エアコンは寒い時期に欠かせない家電の1つですよね。さまざまな種類のエアコンが発売されていますが、寒冷地仕様のエアコンがあるのをご存じでしょうか。聞いたことはあっても、何が違うのか詳しくは知らない…という人も多いでしょう。
そこで今回は、寒冷地仕様のエアコンと普通のエアコンの違いについてご紹介します。さらに、おすすめの製品や、寒冷地仕様のエアコンを購入するときの注意点を一緒にご紹介します。エアコンを購入予定の人は、ぜひ商品選びの参考にしてみてください。
寒冷地仕様と普通のエアコンの違いは?
寒冷地仕様のエアコンと普通のエアコンの違いについて、詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか。ここでは、寒冷地仕様のエアコンと普通のエアコンの違いを3つに分けてご紹介します。寒冷地仕様のエアコンが自分に合ているがどうか、確認してみてください。
暖房能力が高い
寒冷地で暖房を使うにあたって、暖房能力が高いかどうかは重要ですよね。寒冷地仕様のエアコンは、普通のエアコンに比べて暖房能力が高い特徴があります。寒冷地で普通のエアコンを使う場合、屋外の熱を効率よく取り込むことができず、充分に機能しない可能性があります。
寒冷地仕様のエアコンは積雪や霜の発生を考えた作りになっているため、暖房機能が劣ってしまうようなことがなく、充分に機能を発揮してくれますよ。中には50~60℃の高温風を出す製品もあり、普通のエアコンにはない高い暖房能力を実現しています。
室外機に積雪や凍結の対策が施されている
エアコンを使うためには、室外機を設置する必要がありますよね。寒冷地では雪が積もったり霜がついたりと、室外機が凍結してしまう可能性があります。普通のエアコンでは暖房が使えなくなってしまいますよね。ですが、寒冷地仕様のエアコンは、凍結や霜がつくのを予防するためのヒーターが搭載されています。気候に左右されず、いつでも暖房を使えるということですね。
基盤がしっかり保護されているため、ファンに傷が付きにくいというメリットもありますよ。普通のエアコンの室外機には凍結の対策はされていないので、寒冷地仕様のエアコンならではの作りですね。
普通のエアコンより高価
寒冷地仕様のエアコンは高性能で便利ですが、価格は普通のエアコンとどれくらい違うのか気になりますよね。普通のエアコンの場合は安くて5万円、対応畳数が大きいと25万円程度が相場になります。決して安いものではないですよね。
普通のエアコンでもそれなりの価格ですが、寒冷地仕様のエアコンは最低でも約10万円、対応畳数が18畳以上の製品は15〜30万円程と、普通のエアコンよりも高価になってしまいます。高性能な分、本体価格はどうしても高くなってしまいますね。
ですが、寒冷地仕様のエアコンは、ランニングコストが低いと言われています。本体価格は高いですが、長い目で見るとお得かもしれませんね。
◆おすすめのエアコンはこちらの記事でも紹介しているのでチェックしてみてください。
寒冷地用のエアコンはどんな地域におすすめ?
寒冷地仕様のエアコンは、外気温がマイナス10℃以下になる地域におすすめです。寒冷地仕様のエアコンは普通のエアコンよりも暖房能力が高いです。外気温がマイナス10℃になっても、素早く室内を温めてくれます。マイナス20℃の寒い日でも、運転可能です。寒い地域だからこそ高い暖房能力を発揮しますが、外気温がマイナス10℃にならない地域では、充分な能力を発揮しないでしょう。
また、寒冷地仕様のエアコンは室外機に凍結予防の工夫がされています。積雪や凍結によって室外機が機能しないという心配がないため、外気温がマイナス10℃以下になる住んでいる人は、寒冷地仕様のエアコンを使うのがおすすめです。普通のエアコンには凍結予防がされていないため、注意しましょう。
外気温がマイナス10℃にならない地域に住んでいる人や、エアコンを冷房としてしか使わない人は、比較的安い普通のエアコンを購入する方がいいでしょう。
寒冷地仕様のエアコンの選び方
寒冷地仕様のエアコンは暖房能力が高いだけではなく、室外機に凍結予防の工夫がされているなど、魅力がたくさんあります。ですが、寒冷地仕様のエアコンは種類が多いため、どれにしようか悩んでしまう人も多いでしょう。そこで、寒冷地仕様のエアコンの選び方をご紹介します。購入するときの参考にしてみてください。
設置する部屋の広さに合わせて選ぶ
寒冷地仕様のエアコンを購入するときは、設置する部屋の広さに合った製品を選びましょう。エアコンにはそれぞれ対応畳数があります。子ども部屋や寝室など、そこまで広くない部屋で使う場合は、対応畳数6~10畳の製品を選ぶ人が多いでしょう。リビングなど広い部屋で使う場合は、対応畳数14畳以上の製品をチェックするのがおすすめです。
部屋の広さと対応畳数が同じでも問題はありませんが、より部屋を暖めるためには、部屋の広さよりも1サイズ上のものを選ぶと安心ですよ。購入する前に、設置する部屋の広さを確認しておいてくださいね。
省エネ性能で選ぶ
寒冷地仕様のエアコンを使う場合、電気代が気になりますよね。暖房の電気代は、2.8kwで1時間17円、4.2kwで1時間24円程度が目安になります。省エネ性に優れているか簡単に見分けたいという人は、省エネ基準達成率を確認してみてください。
エアコンの場合は130%以上のものが省エネ性に優れています。数値が高ければ高いほど省エネ性に優れているので、できるだけ高い数値が記載されている製品を選びましょう。
また、寒冷地仕様のエアコンは低温暖房能力が記載されています。外気温が2℃のときにどのくらいの暖房能力が発揮できるかというものです。消費電力だけではなく、低温暖房能力も忘れずにチェックしましょう。
メーカー独自の機能で選ぶ
メーカーによって独自の機能が搭載されています。例えば、パナソニックは霜取り中でもパワーが落ちない工夫がされています。独自の技術を採用しているからこその工夫ですね。
他にも、ダイキンは立ち上がりが早いという特徴があったり、日立には自動お掃除機能が搭載されていたりします。このように、メーカーによって特徴や搭載機能が異なります。より快適に使うためには、自分に合ったメーカーを選ぶことが重要になりますね。メーカーの特徴を確認して、自分に合ったメーカーを見つけてみてください。
寒冷地仕様のエアコンを購入する際の注意点
これまで寒冷地仕様のエアコンの魅力をお伝えしてきました。寒冷地仕様のエアコンを購入しようと考えている人も多いでしょう。ですが、寒冷地仕様のエアコンを購入するときにはいくつか注意しなければならないことがあります。今回は3つに分けて注意点をご紹介するので、あらかじめ確認しておきましょう。
室外機を置くスペースを確保しておく
寒冷地仕様のエアコンの室外機は、凍結しないように工夫はされています。ですが、より快適に使うためには、可能な限り季節風の影響が少ない場所に設置する必要があります。落雪が起こりやすい場所も避けたいですね。
暖房機能をより快適に使うためにも、季節風や落雪の可能性が低い場所に室外機を設置しましょう。製品によっては専用の防雪フードが売っているため、用途に応じて購入してみてください。
また、室外機は上部・正面・左右どちらかの3方向は開放しなければなりません。特に正面を塞いでしまうと、暖房機能と省エネ性が低下してしまいます。設置スペーㇲは余裕をもって確保しておきましょう。
対応電圧を確認しておく
寒冷地仕様のエアコンは製品によって対応電圧が異なります。自宅のコンセントとエアコンの電圧が合うかあらかじめ確認しておきましょう。家庭用コンセントに多い縦線2本のコンセントは、100Vが一般的です。ですが、寒冷地仕様のエアコンの多くは200V対応となっています。
自宅のコンセントが200Vに対応しているかどうかは、ブレーカー上にある電線の本数で確認することができます。電線が3本あれば、200Vに対応していますよ。ただし、電線が3本あってもコンセントの形状が100Vの場合があります。場合によっては電線の引き込み工事が必要になるため、不安な人は電気工事業者に相談してみてくださいね。
寒冷地用のエアコン設置は費用が高くなることもある
エアコンは工事が必要になるため、本体価格と工事費用がかかります。普通のエアコンの工事費用は、1~3万円が相場になります。普通のエアコンでもそれなりの費用ですね。一方、寒冷地仕様のエアコンの場合、追加工事が必要な場合があります。コンクリート足や高置台、屋外化粧カバーなどの防雪部材を購入すると、プラス1~2万円程かかります。
また、電圧が対応していないと電線の引き込み工事が必要になるため、その場合は10万円前後の費用がかかってしまうでしょう。寒冷地仕様のエアコンを購入するときは、工事費用が安いものを選びましょう。
三菱電機|寒冷仕様のおすすめエアコン
三菱電機の寒冷地仕様のエアコンは、霜降り中も温かさが途切れない工夫がされています。お部屋の空気をきれいにしてくれる機能など、暖房機能以外にも魅力的な機能がたくさんあります。それぞれの特徴をまとめたので、参考にしてみてください。
三菱電機 FDシリーズ
三菱電機のFDシリーズは、霜取り中でも温かさが途切れない特徴があります。室温をキープできるため、快適なお部屋で過ごすことができますよ。赤外線センサーが足元を見つけてくれるため、足元からしっかり温まることが可能です。さらに、ハイパワー運転時には最高約60℃の温風が出ます。外気温がマイナス15℃でも60℃の高温風が出るため、どんなに寒くてもお部屋を素早く温めてくれます。寒い地域で活躍すること間違いないですね。
また、自動おそうじ機能が搭載されているため、フィルターの清潔を保つことができます。ダストボックスは約10年分相当の大容量ですよ。お手入れをラクにしたい人や、お部屋を素早く温めたい、霜取り中も室温をキープしたいという人におすすめのシリーズです。
暖房適用畳数 | 14畳/18畳/20畳/23畳/26畳 |
省エネ基準達成率 | 91~108% |
暖房低温能力(外気温2℃時) | 9.5~10.0kW |
三菱電機 ZDシリーズ
三菱電機のZDシリーズは、清掃機能が搭載されています。空気中の水分に高電圧をかけて、水の粒子に変換させます。この電気を帯びた水粒子「ピュアミスト」がお部屋を浮遊することで、ウイルスやカビ菌、花粉を抑制することができるんです。エアコンを使うとお部屋がきれいになるなんて、とても嬉しい機能ですね。
さらに、ピュアミストは保湿効果もあります。エアコンを使うとお部屋や肌が乾燥してしまいますが、ZDシリーズは一般的なエアコンよりも乾燥しにくいです。乾燥が気になる人や、部屋の空気をきれいにしたい人、小さなお子さんがいる人は、ぜひ三菱電機のZDシリーズをチェックしてみてください。
暖房適用畳数 | 8畳/10畳/14畳/18畳/20畳/23畳/26畳 |
省エネ基準達成率 | 87~109% |
暖房低温能力(外気温2℃時) | 5.8~9.8kW |
三菱電機 XDシリーズ
三菱電機のXDシリーズは、自動おそうじ機能が搭載されています。運転停止後に自動で汚れを拭きとるため、フィルターの清潔を保てます。フィルターカセットは取り外し可能なので、お手入れが簡単にできるのも特徴です。熱交換器までお手入れできるため、清潔を保ちやすいですよ。
また、赤外線センサーが床や壁の温度から体感温度を測ります。人がいる位置を見て、暖めすぎない快適な温度を保ってくれます。体感温度によって暖房とサーキュレーションの2つの運転が切り替わるため、足元の温かさを持続できますよ。ワイド気流、ロング気流でお部屋の隅々まで風が届くのも魅力です。比較的コンパクトな製品なので、子供部屋や寝室にもおすすめです。
暖房適用畳数 | 6畳/8畳/10畳/12畳/14畳/18畳/20畳 |
省エネ基準達成率 | 86~106% |
暖房低温能力(外気温2℃時) | 5.0~8.2kW |
ダイキン|寒冷仕様のおすすめエアコン
ダイキンは、とにかく暖房能力が高いエアコンが欲しい!という人におすすめのメーカーです。外気温マイナス25℃でも運転できたり、凍結対策を強化したり、暖房能力に力を入れています。コンパクトモデルのエアコンも発売されているので、リビング以外にも設置できますよ。ぜひチェックしてみてください。
ダイキン DXシリーズ
ダイキンDXシリーズは、高い暖房能力が魅力のエアコンです。外気温マイナス25℃でも運転可能で、暖房の立ち上がりがとても早いです。最大60℃の高温風が出るなど、高い暖房能力を実現しています。不在時の室温低下を抑える機能も搭載されているため、帰宅時にお部屋が冷えている、なんてこともありません。また、足もとから暖めるため。体にあたりにくいのに心地いい空間を実現しています。
さらに、AI快適自動運転が搭載されています。AIが好みの運転を学習し、自動で快適な運転を行います。空間全体を暖めるため、肌寒さを感じにくいですよ。また、スマホやスピーカーから操作できるので、エアコンをスマート家電化したい人にもおすすめです。
暖房適用畳数 | 8畳/10畳/14畳/18畳/20畳/23畳/26畳 |
省エネ基準達成率 | 96~114% |
暖房低温能力(外気温2℃時) | 5.6~9.4kW |
ダイキン HXシリーズ
ダイキンHXシリーズは、コンパクトで高性能なシリーズです。高さ250mm×奥行き265mmのコンパクトモデルなので、カーテンレール上などの限られたスペースにも設置できます。コンパクトでも機能が劣るようなことはなく、最大60℃の高温風が出たり、設定温度まで一気に暖めたり、寒冷地仕様のエアコンならではの暖房能力ですよ。
また、フィルター自動おそうじ機能が搭載されています。ダストボックスにたまったほこりを捨てるだけでいいため、誰でも簡単にお手入れができますよ。抗ウイルスフィルターを採用しているため、空気をきれいに保てるのも特徴です。アプリをダウンロードすればスマホから操作できるため、外出先からエアコンの設定が可能です。帰宅時間に合わせてお部屋を暖めることができるため、いつでも快適なお部屋で過ごせるでしょう。
暖房適用畳数 | 6畳/8畳/10畳/14畳/18畳 |
省エネ基準達成率 | 88~100% |
暖房低温能力(外気温2℃時) | 4.7~7.2kW |
ダイキン KXシリーズ
ダイキンKXシリーズは、クリーン機能が魅力のスタンダードモデルです。エアコン運転で発生させた結露水で洗浄し、ストリーマ放電しながら乾燥を行います。エアコン内部を自動できれいにしてくれる、とても便利な機能ですよ。さらに、フィルターは抗ウイルスフィルターで、ストリーマ空気洗浄によってカビや花粉を抑制することができます。他のメーカーよりもクリーン機能が充実していますね。空気の汚れが気になる人でも安心して使えるでしょう。
寒冷地仕様なので、最大60℃の高温風が出たり、設定温度まで一気に暖めたり、不在時の室温低下を抑えたりと、暖房能力も文句なしです。高い暖房能力だけではなく、クリーン機能が魅力のエアコンなので、アレルギー持ちの人がいるご家庭や、小さなお子さんがいるご家庭におすすめです。
暖房適用畳数 | 6畳/8畳/10畳 |
省エネ基準達成率 | 95~100% |
暖房低温能力(外気温2℃時) | 4.7~6.1kW |
パナソニック|寒冷仕様のおすすめエアコン
パナソニックは、高性能な寒冷地仕様のエアコンを探している人におすすめのメーカーです。暖房能力が高いのはもちろん、さまざまな便利機能が搭載されています。暖房と冷房両方使う人は、ぜひチェックしてみてください。対応畳数が幅広いので、どんなお部屋にも設置しやすいですよ。
パナソニック UXシリーズ
パナソニックのUXシリーズは、さまざまな機能が搭載されている高性能なプレミアムモデルです。暖房は外気温マイナス15℃でも約60℃の高温風を出すことができます。足元暖房は約43℃の温風で、冷えやすい足元をしっかり暖めることができますよ。霜取り中に暖房が停止しないのも特徴です。
自動おそうじ機能が搭載されているので、内部の清潔を保つことができます。お手入れが苦手な人には嬉しい機能ですね。他にもAI自動運転や、スマホ操作対応など、便利な機能がたくさんあります。使い方によっては省エネに繋がりますよ。また、暖房はもちろんですが、冷房能力が高いのも魅力です。冬は暖房として、夏は冷房として使う人はぜひ持っておきたいシリーズです。
暖房適用畳数 | 8畳/10畳/14畳/18畳/20畳/23畳 |
省エネ基準達成率 | 104~112% |
暖房低温能力(外気温2℃時) | 9.0~9.5kW |
パナソニック TXシリーズ
パナソニックのTXシリーズは、寒い日の朝もすぐにお部屋を暖めることができます。よく運転を開始する時間帯をエアコンが学習して、その時間帯の前から余熱運転を開始します。暖房ボタンを押せばすぐにお部屋が暖まるため、布団から出たくないような寒い朝も、快適に過ごせるでしょう。
着替えるときなど、一時的にもっと暖めたいときは「もっと」ボタンを押すだけで、暖房がよりパワフルになります。「もっとモード」使用時は、外気温マイナス15℃でも60℃の高温風、外気温マイナス20℃でも55℃の温風が出ます。どんなに寒い日も安心して過ごせますね。
また、奥行きがコンパクトな設計になっているので、圧迫感が少ないです。コンパクトモデルを探している人にもおすすめですよ。
暖房適用畳数 | 6畳/8畳/10畳/14畳/18畳/20畳 |
省エネ基準達成率 | 86~104% |
暖房低温能力(外気温2℃時) | 5.0~8.0kW |
東芝|寒冷仕様のおすすめエアコン
東芝の寒冷地仕様のエアコンは、他のメーカーに比べて機能が比較的シンプルです。高暖房能力に力を入れていて、誰でも使いやすいシンプルな機能となっています。余計な機能はいらない、機能が豊富でも使いこなせないという人は、東芝がおすすめですよ。
東芝 DRNEシリーズ
東芝から発売されているDRNEシリーズは、お部屋を素早く温めたい人におすすめです。「ダッシュ」ボタンで余熱設定するだけで、暖房をつけて30秒後には温風が出ます。外気温マイナス15℃でも55℃の高温風が出て、6時間の長時間運転が可能です。就寝時やちょっとしたお出かけのときに便利ですね。
自動お掃除機能が搭載されているので、フィルターのホコリは自動で除去してくれます。運転停止中は結露水で強力洗浄ができるため、外出中にお手入れができますよ。高い暖房機能や自動お掃除機能が魅力のDRNEシリーズですが、省エネ性に優れているのも特徴です。省エネ基準達成率最大128%と高く、気になる電気代を抑えることができます。しっかり温めながら電気代を抑えたい人は、DRNEシリーズをチェックしてみてくださいね。
暖房適用畳数 | 10畳/14畳/18畳/20畳 |
省エネ基準達成率 | 110~128% |
暖房低温能力(外気温2℃時) | 8.7~9.0kW |
東芝 VNシリーズ
東芝のVNシリーズは、シンプルな機能で十分という人におすすめです。外気温マイナス15℃のときは50℃の温風が出て、足元温度は約30℃と、氷点下でもしっかりお部屋を暖めてくれます。霜取り中の室温低下を抑えているため、常に室温をキープできるのも特徴です。
外気温マイナス27℃でも運転可能なので、どんなに寒い日でも安心です。さらに、「10℃キープ暖房」を使うと、帰宅時にお部屋がほんのり温かく、就寝時の底冷え防止になります。特別な機能はありませんが、暖房能力が高いため、寒い地域で大活躍するでしょう。機能が豊富でも使いこなせない人は、東芝のVNシリーズがおすすめです。
対応畳数は6畳、8畳、10畳と、小さな部屋に向いているので、寝室や子供部屋に向いていますよ。
暖房適用畳数 | 6畳/8畳/10畳 |
省エネ基準達成率 | 100~103% |
暖房低温能力(外気温2℃時) | 5.0~5.3kW |
日立|寒冷仕様のおすすめエアコン
日立の寒冷地仕様のエアコンは、省エネ性に優れているのが特徴です。シリーズによっては省エネ基準達成率140%を超えるものもあります。搭載機能も豊富なので、高性能なモデルを探している人にもおすすめです。日立の寒冷地仕様のエアコンは種類が多いので、自分に合った1台を見つけてみてください。
日立 XKシリーズ
日立のXKシリーズは、省エネ性に優れているエアコンを探している人におすすめです。「ecoこっれきり」運転は人やお部屋の状況に合った運転を行ってくれます。「オートオフ」を使用すれば、人がいなくなって1時間後に自動で運転が停止します。これなら消し忘れの心配もありませんね。省エネ基準達成率は最大148%と、他のメーカーと比べても省エネ性に優れているのがわかります。
足元を中心に温める「ゆか暖」や、お部屋を素早く暖める「スピード暖房」、吹き出す風の温度を高める「温風プラス」など、暖房だけでもさまざまな機能があります。自動おそうじ機能やタイマー機能も搭載されていて、スマホで操作することも可能です。
高性能で省エネ性が高いエアコンを探している人は、日立のXKシリーズをチェックしてみてください。
暖房適用畳数 | 8畳/10畳/14畳/18畳/20畳/23畳 |
省エネ基準達成率 | 124~148% |
暖房低温能力(外気温2℃時) | 5.9~9.6kW |
日立 EKシリーズ
日立のEKシリーズは、暖房能力の高さが魅力です。外気温マイナス15℃でも約55℃の高温風で、30分間運転を持続できます。足もとを検知して気流をコントロールしてくれる「足もとサーチ」や、拭きだす風の温度を上げる「温風プラス」など、寒い冬でも快適に過ごせる機能がたくさんあります。霜取り中も室温をキープしたり、室外機に凍結防止のヒーターが搭載されていたり、寒い地域でも安心して使える仕様です。
省エネ性にも優れていて、人の数や位置によって、それぞれに合った風向きや風量にコントロールがしてくれます。また、除湿機能や冷房機能も優れているため、1年中活躍してくれます。寒い季節以外もエアコンを使いたい人におすすめですよ。
暖房適用畳数 | 8畳/10畳/14畳/18畳 |
省エネ基準達成率 | 106~120% |
暖房低温能力(外気温2℃時) | 6.2~8.5kW |
日立 RKシリーズ
日立のRKシリーズは、凍結洗浄機能が搭載されています。熱交換器の汚れがひどくなる前に自動で洗浄してくれるので、清潔な状態を保てます。ホコリ詰まりによる性能の低下も抑えることができる便利な機能です。凍結洗浄は他ではなかなかない機能なので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。さらに、熱交換器とファンを加熱してカビを抑制するなど、おそうじ機能が優れています。お手入れが苦手な人に嬉しい仕様ですね。
また、「ecoこれっきり」ボタンを押すだけで、お部屋の状況に合った運転モードに切り替わります。暖房時は日差しをキャッチすると控えめの運転になるなど、自然と省エネにつながりますよ。対応畳数は小さめなので、子供部屋や寝室におすすめです。
暖房適用畳数 | 6畳/8畳/10畳 |
省エネ基準達成率 | 101~108% |
暖房低温能力(外気温2℃時) | 5.0~5.1kW |
日立 床置タイプFDシリーズ
日立の床置きタイプFDシリーズは、床置きタイプのエアコンです。一般的なエアコンは壁掛けタイプなので、あまり見かけない形ですよね。FDシリーズは吹き出し口が足もとの高さにあるため、足もとからお部屋を暖めます。外気温2℃でも約6分で床上5cmを温めることができますよ。外気温マイナス15℃の厳しい寒さでも、約16分で足もとを20℃に温めることが可能です。素早く暖めることができるかどうかは、寒い地域でかなり重要ですよね。
お部屋が暖まった後にさらに暖かい風が欲しいときは、「ホットモード」を使用しましょう。最大54℃の温風が出るため、一時的にもっと暖めたいときや、肌寒いときに大活躍します。除湿や冷房機能も搭載しているので、冬以外でも使えますよ。足もとからしっかり暖めたい人や、ちょっと変わったエアコンが欲しい人は、日立のFDシリーズを検討してみてください。
暖房適用畳数 | 12畳/14畳/16畳 |
省エネ基準達成率 | 100~102% |
暖房低温能力(外気温2℃時) | 5.1~6.9kW |
日立 一方向天井カセットタイプPKシリーズ
日立から発売されている一方向天井カセットタイプPKシリーズは、エアコンの圧迫感が気になる人におすすめです。天井にきれいに納まる天井カセットタイプなので、お部屋をすっきり見せることができます。
油汚れに強いステンレスフィルターを採用していて、熱交換器の汚れがひどくなる前に自動で洗浄する「凍結洗浄」が搭載されています。汚れが付きにくく自動で洗浄してくれるため、お手入れが面倒に感じる人でも清潔な状態を保てるでしょう。
風向きは上下左右変えられるので、好きな角度に調節ができます。「毎日予約」を使用すれば、毎日同じ時刻に運転のオンオフを行うため、寒い季節の朝や夜も快適に過ごせますよ。省エネ基準達成率は110%前後と、省エネ性に優れているのもポイントです。
暖房適用畳数 | 10畳/14畳/18畳 |
省エネ基準達成率 | 111~113% |
暖房低温能力(外気温2℃時) | 6.1~7.1kW |
富士通ゼネラル|寒冷仕様のおすすめエアコン
富士通ゼネラルの寒冷地仕様のエアコンは、クリーン機能と省エネ性の高さが魅力のメーカーです。自動おそうじ機能やプラズマ空清など、衛生面が気になる人でも安心して使える機能が搭載されています。省エネ性が高いのも魅力なので、月々の電気代が気になる人はぜひチェックしてみてください。
富士通ゼネラル ZNシリーズ
富士通ゼネラルZNシリーズは、高い暖房能力と高い省エネ性が魅力のエアコンです。室外機には凍結防止のヒーターが付いていて、外気温マイナス15℃の寒い日でも、最大約60℃の高温風でお部屋を暖めてくれます。足元温度は約40℃と、高い暖房能力を実現しています。霜取り中に室温が下がらないのも魅力ですね。
外出時は「10℃暖房」を使用すれば、不在時にお部屋が寒くなりすぎるのを防いでくれます。暖房を入れた際にすぐに温風が吹き出すため、素早くお部屋を暖められますよ。ちょっとしたお出かけの際に便利ですね。フィルター自動おそうじ機能やプラズマ空清など、クリーン機能も充実しています。
対応畳数が幅広く、20畳前後のお部屋にも対応しているため、広いリビングに設置するのに最適ですよ。
暖房適用畳数 | 8畳/10畳/14畳/18畳/20畳/23畳 |
省エネ基準達成率 | - |
暖房低温能力(外気温2℃時) | 5.4~9.6kW |
富士通ゼネラル DNシリーズ
富士通ゼネラルDNシリーズは、暖房機能を強化したコンパクトサイズのエアコンです。約55℃の高温風とハイパワー運転で、お部屋を一気に暖めます。「ホットキープ徐霜」はあらかじめ室温を上げることで、霜取り中も暖かさをキープすることができます。寒い地域では少し室温が低下しただけでも寒く感じるので、室温をキープできるのは嬉しいですね。
また、人がいないときは自動で控えめ運転に切り替えたり、運転を停止したりできる「人感センサー不在ECO」が搭載されています。「オートセーブ」は、ちょっとした外出や他の部屋に行くときに、自動で運転をセーブしてくれます。省エネに繋がる機能がたくさんあるので、設定しておけば月々の電気代を抑えることができますね。しっかり暖めながらsr津田したい人は、ぜひ富士通ゼネラルのDNシリーズをチェックしてみてください。
暖房適用畳数 | 6畳/8畳/10畳/14畳/18畳 |
省エネ基準達成率 | - |
暖房低温能力(外気温2℃時) | 5.0~7.8kW |
極寒地域では寒冷地仕様のエアコンがおすすめ!
おすすめの寒冷地仕様のエアコンと、購入するときの選び方や注意点をご紹介しました。ポイントは以下の通りです。
- 寒冷地仕様のエアコンは、外気温がマイナス10℃になる地域におすすめ
- 購入するときは対応畳数、省エネ性、メーカー独自の機能を確認
- 寒冷地仕様のエアコンは設置費用が高いこともあるので注意
寒い地域に住んでいる人にとって、暖房は欠かせないですよね。寒冷地仕様のエアコンは、普通のエアコンよりも快適に過ごせます。寒い地域に住んでいる人は、この機会に寒冷地仕様のエアコンの購入を検討してみてはいかがでしょうか。どの製品にしようか悩んだときは、ぜひ本記事を参考にしてくださいね。