びましょう。
- 本体パーツが少なく、分解しやすいミキサーは洗いやすい
- カッター部分にスポンジが引っかかりにくい形状がおすすめ
- 食洗機対応や、クリーニング機能の備わった製品も手入れしやすい
- 自分に合ったサイズ・容量から、使い勝手の良い製品を選ぶ
- 調理したい食材によって、効果的な刃の形状を選ぶ
毎日少量のスムージーを作る目的でミキサーを買うのであれば、容量は小さめにしてコンパクトに置けるものが良いでしょう。また、大容量サイズでたっぷりと作りたい場合には、ガラス製のジャーは重くて扱いにくいため、ガラスのように透明な素材のトライタン製のものを選ぶのがおすすめですよ。
また、作ったドリンクを持ち運びたい場合には、専用の飲み口キャップが付いているものや、タンブラー型の製品がおすすめです。
毎日気兼ねなく使える、洗いやすくて手入れしやすいお気に入りのミキサーを選んで、スムージーやスープ、アイスクリームやプリンなどのスイーツ作りにも挑戦して、バラエティ豊かな自炊生活を送りましょう。