調理の下ごしらえや作り置きのおかずの温めに活躍する電子レンジ。出来合いのお弁当や冷凍食品の温めなど、自炊をあまりされない方こそ、いちばん使う頻度が高い調理器具かもしれません。
電子レンジは、基本的なあたため機能以外にも、多機能を持ったさまざまな種類が販売されています。ハイエンドモデルの電子レンジは、レンジひとつで調理が済んでしまうほど便利な機能が満載です。
そこで今回は、一人暮らしのワンルームや省スペースにも設置しやすい、小型の電子レンジのおすすめモデルを、単機能・オーブン・スチーム機能別にご紹介していきます。
小型の電子レンジのサイズ感とは
キッチンスペースが狭い場合に気になるのが、電子レンジのサイズ感です。一般的に、省スペースでも設置できるような小型の電子レンジとは、幅450mm前後のモデルを指しています。奥行きは最低でも300mm以上にはなるので、設置予定のスペースの奥行きが十分かどうか、事前に確認しておきましょう。
電子レンジのサイズは多くの機能が搭載されているほど大きくなるので、機能面よりも省スペースでの設置を優先させたい場合には、単機能のシンプルなモデルを選びましょう。
電子レンジの選び方
続いては、電子レンジの選び方について詳しく解説していきます。前述のサイズ感も重要ですが、機能性や掃除のしやすさ、そしてもちろん予算も電子レンジ選びには欠かせないポイントです。
それぞれの項目ごとに、選ぶ上でチェックしておきたい点をまとめてみました。
予算
小型家電などと比べて価格の高い調理家電の購入では、やはり予算面を把握しておかなければなりません。電子レンジは小型の調理家電ではあるものの、機能面によってピンからキリまでさまざまなモデルが販売されています。機能別に見た電子レンジのだいたいの予算目安は、下記のとおりです。
あたため・解凍機能のみ | 約5,000円〜10,000円 |
オーブン・グリル機能搭載 | 約15,000円〜30,000円 |
スチーム機能搭載 | 約30,000円以上 |
あたためや解凍機能だけで十分だという方は、単機能の電子レンジを選べば購入コストを安く抑えられます。安いものでは約5,000円から入手できるので、これから1人暮らしをスタートする方にも手が届きやすい価格帯です。
上の目安表から分かるように、機能面が充実していくにつれて価格が上がっていきます。調理の幅がぐっと広がるオーブン機能やグリル機能が搭載されると、単機能タイプの最低価格ラインからは約3倍の値段になるモデルがほとんどです。蒸し料理のレパートリーが増えて、レンジ1台で調理が済んでしまうほどの多機能を持ったスチーム機能搭載のハイエンドモデルにもなると、安いものでも30,000円以上からが一般的な相場価格です。
便利な機能はあれば嬉しいものですが、本当に必要なのかどうか、機能を使い切れるのかどうかを見極める必要があります。せっかく購入しても出番が少なければ、ランニングコスト面でも出費になってしまいます。自分にとって必要な機能だけを備えた電子レンジを購入しましょう。
機能性
先述したように、電子レンジは価格が高くなるほど機能性が充実していきます。近年の電子レンジは調理機能に優れたモデルが多いので、調理のレパートリーを増やしたい方は調理の機能面に注目してみましょう。コンロ調理とレンジ調理を並行して行えば、調理時間の節約にもなります。
ハイエンドモデルには、電子レンジに材料を入れるだけで一品作れてしまう高機能が搭載されているので、今まで料理が苦手だった方も、楽しんで取り組めるきっかけ作りになるかもしれません。
中には、多数のレシピメニューに対応していて、ボタンひとつ押すだけで登録されたメニューのおかずを短時間で1品仕上げてしまう便利なモデルもあります。お家で手作りのパンを焼きたい方は、パン生地の発酵ができる発酵機能付きのモデルを選ぶと良いでしょう。発酵させる際の霧吹き工程も、電子レンジに搭載されたスチーム機能でおこない、そのまま生地を焼き上げてくれるモデルもありますよ。
発酵機能があればヨーグルトなどの発酵食品も作れるので、普段から栄養バランスを意識している健康志向の方にもおすすめです。
お手入れのしやすさ
使用頻度の高い電子レンジは、毎日使っていると食品がはねたりこぼれたりして、庫内が汚れていきます。食べ物のニオイもこもりがちなので、衛生的に使うにはこまめなお手入れが大切です。
定期的な掃除をしていれば問題ないのですが、コンロやシンクなどの調理場と比べると、電子レンジはつい掃除を忘れてしまいがちです。気づいたときには、汚れががんこにこびりついてしまい、ちょっとやそっとの掃除では落ちなくなっていた…ということも多々あります。
庫内はフラットがおすすめ
初めからお手入れのしやすさを意識して、掃除しやすいモデルを選んでいれば、日々の掃除のハードルが下がり、こまめなお手入れでいつでも清潔な状態を維持できますよね。
お手入れのしやすさを重視して選ぶのであれば、ターンテーブルタイプではなく、庫内がフラットな仕様になっているモデルを選びましょう。フラットタイプの電子レンジでは、温め時に食品を回転させず、多方向からマイクロ波をあてて調理します。テーブルが設置されていないので、拭き掃除をしやすいのが特徴です。
ターンテーブルタイプの場合は、下皿と回転台を取り外して掃除できるタイプのものを選びましょう。フラットタイプと比べると価格が安いので、掃除の手間が負担にならず、購入コストを抑えたい場合にはターンテーブルタイプもおすすめです。
特殊コーティングや脱臭機能に注目
食品の調理を行う電子レンジは、どうしても汚れてしまうものです。そこで、もともと汚れがつきにくく、付着しても落ちやすいように、撥水などの特殊なコーティングを施している、お手入れ面に配慮したレンジも多く販売されています。
他にも、加熱時の熱によってニオイの元を抑えてくれる、脱臭機能付きのレンジなどもあるので、汚れやニオイが特に気になる方は、コーティングが施されている汚れにくいモデルを選択しましょう。スチーム機能付きの電子レンジでは、スチームによって庫内の汚れを浮き上がらせ、さっと拭き取りやすい状態にしてくれる、自動のお手入れ機能が搭載されたモデルもあります。
◆庫内の汚れを防ぐ方法の一つに、電子レンジマットを敷くという方法があります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ヘルツ
家電製品の使用に欠かせないのが電力ですが、日本国内では、東日本と東日本で電力供給の周波数が分かれています。大きく分けると、東日本地域では50Hz、西日本地域では60Hzの供給がされており、家電を使う地域によって、周波数に対応しているかどうかをチェックしなければなりません。
なぜ日本国内で周波数が異なるのかというと、明治時代にまで遡ります。電力化を目指して普及させていく中で、アメリカ製発電機とドイツ製発電機の2種類が使われたことが理由です。東京ではドイツ製の50Hzを、大阪ではアメリカ製の60Hzを使って普及が広まったので、東日本と西日本で周波数が違ってしまったのです。
しかし近年では、50Hzと60Hzのどちらにも対応している、ヘルツフリーの家電製品が増えており、電子レンジにもヘルツフリーモデルが多くなってきています。もともと引越しが多く、周波数を意識している方は選ぶ際に注意して見ているかもしれませんが、関東圏内や関西圏内でずっと暮らしてきた方は、気が付かないことがほとんどです。
遠方への引越し予定がなければ気にしなくても問題ありませんが、今後遠くへ転居する可能性がある方や、転勤や移動で転居の機会が増えそうな方は、地域に関わらず使用できるヘルツフリーの電子レンジを購入すれば、転居先で使えず買い替えなければならないという心配も無用です。
最高出力や温度
電子レンジの最高温度や出力が高ければ、食品を早く加熱できます。お弁当などのあたためも出力数によって短時間で済み、オーブンレンジでは最高出力が高いほど、予熱にかかる時間を節約できるというメリットを得られます。
特に、忙しい朝の時間帯に電子レンジを使うことが多い場合や、少しでも調理時間を減らして時短したいと考えている方には重要なポイントです。設定できる最高の出力数はモデルによってまちまちなので、購入前にチェックしておきましょう。
レンジの使用頻度が少なく、おかずや飲み物のあたため機能で十分だという場合には、最高出力が500~600Wのモデルでも不便なく使えます。早さを求めるのであれば、900〜1,000W以上の高出力レンジも検討しましょう。
オートメニュー
高機能のモデルには、お皿などに食材を盛って入れるだけで、自動で調理してくれるオートメニューを搭載した便利な電子レンジがあります。ボタンのワンタッチだけで面倒な調理を自動でおこなってくれるので、下ごしらえや片付けの手間が減る時短機能です。
搭載されているセンサーによって、材料の状態を把握しながら自動で加熱をコントロールしてくれるので、完成までに目を離していても焦げや失敗がなく安心です。電子レンジでの調理中に、別のメニューに取り掛かることだってできます。
ハイエンドモデルではなくても、ごはんや飲み物、冷凍食品や根菜のおかずなど、よく使うあたため機能をオートメニュー化して、ダイヤルを回すだけで食材に適した加熱をおこなえるモデルも多く販売されているので、加熱の手間を簡素化したい方はオートメニュー機能にも注目してみましょう。
電子レンジの機能性
電子レンジの選び方について、特に着目したい観点について解説してきました。サイズや予算以外にも、機能面やお手入れの手軽さ、出力温度なども検討材料としては大切なポイントです。
電子レンジは機能性が高いほど価格が上がると先述しましたが、機能性で大きく分けると、単機能・オーブン機能・スチーム機能の3種類に分けられます。続いては、機能性について詳しく見ていきましょう。
単機能レンジ
単機能の電子レンジは、食材のあたためや解凍機能を持つ基本的なレンジです。
- 予算は5,000円〜10,000円程度とリーズナブル
- ターンテーブルタイプだと安価
- 操作ボタンが少なくデザインがシンプル
- コンパクトサイズモデルが多い
- ヘルツフリーモデルもある
自炊をほとんどしない方や、電子レンジの使用頻度がそもそも少ないという方は、シンプルに最低限の機能だけを搭載した単機能レンジがおすすめです。安いモデルでは5,000円からと電子レンジの中でも最も低価格帯で購入できるので、購入コストをできるだけ節約したい方にも向いています。
機能がシンプルなため、本体サイズも比例してコンパクトな傾向にあり、本体幅が440〜450mm前後とスリムサイズ。耐熱天板のある冷蔵庫を使用している場合には、天板に設置できるのでキッチン周りもすっきりします。
温める方式には、食材を回転させることで、マイクロ波を均等に当てるターンテーブルタイプと、マイクロ波を拡散することで多方向から当てるフラットタイプがあります。フラットタイプは下皿がないので掃除がしやすいメリットがあり、ターンテーブルはフラットタイプに比べて掃除がしにくいものの、低価格で販売されているメリットがあります。
オーブンレンジ
あたためや解凍の基本機能にプラスして、オーブンで「焼く」調理ができるのがオーブン機能搭載レンジです。
- 購入予算は約15,000円〜30,000円
- グリル機能付きのモデルもある
- 「焼く」調理でレンジのレシピ幅が広がる
- ノンフライ調理やお菓子作りにもおすすめ
- 脱臭機能や自動お手入れ機能があると便利
- 時短調理が可能
パンやクッキー、ケーキなどのお菓子類も調理できるようになるので、家でゆっくりと休日にお菓子作りにいそしむのも楽しいですね。オーブン機能が付いた分、単機能レンジよりもサイズ感は若干大きくなりますが、それでも幅450〜460mm前後のモデルがほとんどなので設置しやすい大きさです。
油を使わずに揚げ物を作れるノンフライ機能を持つモデルがあります。生活習慣病の予防対策として油や塩分を減らしたい健康志向の方や、コレステロールや体脂肪を気にされる方には便利な機能です。油がない分、通常の揚げ物よりもサクサクとした食感が生まれるのも嬉しいポイントです。
グリル機能が搭載されている電子レンジでは、お肉や魚をグリル焼きにしてジューシーに仕上げられます。魚のグリル焼きは、コンロで調理すると部屋にニオイが充満して気になりますが、加熱によってニオイを消してくれる脱臭機能があるモデルを選べば、電子レンジ内にこもった独特なニオイも気になりません。
◆オーブンレンジの特徴については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。
スチームオーブンレンジ
オーブン機能に蒸気による「蒸す」調理をプラスしたのが、スチーム機能搭載レンジです。
- 価格相場は基本的に約30,000円以上
- 水蒸気によるスチーム調理で、蒸し料理の幅が広がる
- ノンフライ機能
スチームオーブンレンジでは、「水タンク式」と「角皿式」の2種類の加熱方法によって、水から蒸気を発生させます。水タンク式では、タンク内の水を使い、角皿式では耐熱皿の水と食材を一緒に加熱させています。
スチーム機能での調理は、食材の水分が蒸発しすぎずしっとりとした仕上がりになるのが特徴。食材の表面がぱさついたり固くなったりしにくいので、食材の素材感が活かされます。栄養分が飛んでしまいがちな野菜の調理も、野菜本来の成分を水蒸気で守って加熱するので、栄養価の高いメニューに仕上がりますよ。
電子レンジの中ではハイエンドモデルの製品が多いため、ボタンひとつで調理が完了するオートメニュー機能が充実したモデルや、スマートフォンアプリと連携して、アプリ上からレシピ検索ができるモデルなど、高性能の電子レンジが並びます。
単機能|おすすめの小型電子レンジ
自分が必要な機能性に注目して電子レンジを選ぶと、購入費用の目安が見えてきますね。続いては、いよいよおすすめの電子レンジモデルを、単機能タイプからご紹介していきたいと思います。
今回は省スペースで設置できる小型の電子レンジに焦点を充てているので、横幅が440〜450mm前後の小型モデルに絞っています。人気が高く、おしゃれなデザインの製品をピックアップしてみたので、参考にしてみてくださいね。
東芝 単機能レンジER-WM17
ボディはホワイト、扉や操作部分はブラックのモノトーンでデザインされた、スタイリッシュなモデルです。加熱時間調節のダイヤルは、文字部分が光るので調節時にとても見やすくなっています。庫内はフラットタイプなのでお手入れがしやすく、汚れが気になったときにさっと拭き取れます。
ヘルツフリータイプなので転居しても使い続けることが可能。本体重量が12kgと軽量なので、引越し時の持ち運びも負担になりません。
容量 | 17L |
サイズ | 幅458x高さ281x奥行349mm |
庫内構造 | フラット |
最大出力 | 520W |
周波数 | ヘルツフリー |
省エネ基準達成率 | 101%(2008年度) |
消費電力量目安(年間) | 59.5kWh |
電気代目安(年間) | 1606.5円 |
カラー | ホワイト |
日立 電子レンジHMR-FT19A
出力は、あたためが500W・600EW、解凍が200W・100Wと4段階に切り替えられます。インバーター制御で最大で800Wの高出力を発揮するハイパワーモデルです。よく使う調理操作は、湿度センサーで加熱時間を調節する3つのオート調理機能で簡単におこなえます。加熱の仕上がり具合も、弱・中・強の3段階から自分の好みや食品に合わせて調節できます。
28.5cmも使える広々とした庫内で、下皿のないフラットタイプなので、大きめのお弁当や食品も余裕を持って加熱できます。
容量 | 19L |
サイズ | 幅469x高さ296x奥行347mm |
庫内構造 | フラット |
最大出力 | 800W |
周波数 | ヘルツフリー |
省エネ基準達成率 | 100%(2008年度) |
消費電力量目安(年間) | 59.9kWh |
電気代目安(年間) | 1617.3円 |
カラー | ホワイト |
Toffy 電子レンジ K-DR1
Toffyはトースターやホットサンドメーカー、コーヒーメーカーなどの小型調理家電にも高い人気を持つブランドです。ToffyのK-DR1は、丸みのあるフォルムと楕円ののぞき窓がレトロクラシックな雰囲気を演出してくれます。ハンドル部分はシルバーで、海外のキッチンレンジのようなかわいらしさから、特に女性からの人気が高い製品です。
ミニチュア家具のようなかわいい見た目ですが、庫内容量は17Lで食品をしっかり収められます。カラー展開はペールアクアとアッシュホワイトの2色です。特におすすめしたいのが、パステル調のグリーンにも近いペールアクアのカラーで、よりレトロ感が増した色合いとなっています。フラットタイプなのでお手入れも楽に行えますよ。
容量 | 17L |
サイズ | 幅451x高さ283x奥行344mm |
庫内構造 | フラット |
最大出力 | 550W |
周波数 | ヘルツフリー |
省エネ基準達成率 | 98%(2008年度) |
消費電力量目安(年間) | 62.9kWh |
電気代目安(年間) | 1698.3円 |
カラー | アッシュホワイト、ペールアクア |
ツインバード 電子レンジDR-D419W5/DR-D419W6
新潟県燕市に本社を置くツインバードは、日本製の国産商品ながらリーズナブルな価格で家電を販売するブランドです。ツインバードの掃除機やコーヒーメーカーなどは、ふるさと納税の返礼品としても人気があります。
このDR-D419W5/DR-D419W6モデルは、操作部分に大型のダイヤルが2つ設置されています。文字は大きめに表示されていて、大きなダイヤルで操作を簡単におこなえるので、高齢者の方や小さなお子さまでも使いやすく設計されています。タイマー軸は、よく使う5分までの設定時間には目盛りが広くなっているので、加熱時間の微調整も可能です。
ヘルツフリータイプではないので、50Hz用と60Hz用の2種類が展開されています。東日本の50Hz地域にお住まいの方はDR-D419W5を、西日本の60Hz地域にお住まいの方はDR-D419W6を購入しましょう。
容量 | 17L |
サイズ | 幅455x高さ265x奥行き330mm |
庫内構造 | ターンテーブル |
最大出力 | 700W |
周波数 | 50Hz対応(東日本地域)、60Hz対応(西日本地域) |
省エネ基準達成率 | 100%(2008年度) |
消費電力量目安(年間) | 60kWh |
電気代目安(年間) | 1620円 |
カラー | ホワイト |
◆ツインバードの電子レンジの評判について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
山善 電子レンジ YRM-HF171
YRM-HF171はヘルツフリータイプなので、地域を気にせず使用できます。操作にはワンタッチで操作ができるマイコン式を採用しているので、出力数や加熱時間を設定しなくてもボタンを押すだけで加熱を始められます。
ごはん・飲み物の2つに分かれた自動あたためボタンをタッチすれば、もっと手軽に操作が可能。オートオフ機能が採用されているので、使用しないときは自動で電源を切るので節電にも繋がります。
容量 | 17L |
サイズ | 幅440x高さ255x奥行325mm |
庫内構造 | ターンテーブル |
周波数 | ヘルツフリー |
省エネ基準達成率 | 100%(2008年度) |
カラー | ホワイト、ブラック |
ユアサプライムス 電子レンジPRE670HFC
こたつや冷暖房器具などを取り扱うユアサプライムからは、2つのツマミだけで操作ができるシンプルな単機能電子レンジが販売されています。あえて自動調理メニューを無くし、最低限の機能に絞った、毎日使いやすい電子レンジです。
操作部分にあるのは、出力切り替えとタイマーの2つのツマミだけと大変シンプル。先に食品を入れて、タイマーを回せば加熱が始まります。よく使う5分以内範囲は30秒単位で刻まれているので、加熱時間の細かな調整も可能です。タイマー部分の文字盤は光るので、調理時間やあたための残り時間をすぐに把握できます。
容量 | 17L |
サイズ | 幅440x高さ258x奥行358mm |
庫内構造 | ターンテーブル |
周波数 | ヘルツフリー |
省エネ基準達成率 | 100%(2008年度) |
消費電力量目安(年間) | 59.5kWh |
電気代目安(年間) | 1606.5円 |
カラー | ホワイト |
アイリスオーヤマ 17Lターン IMGY-T171-W
洗濯機などの大型家電でもおなじみのアイリスオーヤマからは、専用容器を使うことで単機能レンジでありながらも、オーブン調理が可能なモデルが販売されています。鍋のような形状の専用容器に食材を入れると、上下にある発熱体プレートが食材を挟むようにして焼き上げるので、簡単に両面焼きハンバーグなどが完成する優れものです。専用容器の蓋を回して高さを調整すれば、片面だけを焼くこともできます。
もちろん、通常のあたため機能も充実していて、ごはん・飲み物・お弁当のよく使うものはオートメニュー化されています。レシピブックが付属しているので、専用容器との組み合わせで調理時間を時短しつつ、レパートリーを増やしてみましょう。
容量 | 17L |
サイズ | 幅455x高さ264x奥行325mm |
庫内構造 | ターンテーブル |
最大出力 | 500W |
周波数 | ヘルツフリー |
省エネ基準達成率 | 100%(2008年度) |
消費電力量目安(年間) | 60.1kWh |
電気代目安(年間) | 1622.7円 |
カラー | ホワイト |
◆アイリスオーヤマの電子レンジの特徴については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。
ハイアール 電子レンジJM-17J
リーズナブルな価格の家電を販売するハイアールからは、横幅44cmとすっきりサイズの単機能レンジのご紹介です。つまみを回すだけの簡単設計であたためができて、8,000円前後と低価格で購入できます。一人暮らしで、とにかく電子レンジは最低限の機能でいい!という方にはぴったりなモデルです。
シンプルな構造ながらも、待機電力をゼロにする省エネ設計で、省エネ基準達成率100%を満たしています。50Hz対応製品と60Hz対応製品があるので、購入時は注意してください。
容量 | 17L |
サイズ | 幅440x高さ258x奥行320mm |
庫内構造 | ターンテーブル |
最大出力 | 700W |
周波数 | 50Hz対応(東日本地域)、60Hz対応(西日本地域) |
省エネ基準達成率 | 100%(2008年度) |
消費電力量目安(年間) | 59.9kWh |
電気代目安(年間) | 1617.3円 |
カラー | ホワイト |
オーブンレンジ|おすすめの小型電子レンジ
続いては、オーブン機能やグリル機能が搭載された、オーブンレンジモデルをご紹介しましょう。オーブン機能が追加されているので、単機能レンジよりも少しサイズが大きくなる傾向にありますが、今回は幅450〜460mm前後の小型のオーブンレンジモデルに絞って紹介します。
機能性の充実を重視する方は、ぜひお気に入りのオーブンレンジを見つけてみてくださいね。
パナソニック オーブンレンジ NE-T15A4
950Wのインバーターが搭載されており、自動でのあたため中に一定時間、最大出力の950Wまで上昇します。重量センサーで食材の重さを検知して、食材に適した加熱時間を割り出して加熱調理がおこなわれる賢いモデルです。オートメニューは、お弁当のあたためからフライのあたため、トーストの加熱など、全23種類と充実したメニュー内容です。
ドア部分には「ラクラクハンドル」が採用されており、手をハンドルに引っ掛けるようにして、軽々と開閉できる設計になっています。チャイルドロック機能があるので、さまざまなものに興味津々の小さいお子さまがいるご家庭でも安心して使えるでしょう。
容量 | 15L |
サイズ | 幅455x高さ293x奥行352mm |
庫内構造 | ターンテーブル |
最大出力 | 950W |
周波数 | ヘルツフリー |
省エネ基準達成率 | 100%(2008年度) |
消費電力量目安(年間) | 73.1kWh |
電気代目安(年間) | 1973.7円 |
カラー | ホワイト |
バルミューダ BALMUDA The Range
他にはないデザイン性と、こだわり抜いた機能性が強みのバルミューダは、2003年に設立された高性能のキッチン家電を販売する会社です。バルミューダが手がける家電製品は、どれも高性能かつ高い技術力をふんだんに詰め込んだものばかりで、そのブランド力は市場で高い人気を誇ります。
バルミューダの電子レンジ The Rangeは、必要な機能だけを搭載したシンプル設計が特徴です。余計な機能を削ぎ落としつつも、あると便利な機能にはこだわっています。自動・手動のあたためモードや、飲み物モード、解凍モードの基本機能に加えて、100~250℃までの加熱温度を10℃刻みで調節できるオーブン機能が魅力です。予熱をはじめパン生地などの発酵も行えます。
上部にライトが設置されたおしゃれなデザインで、操作時にはギターの音色で楽しませてくれるおちゃめな仕様になっています。忙しい日々の中でほっと一息つくタイミングをくれるようなオーブンレンジです。
容量 | 18L |
サイズ | 幅450x高さ330x奥行412mm |
庫内構造 | フラット |
最大出力 | 950W |
周波数 | ヘルツフリー |
省エネ基準達成率 | 100%(2008年度) |
消費電力量目安(年間) | 73.4kWh |
電気代目安(年間) | 1981.8円 |
カラー | ブラック、ホワイト、ステンレス |
山善 オーブンレンジ YRS-G162V
山善から2023年に登場したばかりのYRS-G162Vモデルは、トーストやお菓子作り、焼き料理をシンプルな機能で作れるオーブンレンジです。グリル機能や発酵機能も搭載されているので、1台あるだけで料理のレパートリーが広がります。
オートメニューは、お弁当・トースト・フライ・根菜・葉果菜など全11種類が揃えられ、タッチパネルの操作で簡単に加熱調理ができます。
容量 | 18L |
サイズ | 幅461x高さ293x奥行329mm |
庫内構造 | ターンテーブル |
最大出力 | 650W |
周波数 | ヘルツフリー |
省エネ基準達成率 | 100%(2008年度) |
消費電力量目安(年間) | 72.8kWh |
電気代目安(年間) | 1965.6円 |
カラー | ブラック、ホワイト |
東芝 オーブンレンジER-W16
東芝のER-W16は、発酵やグリル調理も可能なヘルツフリーモデルです。庫内はフラットタイプで、撥水・撥油コーティングを施した「庫内よごれプロテクト」仕様なので、汚れがつきにくくお手入れのしやすい設計です。
庫内と液晶画面にはホワイトバックライトが採用されているので、中の様子や文字が見やすい工夫がされています。ボタン部分の文字も大きめで読みやすいので、ご家族の皆さんが使いやすい1台です。
容量 | 16L |
サイズ | 幅461x高さ293x奥行337mm |
庫内構造 | フラット |
最大出力 | 850W |
周波数 | ヘルツフリー |
省エネ基準達成率 | 100%(2008年度) |
消費電力量目安(年間) | 73.4kWh |
電気代目安(年間) | 1981.8円 |
カラー | ホワイト |
アイリスオーヤマ オーブンレンジ 16L MO-T1604-W
オーブン機能では最大温度が200℃、グリル機能での最大出力は1,200Wまで出せるハイパワーなモデルです。重量センサーが搭載されているので、センサーが食材の重さを検知して、自動で加熱調理をおこないます。
ヒーターは上下に設置されているため、途中でひっくり返さなくても、両面に焼き色の付いたトーストが完成します。ターンテーブルにはトーストが2枚乗るので、忙しい朝食の支度も時短が可能。オートメニューは全部で12種類用意されており、どれもタッチだけで簡単にスタートできます。
容量 | 16L |
サイズ | 幅462x高さ293x奥行329mm |
庫内構造 | ターンテーブル |
最大出力 | 500W |
周波数 | ヘルツフリー |
消費電力量目安(年間) | 72.8kWh |
電気代目安(年間) | 1965.6円 |
カラー | ホワイト |
ハイアール オーブンレンジJM-V16G
ハイアールのオーブンレンジJM-V16Gは、オーブン機能が搭載されても15,000円前後で購入できるリーズナブルさが魅力です。低価格帯ながらも機能面は充実していて、重量センサーの搭載や全20種類にも及ぶオートメニュー、お子さまに安全なチャイルドロック機能など、値段以上の機能が期待できます。
「エコ煮込み」機能を使えば、約42%の省電力運転で、カレーなど煮込みメニューを調理できます。先に肉を炒める手間がなく、材料を入れてボタンを押すだけと簡単な手順で、時間のかかる煮込み料理が完成します。
珍しい機能では、オーブンとレンジ機能を組み合わせたやきいも用のメニューが搭載されているので、良い香りの漂うほくほくのやきいもを、自宅でいつでも味わうことができます。
容量 | 16L |
サイズ | 幅461x高さ293x奥行328mm |
庫内構造 | ターンテーブル |
最大出力 | 500W |
周波数 | ヘルツフリー |
省エネ基準達成率 | 100%(2008年度) |
消費電力量目安(年間) | 72.8kWh |
電気代目安(年間) | 1965.6円 |
カラー | ホワイト |
シャープ オーブンレンジRE-WF183
シャープのオーブンレンジRE-WF183は、シンプルで使いやすく、いつまでも色あせない、ここちよく暮らすための家電をコンセプトに販売されているPLAINLYシリーズのひとつです。
特に便利な機能として「らくチン!センサー」があります。センサーが食品から出る蒸気量によって内部の状態を検知してくれるので、レシピどおりの分量を入れなくても、入れた食材に適した加熱をおこないます。「らくチン!ベジ」「らくチン!煮物」メニューを使えば、最短で3分あれば2人分のおかずが完成します。もう1品足りない!というときに、余った食材でさっと1品おかずを追加できる、とても便利な機能です。
解凍機能では、使う分だけ包丁でサックリと切れるまで解凍して、残り分はもう一度冷凍室にしまえる「サックリ解凍」が搭載されています。絶妙な解凍具合で、生鮮食品の鮮度が長持ちします。
容量 | 18L |
サイズ | 幅455x高さ330x奥行375mm |
庫内構造 | フラット |
最大出力 | 900W |
周波数 | ヘルツフリー |
省エネ基準達成率 | 100%(2008年度) |
消費電力量目安(年間) | 73.4kWh |
電気代目安(年間) | 1981.8円 |
カラー | ホワイト、ブラック |
シャープ オーブンレンジRE-F163
同じくシャープから、前述のモデルよりも高さと奥行きがコンパクトサイズになったモデルのご紹介です。レンジ機能面はシンプルですが、オーブンやグリル機能は搭載されています。
このRE-F163にも「らくチン!センサー」が搭載されているので、野菜の加熱などもセンサーが判断して自動でおこなわれます。オートメニューは全6種類とシンプルで、上から朝・昼・夕と、時間帯による仕様頻度によってメニューが並ぶ親切設計です。
容量 | 16L |
サイズ | 幅455x高さ282x奥行341mm |
庫内構造 | フラット |
最大出力 | 500W |
周波数 | ヘルツフリー |
省エネ基準達成率 | 100%(2008年度) |
消費電力量目安(年間) | 73.4kWh |
電気代目安(年間) | 1981.8円 |
カラー | ホワイト、ブラック |
日立 オーブンレンジMRO-F5Y
日立のオーブンレンジ MRO-F5Yは、最大で950Wもの出力を発揮するハイパワーモデルです。トーストやグラタン、スイーツまでオートメニューが充実していて、下ごしらえを簡単に済ませておくだけで、炒め物や煮物、蒸し物までオート調理で完成する「10分メニュー」機能が魅力です。
庫内はフラット仕様でお手入れが簡単な上に、加熱による脱臭コースも搭載されています。ボタンひとつで、庫内の気になるニオイの付着を防止できます。
容量 | 18L |
サイズ | 幅470x高さ310x奥行370mm |
庫内構造 | フラット |
最大出力 | 950W |
周波数 | ヘルツフリー |
省エネ基準達成率 | 100%(2008年度) |
消費電力量目安(年間) | 73.4kWh |
電気代目安(年間) | 1981.8円 |
カラー | ホワイト |
スチームオーブン|おすすめの小型電子レンジ
最後に、調理の幅が広がるスチーム機能を搭載したスチームオーブンレンジをご紹介します。スチーム機能を搭載しながらも、幅が49cm前後とスリムなモデルをピックアップしました。
ハイエンドモデルは省スペースでも置けるコンパクト設計が採用されているものもあるので、限られたキッチンスペースでも諦めないでくださいね。
パナソニック スチームオーブンレンジ ビストロ NE-UBS10A
本格的な料理をレンジ1台で楽しめるパナソニックの「ビストロ(Bistro)シリーズ」は、新しいレシピにあれこれ挑戦したくなる、魅力的な高機能が詰まっています。
パナソニックの特許技術である「ヒートグリル皿」を採用しているモデルで、裏面のフェライトがマイクロ波を吸収することにより、ハンバーグやお肉などを素早く両面焼き上げることができます。焼き網がなく、グリル皿1枚のお手入れだけで済むのも、お手軽で助かりますよね。
IoTに対応したモデルで、専用の「キッチンポケットアプリ」を使えば、スマートフォンからレシピ検索をして、新しいレシピをビストロ本体へ送信すれば、購入後も調理メニューをアップデートしてどんどん増やしていけます。
容量 | 30L |
サイズ | 幅494x高さ370x奥行435mm |
庫内構造 | フラット |
最大出力 | 1,000W |
周波数 | ヘルツフリー |
省エネ基準達成率 | 104%(2008年度) |
消費電力量目安(年間) | 70.2kWh |
電気代目安(年間) | 1895.4円 |
カラー | ホワイト、ブラック |
シャープ ウォーターオーブン ヘルシオAX-UA30
シャープのウォーターオーブン ヘルシオは、ヘルシー志向の方にぜひおすすめしたいレンジです。「水で焼く」と謳うヘルシオは、100℃以上の高温まで上げた「過熱水蒸気」によって、レンジ機能を使わずに食材へ熱を伝達します。主に業務用オーブンにしか搭載されていなかった機能を、家庭用オーブンに初めて搭載したのがヘルシオです。
食材の水分を守りながら加熱するので、食材のやわらかさや旨味、栄養分なども守られます。加熱調理すると、どうしても栄養分が失われてしまう野菜も、ヘルシオで調理すればおいしく栄養満点に仕上がるのです。レンジ加熱を使わずに加熱するので、野菜を金属製のザルで洗ってからそのまま投入できます。容器を移し替える手間がなく、簡単にゆで野菜が完成します。
容量 | 22L |
サイズ | 幅470x高さ340x奥行390mm |
庫内構造 | フラット |
最大出力 | 1,000W |
周波数 | ヘルツフリー |
省エネ基準達成率 | 100%(2008年度) |
消費電力量目安(年間) | 70.4kWh |
電気代目安(年間) | 1900.8円 |
カラー | ホワイト、ブラック |
日立 ヘルシーシェフMRO-S7A
日立の「ヘルシーシェフ」シリーズは、油を使わずに、ノンフライの揚げ物や炒め物を調理できる人気のオーブンレンジです。コロッケや唐揚げ、チキン南蛮などの揚げ物メニューも、油を使わずヘルシーにさっくりと仕上げます。下ごしらえを済ませて冷凍しておいた食品を、自動で解凍して焼き上げまで行おこなう「冷凍から焼き物」機能も便利です。
重量センサーと蒸気・温度センサーの2種類で、食品に適した加熱量をオートで算出します。重量センサーが働くので、加熱後や調理後に庫内の温度が上がった状態でも、そのままオートのあたため機能を使えます。庫内を冷ます時間が不要なので、調理をスピーディーに仕上げたいときに活躍してくれますね。
容量 | 22L |
サイズ | 幅483x高さ340x奥行388mm |
庫内構造 | フラット |
最大出力 | 1,000W |
周波数 | ヘルツフリー |
省エネ基準達成率 | 100%(2008年度) |
消費電力量目安(年間) | 70.4kWh |
電気代目安(年間) | 1900.8円 |
カラー | レッド |
日立 ヘルシーシェフMRO-W10A
同じくヘルシーシェフシリーズのMRO-W10Aモデルは、レシピサービスの「クックパッド」と連携して、1,000人以上のユーザーが実際に作った殿堂入りのレシピを、オートでささっと作れる機能が特徴です。あと1品足りない!というときに、手持ちの食材ですぐに作れる簡単メニューが登録されているので、時短しつつもバランスの取れた食事がテーブルに並びます。
最高1,000Wものハイパワー火力で、野菜の栄養分を守ってスピーディーに調理してくれます。短時間で仕上げられるので、野菜本来のシャキシャキ感や歯ごたえもおいしく味わえますよ。
容量 | 30L |
サイズ | 幅497x高さ375x奥行442mm |
庫内構造 | フラット |
最大出力 | 1,000W |
周波数 | ヘルツフリー |
省エネ基準達成率 | 104%(2008年度) |
消費電力量目安(年間) | 70.5kWh |
電気代目安(年間) | 1903.5円 |
カラー | フロストブラック |
東芝 角皿式スチームオーブンレンジER-X60
「石窯オーブン」が搭載された、東芝のオーブンレンジ ER-X60モデルは、コロッケや唐揚げ、エビフライなども油を使わずにノンフライで調理できます。庫内が広々と出し入れできるワイド仕様で、大きめのグラタン皿や大皿なども、引っかかることなくスムーズに出し入れできます。
「らくらくパスタ」機能を使えば、鍋でお湯を沸かさなくてもパスタやマカロニをすぐに茹でられるので、手短に済ませたい昼食時や小腹が空いたときなどにおすすめの機能です。オートで調理できるメニュー数はなんと69種類にも及び、レンジ機能の最大出力は1,000Wとハイパワーで食材をすばやく温めてくれます。
容量 | 23L |
サイズ | 幅480x高さ325x奥行390mm |
庫内構造 | フラット |
最大出力 | 1,000W |
周波数 | ヘルツフリー |
省エネ基準達成率 | 100%(2008年度) |
消費電力量目安(年間) | 73.4kWh |
電気代目安(年間) | 1981.8円 |
カラー | グランホワイト |
ツインバード スチームオーブンレンジDR-F871W
料理家の和田明日香さんとコラボしたことでも有名なモデルです。和田さんがDR-F871Wを使って作った、専用のレシピブックが同梱されています。せいろ蒸しからヒントを得て搭載されたWスチーム技術では、食材を上下から包み込むようにして加熱し、しっとりとした蒸し上がりに完成します。
操作はダイヤルが基本で、多機能ながらも操作性はシンプルです。機能が充実するほど操作を難しく感じるユーザーも多いですが、DR-F871Wには操作が簡単だという口コミが多く寄せられています。デザインがすっきりしていておしゃれな見た目なのも魅力です。
容量 | 23L |
サイズ | 幅470x高さ345x奥行400mm |
庫内構造 | フラット |
最大出力 | 1,000W |
周波数 | ヘルツフリー |
省エネ基準達成率 | 106%(2008年度) |
消費電力量目安(年間) | 69kWh |
電気代目安(年間) | 1863円 |
カラー | グランホワイト |
アイリスオーヤマ スチームオーブンレンジ 18L MO-F1808-B
ヒーターにはすばやく高い火力まで上がる「速暖遠赤ヒーター」を採用し、スピーディーに加熱することで食材の旨味や素材を活かした調理が実現しています。最高250℃までオーブン温度を設定できるので、挑戦できるレシピが広がりますね。
忙しいご家庭におすすめしたいのが「時短ブースト」機能です。あたため開始直後に「レンジ」ボタンを押すと出力が自動で上がっていき、ボタンを2回押せば最大で44%もの時短効果を期待できます。忙しい朝の時間帯やお出かけ前なども、短時間で加熱をおこなえる便利な機能です。
容量 | 18L |
サイズ | 幅455x高さ330x奥行375mm |
庫内構造 | フラット |
最大出力 | 900W |
周波数 | ヘルツフリー |
省エネ基準達成率 | 100%(2008年度) |
消費電力量目安(年間) | 73.4kWh |
電気代目安(年間) | 1981.8円 |
カラー | ブラック |
アイリスオーヤマ スチームオーブンレンジ 26L タンク式 MS-F2601-B
アイリスオーヤマのスチームオーブンレンジ MS-F2601-Bは、タンク式で強い火力を持った過熱水蒸気が特徴です。過熱水蒸気によって、肉の余分な脂や魚の塩分を落としてくれるというメリットも。スチーム用のタンクを使うことで、脱脂・減塩効果はさらに増すので、生活習慣病が気になる方や、ヘルシー志向の方にはぜひおすすめしたいモデルです。
前述モデルと同じく、すばやく高火力に上げる「速暖遠赤ヒーター」が採用され、5分後の温度上昇率を既存品と比較すると、約2.2倍もの加熱スピードの違いがあります。チキンやピザ、ローストビーフなどのパーティーメニューもこの1台で完成するので、ホームパーティーが華やかになること間違いなしです。
容量 | 26L |
サイズ | 幅490x高さ373x奥行390mm |
庫内構造 | フラット |
最大出力 | 1,000W |
周波数 | ヘルツフリー |
省エネ基準達成率 | 100%(2008年度) |
消費電力量目安(年間) | 73.4kWh |
電気代目安(年間) | 1981.8円 |
カラー | ブラック |
小型電子レンジを置く際の注意点とポイント
ここまでは、電子レンジのおすすめモデルについて、機能の種類別に小型モデルをピックアップしてご紹介してきました。各メーカーから、独自機能を持った人気モデルが多数販売されていて、どのモデルも魅力的に見えるので目移りしてしまいますね。
オートメニューや下ごしらえ後のワンタッチだけで調理できるとなると、作ったことのないレシピにも挑戦したくなりますよね。これまで電子レンジはあたため機能だけを使い、メインの調理家電として使ってこなかった方も、多機能モデルを買うことで一気にレシピの幅が広がり、きっと自炊が楽しくなります。
欲しい小型電子レンジモデルが決まったら、今度は実際に置く際の注意点を確認していきましょう。設置時に必要な条件をクリアしていないと、電子レンジを安全に使用できません。ここでご紹介するのは一般的な注意点なので、取扱説明書も併せて確認しつつ、電子レンジを安全な場所に設置しましょう。
冷蔵庫上に置くときは耐熱天板であるかを確認
小型の電子レンジモデルを探している方の中には、冷蔵庫の天板を利用して設置しようと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。別途置き場所を作る必要もなく、高さや横幅をクリアすれば設置できる冷蔵庫の上は、デッドスペースを活用できて便利です。
しかしお使いの冷蔵庫の天板は、ちゃんと耐熱仕様になっているでしょうか。耐熱性のない天板に電子レンジを設置すると、電子レンジから発する熱によって冷蔵庫が故障する危険があります。
特に、オーブン機能やスチーム機能などの高火力で稼働する電子レンジタイプだと、レンジ本体の温度が上昇していきます。周囲も高熱になるので、必ず耐熱性の天板かどうかを確認してから、冷蔵庫の上に設置しましょう。
◆上に物が置けるタイプの冷蔵庫については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。
高い位置に置くなら横開きがおすすめ
キッチンスペースがそこまで広くないと、冷蔵庫の上など高い位置が空いていればそこに電子レンジを設置したくなってしまいます。身長の高さに応じた、無理のない適度な高さであれば問題ないのですが、あまりに高すぎる場所に電子レンジを置くと、落下時の危険度が高まります。大きな怪我や火傷に繋がる恐れもあるので、設置の高さはほどほどにしましょう。
もし高い位置に設置する場合は、扉が横開きタイプの電子レンジだと、落下の危険が少し下がるので安心です。扉を手前に開けるタイプのレンジだと、出し入れの際に位置がずれやすく落下しやすいというデメリットがあります。また中の物を取り出す際も、横開きの方が取り出しやすいでしょう。
特に日本は地震が多い国ですから、普段から落下物の危険を考えたレイアウトが重要です。電子レンジは10kg以上のものがほとんどですから、もしもの災害時にそんな重さの家電が落ちてくると危険です。
AV機器の近くには置かない
電磁波を使って食材を温める電子レンジは、AV機器との相性が悪い家電です。電子レンジの周りにテレビやWi-FiなどのAV機器を置いていると、発生した電磁波が干渉して、電波の接続が切れてしまうことや機器の故障にも繋がります。
無線LANが途切れるのは危険性が高い事態ではありませんが、見ていた動画や番組の再生が止まったり、ゲームの接続が突然切れてしまったりと、レンジの使用によって頻繁に生じると不便ですよね。
特に、狭いワンルームなどに配置すると、他の家具や家電との距離が近くなってしまうので、電子レンジの周りには干渉の危険がある機器を配置しないよう、周囲の物を確認しておきましょう。
放熱スペースを空ける
先述したように、食品の加熱をおこなう電子レンジは、本体が高温になり周囲に熱を放ちます。その熱がうまく排出できずにこもったままだと、故障の原因に繋がります。
一般的な電子レンジには、天面と背面、そして両サイドの側面に放熱スペースを設けて設置しなければなりません。基本的には10~20cm程度の放熱スペースが推奨されていますが、メーカーやモデルによって、それぞれ適した数値が設定されています。購入するモデルの設置条件は、公式サイトや取扱説明書などに詳しく記載されていますので前もって確認しておきましょう。
中には、放熱スペースを設けず、壁際などにぴったりと寄せて配置できる電子レンジも販売されています。置き場所に余裕がなさそうな場合には、壁に寄せて設置できるモデルも検討してみましょう。
放熱スペースの確保以外には、燃えやすい物を電子レンジ周りには置かないようにすることも大切です。冷蔵庫に貼ったメモなどの紙類や、ペーパー類、布類など、焼けやすい素材のものが電子レンジに近づいていると、長時間の調理時などの目を離した隙に、物が発火して火事に繋がる危険も考えられます。適度な距離に離すか、事前に移動させておくのが無難です。
ラックを使って収納スペースを確保
コンパクトなキッチン空間では、なかなか電子レンジの置き場所を確保できないことも多いです。特に賃貸住宅にお住まいの方は、備え付けの棚などでは調理家電を置けないことがほとんどです。
電子レンジの置き場所が見つからずに悩んだら、レンジボードや収納ラックを使って、レンジの設置場所を確保しましょう。もちろん、トースターや電気ケトルなどの小型調理家電も、放熱スペースさえ確保できれば、まとめて収納することができます。ラック類がひとつあればキッチン周りがすっきりと落ち着くので、収納ラックなどの導入はごちゃついているキッチン空間の整理にもおすすめです。
電子レンジの収納用として特におすすめしたい収納アイテムは、電子レンジ向けに作られた収納アイテムのレンジボード、スチール製のラック、キャスター付きワゴンの3つです。下記に各アイテムの特徴やメリットをまとめてみました。
レンジボード
- 電子レンジ専用として作られた収納アイテム
- 棚と一体化した大型タイプがほとんど
- 食器棚としても活用できる
- 価格がやや高め
スチールラック
- 耐荷重が高く安全性が確保できる
- 格子状のラックは放熱性に優れている
- 発火リスクが低い
- 組み立て式のラックは安く購入できる
キャスター付きワゴン
- キャスター付きで可動できる
- 木目調などデザイン性がおしゃれ
- 安く購入できる
- キャスターなしを選ぶのもおすすめ
コンパクトな小型電子レンジで省スペースに
この記事では、小型の電子レンジモデルに焦点をあてて、おすすめのモデルをずらりとご紹介してきました。おすすめ製品の紹介と併せて、電子レンジ選びのポイントもお伝えしてきました。
- 予算相場は機能性に比例する
- 購入コストを抑えたい場合は単機能モデルを選ぶ
- 自分に必要機能を把握して無駄のないモデルを選ぶ
- ヘルツフリータイプ以外は、対応周波数を確認する
- 手入れのしやすさや汚れにくさにも注目
今まではあたため機能しか使ってこなかったという方も、この記事でご紹介してきた多機能の電子レンジモデルを見て、オーブン機能やスチーム機能の搭載された高機能レンジが気になってきたのではないでしょうか。
ただの加熱だけではなく、調理までおこなえる電子レンジは、レシピの幅を広げて調理の時間を短縮してくれる心強い家電です。グリル機能では、片付けや下ごしらえが億劫なお肉料理も、ボタンひとつで簡単に調理できるのが魅力ですね。コンロで焼くとニオイが気になる魚料理にも挑戦しやすく、バランスの良い献立で毎日の食事が彩られそうです。
多機能の電子レンジでも、省スペースで設置できるよう配慮されたコンパクトなモデルはたくさん販売されていますので、安全を確保した場所に置けるよう注意しつつ、お気に入りの電子レンジを迎え入れてみてはいかがでしょうか。