ミキサーとブレンダーはどっちがいい?機能・使い方の違いやおすすめ製品を紹介

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ミキサーとブレンダーはどっちがいい?

料理をしていると混ぜたり、刻んだり、泡立てたりと料理の幅を広げたくなることもあるのでは?「小さい子供がいるから、果物をペースト状にしたい」「健康に気を遣いたいのでポタージュなど新たな料理に挑戦してみたい」という人もいるかと思います。

間違いなく料理の幅を広げてくれるミキサーやブレンダー。調べてみると、「ミキサー、ブレンダーとどういう違いがあるの?」と思う方も多いはず。

ミキサーとブレンダー、何が違うの?ほかにもフードプロセッサーとかジューサーというのもあるよね?

そんなミキサーとブレンダー、また、これらと似ているフードプロセッサーやジューサーについても、詳しく違いや強みを解説していきます。

ミキサーとは

ミキサーとは、実はブレンダーと同じものを指しています。海外でミキサーのことをブレンダーと呼ぶようで、食材を細かくすりつぶし、液状にできる製品のことをいいます。

ただ日本では主に置き型のものをミキサーとして取り扱っている企業が多いようです。個体も液状にでき、パワーが強く、たくさんの量の調理もできることが特徴です。

ミキサーの基本的な機能

ミキサーの基本的な機能は、攪拌(かくはん)と呼ばれる機能です。

攪拌とは、シンプルにかき混ぜる機能のことを指し、果物など固形の食材をペースト状にする機能です。また、葉野菜などを細かくカットでき、氷などの硬い材料も入れて回すことが可能なため、スムージーやペースト、ポタージュソース、離乳食などの水分の多い食材や水分を加えて調理する料理に向いています。

ミキサーの相場

相場ですが、主に安価なものであれば2,000円台で売っています。機能が豊富な良いものになれば、20,000円程するものまで存在し、価格が高くなればなるほど、容量や消費電力が大きくなります。その分パワーも備わり、調理の幅も広がります。

なかには静音機能が備わっていながら、パワーもあるミキサーもあるようです。小さなお子さんが寝ている際や、早朝にジュースを作りたいと考えている人にピッタリかもしれません。

ただ相場の平均としては4,500〜5,500円程になるようです。これらの金額を基に、安いか高いかの判断基準を設けてみてもいいでしょう。

ブレンダー・ハンドミキサーとは

先ほど解説したように、ブレンダーとはミキサーと同じ意味を指していますが、ここではハンドブレンダー、ハンドミキサーとして説明していきます。

日本で販売されているブレンダー・ハンドミキサーとは、手で持つタイプで、小型サイズのものが多いと言えます。固いものでもすぐにペースト状にできてしまうミキサーとは違い、ブレンダーは細かい調理などが得意な点が特徴です。

ブレンダーの基本的な機能

基本的な機能としては、ミキサーと同じく混ぜたり、刻んだりする機能が主です。その他にもアタッチメントを取り替えることができ、潰したり・泡立てたりすることが可能なため、ボウルやフライパン上でも使用することができ、使いこなせるようになると料理の幅は確実に広がります。

またミキサーと比べるとコンパクトのサイズであるため、片手で簡単に動かすことができ、手入れも楽なことも特徴の一つです。

ブレンダーの相場

ブレンダーの相場はミキサーよりもやや高く、安価なもので4,000円程高価なものだと40,000円近くの商品まで販売されています。高価なものになるにつれ、刃の回転数が上がり、泡立ての際より滑らかに出来上がります。

アタッチメントの数もより豊富になるため、料理の幅がさらに広がるでしょう。安価に抑えたい人は、アタッチメントが別売りのものもあるようなので、ご自身の用途に合わせて、少しずつ購入するのも良さそうです。

ミキサーとブレンダーに似ている家電

ミキサーとブレンダーと似た機能を持つ家電がフードプロセッサーとジューサーです。どういう違いがあるかよくわからないという人も多いでしょう。

調理の用途によって得意分野が変わってきます。「買ってみたけどうまく使えない」「やりたかった料理ができない」といったことがないように、それぞれの違いを理解しておきましょう。

フードプロセッサー

フードプロセッサーは、ミキサー・ブレンダーに比べ、カッターが大きいことが特徴です。強いパワーでカッターを回転させるため、刻む・混ぜる作業や微塵切り、すりおろしなどが得意です。

例として、餃子のタネや大根おろし、お肉からひき肉を作るといった調理が可能です。基本的に、粗目の状態にする目的なので、なめらかなポタージュやジュースはできません。

最近ではブレンダー同様、アタッチメントを交換できる製品もあり、用途によって使い分けることも可能です。

ジューサー

ジューサーとは名前の通り、フルーツや野菜などの食材をジュースにする家電製品です。

すりおろす際に食材の繊維と水分を分けて抽出することで、サラサラの口当たりのいい、食材100%のジュースを作ることができる点が特徴です。

また、ジューサーの中でも「高速ジューサー」と「低速ジューサー」の2種類があり、食材によって使い分けることで、特徴を活かしたジュースが作れます。繊維質が多めの硬いリンゴやにんじんなどの食材は、高速ジューサーでさらっとしたジュースを、反対に繊維質が少なく、軟らかいミカンやモモ、トマトなどの食材は、低速ジューサーで、濃厚な栄養たっぷりのジュースが作れます。

ここまで違いを見てきましたが、「ミキサー」「ブレンダー」「フードプロセッサー」「ジューサー」での違いは、食材をカットする大きさにあることがわかりました。

  • サラサラの水分にしたいときは、ジューサー
  • 食材の食感を残しながら刻みたいときは、フードプロセッサー
  • ジューサーとフードプロセッサーの間が「ミキサー」や「ブレンダー」

簡単にまとめると上記の通りです。使用したい目的をある程度明確にすると、製品を選びやすくなるでしょう。

ミキサーとブレンダーはどっちがいい?

ミキサーとブレンダーのほか、フードプロセッサーとジューサーの違いも解説してきました。カットしたい食材の大きさやどの料理を作りたいかによって、何を使うかが変わります。

つまり、ミキサーとブレンダーは、何を基準に選べばいいのかな?

ミキサーとブレンダーどちらが向いているのか、さらに詳しく解説していきましょう。

ミキサーがおすすめな人

ミキサーの特徴は、置き型で固いものをスムージーやペースト状にできることが特徴です。果物や野菜を氷と一緒に入れてミキサーにかけることで、スムージーがすぐに出来上がります。

ボトルを取り外してそのまま飲めるタイプもあるので、そのまま持って外出することもできます。料理を簡単に済ませたい人や、小さいお子さん向けにスムージーを作りたい人におすすめです。また、体づくりや健康のために、野菜や果物、ナッツなどを簡単においしく摂取したい人にとってもおすすめでしょう。

ミキサーは、ブレンダーに比べると、容量も大きいので、一度に大容量を調理したい場合には、ミキサーがよいでしょう。

ブレンダーがおすすめな人

ブレンダーの特徴は、アタッチメントを取り替えることで、混ぜたり、刻んだりといった用途を変えられる点にあります。ケーキやポタージュなどを作る際に、役に立つことが多いと言えるでしょう。

これから料理を始めたい人や、メニューの幅を広げたい人にはブレンダーがおすすめです。またアタッチメントを取り替えることで、スムージーやペーストも作ることができるので、幅広い用途で使いたい人や、特別用途が決まっていない人にとってもいいかもしれません。

サイズも小さく、置き場所も取らないので、収納スペースに不安がある人や、一人暮らしの人でも手軽に購入しやすいと言えるでしょう。

おすすめのミキサー

ミキサーとブレンダーの違い、向いている人について解説をしてきました。実際どのようなミキサーが人気なのか、おすすめの製品をご紹介していきます。

象印 BM-SA10

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象印のBM-SA10は「粉砕」と「切削」、2つの役割を持たせた、象印独自の「クラッシュ&カット チタンコートブレード」を使用しています。「粉砕」の機能で氷などの固い食材を粉々に、「切削」の機能で葉野菜などを細かくカットすることが可能です。

食品や用途に合わせた3つのモードを搭載しており、高速回転モードでは果物や野菜のジュースが調理できます。反対に低速回転モードは、よりなめらかな出来上がりを求めるときに向いています。

また、ダイヤルを手動で回すモードも搭載しており、材料の混ざり具合などを見ながら、微調整して調理することも可能です。インテリアとしてもキッチンに馴染むマット調のデザインが特徴で、女性からも人気のミキサーです。

容量ミキサー:1L
重量1,9kg
幅×奥行×高さ15×15×36.5(cm)
コード1.0m
回転数約8800回/分(1000mL定量水負荷時)
78.0db
消費電力225W

タイガー魔法瓶 TIGER5value+ SKS-R100-KD

タイガー魔法瓶の「TIGER5value+ SKS-R100-KD」は、上下を均等に混ぜるタイガー製品独自の「トルネード水流」が魅力。上下を均一に混ぜることができ、細かく残る皮や繊維などをしっかりと攪拌してくれます。

チタンコート刃が6枚搭載されており、「ギザ刃」「平刃」「波刃」の3種類の刃で、食感が残りそうな食材もなめらかに仕上げることが可能です。

専用の「ミルカップ」もついており、だしやコーヒも簡単に作ることが可能。稼働音も比較的小さい製品なので、小さなお子様がいるご家庭にも向いているかもしれません。

容量ミキサー:1L
重量2.2kg
幅×奥行×高さ18.4×16.6×34.5(cm)
コード1.2m
回転数9500回/分 (1000mL水負荷時)
66db
消費電力275W

ティファール ミックス&ドリンク ネオ BL13AEJP

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小さいのにパワーがすごいティファールの「ミックス&ドリンク ネオ BL13AEJP」。幅と奥行きが10cm程度で、他の製品と比べると半分程のコンパクトさがうれしいポイント。小さいながら、氷も簡単に砕けるパワーが魅力的です。

またこの大きさの製品であれば、充電式のものも多いですが、コンセントタイプなので、充電し忘れて使えないといったストレスからも解放されます。

場所を取らないので、一人暮らしやキッチンがそこまで広くない住まいの人におすすめの商品です。しっかりとしたミキサーの機能が欲しいけれど、収納スペースに悩んでいる人に向いています。

容量(L)0.6L
重量1.1kg
幅×奥行×高さ10.5×10.5×31.5(cm)
コード(m)1.3m
回転数低速15,000 高速20,000
-
消費電力300W

テスコム TM8300

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テスコム 「TM8300」はメタルラインのスタイリッシュなミキサーです。氷を砕いてクラッシュアイスにしたり、繊維の多い食材をなめらかな口当たりのスムージーにしたりすることができます。

また、専用のミルボトルも付いており、マヨネーズなどの水分を多く含むものから粉末まで調理が可能です。容量も1.0Lと大容量ですが、収納の際は逆さにしてコンパクトに収納することができるので、そこまで場所を取ることもありません。

しっかりとした容量と、便利な幅広い機能を兼ね備え、総合的にバランスの取れた機能性を持つミキサーと言えるでしょう。

容量(L)1.0L
重量2.5kg
幅×奥行×高さ16.7×16.8×35(cm)
コード(m)1m
回転数約12,000回転/分(1000mL水負荷時)
89db
消費電力240W

おすすめのブレンダー・ハンドミキサー

ブレンダーとハンドミキサーを購入する際は、作りたいものから考えるのがおすすめです。ブレンダーは、複数のアタッチメントが付いていますが、代表的なものには「ブレンダー」「チョッパー」「ホイッパー」が挙げられます。

ブレンダーは、ポタージュ作りやスープ作りに。食材を細かくしながら、攪拌してくれる機能です。チョッパーは野菜などをみじん切りにしてくれる機能、ホイッパーは生クリームなどを泡立ててくれる機能を持っています。

上記を踏まえて、アタッチメントにも着目しながら、自身に合ったブレンダー・ハンドミキサーを選ぶとよいでしょう。

ブラウン マルチクイック7 MQ7035XG

圧倒的パワーが魅力なブラウンの「マルチクイック7 MQ7035XG」。手の動きに合わせてシャフトが上下に伸縮するアクティブブレードテクノロジーを搭載しており、従来より2.5倍も攪拌の範囲を広げることが可能です。固い食材でも400wのパワーで、より細かく滑らかに一気に攪拌してくれます。

手持ちの部分も非常に握りやすい設計になっており、スピードコントロールを握り具合で変えられる業界初のイージースマートスピードテクノロジー付き。

機能性はもちろん、操作性も抜群のハンドブレンダーです。

重量0.85kg
幅×奥行×高さ7.0×7.0×41.5(cm)
重量0.85kg
チョッパー使用容量500mL
回転数13,800回
アタッチメントブレンダー・MCチョッパー・泡立て器・フードプロセッサー
コードレス対応
コード(m)1.2m
ボトル容量600mL
連続稼働時間1分(ブレンダー使用時)
消費電力400W

パナソニック MX-S302

パナソニックの「MX-S302」は、1台で「混ぜる」「潰す」「刻む」「泡立てる」の4役こなせる点が特徴です。

4枚刃のブレードが搭載されているので、野菜や果物の繊維まで細かくカットし、攪拌できます。また操作もしやすく、ロックと解除の機能を手持ち部分で切り替えられるのも安心です。

用途別に食材のレパートリーが記載されたレシピブックも付いてくるので、ブレンダー初心者の人にもおすすめです。

重量0.9kg
幅×奥行×高さ6.4×7.1×41(cm)
重量0.9kg
チョッパー使用容量200g
回転数
アタッチメントブレンダー,チョッパー,ホイッパー
コードレス対応
コード(m)1.3m
ボトル容量700mL
連続稼働時間1分
消費電力200W

テスコム Pure Natura THM332

1台で5役をこなせるテスコムの「Pure Natura THM332」。「潰す」「混ぜる」「刻む」「おろす」「泡立てる」の5つの用途で使える優れものです。

他製品と比べて、おろし系の調理ができる点が魅力の一つ。ざくざくした粗めのおろしから細かくふわふわのおろし、そしてとろろまで対応が可能です。

スピード調整等の機能はありませんが、コスパとしては十分な使い勝手と言えるでしょう。

重量0.54kg
幅×奥行×高さ6.1×6.9×34.3(cm)
重量0.54kg
チョッパー使用容量150mL
回転数11,800回/分
アタッチメントブレンダー,チョッパー,両面おろし刃,ホイッパー
コードレス対応
コード(m)1.7m
ボトル容量500mL
連続稼働時間ブレンダー,チョッパー:1分ホイッパー:3分/両面おろし刃:2分
消費電力150W

bamixM300 ベーシックM300

一般家庭からプロまで愛用する「bamixM300 ベーシックM300」。値段も少しお高いですが、その分機能は抜群に優れているハンドブレンダーです。

「潰す」「混ぜる」「泡立てる」「刻む」「粉末状に砕く」といった、さまざまな用途で使用できるハンドブレンダーで、一般のブレンダーでは難しい、コーヒー豆やクルミも簡単に粉末状にすることが可能です。

通常ならミキサーが必要な作業も、「bamixM300 ベーシックM300」一つで対応ができます。「ミキサーは大きすぎるから、ブレンダーが良いけど、機能面が不安」と考えている人手も納得できる製品です。

重量0.97kg
幅×奥行×高さ15.8×20.4×34.3(cm)
重量0.97kg
チョッパー使用容量
回転数(ブレンダー使用時)17,500回/分
アタッチメントミンサー,ウィスク,ビータースーパーグラインダー,パウダーディスク
コードレス対応
ボトル容量
連続稼働時間
消費電力300W
電源コードの長さ1.7m

ミキサーとブレンダーはそれぞれ別の機能や使い道がある!

ミキサーとブレンダーの違いや、これらに似ているフードプロセッサーやジューサーの特徴も見てきました。

それぞれの調理家電は、得意な機能や仕上がりが異なるため、料理を作る際のメニューや用途に合わせて選ぶことが重要であるとわかりました。大人数の料理をする場合や、小さいお子様がいる場合など、シチュエーションによっても使い分けるのもよいでしょう。

どちらも安価で揃えやすい製品から、多機能で高額な製品まで、金額や機能も幅広いと言えます。ある程度、目的を明確にして検討することで、購入後の後悔も少なくなるでしょう。

新しい調理器具が増えると、毎日の料理も楽しくなります!本記事を参考に、自分に合ったミキサーやブレンダーを探してみてください。

◆以下の記事でもミキサーのおすすめをご紹介しています。気になる人はぜひチェックしてくださいね。

企画・制作:株式会社ClassLab.「RIRIFE編集部」

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