ホットカーペットの電気代はいくら?1時間・1か月あたりの目安や節約方法を解説

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ホットカーペットは冬に人気の暖房器具の一つです。「ホットカーペットは他の暖房器具に比べて電気代が安い」というイメージがある方も多いですが、実際はどうなのでしょうか。

そこで今回は、ホットカーペットのサイズごと1時間1ヶ月あたりの電気代の目安、他の暖房器具との電気代を比較したものをご紹介します。またメリットやデメリット、電気代を節約する方法、省エネ機能が付いたおすすめのホットカーペットもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ホットカーペットの電気代の目安

ホットカーペットの電気代の目安

ホットカーペットの電気代はどれくらいなんだろう?

ホットカーペットの消費電力は大きさや暖房能力、付加機能の有無などによっても異なります。コンパクトサイズや1畳用のモデルは約100W ほどですが、大きいものや4~6畳用のモデルは500~600Wほどになることも。

また使用時間や設定温度によっても電気代は大きく変動します。1日数時間だけ使用する場合と、1日24時間つけっぱなしの場合では当然ながら電気代は大きく変わります。温度を高くして使用しても消費電力が増えるため、電気代が高くなる原因に。

ここでは公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が定めている通り、1kWhあたり31円(税込)として1時間・24時間・1ヶ月あたりの電気代を計算します。

カーペットのサイズ別1時間あたりの電気代目安

カーペットのサイズ別の消費電力と、1時間あたりの電気代の目安を1kWhあたり31円(税込)として計算した場合、下記の表のようになります。ホットカーペットの大きさによって、1時間あたり約3円~19円ほどの電気代がかかることが分かります。

消費電力は製品やメーカーによって異なり、また設定温度を下げたりタイマー機能を使用することで、実際の電気代はこれよりも少なくなる可能性もあるので参考にしてください。

ホットカーペットの大きさ消費電力1時間あたりの電気代
1畳用約100W約3.1円
2~3畳用約200~300W約6.2~9.3円
4~6畳用約500~600W約15.5~18.6円

24時間あたりの電気代目安

24時間あたりの電気代も同じように計算すると、ホットカーペットの大きさによって、24時間あたり約74円~446円ほどの電気代がかかることが分かります。

実際にはホットカーペットを24時間連続で使用することは少ないと思われます。必要な時だけ工夫して使うことで電気代は抑えられるでしょう。

ホットカーペットの大きさ消費電力24時間あたりの電気代
1畳用約100W約74.4円
2~3畳用約200~300W約148.8~223.2円
4~6畳用約500~600W約372~446.4円

1か月の電気代目安

ホットカーペットを1日8時間、30日間使用した場合の電気代は、1か月あたり約740円~4460円ほどになります。

このようにホットカーペットの大きさや消費電力、使用時間によって電気代は大きく変わることがわかります。また他の暖房器具との併用や部屋の断熱性、外気温などの外部要因も影響するでしょう。

ホットカーペットの大きさ消費電力1ヶ月あたりの電気代
1畳用約100W約744円
2~3畳用約200~300W約1,488~2,232円
4~6畳用約500~600W約3,720~4,464円

ホットカーペット以外の電気代との比較

ホットカーペット以外の電気代との比較

ホットカーペットと他の暖房器具はどれくらい電気代の差があるんだろう?

ホットカーペットと他の暖房器具の電気代を比べると下記の表の通りです。消費電力はあくまで各製品の平均であり、メーカーや各モデルによっても異なります。また設定温度や部屋の広さによっても違いがあります。

電気毛布やホットカーペット、電気ストーブのように部分的に暖めることに適した暖房器具は、比較的電気代が安いことが分かるでしょう。それに対しエアコンのように部屋全体を暖める場合は、電気代は高くなります。

暖房器具消費電力の平均一時間あたりの電気代
電気毛布100W約3.1円
ホットカーペット300W約9.3円
電気ストーブ500W約15.5円
こたつ600W約18.6円
セラミックファンヒーター800W約24.8円
オイルヒーター900W約27.9円
パネルヒーター900W約27.9円
エアコン1000W約31円

◆その他の暖房器具の電気代については、以下の記事でも詳しく解説しています。

ホットカーペットのメリット

ホットカーペットのメリット

ホットカーペットは他の暖房器具と違ってどんなメリットがあるんだろう?

ホットカーペットは冷え込む季節に欠かせないアイテムとして多くの人に愛用されています。最大のメリットは、足元から体全体を効率よく温める点です。底冷えを効率的に防ぐので、快適に過ごすことができます。

また他の暖房器具は冬の寒い季節にしか活躍しないものがほとんどですが、ホットカーペットは通常のラグとして使用できるのが他と大きく異なる点です。それぞれ詳しく見ていきましょう。

底冷えを防げる

ホットカーペットは直接床に敷くことで、足元から体全体を暖めることができます。とくに寒さが厳しい日は、床材によっては冷たさが際立ち、裸足や薄い靴下ではとても寒く感じます。このような状況で、下半身が冷えると体全体の冷えにつながり、体感温度が大幅に下がってしまうことも。

ホットカーペットの主な機能は、電気を利用してカーペット内のヒーターを温め、その熱を放出することで上に乗っている人を暖めることです。足元からじわじわと暖めることで、全身を包み込まれるように暖まります。

通常のラグとしても使用できる

ホットカーペットはその名の通り暖房機能を持ったカーペットとして知られていますが、そのデザインや機能性は近年大きく進化しています。多くのメーカーやブランドはライフスタイルやインテリアのニーズに合わせて、さまざまなデザインや色のホットカーペットを展開しています。

暖房機能をオフにすれば、夏場でも暑さを感じることなく、通常のラグとしても使用可能。また普通のラグと同じようにやわらかい素材を使ったものも多く、触り心地や歩行感も普通のラグと変わらず、快適に使用できます。これにより部屋の中心に置く大きなインテリアアイテムを頻繁に入れ替えなくても良いのが嬉しいポイントです。

お手入れが簡単

ホットカーペットの魅力の1つは、その手軽さとお手入れが簡単なことにあります。日常生活の中で暖房器具として頻繁に使うものなので、お手入れのしやすさはとても重要ですよね。

ホットカーペットの表面は、飲みものや食べものなどの日常的な汚れにも強い素材で作られているものも多くあります。そのため、水拭きや湿った布でサッと拭くだけで、簡単に汚れを落とせます。

また取り外し可能なカバーが付いている製品も。定期的にカバーを取り外して洗濯機で洗うことができるので、常に清潔な状態で使えます。

ホットカーペットのデメリット

ホットカーペットのデメリット

気軽に使えて便利なホットカーペットだけど、デメリットはあるのかな?

ホットカーペットは寒い季節の補助的な暖房器具として活躍する一方、デメリットがあるのも事実です。ホットカーペットは部屋全体を暖めることは難しく、また長時間使用するとその分電気代がかかります

また長時間ホットカーペットに触れていると低温やけどになる恐れもあります。このようにホットカーペットを使用する上で気を付けるべき点がいくつかあるので、それぞれ解決策とともに見ていきましょう。

部屋全体を温められない

ホットカーペットは足元やカーペットの上にいる人を直接暖めることを目的とした暖房器具です。そのため、部屋全体の空気を均一に暖めるとは難しいというデメリットがあります。とくに大きな部屋や開放的な空間では、ホットカーペットだけでは十分な暖房効果を得ることは難しいでしょう。

しかし、ホットカーペットを補完する形で、エアコンやファンヒーター、セラミックヒーターなどの部屋全体を暖めることが得意な暖房器具一緒に使うことで解決できます。断熱材を使用して部屋の断熱性を高めることも効果的です。

低温やけどになる恐れがある

ホットカーペットの表面温度は、長時間直接肌に触れていると低温やけどを引き起こす可能性があります。とくに小さな子供や高齢者、感覚が鈍くなっている部分に対しては注意が必要です。

そのためホットカーペットを使用する際は、つねに適切な温度設定を心がけることが大切です。また、長時間同じ場所に座ったり横になったりしないように、定期的にホットカーペットに触れる体の位置を変えることで、低温やけどのリスクを低減することができます。

さらに、ホットカーペットの上に厚手のラグや毛布を敷くことで、直接的な熱の影響を和らげることもおすすめです。

ホットカーペットの電気代を節約する方法

ホットカーペットの電気代を節約する方法

ホットカーペットの電気代を少しでも抑えるにはどうしたらいいんだろう?

ホットカーペットを長時間使用し続けると、製品や設定温度によっては電気代がかさみます。しかし適切な使用方法や工夫をすることで、電気代を節約することも可能です。

ホットカーペットは単体で使うよりも、他の暖房器具や毛布・ブランケット、断熱マットなどと組み合わせて使うことでその効果を発揮します。それぞれ詳しく見ていきましょう。

温度設定を低くする

ホットカーペットは好みや室内の状況に合わせて温度を調節できる機能があります。温度設定を適切に管理することで、電気代の節約だけではなく、安全性や製品の寿命にも影響を与えます

温度が高ければ高いほど消費電力も増えるため、必要以上に高い温度で使用するのは電気代の無駄遣いです。また家を留守にする際や就寝時は温度を下げるか完全に電源を切ることで、ホットカーペットの過度な熱による劣化や、万が一の火災のリスクも低減します。

早朝や夜間などの冷え込む時間帯には少し高めの温度設定をし、日中などの寒さが和らぐ時間帯には温度を下げるなど、状況を見て温度を調節しましょう。

断熱マットを敷く

断熱マットは、床からの冷気や熱の伝わりを防ぐ特別な材料で作られています。ホットカーペットの下に断熱マットを敷くことで、多くのメリットが得られます。

  • 床からの冷気の遮断
  • ホットカーペットの効率が上がる
  • 電気代の節約
  • 床材の保護
  • 快適さがアップ

木製やタイルの床はとくに冷たさを感じやすいですが、断熱マットを敷くことで床からの冷気を効率的に遮断。さらにホットカーペットが放つ熱が上に集まり、効率的に暖めることができるのです。効率が上がることで使用時間が短くなり、電気代の節約につながります。

また断熱マットはホットカーペットの熱による床材の変色や劣化を防ぐ役割もします。また柔らかい素材で作られていることが多く、歩行時のクッション性が向上し、快適さがアップするのです。

必要な部分のみで使用する

ホットカーペットは部屋の広さや形状に合わせて、さまざまなサイズや形が展開されています。しかし、部屋全体を暖める必要がない場合や、特定のエリアだけで使用する場合は、使い方を工夫することで電気代の節約に

リビングや勉強部屋など、特定の場所で使用する場合はそのエリアだけにホットカーペットを敷くことで無駄な電気消費を防げます。また家具やレイアウトによっては、ホットカーペットの一部が隠れてしまい、その部分の暖房効果が得られないこともあるでしょう。そのような場合は、家具の配置を見直すことで、ホットカーペットの効果を最大限に引き出すことができます。

毛布・ブランケットを併用する

ホットカーペットの上に毛布やブランケットを敷くことで、さらなる保温効果を得ることができます。ホットカーペットから放出される熱は、上に向かって拡散されます。毛布やブランケットを上に置くことで、この熱をキャッチし熱が逃げるのを防いでくれるのです。

また毛布やブランケットは繊維の隙間に空気を閉じ込めることで保温効果を持っています。これによりホットカーペットの熱をより長く保つことができるので、電気代の節約につながります。

他の暖房器具と併用する

ホットカーペットは主に足元を暖めるのに特化していますが、部屋全体の温度を均一に保つためには、他の暖房器具との併用が効果的です。エアコンやファンヒーターは、部屋全体の空気を循環させながら暖めることができます。一方、ホットカーペットは直接的な暖房効果があるので、これらを組み合わせることで部屋の温度差を最小限に抑えることができるのです。

また併用することで、それぞれの暖房器具の温度設定や運転時間を最適化することができるので、全体的な電気消費を抑えることができます

窓の断熱を強化する

窓は家の中でも最も熱が逃げやすい部分の一つです。とくに冬は、窓からの冷気の侵入が室内の温度を大きく下げる原因になっています。窓の断熱を強化することで、この冷気の侵入を大幅に減少させることができ、室内の保温効果を向上させることができます

窓の断熱を強化する方法は下記のとおりです。

  • 断熱フィルムを窓ガラスに春
  • 二重窓にする
  • 窓用の断熱カーテンやブラインドを取り入れる
  • 窓周りの隙間を専用のシーリング材や断熱テープで補修する

このように窓の断熱強化は初期投資が必要な場合もありますが、長い目で見るとその効果は大きく、快適な室内環境と電気代の節約につながりますよ。

省エネ機能タイマー機能が付いた製品に買い替える

近年はホットカーペットも省エネ機能やタイマー機能を搭載した製品が増えてきました。これらの機能は電気代の節約や環境への配慮、また使用感の向上につながっています。

省エネ機能はセンサーを使用して部屋の温度や使用者の存在を検知し、必要な暖房出力を自動的に調整する機能です。これにより過度な暖房を防ぎます

タイマー機能は指定した時間にホットカーペットを自動的にオンオフすることができます。就寝前や朝起きる時間に合わせてタイマーを設定しておくことで、効率的に使えますよ。

省エネ機能が付いたおすすめカーペット

省エネ機能が付いたおすすめカーペット

省エネ機能が付いたホットカーペットはたくさんあるけど、どれを選べば良いかな?

これからホットカーペットを購入する方は、あらかじめ省エネ機能が付いたものを選ぶといいでしょう。省電力モードや人感センサー搭載のもの、切り忘れ防止機能、タイマー機能など節電につながる機能が付いたおすすめのホットカーペットをご紹介します。

パナソニック 着せ替えカーペット セットタイプ DC-2NKC1-C

パナソニック 着せ替えカーペット セットタイプ DC-2NKC1-Cは、2畳用のホットカーペットで、カバーを取り外して洗濯できます。ふわふわな素材でじんわりとした暖かさを実現し、省エネモードやタイマー機能、電源切り忘れ防止機能、ダニ対策機能などがついています。

つねに清潔な状態で快適に使いたい方におすすめです。

サイズ176×176×0.6㎝
重量3.2㎏
お手入れカバーは洗濯可能
機能・切タイマー(2時間・4時間)
・8時間切り忘れ防止機能
・ダニ対策機能
・省エネモード(室温センサー)
・2面3通り切り替え

KODEN 電気カーペット VWU301R-C

KODEN 電気カーペット VWU301R-C は、表面に遠赤外線カーボンフェルトを使用しており、床からじんわり暖かくなるのが特徴です。室温センサーに連動した省エネモードや切り忘れ防止機能、すぐに暖まる速暖モードが搭載されています。

カラーはブラックやグレーなどの落ち着いた色なので、モノトーンのお部屋にもピッタリです。

サイズ235×195㎝
重量4.4㎏
お手入れダニクリーン機能
機能・8時間切り忘れ防止機能
・速暖
・省エネモード
・室温センサー付き
・2面3通り切り替え
・ダニ対策機能

YAMAZEN 省エネホットカーペット(3畳)SUEF-S304

YAMAZEN 省エネホットカーペット(3畳)SUEF-S304は、トリプルフレッシュを採用しており、部屋の臭いを吸収し空気をキレイにするホットカーペットです。省エネ機能として室温センサー、省電力モードも搭載し、使用状況に合わせた暖め方ができます。

コンパクトに折りたためるので、使わないときは省スペースで収納できます。

サイズ195×235㎝
重量5.4㎏
お手入れ洗濯不可
機能・タバコやペットなど生活臭を消臭するトリプルフレッシュ採用
・滑り止め加工
・ダニ退治機能
・暖房面積切替
・切タイマー(6時間)
・入タイマー(6時間)
・室温センサー
・省電力モード

ホットカーペットを賢く使用して電気代を節約しよう

ホットカーペットを賢く使用して電気代を節約しよう

ホットカーペットは、底冷えを防ぐ・通常のラグとして使える・お手入れが簡単などのメリットがあります。しかし部屋全体を暖められないことや、低温やけどになる可能性があるというデメリットも。またつけっぱなしにしておくとその分電気代もかさんでしまいます。

しかし他の暖房器具と組み合わせて使ったり、部屋の断熱性を高めることでホットカーペットを効率よく使うことができ、電気代を節約可能です。

これから購入予定の方は、あらかじめ省エネ機能やタイマー機能が付いたホットカーペットを選び、さらに今回ご紹介した電気代を節約する方法を実践しましょう。電気代を節約するのに向いているおすすめのカーペットも紹介したので、ぜひ参考にしてみてください。

◆おすすめのカーペットは、以下の記事でも詳しく紹介しています。

企画・制作:株式会社ClassLab.「RIRIFE編集部」

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