家事の中でも食器洗いは、苦手意識を持つ方が多い作業のひとつです。そんな面倒な家事を代行してくれるのが食洗機です。
かつては贅沢家電とされていましたが、近年では忙しい家庭を支える時短家電として浸透しています。
食洗機を使いたいけど賃貸住宅だから工事ができない…という方でも、工事不要で即日使い始められる食洗機を選べば問題ありません。
この記事では、賃貸住宅でも置ける食洗機の紹介や、適した選び方について詳しく解説していきます。
狭いキッチンスペースでも食洗機を置けるコツもお伝えするので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事でわかること
- 賃貸住宅には、コンパクト・スリムなボディのタンク式食洗機がおすすめ
- 賃貸住宅でも分岐水栓式食洗機も簡単な作業で設置できるが、大家に確認が必要な場合もあり、注意が必要
- 賃貸住宅でも置きやすいサイズのおすすめ食洗機を機能とともに詳しく紹介
賃貸でも食洗機は置ける?
キッチンの作業効率を大きく向上させる食洗機は、賃貸住宅でも設置することは可能なのでしょうか。結論から言うと、設置することは可能です。
しかし、設置する前にはいくつかのポイントを確認する必要があります。例えば、設置場所のスペースの有無や、電源と水道へのアクセスのしやすさなどが挙げられます。
さらに、賃貸物件の場合は、大家さんや管理会社に許可を得ることが必要になる場合もあります。
こうした事前の確認を丁寧に行い、自分のライフスタイルに合った食洗機を選ぶことが重要です。
大家さんなどに許可は必要?
賃貸のお部屋で食洗機を設置する際、多くの方が気になるのが大家さんや管理会社からの許可が必要かどうかという点です。
実は、食洗機の設置自体に直接的な許可を必要とすることは少ないですが、それでも事前に相談をすることが推奨されます。
その理由は、設置によって水漏れなどのトラブルが発生した場合、責任の所在が明確になり、円滑な対応が可能になるからです。
また、分岐水栓式の場合、水道設備に手を加えなければならないため、大家や管理会社に確認が必要になることもあります。
住宅を借りる際に、このことは明記されていることが多いので、心配な場合は書類を確認してみましょう。
このように、賃貸住宅でも食洗機を置くことは可能ですが、トラブルを避けるためにも大家さんや管理会社との良好な関係を保ちながら、事前にしっかりと相談を行うことが重要となります。
タンク式と分岐水栓式はどっちがいい?
賃貸住宅での食洗機設置に際して、タンク式と分岐水栓式の2種類が主流となっていますが、どちらを選ぶかは住環境や利用シーンによって異なります。
タンク式は、水道に直接つながず、水をタンクに入れて使用するため、設置が簡単で移動も楽にできることが大きなメリットです。
これに対して、分岐水栓式は水道と直接つなぐための工事が必要ですが、一度設置すれば、水を補充する手間がなく、連続して大量の食器を洗うことが可能です。
分岐水栓式は、設置にあたり大家さんや管理会社の許可が必要になる場合もありますが、タンク式であればそのような手間は少なく、比較的簡単に導入できるでしょう。
大家さんへの確認が面倒な場合は、タンク式の食洗機を選ぶのが無難かもしれません。
賃貸住宅に適した食洗機の選び方
食洗機の導入には、設置工事が必要だというイメージが強い人も多いのでは。
退去時の原状回復が必須である賃貸住宅にお住まいの方は、設置の際に工事が不要な「据え置き式」か「タンク式」タイプの食洗機を選びましょう。
据え置き式食洗機を選ぶ
「据え置き式」は、キッチンの蛇口に分岐水栓を取り付けて、水道から給水するタイプの食洗機です。
分岐水栓の取り付けに工事が発生しますが、必要な工具を用意すれば自分で作業することも可能です。
設置場所が水道周りに限られるというデメリットがあるものの、水道から自動で給水を行うため、給水の手間がなく長期的に見て便利です。
据え置き式の食洗機は、一人暮らしにちょうどいいコンパクトモデルから、ファミリー向けの大容量サイズまで販売されているので、自分に合ったサイズを見つけられます。
分岐水栓が可能か確認する
据え置き式の食洗機は安定感があって便利ですが、分岐水栓の取り付け時には蛇口を取り外さなければなりません。
基本的には、取り付けた分岐水栓を取り外せば原状回復ができるため、退去時のトラブルになる可能性は低いですが、設置前には必ず管理会社やオーナーへ確認しておきましょう。
また、キッチンの蛇口の種類によっては、分岐水栓にの取り付けに対応していない場合もあります。
お使いの蛇口の品番などをチェックして、取り付け可能かどうかを調べておくと良いでしょう。工事費用を抑えるために自分で設置する際には、水漏れが起きないよう十分注意して作業してください。
◆分岐水栓式食洗機の特徴は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてください。
スリム・コンパクトなものを選ぶ
食洗機のサイズは、幅・高さ・奥行きが50cm以上のモデルが主流です。大容量になるほど、比例してサイズは大きくなります。
賃貸住宅では設置スペースが狭い場合がほとんどですから、スリムサイズやコンパクトサイズのモデルを選ぶと良いでしょう。
置きやすいサイズの目安は、幅40cm前後、高さ50cm未満、奥行き40cm以内です。このくらいのサイズのモデルだと、スリムさやコンパクト感を打ち出して販売しています。
◆スリム・コンパクトな食洗機は、以下の記事でそれぞれご紹介しています。ぜひご覧ください。
タンク式がおすすめ
お住まいの物件では分岐水栓工事ができない、設置工事が面倒、工事費用を抑えたい、という方には、「タンク式」の食洗機がおすすめです。
タンク式では食洗機本体のタンクに水を注ぎ、タンク内から給水を行うので水栓工事が不要です。
使用の都度、タンクへの給水作業が必要にはなりますが、排水経路さえ確保できれば蛇口から離れた場所でも設置できるので、置き場所の自由度が上がります。
排水は必ずシンクに流さなくても、食洗機下にバケツなどを設置しておけば、キッチン周り以外で使うこともできます。使わないときはキッチン以外に保管することも可能です。
タンク式のほとんどは少人数用のコンパクトモデルなので、一人暮らしの方や食器量が少ないご家庭に向いています。
タンクに給水してコンセントを差せば、工事が要らずにすぐ使える手軽さが魅力です。
◆おすすめのタンク式食洗機は、こちらの記事でご紹介しています。こちらもぜひご覧ください。
利用人数に合った容量を選ぶ
賃貸住宅で食洗機を選ぶ際、利用人数に合わせた容量の選定は重要なポイントです。一人暮らしや少人数の家庭では、コンパクトなモデルが最適で、日々の食器を効率的に洗浄できます。
これらの小型の食洗機は、限られたキッチンスペースにも収まりやすく、設置も簡単です。
一方、家族が多い場合や来客が頻繁にあるご家庭では、大容量の食洗機が適しています。大きめのモデルでは一度に多くの食器を洗うことができ、忙しい日々の中でも時間を有効に使うことが可能になります。
さらに、食洗機を選ぶ際には、単に容量だけでなく、その機能性やエネルギー効率、騒音レベルも考慮することが大切です。
例えば、エコモード機能が付いている製品なら、水や電気の使用量を減らすことができますし、静かに動作するモデルなら、夜間の使用も気になりません。
賃貸住宅においては、設置スペースや利用環境に制約があることが多いため、これらの機能性をうまく活用し、日々の生活に合った食洗機を選択することが望ましいです。
利用人数 | 洗浄食器点数の目安 |
---|---|
1~2人分 | 食器12点程度 |
3人分 | 食器20点前後 |
5人分 | 食器40~50点程度 |
賃貸住宅での食洗機の設置方法
賃貸住宅で食洗機を設置するには、いくつかの方法がありますが、その選択は住環境やライフスタイルに大きく依存します。重要なのは、スペースの有効活用と、設置が手軽かいう点でしょう。
食洗機にはタンク式や分岐水栓式など、様々なタイプが存在し、それぞれにメリットと注意点があります。賃貸住宅特有の制約を考慮しつつ、使用頻度や食器の量、キッチンの構造を踏まえ、最適なモデルを選びましょう。
置くスペースを計る
賃貸住宅で食洗機を設置する際には、まず適切なスペースの確保が必要です。設置場所の幅、奥行、高さを正確に計測し、選ぶ食洗機が収まるかを確認しましょう。
特に、キッチンのレイアウトによっては、シンクの横に置くことを考えるかもしれませんが、その場合は蛇口までの距離も重要な要素となります。
蛇口が高すぎると、食洗機の設置スペースに影響を与えるため、この点を事前にチェックする必要があります。
また、食洗機の設置を考える際には、ただ寸法を測るだけでなく、配水管や電源コンセントへのアクセスも考慮する必要があります。これらが適切な位置になければ、追加で工事を行う必要が出てくるかもしれません。
賃貸住宅の場合、大規模な改造は難しいことが多いので、できるだけ既存の設備を活用しやすいモデルを選ぶことが望ましいです。
分岐水栓式食洗機の設置方法
賃貸住宅で分岐水栓式食洗機を設置する場合、いくつかの手順と注意点があります。
まず、分岐水栓式食洗機は、キッチンの水道に直接接続して使用するタイプですので、適合する分岐水栓が必要になります。
このため、現在お使いの水栓が分岐水栓に対応しているかを確認することが第一歩です。
対応していない場合は、交換可能な分岐水栓への変更が必要となりますが、賃貸住宅の場合は、大家さんや管理会社の了解を得る必要があります。
次に、分岐水栓が確認できたら、食洗機の設置場所を決め、水道との接続準備をします。このとき、水漏れを防ぐためにも、接続部分はしっかりと固定し、必要に応じて防水テープを使用することが推奨されます。
また、分岐水栓式食洗機は、使用する水量が比較的多いため、排水の流れをスムーズにするための工夫も必要になることがあります。
設置に際しては、電源コンセントの位置も重要な要素です。食洗機は安全に使用するためにも、水源から離れた場所にあるコンセントを利用するのが理想的です。
万が一、設置場所近くに適切な電源がない場合は、延長コードを使用することも検討する必要があります。その際は安全規格に適合した製品を選び、火災などのリスクを避けるためにも注意が必要です。
タンク式食洗機の設置方法
タンク式食洗機は水道直結の必要がなく、内蔵されたタンクに水を直接注ぐだけで使用できるため、キッチンのどこにでも設置することが可能です。
設置場所を選ぶ際には、まず食洗機を置くスペースの寸法をしっかり測定し、選んだモデルが収まるかを確認しましょう。
また、電源コンセントが近くにあるかも重要なチェックポイントです。
タンク式食洗機の設置は、比較的簡単であり、特別な工具や工事を必要としません。しかし、安定した平らな面に置くこと、そして機器が過熱しないよう十分な通気性を確保することが必要です。
水を入れるタンクは、使用するたびに補充する必要がありますが、これにより固定の水道設備への依存を避けられるため、賃貸住宅での使用に最適です。
賃貸住宅での食洗機の置き方アイディア
賃貸住宅のキッチンは小さめに設計されていることが多く、食洗機の設置時は置き場所に悩みますよね。
しかも設置の際には、本体サイズ分のスペースがあればいいわけではなく扉の開閉や安全に運転できるよう十分なスペースを確保する必要があります。
そんな賃貸住宅の限られたスペースでも、食洗機を使いやすく設置できるアイディアをつご紹介しましょう。
シンク横
食洗機の設置において最も便利な位置とも言えるのが、シンク横のスペースです。キッチン周りを濡らすことなく、予洗いした流れで食器をスムーズに入れられます。
シンク横のスペースが足りない場合には、専用の渡し台などを使って食洗機スペースを確保しましょう。
シンクの洗い場が狭くなるデメリットはありますが、出し入れがスムーズにおこなえる上に、スムーズに排水を行える場所なのでおすすめです。
調理台
まな板などを置いて作業する調理台スペースも、食洗機の設置におすすめです。シンクに近いので排水にも便利ですし、シンク横同様に軽く予洗いを済ませてからしまいやすい位置です。
扉の開閉時に当たる物が少ないので、いちばん設置しやすい場所で、卓上型の食洗機の設置はほとんどの方が調理台スペースにしているようです。
ただし、作業スペースが狭まるデメリットがあるので、仮置きをしてみて作業時に不便がないかどうか、事前に確認しておきましょう。
ワゴンやラックを使う
タンク式の食洗機は、排水経路さえ確保できれば、場所を問わずに設置できるのがメリットです。
シンク横や調理台スペースへの設置が困難な場合には、ワゴンやラックなどを利用して食洗機を置いてみましょう。
分岐水栓式の食洗機でも、ワゴンやラックから給水ホースや排水ホースが届けば設置できます。ホースの長さが足りないときは、延長ホースを購入すると解決します。
排水をシンクに流す場合には、食洗機をシンクよりも高い位置に置くよう注意してください。
1~2人暮らし向け|賃貸におすすめな食洗機
一人暮らしや二人暮らしの賃貸住宅にお住まいの方にとって、キッチンスペースは限られていることが多く、その中でいかに快適に生活するかが重要です。
特に、日々の食事の後片付けは意外と時間がかかるもの。そんな中、食洗機は大きな助けとなりますが、賃貸住宅では設置できるスペースや設備に制約があるため、選び方には注意が必要です。
小さなキッチンでも場所をとらず、かつ効率的に食器を洗えるモデルを選ぶことが、限られた生活空間を最大限に活用するカギとなります。
サンコー ラクアmini Plus TK-MDW22B
既存のラクアminiの洗浄機能を、さらにパワーアップさせたモデルです。Wノズルを搭載し、上下からの囲み洗いによってさらに汚れ落ちが増しています。上下からの高圧噴射と75度の高温洗浄で、がんこな汚れでもきれいに落としてくれますよ。
洗浄力はアップしていますが、本体はラクア miniと同じコンパクトサイズなので設置場所にも困りません。価格は少々上がりますが、より高い洗浄力を求める場合は、ラクアmini Plusを検討してみてはいかがでしょうか。
ドア開閉方式 | 前開き式 |
食器容量 / 食器点数 | 2人分 / 11~12点 |
機能 | 熱風乾燥機能 |
標準総使用水量 | 3.2L |
騒音 | ー |
幅×高さ×奥行 | 308mm×415mm×315mm |
重量 | 8kg |
パナソニック SOLOTA NP-TML1
ひとり暮らしのキッチンにぴったりのサイズの「パナソニック SOLOTA NP-TML1」。業界最小のコンパクト設計が魅力です。シンクとコンロのすき間やシンクと壁面の間など、キッチンのレイアウトに合わせて設置することができます。
スマートフォンやタブレットを使えば、自宅のキッチンに設置した際のイメージがわかるサービスも行っているので、試してみましょう。また、一度に6点の食器を洗えるので、毎食の食事後の片付けも楽になりますよ。
ドア開閉方式 | フロントオープン |
食器容量 / 食器点数 | 1人分 / 6点 |
機能 | 送風乾燥 |
標準総使用水量 | 2.5L |
騒音 | ー |
幅×高さ×奥行 | 310mm×435mm×225mm |
重量 | 7.5kg |
サンコー ラクアmini TK-MDW22W
洗浄機能搭載のラクアmini TK-MDW22Wは、奥行きと幅が30cm台と小さく、設置場所に困っているご家庭でも導入しやすいサイズです。食器容量は12点と約2人分に相当するので、一人暮らしで調理器具もまとめて洗いたい方にもおすすめです。
洗浄コースは4種類から選択できて、最大75度の高温洗浄で汚れをすっきりと洗い落とします。給水は本体内のタンクに上から注ぐだけと簡単で楽ちんです。
ドア開閉方式 | 前開き式 |
食器容量 / 食器点数 | 2人分 / 11~12点 |
機能 | 熱風乾燥 |
標準総使用水量 | 1.8L |
騒音 | ー |
幅×高さ×奥行 | 308mm×415mm×315mm |
重量 | 8.0kg |
シロカ SS-MU251
シロカ独自の機能「トルネード除菌洗浄 75」で洗い上げる「シロカ SS-MU251」。99.9%の除菌ができるので、衛生的で安心です。湿度の多い季節などにもありがたい機能ですよね。
また、洗浄後には自動でドアが開くオートオープンも採用しています。自動で開くことにより、高温洗浄で発生した蒸気を逃がすことができ、結露を抑える効果があるのです。
標準や念入り、おいそぎなどシーンに合わせた6つの自動洗浄プログラムも搭載されています。
ドア開閉方式 | 前開き式(オートオープン) |
食器容量 / 食器点数 | 2人分 / 16点 |
機能 | 送風乾燥 |
標準総使用水量 | 6L |
騒音 | ー |
幅×高さ×奥行 | 440mm×420mm×470mm |
重量 | 16.5kg |
シロカ SS-MA251
工事不要で購入後すぐに使え、コンパクトサイズなので置き場所にも困らない「シロカ SS-MA251」。360度パワフル放射により、食器を隅々まで洗い、手洗いよりもキレイな仕上がりを実現します。
また、60~75度の高温で洗うことができるので、カレーを作った後のお鍋や油汚れなど、落ちにくい汚れにしっかり対応することも魅力です。さらに、99.9%の除菌ができることもポイントでしょう。
ドア開閉方式 | 前開き式(オートオープン) |
食器容量 / 食器点数 | 2人分 / 16点 |
機能 | 送風乾燥 |
標準総使用水量 | 6L |
騒音 | ー |
幅×高さ×奥行 | 420mm×470mm×440mm |
重量 | 13.5kg |
ファミリー向け分岐水栓式|賃貸におすすめな食洗機
家族が多いと食器洗いの量も増え、それが日々の負担となりがちです。分岐水栓式の食洗機は、そんなファミリー層におすすめの食洗機だと言えます。
水道へ直接接続することにより、手間なく大量の食器を効率的に洗浄することが可能になります。しかし、賃貸住宅での設置を考える際には、事前の準備や設置条件をしっかりと確認することも大切です。
ここからは、ファミリー向けにおすすめの分岐水栓式食洗機を紹介していきます。
パナソニック NP-TCR5
「ストリーム除菌洗浄」機能を搭載した「パナソニック NP-TCR5」。洗うのと同時に食器の除菌もできます。水切りかごのサイズがあれば設置できるので、狭いキッチンでも無理なく置くことができます。
また、「AIエコナビ」のセンサーにより給水温度と室温をチェック、水温や室温が高い時には自動で水温を調節してくれるので節電になるのもポイントです。シンプルなデザインなので、キッチンに映えるのもうれしい点でしょう。
ドア開閉方式 | 前開き式 |
食器容量 / 食器点数 | 3人分 / 18点 |
機能 | ヒーター乾燥 |
標準総使用水量 | 9L |
騒音 | ー |
幅×高さ×奥行 | 470mm×300mm×460mm |
重量 | 12kg |
パナソニック NP-TSK1
スリムなサイズでシンクの横にすっきり収まる「パナソニック NP-TSK1」。リフトアップオープンドアになっているので、扉を開けた時に蛇口に当たりにくいのもうれしい点です。
ストリーム除菌洗浄機能を搭載していて、50度以上の高圧水流でしっかり洗浄するので、いつでも清潔を保てます。魚を焼いたグリルやカレーがこびりついたお鍋などもしっかり洗えるのが魅力です。
また、手洗いと比べて節水ができのもポイントでしょう。
ドア開閉方式 | リフトアップオープンドア |
食器容量 / 食器点数 | 4人分 / 24点 |
機能 | ヒーター乾燥 |
標準総使用水量 | 36L |
騒音 | ー |
幅×高さ×奥行 | 290mm×550mm×500mm |
重量 | 16kg |
AQUA ADW-L4-W
「クワトロシャワー除菌洗浄」機能を搭載している「AQUA ADW-L4-W」。カレーやお肉の油、落ちにくい汚れがついたグラスなどをしっかり洗いながら同時に除菌もできます。
乾燥運転中にはUVライトが点灯するモードも搭載、運転後には庫内を自動乾燥させるための「自動ドアオープン」機能も作動するのが魅力です。
また、手洗いの1/7の量の水で洗えるので、節水になることもポイントでしょう。
ドア開閉方式 | フロントオープン |
食器容量 / 食器点数 | 5人分 / 31~40点 |
機能 | 温風乾燥 |
標準総使用水量 | 10.5L |
騒音 | ー |
幅×高さ×奥行 | 500mm×550mm×360mm |
重量 | 20kg |
AQUA ADW-GM3
AQUAの食洗機ADW-GM3は、庫内の様子が見渡しやすい、ワイドサイズの強化ガラスが特徴的です。強力な水流を食器のすき間にしっかりと行き渡らせる「強力すみずみ洗浄」と、4ヶ所のノズルから高圧の水流を噴射して汚れを洗い流す「クワトロシャワー」で、満足のいく洗い上がりに仕上げます。
庫内に付属しているカゴは上段を取り外せるので、大きな調理器具を入れるときには取り外し、小物類を入れるときにはカゴを使うなど、食器類に応じた使い分けが可能です。
食器点数は約4人分の30点が入る大容量で、3〜4人暮らしのご家庭に向いているファミリーサイズの食洗機です。
ドア開閉方式 | フロントオープン |
食器容量 / 食器点数 | 5人分 / 30点 |
機能 | 送風乾燥 |
標準総使用水量 | 10L |
騒音 | ー |
幅×高さ×奥行 | 475mm×485mm×390mm |
重量 | 17kg |
シロカ SS-MH351
シロカは賃貸住宅に設置しやすい、据え置き式・タンク式の食洗機を多く取り扱っているブランドで、中でもスリムモデルとしておすすめしたいのがSS-MH351です。
分岐水栓に対応している他にも、付属のバケツから自動給水させることもできます。食洗機本体にタンクが設置されていない分、奥行き35cmとスリムな設計を実現しています。
乾燥方式はヒーターとファンによる温風乾燥で、洗い上がった食器をさっぱりと乾燥させてくれます。UVライトによる除菌機能が搭載されており、洗浄後の食器を清潔なまま保管し、いつでもきれいな状態で使えます。
水洗いの難しい普段使いの小物類なども、UVライト機能を使って除菌できるので、ウイルス対策にも効果的です。
ドア開閉方式 | フロントオープン |
食器容量 / 食器点数 | 5人分 / 36点 |
機能 | 送風乾燥 |
標準総使用水量 | 9L |
騒音 | ー |
幅×高さ×奥行 | 550mm×500mm×350mm |
重量 | 21kg |
ファミリー向けタンク式|賃貸におすすめな食洗機
多忙なファミリーにとって、簡単に設置でき、手間なく使用できるタンク式食洗機は、その負担を大幅に軽減してくれる頼もしい存在です。タンク式であれば、水道設備への直接接続が不要で、場所を選ばずにどこでも設置することが可能でしょう。
これにより、限られたスペースを有効活用しながら、家族全員の食器を効率良く洗浄することができます。ここからは、ファミリーにおすすめのタンク式食洗機を紹介していきます。
パナソニック NP-TSP1
パナソニックでは、一人暮らし用からファミリー向けまで、さまざまな容量の食洗機を販売しています。中でもスリムなサイズ感なのが、こちらのNP-TSP1です。奥行きはなんと約34cmとかなり薄く、設置場所の選択肢が広がります。
ドアの開閉にリフトアップオープンドアが採用されているため、手前に引いて開けるのではなく、上に扉を持ち上げて開ける仕様です。扉の手前側に蛇口がある場所でも、リフトアップオープンドアなら開閉の邪魔になりません。
食器は約24点も収納できるので、フライパンや包丁なども洗浄が可能です。
ドア開閉方式 | 上部スライド式 |
食器容量 / 食器点数 | 4人分 / 24点 |
機能 | ヒーター乾燥 |
標準総使用水量 | 9L |
騒音 | ー |
幅×高さ×奥行 | 550mm×600mm×341mm |
重量 | 19kg |
FFF SMART LIFE CONNECTED FFF-DW36AW
設置工事不要で手軽に使える「FFF SMART LIFE CONNECTED FFF-DW36AW」。コンパクトサイズながら約3~4人分の食器を洗える大容量というのがうれしい点です。
75度の高温洗浄とUV照射により食器も庫内もいつでもクリーンな環境をキープします。使用後は庫内換気モードによりニオイがこもることや結露も防いでくれることもポイントです。
通常洗浄やエコなど、6つの洗浄モードも搭載されています。
ドア開閉方式 | フロントオープン |
食器容量 / 食器点数 | 3人分 / 16点 |
機能 | 送風乾燥 |
標準総使用水量 | 5L |
騒音 | ー |
幅×高さ×奥行 | 425mm×458mm×428mm |
重量 | 13kg |
東芝 DWS-33A
水栓工事が不要のタンク式のため、手軽に設置できる「東芝 DWS-33A」。シンクのそばに置くことができ、購入したその日から、すぐに使えます。
75度の高温水で清潔に洗え、ヒーター式の温風でしっかり乾かしてくれるので、常に清潔な状態を保てるのもポイントです。食器だけでなく、調理器具も洗えるので、洗い物がグンと楽になるでしょう。
ドア開閉方式 | フロントオープン |
食器容量 / 食器点数 | 3人分 / 18点 |
機能 | ヒーター乾燥 |
標準総使用水量 | 31L |
騒音 | ー |
幅×高さ×奥行 | 420mm×435mm×465mm |
重量 | 13kg |
ソウイジャパン SY-118-UV
徹底的に除菌ができる「ソウイジャパン SY-118-UV」。UV除菌、高圧温水、熱風乾燥の3つの機能により食器をしっかり洗浄しつつ強力に除菌します。
水道工事も不要なので、購入してすぐに使えるのもうれしい点でしょう。取付も簡単なので、置き場所にも困りません。また、トレーが上下についているので、出し入れもしやすいです。
高圧温水噴射機能もあり、頑固な汚れもしっかり落とせます。
ドア開閉方式 | フロントオープン |
食器容量 / 食器点数 | 2~3人分 / 16点 |
機能 | 熱風乾燥 |
標準総使用水量 | 5L |
騒音 | ー |
幅×高さ×奥行 | 428mm×425mm×458mm |
重量 | 16kg |
SKジャパン Jaime SJM-DW6A
タンク式で設置工事不要の「SKジャパン Jaime SJM-DW6A」。使わない時は移動させることができるので、キッチンを有効活用できます。
扉が大きく、カゴを引き出せるため、食器が入れやすいのもポイントです。コンパクトですが、12点もの食器を入れられるので、ストレスなく使えるでしょう。
手洗いより節水ができるのもうれしいポイントです。
ドア開閉方式 | フロントオープン |
食器容量 / 食器点数 | 2~3人分 / 12点 |
機能 | 送風乾燥 |
標準総使用水量 | 6L |
騒音 | ー |
幅×高さ×奥行 | 550mm×505mm×495mm |
重量 | 13.74kg |
賃貸物件でも食洗機を上手く置いて家事を時短に!
今回は、賃貸住宅でも置ける食洗機の選び方や、おすすめのモデルをご紹介してきました。
- 分岐水栓を取り付けられるなら、据え置き式がおすすめ
- 据え置き式は給水の手間がかからず便利
- 工事できない場合は、すぐに使えるタンク式がおすすめ
- タンク式は置き場所を選ばないメリットがある
近年の食洗機は、幅や奥行きがコンパクトでスリムなサイズのモデルが多く販売されています。キッチンスペースの大きさから、今まで食洗機の導入を見送ってきたご家庭でも、コンパクトサイズのモデルを選べば無理なく設置できます。
物件の原状回復が必須の賃貸住宅でも、給水方式がタンク式の食洗機を選べば、水栓工事が不要ですぐに使えますよ。