テレビに備わっていると便利な録画機能ですが、「タイムシフトマシン」という機能についてご存知でしょうか?タイムシフトマシンとは、主にTVS REGZAの発売しているREGZAシリーズに備わっている機能のこと。たくさんの番組を自由に見られる便利な機能ですが、搭載しているテレビやレコーダーが必要です。しかもタイムシフトマシンが備わっている分価格が上がることもあり、本当に必要な機能か悩む人もいるかもしれません。
先に結論をお伝えします。タイムシフトマシンがいらないのは、見る番組が決まっていて録画予約で足りる人、テレビをあまり見ない人です。逆に、あると便利なのは、放送後に話題を知った番組をさかのぼって見たい人、好きなタレントの出演番組を取りこぼしたくない人です。
買う前に押さえておきたい点は次の3つです。
- ①録れるのは地デジ最大6チャンネル(レグザのテレビの場合。BS・110度CSはタイムシフトマシンの対象外)
- ②別売のタイムシフトマシン対応HDDが必要。4TBでも毎日24時間録り続けると約3日分で、古い番組から自動で消える
- ③2026年10月時点で、レグザのタイムシフトマシン搭載レコーダーは公式サイトで生産終了。新品で選ぶなら搭載テレビが中心で、43V型から選べる
この記事では、タイムシフトマシンの仕組みと魅力、デメリット(電気代・HDD・機種の制約)、いらない人・必要な人の分かれ目、現行の対応テレビと対応HDDを、TVS REGZAの公式情報をもとに解説します。
※本記事の情報は2026年10月時点のものです。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
この記事でわかること
- タイムシフトマシンとは、地デジ最大6チャンネルを予約なしでまるごと録画してくれるREGZA(レグザ)の機能。
- 使用するには搭載しているテレビ(またはレコーダー)と、タイムシフトマシン対応のHDDが必要。4TBで毎日24時間録画なら約3日分が目安。
- 好きな俳優やアイドルの番組を逃さず見たい人や、さまざまなテレビ放送をたくさん見たい人におすすめ。
タイムシフトマシンとは?

タイムシフトマシンとは、録画予約をしなくても、設定した最大6チャンネルを自動で録画し続けてくれる機能です。すべての番組を丸ごと録画してくれるので、放送時間を気にせずに見たい番組をいつでも見られます。
- 自動録画できる
- レグザのテレビでは、地上デジタル放送の最大6チャンネルを丸ごと自動録画できる(BS・110度CSは対象外)。レコーダーのDBR-4KZシリーズでは、地デジ6チャンネルに加えBS・110度CSも一部対象にできた
- 初期設定で自分の好きなチャンネルを選ぶだけで自動録画が始まり、番組ごとに録画設定をする手間が省ける
- 放送中番組を途中から見られる
- 自動録画に設定をしたチャンネルは、既に放送中の番組も番組の最初から遡って視聴できる
- 観たい番組の放送開始時間に間に合わなかったときや、チャンネルを変えていて面白い番組があったときなどに便利
- 見終わった番組の削除が不要
- タイムシフトマシンで自動録画された番組は、ハードディスクの容量が残り少なくなると古い録画データから自動的に削除される
- ハードディスクの容量がいっぱいになったから新しく録画できないといったことがなくなり、自分で削除する作業も省ける
- 録画データは保存できる
- タイムシフトマシンで自動録画された番組のうち、保存しておきたい番組は、自動削除される前に通常録画用のハードディスクに保存、もしくはディスクにダビングをして保存できる
- 一人暮らしで、見る番組が決まっているなら、外付けHDDをつないだ通常の録画予約で十分です
- 家族それぞれが別の番組を見る・朝の情報番組やニュースをさかのぼりたいなら、タイムシフトマシンの便利さを実感しやすいです
- BS・CSの番組を丸ごと録りたいなら、テレビのタイムシフトマシンは地デジのみなので期待どおりになりません
- 今のテレビが他社製で買い替え予定がないなら、後述するパナソニックの「全自動ディーガ」も候補になります
- お気に入りの番組をダビング予約することで、録画データを保存する手間が省ける
タイムシフトマシンはいらない?必要な人・いらない人の分かれ目
タイムシフトマシンが必要かどうかは、テレビの見方で決まります。次の表で、自分に近いほうを確認してみてください。
チェック項目 いらない(通常録画で十分) あると便利 見る番組 毎週決まった番組だけ 話題になった番組を後から見たい 録画予約 忘れずにできる よく忘れる・予約が面倒 見るチャンネル BS・CSが中心 地デジが中心 テレビを見る時間 週に数時間程度 毎日つけている 初期費用・電気代 できるだけ抑えたい 便利さのためなら許容できる テレビ選び全体で迷っている人は、テレビメーカー11社の特徴比較もあわせて参考にしてください。
タイムシフトマシンを使うために必要なもの


タイムシフトマシンを使うには何を用意すればいいのかな?
REGZAのタイムシフトマシンを使用するには大きく分けて2つの方法があります。それぞれの特徴やメリットについて解説しているため、現在のテレビの使用環境からどちらが適しているかの比較の参考にしてみてはいかがでしょうか。
方法1:搭載レコーダーを用意する
タイムシフトマシンを使用する方法の1つ目はレコーダーです。レグザのレコーダー「DBR-4KZシリーズ」は、地デジなら6チャンネルすべてをタイムシフトマシン録画に設定でき、BS・110度CSも一部のチャンネルを対象にできました。ただし、2026年10月時点でTVS REGZAの公式サイトでは、DBR-4KZシリーズ・DBR-M4010/M3010・D-M210のいずれも「生産終了」と表示されています。
大きなメリットとしては他社製のテレビに対しても使用することができるため、現在お使いのテレビを買い替えることなくタイムシフトマシンを使用することができる点です。今から用意するなら、販売店の在庫品を探すことになります。タイムシフトマシン機能が使いたいものの、テレビはREGZA以外のものを使いたいという人にもレコーダーはおすすめです。
方法2:搭載テレビを用意する
2つ目はタイムシフトマシンの機能が搭載されているテレビを使用する方法です。面倒な接続や設定が必要なく、テレビから直接操作できる面が大きなメリットといえます。しかし、すでに別のテレビを使っている場合には買い替える必要がある点が難点です。
なお「タイムシフトマシン」はレグザ(TVS REGZA)の機能名で、他社のテレビにはありません。他社では、パナソニックのレコーダー「全自動ディーガ」が、設定したチャンネルを予約なしで丸ごと録画する同じタイプの機能を持っています。レグザ以外のテレビを使いたい人は、こちらも候補になります。
【適宜】外付けHDD(ハードディスクドライブ)を用意する
タイムシフトマシンは同時にいくつもの番組を録画するため、一度に多くの容量を消費します。レグザのテレビにはタイムシフトマシン用のHDDが内蔵されていないため、別売の「タイムシフトマシン対応USBハードディスク」を接続する必要があります。
少ない容量のHDDを使用してしまうと、録画の自動削除機能により後から見ようとしていた番組が削除されてしまう可能性があります。テレビで使うなら4TBが基本で、それぞれの録画可能時間は下記のとおりです。
- 4TB:毎日24時間録画で約3日間/夜と週末中心の録画なら約8〜10日間(レグザ公式の目安)
- 2TB:毎日24時間録画で約1日間/夜と週末中心の録画なら約3〜5日間(同)
- 6TB:約120時間(約5日間)
また、タイムシフトマシン機能に対応した外付けHDDを使用する必要があるため、購入する際は対応機種か確認するようにしましょう。普通の録画用HDDでは、タイムシフトマシン録画はできません。
タイムシフトマシンに適したおすすめ容量

タイムシフトマシンでは、複数チャンネルの同時録画や長時間の番組保存に対応するため、十分な容量が必要です。レグザの公式サイトでは2TB・3TB・4TBの目安が推奨されています。
| HDD容量 | 毎日24時間録画した場合 | 月〜金は19時〜翌1時、土日は8時〜翌1時に録画した場合 |
|---|---|---|
| 2TB | 約1日間 | 約3〜5日間 |
| 3TB | 約2日間 | 約6日間 |
| 4TB | 約3日間 | 約8〜10日間 |
※地デジ最大6チャンネルを録画した場合の目安(TVS REGZA「Z890S タイムシフトマシン」)。毎日のシステムメンテナンス時間は録画が一時中断します。
録画する時間帯を夜と週末に絞れば、4TBで1週間以上さかのぼれます。24時間まるごと録画すると4TBでも約3日分なので、「何日分さかのぼりたいか」から容量と録画時間帯を決めるのがコツです。タイムシフトマシン用とは別に、残したい番組を保存する通常録画用のHDDも必要になります。純正の「THD-600D3」のように、タイムシフトマシン用4TBと通常録画用2TBを1台にまとめたHDDもあります。自身のライフスタイルや録画したい番組の量などに応じて、必要なHDDを選ぶとよいでしょう。
またタイムシフトマシンには自動削除機能があり、容量がいっぱいになると古い録画から順に削除されていきます。容量が十分でないとすぐに録画番組が削除されてしまい、見たかった番組を見逃してしまうこともあるため注意が必要です。
搭載テレビとレコーダーはどっちがいい?

搭載テレビとレコーダーはそれぞれに特徴があり、使用目的に応じて選ぶのがベストです。搭載テレビのメリットは、設置の簡単さと省スペース性です。配線も少なく、リモコン1つで操作できるため、使い勝手が良好。とくに、急な録画にもすぐ対応できる手軽さが魅力です。
一方、レコーダーは高機能で柔軟な運用が可能です。多彩な録画機能に加え、番組のディスク保存や他機器での再生にも対応。また、故障時もテレビと切り離して修理できるため、影響を最小限に抑えられます。ただし、レコーダーは設置スペースや配線の考慮が必要です。複数のリモコン操作も必要になるため、シンプルな使用を好む人には搭載テレビがおすすめです。一方、高画質録画や長期保存を重視する人はレコーダーが適しています。もっとも、前述のとおりレグザのタイムシフトマシン搭載レコーダーは生産終了しているため、これから新品で選ぶなら搭載テレビが現実的です。レコーダー全般の選び方はテレビ録画用のおすすめレコーダーで解説しています。
| 特徴 | 搭載テレビ | レコーダー |
|---|---|---|
| 設置・操作 | ・設置が簡単で省スペース ・配線が少ない ・リモコン1つで操作可能 | ・設置スペースと配線の確保が必要 ・複数のリモコンでの操作が必要 |
| 主な機能 | ・テレビ視聴と録画が一体化 ・急な録画にすぐ対応 ・シンプルな操作性 | ・多彩な録画機能 ・ディスク保存が可能 ・他機器での再生に対応 |
| メンテナンス | ・故障時はテレビごと修理が必要 | ・テレビと切り離して修理可能 |
| 向いている人 | ・シンプルな操作を好む人 ・設置スペースが限られている人 ・手軽に録画したい人 | ・高画質録画を重視する人 ・番組を長期保存したい人 ・高度な録画機能を使いたい人 |
タイムシフトマシンの魅力

これまでタイムシフトマシンの性能について簡単に解説してきました。実はこのほかにも「こういう機能が欲しかった!」という内容にピンポイントで対応してくれる機能が搭載されています。以下では、タイムシフトマシンに搭載されている機能の一部を紹介します。
録画予約をせず最大6チャンネル視聴できる
タイムシフトマシンは、番組を自動録画するために録画予約をする手間がありません。最大で6チャンネル分を同時に録画しながら、別の番組を視聴できます。容量がいっぱいになっていたがために見たい番組が録画されていなかったという経験をされた人も多いのではないでしょうか。
タイムシフトマシン機能では、容量がたくさんになった場合は古いデータから自動的に削除されていきます。定期的に録画を削除する必要がなく、見逃しを防ぎながら自由な視聴スタイルを実現できます。
タレント名を登録して出演番組をピックアップできる
好きな俳優やアーティストが出演する番組を見落としてしまって録画していなかったということを防げる便利な機能も搭載されています。出演者の名前を登録しておくことで、その人物が出演する番組をピックアップできます(現行機では「ざんまいスマートアクセス」や「みるコレ番組ガイド」)。事前にどのチャンネルに何時から出るのかを調べておく必要もなく、録画ミスもなくせるため安心して推し活することができます。
追っかけ再生ができる
リアルタイムで視聴している途中で、番組を最初から見たいと思ったことはないでしょうか。放送中の番組でも最初に巻き戻って視聴することができる(「始めにジャンプ」。タイムシフトマシンで録画中の番組のみ)ため、途中から見始めた番組も冒頭から楽しめます。
また、おすすめの使用方法として番組の視聴中に「もう1回あのシーンが見たいな」と思った際に、何度でも巻き戻して視聴することができます。面白い場面から視聴したいときにとても便利な機能です。
レコーダーならBS・110度CSも対象にできた
レグザのテレビのタイムシフトマシンは地デジのみが対象で、BS・110度CSは対象外です。BSやCSのドラマ・音楽番組をよく見る人には物足りない部分です。レコーダーのDBR-4KZシリーズでは、BS・110度CSの一部チャンネルもタイムシフトマシン録画の対象にできたため、好きなドラマやアーティストが出ている番組も安心して録画することが可能です。
スマホでも再生できる
せっかくたくさんの番組を録画できても、中々見る時間が取れずに録画がたくさん溜まっていく経験は誰しもがあるでしょう。普段は仕事や学校などで家でゆっくりと見る時間がない人でも、スマホアプリ「スマホdeレグザ」を使えば、対応機種の録画番組をスマホで楽しめます。公式サイトでは、レコーダーの録画番組を外出先からスマホで見られる「持ち出し」機能などが紹介されています。
休憩時間や通勤時間を使って外出先でも好きな番組を楽しめるので、とても便利な機能です。対応する機能は機種によって異なるため、購入前に公式サイトで確認しましょう。スマホでテレビ番組を見る方法全般はスマホでテレビを見る方法で解説しています。
タイムシフトマシンのデメリットは?


タイムシフトマシンってメリットばかりに思えるけど、デメリットはあるの?
見たい番組を見逃してしまっても、遡って録画することができる便利な機能ではありますが、使用環境や使い方によってはデメリットとなってしまうことがあります。以下は、タイムシフトマシンを使用することによって生じるデメリットな部分です。
タイムシフトマシン機能を使用することによる難点が気になる人は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
電気代が増える
タイムシフトマシンを使用する際、自動録画や再生に電力が必要です。常に放送されている番組を録画し続ける必要があるため、約24時間ほぼフルで稼働している状態といえます。そこで気になるのが電気代です。メーカーが公表している消費電力から、24時間動き続けた場合の目安を試算すると次のとおりです(電気料金の目安単価31円/kWhで計算)。
| 機器 | 公表されている消費電力 | 1日あたり | 1か月(30日)あたり |
|---|---|---|---|
| レグザ X9900R(65V型)※ | 機能動作時 17W | 約13円 | 約380円 |
| レグザ Z890S(85V型)※ | 機能動作時 23W | 約17円 | 約510円 |
| 純正HDD THD-400V3 | 8W | 約6円 | 約180円 |
| レコーダー DBR-4KZ600(生産終了) | 動作時 44W | 約33円 | 約980円 |
※テレビは、画面を消した状態で録画などの機能が動いているときの消費電力(機能動作時)で計算。画面をつけて見ている時間の電気代は別にかかります。いずれも24時間その消費電力が続いたと仮定した、多めの見積もりです(参照:TVS REGZA 各製品の仕様表、全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」)。
テレビ内蔵のタイムシフトマシンなら、HDDと合わせて月に数百円程度が目安で、レコーダーは月1,000円近くになることもあります。電気代を極力抑えたいという人は、タイムシフトマシンの常時録画機能は不向きともいえます。とくに、頻繁にテレビを視聴しない世帯や、視聴する番組が限られている場合は、通常の録画予約機能で十分かもしれません。
対応テレビは高価格帯のモデルに限られる
以前は「タイムシフトマシン搭載テレビは55V型以上」というイメージがありましたが、2026年モデルの「Z890S」には43V型・50V型も用意されており、一人暮らしの部屋にも置きやすくなりました。部屋に合うサイズは一人暮らし向けのテレビサイズで解説しています。
ただし、搭載テレビはMini LED液晶や有機ELの上位モデルに限られます。2026年春夏の総合カタログで、タイムシフトマシン用の純正HDD「THD-600D3」の対応機種として載っているのは、ZX1R・Z890S・Z990R・Z970R・X9900Rの5シリーズです。
財布への負担も気になるところです。上位モデルは値段も張るため、タイムシフト機能を使いたいがために、予定より高額な買い物を余儀なくされることも。また、43V型があるとはいえ、大きなサイズを選ぶと部屋のレイアウトにも頭を悩ませることになります。大きなテレビは圧迫感があり、せっかく整えた部屋の雰囲気を崩してしまう可能性も。とくに、インテリアにこだわっている人には気がかりなポイントでしょう。
タイムシフトマシンの購入を考える際は、こうした現実的な課題もしっかり考えておく必要があります。
別途外付けHDDが必要になることもある
タイムシフトマシンを利用するためには、外付けHDD(ハードディスクドライブ)が必要です。外付けHDDを購入する必要があるため、初期費用がかかります。また、外付けHDDの容量によって録画できる番組数が制限されることもあります。
タイムシフトマシン機能に対応した外付けHDDを用意する必要があり、テレビで使うなら4TBが基本です。HDDの費用も、導入を検討する際は予算に含めておきましょう。また、HDDは経年劣化する消耗品であるため、数年に一度の買い替えも考慮に入れておくとよいでしょう。
タイムシフトマシン搭載のおすすめテレビ

テレビ選びで迷っている人に、タイムシフトマシン搭載テレビを紹介します。録画予約の手間から解放され、見たい番組を自由に楽しめるようになりますよ。ここでは、2026年10月時点でTVS REGZAの公式サイトで「販売中」となっているタイムシフトマシン搭載テレビから、おすすめの機種を解説するので、参考にしてくださいね。
TVS REGZA X9900R series
「TVS REGZA X9900R series」は、タイムシフトマシンを搭載した4K有機ELレグザのフラッグシップモデルです。2024年モデルのX9900Nは公式サイトで生産終了となっており、こちらが後継です。最大の特徴は、新開発の高輝度広色域「RGB4スタック有機ELパネル」と、AIエンジン「レグザエンジンZRα」の組み合わせです。明るい映像から暗部まで、深い没入感のある映像を楽しめます。
タイムシフトマシンは地デジ最大6チャンネルに対応し、「ざんまいスマートアクセス」で好きなタレントの出演番組も探しやすくなっています。「始めにジャンプ」で、録画中の番組を冒頭から見ることもできます。音質面では、重低音立体音響システムXISとレグザイマーシブサウンド360 PROを搭載し、ミリ波レーダーで視聴者の位置を検出して映像と音を調整する「レグザセンシング」にも対応しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 消費電力 | 491W(65V型) |
| 画質(種類) | 4K有機ELテレビ |
| チューナー | 4K衛星放送:2 地上デジタル:9 BS・110度CSデジタル:3 |
| インチバリエーション | 65・55 |
| 製品サイズ(スタンド付き) | 144.2cm × 89.2cm × 30.0cm(65V型) |
| 重量(スタンド含む) | 30.5kg(65V型) |
TVS REGZA Z970R series
「TVS REGZA Z970R series」は、高画質技術と使い勝手の良さを追求した液晶テレビです。最大の特徴は、新開発のMini LED液晶パネルと量子ドット技術の組み合わせです。この技術により、純度の高い色表現と鮮やかな映像を実現。さらに、次世代のAIエンジン「レグザエンジンZRα」が、人が感じる美しさや空気感までも忠実に再現します。
視聴体験を高める機能も充実。タイムシフトマシン機能で最新ニュースや見逃したドラマを自由に楽しめ、「ざんまいスマートアクセス」で好みの番組もすぐに見つかります。放送中の番組も「始めにジャンプ」機能で冒頭から視聴可能です。音質面では「重低音立体音響システムZHD」を搭載し、迫力のある立体的なサウンドを実現。オーディオキャリブレーション機能により、部屋の環境に合わせた最適な音質調整も可能です。住空間に調和するデザインにも配慮した、バランスの取れた1台といえます。
| 消費電力 | 487W(85V型) |
| 画質(種類) | 4K液晶テレビ |
| チューナー | 4K衛星放送:2 地上デジタル:9 BS・110度CSデジタル:3 |
| 搭載機能 | プロユース映像設定機能 クラウドAI高画質連携 レグザリンク |
| インチバリエーション | 100・85・75・65 |
| 製品サイズ | 189.4cm × 114.9cm × 40.0cm(85V型・スタンド付き) |
| 重量 | 57.0kg(85V型・スタンド含む) |
TVS REGZA Z890S series
「TVS REGZA Z890S series」は、2026年に登場したタイムシフトマシン搭載の4K Mini LED液晶レグザです。前年までの同クラスは55V型以上が中心でしたが、Z890Sは43V型から85V型まで6サイズをそろえ、一人暮らしの部屋でもタイムシフトマシンを使いやすくなりました。
映像面では新開発の高輝度Mini LED液晶とAIエンジン「レグザエンジンZRα」を搭載し、純度の高い色表現を楽しめます。タイムシフトマシンは地デジ最大6チャンネルに対応し、過去番組表から見逃した番組を選んだり、「始めにジャンプ」で放送中の番組を冒頭から見たりできます。
推しの出演予定をまとめて確認できる「みるコレ番組ガイド」や、2つの番組を同時に表示する「ダブルウインドウ」など、テレビ番組を見る人向けの機能が充実した1台です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 消費電力 | 458W(85V型) |
| 画質(種類) | 4K液晶テレビ(Mini LEDバックライト) |
| チューナー | 4K衛星放送:2 地上デジタル:9 BS・110度CSデジタル:3 |
| インチバリエーション | 85・75・65・55・50・43 |
| タイムシフトマシン | 地デジ最大6チャンネル(別売の対応USBハードディスクが必要) |
タイムシフトマシン搭載レコーダーは生産終了|他社テレビで使うには
他社製のテレビでもタイムシフトマシンを使えるのがレコーダーの利点でした。しかし、2026年10月時点でTVS REGZAの公式サイトでは、タイムシフトマシン搭載レコーダーはいずれも「生産終了」と表示されています。
| 機種 | 内蔵HDD | タイムシフトマシンの対象 | 公式サイトの表示 |
|---|---|---|---|
| DBR-4KZ600/400/200 | 6TB/4TB/2TB | 地デジは6チャンネルすべて設定可。BS・110度CSも一部対象 | 生産終了 |
| DBR-M4010/M3010 | 4TB/3TB | タイムシフトマシン用の地デジチューナー+兼用チューナー | 生産終了 |
| D-M210 | 2TB | タイムシフトマシン用の地デジチューナー+兼用チューナー | 生産終了 |
在庫品を見つけられれば今も使えますが、これから新品で用意するなら、選択肢は次の2つです。
- テレビごと買い替えてよいなら、タイムシフトマシン搭載のレグザ(前の節で紹介したモデル)
- 今のテレビを使い続けたいなら、パナソニックの「全自動ディーガ」のような全録レコーダー
東芝以外の選択肢:パナソニック「全自動ディーガ」
「タイムシフトマシン」はレグザの機能名ですが、パナソニックの「全自動ディーガ」も、設定したチャンネルを予約なしで同時に自動録画し、容量がいっぱいになると古い番組から消していく、同じ考え方のレコーダーです。2026年10月時点の現行機は、4Kチューナー内蔵のDMR-4X1010・DMR-4X410と、ハイビジョンモデルのDMR-2X610・DMR-2X410・DMR-2X210です。
レコーダーなのでメーカーを問わずテレビにつなげられ、スマホアプリ「どこでもディーガ」で外出先から録画番組を見ることもできます。録画できるチャンネル数や日数はモデルと録画モードによって変わるため、パナソニックの公式サイトで確認してから選びましょう。
タイムシフトマシン利用に適したおすすめのHDD

タイムシフトマシンの快適な利用には、専用設計された高性能HDDが必要です。24時間365日の連続稼働に耐える信頼性と、複数チャンネルの同時録画に対応できる大容量が求められます。純正品のほか、各社から対応HDDが出ています。テレビのタイムシフトマシン用なら4TBが基本です。2026年には純正の後継モデル「THD-600D4」「THD-400V4」も登場しているので、購入時は自分のテレビが対応機種に入っているかを必ず確認しましょう。
ここでは、タイムシフトマシンの性能を最大限に引き出せる、おすすめのHDDをご紹介します。
TVS REGZA THD-600D3
「TVS REGZA THD-600D3」は、タイムシフトマシン専用の4TBと通常録画用の2TBを1台に搭載した、レグザ純正の高性能HDDです。タイムシフトマシン録画では約80時間分の番組を保存可能。通常録画では、地デジで約251時間、BS・110度CSで約177時間、4K放送で約129時間の録画に対応しています。
設計面でも工夫が施され、ファンレス構造とAV用ハードディスクの採用により、動作音を極限まで抑制。縦置き・横置きの両方に対応し、設置の自由度も高めています。レグザとの相性は完璧で、接続するだけで簡単に録画容量をアップできます。地デジからBS・110度CS、新4K衛星放送まで幅広く対応し、さまざまな番組をストレスなく楽しめる信頼性の高い1台です。
| HDD容量 | 6TB |
| 容量のバリエーション | 6TBのみ(タイムシフトマシン用4TB+通常録画用2TB) |
| インターフェース | USB3.0/USB2.0 USB ポートType B |
| 製品サイズ | 20 cm × 3.6 cm × 20 cm |
| 重量 | 1.4kg |
TVS REGZA THD-400V3
「TVS REGZA THD-400V3」は、タイムシフトマシンと通常録画の両方に対応した、レグザ純正HDDです。用途に応じて柔軟な使い分けが可能で、タイムシフトマシン用として使用する場合は約80時間分の番組を保存できます。通常録画では、地デジ約502時間、BS・110度CS約355時間、4K放送約258時間という余裕の録画容量を確保。
レグザブルーレイやレグザタイムシフトで使用する場合は、タイムシフトマシン用として約161時間、通常録画用として約521時間の録画が可能。視聴スタイルに合わせて、最適な使い方を選べます。レグザ純正ならではの安定性と信頼性を備え、接続するだけですぐに使える手軽さも魅力です。1台でさまざまなニーズに対応できる、コストパフォーマンスに優れたモデルといえます。
| HDD容量 | 4TB |
| 容量のバリエーション | 4TB |
| インターフェース | USB3.0/USB2.0 USB ポートType B |
| 製品サイズ | 21.26 cm × 3.09 cm × 12.0 cm |
| 重量 | 1.1kg |
IODATA AVSSD-RS2
「IODATA AVSSD-RS2」は、アイ・オー・データ機器が2024年7月に「業界初」として発表した、レグザのタイムシフトマシンに対応するスティック型SSDです。最大の特徴は、スティック型の省スペース設計です。テレビ背面に直接挿すだけで使えるため、ケーブルやコンセントが不要。壁掛けテレビや壁寄せテレビとの相性も抜群です。
性能面では、独自の『IOオリジナルAVRecording』方式により、安定した6チャンネル同時録画を実現。24時間連続録画にも対応し、4K放送の録画も可能です。レグザのタイムシフトマシンはもちろん、ディーガの全自動録画機能など、高負荷な機能でも安定して動作します。
実機での動作確認済みで信頼性も高く、従来のHDDにはない手軽さと高性能を両立。テレビ周りをすっきりさせたい人や、設置スペースに制約がある人におすすめの1台です。
| HDD容量 | 2TB |
| 容量のバリエーション | 1TB ・2TB |
| インターフェース | USB |
| 製品サイズ | 2cm × 6.2 cm × 0.8 cm |
| 重量 | 約11g |
ロジテック LHD-EN060U3TVW
「ロジテック LHD-EN060U3TVW」は、レグザのタイムシフトマシンに完全対応した信頼性の高い外付けHDDです。容量は2TB・4TB・6TBの3モデルをラインナップし、使用目的に応じて選択可能です。ロジテックの案内では、タイムシフトマシンで最大6チャンネルを録画した場合、6TBモデルで約120時間(約5日間)とされています(録画時間は機器や番組によって変わります)。
最大の特徴は、レグザの6チャンネル同時録画に対応した安定性です。録画予約なしで地デジ番組を丸ごと録画でき、見たい番組を自由に視聴できます。USB3.1 Gen1(USB3.0)に対応し、高速なデータ転送を実現。ただし、接続するテレビの仕様による容量制限があるため、使用前には必ず対応機種の確認が必要です。コストパフォーマンスに優れた、実用的な1台といえます。
| HDD容量 | 6TB |
| 容量のバリエーション | 2TB・4TB・6TB |
| インターフェース | USB3.2 Gen1(USB3.0) |
| 製品サイズ | 12 cm × 3.5 cm × 18.3 cm |
| 重量 | 1.36kg |
タイムシフトマシンはテレビ番組を存分に楽しみたい人におすすめ!

タイムシフトマシンは自動録画機能により、録画予約の手間なく番組を楽しめ、見逃した番組も最初から視聴可能です。
- タイムシフトマシンを使用するには搭載テレビ(またはレコーダー)が必要。レグザの搭載レコーダーは生産終了
- テレビで使うならタイムシフトマシン対応HDDは4TBが基本。毎日24時間録画で約3日分
- 好みの番組や好きな俳優・アーティストの番組を見逃したくない人におすすめの機能
タイムシフトマシンを活用するには、搭載テレビとタイムシフトマシン対応HDDが必要です。2026年モデルのZ890Sなら43V型から選べます。他社のテレビを使い続けたい人は、パナソニックの全自動ディーガが候補です。ただし、24時間録画による電気代の増加(テレビ内蔵なら月数百円程度が目安)や、録れるのが地デジのみであること、搭載テレビが上位モデルに限られるといったデメリットもあります。見る番組が決まっている人には、通常の録画予約で十分なこともあります。
テレビ番組をより自由に楽しみたい人や、多チャンネルの視聴や人気タレントの出演番組を見逃したくない人には、非常に便利な機能といえるでしょう。
参照:TVS REGZA「Z890S タイムシフトマシン」「X9900R 仕様表」「Z890S 仕様表」「Z970R 仕様表」「X9900N 仕様表」「DBR-4KZ600/400/200 タイムシフトマシン・仕様表」「DBR-M4010/M3010 仕様表」「D-M210 仕様表」「REGZA総合カタログ2026春夏」/パナソニック「ディーガ」公式サイト/アイ・オー・データ機器「AVSSD-RSシリーズ」ニュースリリース(2024年7月)/ロジテック「LHD-ENU3TVWシリーズ」製品情報/全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」












