部屋干しをする際に、布団乾燥機で洗濯物を乾かせないか気になっている人もいるのではないでしょうか。布団乾燥機1台で、布団も洗濯物も乾かせるならとても便利ですよね。また、布団乾燥機で衣類を乾かす具体的なコツやおすすめ商品を知りたい人もいるでしょう。
この記事では、布団乾燥機でどのくらい洗濯物が乾かせるのかやどんな商品がおすすめかを紹介します。衣類乾燥ができる布団乾燥機の選び方や使い方のコツ・注意点も解説するので、部屋干しがさらに便利になりますよ。
記事を読んで、布団乾燥機を使った衣類乾燥の上手なやり方をチェックしてみてください。
この記事でわかること
- 衣類乾燥機能付き布団乾燥機なら、少量の洗濯物や靴・ブーツの乾燥に使える。
- 布団乾燥機のタイプによって衣類乾燥のしやすさが異なるため、使い勝手を想定してモデルを選ぶとよい。
- 衣類乾燥機能付き布団乾燥機のおすすめ商品を紹介。
布団乾燥機で衣類乾燥はできる?

布団乾燥機で布団を乾かした経験はあっても、衣類を乾かしたことはない人もいるでしょう。実際に布団乾燥機で洗濯物が乾かせるのか、どのくらい乾かせるのか気になっている人も多いのではないでしょうか。
ここからは、布団乾燥機でどのくらい洗濯物を乾かせるのか紹介します。部屋干しの際に布団乾燥機を使うかどうかの判断に役立ててください。
衣類乾燥機能付き布団乾燥機なら衣服を乾かせる
布団乾燥機のなかには衣類乾燥機能がついた商品があります。衣類乾燥機能がついた商品であれば、洗濯物の乾燥も想定したうえで設計されているので、部屋干しに使えます。
布団乾燥機で洗濯物を乾かしたい場合は、衣類乾燥機能付きの商品を選びましょう。
衣類乾燥機能がついた布団乾燥機を使った場合の乾燥時間の目安は以下のとおりです。製品や気候の条件によって乾燥時間は異なりますが、1つの目安として参考にしてください。
乾かすもの | 乾かす量 | 乾燥時間の目安 |
---|---|---|
衣類・小物 | ワイシャツ 2枚 半袖の肌着 2枚 トランクス 2枚 靴下 2足 ハンカチ 2枚 | 120分 |
上靴 | 1足 | 30分 |
運動靴・スニーカー | 1足 | 120分 |
もともと家にある布団乾燥機で衣類を乾かすなら、衣類乾燥機能がついているか確認してみてください。衣類乾燥機能がついていない製品だと、洗濯物の乾燥は想定されていないのでうまく乾かないかもしれません。
衣類乾燥に向いていない乾燥機は無理に使わず、サーキュレーターなど別の手段の検討がおすすめです。
小物や少量の乾燥に向いている
布団乾燥機は小物や少量の洗濯物の乾燥に向いています。もともと布団を乾燥させるために設計されているので、あまり多くの洗濯物は乾かせません。
ファミリー世帯の洗濯物を布団乾燥機で乾かそうとすると無理が出てしまうでしょう。ファミリー世帯であれば、急いで乾かしたい洗濯物だけ選んで布団乾燥機を使うのがおすすめです。
また、一人暮らし世帯で毎日洗濯している人や洗濯物が少ない人であれば、日頃から布団乾燥機を活用しやすいでしょう。
靴やブーツの乾燥ができるモデルもある
布団乾燥機の中には、靴やブーツの乾燥ができるモデルもあります。雨の日に外を歩いて靴が濡れてしまったときなどに布団乾燥機で早く乾かせれば便利です。
しかし、すべての布団乾燥機が靴やブーツに向いているわけではありません。靴などを乾かしたいなら、専用のアタッチメントが付属した製品が使いやすいでしょう。
また、革製の靴・ブーツは高温の風をあてると劣化するので、温度調整がきちんとできる布団乾燥機が必要です。
乾燥方法による衣服の乾かし方の違い

衣類乾燥ができる布団乾燥機には主に3つのタイプがあり、それぞれ衣類の乾かし方が異なります。それぞれのタイプによって衣類の乾きやすさも変わるので、商品選びの際はタイプにも注目しましょう。
また、すでに自宅にある布団乾燥機がどのタイプかを知ると、上手な使い方のヒントを掴めますよ。ここからは、布団乾燥機のタイプとそれぞれの衣類の乾かし方を紹介します。
衣類カバータイプ
衣類カバータイプは、衣類をハンガーに吊るしたまま袋に包んで温風を送るタイプです。
衣類カバータイプのメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット | デメリット |
---|---|
・他のタイプよりも多くの洗濯物に対応できる ・乾きやすい | ・セッティングにやや手間がかかる ・衣類カバーやハンガーの準備が必要な場合もある |
衣類カバータイプなら、膨らんだ袋に洗濯物を密封して乾燥できるため、やや多い洗濯物であっても早く乾燥させられます。布団乾燥機を使ってしっかり衣類乾燥をしたいなら、おすすめのタイプです。
他のタイプと比較するとややセッティングに手間がかかりますが、慣れれば問題ないでしょう。商品によっては衣類カバーを別途購入する必要があったり、使えるハンガーのサイズが決まっていたりします。
衣類カバータイプを新しく購入したい場合は、衣類カバーやハンガーについての情報も確認してみましょう。
マットタイプ
マットタイプは、床に付属のマットを広げて布団や衣類を乾燥させるタイプです。広げたマットの上に衣類を置いて、マットを二つ折りにしてから布団乾燥機を作動させると衣類を乾かせます。
マットタイプのメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット | デメリット |
---|---|
・使い方が簡単 ・小物の乾燥に向いている | ・大きな洗濯物には向かない ・乾かせる量が少ない |
マットタイプは使い方が簡単なので、面倒な作業をしたくない人は購入を検討してみてもよいでしょう。しかし、あまり大きな洗濯物や多くの衣類に向いたタイプではありません。
うまく乾かしやすいのは靴下・ハンカチなどの小さな洗濯物です。ワイシャツやTシャツなどを数枚乾かすなら、他のタイプがおすすめです。
ノズルタイプ
ノズルタイプは、ノズルから温風が吹き出して衣類を乾燥させるタイプです。干した洗濯物の真下にノズルタイプの布団乾燥機を置いて、ノズルを真上に向けて使います。
ノズルタイプのメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット | デメリット |
---|---|
・使い方が簡単 ・足元の簡易的な暖房にもなる | ・洗濯物が乾くのに時間がかかる |
ノズルタイプは簡単に乾燥を始められるので、手間のかかる作業をしたくない人に向いています。
また、温風が吹き出ているので、足元がほんのり暖かくなります。冬の寒い時期には、ほんのりした暖かさが嬉しい人もいるかもしれません。
しかし、洗濯物の上のほうには温風が届きにくく、なかなか乾かないデメリットもあります。衣類の乾燥に少し時間がかかることを許容できるなら、選択肢の1つとしておすすめです。
衣類乾燥ができる布団乾燥機の選び方

衣類乾燥ができる布団乾燥機をこれから購入したい人もいるでしょう。しかし、商品が豊富にあって、どれを選んだらいいのか迷ってしまうのではないでしょうか。
衣類を乾かせる布団乾燥機には選ぶ際にいくつかチェックしておきたいポイントがあります。ポイントを押さえておけば、購入してから不満を感じにくくなりますよ。
ここからは、衣類乾燥に使える布団乾燥機の選び方を紹介します。
衣類乾燥機能付きを選ぶ

この布団乾燥機を買おうかな!
その布団乾燥機は本当に衣類も乾かせる製品ですか?

まず真っ先に確認したいのは、衣類乾燥機能がついているかどうかです。布団乾燥機には、衣類の乾燥を想定して設計されたものとそうでないものがあります。
衣類を乾かすために作られていない布団乾燥機だと、うまく洗濯物を乾燥させられないかもしれません。布団乾燥機で洗濯物を乾かしたいなら、必ず衣類乾燥機能付きを選びましょう。
乾燥方法による違いで選ぶ
布団乾燥機の乾燥タイプも要チェックです。タイプによって乾かしやすさが異なります。布団乾燥機でどのように衣類を乾かしたいかによって、適したタイプの商品を選びましょう。
それぞれのタイプはおおまかに以下の人におすすめです。
布団乾燥機のタイプ | おすすめの人 |
---|---|
衣類カバータイプ | ワイシャツやTシャツなどもしっかり乾かしたい人 |
マットタイプ | 靴下やハンカチなどの小物を乾かしたい人 |
ノズルタイプ | 部屋の暖かさや簡単に使える商品を求めている人 |
衣類を乾燥させる能力だけ重視するのであれば、衣類カバータイプがおすすめです。しかし、衣類カバータイプはセッティングに少しだけ手間がかかります。
日々のセッティングの手間が気になるなら、他のタイプを選ぶのもよいでしょう。日常的に布団乾燥機を使いたい人は、タイプによって異なる乾燥能力と使いやすさの両面を考えて商品選びをしてみてください。
本体サイズや収納性で選ぶ
本体サイズや収納性も重要なポイントです。あまり大きなサイズの布団乾燥機だと、収納しにくく邪魔に感じてしまうこともあります。自宅で無理なく収納できる大きさの布団乾燥機を選びましょう。
しかし、ホースなどの部品を本体に収納できるタイプなら多少サイズが大きくても便利です。ホースが場所を取らないうえに、ホースに埃が付着するのを防げます。
部品も含めてコンパクトに収められる商品を探してみましょう。
安全機能で選ぶ
布団乾燥機は安全機能も見逃せません。60度ほどの温風が出る家電だからです。何らかのトラブルであまりにも高温になったときに自動でストップする機能などがあると安心感を持ちながら使えます。
布団乾燥機によく搭載されているのは以下の安全機能です。
- 温度センサー:安全な温度を保てるよう自動で制御する
- 温度ヒューズ:温度が上がりすぎるとヒーターへの電流を遮断する
- サーモスタット」温度が上がりすぎるとヒーターの運転を止める
購入した商品を安心して使えるように、安全機能は何が搭載されているか確認しておきましょう。
おすすめの衣類乾燥機能付き布団乾燥機

ここからはおすすめの衣類乾燥機能付き布団乾燥機を紹介します。さまざまなタイプ・サイズの布団乾燥機をラインナップしたので、きっと自宅に合った商品が見つかりますよ。
消費電力も表にまとめてあるので、電気代が気になる方はチェックしてみてくださいね。洗濯物の乾燥にも活躍してくれそうなお気に入りの布団乾燥機を探してみましょう。
日立 アッとドライ HFK-VS6000
「アッとドライ HFK-VS6000」はノズルタイプの布団乾燥機です。シングルの布団なら約27分で乾燥させられます。あたためのみであればダブルサイズの布団を約8分であたためられる性能です。
衣類乾燥にも使え、ノズルを洗濯物に向けて置いておくだけで簡単に乾かせます。乾かせる洗濯物の量の目安は、Tシャツ2枚・ハンカチ2枚・ワイシャツ2枚・トランクス2枚・くつ下2足です。
別売りで「衣類乾燥カバー HFK-CD200」も販売されているので、衣類カバータイプとしても使えます。しっかり洗濯物を乾かしたい人は「衣類乾燥カバー HFK-CD200」もあわせて購入しましょう。
靴を乾かすためのアタッチメントが付いているので、濡れた靴やブーツの乾燥もさせやすいですよ。伸縮自在のロングホースが付いていますが、本体に収納できるためかさばりません。
使わないときもコンパクトにしまっておける便利な1台です。
タイプ | ノズルタイプ(衣類カバータイプにも変更可) |
対応布団サイズ | シングル |
付帯機能 | 温度過昇防止用サーミスタ 温度ヒューズ 電流ヒューズ |
消費電力 | 680W |
本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 28.3 cm × 33.8 cm × 21.7 cm |
重さ | 4.3 kg |
三菱電機 ぽかサラ ADPS50BB
三菱電機の「ぽかサラ ADPS50BB」はマットタイプ・ノズルタイプの両方になれる布団乾燥機です。簡単に布団を乾燥させたいときはノズルを、しっかり乾燥させたいときはWサイズのマットを使えます。
衣類・小物を乾燥させるときはマットでの乾燥が便利です。子供服や靴下・ハンカチなどであれば十分乾かせるでしょう。ノズルは靴を乾燥させるときに使えます。ホース先端の乾燥ノズルで長靴もつま先まで乾燥できますよ。
布団乾燥機としての機能が充実している製品なので、布団の乾燥がメインなら便利に使えます。衣類は小物を乾かせれば十分と感じている人におすすめです。
タイプ | マット・ノズルタイプ |
対応布団サイズ | シングル~ダブル |
付帯機能 | まくら乾燥ポケット付き ダニ対策 |
消費電力 | 600W |
マットサイズ | 180cm × 120cm |
本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 27.5cm × 15.6cm × 32.9cm |
重さ | 2.8 kg |
シャープ UD-DF1
「UD-DF1」は、プラズマクラスターと温風によって、ダニ対策とニオイ対策ができるふとん乾燥機です。
プラズマクラスターとは、水素のプラスイオンと酸素のマイナスイオンを発生させて、菌などの作用を抑制する技術です。布団に発生するダニやニオイが気になっている人は便利に使えるでしょう。
部屋干しの際もニオイを防ぎながら衣類を乾燥させます。部屋干しの生乾き臭を避けたい人におすすめの商品です。付属のくつ乾燥アタッチメントを使って、靴の乾燥・消臭もできます。
布団乾燥機としては軽くコンパクトなことも特長です。持ち運びが負担にならず、普段の収納もしやすいでしょう。乾燥させる衣類の量ではなく、ニオイ対策を重視する人はぜひ検討してみてください。
タイプ | ノズルタイプ |
対応布団サイズ | シングル~ダブル |
付帯機能 | プラズマクラスター 電流ヒューズ温度過昇防止装置 サーミスター サーモスタット |
消費電力 | 500W |
本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 28.0 cm × 29.7cm × 13.5cm |
重さ | 3.1kg |
YAMAZEN ZFD-Y500
「ZFD-Y500」は、タイマー付きで乾燥時間を調節しやすい布団乾燥機です。夏モードと冬モードがあり、季節に合わせて布団を乾燥できます。
衣類に関してはマットで乾燥させるので、小物を乾かしたい人におすすめです。靴乾燥アタッチメントが付属しているので、靴も乾かせます。
コンパクトで軽いことも特長で、ちょっとした隙間にも収納できます。縦置き・横置きのどちらにも対応しているので、保管しやすいでしょう。
乾燥させる衣類の量よりもコンパクトさを重視したい人は検討してみてください。
タイプ | マットタイプ |
対応布団サイズ | シングル |
付帯機能 | 電流ヒューズ 温度ヒューズ サーモスタット |
消費電力 | 500W |
マットサイズ | 80 cm × 180 cm |
本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 30.5 cm × 24.5 cm × 14.0 cm |
重さ | 2.7 kg |
象印 スマートドライ RF-UA10
「スマートドライ RF-UA10」は、ホースがないノズルタイプの布団乾燥機で、エントリーモデルの商品です。本体を展開させて布団にセットするだけで使えるため、手早く簡単に乾燥を始められます。
アタッチメントが付属していないので、部品を管理する手間も省けるでしょう。衣類を乾燥させるときも本体を展開させて吹き出し口を向けるだけで使えます。
靴も乾燥させられるとアピールがありますが、アタッチメントがないのでややおおまかな乾かし方になります。つま先までしっかり乾かしたい人は別の商品を検討した方がよいでしょう。
使い方や管理の簡単さを求めているならおすすめの一台です。
タイプ | ノズルタイプ |
対応布団サイズ | シングル |
付帯機能 | ふとん検知センサー |
消費電力 | 670W |
本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 20.0 cm × 33.0 cm × 15.0 cm |
重さ | 3.4 kg |
象印 スマートドライ RF-FB20
「スマートドライ RF-FB20」は、ホースがないノズルタイプの布団乾燥機で、ハイグレードモデルの商品です。本体を展開させて布団にセットするだけの簡単な使い方はそのままに、RF-F型シリーズ史上最大の風量を実現しました。
ツインファンの風量で、布団のスピード乾燥を実現してくれます。靴専用のアタッチメントはありませんが、靴も衣類も乾燥できます。おおまかな乾かし方でよければ、大風量でパワフルに乾かしてくれるでしょう。
残り時間を1分単位で表示するデジタルタイマーも付いているので、時間が気になる人も便利に使えますよ。簡単な使い方でパワフルな乾燥ができる布団乾燥機を探している人はぜひ検討してみてください。
タイプ | ノズルタイプ |
対応布団サイズ | シングル~ダブル |
付帯機能 | ふとん検知センサー デジタルタイマー |
消費電力 | 910W |
本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 23.0 cm × 36.0 cm × 15.0 cm |
重さ | 3.8 kg |
アイリスオーヤマ カラリエ FK-D2
「カラリエ FK-D2」は、ファブリックデザインで見た目がおしゃれな布団乾燥機です。あたたかみのあるスタイリッシュな外見なので、部屋に置いておいても生活感を与えません。
置き場所に問題なければ、収納せずに使いやすいところに出したままにしても問題ないでしょう。4つのモードを搭載し、20分で布団をあたためられるので使い勝手も良好です。
ノズル角度を調節できるため、衣類乾燥やスポット暖房の際にも風向きを簡単に変えられます。シンプルな操作性なので、操作方法が分かりやすいのも魅力です。
インテリアとしても置けるおしゃれな布団乾燥機を探している人はチェックしてみてください。
タイプ | ノズルタイプ |
対応布団サイズ | シングル |
付帯機能 | 温度センサー サーモスタット 温度ヒューズ |
消費電力 | 530 W |
本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 15.0 cm × 34.5 cm × 27.0 cm |
重さ | 4.0 kg |
アイリスオーヤマ カラリエ FK-RW2
「カラリエ FK-RW2」は、ノズルが2つ付いた布団乾燥機です。2つのノズルを同時に使えるので、布団を2枚乾燥させたいときでも簡単に乾かせられます。
さらに靴の乾燥に向いたアタッチメントが付属しているので、靴を2組同時に乾燥できます。家族で出掛けて複数の靴が濡れてしまったときでも便利に使えるでしょう。
ノズルにアロマケースをセットできる設計なので、好きな香りをつけながら乾燥させられる点もこの商品ならでは。複数の布団や靴を乾かしたいなら、購入の選択肢に入れてみてもよい商品です。
タイプ | ノズルタイプ |
対応布団サイズ | - |
付帯機能 | 温度センサー サーモスタット 温度ヒューズ |
消費電力 | 850W |
本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 16.6 cm × 32.0 cm × 19.6 cm |
重さ | 2.4 kg |
BRUNO BRUNO BOE047
「BRUNO BOE047」は、ナチュラルなデザインで軽い布団乾燥機です。持ち手が付いているので楽に持ち運べます。縦置きができるため狭いスペースにも収納しやすいでしょう。
乾燥時間を細かく設定できるダイヤルが付いているので、どのくらい乾燥させるか調節しやすいのも魅力です。ノズルを向けて衣類も乾燥できます。乾燥の目安時間は約90分です。
靴乾燥のための専用アタッチメントも付属しているため、靴の乾燥にも対応できます。出力はやや控えめですが、持ち運びのしやすい布団乾燥機を探しているならおすすめです。
タイプ | ノズルタイプ |
対応布団サイズ | - |
付帯機能 | サーモスタット 温度ヒューズ |
消費電力 | 500W |
本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 36.0 cm × 22.5 cm × 11.5cm |
重さ | 1.4 kg |
BRUNO BRUNO BOE116
「BRUNO BOE116」は、太い自立型のホースが特徴的な布団乾燥機です。ホースの向きを上下左右に変えられるため、風向きを簡単に調整できます。
衣類を乾燥させる際に最適な風向きを探せるので、便利に活用できるでしょう。斜め下に向けて足元を暖める使い方もできます。靴の乾燥にも対応していますが、アタッチメントが付いていないので乾かし方はおおまかです。
風向きを変えやすい布団乾燥機を探している人はチェックしてみてください。
タイプ | ノズルタイプ |
対応布団サイズ | シングル |
付帯機能 | サーモスタット 連続運転時(3時間)自動停止 |
消費電力 | 800W |
本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 28.0 cm × 39.0 cm × 18.5 cm |
重さ | 3.2 kg |
布団乾燥機を使って衣類を早く乾かすコツ

布団乾燥機を使って洗濯物を乾かすなら、なるべく早く乾いてほしいですよね。早く乾かすにはいくつか意識しておきたいコツがあります。
コツを意識すれば日頃の部屋干しのストレスが軽減されるかもしれませんよ。ここからは布団乾燥機を使った衣類乾燥を早く済ませるためのコツを紹介します。
適度な量の衣類で乾燥をおこなう
まず適度な量の衣類で乾燥をおこなうことが大切です。布団乾燥機の種類によって、対応できる衣服の量はおおまかに決まっています。布団乾燥機が十分対応できる量の衣類だけ乾かせば、乾くまでの時間も短くなりやすいですよ。
洗濯物が多い場合は、布団乾燥機で優先的に乾かしたいものをピックアップしましょう。優先順位をつけたうえで乾かしていけば、洗濯物のボリュームが減り、必要な衣類から先に乾きます。
浴室など狭い個室で乾燥をおこなう
ノズルタイプの布団乾燥機を使う場合は、浴室など狭い個室で乾燥をおこなうのも効果的です。狭い空間に洗濯物を干して、布団乾燥機の温風が行き渡りやすい状態にすれば、洗濯物が早く乾きます。
突っ張り棒タイプの物干し竿なら、狭い空間でも設置しやすいですよ。しかし、狭い空間に洗濯物を密集させると、風通しが悪くなり、かえって乾きません。
狭い個室に干す場合でも適度な量の洗濯物を干し、風が通り抜けやすくなるよう工夫しましょう。
アーチ状に衣類を干す
ノズルタイプの布団乾燥機を使う場合は、アーチ状に衣類を干すと乾きやすくなります。洗濯物がアーチのかたちになっていると、布団乾燥機の温風が行き渡りやすいからです。
ワンピースなど丈の長い衣類を端にして、中央には丈の短い洗濯物を干しましょう。そして、中央に布団乾燥機を設置して、上に温風を送れば全体が乾きやすくなります。
とはいえ、ノズルタイプの布団乾燥機でうまく乾かせる洗濯物の量は限られているので過信は禁物です。ワンピースなど丈の長い洗濯物を優先的に乾かしたい場合は、アーチにさせずに布団乾燥機の真上に干しましょう。
衣類乾燥付き布団乾燥機を使う際の注意点

衣類乾燥機能付き布団乾燥機を使う際にはいくつか注意点があります。注意点を守らないと、洗濯物がうまく乾かなかったり、乾かすものを傷めてしまったりします。
また、トラブルなく安全に布団乾燥機を使っていくために、メンテナンスも大切です。ここからは、衣類乾燥機能付き布団乾燥機を使うときに気を付けておきたいことを解説します。
適度な量の洗濯物に使用する
衣類乾燥機能付き布団乾燥機は適度な量の洗濯物に使いましょう。布団乾燥機が対応している以上の洗濯物を一度に乾かそうとすると、乾燥に時間がかかってしまいます。
温風をあてて乾かすため、多くの洗濯物が密集している状態も禁物です。布団乾燥機が十分対応できる量の洗濯物を、風通しを確保しながら並べましょう。
また、なるべく多くの洗濯物を乾かしたい人は、衣類カバータイプの布団乾燥機を使いましょう。衣類カバータイプの布団乾燥機にも限界はありますが、他のタイプよりも多くの洗濯物を乾かせます。
革靴など耐熱温度の低い素材は低温で乾かす

革靴が濡れたからすぐに乾かしたい!
低温の風を使って乾かしてくださいね!

革・合皮・ビニールなどの耐熱温度の低い素材を乾かす際には、低温の風を送って乾かしましょう。通常どおり温風を送ると、素材が劣化してしまいます。
素材が劣化すると見た目にも影響があり、きれいに使えなくなるかもしれません。耐熱温度が低い素材に対しては、温度の低い「送風」モードを使うのがおすすめです。
革靴などを早く乾かしたいときでも、無理をせず低温で乾かしましょう。
定期的にメンテナンスをおこなう
衣類乾燥付き布団乾燥機は定期的にメンテナンスをおこないましょう。メンテナンスをおこなわないと、布団乾燥機のスペックをうまく発揮できにくくなります。
とくにお手入れしたいのはフィルター部分です。フィルターはホコリがたまって、目詰まりしやすいので定期的に掃除しましょう。
掃除の手順は以下の通りです。
- フィルターを本体から取り外す
- フィルターのホコリを掃除機で吸い取る
- フィルターをやさしく水洗いする
- 洗ったフィルターを陰干しにして乾くのを待つ
- 乾いたフィルターを元に戻す
メーカーによって推奨するお手入れ方法は異なります。取扱説明書などを読んで、メーカーがすすめるお手入れ方法でメンテナンスしてみてください。
衣類乾燥付き布団乾燥機で部屋干しを時短に!

今回は布団乾燥機を使った衣類乾燥について解説してきました。大切なポイントは以下のとおりです。
- 衣類乾燥機能付き布団乾燥機は少量の洗濯物の乾燥に向いている
- タイプによって乾燥方法や対応できる洗濯物の量が変わる
- 衣類乾燥機能付き布団乾燥機は適度な量の洗濯物に対して使うことが大切
衣類乾燥機能付き布団乾燥機なら、布団だけでなく洗濯物も乾かせるので便利です。とくに梅雨どきなどの部屋干しが増えてくるシーズンには活躍してくれるでしょう。
あまり多くの洗濯物には対応できませんが、お守りがわりに1台持っていてもいいかもしれません。自宅に合った布団乾燥機を使って、部屋干しをもっと便利にしてくださいね。