食洗機はパナソニックとリンナイどっちがいい?現行モデルの違いと選び方を比較

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食洗機からお皿を出す子ども

食洗機のパナソニックとリンナイ、どっちがいいか迷ったら、先に「卓上かビルトインか」「開き方」「欲しい機能」で絞るのが近道です。

  1. ①賃貸・工事なしで使いたい…パナソニック一択です。リンナイの食洗機はビルトインのみで、卓上(据え置き)型はありません
  2. ②ビルトインで大容量のフロントオープンが欲しい…両社にあります。パナソニックは約9人分58点(幅45cm)・約12人分72点(幅60cm)、リンナイは約8人分56点(幅45cm)
  3. ③引き出し式(スライド/プルオープン)で選ぶ…液体洗剤の自動投入や最短約15分の高速洗浄ならパナソニック、プラズマクラスターや重曹コースならリンナイ

この記事では、両社の公式サイトで確認できる2026年10月時点の現行モデルをもとに、違いと選び方を比較します。卓上タイプについても紹介します。

※本記事の情報は2026年10月時点のものです。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

この記事でわかること

  • パナソニックは、ビルトインの引き出し式(プルオープン)とフロントオープン、卓上食洗機までそろう
  • リンナイは、ビルトインのみ。フロントオープンとスライドオープン(深型・標準)から選べる
  • 設置したい食洗機タイプや容量を中心にメーカーを選ぶのがおすすめ

パナソニックとリンナイの食洗機はどっちがおすすめ?

食洗機からグラスを取り出す手

毎日使う食洗機選びでは、環境やライフスタイルに合った製品を選ぶことが重要です。国内の食洗機メーカーではパナソニックとリンナイが人気メーカーですが、一体どちらのメーカーを選べば良いのでしょうか。賃貸と持ち家ではどちらがいいのか、家庭の食器点数に合った容量やビルトイン式の2種類の違いなど、環境や条件別にパナソニックとリンナイの違いを解説していきましょう。

パナソニックとリンナイの違い【比較表】

項目パナソニックリンナイ
卓上(据え置き)型あり(NP-TZ500・NP-TSK2・NP-TCR5など)なし(ビルトインのみ)
ビルトインの開き方プルオープン(引き出し式)/フロントオープンスライドオープン(深型・標準)/フロントオープン
フロントオープンの容量約9人分58点(幅45cm)・約12人分72点(幅60cm)約8人分56点・66L(幅45cm)
引き出し式の容量(幅45cm)約5〜6人分(39〜48点)約5人分40点(標準)・約6人分47点(深型)
主な独自機能液体洗剤自動投入(9 Plus・A1・B1のディープ)、最短約15分の高速洗浄(A1・B1)、ナノイーX送風(9 Plus・フロントオープン)ウルトラファインバブル、プラズマクラスター・重曹コース(スライドオープン)

参照:パナソニック「ビルトイン食洗機 商品比較表」、リンナイ「ビルトイン食洗機」

条件別に選ぶなら、次のように考えるとわかりやすくなります。

  • 賃貸・工事なし→パナソニックの卓上型
  • 洗剤の計量や予洗いの手間を減らしたい→パナソニックの9 Plus/A1・B1シリーズ(ディープ)
  • 除菌・消臭や重曹で洗いたい→リンナイのスライドオープン(深型・標準)
  • 1日分をまとめて洗いたい→両社のフロントオープンを容量と価格で比較

賃貸ならパナソニック

賃貸住宅にお住まいの方は、ビルトインタイプの食洗機だと大がかりな設置工事が必要になってしまうのでほとんど導入できません。DIYが自由な物件や、オーナーが許可している場合などは例外ですが、ほとんどの住宅では原状回復の義務があるので設置できないでしょう。

賃貸住宅で食洗機を使いたい場合は、パナソニックの卓上型食洗機がおすすめです。大きな設置工事は不要で、キッチンの蛇口に分岐水栓を取り付ける簡単な工事だけで使用できます。分岐水栓の取り付けが難しい場合は、本体内のタンクに給水するタンク式を使えば、電源を入れるだけでその日からすぐに使い始められます。賃貸での選び方は賃貸でも置ける食洗機の選び方で詳しく解説しています。

卓上タイプの食洗機はリンナイでは取り扱いがないので、賃貸住宅で使う食洗機はパナソニックがおすすめです。

大容量のフロントオープンは両社を比較

フロントオープンとは、手前側に扉を開けて、食器収納カゴを前面に引き出すタイプの食洗機です。どの角度からでも食器が入れやすい構造で、特殊な形をした調理器具なども入れやすく、洗うものの種類や形状を選ばずに使いやすいので高い人気があります。

棚はスライド式で上下2段構えなので、収納点数が大容量であるのも魅力です。ミーレやガゲナウといった海外製はフロントオープンが主流ですが、国内メーカーではリンナイに加えてパナソニックもフロントオープンタイプ(NP-45EF1WPE・NP-60EF1WPE)を販売しています(参照:パナソニック「フロントオープンタイプ」)。容量はパナソニックが約9人分58点(幅45cm)・約12人分72点(幅60cm)、リンナイが約8人分56点(幅45cm)です。フロントオープン食洗機のメリット・デメリットはフロントオープンの食洗機は便利?も参考にしてください。

◆フロントオープン式食洗機の特徴は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。

引き出し式(スライド/プルオープン)なら機能で比較

引き出し式のビルトイン食洗機は、パナソニックでは「プルオープンタイプ」、リンナイでは「スライドオープン」と呼ばれています。スライドオープン式は、引き出しタイプのドアを開け、食器を上から入れていくスライド開閉タイプの食洗機です。

立ったまま、予洗いが済んだ食器をスムーズに収納できるので、食器洗いの頻度が高い家庭におすすめです。各メーカーの設置条件やサイズ、容量、機能を比較して、自分に合ったものを検討できます。

パナソニックのビルトイン食洗機の特徴

食洗機に大皿を入れる様子

パナソニックのビルトイン食洗機は、充実した収納力と省エネ性が魅力です。食器洗いの頻度が高く、スピーディーかつ効率的に食器洗いをしたい人に向いています。パナソニックのビルトイン食洗機について詳しく紹介します。

価格の目安

パナソニックのビルトイン食洗機は、たとえばワイドタイプ NP-60MS8 シリーズの本体希望小売価格が270,600円(税込、ドアパネル・工事費別)です(参照:パナソニック「ワイドタイプ(M8)」)。実際の購入価格は販売店によって異なり、ドアパネル(面材)や設置工事の費用も別にかかります。工事業者や自宅の配管状況によっても工事費用は変わってくるので、事前に何社か見積もりをお願いしてから工事を行うことをおすすめします。

プルオープン(引き出し式)とフロントオープン

パナソニックのビルトイン食洗機は、引き出し式の「プルオープンタイプ」が中心です。幅45cmで約5〜6人分(39〜48点)、幅60cmのワイドタイプで約7人分(50点)が入ります。より大容量が必要なら、フロントオープンタイプ(約9人分58点・約12人分72点)も選べます(参照:パナソニック「商品比較表」)。

ラックが2段構えになっているモデルでは、食器の高さや大きさ、点数、大型の調理器具も入れられるように配置を変えられます。例えば、大物の調理器具を洗う際には2段目をフルフラットにするか、2段目を収納したフルフラップで広く使い、食器点数が多い場合はフラット仕様、コップの点数が多いときはスライド仕様など、柔軟な収納が可能です。

9 Plusシリーズのディープタイプ NP-45KD9AP には、ドアが自動で開く「フルオートオープン」機能が搭載されています。

液体洗剤の自動投入機能を搭載

引用:パナソニック K9/M9 Plus Series食洗機では、食洗機専用の洗剤を使う必要があります。一般的な手洗い用の中性洗剤を食洗機に使うと、泡立ちすぎてしまい機械のトラブルや故障に繋がってしまうためです。パナソニックのビルトイン食洗機の一部(9 Plusシリーズと、A1・B1シリーズのディープタイプ)には、市販の食器洗い機専用液体洗剤を、食器量や汚れ量に応じて自動で投入する機能が搭載されています。洗剤タンクを満タンにすると約30回使える目安です(参照:パナソニック「A1/B1シリーズ」)。

自動投入できるのは液体洗剤だけで、粉末・ジェルボール・タブレット型の洗剤は自動投入に使えません。ミドルタイプやC1シリーズには自動投入機能がないので、洗剤の手間を減らしたい方は対応機種を選びましょう。

ナノイーXやストリーム除菌洗浄で衛生的

パナソニックといえば、空気清浄機でもおなじみのイオン「ナノイー」が有名ですが、9 Plusシリーズとフロントオープンタイプの食洗機には「ナノイーX」の送風機能が搭載されています。ナノイーXは洗い終わった庫内に送風してニオイを抑えるもので、食洗機の庫内のニオイ抑制に役立ちます。

また、ビルトイン全機種に搭載の「ストリーム除菌洗浄」は、50℃以上の高温・高圧水流で、洗うと同時に食器を除菌するしくみです(試験では99%以上の除菌効果。1種類の菌での試験)。参照:パナソニック「商品比較表」

AIエコナビで節水・節電

引用:パナソニック 9シリーズパナソニックの「AIエコナビ」は、搭載されたAIセンサーが食器量・汚れ具合・室温を検知する機能です。センシングによって最適な運転時間や洗い方を自動でコントロールします。AIエコナビで無駄のない運転を行うことで、洗浄時間の短縮になる上に、節水・節電効果を高められます。

長期的に見たランニングコストを抑えられるだけではなく、環境への配慮にも繋がります。

パナソニックのビルトイン食洗機のおすすめモデル

パナソニックのビルトイン食洗機のおすすめモデル

パナソニックはスライド式のビルトイン食洗機を中心に展開していますが、モデルによって容量や使い心地も異なります。パナソニックの中でも人気のモデルや、使い勝手のいいおすすめモデルを厳選して紹介していきます。

NP-45KD9AP(9 Plusシリーズ/ディープタイプ)

液体洗剤の自動投入とフルオートオープンを搭載した、パナソニックのビルトイン食洗機の上位モデルです。「おまかせ」で運転すれば、洗剤の投入から運転内容までを食器量や汚れ量に合わせて自動で行います。ナノイーX送風によるニオイ抑制や、ストリーム除菌洗浄も搭載しています。

洗剤を量る手間や、手が汚れているときのドアの開け閉めを減らしたい方、食器の量が多い家庭に向いているモデルです。

項目内容
タイププルオープン(引き出し式)・ディープタイプ・幅45cm
食器点数・庫内容積48点(約6人分)・約60L
標準使用水量(1回)約9.0L
主な機能フルオートオープン・液体洗剤自動投入・ナノイーX送風・ストリーム除菌洗浄・AIエコナビ

参照:パナソニック「ビルトイン食洗機 商品比較表」

NP-45BS1S(B1シリーズ/ミドルタイプ)

以前紹介していた NP-45KS9W は、現在のパナソニックの商品比較表に掲載されていないため、現行のミドルタイプ NP-45BS1S に入れ替えました。B1シリーズは、最短約15分の「高速洗浄コース」と、最短約5分の「高速すすぎコース」を搭載しています。3層構造の残さいフィルターにより、予洗いや毎回のフィルター掃除が不要とされています。

高さを抑えたミドルタイプなので、2〜3人暮らしや、食後すぐにこまめに洗いたい家庭に向いています。なお、液体洗剤の自動投入はディープタイプのみで、このミドルタイプにはありません。

項目内容
タイププルオープン(引き出し式)・ミドルタイプ・幅45cm
食器点数・庫内容積39点(約5人分)・約42L
標準使用水量(1回)約8.0L
主な機能高速洗浄コース(最短約15分)・高速すすぎコース(最短約5分)・3層構造 残さいフィルター・ストリーム除菌洗浄・AIエコナビ

参照:パナソニック「商品比較表」、「A1/B1シリーズ」

NP-60MS8W(M8シリーズ/ワイドタイプ)

幅60cmと間口が広く、食器のセットがしやすいワイドタイプです。上カゴは形を変えたり左右にスライドしたりできる「ムービングラック プラス」で、フルフラット・フラット・スライド・フルフラップの4パターンに切り替えられます。フライパンや鍋などの調理器具も、食器と一緒にまとめて洗えます。

約7人分50点が入る大容量なので、家族が多い家庭はもちろん、2〜3人家族で1日分をまとめ洗いしたい場合にも向いています。キッチンの幅60cmのスペースに合わせて選ぶモデルです。

項目内容
タイププルオープン(引き出し式)・ワイドタイプ・幅60cm
食器点数・庫内容積50点(約7人分)・約57L
標準使用水量(1回)約12.5L
本体希望小売価格270,600円(税込、ドアパネル・工事費別)
主な機能3Dプラネットアームノズル・AIエコナビ・ストリーム除菌洗浄

参照:パナソニック「ワイドタイプ(M8)」、「商品比較表」

リンナイのビルトイン食洗機の特徴

ビルトイン型の食洗機

リンナイでは据え置き型食洗機を販売しておらず、ビルトインタイプのみ扱っています。リンナイのビルトイン食洗機は、フロントオープン・スライドオープン深型・スライドオープン標準の3タイプから選べるのが特徴です。全タイプに、微細な気泡で汚れを落とす「ウルトラファインバブル」を搭載しています(リンナイは家庭用食洗機で日本初としています)。

価格の目安

リンナイの公式サイトに掲載されている価格(税込)は、フロントオープンが238,700円〜、スライドオープン深型が188,100円〜、スライドオープン標準が187,000円〜です(参照:リンナイ「ビルトイン食洗機」)。実際の購入価格や工事費は販売店によって異なります。既存の食洗機からの取り替えなら、工事時間はおよそ3時間とされています。まずは取扱店で現地調査と見積もりを依頼しましょう。

選べる二つのオープン方式

引用:リンナイ ビルトイン食洗機リンナイのビルトイン食洗機は、国内の主流であるスライドオープン式と、海外製品の主流であるフロントオープン式の2種類が販売されています。スライドオープンには深型と標準の2タイプがあります。スライドオープン式では、引き出しのように食器カゴを出して収納していくので、しゃがんだりかがんだりする際の腰の負担が少なく済みます。

フロントオープン式では、スライドオープン式と比べて収納できる食器点数が多く、どの角度からでも入れやすく、大物の調理器具も楽に入れられます。家族の人数や、一度に洗いたい量に合わせてタイプを選べるのがメリットです。

フロントオープン式なら大容量

引用:リンナイ ビルトイン食洗機海外で主流のフロントオープン式は、手前側に扉を開いて、上下2段の収納カゴに食器類を収納していきます。食器を入れる順番を考えなくても気兼ねなく収納できて、調理器具などの大物類もしまいやすい設計です。

収納点数が多いたっぷりサイズの大容量で、さまざまな形状の洗い物を収納できますデメリットとしては、フロントオープン式の場合はキッチンの下部に設置されるので、食器の収納時に体を屈める必要があります。腰に負担が掛かりやすいので、腰痛持ちの方や妊婦の方には扱いにくい設計です。

プラズマクラスターを搭載(スライドオープン)

エアコンや空気清浄機でおなじみの「プラズマクラスター」は、シャープが開発した独自の空気浄化技術です。リンナイのスライドオープン(深型・標準)には、このプラズマクラスターが採用されています。フロントオープンタイプには搭載されていないので、機能を重視する方は注意しましょう。

また、リンナイの食洗機は銀イオンの効果で庫内を清潔に保つ機能や、乾燥ファンで食器の水滴残りや庫内のにおいを抑える「からっとキープ」も特長としています。

充実したアフターサポート

リンナイの保証期間は、お買い上げから1年間(BL認定品は2年間)です。商品によって異なるため、保証書で確認しましょう(参照:リンナイ「修理のお申し込み」)。無料修理期間が超過してしまった後も、不具合や故障時には有料での修理を受け付けています。

食器洗い乾燥機の補修用性能部品の保有期間は6年です。ただし保有期間内でも、経年劣化による事故を防ぐために修理できない場合があります。故障などによる修理依頼は、365日24時間受け付けている充実したアフターサポート体制です。

リンナイのビルトイン食洗機のおすすめモデル

リンナイのビルトイン食洗機のおすすめモデル

リンナイのビルトイン食洗機は、フロントオープン式とスライドオープン式から選べるのがうれしいポイント。リンナイの食洗機の中から、人気のモデルを紹介します。高い洗浄力とシャープのプラズマクラスターを採用した除菌機能を備えたリンナイのビルトイン食洗機は、どんな家庭でも使いやすくおすすめです。

RSW-F403UC(フロントオープン)

以前紹介していた RSW-F402CA に代わる、リンナイの現行フロントオープンモデルです。約8人分56点・66Lの大容量で、食器から鍋・フライパンなどの調理器具までまとめて洗えます。2〜3人家族でも、1日に使った食器を一度に洗うといった使い方ができます。

上下2段の回転ノズルと上下2段カゴを備え、ソフト排気や予約運転、運転の残り時間表示にも対応しています。キッチンの奥行き60cm以上で設置できます。

項目内容
タイプフロントオープン・幅約45cm
食器点数・庫内容積約8人分56点・66L
標準使用水量12L(標準コース)
主な機能ウルトラファインバブル・上下2段回転ノズル・ソフト排気・予約運転・からっとキープ
公式掲載価格(税込)238,700円〜(フロントオープン)

参照:リンナイ「ビルトイン食洗機」

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RSW-405ULP(スライドオープン標準)

以前紹介していた RSW-405LPE に代わる、スライドオープン標準タイプの現行モデルです。シャープのプラズマクラスターと、重曹で洗う「重曹コース」を搭載しています。「夜エココース」や、庫内を清潔に保つ「クリーンキープ」「庫内洗浄」のコースもあります。

高さ45cmのコンパクトなタイプなので、2〜3人暮らしの家庭や、今あるスライドオープン食洗機からの取り替えに向いています。キッチンの奥行きは65cm以上が必要です。

項目内容
タイプスライドオープン標準・幅約45cm・高さ45cm
食器点数・庫内容積約5人分40点・42L
標準使用水量9L(標準コース)・12L(重曹コース)
主な機能ウルトラファインバブル・スマッシュ洗浄ノズル・プラズマクラスター・重曹コース・ソフト排気・予約運転
公式掲載価格(税込)187,000円〜(スライドオープン標準)

参照:リンナイ「ビルトイン食洗機」

RSW-D402ULP(スライドオープン深型)

以前紹介していた RSW-SD401LPA に代わる、スライドオープン深型の現行モデルです。深型にすることで63Lの大容量を実現し、朝と夜に使った食器だけでなく、鍋やフライパンなどの調理器具もまとめて洗えます。マルチショットで庫内を洗う「タワーウォッシャー」を搭載しています。

プラズマクラスターや重曹コース、クリーンキープ・庫内洗浄コースも備えているので、大容量と清潔さの両方を重視する4人前後の家族に向いています。キッチンの奥行きは65cm以上が必要です。

項目内容
タイプスライドオープン深型・幅約45cm・高さ約55cm
食器点数・庫内容積約6人分47点・63L
標準使用水量9L(標準コース)・11L(重曹コース)
主な機能ウルトラファインバブル・タワーウォッシャー・プラズマクラスター・重曹コース・ソフト排気・予約運転
公式掲載価格(税込)188,100円〜(スライドオープン深型)

参照:リンナイ「ビルトイン食洗機」

パナソニックの据え置き食洗機の特徴

皿洗いの様子

工事不要で設置できる据え置き型は、初期費用を安く抑えられて、省スペースに設置できる便利な食洗機です。続いては、ビルトインタイプの設置が難しい、賃貸住宅向けにおすすめの、パナソニックの据え置き食洗機について、特長や魅力を紹介します。

タンク式と分岐水栓から選べる

パナソニックの据え置き食洗機は、給水方式を「タンク式」と「分岐水栓式」の2種類で展開しています。分岐水栓式は、蛇口に分岐水栓を取り付ける必要があります。工具で自分で取り付けられる場合もありますが、水漏れを防ぐため、不安なら販売店や専門業者に依頼しましょう。分岐水栓式のおすすめは分岐水栓式のおすすめ食洗機で紹介しています。

タンク式は食洗機本体のタンクに給水して使えるタイプなので、排水経路さえ確保できれば、蛇口周りに限らず置き場所を選びやすくなります。タンク式の注意点はタンク式食洗機のおすすめと選び方を参考にしてください。◆タンク式・分岐水栓式食洗機の特徴は、それぞれ以下の記事でご紹介しています。ぜひ参考にしてください。

18点から40点まで選べる容量

パナソニックの卓上食洗機は、食器点数18点のコンパクトな NP-TCR5 から、40点入る NP-TZ500 まで、家族の人数に合わせて容量を選べます。卓上タイプで足りない場合は、ビルトインのディープタイプ(約6人分)やフロントオープンタイプも検討しましょう。

二世帯で暮らしているご家庭や、食事会を開く機会が多い来客頻度が高い家庭では、洗い物の負担を大幅に減らすことができます。家族が多いほど食器量が増えて洗い物が大変になりますから、食洗機を導入して家事を少しでも時短しましょう。

ストリーム除菌洗浄で衛生的

パナソニックの卓上食洗機も、ビルトインと同じ「ストリーム除菌洗浄」を搭載しています。ストリーム除菌洗浄は、高温・高圧の水流で汚れを落としながら除菌するしくみで、80℃すすぎを選べる機種もあります。NP-TZ500の仕様では、99%以上の除菌効果(1種類の菌での試験)が示されています(参照:パナソニック「NP-TZ500 仕様」)。

奥行き約29cmのスリムモデルもある

食洗機の導入で悩むのが、置き場所の問題です。特に賃貸住宅ではキッチンスペースが手狭で、作業スペースも確保しつつ食洗機を設置するには、かなりコンパクトなサイズの製品が必要ですよね。パナソニックの卓上食洗機には、奥行き約29cmのスリムタイプ NP-TSK2があります。分岐水栓式で、24点・約36Lの庫内に、2人分の食器とフライパンなどの調理器具を一度に洗えるとされています。

シンク横やシンク脇にぴったりと収まり、圧迫感を軽減させます。これまで食洗機の設置は難しいと諦めていた家庭でも、置き場所の選択肢が広がります。設置スペースにやや余裕がない場合でも、販売されている専用の置き台を使うことで、安定した置き場所を確保できますよ。

項目内容
給水方式分岐水栓式
食器点数・庫内容積24点・約36L
本体外形寸法幅550×奥行290×高さ500mm(約)
標準使用水量約8L

参照:パナソニック「NP-TSK2 仕様」

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サブスクで利用できるモデルもある

パナソニックでは、卓上食洗機を月額料金で使える「定額利用(サブスクリプション)サービス」を公式通販で提供しています。月額550円(税込)から利用できるプランがあり、たとえばタンク式 NP-TSP2 の新品コースは月額1,980円(税込)です。

NP-TSP2の新品コースは、契約後36ヵ月までに解約すると解約手数料5,500円(税込)がかかります。49ヵ月目以降は月額330円(税込)になり、49ヵ月目以降に解約すると解約手数料0円で商品が進呈されます。料金や条件は機種・プランで異なるので、申し込み前に公式ページで確認しましょう(参照:パナソニック「食器洗い乾燥機 定額利用サービス」)。サブスクやレンタルの比較は食洗機のサブスク・レンタルのおすすめで紹介しています。

◆パナソニックの食洗機レンタルサービスについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。あわせてご覧ください。

おすすめのパナソニックの据え置き型食洗機

卓上タイプの食洗機

最後に、パナソニックの据え置き型食洗機から、ファミリー向け・スリムモデル・少人数向けの3つに絞って、おすすめ製品をご紹介します。パナソニック製の据え置きタイプは、どれも設置しやすいようコンパクトに設計されているので、初めて食洗機を利用するという方にもおすすめです。

使いやすく洗浄力もパワフルで、除菌もしっかり行ってくれるパナソニックの製品を検討してみてはいかがでしょうか。

ファミリータイプ NP-TZ500

以前紹介していた NP-TZ300 の後継にあたる、パナソニックの卓上食洗機の上位モデルです。液体洗剤の自動投入と「おまかせコース」、ナノイーX送風、ストリーム除菌洗浄を搭載し、40点の食器を一度に洗えます。自動ドアオープン機能も備えています。

タンブラー&ボトルホルダーも付いているので、水筒やタンブラーを毎日洗う家庭にも便利です。給水は分岐水栓式なので、蛇口に分岐水栓を取り付けられるか事前に確認しましょう。

項目内容
給水方式分岐水栓式
食器点数・庫内容積40点・約50L
本体外形寸法幅550×奥行344×高さ598mm(約)
標準使用水量約9.9L
運転音約36/38dB(50/60Hz)
主な機能液体洗剤自動投入・おまかせコース・ナノイーX送風・ストリーム除菌洗浄・自動ドアオープン

参照:パナソニック「NP-TZ500 仕様」

タンク式スリムタイプ NP-TSP2

NP-TSP1の後継にあたる、分岐水栓の工事が要らないタンク式モデルです。本体の給水タンクに水を入れて使うので、分岐水栓を付けられない賃貸のキッチンでも置きやすいのが特長です。奥行き約34cmのスリムな本体に、24点の食器が入ります。

ドアは上に持ち上げて開けるリフトアップ式なので、手前に大きなスペースがなくても開け閉めしやすくなっています。最短約26分の「スピーディコース」や予約機能も備えています。

項目内容
給水方式タンク式
食器点数・庫内容積24点・約36L
本体外形寸法幅550×奥行341×高さ600mm(約)
標準使用水量約9L
運転音約39/41dB(50/60Hz)

参照:パナソニック「NP-TSP2 仕様」

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少人数向けプチ食洗 NP-TCR5

パナソニックの卓上食洗機の中でも最小モデルなのが、「プチ食洗 NP-TCR5」です。本体サイズは幅47cm・奥行き30cmと、水切りカゴを置くようなスペースに収まるコンパクトサイズです。手狭なキッチンで設置できるか心配というご家庭でも、置き場所の候補が広がります。コンパクトながら18点の食器を洗えるので、一人暮らしや2人暮らしで1日分をまとめて洗うのにちょうどよいサイズです。

給水は分岐水栓式で、ドアは前に開くフロントオープンドアです。設置前に、蛇口の形と本体の置き場所を確認しておきましょう。

項目内容
給水方式分岐水栓式
食器点数・庫内容積18点・約24L
本体外形寸法幅470×奥行300×高さ460mm
標準使用水量約9L
運転音約41/43dB(50/60Hz)

参照:パナソニック「NP-TCR5 仕様」

パナソニックかリンナイの食洗機を選ぶなら条件に合わせて要検討

ドアの開いた食洗機

今回は、ビルトイン食洗機で人気の国内メーカー、パナソニックとリンナイではどちらのメーカーを選べば良いのか、各メーカーのメリットや特長、独自機能などを解説してきました。

  • フロントオープンはパナソニック(約9〜12人分)とリンナイ(約8人分)の両方にある
  • 引き出し式は、洗剤自動投入・高速洗浄ならパナソニック、プラズマクラスター・重曹コースならリンナイ
  • 賃貸・工事なしなら、卓上型があるパナソニック(リンナイはビルトインのみ)
  • パナソニックの卓上食洗機は月額制の定額利用サービスでも使える

食器洗いの手間をなくしてくれる食洗機は、子育て中の家庭や共働きの夫婦など、忙しい家庭での自由な時間を捻出してくれる、頼もしい存在です。少し前までは贅沢家電だと捉えられていましたが、据え置き型食洗機の普及によって、気軽に家庭へ取り入れやすくなりました。

食洗機での洗浄は、家事の時短だけではなく水道代の節約にも繋がります。大容量モデルをもっと比べたい方は大型食洗機のおすすめも参考にしてください。使い方やキッチン環境に合った食洗機を選んで、洗い物から解放されましょう!

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