お店で飲めるホットワインをお家でも飲めたらと思う人も多いのでは?結論から言うと、赤ワインにオレンジジュースとはちみつを入れて、電子レンジで温めるだけで作れます。手順は次の3ステップです。
- ①耐熱で口の広いカップに、赤ワイン100ml・果汁100%オレンジジュース50ml・はちみつ小さじ1を入れる
- ②500Wで1分加熱し、取り出してかき混ぜ、はちみつを溶かす
- ③500Wで30秒加熱し、シナモンパウダーを振る(600Wなら1回目約50秒・2回目約25秒が目安)
加熱しすぎると、液体が急に沸騰して飛び散る「突沸」が起きることがあるので、時間は控えめにして様子を見ながら温めましょう。また、短時間温めるだけではアルコールが飛びきるとは限らないため、お酒として扱ってください。果物やスパイスを変えれば、味の変化も楽しめます。
今回の記事では、ホットワインの作り方や注意点、ホットワインを作るのに使いやすい電子レンジなどを紹介していきますので、ホットワインに興味のある方は是非最後まで読んで作ってみてください!
ホットワインとは

ホットワインの歴史はかなり古く、ヨーロッパで長年愛されている寒い季節の温かい飲み物です。本場ヨーロッパでは、「お酒」というイメージではなく、温まる飲み物というイメージだといいます。「ホットワイン」という名の通り、赤ワインを温めて、レモンのスライスや蜂蜜や砂糖、シナモンを入れて作るのが一般的なホットワインです。まろやかな風味と温かさがホットワインの魅力です。
ヨーロッパでは、シナモンクッキーなどクリスマスのお菓子とホットワインはセットのようにも考えられているようですよ!ホットワインはあくまでお酒です。健康のために飲むものではないので、飲みすぎに注意して、冬の楽しみとして味わいましょう。
電子レンジでのホットワインの作り方

「ホットワイン」と聞くとおしゃれなイメージがあるため作り方が難しいと考えられがちですが、実は電子レンジで作れちゃうほど簡単です!簡単だからこそヨーロッパでも多くの人に親しまれています。今回は電子レンジで作るホットワインの簡単な作り方を紹介していきます。
材料
材料は以下の通りです。今回は1杯分の材料と考えてください。スパイスやフルーツジュースはこれに限らず、好きな物を選んでみるのもおすすめです。まずは一般的でおいしい基本的な材料を紹介します。
- 無添加赤ワイン……100ml
- 果汁100%オレンジ……50ml
- 純粋はちみつ……小さじ1杯(なければ砂糖でも可)
- シナモンパウダー……少々
作り方
ホットワインを作るときの容器は、耐熱グラス、耐熱マグカップなど、口の広いものを使うようにしてください。
- 耐熱グラスに赤ワイン、オレンジジュース、はちみつか砂糖を入れる
- 500Wのレンジで1分加熱
- 取り出し、スプーンでかき混ぜてはちみつや砂糖を溶かす
- もう一度500Wのレンジで30秒加熱
- 電子レンジから取り出してシナモンパウダーを振る
ワインはそれぞれ甘さが違うので、そのワインの甘さによって砂糖やはちみつの分量は加減するようにしてください。注意点として沸騰させてしまうくらい温めるとワインの風味が飛んでしまうので、温めすぎには注意しましょう。
| レンジの出力 | 1回目 | 2回目 |
|---|---|---|
| 500W | 1分 | 30秒 |
| 600W | 約50秒 | 約25秒 |
600Wの時間は、500Wの時間×5/6で計算した目安です。量を増やすときは時間を少しずつ足し、様子を見ながら温めてください。
ホットワインを作る際のポイント

ホットワインを自宅で簡単に作る上ではいくつかのポイントやコツがあります。自宅で作るホットワインは、砂糖の量を控えて作ったり、お好みのスパイスや果物を使用して作ったりといった工夫もできます。ホットワインをもっと楽しめるポイントを紹介していきます。
飲みかけのワインでもおいしく作れる
ホットワインは、飲みかけのワインや安いワインでも全然おいしく作れてしまうのもうれしいポイント。味の落ちたワインや少し劣化してしまったワインだと味が変わっていておいしくないと感じる人もいるかもしれませんが、ホットワインにすることで味の劣化も気にならなくなります。
「人からもらったワインをそのままにしている」「開けてみたものの、全部飲み切れなかった」など、ワインを持て余しているなら、ぜひホットワインにしてみましょう!なお、電子レンジで短時間温めるだけでは、アルコールが飛びきるとは限りません。お酒が苦手な人や、このあと車を運転する人、20歳未満の人は飲まないでください。
砂糖の量を控えるなら甘口ワインがおすすめ
「ワインはカロリーが高い」と考えている人もいるのでは?文部科学省の日本食品標準成分表によると、ワイン100gあたりのエネルギーは赤ワインが68kcal、白ワインが75kcal、炭水化物は赤ワインが1.5g、白ワインが2.0gです(参照:文部科学省 食品成分データベース「ぶどう酒/赤」・「ぶどう酒/白」)。
ただし、ホットワインはここにオレンジジュースやはちみつ・砂糖を加えるので、甘みを足すほど糖質は増えます。砂糖の量が気になる方は、甘口のワインで使うことがおすすめです。砂糖やはちみつに頼らずとも、ワイン本来の甘みで十分おいしいホットワインに仕上がります。
お好みのスパイスや果物を使って作れる
ホットワインの醍醐味の一つとして、スパイスやフルーツを変えて楽しむことができる点が挙げられます。スパイスやフルーツを変える事によって味が変わるので、飽きることなく楽しめる飲み物です。ホットワインでよく使われているスパイスといえば、「シナモン」「クローブ」「スターアニス」が定番で、癖も少なくおいしいと言われています。シナモンの場合は、パウダーでもスティックタイプでもいいのですが、スティックのほうがより味が染み込みやすいでしょう。
ホットワインは、フルーツを使うことも一般的です。フルーツが入ることで各段に飲みやすくなり、普段ワインを好まない人でも飲みやすくなると言う声もあります。ホットワインで使うフルーツの定番といえば、レモンやオレンジ、リンゴですが、ゆずなどもおすすめ。またショウガを入れることで、より体が温まりやすくなり、スパイシーな味を楽しめます。
電子レンジでホットワインを作る際の注意点

電子レンジでホットワインを作れるのは、非常に手軽で嬉しいポイント。しかしながら、やみくもに調理すると失敗してしまうこともあります。電子レンジで温める際の注意点を解説していきます。
温めすぎない
電子レンジで飲み物を温める際は、ホットワインに限らず温度は気を付けなければいけません。特に「突沸」現象が起きないよう注意しましょう。 液体は沸点に達すると、内部から水蒸気が発生して沸騰状態になります。しかしながら、沸点に達しても沸騰しない場合があります。
この状態の液体をかき混ぜたり、砂糖・調味料などを入れたりといった振動が加わることで、突然激しく沸騰することがあります。この現象が「突沸」と言われるものです。突沸が起こると、液体が勢いよく吹き上がったり、爆発するように飛び散ったりします。時々ホットミルクを作ってレンジを開けるとミルクが飛び散っている時などがあるのは、この現象が起きたことによるものです。NITE(製品評価技術基盤機構)も、水・牛乳・酒・コーヒーなどの飲み物は突沸が起きやすいとして、加熱しすぎないよう設定時間を控えめにする、口の広いカップに入れる、加熱しすぎたらしばらく冷ましてから取り出す、と注意を呼びかけています。突沸が起きないよう、過剰な温めには注意が必要です(参照:NITE(製品評価技術基盤機構)「製品の安全な使い方」)。
また温めすぎるとワインの風味が落ちてしまうデメリットがあります。NITEの事故事例には、飲み物用ではなく食品用のあたためキーで加熱して加熱しすぎになり、突沸したケースもあります。加熱ワット数と時間を見ながら、適切に温めましょう。
できれば飲み物モードを使う
温めすぎないよう考慮して作られた機能が、電子レンジの「飲み物モード」です。この飲み物モードは、沸騰までいかない温度と時間を設定してあるため、突沸を防ぐことができます。飲み物モードが付いている電子レンジであれば、この機能を活用しましょう。
しかし飲み物モードは、電子レンジによっては、ついていない場合もあります。その場合は、時間を少なめに設定し、様子を見ながら加熱するのがおすすめです。温めすぎたと気づいた場合でも、レンジの扉をすぐには開けないようにしましょう。
一見何の変哲もなく見えても、取り出す時の揺れの衝撃で、飛び散りが起こる可能性があります。しばらく置いて冷ましてから庫内から取り出すようにしましょう。
容器は広口で背の低いものを使用する
ホットワインを作る際に使う容器は、広い口で背の低い耐熱のものがおすすめです。ガラス容器で温める場合も、耐熱ガラスを使用しましょう。電子レンジに使える容器の見分け方は紙皿は電子レンジで使える?レンジ対応の見分け方でも解説しています。
電子レンジで飲み物を加熱すると、均一に温まらず、一部のみが高温になってしまうこともあり、突沸の原因にもなります。背が低く横に広い容器を使用することで、できる限り均等に温まるようになります。またもう少し温かくしたいとき加熱を繰り返す場合も、静かにかき混ぜ、様子を見ながら加熱をおこないましょう。
ホットワイン作りに使いやすいおすすめ電子レンジ

電子レンジで飲み物を温めようとすると、温めすぎてしまうことも多く、時間と温度加減が難しい感じる人も多いでしょう。そんなとき、ワンタッチでちょうどよく飲み物を温められる「飲み物モード」が便利です。飲み頃の温度に自動で調整してくれるので、温めすぎによる突沸も防げます。
ここでは、ホットワイン作りにも使いやすいおすすめの電子レンジを紹介していきます。飲み物モードがある機種なら、この機能を使うことで温めすぎを防ぎやすくなります。メーカーや機能をもっと比べたい方は電子レンジのメーカーや機能を徹底比較も参考にしてください。
パナソニック NE-FL1E
パナソニックNE-FL1Eは、NE-FL1Aから続くフラット庫内の単機能レンジの2026年モデル(2026年9月上旬発売)です。温め・解凍が中心のシンプルな機能なので、ホットワインのような飲み物を手早く温めたい人に向いています。詳しい出力や機能は、メーカーの製品ページで確認できます(参照:パナソニック「NE-FL1E」製品ページ)。
ホットワイン作りで使うときは、次の点を押さえておきましょう。
- 手動の500W(または600W)で、時間を決めて温める
- 飲み物の自動あたためキーがあれば、食品用のキーではなくそちらを使う
- 加熱しすぎたと思ったら、すぐに扉を開けず、しばらく置いてから取り出す
一人暮らしで最初にそろえる家電を考えている方は、一人暮らしに必要な家電一覧もあわせてご覧ください。
YAMAZEN PRK-F250TSV
お皿や角皿の出し入れもスムーズで、お弁当やLサイズのピザまで入る広い庫内が使いやすいと評判です。さらにフラットテーブルなのでお手入れも簡単。使った後にさっとふき取りするだけで清潔が保てるのも嬉しいポイントです。【YAMAZEN PRK-F250TSV の特徴】
- 19種類の自動メニュー
- 料理のレパートリーが広がる角皿スチーム機能付き
- 広々使える大きな庫内
飲み物・弁当のあたためや解凍はもちろん、グラタン、カレー、肉じゃが、クッキー等の自動メニューが19種類もついています。茶碗蒸しなどのスチーム調理も可能で、お菓子作りにも最適!さらに揚げ物も余分な脂を落としてヘルシーに仕上げてくれます。ホットワインを温めるときは、自動メニューの飲み物あたためを使うか、手動で時間を決めて温めましょう。
アイリスオーヤマ IMB-FM1805-B
スタイリッシュで上品なデザインが特徴的な「IMB-FM1805-B」は、魅せるレンジとして、そのデザイン性が人気です。フロントはミラーガラスを使用しており、インテリアに馴染むおしゃれなつくりになっています。【アイリスオーヤマ IMB-FM1805-Bの特徴】
- シンプル操作で簡単あたため
- 5種類の自動調理メニュー
- 庫内ひろびろフラットテーブル
自動あたため機能は、飲み物・ごはんの他、自動メニュー5種類を搭載。手動あたためでは、出力切り替えができるので、美味しさを逃さず加熱できます。庫内灯付きで、あたための様子が確認できるので安心。機能もデザイン性も妥協したくない方におすすめです。ホットワインには、自動あたための飲み物キーが使えます。
電子レンジで手軽にホットワインを楽しもう!

ヨーロッパでは日常的に親しまれているホットワイン。赤ワインにオレンジジュースとはちみつを加え、自宅の電子レンジで手軽に作ることができます。お好きなワインはもちろん、飲みかけのワインやコンビニなどの安いワインを使うのもOK。ワインとお好きな果物やスパイスを追加して、500Wで1分半ほど加熱すればできあがります。
しかし、加熱する際には、突沸しないように温度や時間を管理しつつ、使用容器にも注意が必要です。短時間の加熱ではアルコールは残るので、お酒として楽しんでください。寒い冬の夜に、自宅でホットワインを味わってみませんか?








