テレビが液晶割れしてしまった!対処法や気を付けるべきポイントを解説

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リビングに置かれたテレビ

故意的ではなくとも何かが倒れたりぶつかったりしてテレビ画面に当たってしまった時や、子供がものを投げて当たったり叩いたりして液晶が割れてしまうこともあります。

液晶が割れた時は、修理をするか新しいものに買い替えるかといった対処が必要ですが、液晶の修理はテレビの様々な故障の中でも一番高いと言われています。修理するのも新しいものに買い替えてしまうのも、あまり料金が変わらないくらいだとも言います。さらにつらいことに、テレビの液晶割れは、メーカーや量販店の保証対象外であることが多いのです。

この記事ではテレビの液晶が割れる原因やその対処法、気を付けるべき注意点などを紹介してます。万が一、テレビの液晶が割れてしまった時のために理解しておきましょう。

テレビの液晶割れが起こる原因

テレビにリモコンを向ける様子

テレビ画面に衝撃を与えてしまうと、液晶割れの原因になりますが、具体的にどのようなときに起こりやすいのでしょうか。液晶割れは、何気ない日常生活の中で、誤って起こってしまうものです。

どのようなタイミングで液晶割れが起こりやすいのか理解しておくことで、万が一の事態を防ぐことができます。

掃除中などに本体を倒してしまった

テレビの画面に衝撃が加わると表面に傷はなくても内部が割れてしまうことがあり得ます。テレビを置き型にしている場合には、掃除中などにテレビ本体ごと倒してしまうということもあるでしょう。また地震が起こったときに、転倒してしまうこともあります。

本体を倒さないためには、テレビを壁掛けタイプにするのも一つの手です。また、置き型テレビなら周囲にあまりものを置かないようにしたり、人の動線上を避けて配置したり工夫することで、万が一の転倒を防げるでしょう。

テレビ本体を倒すと、液晶だけでなく、テレビや床の破損にも繋がります。また、人がケガをしてしまう恐れもあるため、十分に注意しましょう。

子供がテレビに物を投げつけてしまった

子供などがいる場合は、悪ふざけでものを投げつけてテレビに当ててしまったり、ふざけていてぶつかってしまったりすることもあるでしょう。このようなことが原因で、液晶割れを起こす危険が十分に考えられます。

物を投げつけて当たったときの衝撃はかなり強いのでほぼ液晶は破損してしまい、画面にヒビなどが入る恐れもあります。できる限り子供の遊び場は、テレビから遠ざけることが理想的です。

引越しや掃除などで液晶に物が当たってしまった

引っ越しや大掃除の時は、普段動かさないような大きなものを部屋の中で移動させるときもあるでしょう。その移動中にテレビの液晶に物が当たって割れてしまうこともあります。業者に依頼して引っ越しやテレビを設置してもらう時は、事業者に立ち会ってもらい、設置後のテレビに破損や異常が起きていないか確認しておくことが大事です。

テレビをネット通販で購入した場合なども、破損などがないか必ずすぐに確認しましょう。自分でテレビや周りの大型家具を移動させる場合にも、画面に物が当たらないよう、十分に注意する必要があります。

テレビの液晶割れや画面破損が起こったときの対処法

テレビのiイメージ画像

テレビの液晶の割れや画面破損が起こった状態は、決して「安全とは言えない」状態です。画面割れや破損の程度にもよりますが、テレビの映像がうつる場合であっても、リスクが生じていることがあります。

  • 映像の見え方が悪くなっていることによる目の眼精疲労や視力低下
  • テレビ自体の故障
  • 発火

以上のようなリスクが考えられるので、テレビの液晶割れや画面破損が起きたときは、修理を依頼するか新しいものに買い替えるようにしましょう。なお、できれば自分で直したいと思うかもしれませんが、液晶の破損は自分で修理できないので、以下の方法を取るようにしてください。

修理を依頼する

修理する場合は、メーカーに修理を依頼するか、電機店、修理業者などに修理を依頼することになります。どこに修理を依頼しても最低で数万円はかかるでしょう。液晶の破損であればテレビの種類によっては買い替えのほうが安くつく場合もあります。

新品で購入した場合、テレビにはメーカー保証が必ずついてきます。購入時に販売店でプラスオプションとして長期保証などをつけられるケースもあり、メーカーによって保証の内容や保証期間は異なります。

しかし悲しいことに、画面割れや液晶割れの場合はこのメーカー保証の対象外なことが多いので、基本的には有償になってしまうでしょう。
画面割れというのは故障というより故意的ではなくとも不注意で起きる場合がほとんどなので、メーカー保証になっていないケースが圧倒的に多く、注意が必要です。

ただし、「家財保険」などに加入している場合には費用をかけずに修理や交換ができることもあります。例えば自身の火災保険、地震保険などに家財保険が一緒になっていることもありますし、それらの保険に入ったときにプラスオプションとして入っているというケースもあります。

テレビの液晶割れが発生してしまった場合には、まず自分がそのような保険に加入しているのか、また補償対象に該当するのかを確認してみましょう。

新品に買い替える

テレビの液晶割れや画面破損が起こった時の対処法として、新しい物に買い替えるという選択肢もあります。もし長年使っていて古くなっているテレビであるなら、新品に変える良いタイミングだと考えることもできるでしょう。ある程度古くなってしまっているテレビであれば修理費用がどうしても高くなってしまうこともあります。その修理費を考えれば新品を買う方が安く収まるということも考えられるでしょう。

さらに販売店やメーカーにによっては、買い替え時に古いテレビを無料で処分してくれるサービスがある場合もあります。処分の費用も鑑みて新品にするか修理にするかを吟味しましょう。

■自分に合ったテレビの選び方のポイントは、以下の記事で詳しく解説しています。

テレビを修理したり新品に買い替えたりした後は、保護パネルや保護フィルムを貼って液晶割れしないように予防をするのがよいでしょう。たとえば以下のような商品があります。テレビの大きさによって保護パネル・保護フィルムの大きさも変わるため、持っているテレビにあったサイズのものを買うようにしてくださいね。

テレビの液晶修理にかかる費用相場

電卓の画像

液晶テレビの修理の中でも、液晶パネルの交換は、一番高額な修理です。新品で購入するのと同じくらいの費用がかかることが多いので、修理業者は新しいものを購入することをおすすめする場合も多いと言います。

一例として、液晶画面の修理費用は40インチ以下で10万円前後、40~50インチで15万円前後、50インチ以上では20万円近くします。とくに小さいサイズのテレビであれば、今は数万円程度で購入できるので、修理費用の方が割高と言えます。

また、修理する場合はメーカー保証は付かないことになっているため、注意が必要です。修理保証が3ヶ月程度つくことはありますが、高額な修理代を支払ったその先も補償がないということもあって、修理業者は破損時に新品購入をすすめることが多いのだそうです。

テレビの液晶割れにおける注意点

ポイントと書いてある画像

テレビの液晶割れに関して、理解しておきたい注意点がいくつかあります。液晶割れが起こらないよう十分注意しておくことはもちろん、万が一の事態にも慌てないよう、重要なことはあらかじめ理解しておきましょう。

それぞれの注意点を詳しく解説していきますので、万が一の際の参考にしてみてください。

液晶パネル交換は高額になる場合もある

液晶パネルの交換は、生産と修理とのパーツの仕入れが違うことにより修理費用が高額になると言われています。生産の場合はパーツを大量発注生産するために安くできるという仕組みがありますが、修理時点では部品の生産数が少ない、もしくはそのために生産することになるため、高額になりやすいのです。

液晶テレビの一番高額なパーツは液晶パネルであり、テレビ商品価格とほぼ同額になると言われています。また、古い機種になると当時の価格を踏まえているので、さらに高額になりやすく、買い替えるほうが安くなるケースは少なくありません。

メーカーや量販店の保証対象外であることが多い

家電のメーカー保証や量販店などで提供されている長期保証は、自然故障のみが対象となっています。自然故障による液晶の破損や割れは、ほぼないに等しく、故意的ではなくとも自然故障にはあたりません。

液晶テレビが壊れるケースは、物が当たったり、転倒したりしたことによる破損が理由として多く、たいていの場合保証対象外であること言えるでしょう。「壊れたり、破損したりしたら、保証してもらえる」と安易に考えていると、思わぬ出費に悩まされることになります。少なからず、液晶割れは自然的に起こることはほぼないと言えるので、万が一の場合には有料になってしまうことを理解しておきましょう。

家財保険に入っていると補償されることがある

テレビ液晶の破損は、「家財保険」に入っていると補償されるケースはかなり多くあります。テレビ等の家に設置する家電が、アクシデントにより壊れてしまった場合でも、自宅の火災保険が適用できます。また子供が物を投げて破損させた場合でも対応してくれることもあるでしょう。

一度自宅の地震保険や火災保険を確認してみてください。火災や地震の保険に元から付いているものもあります。補償対象は保険によって異なるため、自身の保険では補償対象になっているか必ず確認しておくことが大切です。

このときあわせて免責金を確認してみるのがおすすめです。免責金が0の場合は保険金がそのまま支払われますが、免責金がある場合はその分減額された金額が支給されるということなので念頭に置いておきましょう。

心当たりがなくても液晶割れを起こすことがある

驚くことに、テレビは心当たりがなくても液晶割れを起こすことがあります。「テレビの液晶が留守中に割れていた。何かがぶつかったことが原因と言われたが思い当たらない」といったケースもあります。

しかしながら、ほとんどがなんらかの衝撃によって割れているのが現実です。稀に「テレビの通風孔や隙間に水分や異物が入って破損に繋がっていた」というケースもあるため、周囲の環境には注意しておきましょう。

画面に衝撃が加わると表面はなんともなくても内部が割れていることもあり得ます。特に引っ越し時や大掃除などで、テレビを運搬した際に起こりやすいと言えるでしょう。作業時に十分な注意を払うことはもちろん、業者に運搬を依頼する場合には、設置後に必ず動作を確認し、問題が起こっていないか確認することも重要です。。

テレビの液晶割れ修理は高額!日頃から十分に注意しよう

テレビの液晶割れが起こるのは、テレビに衝撃が加わって起こることがほとんどであり、自然現象ではありません。自然現象で壊れているのではない場合、ほとんどのメーカーの修理は有償です。さらに液晶パネルの交換は非常に高額になる修理であるため、もはや新品を購入するのと変わらないくらいの費用になることを理解しておきましょう。

まずは液晶の破損が起きないように、日ごろからの注意が重要です。掃除や物を運ぶときなど、テレビ画面に物が当たらないよう十分に注意しましょう。また子供がいる家庭では、子供の行動にも気を配る必要があります。

稀ではありますが、引っ越し時や配送時に思わぬ衝撃が加わり、破損してしまうこともあります。業者の作業時などは、必ず終わった後に立ち会いながら動作を確認し、問題ないかチェックしておくことも重要です。液晶割れは、うっかり起こってしまうと費用面でかなりの痛手を背負うことになりかねないので、普段の生活からしっかり注意しておきましょう。

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