エアコンのガス切れは何年で起こる?確認方法や原因・車のガス切れも

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エアコンのガス切れは何年で起こる?確認方法や原因・車のガス切れも

エアコンのガス切れの問題は、冷却効果が急に落ちることで初めて気づくということが多いでしょう。

しかし、エアコンのガス切れは一体何年で起こり得るのでしょうか。

本記事では、家庭用エアコンと車のエアコンの両方におけるガス切れの兆候や、その確認方法、発生原因などについて詳細に解説していきます。

エアコンのガス切れはいつかは避けられない問題ですが、正しい知識と適切な対策を講じることで、そのリスクを最小限に抑制可能です。

具体的な確認方法と症状の特定、さらには予防策について詳しく説明します。

この記事でわかること

  • エアコンのガス切れは、10~20年で起こる可能性があるが、ほとんどの場合は起こることはない
  • エアコンがうまく運転せず、室外機や熱交換器に霜が付いている場合には、ガス漏れの可能性がある
  • エアコンのガス漏れ・ガス切れは、設置不良や配管の劣化・亀裂などにより起こる可能性がある

エアコンのガス切れとは?

エアコンのガス切れとは?

最近エアコンの効きがすごく悪い気がする…冷風がぬるく感じられるし、もしかしてガス切れを起こしてるのかな?

エアコンのガス切れは、使用中のエアコンから冷却効果が感じられなくなって気づくことの多い現象です。

これは冷媒ガスの不足から発生します。冷媒ガスはエアコンのシステム内部で冷媒が循環することにより、室内の暖かい空気を冷やす作用をします。

しかし配管の接続部分の劣化や穴が開くことで冷媒が漏れ、必要な圧力を維持できなくなることがあり、これがガス切れの主な原因です。

特に古いエアコンやメンテナンスを怠ったエアコンで起こりがちな現象で、冷却効果の低下を招きます。

確認方法として、室外機のコンデンサー周りに異常が見られる場合は、それがガス漏れの兆候である可能性が高いです。

エアコンが異常に頻繁に起動する、または起動してもすぐに停止する場合もガス切れを疑うべきでしょう。

エアコンのガス切れは何年で起こる?

エアコンのガス切れは何年で起こる?

エアコンのガス切れってそんなに頻繁に起こる印象がないけど、エアコンの寿命や劣化と比例して、ガス切れが起こりやすくなる時期があるのかな?

では、エアコンのガス切れが一般的にどれくらいの年数で起こり得るのでしょうか。

続いては、家庭用エアコンと車のエアコンそれぞれにおけるガス切れの発生する平均的な年数について詳しく解説していきます。

使用するエアコンの種類や設置環境に応じた予防策とメンテナンスのタイミングなど、より長くエアコンを効率的に使用するための知識を紹介しましょう。

10~20年はガス切れしない

ガス切れまでの目安は使用環境やメンテナンスの頻度に大きく左右されますが、一定のパターンは存在します。

エアコンは10年から20年間程度はガス切れを起こさずに機能することが多いです。

高品質なエアコンは、密閉された冷媒回路がしっかりと管理されており、外部からの汚染や内部の漏れが少ないため、ガスの補充が不要な状態を保ちやすいです。

接続部分の微細な隙間も最小限に抑えられ、冷媒の漏れを防いでいます。

つまり何の問題もなく普通に使用していれば、購入してから買い替えまでガス切れについて考える機会はほとんどないと言えるでしょう。

短期間でのガス切れはガス漏れの可能性

エアコンを購入してからすぐにガス切れの症状を起こした場合、そのほとんどはガス漏れが原因です。

エアコンの冷媒ガスは内部が密閉されている限り、自然に減少するものではありませんので、異常な速度でのガス減少は何らかの漏れを疑うべきサインです。

エアコンのガス漏れは、主に設備の接続部分や冷媒回路に微細な穴が開いている場合に発生します。

製造過程の欠陥、輸送中の損傷、あるいは不適切な取り付けが原因であることが多く、衝撃や長期間使用による材料の摩耗もガス漏れの一因です。

エアコンのガス切れ・ガス漏れを疑うサイン

エアコンのガス切れ・ガス漏れを疑うサイン

エアコンが期待どおりに冷えないとき、ガス切れやガス漏れを疑う必要があるかもしれません。

続いては、エアコンのガス切れ及びガス漏れを疑うべき具体的なサインについて詳しく解説します。

これを知っておけば、エアコンの異常を早期に察知して必要な対策を講じられます。

エアコンの効率を維持して、故障による不便や大掛かりな修理などの手間を避けるには、初期の警告サインを見逃さないことが大切です。

些細な兆候も見逃さず、エアコンのトラブルを未然に防ぎましょう。

吹き出し口からの風が冷たくない

ガス切れやガス漏れの警告信号のひとつは、吹き出し口からの風が冷たくない状態です。

エアコンの冷却機能は、冷媒ガスを使用して室内の暖かい空気を冷やしています。

この冷媒が漏れるとシステムの圧力が低下し、冷気を十分に生成できなくなるのです。

エアコンの冷媒量が正常値を下回っていると、吹き出し口から出る風が冷たくなくなります。

エアコンの風量を最大にしたり設定温度を下げても風が冷たくならない場合は、冷媒不足を疑いましょう。

冷媒が不足するとコンプレッサーに過度の負担がかかり、この状態が続くと故障のリスクが高まる可能性があります。

冷却効果の低下を感じたら、業者に依頼して点検にきてもらい、冷媒の圧力を測定してガス補充をしてもらいましょう。

冷暖房の効きが悪く電気代も高い

冷暖房の効きが悪く、エアコンの性能低下から電気代が嵩んでしまっている場合も、ガス切れやガス漏れが疑われます。

エアコンのガスが漏れると、システムは正常な圧力を維持できずコンプレッサーが過剰に稼働してしまいます。

これが冷暖房効果の低下とエネルギー効率の悪化、つまり電気代の増加を引き起こす主な原因です。

十分な量の冷媒が存在していないと、エアコンは設定温度に達するために通常よりも長く、ハードに働かなければならなくなります。

エアコンの吹き出し口近くで不自然な霜が形成されていたり、室外機のコイル部分に霜が付いていたり、室外機付近で冷媒特有の甘い匂いがしたらガス漏れの可能性が高いと言えるでしょう。

エアコンが動かない

エアコンの電源を入れてもまったく動作しないという場合にも、ガス切れやガス漏れが考えられます。

エアコンのシステムは、適切な冷媒圧がなければコンプレッサーを動かさないよう設計されています。

エアコンの冷媒ガスが充分に存在しないために、内部で低圧警告が検出され、システムが安全モードに入っているために動作しない可能性があるのです。

動かなくなるまでの主なサインとして、リモコンや本体の操作パネルにエラーコードが表示されることがあります。

このエラーコードは具体的な故障箇所や状態を示しているので、インターネットなどからエラーコードの意味を調べるとトラブルの原因を探ることができます。

ただし、最終的な修理対応にはプロの技術者による診断が必要です。

技術者は専門のツールを用いて圧力を測定し、システム内の冷媒ガスの量を正確にチェックします。

ガスが不足している場合は、漏れている箇所を特定し、修理後にガスを補充する必要があります。

熱交換器や室外機に霜が付いている

エアコンの熱交換器や室外機に霜が付いていた場合も、ガス漏れの可能性が高いです。

冷媒ガスが適切な量ではないと圧力が異常に低下し、低温で湿度の高い空気がコイルを通過する際に周囲の湿気が凍結しはじめます。

霜が付いていると気づいたら、すぐに修理依頼や点検依頼をしましょう。

エアコンのガス漏れを放置すると、修理が手遅れとなって買い替えなければならないケースも考えられます。

長期的にエアコンを使うためには早期のトラブル発見が欠かせません。

エアコンのガス切れを確認する方法

エアコンのガス切れを確認する方法

ここまでは、エアコンのガス漏れサインについて解説してきましたが、続いてはガス切れを確認する方法を解説していきます。

エアコンの冷暖房効果が思うように得られない場合、ガス漏れやガス切れの可能性も考えられます。

特に長年使っているエアコンでは、製品の不具合を疑う前にガス切れを疑いましょう。

エアコンの運転の様子がおかしいと感じたり、冷暖房の性能が落ちてきていると感じたりしたら、以下で紹介するチェック項目を参考にしてガス切れを起こしているかどうか確認してみましょう。

室外機からの風は温かいか

エアコンのガス切れを確認する方法のひとつとして、室外機から吹き出す風の温度をチェックする手法があります。

まず、エアコンを冷房モードで運転して室内機が冷気を吹き出していることを確認します。

それから室外機を見て、吹き出る風が温かいかどうかを確認しましょう。

正常に機能している場合、冷媒ガスが圧縮されて高温になっているので室外機からは温かい風が出るはずです。

もし室外機から吹き出る風が温かくない場合は、ガスが十分ではない、つまりガス切れの可能性が高いと考えられます。

配管に霜が付いていないか

ガス漏れを早期に発見する方法のひとつとして、エアコンの配管に霜が付いているかどうかを確認することも有効です。

室外機には熱交換器と接続された細いパイプがあります。通常、このパイプは冷房運転中に表面に露を帯びることがありますが、これが普通の状態です。

しかし露ではなく、パイプに真っ白い霜が形成されている場合にはガスが漏れてガス切れの兆候である可能性が高いでしょう。

冷房をつけてから15分経過した後にこのような霜が観察されていると、システム内の冷媒ガスの不足やガス切れが不具合の原因です。

ガス漏れ探知機を使う

エアコンのガス漏れは性能に大きく影響し、漏れた状態のままで使用を続けるとエアコンの寿命を縮める原因となります。

おかしいと感じたら、ガス漏れ探知機を使用してガス漏れを確認するのもおすすめです。

ガス漏れ探知機は、冷媒ガスの微量な漏れも検出できる高感度な機器で、使用方法は機器のセンサー部分をパイプの表面に近づけるだけと簡単です。

ガス漏れがある場合には、探知機は音や光、デジタル表示などでガス漏れの警告を発します。

探知機を使うことで具体的な漏れの位置を特定できて、修理やガス補充の必要性を判断できます。

定期的なチェックと適切なメンテナンスを怠らず、怪しい場合にはガス漏れ探知機を使って調べてみましょう。

エアコンのガス切れの原因

エアコンのガス切れの原因

新しく設置したエアコンなのに、ガス切れを起こすことなんてあるの?

エアコンのガス切れは多くの不便を引き起こす原因のひとつですが、その背後にある原因を理解することでトラブルをもっと解決しやすくなります。

続いては、エアコンのガス切れがなぜ起こるのか、考えられる複数の原因を掘り下げて解説していきましょう。

設置・移設工事の取り付けミス

エアコンのガス切れが発生する大きな原因には、設置や移設時の工事での取り付けミスがあります。

エアコン設置の際、専門的な技術が要求される作業のひとつが冷媒管の接続ですが、接続が不完全だと時間経過と共に接続部から微量の冷媒が漏れ出して、最終的にはガス切れを引き起こします。

冷媒管の曲げ作業が不適切だった場合には、管内の冷媒の流れが阻害されて圧力が不均等になることもあります。

これが原因で冷媒が適切に循環せず、効率的な冷却が行なわれなくなるのです。

設置工事時に外部ユニットのレベル設定が正確でないと、エアコンのドレインパイプからの水の流出が悪くなり、それが冷却性能の低下を招くこともあります。

配管の亀裂や劣化

エアコンの配管に亀裂があったり劣化したりしていても、冷媒ガスが漏れ出す可能性があります。

配管の劣化は自然と進行するため、特に年季の入った古いエアコンで見られる症状です。

冷媒ガスは密閉された回路を循環することで冷却効果を発揮しますが、この配管が老朽化すると小さな亀裂や穴が発生してしまいます。

配管の損傷や亀裂には物理的なダメージが考えられ、設置環境によっては外部からの衝撃や、設置時の不適切な取り扱いによって配管が損傷します。

エアコンの設置場所の温度変化が激しい場合には、金属の収縮と膨張が繰り返されて金属疲労を引き起こすケースも珍しくありません。

化学的な腐食も配管亀裂の一因です。特に、海岸近くや化学物質が多く使用される工業地域では、空気中の塩分や化学薬品が金属配管を腐食させ、時間と共に微細な亀裂が形成されることがあります。

エアコン本体の故障

エアコン本体が故障してしまった場合にも、システム全体の冷却能力が低下してガス切れのような状態が発生します。

主な原因は内部コンポーネントの破損や機能不全により冷媒ガスが適切に循環しなくなることです。

例えばエアコンの心臓部とも言えるコンプレッサーが故障すると、冷媒がシステムを循環する力を失います。

コンプレッサーの劣化は、過剰な使用や不適切なメンテナンス、製造上の欠陥などにより引き起こされることが多いです。

配管の接続部分が緩んだり、配管自体に亀裂が入ったりすると、回路から冷媒が漏れ出してシステムの圧力が低下します。

室外機を無理に動かした

エアコンのガス切れはさまざまな原因によって引き起こされますが、特に見落とされがちなのが室外機を無理に動かす行為です。

室外機はエアコンの中核をなす部分で、冷媒を循環させる役割を担っていますが、この室外機に無理な負担をかけるとパイプが折れてしまいます。

室外機の裏にあるパイプは余裕がある長さに見えるので、つい移動させても大丈夫だと過信しがちですが、つながったままで室外機を動かすとパイプが損傷します。

通常、エアコン業者は室外機を移動させるときには室外機とパイプを外してから接続し直すのが一般的です。技術が必要となるので、素人が無理に動かさないようにしましょう。

エアコンのガス切れが起こったら

エアコンのガス切れが起こったら

続いては、実際にエアコンのガス切れが発生した際の対処法について解説します。

ガス切れの初期症状を見逃さず、いかに迅速に対応するかがポイントです。

修理業者の繁忙期に突入すると、修理日程がかなり先になってしまい修理までに不便を感じることもあります。

ガス切れが発覚したらすみやかに対応して、エアコンの性能を回復させましょう。

専門業者に依頼しよう

エアコンのガス切れが起こった場合、最も安全で確実な対処法は専門業者に修理を依頼することです。

自分で修理を試みるのも可能ではありますが、専門的な知識や工具が必要なので、もし誤った手順を踏んでしまうとさらに大きなダメージを引き起こします。

専門業者に依頼する最大のメリットは技術力と経験です。

エアコンのガス補充は、ガスの種類と量を知り尽くしている必要があり、これらの専門知識を持つ業者であれば正確な対応を行なえます。

業者選びの際には、エアコン修理に関するライセンスや認証を持っているかをチェックして、過去の顧客レビューや評判を調べ、信頼性と顧客満足度を確認することも忘れないでください。

また、見積もりを複数取ることで、サービスの内容とコストのバランスを比較し、最適な業者を選べます。

ガス補充の費用

エアコンのガス切れが発生した場合にはガスの補充が必要です。ガス補充にかかる費用は、エアコンの種類や状態、サービス提供業者によって大きく異なります。

一般的な家庭用エアコンのガス補充には、10,000〜20,000円の範囲が相場です。

ガスの種類による価格差が影響しますし、作業の難易度や必要とされるガスの量によっても変動します。特に、フロンガスの規制強化に伴い、一部の古いタイプの冷媒は高価になる傾向があります。

ガス補充を行なう際は、ただ補充するだけでなく、漏れの原因を特定して修理することが必要です。

漏れ箇所の修理には別途費用が発生し、それが全体の費用を増加させる可能性があります。

自分でエアコンガスを補充できる?

エアコンがガス切れを起こした場合、修理業者に依頼したらかなり先まで予約が埋まっていた…というのは夏場などの繁忙期にはよくある話です。

「もし自分でエアコンガスを補充できれば、業者の修理を待たずにエアコンの調子を戻せるのに」と考える人もいるかもしれません。

自分でガスを補充するのは、正しい手順を踏めば不可能ではありません

  1. 使用モデルのマニュアルに沿って機器に合った冷媒ガスを購入する
  2. 圧力計や接続ホースなどガス充填キットを用意する
  3. エアコンの電源を切り、室外機のサービスポートへガス充填キットのホースを接続する
  4. 圧力計を見ながら適切な圧力になるまで、冷媒缶を開いてガスを少しずつ注入する

上記の手順によって、自身でもガスの補充は可能ではあります。

しかしながら、ガス切れ・ガス漏れであるかの判断や、根本的な問題点や故障箇所の確認は、プロでなければ難しいと言えます。

誤った判断や対応は、エアコンのさらなる不具合や故障を招く恐れもあるため、基本的には専門業者に点検・修理を依頼した方が良いでしょう。

車のエアコンもガス切れする

車のエアコンもガス切れする

車のエアコンシステムも、家庭用エアコンと同様にガス切れの問題に直面する可能性があります。

続いては、車のエアコンがガス切れを起こす原因、それを早期に発見する方法や対処法について詳しく解説します。

車のエアコンも定期的に様子をチェックして、夏の暑い日や冬の寒い日でも快適に過ごすために準備しておきましょう。

車のガス切れは何年で起こる?

自動車のエアコンが最適な性能を発揮するには、適切な冷媒の量が不可欠です。

ガス切れが起こると冷却効果が著しく低下し、快適にドライブできません。

一般的に、車のエアコンガスは自然に減少してから約7~8年ごとに補充または交換が推奨されます。

車を運転中の振動が原因でエアコンガスが急激に減少することは稀です。

エアコンシステムが正常であれば、7~8年毎のガス補充で十分とされています。

しかし、もしエアコンの冷却車の使用が7年未満にもかかわらず著しく冷暖房機能が低下している場合には、ガス漏れが発生している可能性が高いと見ます。

2~3年で起こっているならガス漏れかも

自動車のエアコンが2~3年という比較的短い期間でガス切れを起こしている場合にも、ガス漏れの原因が疑われます。

通常、車のエアコンシステムは密閉されており、ガスは自然に消耗するものではありません。

したがって頻繁なガス補充が必要な状態は、何らかの異常が発生している明確な兆候です。

エアコンのガス漏れは主に、ホースの接続部やシール部分の破損、老朽化から起こります。

これらの部分が劣化すると微細な隙間から冷媒が漏れ、エアコンの冷却効率が著しく低下します。

振動や温度変化が激しい車内環境は、エアコンの配管や接続部にストレスを与え、漏れを引き起こす可能性を高めるため、定期的な点検が不可欠です。

ガス漏れを早期に発見する方法には、エアコンの冷却性能の低下を感じた際にすぐにチェックするのが効果的です。

作動させた際に異音がする場合や、冷媒ガス特有の甘い匂いがする場合もガス漏れの可能性があります。

車のエアコンガスは自分でも補充できる?

車のエアコンガスの補充は専門知識が必要な作業ですが、正しい手順とツールを用いれば自分でも行なえます

  1. 補充に必要なチャージングホースとエアコンガスの缶を用意する
  2. チャージングホースのピンを回して内側の針を安全な位置に保持する
  3. ホースのピンがついている端をエアコンガス缶に接続する
  4. 車のエアコンシステム内の低圧側カプラーにホースをしっかりと接続して、ガス補充の入口を作る
  5. ガス缶にホースをつないだら、ピンを再び回して缶に穴を開け、ガスを注入する

大まかには上記のような手順にてガス補充が可能です。

作業にあたっては、圧力がかかっている部分を取り扱うため、誤るとケガをする恐れがあります。十分に注意しましょう。

しかしながら、家庭用エアコン同様、エアコンが冷えない原因がガス漏れであるかの判断や、故障原因は破損個所の特定は、素人では難しく、ガス補充のみで対応できないこともあります。

基本的には、不具合全体の調査も含めて、作業は専門家に依頼するのが良いでしょう。

エアコンのガス切れはほとんど起こらない

エアコンのガス切れはほとんど起こらない

本記事では、エアコンのガス切れが何年ぐらいで起こるのかどうか、発生する主な原因や、設置時の不備、損傷、経年劣化などから考えられるいくつかの原因を紹介してきました。

これらの問題がなければ、エアコンの冷媒は長年にわたってその機能を維持できるため、ほとんどの場合ではエアコンのガス漏れについて考える機会は少ないかもしれません。

自宅や車のエアコンが急に冷えなくなった場合でも、焦って修理を依頼する前に、エアコンのフィルターが誇りや汚れで詰まっていないか、外部のユニットに異物が詰まっていないかなどを確認してみましょう。

多くのケースでは、これで冷却効率が回復します。しかしながら、何をしてもエアコンの効きが悪い場合にはガス漏れも原因になっているかもしれません。

家庭でもチェックリストを参考にしながら、ガス漏れを確認することができるので、まずは室内機や室外機をチェックしてみましょう。

故障が疑われる場合には、エアコン業者や修理業者へ相談して、安全に修理を行ないましょう。

企画・制作:株式会社ClassLab.「RIRIFE編集部」

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