コンパクトなスリムサイズで設置しやすい5kg容量の洗濯機は、リーズナブルで買い求めやすい価格帯も魅力です。
5kgサイズの洗濯機の購入を検討している方向けに、5kgの洗濯機は何人分の目安量なのか、選び方のポイントもあわせて解説していきます。
おすすめしたい5kg容量の製品も紹介しているので、購入前に読めばきっと役立つはずですよ。
この記事でわかること
- 5kgの洗濯機は主に一人暮らし向けで、二人暮らしではまとめ洗いがしにくいサイズ感
- 5kgの洗濯機はほぼ縦型洗濯機で、シンプルな機能と部屋干しをサポートする簡易乾燥機能が特徴的
- おすすめの5kg~5.5kgの最新洗濯機を、機能の特徴とともに詳しく紹介
洗濯機の容量の目安
洗濯機の容量は、最小では4.5kgの製品から販売されており、最大12kgまでラインナップがあります。
これから一人暮らしをスタートする方などは、まだ自分一人分の洗濯量を把握できていないので、いったいどのくらいの容量の洗濯機を買えばいいのか迷ってしまいますよね。
まずは洗濯容量の目安から解説していきましょう。洗濯機売り場や商品説明などでよく目にする、「洗濯容量」「乾燥容量」の違いについても説明していきます。
基本的な洗濯容量の考え方
自分の洗濯物の量は、目視ではなんとなく把握できるものの、容量としてキロ数に例えるといったいどの程度の数字になるのか分かりにくいものです。
そこで参考にしたいのが、1人あたりの洗濯量の目安です。
1日分の洗濯物の量は、1人あたり約1.5kgが目安だと言われています。基本的な洗濯容量の考え方として、この目安量の1.5kgに、家族の人数を掛けて算出できます。
数日分のまとめ洗いが習慣の方は、最大で何日分程度まとめ洗いをするのか、日数を掛けて試算しましょう。
大体の目安として、暮らしている人数による洗濯量の目安はこのように算出できます。
人数 | 目安の容量 |
---|---|
1人暮らし | 4.5〜6kg |
2人暮らし | 6〜7kg |
3〜4人暮らし | 7〜9kg |
一人暮らしで、毎日のようにこまめに洗濯機を稼働させる場合には、最小容量の製品でも十分でしょう。
ただし、毛布などの大きな寝具を洗うときや、カーテンを洗濯するときには、製品の最大容量をオーバーして運転させると故障の原因になるため、余裕を持たせたサイズがおすすめです。
一人暮らしでは6kgぐらいの容量であれば、1人分の大物衣類は洗えるサイズです。
洗濯容量と乾燥容量
乾燥機能付きの洗濯機の商品説明には、「洗濯容量」と「乾燥容量」の表記があります。
洗濯容量とは名前のとおり、1回の洗浄運転で洗える洗濯物の最大量を表しています。
乾燥容量は、1回の乾燥運転で乾かせる最大量で、乾燥容量は洗濯容量の約半分程度になるのが一般的です。
容量を上回る洗濯物を入れることはできるものの、洗濯であれば十分に洗浄できなかったり、乾燥であれば生乾きになってしまったりと、不完全な仕上がりなってしまいます。
たくさんの容量をまとめて洗濯する可能性がある場合は、大きめの容量を選んでおくと、日頃の洗濯がしやすくなります。
5㎏の洗濯容量は何人分?
大型家電の洗濯機は高価な買い物です。もちろん安く購入できれば嬉しいですが、価格を気にするあまりにサイズ感を見誤り、使い心地が不便になっては元も子もありません。
店頭に並んでいる洗濯容量が5kgの洗濯機は、買い求めやすいリーズナブルな価格設定なので、初期費用を安く抑えられます。
それでは、小型で設置しやすい5kgサイズとは、いったい何人分の洗濯物を洗える容量なのでしょうか。
5kgの洗濯機は一人暮らし向け
5kgの洗濯容量は、一人暮らしの生活をまかなえる十分な容量で、最適なサイズとも言えます。
1人あたりの1日分の洗濯量は約1.5kgが目安であり、5kgの容量があれば2~3日分のまとめ洗いも可能です。
2人暮らしの場合は1.5kg×2人分なので、1日あたりの洗濯量は3kgです。
これが2日分溜まると6kgの洗濯量なので、5kgでは足りない計算になります。まとめ洗いを頻繁にする二人暮らしの場合は、ワンサイズ上の7kg〜8kg容量の洗濯機がより快適に使用できるでしょう。
◆一人暮らしにおすすめの洗濯機は、こちらの記事でもご紹介しています。ぜひ参考にしてください。
5kgの洗濯機で布団や毛布は洗える?
毎日肌に触れる、かけ布団や毛布などの寝具類は、こまめに洗って清潔に保ちたいものです。
5kg容量の洗濯機は小さく感じますが、布団や毛布なども洗濯できるのでしょうか。
寝具を洗う前に、洗濯機の仕様を確認してみましょう。洗える寝具の量や大きさは、取扱説明書などに詳しく記載されているので、まずはそれを参考にしてみましょう。
毛布の重さの目安は、シングルサイズが3kgで、ダブルが6kg程度と言われています。5kg前後の洗濯機であれば、シングルサイズの毛布1枚を洗えます。
ダブルサイズ以上になると5kg容量では厳しいので、洗濯機容量のサイズアップを検討するか、コインランドリーなどで洗濯する必要があるでしょう。
毛布によっても重さは異なるので、きちんと確かめたい方は、畳んだ毛布を体重計に載せて重さを計測すると確実です。
まとめ洗いをするなら6kg~7kgでもOK
普段の生活が忙しく、なかなか洗濯できないという人も少なくありません。
そんな忙しいライフスタイルを送る人は、一人暮らしでも6~7kg程度の容量がおすすめです。
6~7kgの洗濯容量があれば、1週間分をまとめて一度に洗えます。
かなりの日数分の洗濯物をまとめて回しても、手持ちの衣類に余裕がありそうな人は、週1〜2回のまとめ洗いで水道代を節約するのもよいでしょう。
シーツやタオルケット、軽い毛布などの寝具や、カーテンといった大物も回しやすいサイズです。
◆7kgの容量でおすすめの洗濯機は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。選び方についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
洗濯機の選び方
自分に合った容量の目安が把握できたら、いよいよ購入する洗濯機の候補を選んでいきましょう。高価な家電は失敗しないよう、慎重に選びたいですよね。
続いては、洗濯機選びでチェックしておきたい大事なポイントをお伝えします。
このポイントさえ抑えれば、自分のイメージに近い、扱いやすい洗濯機を購入できますよ。
予算
洗濯機は、容量が小さいモデルほど安くなる傾向にあります。サイズが小さいと機能面もシンプルに削ぎ落とされていくので安価になるのです。
5kgの洗濯機の価格帯の目安は以下の通りです。
価格帯 | 目安の価格 |
---|---|
5kg 安価な価格帯 | 2万円台~ |
5kg 一般的な価格帯 | 3~4万円 |
5kg 高価な価格帯 | 5万円台 |
5kgの洗濯機は、縦型洗濯機のみであり、ドラム式はありません。ドラム式を希望する場合は、最小容量となる7kg以上から選ぶ必要があります。
価格は多少上がりますが、衣類に優しい洗い方ができたり、節水もできるというメリットもあり、検討してみる余地もあるでしょう。
さらに予算をおさえたい人は、購入する場所や時期を考慮するのもポイント。以下のようなタイミングは、安く家電を購入できるチャンスです。
- 家電量販店の独自セールのタイミング
- 新生活がスタートする時期のセール
- 夏・冬のボーナスが支給されるタイミングのセール
- 歳末・期末セール
- 新作モデルが登場する前の6月頃
縦型のモデルチェンジは7月頃に行われることが多いので、6月ぐらいから型落ちモデルが値下げされています。
型落ちモデルでも気にならないという人は、このタイミングも購入のおすすめ時期です。
設置場所とサイズ
一人暮らしの物件では、洗濯機を設置するスペースが限られていることも少なくないでしょう。
洗濯機本体のサイズが設置場所のサイズにおさまるか、確認することが重要です。
設置場所があまりに限られている場合には、容量を選ぶ余地がないこともあり得ます。
さらに設置場所までの経路も問題なく通れるサイズであるかもポイントです。
玄関から廊下、脱衣所の入り口などの室内はもちろん、集合住宅内のエレベーターや階段なども通ることができないと、運搬することさえできなくなってしまいます。
5kgの容量であれば、そこまで本体サイズも大きくないので、問題ないことが多いですが、住まいによって大きく異なる事情であるため、購入前に入念に確認しておきましょう。
静音性
洗濯機の運転を、夜間や早朝といった周りが寝静まった時間帯をメインに行う場合は、運転時の静音性にも注目しましょう。
洗濯機の静音性を確認するポイントは、dB(デシベル)です。どの製品にもたいてい性情報として記載されているので、確認してみましょう。
一般的に45dB程度が図書館内の騒音レベルと言われており、静かだと感じられる基準になります。
静音性を重視する人は、この45dB以下の製品がおすすめです。
一人暮らしの住宅では、生活スペースと洗濯機の設置位置が近いことも考えられるため、なるべく静音性に長けた洗濯機を選べると良いでしょう。
インバーターを搭載しているモデルは、静音性に優れていますが、5kgのモデルはほとんどありません。
7kg程度からインバーター搭載モデルが増えますが、価格も高くなるため、予算と相談しながら検討してみましょう。
◆インバーターを搭載している洗濯機には、静音性以外にもメリットがあります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
簡易乾燥機能の有無
縦型洗濯機には、簡易乾燥機能が搭載されたモデルが多く、ヒーター乾燥を搭載しているモデルはありません。
この簡易乾燥機能は、ヒーターを使わない高速の風乾燥によって衣類の水分を飛ばし、干し時間を短縮させる効果があります。
室内干し時の嫌な生乾きのニオイを抑える効果も期待できるため、部屋干しが多いライフスタイルの人におすすめです。
しっかりと衣類を乾かせるヒーター乾燥は、7kgモデルから搭載されいます。
洗濯機のタイプ
5kg容量の洗濯機は基本的に全自動式の縦型洗濯機となり、ドラム式洗濯機がありません。そのほか、二層式洗濯機のラインナップもあります。
ドラム式洗濯機を好む人は、最低でも7kgからの容量になり、その分価格も上がってしまうでしょう。
各洗濯機タイプののメリット・デメリットは以下の通りです。
種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
縦型洗濯機 | ・小さい容量のモデルも多い ・本体サイズがコンパクト ・本体価格が安い | ・生地が傷みやすい ・生地が傷みやすい乾燥方式である |
ドラム式洗濯機 | ・衣類に優しい洗い方ができる ・洗浄力が高い ・乾燥機能が付いている ・節水効果が見込める | ・本体価格が高い ・本体サイズが大きい |
二層式洗濯機 | ・洗浄力が高い ・本体価格が安い ・肌に優しい粉せっけんとの相性が良い ・洗濯槽がカビにくい | ・洗濯から脱水にかけて手動で移動が必要 ・音がうるさい ・洗濯槽が小さく大物の脱水が難しい |
設置場所のスペースが限られている場合には、大きい容量の洗濯機が置けず、縦型洗濯機しか選べないというケースも少なくありません。
また少しでも出費を抑えたい一人暮らしの場合には、本体価格が安いことも大きなメリットになるでしょう。
ドラム式は、本体価格は高いものの、生地への傷みについてもランニングコストについても、長い目で見れば経済的であるという点がメリット。
必然的に容量が大きいモデルになるため、将来的にも長くつかいやすいでしょう。
最近ではなかなか見かけなくなった二層式洗濯機ですが、うまく使いこなせれば、コスパのいい洗濯機タイプと考える人も多いよう。
ただし洗濯中は、完全な全自動でおこなえないので、極力面倒を減らしたい人には不向きです。
その他の便利機能
最近の洗濯機には便利な機能が搭載されているので、機能面にも注目してみましょう。
洗濯機に搭載されている便利な機能には、以下のようなものが挙げられます。
- タイマー機能:予約運転が設定できる
- 時短コース:簡単な汚れをサッと短い時間で洗濯する
- おしゃれ着コース:デリケートな衣類を優しく洗濯する
- 槽洗浄:洗濯槽を洗浄するコース
洗浄コースは、メーカーや製品によってさまざまなものがあります。
衣類によって洗い方をちゃんと変えたい人や節水を意識する人は、特に意識的にチェックしておくとよいでしょう。
毎日使う洗濯機ですから、衛生面も重視しておきたいところ。洗浄機能が充実しているモデルなら、手間も少なく洗濯槽をきれいにすることができます。
簡易乾燥付き|おすすめの5kg~5.5kgの洗濯機
ここからは、5kgから5.5kgまでの一人暮らし向け容量の洗濯機に絞って、おすすめしたい製品をご紹介していきます。
まずは、簡易乾燥機能が付いたモデルからの紹介です。洗濯物の干し時間を短縮できる簡易乾燥は、部屋干しの生乾き臭を軽減する効果もあります。
東芝 AW-5GA2
Wシャワー洗浄で、衣類をしっかり洗い上げる東芝のAW-5GA2。2本のシャワーで洗浄液を衣類全体にしっかり浸透させてムラなく洗い上げます。
脱水時間を延長して水分を飛ばす「部屋干しモード」、少量の衣類を10分で洗濯する「スピードコース」、1時間の「つけおきコース」など、目的に合わせた洗濯コースを搭載。
汚れや衣類に合わせた洗濯ができるのはもちろん、時短や節約にもつながります。
予約タイマーがついているので、起床時間に合わせて夜間のうちに洗濯しておくことも可能。
十分な洗浄力と、便利で多彩なコースと搭載したモデルです。
洗濯容量 | 5kg |
標準使用水量 | 99L |
運転音 | 37~45dB |
機能 | 予約タイマー |
幅×高さ×奥行 | 555mm×970mm×560mm |
防水パンサイズ | 540mm |
重量 | 32kg |
ハイアール JW-UD55B
コンパクトなサイズ感ながら、インバーターを搭載し、静音性に優れた洗濯機。騒音レベルは、34~39dBと非常に静かで、早朝や夜間の洗濯も気兼ねすることなく自由にできるでしょう。
洗濯時間を短縮できる「お急ぎコース10分」やアイロンがけをしなくてもきれいに仕上がる「しわケア脱水」など、家事の手間を省く便利なコースを搭載しているのも魅力です。
パルセーター中心にある除菌キャップから除菌成分が溶けて衣類を除菌できるコースもあり、部屋干し臭の軽減に役立ちます。
さらに柔軟剤の香りをしっかりつける「香アップコース」や「ジェルボールコース」、「洗えるスーツコース」などさまざまなニーズに応える多彩なコースを搭載。
5kg容量ながら、インバーターを搭載している数少ないモデル。運転音が気になる人や、時間帯を気にせず自由に洗濯したい人に特におすすめです。
洗濯容量 | 5.5kg |
標準使用水量 | 90L |
運転音 | 34~38dB |
機能 | ・予約タイマー ・インバーター搭載 |
幅×高さ×奥行 | 526mm×895mm×500mm |
防水パンサイズ | 500mm |
重量 | 27.5kg |
日立 NW-50J
日立のNW-50Jは、少ない水で溶かした高濃度洗浄液で洗った後に、水位を上げてさらに洗い上げる「2ステップウォッシュ」が特徴的。
スピーディーに少量を洗い上げる「おいそぎコース」や、デリケートな衣類を優しく洗う「おしゃれ着コース」など、目的に合わせた使いやすいコースが搭載されています。
「風脱水」は、化繊衣類で使用できるコースで、風で衣類の水分を飛ばしてくれるので、部屋干しの際に重宝します。
基本的な機能がしっかり搭載されたモデルで、色々な機能を使いこなせないと感じる人や、シンプルな使い心地を求める人におすすめです。
洗濯容量 | 5kg |
標準使用水量 | 122L |
運転音 | 34~54dB |
機能 | ・予約タイマー ・カビ取り機能 |
幅×高さ×奥行 | 539mm×965mm×508mm |
防水パンサイズ | 500mm |
重量 | 26kg |
AQUA AQW-S5P
繊維の奥から汚れを落とす「高濃度クリーン浸透」と、洗いムラをおさえてしっかり揉み洗いする「3Dアクティブ洗浄」で、高い洗浄力を誇るAQUAのAQW-S5P。
洗い、すすぎ、脱水、風乾燥など、各工程の時間や回数を自由に設定できるので、衣類や汚れに合わせたフレキシブルな洗濯が可能です。
衣類のからみをおさえて取り出しやすくする「ほぐし仕上げ」を搭載しており、洗濯物を取り出す際のちょっとしたストレスを解消してくれます。
洗濯槽の裏側に付いた洗剤カスなどの汚れを洗い流してくれる「槽自動おそうじ」を搭載。さらに定期的なお手入れに便利な「槽洗浄コース」も搭載しており、黒カビの発生を抑止しながら衛生的に使い続けられます。
洗濯容量 | 5kg |
標準使用水量 | 95L |
運転音 | 35~47dB |
機能 | ・予約タイマー ・ほぐし脱水 ・自動おそうじ ・カビ取り機能 |
幅×高さ×奥行 | 480mm×890mm×500mm |
防水パンサイズ | 498mm |
重量 | 26kg |
シャープ ES-GE5H
シャープ ES-GE5Hは、毎日の洗濯に必要な使いやすいコースをしっかり搭載した使い勝手の良い洗濯機。
少ない水量から洗い始める「高濃度洗浄」を採用しており、落ちにくい頑固な汚れも強力に分解して洗い上げます。
泥汚れなどに効果的な「ガンコつけおきコース」や、スピード洗濯対応洗剤に便利な「時短コース」、衣類の傷みをおさえながら洗う「おしゃれ着コース」など、誰でも日常的に必要な便利な洗浄コースが搭載されています。
脱水の最後に、衣類のからみほぐしてくれる「ほぐし運転」も取り出し時に便利。
迷わず使いやすいシンプルな使い心地と、必要十分な機能で、どんな一人暮らしの人にもおすすめの1台です。
洗濯容量 | 5.5kg |
標準使用水量 | 98L |
運転音 | 40~48dB |
機能 | ・予約タイマー ・ほぐし脱水 ・カビ取り機能 |
幅×高さ×奥行 | 565mm×890mm×540mm |
防水パンサイズ | 535mm |
重量 | 30kg |
アイリスオーヤマ IAW-T504
少し低めの本体高さに設計されているので、洗濯機とラックを組み合わせやすいサイズ感です。
最低水位の13Lで洗浄することができ、ちょっとした洗濯時も、節水しながら利用できるのが一人暮らしにもうれしいポイントです。
標準コースに加え、「つけおき」や「お急ぎ」「毛布」「ドライ」など、洗濯物の種類や汚れのレベルに合わせた6つの洗浄コースを搭載。
さらにきれいな洗濯槽を保つための「槽洗浄コース」「槽乾燥コース」も搭載しており、衛生的に使い続けられるでしょう。
クリーンなホワイトと、クールなブラックの2種類から選ぶことができ、見た目にこだわる人にもおすすめです。
洗濯容量 | 5kg |
標準使用水量 | 92L |
運転音 | 36~51dB |
機能 | ・予約タイマー ・カビ取り機能 |
幅×高さ×奥行 | 540mm×835mm×535mm |
防水パンサイズ | ー |
重量 | 28kg |
ハイセンス HW-G55E2K
シックなマットブラックカラーがおしゃれなハイセンスのHW-G55E2K。生活感を出したくない、インテリアにこだわる人にもおすすめです。
滝のように水を勢いよく落下させる縦水流と、洗濯槽の回転による横水流で、立体的な水流を作りだし、衣類をしっかり洗浄。
独自形状のパルセーターで渦巻のように衣類を舞い上げながら、絡まりをおさえて洗浄してくれます。
「つけおき」や「おいそぎ」「念入り」「おしゃれ着」など、洗濯物の種類や汚れに応じた洗浄コースを搭載。
さらに、自分の好みに合わせて洗い時間やすすぎ回数・脱水時間を設定できる「自分流」コースもあり、ニーズに合わせた多彩な洗い方が可能です。
コンパクトでシンプルなボディも特徴的。フラットなフタは、お手入れもサッと拭くだけで完了できるので、簡単です。
洗濯容量 | 5.5kg |
標準使用水量 | 98L |
運転音 | 41~47dB |
機能 | ・予約タイマー ・カビ取り機能 |
幅×高さ×奥行 | 540mm×880mm×540mm |
防水パンサイズ | 498mm |
重量 | 30kg |
ツインバード WM-ED55
1kgの洗濯量であれば、約10分で完了するスピーディーな洗濯が特徴的な、ツインバードのWM-ED55。
一人暮らしの少ない洗濯物でも、こまめに時短で洗濯でき、使い勝手が良いでしょう。洗濯を忘れてしまっていたものも、すぐに洗いたいものも、手軽に洗濯ができます。
ツインバードのWM-ED55は、すすぎ0回洗剤の専用コースも特徴的。すすぎ工程をカットできるので、時短かつ節約につながります。
洗浄は、トリプルシャワー洗浄で、衣類全体にまんべんなく洗浄液を浸透させられるので、洗いムラもなく繊維の奥まできれいに。
洗濯物を取り出しやすいよう、パルセーターが自動で回転し、衣類の絡まりを防止してくれるのも便利な機能です。
シンプルなデザインで、フタはフラットになっているので、お手入れも簡単。一人暮らしの忙しい生活に便利な機能を搭載した洗濯機です。
洗濯容量 | 5.5kg |
標準使用水量 | 110L |
運転音 | 37~48dB |
機能 | ・予約タイマー ・カビ取り機能 |
幅×高さ×奥行 | 555mm×970mm×560mm |
防水パンサイズ | 550mm |
重量 | 33kg |
洗濯のみ・乾燥なし|おすすめの5kg~5.5kgの洗濯機
続いては、簡易乾燥機能を持たず、洗浄運転のみを行うシンプルな洗濯機のご紹介です。
部屋干しはほとんど行わず、天日干しがメインの方は、簡易乾燥がないモデルを選ぶとさらに安く買い求められます。
パナソニック NA-F5B2
コンパクトなボディながら、しっかり揉み洗いができる「ビッグウェーブ洗浄」が特徴的なパナソニックのNA-F5B2。
ビッグウイングパルセーターで、立体水流を起こし、水位が低いときでもしっかり揉み洗いができる仕組み。
脱水後、自動でパルセーターが回転し、衣類のからみをほぐしてくれるので、取り出しやすいのもうれしいポイント。
脱水時には、内側の脱水穴から噴射される水を利用して、外槽の内側を自動で洗浄してくれるので、いつでも衛生的。
槽洗浄をおこなう「槽カビ予防コース」や、槽内を乾燥させて黒カビの発生を抑制する「槽乾燥コース」など、衛生面に配慮した機能も豊富です。
洗濯容量 | 5kg |
標準使用水量 | 114L |
運転音 | 39~49dB |
機能 | ・予約タイマー ・ほぐし脱水 ・自動おそうじ ・カビ取り機能 |
幅×高さ×奥行 | 562mm×880mm×572mm |
防水パンサイズ | 540mm |
重量 | 28kg |
パナソニック NA-F5B2
同じくパナソニックのFシリーズから、パネル部分のアクセントがライトグレーカラーになったモデルの紹介です。
「サッと槽すすぎ」機能以外にも、市販の衣類用塩素系漂白剤で洗濯槽のカビ予防ができる「槽カビ予防」コース、市販の洗濯槽クリーナーで洗濯槽汚れやカビをしっかり落とす「槽洗浄」コースも搭載されています。
お手入れ機能が充実した製品なので、長く清潔に使い続けられるでしょう。
洗濯容量 | 5kg |
標準使用水量 | 114L |
運転音 | 39~49dB |
機能 | ・予約タイマー ・ほぐし脱水 ・自動おそうじ ・カビ取り機能 |
幅×高さ×奥行 | 562mm×880mm×572mm |
防水パンサイズ | 540mm |
重量 | 28kg |
二層式洗濯機|おすすめの5kgの洗濯機
続いては、洗浄力の高さと価格の安さが魅力の二層式洗濯機からおすすめ製品を紹介します。
かつての日本では主流だった二層式洗濯機。大手メーカーのほとんどは全自動式にシフトしているので取り扱いが少なくなっているものの、業務用としても根強い人気を持つ二層式は、日立やパナソニックから販売されています。
中でも中国メーカーのハイアールは、二層式に注力しています。
日立 青空 PS-55AS2
日立の二層式洗濯機は、つけおき洗いから本洗いへ自動で進む「つけおきタイマー」機能を搭載しています。
約20分間のつけおき洗いでじっくりと洗剤液を浸し、汚れた衣類などもしっかり洗浄します。
運転終了のお知らせブザーが鳴るので、脱水槽への移し忘れも防止。
抗菌仕様のパルセーターとステンレス設計の脱水槽でカビの発生を抑制できます。
洗濯容量 | 5.5kg |
運転音 | 50〜53dB |
洗濯時消費電力 | 385W / 420W(50/60Hz) |
幅×高さ×奥行き | 760mm×930mm×449mm |
重量 | 25kg |
パナソニック NA-W50B1
パナソニックのNA-W50B1は、シンプルなデザインと直感的に操作しやすいダイヤル式で、手軽な使い心地がポイント。
標準・弱の2段階の水流、4段階の水量を調節できます。
1.4kgまでの毛布を洗えるので、軽い一人分の毛布程度であれば、日常的なお手入れも楽にできますね。
ヘルツフリーモデルなので、関東・関西のどちらの地域でも使用できます。転勤や異動の都度、買い替える必要がないので長く使える1台です。
洗濯容量 | 5kg |
運転音 | 44〜47dB |
洗濯時消費電力 | 245W / 305W(50/60Hz) |
幅×高さ×奥行き | 830mm×938mm×482mm |
重量 | 25kg |
ハイアール JW-W55G
ハイアールのJW-W55Gは、黒カビが発生しにくいステンレス槽を採用しており、衛生的に使える二層式洗濯機。
給水切替で脱水槽に給水すれば、すすぎのみの運転も可能。汚れがひどい洗濯物をあらかじめすすいでおくだけで、洗濯効率もアップします。
洗濯槽と脱水槽を同時に使用できるので、白物と色物を分けながら同時進行で洗濯も可能。洗濯水をリユースしながら洗えるのも、経済的にうれしいポイントです。
洗い時間や水流の調節もできるので、素材に合わせて衣類に優しく洗えます。
洗濯容量 | 5.5kg |
運転音 | 43~47dB |
洗濯時消費電力 | 230W / 280W(50/60Hz) |
幅×高さ×奥行 | 770mm×920mm×438mm |
重量 | 25.5kg |
AQUA AQW-N501
AQUAのAQW-N501は、ステンレス製の脱水槽と抗菌ビッグパルセーターを搭載しており、カビが発生しにくく、毎日気持ちよく洗濯物を洗える設計です。
洗浄時には、標準・ソフトの2段階水流、3段階の水量を、ダイヤルで簡単に設定できます。
お風呂の水を再利用することが多い方は、吸水ホースを本体の専用給水口に固定しておくと、毎回安定して給水できるので便利です。
洗濯容量 | 5kg |
運転音 | 43〜48dB |
洗濯時消費電力 | 210W /260W(50/60Hz) |
幅×高さ×奥行き | 785mm×918mm×435mm |
重量 | 25kg |
5㎏は一人暮らしにおすすめのサイズ感
この記事では、一人暮らし向けの洗濯機としてちょうどいい、5kg容量の洗濯機について詳しく解説してきました。
- 5kg前後の洗濯容量は、一人暮らしでは3日分の洗濯物をまとめて洗えるサイズ
- 5kgの洗濯機は縦型と二層式のみで、ドラム式の取り扱いはない
- 乾燥運転時の乾燥容量は、洗濯容量の半分になる
- シングルサイズの毛布も洗える
- 購入コストを抑えたい場合は二層式もおすすめ
5kg前後の縦型洗濯機は、安い製品では2〜3万円台からと、かなりの低価格で販売されています。
設置場所に収まるサイズであることを確認した上で、機能面にも注目して選んでみましょう。部屋干しがメインの方は、簡易乾燥機能の付いた製品が便利です。
全自動式にこだわらない方や、仕事で衣類が汚れやすく強い洗浄力を求める場合は、二層式洗濯機もおすすめです。
全自動式よりも安く購入できて、水の再利用ができる節水効果や、環境にやさしい粉石鹸を使いやすい点も魅力です。
自分にとって洗濯機に求める機能や優先順位は何かを把握して、長く使い続けられる洗濯機を選びましょう。