洗濯機排水ホースの差し込み方ガイド - 簡単な取り付け方法と注意点

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洗濯機排水ホースの取り付け方法 

洗濯機を使うにあたって、排水を流すための排水ホースが必要になります。

しかし、日常的に行う作業ではないため、「家電製品に疎いから排水ホースの取り付け方が分からない」「排水ホースを付けるのにどんな道具を揃えたらいいの?」といった悩みや疑問を抱える方も多くなっています。

ここでは、洗濯機の排水ホースを設置するのに必要な道具や準備、排水ホースの選び方、取り付け手順、差し込み方のコツをテーマに解説していくので、これから排水ホースを取り付ける予定の場合はぜひ参考にしてくださいね。

必要な道具と準備 

排水ホースを設置するにあたって、以下が必要となります。

  • 排水ホース
  • はさみ
  • ビニールテープ
  • 結束バンド

排水まわりは住宅による仕様の差があるため、住宅のつくりに応じて揃えるべき道具が異なります。

排水ホースの長さが合わない場合ははさみでカットする必要があり、排水ホースと排水口のサイズによってはビニールテープや結束バンドで固定することを覚えておきましょう。

排水ホースの選び方 

通常、排水ホースは洗濯機に付属しています。

付属している排水ホースであればサイズもマッチするため、新しく買い替えることなく使用可能です。

ただし、排水ホースは2~3年程度が交換の目安とされており、排水ホースに穴や亀裂が入っている場合は交換する必要があります。

新しい排水ホースを選ぶ際は、洗濯機や排水口に合うサイズの製品をしっかりと見極めましょう。

接続部の直径が合わないと、洗濯時に水漏れなどが起こりやすくなります。

また、取り回しの良さや排水ホースのねじれなどを防ぐためにも、長すぎず短すぎない排水ホースを選ぶことが大切です。

排水ホースの取り付け手順 

難しそうなイメージがつきまとう排水ホースの設置ですが、取り付け方はいたってシンプルです。

まずは、洗濯機の接続口に排水ホースの片側を繋ぎます。

ホースバンドをしっかりと奥まで差し込み、排水口に排水ホースの反対側を接続します。

尚、排水口と排水ホースを繋ぐ際は、スリーブを取り外さないように注意しましょう。

スリーブを付けたままにすることで排水ホースの変形を防げるため、隙間からの水漏れなどを防ぐ効果があります。

差し込み方のコツ 

排水ホースを取り付ける際は、排水口に排水ホースをしっかりと固定することが大切です。

差し込み方が緩いと、使用中に排水ホースが抜けて水漏れの原因となります。

事前に排水口の場所をチェックして、排水ホースが外れないように接続しなければなりません。

また、排水口が浅い住宅においては、排水ホースを深く差し込み過ぎることで先端が地面に接触する可能性があります。

排水に支障が起きてしまうため、排水ホースの先端からスムーズに水が流れる位置を見極めて固定しましょう。

尚、洗濯機から排水口までの距離に対して排水ホースが長い場合は、排水ホースの取り回しにも注意が必要です。

排水ホースが立ち上がったりねじれたりすると、排水ホースの中で水が逆流する恐れがあります。

不適切な接続状態のまま使用し続けることで故障や水漏れに繋がるため、排水ホースを正しい状態にした上で使うことがポイントです。

穴だけの排水口への対応 

洗濯機用の防水パンが完備されているケースも多い一方で、住宅によっては排水口に穴だけが開いている仕様も見られます。

床下とダイレクトに繋がっている穴だけの排水口を使っている家庭では、排水口からの悪臭や害虫による被害が発生しやすい点に注意しなければなりません。

住宅の衛生面や快適性を高めるためにも、排水口にパテ、ゴムキャップ、排水トラップなどを活用するのがおすすめです。

賃貸物件で暮らしている場合の対処法についても説明するので、穴だけの排水口への改善策を模索している方はチェックしていきましょう。

パテを使った対策方法 

パテを使うと、穴がむき出しになっている排水口を効果的に塞げます。

パテは粘土のように形を変えられる点が特徴で、排水ホースを通した後に隙間を埋めるだけで完了します。

悪臭や害虫のリスクを軽減できるため、ホームセンターやオンラインショップなどで手に入れることを検討しましょう。

ゴムキャップの使用方法 

悪臭などを効果的に防ぎたいなら、ゴムキャップを利用するのがおすすめです。

ゴムキャップには大きな穴が空いており、穴部分に排水ホースを通す仕様になっています。

排水ホースを排水口に差し込んだら、ゴムキャップの下部分を排水口にフィットさせましょう。

ゴムキャップで排水口の穴全体が塞がれるので、悪臭や害虫などの発生を最小限に抑えられます。

ただし、ゴムキャップにはさまざまな種類があり、自宅の排水ホースや排水口の穴とマッチするサイズの製品を選ぶことが必要不可欠です。

隙間が大きすぎると悪臭や害虫が室内に上がってくるので、事前にサイズを測った上でゴムキャップを購入してくださいね。

排水トラップの取り付け方法 

排水トラップとは、排水口の臭いが室内に上がってくるのを防ぐためのパーツのことです。

U字、S字、L字のような形状をしていることが多く、洗濯機の排水トラップに関しては後付け用のものも販売されています。

排水トラップを接続するために、まずは床下の排水管の位置を確認します。

排水管に排水トラップを取り付け、長すぎる場合はノコギリや業務用カッターなどで適切な長さに調節しましょう。

排水トラップに排水ホースを繋ぎ、洗濯機を試運転して問題なければ作業は完了です。

尚、排水口にはVU管とVE管の2種類があり、排水口の種類に応じて購入すべき排水トラップも異なります。

もし自宅の排水管の種類が分からない場合は、VU管・VE管併用タイプの排水トラップを購入してくださいね。

賃貸での対策 

賃貸で暮らしている場合、穴だけの排水口に排水トラップなどを付けると原状回復義務の規約に触れる恐れがあります。

排水トラップの設置にはビス打ちや接着剤の使用などが必要なケースもあるため、賃貸物件の床に傷をつけることになります。

まずは管理会社や大家さんに相談し、排水トラップの取り付けが可能であるかを確認しましょう。

もし対応してもらえないようであれば、穴の隙間を簡易的に自身で塞ぐ必要があります。

塞ぐための手段には防臭キャップ、アルミテープ、ビニールテープ、パテなどがありますが、最も見栄えが良く機能的なのは防臭キャップです。

防臭キャップは穴に覆いかぶさるような仕様となっており、排水ホースに取り付けて排水口に差し込むだけで穴の隙間を塞げます。

尚、もし応急処置としてすぐに穴を塞ぎたい場合は、隙間をアルミテープやビニールテープで密閉するのがおすすめです。

洗濯機排水ホースの水漏れ対策 

洗濯機の使用中に、排水ホースから水漏れが起こることがあります。

室内が繰り返し水浸しになるのを防ぐためにも、水漏れの原因、解決策、自身でできる応急処置について把握しておくことが重要です。

また、排水ホースの定期的なメンテナンスを徹底することで、水漏れが起こるリスクを大幅に軽減できます。

住宅によってはエルボの使用によって水漏れ防止効果を高められるため、排水ホースの水漏れ対策について多方面から理解を深めていきましょう。

水漏れの原因と解決方法 

洗濯中に排水ホースから水漏れしている場合、排水ホースが劣化している可能性が考えられます。

排水ホースの表面に穴や亀裂が入っていると、洗濯時に水が溢れ出ることで周囲の水漏れに繋がります。

破損している=排水ホースの交換の目安となるため、新しいものに取り換えるようにしましょう。

もし排水ホースに問題がないときは、排水ホースが正しく接続されているかを確認することが大切です。

排水ホースが不必要に長いと、ねじれによって排水に支障が出る可能性が高くなります。

また、洗濯機の真横に壁などがある場合も、排水ホースが押しつぶされることで水の流れが悪くなりがちです。

逆流や排水のつまりによって水漏れが起こるため、洗濯機や排水ホース周辺の状態をチェックしましょう。

排水ホースの定期的なメンテナンス 

洗濯中の水漏れによるトラブルは、排水ホースのメンテナンスを徹底することで回避できます。

日常的に洗濯機を使うことで、排水ホースの内部に汚れや繊維などのゴミがつまりやすくなります。

常に清潔な状態で排水ホースを使うためにも、定期的に掃除を行うことが大切です。

排水ホースのメンテナンスをするにあたって、洗濯機の電源を落として水道の蛇口も閉めておきましょう。

排水ホースの片側をラップなどで縛り、中に水や専用クリーナーを入れていきます。

振り洗いして内部をしっかり洗い、水や専用クリーナーを洗い出したら歯ブラシで内部を掃除すればOKです。

尚、ラップで排水ホースの片側を塞いでいても、隙間から水や専用クリーナーが溢れ出す可能性があります。

周囲を水浸しにしないためにも、排水ホースの先端をバケツに入れた状態で掃除するのがおすすめです。

エルボを使った水漏れ防止 

水漏れのリスクを未然に防ぎたいなら、洗濯機の排水ホースにエルボを取り付けることも考えてみましょう。

排水ホースに取り付けるエルボは、排水口と排水ホースを繋ぐためのパーツです。

L字のような形状をしており、突き出している箇所の穴に洗濯機の排水ホースを接続して使用します。

エルボは排水トラップが付いている家庭で利用する仕組みになっており、排水管から発生しがちな悪臭を防ぐ効果があります。

排水トラップがない場合はエルボを付けなくても問題ありませんが、もし排水トラップが付いているならエルボを必ず取り付けましょう。

エルボを使わないまま洗濯すると、排水口から排水ホースが外れやすくなります。

水漏れの原因となってしまうため、エルボで排水口と排水ホースを接続してくださいね。

自分でできる応急処置 

洗濯中に水漏れに気が付いたら、すぐに排水ホースの状態をチェックしましょう。

排水ホースによる水漏れは、排水ホースの接続に問題がある場合や排水ホースに穴や亀裂が入ることで生じます。

まずは原因を突き止めるために、排水ホースの接続状況や破損の有無を調べることが重要です。

もし排水ホースが緩んでいるのであれば、繋ぎ直すことで水漏れは解消します。

一方で、もし排水ホースに穴や亀裂が入っている場合は、応急処置としてテープなどで補正するようにしましょう。

ビニールテープなどでも簡単な処置はできるものの、安全性を考えるとホーステープや配管保護テープを使うのがおすすめです。

穴や亀裂の全体をしっかりテープで覆い、排水ホースの交換の必要性について考えてくださいね。

洗濯機排水ホースに関するよくある質問 

安心して洗濯機を使うためにも、排水ホースに関する疑問を解決しておくことが必要不可欠です。

以下では、排水ホースに関して多く寄せられる質問4つについて詳しく解説していきます。

排水ホースが抜ける原因と対策、エルボのサイズが合わない場合の対応、排水ホースの交換時期と目安、賃貸物件でエルボがない場合の対処法など、排水ホースを利用する上で直面しやすい身近な質問をピックアップしているので、おさらいした上で洗濯機の排水ホースを使ってくださいね。

排水ホースが抜ける原因と対策 

洗濯機の排水ホースが頻繁に抜ける場合、排水ホースの差込口が破損している可能性があります。

排水ホースは排水口に繋いで使用しますが、排水ホースの接続部が欠けていたり割れたりすることで固定するのが難しくなります。

排水ホースを長期的に使うことで起こる硬化が原因になるケースも多くなっているため、排水ホースの状態をチェックするのがおすすめです。

尚、例え排水ホースの状態や繋ぎ方に問題がなくても、洗濯機の振動などによって排水ホースの接続部が緩んでくることがあります。

ビニールテープや結束バンドで固定すると排水ホースが抜けにくくなるため、定期的に接続し直すのが面倒な場合は試してみましょう。

また、排水ホースのサイズが合っていないと、正しく接続しても抜けやすくなります。

「洗濯するたびに排水ホースが抜ける」「何度繋いでもすぐに取れてしまう」といった悩みを持つ方は、排水ホースのサイズを再度確認するよう心掛けましょう。

エルボのサイズが合わない場合の対応 

エルボのサイズが排水ホースと合わないときは、テープやゴムパッキンなどを活用するのがおすすめです。

排水ホースと排水口の間にエルボを繋いだら、適切な位置でテープをエルボのまわりに巻き付けます。

テープでエルボをしっかりと固定できるため、多少サイズが違っていても洗濯機の使用中に外れてしまう心配もありません。

また、エルボと排水口のサイズに問題がある場合は、ゴムパッキンを使って余計な隙間を埋めることも考えてみましょう。

ゴムパッキンによって密着度が増すのはもちろん、見た目もスッキリとする点が特徴です。

ただし、エルボと排水ホースや排水口のサイズが違い過ぎる場合、水漏れなどのトラブルに繋がる恐れがあります。

エルボは比較的リーズナブルな価格帯で販売されているので、安全性を優先するためにも新しいエルボを購入しましょう。

排水ホースの交換時期と目安 

長期的に使っている方も多い排水ホースですが、実は交換の目安は2~3年程度とされています。

排水ホースは洗濯時に必ず使用する消耗品であり、半永久的に使うことはできません。

購入から2~3年で耐久性や機能性が低下するため、例え使用感や状態に問題がなくても買い替えるのがおすすめです。

尚、2~3年以内であっても、排水ホースに穴や亀裂が見られる場合はすぐに交換する必要があります。

穴や亀裂から水漏れが起こる可能性があり、使い続けることでトラブルに見舞われるリスクが高くなります。

また、排水ホースに異常が発生しているサインのひとつが、排水口からの異臭です。

排水ホースにゴミがつまることで異臭の原因となるため、掃除しても解消されないときはできるだけ早い段階で排水ホースを取り替えてくださいね。

賃貸でエルボがない場合の対処法 

賃貸物件では、各部屋にエルボがあらかじめ取り付けられているのが一般的です。

ただし、以前居住していた住民が捨ててしまったり、誤って新居に持って行ったりするケースも多く、「排水口にエルボが付いていない」「入居したときからエルボを見たことがない」という方もいるのが実情です。

もし賃貸物件に住んでいる場合、エルボは室内設備の一部として扱われます。

本来部屋に備わっているべきものとなるため、居住者自身がエルボを用意する必要はありません。

管理会社や大家さんに問い合わせて、エルボの設置を依頼するようにしましょう。

尚、排水トラップが付いているにもかかわらずエルボが接続されていない場合、水漏れが発生しやすくなります。

思わぬトラブルを防ぐためにも、できるだけ早くエルボを設置してもらえるように尋ねるのがおすすめです。

洗濯機排水エルボの購入ガイド 

排水トラップが付いている住宅に住んでいるなら、水漏れや悪臭を防ぐためにエルボを使うことが前提となります。

しかし、はじめてエルボを購入する場合、「そもそもエルボについて詳しく知らない」「エルボって何を基準に選べばいいの?」といった疑問にぶつかりがちです。

ここでは、エルボの種類と選び方、サイズ測り方、購入場所のほか、おすすめのエルボについてもご紹介していくので、自宅にピッタリなエルボを見つけるための判断材料として役立ててくださいね。

エルボの種類と選び方 

エルボを導入することにより、洗濯機使用時の水漏れ対策を強化できます。

エルボはL字型をした90度に曲がったパーツのことで、排水口と排水ホースを繋ぐ目的があります。

プラスチック製品が主流となっていますが、ゴム製のエルボも販売されているので自身のニーズに合うものを選ぶことが重要です。

プラスチック製のエルボは、種類が豊富で耐久性が高い点が特徴です。

ただし、硬い素材ということもあって差し込みにくさを感じる方も多いので、最適なサイズ選びが必須となります。

一方のゴム製は、柔軟性に優れておりエルボ本体への負荷がかかりにくくなっています。

排水ホースと排水口への繋ぎやすさも兼ね備えているので、お試しでエルボを使ってみたい方に最適です。

エルボのサイズ測り方 

安全に洗濯機の排水ホースを使うためにも、正しいサイズのエルボを取り付けることが大切です。

エルボのサイズを測るにあたって、排水ホースの口径と排水パイプの内径をチェックする必要があります。

排水ホースの口径は26~40mmが一般的で、洗濯機の取扱説明書などに記載されていることも多くなっています。

もし分からない場合は、洗濯機の型番を検索して排水ホースの口径を探してみましょう。

尚、排水パイプの内径については、穴が空いているエリアの内側の長さを測ればOKです。

排水パイプの内径にエルボを差し込むことになるため、内径よりもやや小さなサイズのエルボを購入するのがおすすめです。

エルボを購入する場所 

自宅にエルボがない場合、自宅の排水口に合うサイズのエルボを購入する必要があります。

「エルボってどこに売ってるの?」「エルボを置いている店ってあまり見たことがない」と感じる方も多いかもしれませんが、エルボは家電量販店、ホームセンター、生活用品を取り扱う雑貨店などで販売されています。

スタッフにアドバイスをもらいながら商品の比較検討ができるため、エルボの選び方に不安がある場合でも安心です。

ただし、実店舗では地域や店の規模によって品揃えにムラがあるケースもあり、自身の条件に合うエルボを見つけられない可能性も考えられます。

もしバリエーション豊富な商品の中から選びたいなら、通販サイトなどを活用しましょう。

同時に複数のエルボを見比べながらベストな商品を見極められるため、長く愛用できるエルボを見つけやすくなっています。

おすすめのエルボ商品 

悪臭、害虫、水漏れなどを防止する上で便利なエルボですが、「色々な商品が売られていてどれを選べばいいのか分からない」「みんながどんなエルボを買っているのか知りたい」という方もいるのではないでしょうか?

ここでは、ミヤコ、テクノテック、カクダイの3社が販売するエルボのおすすめ商品を詳しく解説していきます。

使用感、設置の手軽さ、メンテナンス方法、利便性について深堀しているので、比較検討して使い勝手の良いエルボを見極めましょう。

ミヤコ MB44KLZ

ミヤコが販売する「MB44KLZ」は、臭気を最小限に抑えたい場合におすすめのエルボです。

封水は50mmで設計されており、下水の臭いや害虫などの侵入を未然に防いでくれます。

ホースインナーも付属しているため、長期的に使用することで変形しやすい排水ホースを綺麗な状態で維持しやすいところもポイントです。

また、トラップはカセットタイプで手軽に取り出せる仕様となっており、「メンテナンスの手間がかかるエルボは避けたい」「時短で掃除できるエルボを探している」といった悩みを持つ方にとって使いやすい製品です。

最高使用温度60度
素材TPO
直径75mm

テクノテック SNT-SWA-W2

泡の逆流を解消したいなら、テクノテックが販売する「SNT-SWA-W2」を検討してみましょう。

トラップに泡逆流防止機構が付いており、防水パンに泡が溢れるのを未然に回避できます。

泡を洗い流すための余分なすすぎ洗いなどを抑えられるため、洗濯時の水道料金の節約にも繋がります。

また、トラップ本体は透明となっており、排水管とエルボの連結部分の状態を一目で確認できる点もメリットです。

床下の点検がしやすく、水漏れや連結部分の異常にもいち早く気付けるという点において安全性の高いエルボです。

最高使用温度-
素材TPE
直径-

カクダイ KAKUDAI 洗濯機排水トラップ用エルボ No.437-202

カクダイの「洗濯機排水トラップ用エルボ No.437-202」は、ホースの抜けにくさが特徴的なエルボです。

本体にステンレスバンドが付いており、接続したホースをしっかりと固定できます。

エルボが抜けることによる水漏れリスクなどを最小限に抑えられるため、家庭内の安全性を強化できます。

また、平均価格は300円台とされており、手軽に取り入れやすいリーズナブルな価格帯も魅力です。

はじめてエルボを導入する場合でも試しやすく、コストパフォーマンスの良いエルボを探している方にピッタリです。

尚、「洗濯機排水トラップ用エルボ No.437-202」は31mmと36mmの兼用で、さまざまな家庭で使える汎用性の高さも兼ね備えています。

最高使用温度60度
素材TPE
直径31・36mm兼用

洗濯機排水ホースのトラブルと対策 

洗濯機を使っていると、排水ホースに関するさまざまなトラブルが発生しがちです。

落ち着いて対処するためにも、各トラブルの詳細や対策についてしっかりと理解しておきましょう。

以下では、排水ホースのつまりを解消する方法、排水ホースの破損時の修理方法、排水ホースの延長方法、トラブルが解決しない場合の専門業者への相談の4つをテーマにお話ししていきます。

安全かつ快適に洗濯機を使うためにも、排水ホースの状況やトラブルの原因に合わせていち早く対応してくださいね。

排水ホースのつまりを解消する方法 

排水ホースのつまりが気になる場合、まずは業者に依頼するのではなく自身で解決できないかをチェックしてみましょう。

排水ホースのつまりは、内部に汚れや繊維などのゴミが蓄積されることで発生しやすくなります。

内部を水でしっかりと洗い落とすためにも、洗濯機から排水ホースを引き抜きます。

回しながら引っ張ることで抜けやすくなりますが、排水ホースに溜まっている水が漏れ出す恐れもあるので事前にタオルなどを敷いておくのがおすすめです。

次に、排水口に繋がっている排水ホースの反対側を外し、排水ホースの片側から水道水を注ぎます。

繊維などのゴミは水を通すだけで除去されるケースも多いものの、こびりついた汚れなどは専用クリーナーでしっかりと掃除することが大切です。

クリーナーと水を排水ホースの中に入れたら、溢れ出ないように排水ホースの両側を上向きに固定しましょう。

十分な時間放置したら、クリーナーを水で洗い流します。

その後は排水ホースを洗濯機と排水口に接続し直し、試運転して排水ホースのつまりが解消されているかチェックしましょう。

排水ホースの破損時の修理方法 

排水ホースは、破損の状態によっては自身で手軽に修理できます。

もし排水ホースに小さな穴や亀裂が生じている場合は、専用のテープを使って穴や亀裂を塞ぐのがおすすめです。

ホーステープや配管保護テープなどがホームセンターやオンラインショップにて販売されているので、自宅の排水ホースのサイズに合わせて購入する必要があります。

取扱説明書の通りに穴や亀裂をテープで塞ぎ、試運転して問題がないかを確かめましょう。

ただし、穴や亀裂の状態やサイズによっては、テープでの修理が難しいケースも多くなっています。

無理やりテープで修理すると穴や亀裂が広がる可能性があるのはもちろん、水漏れなどの原因にもなるため、自身での修理が困難な場合は専門業者に依頼することも検討してくださいね。

排水ホースの延長方法 

間取りや家の構造によっては、洗濯機から排水口までの距離が遠いケースもあります。

もし洗濯機から排水口までを付属の排水ホースで繋げない場合は、延長用の排水ホースを取り入れましょう。

延長用ホースを付属の排水ホースと排水口に取り付けるのが一般的で、1~5m程度まで豊富な長さの延長ホースが販売されています。

専用の接着剤を使用することが多いため、取扱説明書をしっかりと呼んで作業を行うことが大切です。

また、延長ホースの中には長さを自由にカットできるタイプのものも販売されており、「どのぐらいの長さが必要なのかイマイチ分からない」「あまり家電製品に詳しくないから正しい長さを選べるか自信がない」という方でも活用しやすくなっています。

トラブルが解決しない場合の専門業者への相談 

自身で対応しても直らないときは、排水の専門業者に相談する必要があります。

洗濯機の排水ホースに関するトラブルは、原因によって解決策も大きく異なります。

排水ホースの汚れやつまり、排水ホースの凍結、設置不備といったさまざまな理由があり、対応内容によって金額の目安も違う点に注意が必要です。

以下は、排水ホースの主なトラブル原因と費用相場をまとめた表です。

排水ホースの汚れ薬品使用:5,000~15,000円
高圧洗浄:10,000~30,000円
排水ホースのつまり15,000~35,000円
排水ホースの凍結10,000~20,000円
設置不備5,000~15,000円

特に排水ホースの汚れは程度に応じて対処法が異なっており、薬品使用よりも高圧洗浄の方が高額になりがちです。

業者を利用する際は事前に見積もりを取り、納得した上で信頼できる業者に依頼しましょう。

まとめ

洗濯機に排水ホースを取り付けるにあたって、正しい取り付け方、排水ホースの選び方、メンテナンス方法を知っておくことが重要です。

また、穴付きの排水口を使っている家庭では、悪臭や害虫などの被害から住宅を守るためにもゴムキャップ、パテ、排水トラップなどの設置を考える必要があります。

水漏れの被害を最小限に抑えたいのであれば、洗濯機と排水口のサイズに合うエルボの導入を視野に入れましょう。

素材によって使い勝手や利便性が違うので、ニーズやシチュエーションに応じて選ぶのがおすすめです。

尚、排水ホースのつまりの解消や修理の程度によって専門業者を活用することも検討し、安全に洗濯機を使用してくださいね。

企画・制作:株式会社ClassLab.「RIRIFE編集部」

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