一人暮らしにテレビはいらない?メリット・デメリットと対処方法を解説

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テレビのあるワンルーム

一人暮らしを始める際、テレビの存在は欠かせないと思われがちですが、テレビを持たない生活にもメリットがあります。さまざまなコンテンツを楽しむ媒体がインターネットメインに移行している現代では、テレビの代用となる方法が多くあるのです。

この記事では、一人暮らしの生活にテレビがないことのメリットやデメリット、そしてテレビがない場合の代用方法について詳しく解説していきます。メリット・デメリット面からテレビの役割を見直して、自分のライフスタイルに合うかを考えてみましょう。

一人暮らしでテレビを置かないメリット

テレビを楽しむ男性

当たり前のようにあるテレビだけど、本当に必要かな?

仕事で忙しくて見る時間がないし、手放してみようかな。

一人暮らしにおいてテレビを持つかどうかは、個人の生活スタイルや好みによって異なりますが、テレビを持たないことによるメリットも大きいです。メリットは多々ありますが、まず物理的なメリットは、テレビがないことで部屋を広く使えるという点です。

効率面のメリットでは、テレビを見る時間を有効活用できる点、さらに電気代やNHKの受信契約が不要という経済的な恩恵も得られます。これらのメリットについて、詳しく解説していきましょう。

場所を取らないのでスペースが広がる

まずは、物理的にテレビがないことにより、部屋のスペースを広く使えるというメリットがあります。テレビは目立つ家電であり、一人暮らし用のワンルームなどの間取りでは限られたスペースを占拠します。小型のテレビの場合でも、棚や台の上に置いて配置場所や視聴位置などを考慮する必要があります。

単純にテレビがないことで、他の物や家具を置けるスペースが生まれるのです。また、テレビを視聴するにはテレビ線を繋がなければなりませんから、インテリアのレイアウトにも縛りが生じます。テレビがないことで、家具や物を自由に配置できるメリットもあります。

だらだらと時間を浪費せずに済む

何気なくテレビを点けていて、特に見たい番組でもなかったのにだらだらと見続けてしまったという経験はないでしょうか。テレビがないことによって、こうした時間の浪費をなくせます。自分の趣味や勉強に費やしたり、だらだらとしていた家事をスピーディーに終わらせたりと、生活にメリハリをつけられます。

一人暮らしでは自分の匙加減で生活リズムが決まります。家事をするタイミングも就寝時間も自分の自由な時間で決められる自由さがある反面、すべてにおいて自己責任です。時間の浪費による生産性の低下を防いで、限りある時間を確保しましょう。

電気代やNHK受信料がかからない

テレビを持たないことには経済的なメリットもあります。テレビを持たなければ、電気代がかかりません。一度点けると長時間視聴するテレビは、意外と電気代がかかるものです。55V型の液晶テレビで計算した場合、年間の電気代は約3,500~6,600円程度かかります。

テレビがないとNHKと受信契約を交わす義務がなくなり、月々の受信料を支払わなくて済みます。NHKの受信料は、地上波放送では月々1,225円(2023年5月現在)かかり、年間計算すると14,700円です。電気代とNHK受信料をあわせて、約2万円近くを節約できるメリットがあります。

一人暮らしでテレビを置かないデメリット

テレビのあるワンルーム

一方でテレビがないと、大画面で高画質の映像コンテンツを楽しめない点や、テレビディスプレイを使ってゲームができない、地震などの災害時に情報入手が遅れてしまうというデメリットもあります。

しかし、これらのデメリットには代用方法や対処法がありますので、解決は可能です。対処方法もあわせてご紹介していきましょう。

大画面で映像を楽しめない

テレビがあると、映画やドラマなどの迫力ある映像を大画面で楽しめます。スマートフォンやノートパソコンなどでは画面サイズや画素数に限界があり、テレビほどの没入感は得られません。映像を高画質かつ大画面で視聴し、作品の世界観に没入したいという人にはテレビがないことはデメリットです。

このデメリットを解消する方法としては、プロジェクター機器の導入がおすすめです。プロジェクターであれば、家具がない壁などのデッドスペースを有効に使い、スペースを圧迫せずに大画面で映像を楽しめます。

テレビゲームができない

家庭用ゲーム機にはテレビと繋げるテレビゲームタイプと、手持ちで楽しむポータブルタイプがあります。大画面と高解像度による迫力のある映像や臨場感のある音響効果は、テレビならではの楽しみ方であり、ゲームプレイの感動や興奮も高まります。

テレビがなくても大画面でゲームを楽しみたい場合には、ゲーミングディスプレイを導入します。スペースを取るものの、パソコン用のディスプレイとしても兼用できて便利です。ゲーミングモニターは通常のテレビより応答速度が速いので、ゲームプレイ時に残像感や遅延が少ないというメリットがあります。

災害情報やニュースを即座に見られない

テレビでは、地上波放送や衛星放送を通じてリアルタイムの情報を得られます。万が一災害が発生した際や重要なニュースがあった場合には、テレビを通じて緊急情報や最新の情報をリアルタイムで追いかけられます。

テレビがあれば、大きな災害や事件の情報は速やかに報道され、最新の正しい情報を得られます。ネット上の情報は信頼性に欠けることもあるため、情報の取捨選択や信頼性の確認に注意を払わなければなりません。正しい情報源であるかどうか、信頼できるメディアであるかを判断しましょう。

ネットサーフィンやSNSの依存度が上がる可能性がある

テレビを置かない場合、スマートフォンやパソコンからインターネットを楽しむ時間が増えるでしょう。ネット上の情報やコンテンツは無限にあり、ついつい時間を費やしてしまうので、テレビを持たないことで自由な時間が増える一方、ネットに依存する傾向が生じるかもしれません。

ネットサーフィンやSNSは便利で楽しいものですが中毒性を伴い、つい夢中になって家事や食事、睡眠がおろそかになってしまう可能性もあります。自己管理が甘くなりがちな一人暮らしでは、ネットやSNSを楽しむ時間の使い方に注意を払って、自分を上手にコントロールしましょう。

テレビを置かなくても地上波放送を見る方法

レコーダーとリモコン

テレビがなくても、たまには気分転換におもしろい番組を見たいなぁ。

手軽に取り入れられる代用方法はないかな?

テレビがなくても地上波などのテレビ放送を見る方法はいくつかあります。続いては、テレビがない場合の代用方法についてご紹介します。PCモニターとレコーダーを使ったり、パソコンとチューナーを繋げたりする代用方法が一般的です。

VODコンテンツや動画配信サービスのサブスクリプション契約をしていれば、パソコンやタブレット、スマートフォンからサービスを利用する方法もあります。テレビ番組や映画などのコンテンツをオンデマンド視聴できて、地上波放送の番組も配信されているので見たい番組を視聴できますよ。

PCモニターとレコーダーを使う

テレビを置かずに地上波放送を見る方法として、まず紹介するのがPCモニターとレコーダーを使用する方法です。テレビチューナーが内蔵されているレコーダーがあれば、モニター用に別途でTVチューナーを買わなくても番組を視聴できます。

必要なものはブルーレイ・DVDレコーダーとPCモニター、2つの機器を繋ぐHDMIケーブルです。レコーダーをテレビのアンテナ線に繋ぎ、モニターのHDMI入力と接続するだけなので、接続手順も簡単です。番組視聴や録画操作、リモコンを使った遠隔操作も行なえます。

パソコンとチューナーを使う

テレビは持っていないけどパソコンを持っているという場合には、テレビ用チューナーを準備すれば番組放送を受信できます。パソコン用のテレビチューナーには、USBに外付けするタイプと、デスクトップパソコンのスロットに差し込む内蔵タイプがあります。

チューナーを接続後、取扱説明書やガイド表示に従って操作し、チャンネルスキャンが完了すると利用可能なチャンネルが表示され、地上波放送を受信できるようになります。予算相場はUSBタイプが5,000円程度、内蔵タイプは10,000円程度から展開されているので、レコーダーより安く購入できます。

パソコンやタブレットで動画配信サービスを見る

リアルタイムでの番組視聴にこだわらない人には、パソコンやタブレット、スマートフォン端末などから視聴できる動画配信サービスの利用が便利です。Wi-Fiやルーター接続でのインターネット環境さえ確保できれば、外出先でも番組視聴が可能です。

人気のある動画配信サービスには、Netflix、Amazon Prime Video、Hulu、Disney+などがあります。また、GYAO!、Tver、NHKプラス、テレ朝キャッチアップ、TBS FREEなどの配信サービスでは、ドラマ番組などの見逃し配信を行なっており、配信期間中であれば何回でも視聴可能です。

無料で利用できるサービスと月額有料のサービスがあり、無料トライアルもうまく活用して自分の見たい作品の多いサービスを選びましょう。

チューナー付きプロジェクターを使う

近年のプロジェクター製品には、テレビチューナー内蔵タイプのものが登場しています。別途でチューナーを購入しなくても、プロジェクター単体で番組視聴できるので、購入コストを抑えられます。プロジェクターとテレビアンテナ線を接続するだけなので手順も簡単です。

記録用の媒体を用意すれば、番組を録画できる機能を持った製品もあります。ただしプロジェクターは、設置場所の明るさや時間帯によって、映像を鮮明に楽しめない場合がありますので、仕様に応じて配置場所や投影距離などを考慮して設置しましょう。

チューナーが内臓されたベルソスの「VS-P02S」は、コンパクトなサイズ感で、一人暮らしにもぴったり!値段も手ごろで、テレビよりも気軽に購入できます。このようなチューナー付きプロジェクターがあれば、テレビがなくても大画面で地上デジタル放送や動画を楽しめます。

テレビを置かなくてもゲームやDVDを楽しむ方法

ゲームに没頭する女性

次に、テレビがない環境下でもテレビゲームで遊んだり、DVDやブルーレイディスクなどの視聴を楽しんだりする方法を解説していきます。

予定のない休日は、おもいきりテレビゲームを楽しみたい!

テレビがないけど、お気に入りの映画はDVDで楽しみたいな。

これから紹介する代用方法を取り入れれば、テレビがない環境でもそれぞれのニーズを満たせますよ。それではさっそく、テレビなしでゲームやDVDを楽しむ手段について、HDMI端子付きモニターを使う方法と、ディスクドライブ搭載のPCを使う方法の2つを詳しく解説します。

HDMI端子付きのモニターとゲームをつなぐ

HDMI端子が付いているモニターを使えば、家庭用ゲーム機を接続できます。ゲーム機側とモニター側のそれぞれのHDMI出力ポートに接続して、しっかりと差し込んで固定すれば完了です。接続完了後、モニターのメニューやリモコンの入力切り替えから、ゲーム機の接続HDMIポートを選択しましょう。

ゲームプレイ用に特化したゲーミングモニターを使えば、モニターの応答速度が速いため、動きの速いゲームでも画面が遅延せず、タイミングを逃さずに的確なプレイができます。HDMI端子付きのモニターがあれば、ゲーム機との接続だけでなく、DVDなどのディスクプレーヤーとの接続も可能です。

DVD・ブルーレイドライブ搭載のパソコンを買う

パソコンにDVD・ブルーレイドライブが搭載されていれば、ドライブにディスクを投入してパソコン上で映像を楽しめます。Windowsの場合は、PowerDVDなどのプレーヤーソフトをインストールして視聴します。

MacではQuickTimeプレーヤーが標準でインストールされているので、すぐにディスク再生が可能です。手持ちのパソコンがドライブ非搭載の場合は、USBなどで接続できる外付けドライブを購入することで、ドライブ搭載同様にディスク視聴できるようになります。

一人暮らしにおすすめ!テレビ代わりに使えるアイテム

パソコンで動画視聴する女性

一人暮らしでは持ち物を最小限に抑えて、シンプルな生活を送りたいものですね。これまでテレビは、必須の家電という認識が強い風潮にありましたが、ないことによるメリットも大きなものだとお分かりいただけたかと思います。

最後に、テレビ代わりに使える便利なレコーダーやプロジェクター、チューナーなどの代替製品をご紹介します。視聴頻度や用途を踏まえて、ここまで紹介した代用方法から自分にぴったりなアイテムを見つけてみてください。

バッファロー nasne

バッファローのnasneは、スマートフォンやタブレット、パソコンからテレビ番組視聴を楽しめるネットワークレコーダーです。地上デジタルやBS・CS番組を視聴できるだけではなく、番組録画も可能です。外出先でもリアルタイムでの視聴や録画番組を再生できるので、視聴の幅が広がりますよ。

本体はコンパクトで場所をとらず、コンパクトながらも2TBと大容量のHDDを内蔵する頼もしいレコーダーです。PlayStationのゲーム機を持っていれば、コントローラーからの操作も可能です。テレビアプリに対応しているので、スマートフォンやタブレット上から番組検索もできます。

パナソニック 4Kディーガ DMR-4SE102

パナソニックの4Kディーガ DMR-4SE102は、ドラマやアニメなどの番組を、約90日間分を自動録画保存できるブルーレイディスクレコーダーです。自動録画では、ジャンルや時間帯を指定できます。HDD容量はたっぷりの1TBで、4K放送は最大で約18時間、ハイビジョン放送は最大で約130時間分を録画できます。

4K映像に対応しているので、お気に入りの番組を鮮明で美しい映像のまま楽しめます。専用のスマートフォンアプリ「どこでもディーガ」を使えば、外出先から録画予約をしたり、録画保存した番組を視聴したりできるだけでなく、リアルタイムでの番組視聴も可能です。

ピクセラ Xit Square XIT-SQR100

ピクセラのXit Square XIT-SQR100は、手のひらサイズのコンパクトなテレビチューナーです。専用アプリの「Xit SE」をインストールするだけで、地デジ・BS・CSのテレビ視聴や番組録画を、Windows搭載パソコンから手軽に楽しめます。パソコンからテレビを見たい人におすすめの製品です。

番組表やキーワードから予約録画も可能で、録画した番組は倍速再生・スキップ再生などで、効率よく視聴できる充実の録画機能です。USBケーブルはType-AとType-Cの2種類付属しているので、手持ちのパソコンにあわせて接続できます。

ベルソス VS-P02S

ベルソス VS-P02S は、地デジチューナー内蔵の多機能プロジェクターです。Wi-Fiミラーリング機能を使って、スマートフォンやパソコン画面をワイヤレスで投影できるのが魅力です。microSDやUSBメモリーに保存した動画や音楽などのデータも、本体に接続するだけで視聴可能です。

日中でも鮮明な映像を楽しめる3,000ルーメンの明るさなので、休日の視聴にも最適です。3Wのスピーカーが内蔵され、プロジェクター単体でもクリアな高音質を楽しめます。付属の三脚スタンドを使って好きな角度や高さに調整可能で、天井にも投影できるのでベッドで視聴を楽しみたい人におすすめです。

一人暮らしにテレビはなくても問題なし!ライフスタイルに合わせて考えよう

テレビを楽しむ女性

今回は、一人暮らしにおけるテレビの必要性や、テレビがないことのメリットやデメリット、代替方法などをご紹介してきました。

  • 一人暮らしではテレビがなくても充実した生活を送れる
  • だらだらテレビを見続けたり、ながら見で作業や家事効率が落ちない
  • テレビがないと部屋を広く使えて、電気代やNHK受信料を節約できる
  • 災害や事件情報をリアルタイムで即座に入手できないデメリットもある
  • チューナーやレコーダー、モニターなどで代用が可能
  • プロジェクターがあれば大画面で視聴できる

テレビの有無において重要なのは、自分のライフスタイルや嗜好に合わせた選択をすることです。パソコンやスマートフォンから好きな映画やドラマなどを楽しめますし、インターネット上で最新のニュースや災害情報を収集することもできます。

テレビを置かないことで得られるメリットと、その代替手段を活用することで克服できるデメリットを考慮して、充実した生活を送るために自分にとって最適な選択をしましょう。

企画・制作:株式会社ClassLab.「RIRIFE編集部」

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