「子供を抱っこしていると冷蔵庫を開けるのでさえ一苦労」「両手いっぱいの荷物を抱えてて冷蔵庫を開けるのが大変」「料理中に汚れた手で冷蔵庫を触りたくないけど。開けなくてはいけない」なんて経験はありませんか。
さらにご高齢の方だと「手を怪我していて冷蔵庫を開けるだけで痛む」「精一杯の力を込めても冷蔵庫の扉が固くてなかなか開けられない」そんなこともあるでしょう。
タッチオープン冷蔵庫なら、扉にタッチするだけで冷蔵庫を開けられます。ただ冷蔵庫がタッチで開くだけでそこまでメリットなんてないでしょ?買い替えるレベルのこと?と感じる人もいるのではないでしょうか。
今回はタッチオープン冷蔵庫のメリットとデメリットを踏まえて、どのような人におすすめなのかを解説します。
タッチオープン冷蔵庫とは
「タッチオープン冷蔵庫」とは名前の通り、取っ手がなくタッチするだけで開けられる冷蔵庫のことです。一般的な冷蔵庫は、冷蔵庫の脇に手をかけたり、取っ手をもってドアを引くタイプが多いでしょう。
両手がふさがっていると扉を開けられないだけでなく、小さい子供や高齢者の場合は固くて開けられないことも。タッチオープン式の冷蔵庫はセンサーやボタンに触れるだけで冷蔵庫を開けられるので、冷蔵庫の開閉に力が必要ありません。
力が弱い人、手が汚れている時、手にけがをしている時でも力を使わずに不自由なく開閉できる点が魅力的です。
タッチオープン冷蔵庫のメリット
タッチオープン冷蔵庫のメリットを生活の中での事例と合わせて2つ解説します。
- 触れるだけで開けられるので両手がふさがっていても開けられる
- 力が入りずらい高齢者も簡単に開けやすい
それでは1つずつ詳しく見ていきましょう。
両手がふさがっていても開けられる
タッチオープン冷蔵庫は、買い物帰りや仕事帰りなど、重い荷物で両手が荷物でふさがっている時でも肘などを使って開けられます。例えば2Lペットボトルを3本抱えて冷蔵庫を開けようとしたら、力が加えにくくなかなか開けられないのではないでしょうか。
またペットや赤ちゃんを抱えながら冷蔵庫を開ける時に限って扉が固く、思うように開かないということも。両手がふさがっていたり、体を自由に使えない時に意外な方向に力を加えてしまい、手を打ったなんていうこともあるのではないでしょうか。
タッチオープン冷蔵庫は、ただ冷蔵庫の扉にあるボタンやタッチパネルに触れるだけ。一切力が必要なく自動で開いてくれるので、両手がふさがっている時や大切なものを抱えている時にも安全かつ快適に冷蔵庫を開けられます。
高齢者の方などが簡単に開けやすい
タッチオープン式冷蔵庫の扉開閉には力が全く必要ないので、力を加えられない高齢者や手指を怪我している人でも開けたいときに冷蔵庫を開けられます。
年齢を重ねてくると筋力が衰え、指先に力が入りづらくなってきてしまいます。だからいって娘息子夫婦と同居するほどでもありませんよね。
タッチオープン冷蔵庫を使えば「自分の力で生活したいけど、なかなか体がついてきてくれない」そんなジレンマからも抜け出せるでしょう。
◆開けやすさ重視の方には観音開きタイプの冷蔵庫もおすすめです。こちらの記事で詳しくご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
タッチオープン冷蔵庫のデメリット
続いてはタッチオープン冷蔵庫の2つのデメリットを解説していきます。
- 子供の興味を引きやすいためいたずらされやすい
- タッチパネル式だと感度が高く近くを通るだけで開いてしまうこともある
それでは1つずつ詳しく解説していきます。
子供がいたずらしやすい
タッチオープン冷蔵庫はボタンやタッチパネルで扉を開けるため、子供の興味を引きやすくいたずらされてしまう可能性があります。
「電気代が無駄になるから開けっ放しにしちゃだめ」「冷蔵庫が冷えなくなるから用がない時に開けちゃだめ」と注意しても子供はなかなか聞いてくれないでしょう。
タッチするだけで開いてしまうので、子供でも簡単に開けられてしまいます。無駄な開閉で電気代が上がってしまったり、庫内のものが思わず落下してケガをしてしまったり、といったこともあり得ます。
子供がいたずらする心配がある家庭では、チャイルドロックをかけておくとこうしたトラブルを防げるでしょう。
近くを通るだけで開くこともある
タッチパネル式のタッチオープン冷蔵庫だと感度が高いため、近くを通っただけで開いてしまうこともあります。冷蔵庫が開いていることに気づかないと、冷気が逃げて冷却効率が悪くなり電気代がかさむ原因になってしまうでしょう。
また頻繁に扉が開いてしまったら、それこそストレスです。ただ勝手に開いてしまう原因は感度高すぎるからなので、ボタン式のタッチオープン冷蔵庫にするか、冷蔵庫と通路の距離を開けておくと安心です。
タッチオープンで開くおすすめ冷蔵庫
続いてはタッチオープンで開くおすすめの冷蔵庫を紹介していきます。タッチオープン冷蔵庫は扉の開閉が簡単なだけでなく、冷蔵庫としての機能面も非常に高い商品ばかりです。
ぜひ冷蔵庫の買い替えを考えていた人や最新機能の冷蔵庫が気になる人も参考にしてみてください。
東芝 GR-W470GZ
片開き型のタッチオープン冷蔵庫です。新搭載の「使い切り野菜BOX」に使いかけの野菜を入れるだけで、10日間新鮮に野菜を保つため最後まで野菜を使いきれます。「味噌汁にあと1つ具材があったらな…」「子供はゴーヤ食べないから余っちゃうんだよな」なんて悩みからも解放されるでしょう。
また家庭に合わせて選べる節電モードを搭載しています。約5%節電、約10~20%節電、約30%節電の3段階。季節や日々の冷蔵庫の使い方によってお好みの節電モードを利用できます。
東芝 GR-W460FZ
両開き型のタッチオープン冷蔵庫です。FZシリーズは見た目以上の大容量が魅力のシリーズ。東芝独自の外壁薄型化を施し、庫内容量を最大化しつつも、高い断熱性を保ちます。
スマートスピーカーと連携させると、声で食材リストが作れたり、離れた場所からも食材管理が可能。「卵を2パック買っちゃった!」「まだキャベツ使い切ってなかった!」といった重複買いを防げます。
さらに家庭ごとにぴったりな省エネ運転をAIが提案し、自動で実現してくれるので勝手に節電が叶います。今よりも食費や電気代を抑えたい人におすすめです。
東芝 GR-W510FZS
約10日間新鮮な状態で野菜を保ってくれる東芝オリジナルの「新鮮ツイン冷却システム」搭載の冷蔵庫です。「新鮮ツイン冷却システム」とは野菜室に1日20回以上の冷気を送って湿度を95%以上に保つシステム。冷風が湿度をコントロールするので、野菜を痛めずに保存に適した温度を保ってくれます。
また「まんなか野菜室」で腰をまげずに楽な姿勢で大根、白菜、スイカなどの大きな野菜を取り出せるので、使いやすいと人気。さらに冷蔵庫全体で高湿度保存が可能です。フルーツやヨーグルト、納豆などの買いだめ、晩御飯の一時保存もムラなく冷やしてくれるので長期保存が叶います。
また冷凍室は仕切りが付いているので、立てて冷凍食品を並べられるため、見た目以上の収納力がポイント。作り置きや冷凍食品をたっぷり保存しておきたい家庭にもピッタリでしょう。
東芝 GR-W600FZS
容量600Lと大きめの冷蔵庫なので、全体的に容量をUPしたい人、家事負担を減らしたい人におすすめの冷蔵庫です。5人以上の大家族でも安心の大容量。さらにBluetoothスピーカー搭載で、お気に入りの曲を聴きながら料理ができます。
「まんなか野菜室」で使いやすく、ミストチャージユニットが野菜の鮮度を約10日間キープしてくれるので、食べ残しも最小限に減らせます。うるおい冷気で乾燥を防ぎ、氷結晶チルドも搭載。
AIと連携して家事負担を減らせるので、今よりも自分の時間を作れたり、自由に自分のやりたいことに時間を使えるように手助けしてもらえます。
タッチオープン冷蔵庫は機能性にも優れた便利な冷蔵庫
今回はタッチオープン冷蔵庫のメリット・デメリット、おすすめ商品を解説しました。タッチオープンは両手がふさがっている時や、力を入れづらい状況でもタッチ1つで冷蔵庫を開けられる高機能。ただそれだけでは冷蔵庫を変える理由にはならない家庭も多いでしょう。
今回紹介したおすすめのタッチオープン冷蔵庫はどれも、タッチオープンにプラスして最新機能を搭載しています。例えば野菜の鮮度を保ちながら栄養価を高めたり、特売情報を教えてくれたりとあなたの生活に密着して家事を助けてくれるものばかりです。
「冷蔵庫の扉が固くて開けづらくなってきたな」と感じていた人は、搭載されている最新機能と合わせてチェックしてみてください。