外飲みの機会が減り、宅飲みでお酒を楽しむ方も多いのではないでしょうか。自宅でワインを楽しむ方にとって、あると便利な家電がワインセラーです。コルクで栓をしても熟成や発酵が進むワインは、保管温度や湿度管理が難しいお酒です。
ワインセラーで保管するのがベストですが、できれば冷蔵庫とワインセラーが一体型の製品で、ワインとチーズなどのおつまみをまとめて保存しておきたいですよね。
一般家庭にワインセラーの普及率が低い日本で、ワインセラー付き冷蔵庫は販売されているのでしょうか。この記事では、ワインセラーの解説から正しいワインの保存方法、おすすめ製品をご紹介していきます。
ワインの適切な保存条件
![ブドウとワインボトル](https://classlab.co.jp/rirife/wp-content/uploads/2022/12/pixta_84354041_M-1024x683.jpg)
そもそもワインは繊細なお酒で、美味しく飲むには適切な温度管理と湿度管理が必要です。ワインセラーとは、管理の難しいワインを適温で貯蔵できる製品のことを指します。
ワインは温度・湿度の管理に気を配らずに長い間保管していると、せっかくの風味が落ちてしまいます。ワインセラー製品の紹介の前に、まずはワインの適切な保存条件から解説していきましょう。
適切な温度と湿度
ワイン保管の適温は13~15度、湿度は65~80%前後が適していると言われています。温度や湿度の管理は一定が好ましく、不要な振動によってワインが揺れない環境が必要です。
瓶に注がれてコルク栓をされても、ワインは熟成し続けています。そこに振動が加わると、成分が変質して風味が劣化してしまうのです。保管の適温は上記のとおりですが、飲み頃の適温は、赤ワインが15~18度、白ワインが5~10度だとされています。
光や日光に当てない
世界的なワイン産地では、ワインセラーは地下に作られています。これは、ワインが日光を苦手とするためです。熟成中に日光が当たると、紫外線などが原因による「日光臭」という欠陥臭が発生してしまいます。
日光臭は、色が濃いボトルに注ぐことである程度は防げるのですが、市販されているボトルはきれいなワインの色味を見せるために透明性が高いものが多いです。
ワインは太陽光だけではなく、蛍光灯の明るさも苦手な性質を持っています。赤ワインも白ワインも、スパークリングワインも光には弱いので、光に当たらないよう暗所で保管してください。
収納本数は余裕を持つ
このように保管環境が重要なワインですから、ワインセラーを買ってもワインの本数が多すぎて収納しきれなければ、せっかくの味が劣ってしまいます。
早いペースで飲み切れる方は小型保存、ケースでまとめ買いする方は12本以上保管できるものなど、自分がどのくらいのペースでボトルを開けるのかを考え、収納本数には余裕を持たせておきましょう。
ワインを保存するときのポイント
![ワインセラーに並ぶワインボトル](https://classlab.co.jp/rirife/wp-content/uploads/2022/12/pixta_66885994_M-1024x683.jpg)
ワインの適切な保存条件を踏まえて、次にワインを保存する際に大切なポイントを解説していきます。ワインの性質や、開封後の保存のコツ、数日だけ冷蔵庫で保管するときのちょっとした工夫など、よりおいしくワインを保存できる方法が分かりますよ。
ワインセラーでの保管がベスト
ワインの保管は、やはり専用の保管庫であるワインセラーでの保管がふさわしいです。「わざわざワインセラーを使わなくても、冷蔵庫で冷やせばいいのでは」と考える方もいると思いますが、冷蔵庫の庫内温度は0度に近い一桁台です。ワインの保管適温は13~15度なので、適温には遠く長期保管には適しません。
また、目に見えて分かるものではありませんが、振動に弱いワインを保管するワインセラーは、冷蔵庫と比べて振動数を抑える配慮がされています。ドアの開閉でも振動は生じるため、ドアを開けなくても中の様子が見えるよう、ガラス扉で設計されているものも多いのです。
湿度管理も重要なので、加湿機能が付いた製品もあります。このように冷蔵庫とワインセラーでは、ワインを適切に保存するための条件が異なるので、ワインセラーでの保管がベストだという結論になります。
ワインは熱や寒さに弱い
ワインは温度変化に弱いお酒です。適切な保存条件としても、温度を一定に保つことが挙げられます。冷蔵庫のような冷えすぎる環境下で保存していると、ワインの酸味バランスが崩れてしまい、味が悪くなってしまいます。
反対に暑すぎる場所で保存すると、香りが悪くなりフルーティーさも損なわれてしまいます。ワインは夏の暑さや冬の寒さが苦手な飲み物なので、温度調節ができるワインセラーで、夏は温度を低く設定して冷やし、周囲の温度が冷たい冬はやや高く設定するといった、柔軟な保存方法が適しているのです。
開封後はなるべく早く飲む
開封したワインは、酵素によって酸化が進み、味が落ちていきます。切ったリンゴを放置していると、断面がだんだんと茶色く変わっていきますよね。これと同じことが、ワインのボトル内でも起こっています。コルクを開けたワインはなるべく早く飲みましょう。
できればその日のうちに飲み切るのがベストですが、1日の終わりに少しずつ飲んでじっくりと楽しみたい方や、一度にあまり多い量を飲めない方などは、やはりすぐには飲みきれませんよね。開封後のワインは、真空ポンプなどを使ってボトル内の空気を抜き、開封前の状態よりも低い温度で保管して、酸化を遅らせましょう。
すぐ飲むなら冷蔵庫保管もOK
ワインの保管はワインセラーがベストではありますが、開封後すぐに飲み切る予定があるならば、一時的に冷蔵庫で保管しても大丈夫です。開封したワインは、長くても1週間以内には飲み切るようにしましょう。できるだけ空気に触れさせないようにするには、下記の方法がおすすめです。
- 空気を抜いて真空に近づける
- 窒素ガスを注入してボトル内の空気を抜く
- 小さいボトルに注ぎ移して空気量を減らす
もし冷蔵庫で保管する場合は、ワインキャップやワインストッパーでしっかり栓をして、ボトルを新聞紙などで包んで遮光してください。冷蔵庫の中に余裕があれば、ボトルを立てて保管できると良いでしょう。
また、ワインボトルを保管するのであれば、冷蔵室よりも野菜室のほうが環境的に好ましいので、収納にゆとりがあれば野菜室で保管してみてください。
◆冷蔵庫(野菜室)でワインを保存する場合の保存方法は、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてください。
ワインセラー付冷蔵庫とは?
![冷やされているシャンパンボトル](https://classlab.co.jp/rirife/wp-content/uploads/2022/12/pixta_82037970_M-1024x683.jpg)
ワインセラー付きの冷蔵庫とは、ワイン保管用のワインセラーと、通常の食品保管用の冷蔵庫が一体になっている冷蔵庫のことです。1台で2役こなしてくれる便利な冷蔵庫ですが、残念ながら日本国内では家庭用として普及していません。
どうしても購入したいという方は、業務用にはなりますがワインセラー付き冷蔵庫が輸入販売されています。詳しくは後述でご紹介するので、検討時の参考にしてみてくださいね。
ワインセラー付冷蔵庫は少ない
繰り返しになりますが、ワインセラー付きの冷蔵庫は一般家庭向けには取り扱いがありません。家庭用としてワインセラーを取り入れるには、通常の冷蔵庫とは別に小型のワインセラーを購入するのがおすすめです。
国内で家庭用として販売されているワインセラーは、省スペースでも設置できる小型サイズが多いので安心です。ちなみに、ワインクーラー付きの冷蔵庫であれば、一般家庭向けの製品が販売されています。
ワインセラーとワインクーラーは違いが分かりにくく混同されやすいのですが、ワインセラーは保冷・保温・加湿運転ができる製品で、ワインクーラーは保冷運転のみが可能な製品です。一年を通した気温が10度以上の温暖な地域であれば、ワインクーラーだけでの保管にも適しています。
◆「どうしてもワインセラー付きの冷蔵庫が欲しい!」という方は、海外製の高級冷蔵庫がおすすめです。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
![](https://classlab.co.jp/rirife/wp-content/uploads/2022/06/cropped-site_icon-32x32.png)
ペルチェ式とコンプレッサー式
ワインセラーの冷却方式には2種類あり、「ペルチェ式」と「コンプレッサー式」に分かれます。保管場所の振動を少なく抑えてワインの質を守り、一定の温度・湿度を保たなければならない繊細なワインセラーでは、主にペルチェ式での冷却方式が採用されています。
ペルチェ式とは、2種類の導体を合わせて電流を流し、発熱・吸熱するペルチェ効果を使ったもので、低振動ですが冷却力は低く、食品の保管には適しません。一方のコンプレッサー式とは、モーター可動によって冷却する方式なので、振動が発生します。
ペルチェ式の冷却方式はワインにとっては理想的な方法なのですが、コンプレッサー式と比べると電気代に大幅な開きが生じます。製品によっては、年間の電気代で見ると1万円を優に超える開きが出ることもあるので、電気代を抑えるのが優先だという方は、コンプレッサー式ワインセラーの購入をおすすめします。
普通の冷蔵庫でも保管は可能?
先述したように、ワインの保管はワインセラーがベストです。冷蔵庫は野菜や生鮮食品など、一般的な食品類を保管するための製品で、冷蔵庫とワインセラーでの保管環境が大きく異なるからです。
普通の冷蔵庫でワインを長期間保管すれば、ワインの味がどんどん劣っていくでしょう。ワインにとって、普通の冷蔵庫は温度が低すぎる以外にも、ドアの開閉によって温度が変わりやすい点や、開閉の振動で変質が起こってしまうことも、長期保存に不向きな理由です。
また、冷蔵庫内では加湿運転ができないことから、コルク栓が乾燥してひび割れ、ボトル内に空気が入ってしまう可能性も考えられます。冷蔵庫では生鮮食品など他の食品類も保管するので、香りの良いワインに食品から臭いが移って香りが悪くなるケースもあります。
おすすめのワインセラー付冷蔵庫
![ワインセラー棚に並ぶワインボトル](https://classlab.co.jp/rirife/wp-content/uploads/2022/12/pixta_90887148_M-1024x683.jpg)
ワインを好条件で保管するには、やはりワインセラーが最適です。ワインセラー付き大型冷蔵庫は一般家庭用の取り扱いがありませんが、業務用サイズであれば輸入品が販売されています。
サイズに比例して価格もかなり高価な製品なので、現実的に考えると家庭向きではないのですが、どうしてもワインセラー付き冷蔵庫が欲しいという方向けに、日本で購入できる製品を3つご紹介していきます。
LIEBHERR(リープヘル)ワインキャビネット付冷凍冷蔵庫 740L
LIEBHERR(リープヘル)は、ドイツの建設機械メーカーを母体としたブランドです。LIEBHERRから販売されているワインキャビネット付き冷蔵庫は、業務用の740L容量で、本体価格は100万円を超えます。
ワインキャビネットには48本ものボトルを収納できて、庫内の温度は5〜20度の間で1度単位の温度調整が可能です。ボディは指紋がつきにくいステンレス製素材で高級感や存在感が際立つフラッグシップモデルです。
内容量 | 740L(内ワインキャビネット:173L) |
ドアタイプ | 左開き(ワインキャビネット部分) |
冷却方式 | ー |
ワイン収納本数 | 48本 |
庫内温度 | 5〜20℃ |
消費電力 | W(50Hz/60Hz) |
幅×高さ×奥行き | 1,210×1850×665mm |
重量 | 176.2kg |
ASKO(アスコ)ワインセラー付冷凍庫 RWFN2684S
ASKO(アスコ)は、スウェーデン発の世界的家電ブランドです。46本のワインを収納できるワインセラー付き冷凍庫を販売しています。オールステンレスのスタイリッシュなデザイン性に加えて、機能面や環境配慮、耐久性などの厳しい基準を満たした素晴らしいモデルです。
サイド・バイ・サイドタイプなので、単体使用だけではなく同サイズの冷蔵庫と並べた組み合わせ使用も可能です。サイズが合えば、キッチンキャビネットへの組み込みもできる仕様となっています。ワインセラー部分のドアはガラス製で、中の様子やラベルが確認しやすいデザインです。
内容量 | 333L(内ワインセラー:235L) |
ドアタイプ | 左開き・右開き |
冷却方式 | ー |
ワイン収納本数 | 46本 |
庫内温度 | ー |
消費電力 | ー |
幅×高さ×奥行き | 596×1,860×625mm |
重量 | 82kg |
SIS 2ドアワインセラー冷蔵庫付
上段がワインセラー、下段が冷蔵庫になっている、SISの冷蔵庫付きの2ドアワインセラーです。上段ではワインを保管して、下段ではワインに合う、チーズなどのちょっとしたおつまみを保管しておける便利な設計ですね。
先ほど紹介した業務用と比較すると、サイズ感や価格帯もちょうどよく、自宅で手軽にワインを楽しめる製品です。ボディは木目調でインテリアに溶け込みやすいデザインです。
冷却方式はペルチェ方式で静音性にも優れています。保管温度はディスプレイ表示で一目で確認できて、庫内のライトでボトルのラベルも見やすい設計です。
内容量 | ワインセラー:21L/冷蔵庫:48L |
ドアタイプ | 右開き |
冷却方式 | ペルチェ方式 |
ワイン収納本数 | 8本 |
庫内温度 | ワインセラー:8〜18℃/冷蔵庫:3〜9℃ |
消費電力 | 83/83W(50Hz/60Hz) |
幅×高さ×奥行き | 430×725×520mm |
重量 | 22kg |
おすすめのワインセラー
![ワインボトルが並ぶワインセラー](https://classlab.co.jp/rirife/wp-content/uploads/2022/12/pixta_85124144_M-1024x683.jpg)
ここまでは、ワインセラーと冷蔵庫・冷凍庫が一体になった、ワインセラー付き冷蔵庫をご紹介しました。輸入品の業務用サイズはなかなか手を出せない大きさと価格ですが、コンパクトなサイズ感の独立型のワインセラーであれば、手軽に買い求めることができます。
セカンド用としてリビングや寝室など、いつも自分がワインを楽しむ部屋に置けば、もっとワインを身近に楽しめますね。続いては、ワインセラー製品からおすすめのモデルを紹介していきます。
アイリスオーヤマ PWC-251P-B
低価格帯が魅力のアイリスオーヤマからも、ワインセラーが販売されています。「PWC-251P-B」は、ワインボトル8本を収納できるワインセラーで、1万円前後から購入できるリーズナブルな価格設定です。
操作は上部に設計されたタッチ式で、分かりやすい表記で手軽に操作できます。ロック機能が搭載されているので、万が一操作パネルに触れて、温度設定が変わってしまう誤操作も防止できる安心設計です。
ダイニングテーブルの横やソファの横など、ゆっくりとワインを味わいたい場所に置けるコンパクトなサイズなので、ベッド横に置いて就寝前にワインを1杯味わってから眠りにつくのも良いですね。庫内のラックは取り外しできるので、ボトルの太さに合わせて調整可能です。
内容量 | 25L |
ドアタイプ | 右開き |
冷却方式 | ペルチェ方式 |
ワイン収納本数 | 8本 |
庫内温度 | 8~18℃ |
消費電力 | 65/65W(50Hz/60Hz) |
幅×高さ×奥行き | 252×450×500 mm |
重量 | 9.5kg |
プラスキュー(PlusQ) 8ボトル BWC-008P
PlusQ(プラスキュー)のワインセラーには、高級なワインセラーで使われる木製棚が採用されています。木製棚を使うことで、ワインのボトルやラベルを傷つけることなく、丁寧に保管できます。
LEDの暖色灯に照らされる木製棚とボトルは高級感があり、インテリアとしてもおしゃれな佇まいです。安定した技術力を持つ日本製のペルチェ素子を採用しているので、耐久性にも優れています。加温機能は搭載されていないので、冬場の使用には注意が必要です。
内容量 | 22L |
ドアタイプ | 右開き |
冷却方式 | ペルチェ方式 |
ワイン収納本数 | 8本 |
庫内温度 | 4~22℃ |
消費電力 | 45/45W(50Hz/60Hz) |
幅×高さ×奥行き | 270×450×525mm |
重量 | 10.3kg |
さくら製作所 FURNIEL SAB-50G
さくら製作所の「FURNIEL SAB-50G」は、1ケース分のワイン12本を保存できる、冷却方式にコンプレッサー式を採用した省エネモデルです。
ワインセラーに多く使われるペルチェ式は振動を抑えられるものの、コンプレッサー式と比較すると年間の電気代には6倍以上もの差が生じます。「美味しくワインを飲みたいけれど、やはり電気代が気になる…」という方は、省エネ性能の高いコンプレッサー式の製品がおすすめです。
内容量 | 52L |
ドアタイプ | 右開き |
冷却方式 | コンプレッサー方式 |
ワイン収納本数 | 12本 |
庫内温度 | 5~20℃ |
消費電力 | 70/70W(50Hz/60Hz) |
幅×高さ×奥行き | 380×704×476mm |
重量 | 27kg |
デバイスタイル(deviceSTYLE) CF-P7
deviceSTYLE(デバイスタイル)の「CF-P7」は、ボディ幅が約15cmという超細型設計で、ダイニングスペースやベッドサイドなどのちょっとした隙間に設置できる省スペースデザインです。
ドアの前面にはミラーガラスが採用され、インテリア性の高いデザインです。見やすい操作パネルからは1度単位の温度設定が可能で、日本製のペルチェ素子を採しているので耐久性も備えています。加湿機能は付いていません。
内容量 | 20L |
ドアタイプ | 右開き |
冷却方式 | ペルチェ方式 |
ワイン収納本数 | 7本 |
庫内温度 | 9~18℃ |
消費電力 | 75/75W(50Hz/60Hz) |
幅×高さ×奥行き | 150×832×530mm |
重量 | 15kg |
ルフィエール LW-S12
Lefier(ルフィエール)の「LW-S12」は、艶感のあるブラックカラーがエレガントなワインセラーです。
機能面やデザイン、操作性までシンプルにこだわって、無駄を省いたコンパクトな設計が実現しています。庫内にはボルドーワインボトル以外にも、ボトルサイズの大きいシャンパンまで収納可能です。
内容量 | 40L |
ドアタイプ | 右開き |
冷却方式 | ペルチェ方式 |
ワイン収納本数 | 12本 |
庫内温度 | 4~22℃ |
消費電力 | 70/70W(50Hz/60Hz) |
幅×高さ×奥行き | 567×675×280mm |
重量 | 14.2kg |
WIE ワインセラー WIWCTE8BFGADX-JP
![](https://classlab.co.jp/rirife/wp-content/uploads/2024/06/8008_ワインセラー8本収納-最新-ペルチェ式-WIE-縦置き-静音式-小型グラス収納-UVカット-振動抑制-省エネ-LEDライト搭載-温度設定-デジタルタッチディスプレイ.jpg)
WIEのワインセラー「WIWCTE8BFGADX-JP」は、机の上などにも手軽に置ける、コンパクトなサイズ感が魅力です。卓上サイズのワインセラーを探している方におすすめのモデルですよ。
ワインボトルは8本収納できます。ガラスドアは外からの光を遮光する曲面ガラス設計で、庫内のワインボトルを光から守ります。操作には液晶パネルが採用され、タッチ操作でスムーズに温度管理が可能です。
内容量 | 25L |
ドアタイプ | 右開き |
冷却方式 | ペルチェ方式 |
ワイン収納本数 | 8本 |
庫内温度 | 10~18℃ |
消費電力 | 65/65W(50Hz/60Hz) |
幅×高さ×奥行き | 450×512×252mm |
重量 | 9.5kg |
デバイスタイル(deviceSTYLE) CG-C30W
deviceSTYLEの「CG-C30W」は、先ほど紹介した15cm幅のスマートモデル「CF-P7」とは異なり、30本ものボトルを保管できるたっぷり容量の製品です。冷却方式にはコンプレッサー方式を採用しているので、年間の電気代を抑えながら安心して長く使える設計です。
棚のピッチが90mmあるので、ワイン以外にもさまざまな種類のボトルを保管できます。ドアには断熱性能の高いLOW-Eガラスを含む、温度変化の影響が少ないペアガラスを採用し、庫内の温度を安定させています。
内容量 | 92L |
ドアタイプ | 右開き |
冷却方式 | コンプレッサー方式 |
ワイン収納本数 | 30本 |
庫内温度 | 6~18℃ |
消費電力 | 75/75W(50Hz/60Hz) |
幅×高さ×奥行き | 513×812×498mm |
重量 | 34kg |
ワインセラー・冷蔵庫でおいしくワインを保管しよう
![木製ワインセラーに並ぶボトル](https://classlab.co.jp/rirife/wp-content/uploads/2022/12/pixta_59513520_M-1-1024x683.jpg)
今回は、自宅でおいしくワインを楽しむためのワインセラーについて、ワインの保存方法からワインセラーの冷却方式を踏まえつつ、おすすめの製品を紹介してきました。
- ワインの保存条件は適温と適湿、日光に当てないこと
- ワインは熱や寒さ、振動にも弱い
- 冷蔵庫とは性能が違うので、保管にはワインセラーがベスト
- ワインセラー付き冷蔵庫はほぼ業務用
- ワインセラーの冷却はペルチェ式が主流
自宅のリラックスタイムに味わうワインは、1日の疲れが取れる格別な時間です。おいしいワインをさらに風味豊かに味わうためにも、ワイン好きの方にはワインセラーの購入をぜひおすすめします。
冷蔵庫と一体型のワインセラーはおつまみも一緒に保存できて便利ですが、残念ながら日本国内では普及していません。セカンドとして持てるサイズのコンパクトなワインセラーであれば、置き場所を選ばずに気軽にワインを保管できます。
ボトルを開けるペースに合わせたぴったりな収納量のワインセラーを選んで、ワインライフを充実させてくださいね。