エアコンのフィルター掃除をしたら効果が全然違う!洗い方や効果を紹介

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エアコンのフィルター掃除をしたら効果が全然違う!洗い方や効果を紹介

エアコンは、フィルター掃除をするだけで全然違う冷暖房効果が実感できます。

特に「最近なんだか効きが悪い」「出てくる風がカビくさい」といった症状が気になる場合は、フィルター掃除が必要です。

とはいえ、なんとなく大変な印象があり、あまりエアコンのお手入れをしていない方も多いでしょう。面倒に思われがちなお手入れですが、実は基本を押さえればそれほど大変ではありません。

ここでは、エアコンのフィルター掃除が必要な理由や、しないまま放置することで起こる問題、掃除の手順などについて解説します。

この記事でわかること

  • エアコンフィルターを掃除すると、カビの発生を防げるほか、エアコンの効きが良くなり、節約にも効果的
  • エアコンフィルターは、使用頻度に応じて月に1~2回程度掃除することがおすすめ
  • エアコン内部の洗浄は、自身でおこなうと故障等の原因になったり十分に洗浄できなかったりするため、専門家に依頼する

エアコンのフィルター掃除は必要?

エアコンのフィルター掃除は必要?

夏冬にエアコンを使っているなら、フィルター掃除は不可欠です。清潔に保てるだけでなく、冷暖房効率も上がります。

購入依頼お手入れしたことがない場合は、掃除の前と後で効果が全然違うことに驚くでしょう。

ここでは、フィルター掃除をすることで得られる具体的な効果や、理想的なお手入れの頻度について解説します。

フィルター掃除の効果

フィルター掃除によって得られる効果には、以下のようなものがあります。

  • 冷暖房の効きが改善する
  • 無駄な電気代の発生を防げる
  • カビの臭いがなくなる

フィルター掃除の後で感じられる大きな違いは冷暖房の効きが各段によくなることです。

特に、これまで掃除したことがなくほこりまみれだったフィルターをきれいにした場合、効きが全然違うと驚くでしょう。

効率的に冷暖房できるようになるため、エアコンの消費電力量が抑えられ、フィルター掃除前よりも電気代を抑えることが可能です。

経済産業省資源エネルギー庁でも、フィルター掃除を月に1、2回すれば年間で約990円の節約になると説明しています。

掃除によってカビが除去できれば、エアコンから出てくる風のカビくささもなくなるでしょう。

フィルター掃除の頻度は?

フィルター掃除の頻度の目安は、1カ月に1~2回です。ただし、エアコンの使用頻度や環境によって適切な頻度は変わります。

夏や冬、エアコンを毎日ほぼ一日中稼働させているのであれば、汚れも早いので2週間に1回のペースでの掃除が望ましいでしょう。

2週間に1回は掃除機でさっとほこりを吸い取るだけにし、1カ月に1回フィルターを外して水洗いまでするといった方法もおすすめです。

なお、エアコンの中には自動お掃除機能がついたモデルがたくさんあります。

自動お掃除機能はフィルターのほこりが溜まらないようにオートできれいにする機能です。とはいえ、ホコリを完全に取りきることはできません。

少しずつホコリが溜まっていくので、定期的に状態を確認して、汚れていたら掃除をしましょう。

エアコンのフィルターを掃除しないとどうなる?

エアコンのフィルターを掃除しないとどうなる?

フィルター掃除って面倒。自動お掃除機能もあるし、やらなくてもいいんじゃない?

エアコンを使っている方の中には、フィルター掃除が必要だと知らない方や、面倒でお手入れしていない方もいるでしょう。

フィルター掃除をしないままエアコンを使い続けていると、さまざまな問題があります。

ここでは、フィルター掃除をしないことで起きる問題について解説します。

エアコンの効きが悪くなる

もっとも分かりやすい変化は、エアコンの効きの低下です。

エアコンは、室内の空気を吸い込んで内部の熱交換器で温度を変え、それを再び室内に出すことで室温を下げたり上げたりしています。

冷房なら室内の温い空気を熱交換機で冷やしてから室内に吹き出し、暖房なら室内の冷たい空気を暖めてから室内に出すしくみです。

長く掃除しておらず、フィルターがほこりで目詰まりを起こすと、室内の空気を十分に吸い込めません。

すると、室温を変えるだけの冷風や温風が作れなくなり、冷暖房の効きが悪くなります。

フィルターを超えて空気を取り込むファンや室温を変換する熱交換器にまで汚れが付着するようになれば、冷暖房効果はさらに悪くなるでしょう。

電気代が高くなる

エアコンは、設定温度に達するまでの時間がもっとも電力を消費し、設定温度に達した後はあまり電力を消費しません。

ホコリや汚れによってエアコンの運転効率が低下すると、設定した温度に達するためには長く稼働しなければならなず、それだけ電力を食います。

電気代は消費電力量に電気料金単価を掛けて算出するので、消費電力量が増えれば電気代も高くなることは避けられません。

フィルターがきれいな状態であればスムーズに稼働できて消費費電力量が増えることもないため、電気代を抑えることが可能です。

カビや害虫が発生する

掃除を怠っていると、カビが発生したり害虫が湧いたりするようになります。

実は、エアコン内部はカビやゴキブリなどの害虫が好む湿度・温度・栄養がそろっている環境です。

たとえば、冷房運転をすると内部に結露が発生し、湿気の高い状態になります。湿気った環境はカビや害虫が好む環境です。

また、エアコンを使っていると、部屋は人間だけでなくカビや害虫にとっても快適な室温になります。

さらに、エアコンはしくみ状室内の空気を吸い込む必要があり、空中を浮遊する細かなゴミやホコリも同時に取り込んでいるため、内部に溜まりがちです。

ゴミやホコリはカビや害虫に取って格好の餌となります。

カビやゴキブリの発生を防ぐには、内部乾燥機能などを使って内部の湿気を取り除き、掃除をしてゴミやホコリを取り除くことが重要です。

水漏れする可能性がある

フィルター掃除を怠ると、室内機に水漏れが発生することがあります。

室内機からの水漏れは壁や床、家電などを濡らして劣化や漏電を招く恐れがあり、注意が必要です。

室内機の水漏れは、さまざまな原因が考えられます。

その原因の1つがフィルターの目詰まりによる運転効率の低下です。

運転効率が低下すると、室内が十分に冷えにくくなるので、設定温度をかなり低く設定することがあるでしょう。

エアコンの内部が過度に冷やされることで大量の結露が発生し、通常の排水が追いつかなくなった結果、水漏れが起こります。

室内機の水漏れは、フィルターの汚れが大きな原因になり得るのです。

一方、室外機に起こる水漏れは基本的に問題ありません。

エアコンを冷房運転すると、内部で温い室温を冷たい風に変換する際に結露が発生します。

結露はドレンホースを通って屋外に排出されるようになっており、室外機から水が出ていても焦る必要はありません。

エアコンのフィルター掃除の手順

エアコンのフィルター掃除の手順

面倒そうだからと、エアコンのフィルター掃除を避けている方もいるでしょう。

実は、エアコンのフィルター掃除はそれほど大変ではありません。

ここでは、基本的な掃除の手順について解説します。

水洗いをする手順

フィルターを水洗いするおおまかな流れは以下のとおりです。

  1. エアコンの電源プラグは必ず抜く
  2. 前面のカバーを開ける
  3. フィルターに付着しているホコリがひどいときは掃除機で吸う
  4. フィルターを丁寧に外す
  5. 外したフィルターを床に置き、掃除機でホコリを吸い取る
  6. シャワーでよく洗う
  7. フィルターを十分に乾かす
  8. 元通りにはめる

掃除をするときは、感電などのリスクを避けるために、必ず電源プラグを抜きましょう。

床に置いたフィルターは、ホコリや汚れが付着している外側から掃除機をかけるのがコツです。

水洗いするときは、フィルターの内側から外側に向かってシャワーをかけましょう。外面についたゴミやほこりを水で押し流すイメージです。

洗い終わったら、元に戻す前に十分に乾燥させてください。

油汚れが付着している場合

フィルターに油汚れが付着している場合は、水洗いだけではすっきり落ちません。

基本の掃除手順は水洗いと同じですが、洗う際に洗剤を使いましょう

  1. エアコンの電源プラグは必ず抜く
  2. 前面のカバーを開ける
  3. フィルターに付着しているホコリがひどいときは掃除機で吸う
  4. フィルターを丁寧に外す
  5. 外したフィルターを床に置き、掃除機でホコリを吸い取る
  6. フィルターに洗剤をかけ、しばらく付け置きする
  7. こすり洗いし、シャワーで十分にすすぐ
  8. フィルターを十分に乾かす
  9. 元通りにはめる

洗浄には、台所用の中性洗剤が役立ちます。薄めた中性洗剤を振りかけ、しばらく経ってから古歯ブラシなど柔らかいブラシで優しくこすりましょう。

台所用の中性洗剤で汚れが落ちないほどひどいときは、重曹がおすすめです。

水100ccに重曹小さじ1杯の割合でスプレーボトルに入れてフィルターに吹きかけてしばらく置くか、たらいなどに重曹水を大量に作ってフィルターを付け置きしこすり洗いしましょう。

カビ汚れが付着している場合

フィルターにカビが生えているときも、水洗いだけでは落としきれないので薬剤を使いましょう。

基本的な手順は水洗いと同じです。

  1. エアコンの電源プラグは必ず抜く
  2. 前面のカバーを開ける
  3. フィルターに付着しているホコリがひどいときは掃除機で吸う
  4. フィルターを丁寧に外す
  5. 外したフィルターを床に置き、掃除機でホコリを吸い取る
  6. フィルターに洗剤をかけ、しばらく付け置きする
  7. こすり洗いし、シャワーで十分にすすぐ
  8. フィルターを十分に乾かす
  9. 元通りにはめる

おすすめは台所用の中性洗剤です。水に溶かして薄め、フィルターを付け置きしてから古歯ブラシなどでこすり落とします。

洗ったら十分に乾かしましょう。

エアコン内部のクリーニングは業者に依頼

エアコン内部のクリーニングは業者に依頼

長期間にわたりフィルター掃除をしていない場合、フィルターだけでなく熱交換器やファンといった内部機構にまでホコリや汚れ、カビが発生している恐れがあります。

定期的にフィルター掃除をしていても、完全にホコリの蓄積を防ぐことはできません。

使用年数が長くなるほど、内部まで汚れることになります。

エアコン内部は分解しなければ掃除できず、素人にはできません。無理に分解掃除すれば、故障する恐れがあります。

内部を掃除するスプレーやフォームタイプのクリーナーも販売されていますが、素人では成分や汚れを完全に洗い流せないため、注意が必要です。

かえって汚れやカビの原因になったり、サビたりすることがあります。

内部まできれいにしたいときは、専門業者に任せませしょう。構造を知り尽くした専門家が内部をすっきりクリーニングしてくれます。

エアコンフィルターを掃除すれば効果も電気代も全然違う!

エアコンフィルターを掃除すれば効果も電気代も全然違う!

エアコンのフィルター掃除をすると、冷暖房の効きが全然違うことに驚くでしょう。運転効率がよくなるので無駄な電気代も発生しません。

フィルター掃除の頻度の目安は月に1~2回です。カバーを開けてフィルターを確認し、状況に応じてお手入れしましょう。

掃除の手順は簡単で、カバーを開けて掃除機でフィルターのホコリを吸い、外して水洗いし、よく乾かすだけです。

油汚れやカビが気になる場合は、重曹や中性洗剤を使うとよいでしょう。

フィルターの掃除は自分でできますが、内部のクリーニングは難しいため業者に任せたほうが賢明です。

適度にフィルター掃除をして、清潔な環境を維持し、快適なエアコン生活を送りましょう。

企画・制作:株式会社ClassLab.「RIRIFE編集部」

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