窓用エアコンは雨の日も使える?注意点やおすすめ製品も解説

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窓用エアコンは雨の日も使える?注意点やおすすめ製品も解説

窓用エアコンは雨の日には使えないとの話を聞いて、設置を悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

穴開け工事も室外機の設置も不要で窓にはめ込むだけで使える手軽なエアコンですが、雨が降ると使えなくなるのでは、蒸し暑くて困りますよね。

この記事では、窓用エアコンは雨の日でも使えるのか、濡れても問題はないのか、雨の日の使用ではどのような点に注意すべきかなどについて解説します。

おすすめの窓用エアコンも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること

  • 窓用エアコンは、小雨や通常の雨であれば使用しても問題ない
  • 窓用エアコンの背面は濡れることを想定して作られているので、多少雨水に濡れても故障することはない
  • 暴風雨や台風などの際は、隙間などから雨水が入ってくる恐れがあるため、使用を控える
  • 窓を閉めて窓用エアコンを使用すると、排熱ができず、部屋が暑くなったり、最悪熱で窓が破損する恐れがある

窓用エアコンは雨の日にも使える?

窓用エアコンは雨の日にも使える?

窓用エアコンは雨の日に使えないと言われることがありますが、本当のところはどうなのでしょうか。

結論からいうと、雨であっても使える場合と使えない場合があります。

どのような条件で違うのか、詳しく見ていきましょう。

弱めの雨であれば使用できる

窓用エアコンは、雨の強さによっては雨降り中でも使用できます。

特に、ひさしや軒で遮られているなど雨が降っていてもほどんとかからない場所に設置しているのであれば、通常程度の強さの雨であればあまり気にする必要はありません。

軒やひさしが短かったり、もともとない場所だったりして、雨水が直接かかる場所に設置している場合でも、しとしとと降るような弱めの雨であれば、窓用エアコンを使えます

ただし、雨の日に窓用エアコンを使用する場合は、本体周辺にある隙間から雨水が入り込む可能性が考えられます。

隙間テープやパテなどで隙間を埋めておくことはもちろん、使用中も気になるようであれば、ときどき確認したほうがよいでしょう。

暴風時や豪雨の際は使用を控える

雨が強い場合は窓を閉め、窓用エアコンの使用は控えるべきです。

通常は雨があまりかからない場所に設置していたとしても、暴風雨や豪雨のときは窓に吹きつけるでしょう。

強い雨が吹きつけると、隙間部分から水滴がどんどん入り込んでくる恐れがあります。

そもそも、窓用エアコンは窓枠に設置して使用するものです。

どれだけぴったり設置しても、金具などの関係で多少の隙間ができることは避けられません。

雨がその隙間から入り込むと、設置している窓枠や室内の家財が濡れます。

雨がたくさん入り込んで気付かないうちに家電が濡れるようなことがあれば、故障だけでなく漏電や火災を招く恐れもあるでしょう。

そのため、暴風雨や豪雨時には窓を閉め、窓用エアコンを使わないほうが安心です。

◆エアコンなしの部屋でも涼しくする方法は、以下の記事をあわせてご参考ください。

窓用エアコンは雨に濡れても大丈夫?

窓用エアコンは雨に濡れても大丈夫?

機械だから雨に濡れたら、窓用エアコンも故障してしまうのかな?

弱い雨の日は使えるとしても、窓用エアコンの背面が濡れたら壊れないか、心配な方もいるでしょう。

結論から言うと、本体背面が雨で濡れたからといって、故障することは基本的にありません。

もともと、窓用エアコンは背面が外に出るように設計されており、多少の雨風にさらされることは想定済みだからです。濡れても問題ないように作られています。

雨が強い日は窓用エアコンを使わないほうがよいとされるのは、設置時にできた隙間から雨水が侵入する恐れがあるためです。

雨が入れば室内の窓枠や床・壁、家財が濡れ、傷むこともあるでしょう。

窓用エアコンの販売メーカーが「雨が強い日に使わないように」と注意喚起しているのは、故障ではなく雨水の内部侵入を警戒しているためです。

窓用エアコンを雨の日に使う時の注意点

窓用エアコンを雨の日に使う時に注意点

雨が弱いときや、通常の雨でもあまり濡れない場所に設置しているときは、雨の日に窓用エアコンを使っても問題はありません。

とはいえ、いくつか注意すべき点があります。

雨でも窓は必ず開けて使用する

窓用エアコンを使うときは、本体背面が外気に接するよう窓を開けて使用しましょう。

窓用エアコンは、背面に設置された排気口から熱を逃す機構になっているためです。

本体は室内側に出っ張るように設置し、背面が外に突き出ることはないため、取り付け後でも窓の開閉自体は問題なくできます。

使わないときはセキュリティ面からも窓を閉めて施錠したほうがよいでしょう。

しかし、窓用エアコンの稼働中も窓を閉めたままにしていると、発生した熱が逃げる場所がありません。

熱が出ていなかないため、うまく機能できず、結果部屋が涼しくならなかったり水漏れが起こったりする可能性があります。

それどころか、室内がどんどん熱くなることもあるでしょう。

さらに、熱が窓に直接あたってどんどん熱くなるので注意が必要です。

ワイヤー入りの窓ガラスを使っている場合は、ガラスより熱膨張率が高いため割れることもあります。

窓用パッキンや隙間テープで雨水を防ぐ

雨の日の使用で問題となるのは、本体背面が濡れることではなく、隙間から雨が入ってくることです。

窓用エアコンを設置すると隙間はどうしても生じるため、窓用パッキンや隙間テープ、パテなどで埋めるとよいでしょう。

いずれもホームセンターやECサイトなどで購入可能です。使用方法も難しくなく、気になる隙間の部分に貼るだけです。

隙間が開いたままだと、雨だけでなく蚊などの害虫も入ってくる恐れがあるので、アイテムを使って物理的にふさいでしまいましょう

隙間をなくして浸水を完全に防止できれば、雨が降る日でも安心して窓用エアコンが使えます。

なお、パッキンやテープ、パテなどは月日が経つと次第に劣化するので、定期的にチェックして傷んでいたら張り替えましょう。

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不安な場合は取り扱い説明書も確認する

雨の日に使用する場合の一般的な注意点は以下の2点です。

  • 窓は必ず開けて使う
  • 隙間はパッキンなどどでふさぎ、雨水が侵入しないようにする

基本的には、上記2点を守れば大きな問題はないでしょう。

ただし、窓用エアコンは複数のメーカーが数種類のモデルを販売しています。

モデルによっては上記以外にも気をつけるべき点があるかもしれません。

故障やトラブルを招かないよう、不安な場合は手持ちの窓用エアコンの取扱説明書で詳細を確認してください

手元に取扱説明書が見つからない場合、モデルによってはインターネットで検索すれば閲覧できることがあります。

おすすめの窓用エアコン

おすすめの窓用エアコン

窓用エアコンはさまざまな製品が販売されています。

冷房専用品だけでなく暖房にも使えるもの、自動運転や内部乾燥モードが搭載された多機能なものなど、特徴はさまざま。

どれを買えばよいか迷っている方もいるでしょう。

そこで、ここではおすすめの窓用エアコンの特徴を紹介します。

コロナ ReLaLa CW-1624R

窓用エアコンは振動音が大きくなりがちですが、本機は低振動設計で、稼働中の振動音があまり気になりません

夜間でも気にせず使えるでしょう。

内部乾燥モードや洗えるオープンパネルを搭載しているなど、メンテナンスのしやすも特徴の1つです。

汚れが気になったらパネルを外して洗えるので、いつでもすっきり清潔に保て、シェルホワイトの白さを維持できます。

リモコンは直感的に操作しやすいすっきりシンプルな設計です。分かりやすく、使い方で迷うことはないでしょう。

カビなどが心配でメンテナンスのしやすさを重視している方に、特におすすめのモデルです。

冷却力1.4Kw
冷房/冷暖房冷房専用
対応畳数(木造 / 鉄筋洋室)4~4.5畳 / 6~7畳
電圧100V
機能・内部乾燥
・除湿
高さ×幅×奥行750mm×335mm×240mm
重量21.5kg

コロナ ReLaLa CWH-A1824R

コロナは、壁掛けエアコンと窓用エアコンでReLaLaシリーズを展開しています。本機は2024年発売の最新モデルで、よりすっきりした外観になりました。

窓用エアコンは大きいので存在感がありますが、本機であれば設置しても室内のインテリアを邪魔しないでしょう。

本機は、冷房だけでなく暖房にも対応しているのが大きな特徴です。これ1台で暑い夏も寒い冬もしのげます

自動運転モード搭載で、室温をほどよい状態でキープしてくれるので、快適に過ごせるでしょう。

ただし、窓用エアコンに多いノンドレンタイプではなく、ドレン処理が必要なタイプです。付属のドレンホースを忘れず取り付けましょう。設置方法は難しくありません。

冷暖房を1台ですませたい方に特におすすめです。

冷却力1.6Kw
冷房/冷暖房冷暖房対応
対応畳数(木造 / 鉄筋洋室)冷房:4.5~5畳 / 7~8畳
暖房:4~5畳 / 5~6畳
電圧100ボルト
機能・内部乾燥
・自動運転
・タイマー機能
高さ×幅×奥行780mm×360mm×263mm
重量24kg

小雨の日なら窓用エアコンを使ってもOK

小雨の日なら窓用エアコンを使ってもOK

雨の日は使えないと言われることがある窓用エアコンですが、小雨であれば使っても問題はなく、背面が濡れることは想定されているので雨で濡れても故障することもありません。

ただし、横殴りの雨が降っているときなどは使用を控え、窓を閉めたほうがよいでしょう。

これは、窓用エアコンを使うために窓を開けると、本体の周囲にある隙間から雨が入る恐れがあるためです。

雨が降っているからと、窓を閉めたままで窓用エアコンを使用してはいけません。

発生した熱が逃げ場を失い、窓ガラスが熱くなって最悪割れる恐れがあります。熱が外に逃げないので、部屋も冷えません。

窓用エアコンは、雨と上手につきあいながら使用しましょう。

企画・制作:株式会社ClassLab.「RIRIFE編集部」

株式会社ClassLab.は新しい引越し先のライフラインお申込み手続きやインターネット回線、その他引越しの際のご面倒ごとを一括で承っている会社です。年間6万人以上のお手続きを代行、そこからニーズを汲み取り新生活者様に特化した情報を、独自の記事制作チームによって作成しております。

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