加湿器代わりにすぐ対策できる方法14選!濡れタオルなど身近なもので今すぐ加湿

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加湿器代わりにすぐ対策できる方法14選!濡れタオルなど身近なもので今すぐ加湿

空気が乾燥すると、私たちの健康や生活にはさまざまな影響が及びます。乾燥が原因で皮膚がカサカサになったり、風邪のウイルスが繁殖してしまったりと、健康へ大きく影響するのです。

この記事では、加湿器を持っていなくてもすぐに乾燥対策ができる、加湿器代わりに使える具体的な方法についても詳しく解説していきます。

面倒な準備は必要なく、家庭にある日常品やちょっとした工夫をするだけで、室内の湿度を改善できる方法ばかりです。簡単に実行できる上に、コストもかからないため経済的な面でも魅力的ですよ。

空気が乾燥するとどうなる?

空気が乾燥するとどうなる?

冬場は部屋にいると喉が乾燥してイガイガしてくる…。

風邪をひきやすい原因にもなるし、室内をしっかり加湿しなくちゃね。

室内の湿度が低下して乾燥した環境下では、生活にさまざまな影響が及ぼされます。風邪などの体調不良の原因や、乾燥による肌の不調、喉の渇きや痛みまで、湿度が低い状態がもたらす悪影響は多岐にわたります。まずは乾燥によって生じる問題について、詳しく説明していきましょう。

風邪などの体調不良の原因になる

空気が乾燥する、風邪や体調不良の原因になることがあります。空気乾燥で粘膜の保護機能が低下し、ウイルスや細菌に感染しやすくなるためです。また、乾燥した空気は肌や目にも刺激を与え、かゆみや赤みなどのトラブルを引き起こす可能性があります。

さらに、空気の乾燥によって静電気が発生しやすくなり、衣類や家具に付着したほこりを多く吸い込んでしまうことも考えられます。湿度が低いことによって体温調節がうまくできず、発汗量や水分摂取量が減ってしまい、脱水症状や血圧の低下などのリスクを高める恐れもあるのです。

肌が乾燥しやすくなる

乾燥した空気は、肌の水分を奪って表面のバリア機能を低下させるため、肌が乾燥しやすくなります。乾燥肌は、肌の水分や油分が不足している状態で、肌のバリア機能が低下した結果、肌がカサカサになったり、かゆみや赤みなどのトラブルを起こしたりします。

乾燥肌の原因はさまざまですが、空気の乾燥は大きな要因のひとつです。空気が乾燥すると、肌から水分が蒸発しやすくなり、肌の水分保持能力も低下します。特に冬場は暖房器具や外気の影響で空気が乾燥しやすくなるため、乾燥肌になりやすい季節です。なるべく湿度に気を配って、肌の健康を守りましょう。

空間の加湿に!今すぐできる加湿器代わりの方法

空間の加湿に!今すぐできる加湿器代わりの方法

加湿器は持っていないけど、応急処置として使える加湿の代用方法はあるかな?

冬の乾燥した空気は、肌や喉に悪影響を及ぼすだけでなく、ウイルスの感染リスクも高めることが分かりました。室内の加湿に使う家電といえば加湿器ですが、加湿器が手元になくても手軽に実践できる加湿方法はたくさんあります。

以下では、今すぐ取り入れられる加湿器代わりの加湿方法をご紹介していきます。どの方法も手軽に実行できるものばかりなので、積極的に取り入れて快適な室内環境を維持しましょう。

洗濯物を部屋干しする

加湿器を導入して加湿を行なうのは快適に部屋の湿度を保てる確実な方法ですが、もっと手軽な加湿方法もあります。それは洗濯物を部屋干しすることです。水分を含んだ洗濯物を部屋干しすると、水分が蒸発していくので空気中に湿度が増します。

部屋干しでの洗濯物の乾燥には時間がかかりますが、部屋の湿度が低ければ洗濯物も乾きやすいでしょう。ただし、生乾きの状態になるとせっかく洗った衣類から嫌なにおいが発生してしまいます。サーキュレーターを使って効率よく乾かす工夫や、数時間だけ部屋干しをして天日干しに切り替える工夫もおすすめです。

部屋に霧吹きをする

加湿器がない場合、霧吹きを使って水分を散布させるのも効果的です。霧吹きは、園芸用品店やホームセンターなどで簡単に入手できますし、100円ショップでも販売されています。

園芸用の極細ミストが噴射できる霧吹きを購入すれば、床の濡れ具合が気にならずに室内をスプレーできます。使い終わった消臭スプレーなどの空き容器を取っておいて、きれいに洗って乾かし再利用するのもおすすめです。

霧吹きで室内に水を散布させていくだけで、空気中の水分量をすばやく増やせます。ただし、室内に霧吹きでスプレーするときには、木製の家具や電化製品などに水がかかると、傷みや故障の原因となるので注意してください。

キッチンでお湯を沸かす

石油ストーブの上にやかんや鍋を置いて、お湯を沸かしている様子は、冬の風物詩ともいえる光景ですよね。これは、暖房器具の使用で乾燥しがちな室内に蒸気を発生させ、湿度を保っているのです。石油ストーブがなくても、キッチンでお湯を沸かすだけで部屋の湿度を上げられます。

やかんや鍋に水を入れて火にかけ、水が沸騰したら弱火に切り替えましょう。このときに蓋をするとせっかく発生させた水蒸気が出にくくなりますので、蓋はせずに開けたままにしておいてください。鍋などから出る水蒸気を拡散させるために、扇風機やサーキュレーターを使用するのも効果的です。

窓や床を水拭きする

室内に霧吹きで水を散布させる方法に似た方法ですが、窓や床を水拭きする方法があります。水吹きによって水分を蒸発させて、空気中に湿度を加える方法です。加湿できるだけでなく、室内のほこりや汚れも取り除けます。加湿と掃除を一度に済ませられる一石二鳥の方法です。

窓や床を拭く際には、ぬるま湯を使うのがおすすめです。温度が低い冬季は、冷たい水よりもぬるま湯のほうが水分が蒸発しやすいためです。汚れた布を使うと細菌やカビを広げる可能性があるので、必ず清潔な布を使いましょう。

入浴後に浴室の扉を開ける・お風呂に水を張る

入浴後に浴室のドアを開けておくだけでも、十分な加湿効果が期待できます。浴室と室内の温度差が大きいほど、空気中に水分が蒸発しやすくなります。一人暮らしの住まいなど、浴室と加湿したい部屋の距離が近いときに有効です。

バスルームとリビングルームが離れている場合、バスルームからの蒸気を入れるために部屋の通路を開放していると、暖房効果が薄れたり、室温が下がって暖房運転が強まったりすることも考えられます。

目安としては10分くらい浴室を開けておけば十分です。また、入浴後に限らず、浴槽に水を張るのもおすすめの方法です。ただし、常に浴室に水を張った状態だと、浴室内の湿度が高くなりすぎてカビの原因になりかねません。浴室を利用した加湿の際には、適度に換気するよう注意してください。

観葉植物を置く

植物は光合成の過程で水分を蒸発させるため、空気中の湿度を上げる働きがあります。この仕組みを利用して、室内に観葉植物を置くことで自然の加湿効果を得られます。植物は空気中の有害物質を吸収して酸素を放出するので、空気清浄の効果も得られるのです。

光合成で発生するマイナスイオンは、疲労軽減やリラックス効果も期待できるので、心身を癒しながら加湿を行なえます。モンステラやサンスベリアなど、大きな葉を持つ植物ほど加湿効果や空気清浄の効果は高いです。観葉植物を置くことで、加湿器の代用品としてだけでなくインテリアとしても楽しめます。

シンクに水を張る

浴槽に水を張る方法と似ていますが、台所のシンクや洗面所に水を張るだけでも室内の湿度を上げられます。シンクをきれいに洗ってから、栓をして水を満たします。水の量はシンクの半分程度を目安にして溜めましょう。

溜める際の水温は、室温よりも少し高いほうが蒸発しやすくなるため効果的です。給湯設備があって水温を自由に調節できるのであれば、なるべく高めの温度で溜めておくのがおすすめです。溜めた水は長く溜めっぱなしにせず、最低でも1日に1回は必ず入れ替えて衛生的に保ちましょう。

濡れたタオルを振り回す

濡れたタオルを振り回すだけでも、室内の加湿効果があります。仕組みとしては霧吹きで水分を散布する方法と似ていて、タオルに含まれた水分を振り回すことによって空気中に散布させるという原理です。水分が細かく分散されるので、部屋の湿度を上げられます。

使用するタオルは、必ず清潔なものを使うようにしましょう。雑巾や汚れた付近などを使うと、細菌やカビといった有害物質まで空気中に拡散されてしまいます。

しっかり加湿したいからとタオルがびしょびしょに濡れすぎていると、水滴が飛び散りすぎますし、逆に乾きすぎていると水分が十分に散布されず加湿効果が薄まります。しっとりと濡らす程度が適切です。

プライベートスペースの加湿に!今すぐできる加湿器代わりの方法

プライベートスペースの加湿に!今すぐできる加湿器代わりの方法

寝るときに枕元で加湿できるような、手頃な乾燥対策を教えて!

デスク周りやベッド周りなど、プライベートスペースの湿度を保つ際にも、身近なアイテムを使った湿度調整が効果的です。続いては、自分の周囲やコンパクトなスペースを手軽に加湿できる乾燥対策をご紹介していきましょう。

加湿器の中には、プライベートスペースを手軽に加湿できるペットボトルを使った加湿器や、卓上加湿器もあります。以下のような身近な方法でも加湿することは可能ですが、少し物足りないと感じる場合には、ぜひ検討してみましょう。

■ペットボトル加湿器や、卓上加湿器のおすすめ製品は、以下の記事で詳しく解説しています。

水が入ったコップを置く

浴槽やシンクに水を溜める方法と同じ仕組みで、水が入ったコップを置く方法も、水が蒸発して空気中に水分を与えるため加湿効果があります。自分の周囲だけをピンポイントに加湿したい場合には、手間もスペースも取らずに簡単に実践できます。

コップに注ぐのは、ぬるま湯やお湯だとさらに水分が蒸発しやすいので効果的です。ミネラルウォーターなどの飲料用の水でもいいですが、長い時間、蓋をせずに置いておくことを考えると、水道水や飲料用以外の水のほうがおすすめです。

濡れタオルを干す

洗濯物を部屋干しするのと同じ原理で、濡れタオルを干しておくのも室内の加湿に有効な方法です。タオルを水で湿らせて、水滴が落ちてこないくらいにきちんと絞り、室内の乾燥が気になる場所や、自分の周囲に干しておきましょう。タオルに含まれた水分が自然に蒸発して、空気中に湿度を与えてくれます。

タオルは手軽に用意できますし、電気代もかからない経済的な手段です。注意点として、タオルはしっかり絞ってから干し、水滴が落ちて床や家具を濡らさないようにしましょう。また、使用するタオルは毎日取り替えて、乾燥したら洗濯してください。

コーヒーフィルターをカットして水に差す

コーヒーフィルターは、水分を吸収して蒸発させる性質があるため、水に浸したコーヒーフィルターを置いておけば、空気中に水分が拡散されて加湿効果が得られます。

コーヒーフィルターを使った簡易加湿器の作り方はとても簡単で、コーヒーフィルターを何枚かじゃばらになるように折って、水を入れたコップなどに差しておくだけです。

じゃばら状に折ったあとでフィルターの上部を丸くなるようにカットしてから開けば、ペーパーフラワーのような見た目になってインテリアに華を添えてくれます。

スポンジを水に浸けて置いておく

水をたくさん吸収する素材であるスポンジも、簡易的な加湿方法として活躍するアイテムです。スポンジにたっぷりと水を吸わせて、お皿やタッパーなどに入れて置いておきましょう。スポンジはスーパーやコンビニなどでも手に入りますし、100円ショップなどでも複数個入ったパック商品が販売されています。

魚の形や動物の形など、デザインやカラーバリエーションも豊富なので、加湿用に気に入ったデザインのスポンジを用意するのもおすすめです。スポンジは洗いやすい素材なので清潔さを保ちやすく、食器用洗剤などで洗えば衛生的に使えます。

お肌の乾燥対策に!今すぐできる加湿器代わりの方法

お肌の乾燥対策に!今すぐできる加湿器代わりの方法

乾燥しがちな季節は、喉の不調だけでなく、肌の調子も不安定になりがちです。肌が水分を失うと、痒みや湿疹などの肌トラブルを引き起こす可能性が高まります。続いては、加湿器がない状況でも手軽に対策できる、肌の乾燥対策として効果の高い方法をご紹介します。

美容スチーマーを使う

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美顔スチーマーとは、主に顔へ温かい蒸気を噴射し、肌に十分な湿度を与えて、日頃のスキンケア効果を上げる目的の美容機器です。室内の加湿対策としては不向きですが、顔や肌へのピンポイントな加湿対策にはぴったりのアイテムです。

水蒸気を顔に直接吹きかけることで、肌に浸透しやすくなり、水分量を増やして保湿効果を高めます。美容スチーマーには、温かいスチームを肌にあてることで毛穴を開かせて、毛穴の奥に詰まった汚れや角質を除去しやすくする効果もあるので肌の調子が整います。

マスクを付ける

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マスクは喉の乾燥を防ぐためでなく、外気の乾燥や冷たさから肌を守るバリアとしても機能します。呼吸によってマスク内の湿度が上昇し、外気が冷たいと喉の乾燥を防ぐためでなく、唇や肌、口周りの乾燥などを防ぎ、湿度を保持して潤いを与える効果があります。

肌の乾燥対策として使用する場合には、肌にやさしい素材のマスクを選びましょう。加工しやすく、立体構造で顔にフィットする不織布素材や、綿やシルクで作られた保湿性が高い天然素材のマスクもおすすめです。

ただし、長時間マスクを着用し続けると、肌に摩擦や刺激がかかり、かえって乾燥やトラブルの原因になる可能性があります。そしてマスクは必ず清潔なものを使用し、こまめに交換することが大切です。着用の際には保湿クリームや乳液などを塗っておくと、より保湿効果を得られますよ。

加湿器代わりになる方法はたくさんある!

加湿器代わりになる方法はたくさんある!

この記事では、加湿器の代わりとして乾燥への対策ができる、身近なものを使った加湿方法についてご紹介してきました。家庭にある身近なアイテムや手軽に利用できるテクニックを駆使すれば、乾燥からくる不快さや健康への影響を軽減できます。

  • 広い空間の乾燥対策には、洗濯物の部屋干しや霧吹きでの水分の散布
  • 沸かしたお湯を置いたり、入浴後の浴室を開放したりするのも効果的
  • パーソナル空間の加湿には、水が入ったコップや濡らしたスポンジを置く
  • 顔などの肌の乾燥対策には、美容スチーマーやマスク着用で潤いを得られる
  • 観葉植物は自然の加湿効果と空気清浄効果を得られる、エコな加湿対策

今回ご紹介したのは、どれも日常生活で取り入れやすい対策ばかりです。状況に応じてこれらの方法を組み合わせて、加湿器の代用となる乾燥対策を実践してみましょう。

こまめに窓を開けて換気をすることも、環境を湿度が保たれるように整える対策のひとつです。乾燥からくる不快さや健康への影響を最小限に抑えるために、これらの方法を積極的に取り入れてみてください。

企画・制作:株式会社ClassLab.「RIRIFE編集部」

株式会社ClassLab.は新しい引越し先のライフラインお申込み手続きやインターネット回線、その他引越しの際のご面倒ごとを一括で承っている会社です。年間6万人以上のお手続きを代行、そこからニーズを汲み取り新生活者様に特化した情報を、独自の記事制作チームによって作成しております。

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