キャンプの醍醐味といえば、おいしいキャンプ飯を野外で楽しむことですよね。そこでおすすめなのが、使い勝手抜群で持ち運びもしやすいカセットコンロです。しかしカセットコンロにも、アウトドア向きのものとそうでないものがあります。
この記事では、キャンプをもっと楽しみたいという人に向けて、アウトドアに適している便利なカセットコンロ製品をランキング形式でご紹介していきます。どんなカセットコンロがキャンプに向いているのか、選び方のポイントについても解説するので、あなたに合うコンロがきっと見つかるでしょう。
キャンプ向けカセットコンロのポイント
今年はキャンプにチャレンジするのが目標!おいしいキャンプ飯を作るためにカセットコンロが欲しいな!
アウトドアシーンに向いているカセットコンロとは、いったいどんな製品なのでしょうか。風の影響を受けにくい設計や、持ち運びに便利なケースが付属しているなど、キャンプに適している要素はさまざまです。
まずは、キャンプ向けとしてぴったりなカセットコンロの要素について詳しく紹介します。どんなコンロを選べばいいのか分からない初心者の人は参考にしてください。
風対策が施されている
カセットコンロの火は風に弱い欠点があります。風が強いと火力が低下したり、消えてしまったりするため、キャンプ向けとして選びたいコンロの特徴は風対策があるかどうかです。
本体に風防が付いているカセットコンロには、取り外し可能なものや折りたたみ可能なものなどがあります。設置が簡単な設計や、本体と一体化しているタイプが多いです。
風防板付きの製品は、本体に風防板を取り付けるタイプです。風防板は別売りであったり、本体にもともと付属していたりします。風防板の大きさや角度を調整できて、本体と分離できるため軽量で扱いやすいです。
風防機能付き製品の場合、本体に風を感知するセンサーがついていて、自動で火力調整を行ないます。常に最適な火力を保つため、調理をスムーズに進めやすいのがメリットです。
持ち運びしやすいケースが付属している
キャンプに行くときには、製品に持ち運び用の専用ケースが付属しているカセットコンロが便利です。 専用ケースがあれば、コンロ本体だけでなく、付属のアクセサリーやガスボンベ、調理器具なども一緒に入れることができます。
ケースにひとまとめにして簡単に持ち上げたり背負ったりできて、手荷物が多いアウトドアシーンでは重宝するでしょう。持ち運びケースが付属していれば、衝撃によって傷つきやすい金属製部品の多いカセットコンロを、落下や摩擦などの衝撃から保護して、安心かつ安全に使用できます。
2バーナータイプもある
カセットコンロには、2バーナータイプの製品も販売されています。2バーナータイプは、1バーナータイプよりも大きくて重いので、車移動やスペースに余裕がある人向けです。大人数でキャンプに行ったり、料理をたくさん作ったりすることが多い人にもおすすめです。
また、使う予定のフライパンや鍋といった調理器具の直径が、カセットコンロの幅よりもはみ出してしまう場合には、調理中の安定感が悪くなったり火力がムラになったりする可能性があります。コンロのサイズと調理器具のサイズを事前に確認しておきましょう。
火力は一般的に、1バーナーあたり約2.5kW程度あれば十分ですが、焼き肉や餃子などの高温調理をする場合は、3kW以上の火力があると便利です。燃費がいい製品はガスボンベの交換回数が少なくて済むため、1本あたり約1時間程度持つ製品を目安として選びましょう。
キャンプ向けカセットコンロの選び方
キャンプ向けのカセットコンロは、自分の使い方に合った製品を選ぶことがいちばん大切です。カセットコンロに求めるのが、本体の大きさなのか軽さなのか、火力やデザイン、利便性なのかなど、必要とする要素を優先的に考えて、信頼性のある製品を探してみましょう。
ここからは、キャンプ向けカセットコンロの選び方についてポイントを詳細に解説していきます。
調理器具に合ったサイズ
カセットコンロの種類には、シングルバーナーとダブルバーナーがあります。シングルバーナーは1つの火口があるタイプで、コンパクトで軽量なのが特長です。ダブルバーナーは2つの火口があり、2バーナーとも呼ばれ、広い調理スペースや左右の火口で火力を使い分けられます。
2人以下の少人数キャンプや簡単な料理にはシングルバーナー、3人以上の多人数キャンプや複雑な料理にはダブルバーナーがおすすめです。また、カセットコンロのサイズは、フライパンや鍋などの調理器具と合わせることが大切です。コンロと調理器具が合わないと、火力がムラになったり安定感が悪くなったりします。
火力と連続使用時間
火力とはカセットコンロが発する熱量のことで、火力が高いほど食材を早く加熱できて、調理時間を短縮できます。風や寒さへの強さも考慮して、一般的には1.5kW以上の火力があれば、キャンプでの調理には十分です。また、連続使用時間が長いほど、燃料の交換や補充の手間が省けます。
大人数でキャンプをする場合や、何度も調理をする場合にも便利です。一般的には、連続使用時間は60分程度のカセットコンロが多いですが、煮込み料理や長時間の使用、1回のキャンプで複数回の使用が見込まれる場合には、連続使用時間ができるだけ長いコンロを選びましょう。
安全性の高さ
安全性の高いカセットコンロとは、火力調節ができるものです。屋外で料理をするアウトドアシーンでは、風によって火が消えたり弱くなったりすることがあります。火力調節ができると、料理に合わせて火力を調整できるので、煮こぼれや焦げ付きを防ぎ、燃料の消費量も抑えられるので経済的にもおすすめです。
風に強いカセットコンロは、風防やバーナーの形状などに工夫がされており、風による影響を最小限に抑えられます。風防付きや内蔵型など、使用環境を考慮して選んでみてください。点火ボタンや自動消火機能などを備え、操作ミスや事故を防ぐ取り扱いが簡単なカセットコンロ製品も、安全性が高い製品といえます。
お手入れのしやすさ
手入れが面倒なカセットコンロは、使い終わった後に油や汚れが残ってしまい、次回の使用時に不快な臭いや煙が発生する可能性があります。手入れが行き届かないことで壊れやすくなったり、火力が低下したりするリスクも高まります。
手入れのしやすさでは、油や汚れが溜まりにくく拭き取りやすい平面型がおすすめです。本体のトッププレート素材では、ステンレス製は錆びにくく丈夫で、耐久性が高いです。しかし重量があり持ち運びにくく、熱伝導率が低いデメリットもあります。
アルミ製はステンレスよりも錆びやすいですが、軽量で持ち運びやすく、熱伝導率が高いメリットがあります。お手入れのしやすさではアルミ製のトッププレート素材がおすすめです。
人気製品|キャンプにおすすめのカセットコンロランキング
アウトドアシーンでの楽しみを最大限に引き出すためには、頼りになるカセットコンロが必須です。ここからは、おすすめしたいカセットコンロ製品をランキング形式でご紹介します。
まずは、ユーザーからの満足度が高く、高評価を得ている人気製品の紹介です。コンパクトながら高い性能を誇るこれらの製品は、持ち運びや収納にも優れ、アウトドア体験を格上げしてくれます。特長や使い勝手を解説していくので、理想的なカセットコンロを見つけてみましょう。
1位:イワタニ カセットフー タフまる CB-ODX-1
カセットフー タフまる CB-ODX-1は、空気を通して風を通さない独自の技術「ダブル風防ユニット」を備えた製品で、風の影響を最小限に抑え、アウトドアでの野外調理においても優れた加熱性能を発揮します。
約30cmまでのダッチオーブンも扱えるよう重厚な設計がされており、耐荷重は20kgと安定した仕様です。底が24cmの調理器具も使えるので、さまざまな調理スタイルやレシピに対応できて、野外での料理レパートリーが広がります。
風の影響を最小限に抑える多孔式バーナーが採用され、炎の脚が短く風に流されにくい構造で安定しています。持ち運びに便利なケースも付属しているので収納時もすっきりと収まり、豊富なアクセサリーも別売りされていて便利です。機能性と利便性を両立させた、アウトドアの入門コンロとしてはぴったりな製品です。
本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 341mm×129×283mm |
重量 | 2.4kg |
最高出力 | 3.3kW(2800kcal/h) |
連続燃焼時間 | 約75分 |
トッププレート | ホーロー用鋼板 |
防風仕様 | 有り |
2位:イワタニ カセットフー 風まるIII CB-KZ-3
カセットフー 風まるIII CB-KZ-3は、風による炎への影響を最小限に抑えるため、「外側風防」と「内側風防」の二重構造による、2段階のプロテクトで風を防ぎます。内側風防は、炎の燃焼に必要な空気を効果的に取り入れ、安定した燃焼をサポートし、風のある屋外環境でも炎が安定して加熱されます。
耐荷重は15㎏と頑丈な造りで、アウトドアでの料理や炊き出し、野外イベント時の利用も安心です。十字型の点火つまみは回しやすく、使い勝手も抜群です。
持ち運びや収納が簡単で便利な専用キャリングケースが付属しています。アウトドアでの料理やイベントをより快適で楽しいものにしてくれる、初心者にぴったりなカセットコンロです。
本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 357mm×115mm×278mm |
重量 | 2.2kg |
最高出力 | 3.5kW(3,000kcal/h) |
連続燃焼時間 | 約66分 |
トッププレート | ホーロー用鋼板 |
防風仕様 | 有り |
3位:イワタニ FORE WINDS ラックスキャンプストーブ FW-LS01
FORE WINDS ラックスキャンプストーブ FW-LS01は、防風設計のカセットコンロで、風の影響を受けずに調理を楽しめます。トップカバーと風防リング、282個の炎口が力強い炎を生み出します。本体カラーはブラックとシルバーの2色展開で、使い勝手とスタイリッシュなデザインが魅力です。
防風トップカバーを外しても使用可能なので、アウトドア以外でのさまざまなシーンにも対応する柔軟性の高さがあります。鍋を確実に支える堅牢なゴトクを採用しており、安全性と安定性を両立させた設計です。耐久性がありながらも手軽に持ち運べるので、荷物の多い際に頼りになるでしょう。
本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 380mm×324mm×329mm |
重量 | 2.8kg |
最高出力 | 3.5kW(3,000kcal/h) |
連続燃焼時間 | 約70分 |
防風仕様 | 有り |
4位:イワタニ IWATANI-PRIMUS カセットフー BO‐ プラス CB-AH-41F
カセットフー BO‐ プラス CB-AH-41Fは、強力な火力と効率的な熱伝導により、煮る・焼く・炒めるなどの調理を自在にこなし、さまざまな料理に挑戦できます。シリーズ最高の4.1kWという火力を活かして、多めの分量でも楽に調理が可能です。
風や吹きこぼれなどで火が消えた場合には、立ち消え安全装置が自動的にガス供給をストップするので安全面も安心です。
コンロ本体を衝撃から守り、持ち運びや収納、保管などに便利な専用のキャリングケースもセットになっています。アウトドア使用や旅行先での利用にも便利です。火力の強さと安全性、携帯性を兼ね備えた、さまざまなシーンで活躍する頼もしい1台です。
本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 336.5mm×94mm×300mm |
重量 | 1.7kg |
最高出力 | 4.1kW(3500kcal/h) |
連続燃焼時間 | 約55分 |
トッププレート | プレコートフッ素鋼板 |
防風仕様 | 有り |
5位:イワタニ FORE WINDS フォールディングキャンプストーブ FW-FS01
FORE WINDS フォールディングキャンプストーブ FW-FS01は、折りたたみ式で携帯に便利なカセットコンロです。収納時にはカセットコンロだと分からないほどコンパクトに収まります。ハンドル付きで持ち運びも楽なのに、使用時の組み立てはとても簡単で使い勝手が抜群です。
ステンレス製のヒートシールドは、輻射熱からテーブルを保護して耐久性にも優れています。ヒートシールドはボディ下部にスマートに収納され、脚部を広げてゴトクをセットした後に装着するだけです。バーナー部もボディの中に収められており、コンパクトながら機能性が追求されています。
手軽な持ち運びと優れた機能性が魅力で、携帯性を重視する人におすすめのカセットコンロです。本体カラーはブラックとシルバーの2色展開で、好みに合わせて選べます。
本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 317mm×120mm×288mm |
重量 | 1.6kg |
最高出力 | 2.2kW(1900kcal/h) |
連続燃焼時間 | 約120分 |
トッププレート | ステンレス |
防風仕様 | 有り |
6位:イワタニ カセットフービストロの達人Ⅲ CB-BST-3
カセットフービストロの達人Ⅲ CB-BST-3は、マルチな使い方が可能なカセットコンロです。専用のグリルパンが付属しており、焼く・煮る・蒸す・炊くの調理に加えて、無水調理などのメニューを1台で楽しめます。専用プレートは、ホットプレートとグリル鍋の2つの機能を兼ね備え、カセットコンロとしても使用可能です。
風や吹きこぼれなどで火が消えた場合、自動的にガスの供給を停止する立ち消え安全装置が搭載され、安全性も充実しているため安心して使用できます。点火確認窓は3か所に配置されているので火加減の調整も簡単で、使い勝手を考慮した設計が魅力です。
別売りの専用アクセサリーと組み合わせれば、焼肉、グリル、網焼き、お好み焼きなど、料理の楽しみ方が一層広がります。本体のカラーバリエーションも豊富。さまざまな調理方法を手軽に楽しみたい人におすすめです。
本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 387mm×184mm×318mm |
重量 | 3.4kg |
最高出力 | 2.3kW(2,000kcal/h) |
連続燃焼時間 | 約107分 |
トッププレート | アルミ板、フッ素樹脂加工 |
防風仕様 | 有り |
コンパクト・小型|キャンプにおすすめのカセットコンロランキング
キャンプのお供として持っていくのなら、使い勝手の良さだけではなく、持ち運びのしやすさにも考慮して選びたいところです。ここからは、おすすめの製品の中でも、特にコンパクトで小型の製品を厳選し、ランキング形式でご紹介していきます。
なるべく身軽に望みたいキャンプにおいて、カセットコンロの重量や手軽に持ち運べる携帯性は重要なポイントです。どの製品が最適か迷っている方は、ランキングを参考にして理想のコンロを見つけてみましょう。
1位:イワタニ カセットフー タフまるJr. CB-ODX-JR
カセットフー タフまるJr. CB-ODX-JRは、ダブル風防ユニットを搭載したコンパクトなカセットコンロです。外側風防と内側風防の二重構造が、風が炎に与える影響を効果的に防ぎ、2段階のプロテクトによって風の影響を遮断します。大きな鍋や調理器具を使っても安定した遮風効果を発揮する頼もしい1台です。
炎長が短い多孔式バーナーやアルミダイキャスト製スタンドの採用、耐重量10kgでダッチオーブンも利用可能な点など、機能性も向上しています。持ち運びに便利なケースも付属しており、イワタニカセットガスやカセットガスジュニア両サイズのカセットガスが使用可能で、使い勝手も抜群です。
焼肉用のグリル、網焼きや鉄板焼、たこ焼き用のプレートといった専用アクセサリーを併用すれば、野外で楽しめる料理の幅が広がって、キャンプ飯がさらに充実しますよ。ソロキャンプや少人数向けに適したコンパクトサイズのカセットコンロです。
本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 286mm×122mm×192.5mm |
重量 | 1.6kg |
最高出力 | 2.3kW(2,000kcal/h) |
連続燃焼時間 | 約102分 |
トッププレート | ホーロー用鋼板 |
防風仕様 | 有り |
2位:キャプテンスタッグ ウインドブレイク カセットコンロ ジュニア UF-31
ウインドブレイク カセットコンロ ジュニア UF-31は、風に強い風防機能を搭載したカセットコンロで、安定した火力で野外料理を楽しめます。家庭での使用にも適しており、防災や緊急時にも頼りになる1台です。専用ケースが付属しているので、持ち運びや収納も簡単に行なえます。
ゴトクは小型のクッカーも載せやすいX型で、調理器具を選ばずに使い勝手が良いです。圧力感知安全装置が搭載されているため、安全面にも配慮されています。風防機能や安全性が充実したカセットコンロを探していて、小型のクッカーを使いたい人におすすめです。
本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 274mm×110mm×188mm |
重量 | 2.3kg |
最高出力 | 2.2kW(1900kcal/h) |
連続燃焼時間 | 約90分 |
トッププレート | アルミダイカスト |
防風仕様 | 有り |
3位:アイ・システムネットワーク アイコンロ ジュニアII GKSA301
アイコンロ ジュニアII GKSA301は、コンパクトながら高い機能性を誇る小型のカセットガスコンロです。危険を未然に防ぐための圧力感知安全装置や、容器受口加圧式機構と容器着脱安全装置が稼働し、使用中の安全性を十分に確保しています。
ボンベの取り外しはマグネット着脱式の構造を採用しているので、簡単で手軽に交換や取り外しを行なえる点も安全かつ便利な点です。
小型サイズで持ち運びも楽なので、アウトドアだけでなく庭先でのバーベキューや室内での調理など、さまざまなシーンで活躍します。安全性、使い勝手、持ち運びのしやすさを兼ね備えたガスコンロを探している方に最適です。
本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 255mm×90×203mm |
連続燃焼時間 | 約105分 |
4位:ニチネン マイコンロティノ KC-333A
マイコンロティノ KC-333Aは、小鍋料理に最適な業界最小サイズのコンロです。バーナーは外炎式と比較してガス消費量を約10%削減でき、連続燃焼時間は約230分と長時間の煮込み料理などにも活躍します。省エネ性能が高いながらもパワフルな火力を持ち、料理の幅を広げられる1台です。
本体は頑丈なアルミダイカストボディ設計で、壊れにくく堅牢なので野外での使用や持ち運びに最適です。異常な圧力変化があった際に停止する圧力感知安全装置や圧電点火方式も搭載され、安全性も高く、安心して使用できます。機能性、省エネ性、安全性のバランスが取れた優秀なカセットコンロです。
本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 223mm×91mm×181mm |
重量 | 1kg |
最高出力 | 0.85kW(750kcal/h) |
連続燃焼時間 | 約230分 |
トッププレート | アルミ |
おしゃれデザイン|キャンプにおすすめのカセットコンロランキング
おしゃれなデザインのアイテムを使っていると、満足度が高く気分も上がりますよね。続いては、キャンプをさらに楽しむために一役買ってくれる、デザイン性に優れたカセットコンロをご紹介します。
アウトドアでの料理を特別なものにするため、おしゃれでデザイン性豊かな1台を探してみてください。
1位:日本エー・アイ・シー Sengoku Aladdin kama-do SAG-K29A
Sengoku Aladdin kama-do SAG-K29Aは、かまどをイメージして造られたコンパクトなカセットコンロです。丸みのある台形のフォルムがかわいらしく、レトロな雰囲気を持っています。
中央に炎が集まるトルネードバーナーは、高い火力で効率よく料理を温めます。本体に潜り込むように設計され、風が強く吹いても火が消えにくい耐風性です。風よけトップカバーは取り外せるので、シーンに応じた使い分けが可能です。
耐荷重は20kgで、ダッチオーブンなどの重量のある調理器具も安定して利用できます。本体カラーはビビッドなレッドとイエロー、限定色としてくすみカラーのグリーンや、サンドベージュも展開されています。
本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 300mm×350mm×412mm |
重量 | 3.3kg |
最高出力 | 2.9kW(2500kcal/h) |
連続燃焼時間 | 約1時間11分 |
トッププレート | 鉄、PBT樹脂 |
防風仕様 | 有り |
2位:日本エー・アイ・シー Sengoku Aladdin ヒバリン SAG-HB01
Sengoku Aladdin ヒバリン SAG-HB01は、七輪と火鉢をイメージとして組み合わせた、円形デザインのカセットコンロです。炎が内側へ渦巻くトルネードバーナーが搭載されており、中央に炎を集中させることで、高火力で効率的に料理を温め、料理のスピードと品質を向上させます。
中央がやや凹んだ形状で、風が吹いても火が消えにくい構造です。カセットボンベの取り付けは使い勝手の良いマグネット式で、簡単に取り外しできます。
付属のグリルキットを使用すれば、バーナーで焙られた輻射プレートの熱を活かし、食材を均等にじっくり焼き上げるので、直火では難しい焼き物や炙り物も簡単です。個性的なデザインで差をつけたい人や、グリル料理をじっくり楽しみたい人におすすめです。
本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 278mm×188mm×295mm |
重量 | 約2.8kg |
最高出力 | 2.8kW(2400kcal/h) |
連続燃焼時間 | 約1時間14分 |
トッププレート | 鋼板、樹脂 |
防風仕様 | 有り |
3位:コベア キューブ KGR-1503
Koveaのキューブ KGR-1503は、シンプルで実用的なデザインが特徴の韓国のアウトドアメーカー製品です。シルバーの本体に木目調の板を組み合わせることで、本体のカスタマイズが可能となっています。
四角くてコンパクトなフォルムは狭いテーブルや食卓でも場所を取らず、ミニマルで洗練されたデザインで見た目にも心地よい印象です。持ち運びも簡単で、コンビニなどでも手に入るCB缶を使えます。アダプターを別途購入すれば、OD缶のガスボンベにも対応可能です。
ゴトクは外して裏側に収納できるので使い勝手も抜群。万が一ふきこぼれて天板が汚れても、IHコンロのように簡単に拭き取るだけでお手入れが済みます。コンパクトかつシンプルな機能性、ミニマルなデザイン性を求める人におすすめです。
本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 256mm×120mm×236mm |
重量 | 750g |
連続燃焼時間 | 約2時間 |
トッププレート | ステンレス |
2バーナー|キャンプにおすすめのカセットコンロランキング
キャンプで本格的な料理を楽しむなら、2つのバーナーが搭載されたカセットコンロが便利です。同時に別の調理を進められるので、人数の多いアウトドアシーンでも重宝します。
ここからは、バーナーが2つ設計されたカセットコンロ製品から、機能性と使い勝手に優れたものを厳選してご紹介します。
1位:イワタニ スタンドBBQグリル グリルスター CB-SBG-2
グリルスター CB-SBG-2は、スタンド型で楽しめるバーベキュー用のグリルです。手間のかかる火おこしや炭の片付けなどの手間がなく、市販のカセットガスで本格的なバーベキューを手軽に楽しめます。
テーブル置きとスタンド使用の2通りの使い方が可能で、ツーバーナーの本体とスタンドが分離でき、スタンド上でもテーブル上でも使用可能です。カセットガスを取り付けても底がフラットなので、安定感を保ちながら使えて、屋外だけでなく室内でも2口カセットコンロとして利用できます。
本体は転がして移動することも可能で、キャンプやバーベキューなどのアウトドアシーンに最適です。バーベキューを屋外で手軽に楽しみたい人におすすめのスタンドコンロです。
本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 816mm×1072mm×519mm |
重量 | 10.5kg(スタンド装着時) |
最高出力 | 3.3kW×2(2800kcal/h×2) |
連続燃焼時間 | 約70分(片側バーナー) |
グリルプレート | ADC(フッ素塗装) |
防風仕様 | 有り |
2位:イワタニ テーブルトップBBQグリル フラットツイングリルS CB-TBG-2
フラットツイングリルS CB-TBG-2は、テーブル直置きでの使用が可能で、室内で二口コンロとしても活用できます。底がフラットな構造なので、テーブルの上でも安定して料理を楽しめます。カバーを外せば2口のコンロとして室内での調理にも便利です。
カセットガスを装着するだけで、すぐに調理を始められるので面倒な火の準備もいりません。圧力を感知する安全装置も備わっているので安心です。別売りの専用グリルプレートを使うことによって、バーベキューグリルとツーバーナーの1台2役を実現します。
カバーを外せば網焼きやたこ焼きプレートも使えます。野外でバーベキューをはじめとする、さまざまな調理を楽しみたい人におすすめのカセットコンロです。
本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 627mm×409mm×439mm |
重量 | 約6.9kg |
最高出力 | 3.3kW×2(2800kcal/h×2) |
連続燃焼時間 | 約70分(片側バーナー) |
トッププレート | 鋼板(静電塗装) |
防風仕様 | 有り |
3位:日本エー・アイ・シー Sengoku Aladdin kama-do SAG-K50A
Sengoku Aladdin kama-do SAG-K50Aは、かまどから着想を得て設計されたカセットコンロです。バーナーが1口タイプのSAG-K29Aをツーバーナータイプにした製品で機能面はほとんどそのままに、右側は2.9kW、左側は2.1kWの火力を誇り、右側が高い火力で強火の調理に、左側が弱火での調理に適しています。
耐風性に優れたトルネードバーナーを本体に搭載し、風の影響を受けにくい設計です。付属の風よけトップカバーは取り外し可能で、耐荷重は20kgあるので、ダッチオーブンなどの重い調理器具も使用できます。
本体カラーは、レッドとイエローに加えて、限定色のグリーンと、ダイレクトショップ限定色のサンドベージュの4色展開です。おしゃれなデザインの2バーナーコンロが欲しい人に向いています。
本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 530mm×350mm×412mm |
重量 | 約5.6kg |
最高出力 | 右:2.9kW(2500kcal/h) 左:2.1kW(1800kcal/h) |
連続燃焼時間 | 右:約1時間11分 左:約1時間38分 |
トッププレート | ホーロー加工 |
防風仕様 | 有り |
4位:SOTO 2バーナー ST-527
SOTO ST-527は、手頃な価格で購入できる、コストパフォーマンスの高い2バーナーのカセットコンロです。SOTOは燃焼器具メーカーとして知られる会社ですが、長年培った技術を活かしたこだわりが込められている製品で、アウトドアシーンで頼りになります。
コンロは重さのあるダッチオーブンまで利用可能で、片側の耐荷重は5kgあります。安定した火力を維持するため、SOTO独自のマイクロレギュレーターが搭載されており、外気温の影響を受けにくく高地での使用も可能です。
風防を兼ねる大型の蓋と左右の風防が付いていて、それぞれ着脱が可能です。風防を取り外せば大きめの調理器具も問題なく使えます。パワフルかつ安定感のある信頼性の高いコンロが欲しい人におすすめです。
本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 545mm×540mm×330mm |
重量 | 5.1kg |
最高出力 | 3,000〜3300kcal/h |
連続燃焼時間 | 約1.5時間×2 |
5位:ユニフレーム ツインバーナー US-1900
ユニフレームのツインバーナー US-1900は、スタイリッシュなデザインに軽量な本体と、高い耐久性を兼ね備えているカセットコンロです。本体は約3.9kgという軽量設計で、移動時に便利な引き出し式ハンドルも採用されています。汁受けは衛生的なステンレス製で、前方が傾斜した構造なので簡単に拭き取れます。
ゴトクは5.5mmの太さがあって頑丈で壊れにくく、鍋径約26cmの鍋を並べて使用可能です。蓋を取り外せば約33cmまでの鉄板なども使用できて、料理のバリエーションが広がります。
最大3,900Kcal/hの高出力バーナーは火力調整が簡単で、とろ火にまで対応できます。火加減の調整が必要な調理や、室内での使用に便利なカセットコンロを探している人におすすめです。
本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 540mm×290mm×325mm |
重量 | 3.9kg |
最高出力 | 3,000〜3,900kcal/h×2 |
連続燃焼時間 | 約45〜55分 |
カセットコンロと合わせて使いたい便利なキャンプアイテム
キャンプの楽しさをさらに広げるために、カセットコンロと組み合わせて使いたい便利なキャンプアイテムがあります。
アウトドアでの調理や快適なキャンプライフを助けてくれるアイテムは数多く存在し、その中でもカセットコンロとの相性が抜群なものをご紹介します。これらの便利なアイテムを駆使して、キャンプ料理をさらに楽しんでみましょう。
風防
野外での調理シーンでは、とにかく風に苦戦します。風防があると、カセットコンロの火力を安定させて、燃料の消費を抑えられます。風によって火がぶれて火災が起こってしまうリスクも減らせて安全です。
風防には折りたたみ式や巻き取り式などのさまざまなタイプがあるので、使用環境や収納スペースに合わせて選びましょう。風防があれば、カセットコンロへの利用だけでなく、バーベキューやグリルなどの他の火を使うシーンでも役立ちます。
鉄板
鉄板は、お好み焼きや焼きそば、餃子や焼肉など、強い火力でしっかりと焼き上げたい調理に適しているアイテムです。鉄板は蓄熱性が高く、食材に均一に火が通るため、焼きムラのないおいしい料理を楽しめます。
特に厚手の鉄板は表面の温度が下がりにくく、焼き網と比較すると保温性にすぐれているので調理に便利な点も魅力です。鉄板が1枚あれば肉を焼きながら焼きそばを作るといったように、鉄板上で別々の調理を同時進行できます。カセットコンロの上に置くだけで使えるので、設置も片付けも簡単です。
冬用CB缶
冬用CB缶は、通常のCB缶と比べて、低温でも安定した燃焼ができるものです。通常のCB缶は気温が10度以上で使用可能ですが、冬のキャンプ環境においては実用的ではありません。一方で、特殊なタイプのCB缶は5度までの低温でも使用可能です。通常のCB缶と同じサイズで、カセットコンロに簡単に取り付けられます。
液化ガス中のブタンとプロパンの割合を変えて気圧を高めているので、氷点下でもガスが液化せずに気化しやすくなるのです。コンビニやスーパーでも手軽に入手できて、価格も経済的です。季節を問わず、年中アウトドアを楽しみたい人には必須のアイテムといえるでしょう。
専用カセットコンロで本格的なキャンプ飯を楽しもう!
この記事では、キャンプの醍醐味である野外での本格的な料理体験を楽しめる、アウトドアシーンに強いカセットコンロ製品についてご紹介してきました。
- キャンプ用コンロは持ち運びやすさや本体の軽さを重視
- 十分な火力があるか、連続で加熱できる燃焼時間にも注目
- 室内よりも汚れやすい野外で使うので、手入れのしやすさも大事
- 風防や鉄板、環境に左右されずにキャンプ料理を楽しめる
- 冬用CB缶などの活用で、寒い時期も快適なキャンプが可能
カセットコンロを持ち込むことで、手軽に火を起こし、簡単に調理ができてキャンプの楽しみが大幅に広がります。キャンプで使用するコンロは、やはり風対策などが施された専用のカセットコンロがおすすめです。さらに風防や鉄板、冬用CB缶などのアクセサリーを活用すれば、季節や環境に左右されずにキャンプ料理を楽しめます。
大勢で協力しておいしい料理を作ったり、自分の食べたいものをゆっくりと作って、都会の喧騒から離れる時間は、唯一無二の体験です。おいしいキャンプ飯は、アウトドアシーンの中でも思い出として強く刻まれるでしょう。
一口にキャンプ用のカセットコンロといっても、人数や使用シーンによって、適したタイプは異なります。さまざまな商品の特徴や仕様を見比べながら、目的に合ったカセットコンロを検討してみましょう。
◆家庭用カセットコンロのおすすめ製品は、以下の記事で詳しく紹介しています。