トースターの処分方法は?5つの捨て方とメリット・デメリットを解説

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トースターが何ゴミになるのかは自治体によって違いますが、多くの自治体では「不燃ごみ」扱いです。それ以外の一部の自治体では粗大ごみとなり料金が発生するところもありますので、事前に自身の自治体はどのようになっているか確認することが必要です。粗大ごみではない限りは毎週ある、燃えないゴミの日に捨てることができます。

しかしトースターを処分するという考え方の中には、なにも「捨てる」だけが方法ではなく、キレイに使っていて状態が良いのであれば、リサイクルショップに持ち込むこともフリマアプリで販売することも可能です。他にも小型家電回収サービスを利用してリサイクルに回すこともできます。

今回の記事では、トースターの処分方法とそれぞれのメリット・デメリットを紹介していきます。自身の状況に合わせて、一番最適な方法で処分するようにしてください。

トースターの処分方法①自治体にごみとして出す

まず自治体としても多いのは「不燃ごみ」か「粗大ごみ」として処分する方法です。それぞれの自治体によってどちらのごみになるか決まっていますので、自身の自治体の分別を確認してみましょう。

また分別でトースターは不燃ごみでも、大きさによっては粗大ごみになるところもありますので注意が必要です。

トースターって不燃ごみで捨てられるの?電気系統だし大きいものだから捨てられなさそうだけど・・・

自治体で不燃ごみとして捨てる場合

一人暮らし用のトースターはだいたい30㎝四方に収まりますので、不燃ごみに分類されます。自治体で「不燃ごみ」としてトースターを捨てる場合は、毎週か隔週で自治体によって決まっている「燃えないゴミの日」に回収場所に持っていくだけでOKです。

しかし自治体により指定の袋に入れる必要があったり、指定ではなくても袋に入れて出すというところもあったりしますので各自治体のやり方に従ってください。

処分方法の中では最も簡単で手軽です。費用もかからず、取りに来てもらったり、送ったりといった面倒もなく気軽に捨てられるのがメリットです。

自治体で粗大ゴミとして捨てる場合

自治体によってはトースターというだけで粗大ごみ扱いのところもあります。また、トースターの大きさによって、粗大ごみに分類されるところもあります。粗大ごみの定義は自治体によって違うので、自身の自治体の決まりを確認しておく必要があります。

多くの地域は30㎝以上か50㎝以上が粗大ごみ扱いになります。家族タイプのトースターであれば30㎝を超えてくるものも多いので、粗大ごみに分類される地域もあるでしょう。実際に調べてみると多くの地域がトースターを粗大ごみに分類しているようです。

粗大ごみの捨て方は主に処理工場に直接持ち込むか、予約で戸別収集を依頼するかのどちらかの方法です。戸別収集の場合は、行政にあらかじめ連絡をして日にちを決めて、行政から配布される粗大ごみシールを貼って集積場に置いておくというのが基本的に多いルールです。詳細は自身が住む地域のWebサイトなどで確認しましょう。

メリットとデメリット

自治体で不燃ごみや粗大ごみとして処分するメリットは、自治体の基準に従うことで確実に処分できることと信頼性が高い点です。特に不燃ごみで処分できるなら無料ですので手軽でお得になります。いつも利用しているゴミステーションにゴミとして置くだけなので、面倒な手間もかかりません。

一方デメリットとしては、粗大ごみだと処分に費用が発生することや、粗大ごみ用のシールを取りに行く手間があることなどが挙げられます。また、処分したい日に即日捨てられず、該当のゴミの日まで保管しておく必要があることも不便な点かもしれません。

トースターの処分方法②自治体の小型家電回収サービスを利用する

環境保護の一環として「小型家電リサイクル法」という法律があります。これを利用して、使用済みのトースターに含まれている貴金属やレアメタルを回収して再利用するという判断があります。しかしこの判断基準は市町村決定なので、地域によっては利用できない場合もあります。

またリサイクル対象だとしても、大きすぎて回収BOXに入れられないという場合もあるかもしれません。実際に小型家電回収サービスを利用できるのか、どのように回収してもらえばいいのかなどの詳細は、住む地域に合わせて予め調べておきましょう。

自治体の小型家電回収サービスの利用方法

自治体の小型家電回収サービスがありますが、その方法も自治体によってさまざまです。都会では回収BOXの設置が進んでいますが、まだまだ全国的に機能していません。

その他の方法としては、町内のごみ集積場や資源ごみ集積場に「小型家電回収コンテナ」を決められた日に設置して回収するというサービスを実施している地域もあります。また、戸別収集をしてくれる自治体もあり、ネットから行政に連絡をすると取りに来てくれるというサービスもあります。

処理工場が自治体と提携しているようであれば、車で直接工場に持ち込みが可能です。行政が運営しているので、土日などは営業していないことが多く、注意が必要です。また、月に一度日曜開館というところもあるので、詳細は市役所などに問い合わせてみましょう。

持ち込みする場合は事前に連絡が必要で、書類の記載を要する自治体もありますので、まずは行政へ問い合わせてみるのが一番確実です。

メリットとデメリット

小型家電回収サービスのメリットは、確実に処分できることと、リサイクルに出せるためエコにつながることです。対してデメリットは行政に連絡が必要だったり、持ち込みは曜日が限られていることなど手軽に手配できないことです。

取りに来てくれる場合には、出向く必要はありませんが、それでも回収してもらうためには連絡を入れる必要があったり、自治体に合わせて日程を空けなくてはならなかったりと、ひと手間は必ずかかってくることがデメリットと言えるでしょう。

そもそも小型家電回収サービスをおこなっていなかったり、トースターが対象となっていない地域もあります。サービスをおこなっていて、自治体によって回収方法は異なるため、利用を検討している場合には、必ず詳細を確認しておきましょう。

トースターの処分方法③不用品回収に出す

トースターを処分する方法として、不用品回収に出すという方法もあります。産業廃棄物や危険物以外のもので、リユースやリサイクルのどちらかにつながるものであれば回収してくれる事業があるので、その業者に依頼するという方法です。「不用品引き取り」「廃品回収」という呼び方をする場合もあります。

引っ越しや、家具・家電の買い替えなどにより、古い物をまとめて処分したいときなど、大掛かりな時には一度に回収してもらえるので特に便利です。不用品回収の出し方や業者の選び方を解説します。

不用品回収の出し方と業者の選び方

不用品業者に依頼し回収してもらう場合は、まずその業者を選定するところから始まります。業者が決定したらその業者に電話連絡、またはネット予約をします。そして品物を実際に見てもらうか、ネットで写真を共有するなどのやり方で査定してもらい、買取をしてもらうと言う流れになります。不用品は基本的に回収しに来てくれますし、製造から5年以内であれば買取可能な場合がほとんどです。

ここで大事なのが業者選定です。不用品回収の業者はかなり多くあり、選ぶのに困るほどです。しかしその業者の中には違法行為をおこなっている業者もいますので、注意が必要です。必ず「古物商許可証」という買取の許可証を持っているか確認をしてください。

さらにトラブル例も数々あり、予想外の作業が入ったと言って金額を割り増し請求されるケースや、回収はしたものの不法投棄されているケースなどが起きています。そのため業者選定は実績や会社の状態をしっかり公開しているところに依頼するようにしましょう。

メリットとデメリット

回収業者へ依頼するメリットは、不用品を買取してもらえることや自分から足を運んで持っていく必要がない点です。さらに即日で出したいときなどすぐに対応してくれる業者もいます。まとめて依頼できるので、トースターに限らず、複数の家電や家具を処分したいときにも便利です。

一番のデメリットは業者選定の不安や心配でしょう。会社がしっかりしているところがほとんどですが、少数の悪徳・不当業者に当たってしまうと損をしたり不当なお金を請求されたりすることになりかねません。安心して任せられる業者を選ぶ負担と手間が、どうしても面倒に感じてしまうかもしれません。

トースターの処分方法④リサイクルショップに持ち込む

キレイな状態であれば、リサイクルショップに持ち込むという方法もあります。最近ではリサイクルショップも数多くあり、気軽に利用しやすいため、売れそうなものがあればぜひ持ち込んでみるのもよいでしょう。

しかしリサイクルショップに持ち込めば必ず買取してくれるというわけではなく、査定できないというケースもあります。査定できなかった場合に引き取り処分してくれるリサイクルショップも、今は少なくなっているのも事実です。リサイクルショップへの持ち込み方法やメリットデメリットを解説します。

リサイクルショップへの持ち込み方法

近隣のリサイクルショップにトースターを持っていくだけでOK。持っていくとその場で査定し、支払いをしてくれます。

しかし必ずしも買い取ってくれるわけではないことが注意点です。なるべく買取してもらえるように、持ち込む前にできるだけきれいな状態にしておくことがポイントです。汚い状態だと査定すらしてくれないこともあるため、できる限りきれいに見えるよう、掃除や洗浄をきちんとおこないましょう。購入したときの状態に近ければ近いほど買取額も上がるため、保証書や説明書などの書類、トースターを買った時に入っていた箱などもあると良いでしょう。

買取が可能だと査定されたとしても、トースターであれば良くて数百円程度です。手軽に処分できるだけでなく、お金ももらえるので、一石二鳥のように思いますが、売れる金額自体は高くないことが想定されるため、あまり期待せずに査定に出してみましょう。

メリットとデメリット

リサイクルショップに持ち込むことのメリットは、処分ができると同時にお金がもらえることと言えます。しかし、汚れがあると買い取りが難しくなるので、引き取り拒否か良くても無料での回収となる場合もあります。運よく買い取ってもらえても、数百円といった程度だと予想されます。

買取してくれない上に引き取り処分もしてくれないなら、行くだけ時間の無駄使いになるよね・・・

トースターは汚れやすく、汚れも頑固になる傾向があるため、買い取りをしてもらえない可能性が高いと言えます。買い取りしてもらえない、処分してもらえない可能性があるという点は、デメリットになるでしょう。

あまり使用していないといった理由などで、状態が良ければ、買い取ってくれる可能性があります。汚れや傷があるとその分買い取ってもらえない可能性が下がるため、リサイクルショップを利用できるのは、状態が限られると言えます。一旦ダメ元で持って行ってみて、買い取ってもらえればラッキーくらいの気持ちで考えておくとよいかもしれません。

トースターの処分方法⑤フリマアプリで出品する

トースターをフリマアプリで販売して処分するという方法もあります。昨今では、リサイクルショップなどに持っていかずとも、スマホ一台あれば自分で出品できてしまうのです。

フリマアプリで販売するのであれば、配送費や手間なども考えて値段設定をする必要があります。せっかく売れたのに逆に費用がかかってしまったということもよくある話なので、よく考えて出品しましょう。あまりにも汚かったり傷がひどかったりすると、売却後にトラブルになる可能性もあるので注意しておきましょう。

フリマアプリでの出品方法

まずはフリマアプリで販売から配送までの流れを紹介します。

  1. トースターをキレイにする
  2. トースターの写真を撮影する(前面だけでなく背面や横の写真、傷や汚れの写真も貼付しておくとトラブルを防ぐことができます)
  3. 値段設定をする(配送料や手間賃も考慮して設定する)
  4. 必要項目の入力(製品の状態、色、購入した時期、メーカーなど)
  5. 出品
  6. 買い手がついた後は、トースターを梱包し配送
  7. アプリで配送完了連絡
  8. 相手方の受け取り確認

このプロセスを自身でおこなう必要があります。また、前提としてトースターが売れる状態の目安は以下の通りです。

  • キレイであること
  • 買った時に近い状態で箱や説明書などもあること
  • オシャレなメーカーなど人気のあるトースターであること
  • 値段設定が妥当であること

まず第一に、ある程度きれいな状態であることが大切です。なるべく買った状態に近いほど、売れやすいと言えるでしょう。また、有名メーカーや人気メーカーなどのトースターであれば、さらに売れる可能性も高まります。

トースターを販売する時には、汚れや傷なども正直に最初に申告しておくことが大切です。もしそれらを隠して販売をした場合、買い手が届いた後に汚れや傷に不満を持つことで、トラブルにつながる恐れもありますので十分注意する必要があります。

メリットとデメリット

フリマアプリでトースターを処分するメリットは、なんといっても「お金になる」ことでしょう。粗大ごみで捨てる場合は、それだけで費用が発生してしまうこともありますが、フリマアプリでの処分はむしろお金がもらえるので、嬉しいポイントです。

しかし、配送やアプリでのやり取り、写真撮影など、出品までの手筈はすべて自分で行う必要があるため、手間がかかる点と配送後にトラブルの可能性がある点はデメリットです。物を処分したいだけなのに、トラブルが起きて後々面倒なことになるのは費用対効果が悪いと考えられます。

トースターは状況や物に応じて正しく処分しよう

黒いトースターのイメージ

トースターを処分したいと思った時はトースターの状態を鑑みて処分する方法を考えましょう。使い古したトースターであれば、ごみとして処分するのが一般的です。もし、使用期間が短かったり、とてもきれいな状態であったりするならば、リサイクルショップやフリマアプリで売りに出すこともできるかもしれません。

また引っ越し時などで、トースター以外にも処分しなければならない家具や家電があるなら、不用品回収などの業者に依頼して、一括で処分してもらうのが楽です。

どの手法で処分するにしても、メリットとデメリットがあります。また自治体のごみとして処分する場合には、事前に地域の規則をしっかり把握し、正しく処分することが大切です。処分方法は、自分の手間や費用、トースターの状態などを踏まえて、総合的に判断するのがおすすめです。

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