小学校の学習指導要領において、2020年に「プログラミング」が必修化したのはご存知でしょうか。
プログラミング的思考能力を養うためという文部科学省の発表もあり、小学生がパソコンを使う機会が必然的に増えていく状況になっています。
そのため、小学生でも自宅で使用できるパソコンの購入を検討している家庭もあるはず。
そこでこの記事では、小学生におすすめのパソコンや、スペックの選び方について解説していきます。
小学生向けとはいえ、学習アプリの動作に耐えられるスペックは必要です。
また、プログラミングを行うにあたって最低限の快適な動作は求められます。
一方で、時にはパソコンでYouTubeを見たりすることもあると考えられます。
ある程度のスペックを持ちながらも、あまりにもハイエンドなパソコンは必要ないでしょう。
具体的なPCスペックだけでなく、パソコンを選ぶ際のポイントについても合わせて解説しています。
小学生におすすめのパソコンもご紹介するので、これからパソコンの購入を検討する方はぜひ参考にしてください。
小学生が使うパソコンに必要なスペック
小学生が使うパソコンで、おすすめのスペックは下記の通りです。
- CPU:Core i3~i5あれば十分!
- メモリ:8GBあれば安心!
- ストレージ:動作が速いSSDがおすすめ
想定される予算は5万円~10万円程度となります。
「思ったより高い」と感じる方もいるかもしれませんが、あまりにも安いパソコンは動作が重かったり、プログラミングやアプリを動かすための最低限の要求スペックを満たしていなかったりと、使いづらさを感じる場面が多くなりがちです。
ある程度の長期間使用できて、日常的な使用でも快適に動作するパソコンを求める場合には、上記のスペックを参考にしてみてください。
正直なところ、上記のスペックがあれば小学生だけでなく、大学生のレポートや仕事での利用も十分可能です。
また、OSに関しては基本的にはMacよりもWindowsを選択するのがおすすめ。
理由としては小学生向けのアプリや教材はWindows向けの製品が多く、国内のOSのシェア率はWindowsが7割程度を占めており、小学校に設置されているパソコンもWindowsのOS搭載のものが多いことが挙げられます。
中にはMacの方が使いやすいという子どももいるかもしれませんが、一旦はWindowsに触れておいたほうが今後使用機会が多くなる可能性が高いです。
ただし、既に使用したい環境がMac推奨という場合は、はじめからMacを選んでも問題ありません。
特に決まっていない場合はWindowsのOS搭載モデルを選択するようにしましょう。
CPU:Core i3~i5あれば十分!
まず、CPUに関してはCorei3~i5の製品を選ぶのが無難かつおすすめです。
CPUとはパソコンの頭脳にあたる部分のこと。
性能が高いほど処理能力が向上し、その分価格も高くなっていきます。
パソコンを選ぶうえではCPUの性能は重要な要素のひとつです。
現在は安いPCに搭載されているCPUでも、文書の作成や一般的なネット検索程度には充分耐えうる性能を持っています。
一方で、プログラミングや動画の視聴を行う場合には、それなりの処理能力が求められるので高性能のCPUが求められます。
基本的なCPUの種類は以下の表の通りです。
メーカー | 種類 | 特徴 |
Intel | Celeron(セレロン) | 低価格のノートPCなどに搭載。 価格が安いが、ネットサーフィンや文書作成程度なら十分対応可能。 |
Intel | Pentium(ペンティアム) | Celeronの上位版のようなCPU。 安価なノートPCなどに搭載されていたが、2023年現在はあまり使われない。 |
Intel | Core i3/5/7/9(コア アイ)シリーズ | 一般向けながらハイスペックで処理能力が高く、数字が増えるほど性能も上がる。 比較的安価なCorei3やコスパに優れたCorei5が比較的主流。 i7やi9ともなると動画編集など高い処理能力が必要なパソコン向けで、価格も高額になる。 |
AMD | Ryzen3/5/7/9(ライゼン)シリーズ | Coreiシリーズよりも比較的低価格ながら、マルチコアで同等以上の性能。 ただし高負荷の処理でなければ違いはほとんど実感できない。 |
一般的な家電量販店やネットショップでパソコンを買う場合は、大抵の場合上記のいずれかのCPUが搭載されています。
CPUの主要メーカーは「Intel」と「AMD」の2種類があり、他にもMacなどはApple独自のCPUが搭載。
IntelのCoreiシリーズとAMDのRyzenシリーズのどちらがいいのかについては、パソコンを選ぶ際によく議論になるポイントです。
しかし、同じCorei5とRyzen5を比較しても、よほどの高負荷の状況でもなければ違いを実感することは難しいでしょう。
また、CPUには世代があり、例えばIntelだと「Corei5-1240U」の「12」の部分や、AMDだと「Ryzen5-6600U」の最初の「6」の部分で表されています。
世代が進めばその分性能が上がり、新世代のCorei3の方が数世代前のCorei5より性能が高いという場合があるので、一概に比較するのは難しいという状況です。
そのため、小学生向けのPCを選ぶ場合には、基本的にはCorei3やCorei5の製品を選んでおくと快適に利用できます。
新品の製品であれば比較的新しい世代のCPUが搭載されているので、あまりにも旧世代のCPUが搭載されたモデルを掴まされることは無いはず。
逆に、中古PCを購入する場合はCPUの世代をチェックするのは必須と言えます。
複雑なプログラミングを行う場合はCorei5以上が欲しいところではありますが、小学生であればそこまでのスペックは必要ありません。
Corei7あたりになってくると価格もそれなりに高額なので、Corei3~Corei5を目安とすればOKです。
なお、CPUには他にもサフィックス値などの項目ありますが、家電量販店などでパソコンを買う場合にこの部分を選択できる店舗はほとんど無いので割愛します。
メモリ:8GBあれば安心!
CPUと合わせて、メモリの容量についても重要です。
小学生が使うパソコンであれば、メモリは8GBもあれば充分です。
メモリは、パソコンが処理を行うにあたっての作業用デスクのような役割を持っています。
デスクが広いと多くの作業を行えるのでメモリ容量は多ければ多い程良いですが、あまりに多くてもオーバースペックになります。
エクセルファイルなどを複数開いていると、動作が重くなってストレスを感じたことがありませんか?
それはメモリ不足が原因の可能性が高いです。
メモリが少ないと作業効率が悪くなり動作が重くなったりするので、8GBはあると安心して作業が可能。
メモリにも「DDR」や「DDR3」などの種類がありますが、この部分を購入時に選択するのは難しいので、自作パソコンに挑戦するのでもなければあまりに気にしなくてOKです
パソコンの性能はCPUとメモリのバランスが非常に重要な要素となっており、これに加えて次項で解説するHDD/SSDの容量もポイントとなってきます。
メモリ容量は4GB~32GBが主流で、各作業における必要メモリの目安は下記の通りです。
用途 | メモリ容量の目安 |
・ネット検索 ・メールなどの文書作成 | 4GB |
・エクセルファイルでの作業 ・YouTubeや動画配信サイトの視聴 | 4GB~8GB |
・プログラミング | 8GB |
・PCゲーム | 8GB~16GB |
・動画編集、作成 ・画像編集、作成 | 16GB~32GB |
プログラミングは内容や環境によるので一概には言えないものの、8GBを目安としてください。
小学校高学年などで動画編集などにも興味がある子どもであれば、16GB以上は欲しいところです。
また、動画や画像編集にはグラフィックス(グラフィックボード)性能も重要になってきますが、行わないようであれば気にしなくてOK。
こちらも性能が上がるほど価格は高額になっていくので、必要に応じて選択するようにしましょう。
ストレージ:動作が速いSSDがおすすめ
ストレージは速度の速いSSDがおすすめです。
ストレージとは、パソコンの中にデータを保存するパーツのことで、主にHDDとSSDの二種類があります。
HDDは「ハードディスクドライブ」という名称で聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか。
テレビ番組の録画用に、外付けのHDDを購入してテレビに取り付けている家庭も多いかと思います。
HDDは大容量かつ安価で、テレビの番組録画やパソコンでの動画保存など、データをたくさん保存しておきたい場合に有効。
一方でSSDは書き込みや読み込みの動作速度が速く、作業をスムーズに行う際にも便利な一方で、HDDに比べると価格が高いのが特徴です。
プログラミングや動画編集などを行う場合、書き込み速度は快適な操作のうえで重要なポイントなので、SSD搭載モデルを選択するようにしましょう。
小学生が使用するならSSD容量は128GB~256GBもあれば充分です。
動画の保存など、それ以上のデータを保存するために容量を確保したい場合は、1TB以上のHDDを併用すればコストを抑えられます。
ストレージに関しては後から外付けもしやすいので、SSD搭載のパソコンを選び、足りない分は外付けのHDDで補うというのがおすすめ。
ストレージ容量が少ないとデータが増えてきたときにこまめに削除しなくてはいけないので面倒です。
しかし、逆に言えば削除すれば利用できるので、CPUやメモリよりも予算に合わせて変動させやすいパーツではあります。
CPUとメモリを選び、費用を確認してストレージ容量を選択すればよいでしょう。
小学生向けパソコンの選び方
小学生向けパソコンの選び方について解説します。
パソコンの購入を検討する際には、主に以下のようなポイントで選んでみてください。
- ノートやタブレットなどの種類で選ぶ
- 学習ソフトやアプリに対応したスペックで選ぶ
- 持ち運びやすさで選ぶ
- パソコンの機能で選ぶ
小学生が使うなら、パソコン自体の使いやすさはもとより、持ち運びのしやすさなど大人よりも気を使って選んであげるとよいでしょう。
また上記以外でも、意図せずパソコンを落としてしまったり、飲み物をこぼしてしまったりといった事態も大人以上に想定されます。
そのため、衝撃への耐性だけでなくサポートが充実しているかどうかにも着目してみてください。
メーカー保証以外にも店舗独自のサポートや、中にはスタートアップのセッティングを行ってくれる場合があります。
対応方法も電話・メールだけでなくチャットなどで行ってくれる場合や、有償・無償の範囲もさまざまです。
パソコンに詳しい方が身近にいないという家庭は、万が一の時にも安心なサポート体制が充実しているショップで購入するのがよいでしょう。
それぞれの選び方については次項から詳しく解説していくので、合わせて検討してください。
ノートやタブレットなどの種類で選ぶ
小学生がはじめてパソコンを使うなら、ノートパソコンやタブレットなど、子供が使いやすい製品を選択するようにしましょう。
デスクトップパソコンでも問題はありませんが、後述の持ち運びのしやすさや、リビングなど親の目の届く範囲で利用することを想定すると、省スペース性に優れたノートパソコンやタブレットのほうがおすすめです。
初めてパソコンに触れるという子どもの場合は、いきなりのキーボード入力は少しハードルが高いかもしれません。
タッチパネルを搭載したモデルや、タッチペンでも操作可能なモデルだと直感的に利用しやすいので初めてのパソコン利用にはおすすめ。
ペン操作が可能だと絵を描くなどクリエイティブな才能を伸ばすことにも繋がるので、合わせて検討してみてもよいでしょう。
また、キーボード操作も慣れが重要なのであえてキーボードを避ける必要はありませんが、キーのサイズが小さい製品や、キーピッチが狭い製品の方が子どもは使いやすいかもしれません。
「キーピッチ」とはキーの中心から隣のキーの中心までの距離のことで、19mmが「フルサイズ」と呼ばれる一般的な製品です。
子どもは大人よりも手が小さいので、キーピッチが狭い製品のほうがタイピングやしやすくなります。
一方で大人の場合はキーピッチが狭いとタイプミスが起こりやすく、かえって使いにくくなるため、成長に合わせてキーピッチは変えていく必要があります。
小学生でも高学年であれば、中学生まで使うことを想定して大人とあまり変わらないキーピッチの製品を選んでもよいでしょう。
学習ソフトやアプリに対応したスペックで選ぶ
小学生がよく使うアプリやソフトに対応したスペックのパソコンを選ぶことが大前提となります。
例えば、小学生のプログラミングでよく使用されるソフトは「Scratch(スクラッチ)」や「Viscuit(ビスケット)」が挙げられます。
どちらも8歳~16歳程度の子どもでも楽しく分かりやすく学べるプログラミング教材で、特にScratchは世界中で利用されている有名な教材のひとつです。
この2種類における、推奨される動作環境は以下の通りです。
ソフト名 | Scratch(スクラッチ) | Viscuit(ビスケット) |
対応端末 | PC/タブレット ※スマホは閲覧のみで作成・編集は不可 | PC/タブレット/スマートフォン ※スマホはブラウザ上で動作可能 |
OS | ・Windows 10 バージョン1709以上 ・MacOS 10.13以上 ・iOS バージョン10以降 ・Android 7.0以上 | ・Windows 8.1/10 ・MAC OS OSX以降 ・iOS iOS10以降 ・ChromeOS ・Android 最新バージョン |
ブラウザ | ・Microsoft Edge 最新バージョン ・Google Chrome 最新バージョン ・Safari 最新バージョン ・Firefox 最新バージョン ※Internet Explorerはサポートされていません。 | ・Microsoft Edge 最新バージョン ・Google Chrome 最新バージョン ・Safari 最新バージョン ・Firefox 最新バージョン ※Internet Explorerはサポートされていません。 |
いずれもWeb上で動作するのでWindowsかMacかの縛りは無いため安心してください。
また、OSやブラウザのバージョンについては基本的に最新バーションにしておくことが必要です。
上記を見ても「何が書いてあるのか分からない」という場合は、家電量販店などで一般的に売られているパソコンであれば基本的には対応していると考えてOK。
ただし、これはあくまで上記の2ソフトの場合です。
これ以外にも使いたいソフトやアプリがある場合などは、都度ホームページなどで動作環境を確認するようにしてください。
前述のように、Windowsの方が対応しているソフトが多い傾向にあるため、基本的にはWindowsのOS搭載モデルを選んでおくのが無難ではあります。
Macの方がセキュリティ面での安心感や、iPhoneユーザーには直感的に使いやすいなどのメリットもあるのですが、初めて購入するならWindowsがおすすめです。
持ち運びやすさで選ぶ
小学生が使用するパソコンであれば、持ち運びも想定して軽量なモデルを選択するのがおすすめです。
ノートパソコンやタブレットは、自宅でも使用時や片付け時には持って移動することが想定されます。
また、プログラミング教室などの習い事や外出先で使用する場合があるかもしれません。
具体的な重さで言えば、1.5kg程度の軽量モデルであれば子どもでも十分に持ち運びができるでしょう。
本体サイズについても小さい方が軽くて持ちやすくはなりますが、あまりに小さい製品は避けてください。
本体サイズが小さくなると、画面サイズが小さくなりモニターが見づらくなります。
快適な操作の支障となるので、最低でも10インチ以上、できれば13インチ前後はあると見やすくておすすめです。
なお、見やすさという観点でいえば、画面は「非光沢(ノングレア)タイプ」がおすすめ。
パソコンの液晶画面には光沢(グレア)タイプと非光沢(ノングレア)タイプの2種類があります。
光沢タイプは画面の色合いがキレイに見えるので、動画編集や動画視聴にはおすすめですが、周囲の光を反射して目が疲れやすいのが特徴です。
一方で、非光沢タイプは長時間画面を見ていても目が疲れにくく、傷にも強い製品が多いのが利点となっています。
実用性を重視するなら非光沢タイプの方が使いやすい傾向です。
ただし、人によっては非光沢タイプでも疲れる場合があります。
できれば一度、家電量販店で子どもと一緒に見比べ、比較しながら検討してみてください。
パソコンの機能で選ぶ
パソコン自体の総合的な機能で判断することも重要です。
前述の基本的な目安となるスペックはもちろんのこと、エクセルやワードなどのOffceが搭載されているモデル、Photoshopなどのソフトが搭載されているモデルなどさまざまな製品が販売されています。
小学生が使うことを考えるとさほど多くの機能は必要ありませんが、小学生でも高学年の子どもであれば中学生になってできることが増えていくはずです。
昨今はYouTubeなどの影響もあり、画像編集や動画編集に興味を持つ子どもも増えています。
各種ソフトは最初から搭載されている方が後から買うよりも安い場合が多いので、あらかじめ必要な機能が想定できるなら入れておいてもよいでしょう。
ただし、機能やソフトは追加すればするほど当然価格は上がっていきます。
ソフト面だけでなく、DVD/BDドライブなどのハード面でも同様です。
ノートパソコンはDVDのディスクを入れるためのドライブが無いモデルも多いため注意が必要。
特にディスクを入れることが無いのであれば気にしなくてもOKですが、ドライブを使う可能性があるなら搭載されているモデルを選ぶ必要があります。
このように、単純な機能面でも製品によって種類はさまざまなので、必要な機能を取捨選択して選ぶようにしてください。
小学生におすすめの軽くてコンパクトなパソコン5選
小学生におすすめの軽くてコンパクトなパソコンを5つご紹介します。
ラインナップは下記の通りです。
- Surface Laptop Go 2
- Surface Go 3
- NEC LAVIE N12
- VAIO SX12
- ASUS E210KA
選び方や推奨スペックは解説しましたが、「そうは言ってもどれを選んだらいいか分からない」となる方もいるかと思います。
そんな時は、上記の中から選んでみてはいかがでしょうか。
いずれも価格は比較的抑えめながら、子どもが使いやすい軽さ・大きさのパソコンです。
ひとつずつスペックなどを解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
Surface Laptop Go 2
製品名 | Surface Laptop Go 2 |
価格 | ¥89,300 |
OS | Windows 11 Home |
CPU | Core i5 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD:128GB |
画面サイズ・重さ | 12.4インチ・1127g |
マイクロソフト製のノートパソコン「Surface Laptop Go 2」の一般向けモデル。
必要十分なスペックを備えており、大きさ・重さともに手頃なサイズ感が特徴です。
タッチパネルなどは非搭載ですが、それ以外の機能に関しては推奨スペックを全て満たした、小学生にもおすすめの製品です。
Surface Go 3
製品名 | Surface Laptop Go 3 |
価格 | ¥78,513 |
OS | Windows 11 Home |
CPU | Pentium Gold 6500Y |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD:128GB |
画面サイズ・重さ | 10.5インチ・544g |
マイクロソフト製のタブレットPCです。
タブレットなので、タッチペンなどのタッチ操作が可能かつ、持ち運びがしやすいのが利点。
別売りのタイプカバー(キーボード)をつければキーボード操作もできるので、子どもの成長や好みに合わせて使い方を変えられるのがポイントです。
CPUがPentiumですが、サイズ感や機能面では十分な性能となっています。
NEC LAVIE N13
製品名 | NEC LAVIE N13 |
価格 | ¥148,000 |
OS | Windows 11 Home |
CPU | Core i5 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD:256GB |
画面サイズ・重さ | 13.3インチ・1035g |
NEC製のノートPC「LAVIE N13」です。
Core i5のCPUに大容量SSDと、大人が使うのにも十分な性能を備えたハイクォリティな製品。
見た目もスタイリッシュで、重量も約1kgと軽量なパソコンとなっています。
スペックが高めのパソコンを検討している人におすすめです。
VAIO SX12
製品名 | VAIO SX12 |
価格 | ¥239,800 |
OS | Windows 11 Pro 64ビット |
CPU | Core i5 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:256GB |
画面サイズ・重さ | 12.5インチ・929g |
SONY製のパソコン「VAIO」のノートパソコンです。
16GBの高性能メモリを搭載し、Corei5のCPUに大容量SSD搭載のハイスペックなPC。
小学生が使うにはやや高額ですが、高学年から中学生になるにつれ、高度なプログラミングを学びたい場合におすすめの製品です。
非光沢タイプのディスプレイで長時間の利用にも目が疲れにくい仕様となっています。
ASUS E210KA
製品名 | ASUS E210KA |
価格 | ¥49,800 |
OS | Windows 11 Pro 64ビット |
CPU | Celeron N4500 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | eMMC:128GB |
画面サイズ・重さ | 11.6インチ・1088g |
ASUS製のノートパソコンで、ワンランクスペックを落としても廉価なモデルを探している方におすすめ。
ストレージがSSDと同様に書き込みが比較的高速なeMMCを採用しており、HDDよりは速度が速く、SSDよりは遅いというコスパの良さが特徴です。
メモリやCPUも推奨スペックよりは劣るものの、基本的な動作には特に問題はありません。
初めてパソコンを購入する場合など、価格を安く抑えたい場合に選択するには丁度良い製品となっています。
小学生向けのおすすめパソコンについてまとめ
この記事では、小学生におすすめのパソコンの選び方や、推奨スペックについて解説しました。
内容をまとめると以下の通りです。
- CPUはCorei3~5・メモリは8GB・ストレージはSSD
- 持ち運びや使いやすさからノートPCやタブレットがおすすめ
- 使いたいアプリやソフトの環境に合わせて選ぶ
使うのが小学生だとしても、このスペックなら大人が仕事で使ったり、大学生がレポート提出などで使用するのにも十分な性能です。
もちろん、普段のネット検索や動画視聴にも耐えうるスペックなので、初めてパソコンを買う人にもおすすめ。
子どもの場合は意図せず壊してしまうこともあり、保障などのサポートが充実していると安心。
また、本体の軽さだけでなく耐久性やキーピッチなど、子どもに合わせた選択とできるとなお良いでしょう。
小学生のプログラミング必修化により、パソコンをより身近に使う子どもが増えています。
用途や機能に合わせて、購入するパソコンを検討してみてください。
もしどのパソコンを選んだらいいか分からない場合は、本記事でご紹介した製品を選んでみてはいかがでしょうか。