暖かい季節になってくると、布団のダニが気になりますよね。
布団のダニは、どうやって退治するのが良いのでしょうか?
この記事では、布団のダニをスチームクリーナーで退治する方法についてご紹介します。
ダニ退治に有効なスチームクリーナーの種類やタイプについても解説。
布団に使えるおすすめのスチームクリーナーについてもお伝えするので、最後まで記事をチェックしてくださいね!
布団のダニ退治に最適なスチームクリーナーの種類は?
まずは布団のダニに最適なスチームクリーナーの種類について見ていきましょう。布団のダニを退治するなら、どの種類のどのようなタイプのスチームクリーナーが良いのでしょうか?
スチームクリーナーの種類について
布団のダニ退治に最適なスチームクリーナーには、その特徴によって3つの種類があります。スチームクリーナーの3つの種類について、以下で解説しましょう。
キャニスタータイプ
スチームクリーナーの種類には、キャニスタータイプがあります。キャニスタータイプは、見た目が掃除機のようなもので、給水タンクが大きいのが特徴です。給水タンクは下に置いておき、ヘッドを動かしてスチームするので、腕にかかる負担が少ないのがメリット。
給水タンクが大きいということもあり、他のタイプに比べると長く使用できるのも嬉しいポイントです。ただキャニスタータイプはコードレスではないため、電源の近くで使用しなければならない制限があります。
ハンディタイプ
スチームクリーナーのもう一つのタイプは、ハンディタイプです。ハンディタイプのスチームクリーナーは、片手で持って使用するもので、軽量なものが多いのが特徴。コンパクトサイズなので、部屋の隅などにも使用しやすいのがメリットです。
ただハンディタイプは給水タンクの容量が少ないので、使用できる時間がキャニスタータイプと比べて短いのがデメリット。広範囲に使うには向いていませんが、布団一枚やピンポイントでちょっと使いたいという時には便利です。
スティックタイプ
スチームクリーナーの種類には、スティックタイプがあります。スティックタイプは文字通り棒状のスチームクリーナーで、立ったままスチームが使えるのがポイントです。スティックタイプは、壁や床などの平面上で使いやすいスチームクリーナー。
ハンディタイプに比べると連続で使用できる時間が長いのもメリット。ただ布団のように平面でない形状の場所には、少し使いにくいかもしれません。
ダニ退治に最適なスチームクリーナーはどのタイプ?
ダニ退治に最適なスチームクリーナーのタイプは、ハンディタイプです。スティックタイプは対応する形状が平面なので、布団のダニ退治で使うにはあまり使いやすく有りません。
ただハンディタイプの場合、水タンクの容量が少なく稼働時間が短いため、布団を何枚もスチームがけするのには向いていないといえるでしょう。複数の布団にスチームがけをするなら、キャニスタータイプがおすすめです。
ハンディタイプのスチームクリーナーは、衣類スチーマーとして使用できるものもあり、布地専用のアタッチメントが付属している場合があります。布地用のアタッチメントは、広い面積にスチームがかけられるようになっているので、布団のダニ退治にも最適です。
スチームクリーナーで布団のダニ退治はできる?
スチームクリーナーで布団のダニ退治ができるかどうかについて見ていきましょう。スチームクリーナーは、布団に使っても大丈夫なのでしょうか?スチームクリーナーで布団のダニ退治をする方法や注意点について解説します。
スチームクリーナーを布団に使っても大丈夫?
スチームクリーナーは、お風呂場や台所で使うという人が多いかもしれません。でも、スチームクリーナーは、布団に使うことも可能です。布団のダニ退治といえば、掃除機を使う方が多いかもしれません。
ただ掃除機では布団にへばりついたダニを完全に取り除くことはできず、残ってしまうこともあります。その点、スチームクリーナーは高温のスチームをかけるので、熱に弱いダニを退治することが可能です。
スチームクリーナーを布団に使用する際に、濡れてしまうのではないかと不安を抱いている方もいるかもしれません。スチームクリーナーは確かに高温の蒸気を噴射しますが、蒸気の温度が100℃以上であることもあり、すぐに乾くので大丈夫です。
もしもスチーム噴射の過程で布団が濡れてしまった場合は、布団を干して乾燥させればOK。濡れたままにはしないでおきましょう。
スチームクリーナーで布団のダニを退治する方法
スチームクリーナーで布団のダニ退治をする方法についても見ていきましょう。スチームクリーナーは、本来布団専用のクリーナーではないため、どのようにダニ退治をすれば良いかと思っている方も多いかもしれません。スチームクリーナーで布団のダニ退治をする際には、以下の手順で行いましょう。
1)布団のある部屋を一時間ほど暗くしておく
スチームクリーナーを布団にかける前には、布団のある部屋を一時間ほど暗くしておきましょう。その理由は、ダニの習性として暗い場所で活動しやすくなるからです。部屋が明るいと、ダニは布団の奥に入ってしまい、スチームをかけても退治できないことがあります。
部屋を暗くしておけば、ダニも活動しやすくなり、布団の表面にまで出てくることに。そこにスチームクリーナーをかければ、効率良くダニ退治が行えます。
2)スチームをかける場所に当て布をしておく
スチームクリーナーを布団にかける際には、布団の布地が熱に弱い繊維の場合、スチームをかける場所に当て布をしておきましょう。当て布をすることで、布団の表面に直接熱が当たって痛んでしまうことを防げます。布団の布地が熱に強いものであれば、当て布は必要ありません。
3)スチームを布団に噴射する
スチームを布団に噴射していきます。1平方メートル当たり20秒ほど当て続けると、効果的にダニ退治が行えるでしょう。ダニは60℃以上の熱を当てると、すぐに死滅します。スチームが布団全体にかかるように、ムラなく噴射していきましょう。
4)スチームが終わったら掃除機をかける
布団全体にスチームの噴射が終わったら、丁寧に掃除機をかけていきます。ダニの糞や死骸が残っている可能性があるので、布団全体にしっかり掃除機をかけましょう。
スチームクリーナーを布団に使用するときの注意点
スチームクリーナーを布団に使用する際には、いくつか注意しておくことがあります。スチームクリーナーは布団専用のものではないので、注意点はしっかり守りましょう。布団にスチームクリーナーを使用する際の注意点を、以下にまとめました。
布団の表面全体にスチームを当てる
布団は大きくスチームを当てる面積も広いので、スチームの当て漏れが出てしまう可能性があります。ダニがどこに潜んでいるかは分からないので、布団全体にスチームを行うことが必要です。
布団にダニが残っていた場合は、そこからまたダニが繁殖してしまう可能性もあります。なので、ダニ退治をする際には、できるだけ布団全体のダニにスチームが当たるようにすることが大切です。
布団の素材が熱に強いものか確認しておく
スチームクリーナーを作ってダニ大事を行う際には、布団に高温のスチームを当てることになります。布団の素材によっては、高温のスチームで布が傷んでしまう心配も。なので、スチームクリーナーを布団に当てる前には、まず素材を確認するようにしましょう。
スチームクリーナーでのダニ退治を控えたほうが良い布団の素材は、以下の通りです。
- 側生地や中綿に絹(シルク)が使われている
- ポリウレタンフォーム
- ラテックス
- ウレタンフォームの入っているマットレス
上記の素材を使用した布団の場合は、スチームでのダニ退治には不向きなので、掃除機を掛ける、天日干しをする、ダニ退治の薬剤やグッズを使用するなどの方法でダニ退治を行いましょう。
スチーム後に布団が湿っている場合は天日干しを行う
スチームクリーナーで布団の表面にスチームを当てると、多くの場合はすぐに乾燥してくれます。ただもしスチーム量が多く布団が湿った状態になった場合は、布団の天日干しを行いましょう。
ダニは湿気を好む生き物です。布団が湿った状態のままだと、せっかくダニ退治をしても、再びダニが繁殖してしまう可能性があります。スチームがけが終わった後には布団の布表面の状態を確認し、必要に応じて天日干しを行ってください。
布団に使えるおすすめのスチームクリーナー
スチームクリーナーといえば、通常はお風呂や布団にも使えるスチームクリーナーには、どのようなものがあるのでしょうか?布団にも使用可能なおすすめのスチームクリーナーを、以下でご紹介します。
アイリスオーヤマ: STM-303
アイリスオーヤマの STM-303はどのような特徴のあるスチームクリーナーなのでしょうか?アイリスオーヤマの STM-303の特徴や機能について調べてみました。
5WAY仕様で布団以外にも色々使える
アイリスオーヤマの STM-303は5WAY仕様になっているので、布団だけではなく、さまざまなところに使えます。ストレートノズルは、スチームを真っ直ぐに噴射するので、目地や蛇口の隙間掃除に便利。
布団を掃除する際には、布カバーを使用するコンパクトノズルがおすすめです。スチームをヘッド部分全体に拡散させるので、布団などの広い範囲を楽々スチームできます。
他にも、奥まったところに使えるアングルノズルやポイントブラシを装着して頑固な汚れに対応するなど、幅広い使い方が可能です。
約100℃の高温スチーム
アイリスオーヤマの STM-303は100℃の高温スチームを噴射するので、ダニを確実に対峙することができます。ダニは60℃の温度で死滅するので、100℃のスチームに当たれば確実に退治が可能です。
またスチームを噴射することによって、布団の除菌・防カビも可能になります。洗剤など薬剤を使用せずに除菌・防カビができるので、小さな子どもやペットがいるご家庭にも安心です。
安心の二重ロック
アイリスオーヤマの STM-303は100℃の高温スチームを噴射しますが、二重ロック機能がついているので、万が一にも小さな子どもやペットが触れたとしても安心です。二重ロックの解除は、サイドボタンを押しながら、メインロックをスライドさせればOK。
操作はシンプルですが二段階の操作が必要で、小さな子どもやペットは簡単に解除できないようになっています。
12分間の連続使用が可能
アイリスオーヤマの STM-303は、12分間の連続使用が可能です。布団は範囲が広いので、連続使用時間が短いと、なかなかスチームが終わりません。水タンク容量は300㎖となっているので、もし途中で水が切れたら水をつぎ足してスチームを続けましょう。
水を補給する際には、メジャーカップが付属しているので、必要な量を確実に補給することが可能です。
参考価格 | 4,109円(税込) |
タイプ | ハンディタイプ |
コードの長さ | 4 m |
サイズ | 310x240x130 mm |
重さ | 1.8kg |
ケルヒャー: SC 1 DCM
ケルヒャーのSC 1 DCMには、どのような特徴があるのでしょうか?布団のダニ退治にも使えるケルヒャーのSC 1 DCMの特徴について、以下にまとめました。
ダニ退治だけではなく除菌も可能
ケルヒャーのSC 1 DCMは、高温のスチームを利用して布団のダニ退治ができるだけではなく、除菌も可能です。また布団だけではなく、ノズルを取り替えることで、キッチンやお風呂、ソファなど、さまざまな場所に使えます。
キッチンなどは掃除をしながら除菌もできるので、一石二鳥。頑固な油汚れも、高温スチームでしっかり落とし、除菌効果も期待できます。
コンパクトサイズで使いやすい
ケルヒャーのSC 1 DCMは、コンパクトサイズで使いやすいのも魅力です。ハンディタイプなので、布団のような形状でも楽に動かすことができます。収納する際にも、321×127×186mmのコンパクトさなので、収納場所にも困りません。
また重さも1.6kgと軽いので、布団にスチームをかける際にも腕への負担が少なくて済みます。お風呂や洗面所を掃除する際にも、片手で掃除が可能です。
掃除に便利なハンドブラシ付き
ケルヒャーのSC 1 DCMは、掃除をする際に便利なハンドブラシがついているのもポイントです。ハンドブラシを利用すれば、キッチンやテーブル、ソファ、洗面所、お風呂などを掃除するのに便利。
ケルヒャーのSC 1 DCMは洗剤を使用せずに汚れを落とせるので、薬剤に敏感な人や小さな子どもがいる場合も安心です。
スポットノズルで頑固な汚れも落とせる
ケルヒャーのSC 1 DCMにはスポットノズルもついているので、頑固な汚れもしっかり落とせます。スポットノズルはスチームを集中して噴射できるので、細かい部分の汚れや油汚れなども落とすことが可能です。
さらに汚れをしっかり落としたい場合は、付属のポイントブラシを使用すればOK。ポイントブラシなら、スチームを噴出しながらブラシで擦ることで、洗剤でも落ちないような汚れも落とせます。
参考価格 | 11,430円(税込) |
タイプ | ハンディタイプ |
ヒートアップ | 約3分 |
サイズ | 321×127×186mm |
重さ | 1.6kg |
シャーク:SA1001J
布団のダニ退治にも使えるシャークのSA1001Jは、どのような特徴があるのでしょうか?シャークのSA1001Jの特徴などについて、詳しく見ていきましょう。
30秒でスチームが噴出
シャークのSA1001Jは、電源を入れてわずか30秒でスチーム噴射ができるので、スチームしたいときにさっと手軽に行えるのが魅力です。通常のスチームクリーナーの場合、立ち上がるまでに数分かかることもあります。
シャークのSA1001Jは30秒のクイックスタートが可能です。またハンディタイプなので、スチームしたい場所にすぐアプローチできるのも魅力。重さも1.55kgと軽いので、布団のダニ退治の際にも腕に負担がかかりません。
頑固な汚れも擦らずに取れる
シャークのSA1001Jは、高温のスチームで汚れを落とすので、頑固な汚れでも擦らずに落とせるのが魅力です。キッチンやお風呂場、洗面台などの頑固な汚れは、通常は洗剤などを使い、ゴシゴシと擦らないと落ちません。
シャークのSA1001Jなら、スチームを汚れに当てるだけで綺麗に落ちてくれます。水だけで綺麗に汚れが落とせるので、洗剤などの化学物質の残留を気にしなくて良いのも嬉しいポイントです。
衣類のシワ取りも可能
シャークのSA1001Jは、布団の他、衣類などのデリケートなものにも使用可能です。衣類にスチームを当てれば、簡単にシワが取れます。ハンディタイプなので、衣類スチーマーとしての使用も可能です。
衣類のシワをアイロンがけする場合、アイロン台を出すなど面倒なことが多いですが、シャークのSA1001Jならスチームを当てるだけ。お出かけ前の時間がないときでも、さっと衣類のシワが取れます。
付属のアクセサリーで細かい部分もしっかり掃除
シャークのSA1001Jには、ホースや小型ポケットツールなど、いくつかのアクセサリーが付属しています。細かいところを掃除したい場合は、ホースの利用が便利です。また、小型ポケットをホースと組み合わせれば、手の届きにくい場所までスチーム掃除ができます。
布団のダニ退治をする際には、衣類用スチーマーのアタッチメントを付ければOK。布団の広い範囲にスチーム噴射が可能です。
参考価格 | 11,370円(税込) |
タイプ | ハンディタイプ |
コードの長さ | 5 m |
サイズ | 131x292x181 mm |
重さ | 1.55kg |
H20スチームFX
布団のダニ退治も行えるスチームクリーナー・H20スチームFXは、どのような製品なのでしょうか?H20スチームFXの特徴や機能について調べてみました。
約110℃の高温スチーム
H20スチームFXのスチームは、約110℃の高温スチームなので、ダニを確実に退治することができます。ダニは60℃の温度で死滅するので、約110℃の高温スチームなら確実です。またH20スチームFXのスチームは、高温だけではなく高圧。
汚れを落としたい部分にスチームを当てれば、頑固な汚れもしっかり落とせます。たとえば、換気扇の油汚れなども、高温スチームで驚くほど綺麗に。壁紙にこびりついた汚れも、すっきり落とせます。
付属の衣類生地用パッドで布団もスチームがけ可能
H20スチームFXのスチームにはアタッチメントとして衣類生地用パッドが付属しています。衣類生地用パッドを使えば、布団も効率良くスチームできます。布団は範囲が広いので、通常のノズルでは時間がかかってしまうのでアタッチメントを使いましょう。
衣類生地用パッドを使用すれば、衣類のシワを伸ばす衣類スチーマーとして使用することもでき、ソファやカーペットなどのダニ退治にも使えます。
洗剤を使わずに掃除が可能
H20スチームFXは、水だけで汚れが落とせるので、洗剤を使わなくて良いのも嬉しいポイントです。洗剤を使った場合は、化学物質などが残ってしまうのが心配という方も多いでしょう。
H20スチームFXなら水しか使わないので、洗剤を用意する必要もなく、洗剤の残留を心配する必要もありません。掃除したいとき、布団や衣類などにスチームがけをしたいには水タンクに水を入れるだけでOKです。
ダニ退治だけではなく除菌も可能
H20スチームFXはダニ退治ができるだけではなく、除菌や消臭も可能です。布団の除菌や消臭だけではなく、子どものおもちゃにスチームを当てれば、おもちゃを除菌・消臭でき清潔に使うことができます。
また洗濯が難しいソファやカーペットなどにスチームを当てれば、洗濯をしなくても除菌・消臭が可能です。
参考価格 | 3,861円(税込) |
タイプ | ハンディタイプ |
スチーム温度 | 約110℃ |
サイズ | 24.6 x 23 x 21 cm |
重さ | 1.82kg |
まとめ
スチームクリーナーで布団のダニを退治する方法についてお伝えしてきました。
スチームクリーナーは高温のスチームを噴射して掃除などを行うものですが、布団のダニ退治にも使用可能です。
ダニは60℃以上の高温で死滅するので、100℃程度の高温スチームを噴射するスチームクリーナーならダニ退治が可能。
またスチームクリーナーはダニを退治するだけではなく、布団の除菌や消臭も行えるので便利です。
スチームクリーナーにはいくつかの種類がありますが、布団のダニ退治に使用するならハンディタイプがおすすめ。
ハンディタイプには布地に対応するアタッチメントが付属している場合があるので、布団にスチームがけを行う際には利用しましょう。
暖かくなるとダニが活動し始めます。
布団のダニ退治は、スチームクリーナーで行ってみてはいがでしょうか。