タンク式食洗機は、キッチンが狭くても設置できる、費用を抑えて購入できるなど、たくさんの魅力があります。
とても便利なタンク式食洗機ですが、デメリットはないのか、気になりますよね。
この記事では、タンク式食洗機にどんなデメリットがあるのか、ご紹介していきます。
メリットやおすすめの製品も詳しく解説します。タンク式食洗機の購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- タンク式食洗機は、使用の度に注水が必要・小型モデルが多いといったデメリットがある
- 反面、賃貸住宅でも設置しやすく、家事の時短や水道代の節約に大いに役立つメリットもある
- 人数別のおすすめタンク式食洗機を、機能とともに詳しく紹介
タンク式食洗機のデメリット
それでは早速、タンク式食洗機のデメリットをご紹介します。主に以下のような点が、タンク式食洗機のデメリットと言えるでしょう。
- 使用の度に水を入れなければならない
- 少人数向けモデルが多い
- 排水作業が必要な場合もある
- 風乾燥のみのモデルもある
タンク式食洗機のデメリットをしっかり確認してから、購入するかどうか決めましょう。
使用の度に水を入れる作業がある
タンク式食洗機は、食洗機のタンクに水を注いでから使用します。
タンク式食洗機を使用するたびに給水しなければならないため、少し手間がかかると言えるでしょう。
一般的に1度で使用する水量は、約5Lです。タンク式食洗機には給水用のカップが付いていることが多いですが、5Lの水を入れられるサイズではないため、1回で給水が完了することはありません。
カップに水を入れてタンクに注ぐという作業を、何度か繰り返す必要があります。
タンク式食洗機をシンクの上に設置できれば移動しなくて済みますが、水道のある場所から離れた場所に設置して使用する場合は、水を注ぐために何度も往復しなければなりません。
この作業が面倒な人には、タンク式食洗機は向いていません。給水が面倒な人は、分岐水栓式の卓上食洗機をチェックするのがおすすめです。
少人数向けが多い
タンク式食洗機は、コンパクトでキッチンが狭い人でも使用できるというメリットがあります。
ですが、コンパクトな分、1度に洗える容量も限られてしまいます。タンク式食洗機は1~3人で使用するモデルが多く、大人数で使用するのには向いていません。
4人以上で使用できるタンク式食洗機もないわけではないものの、種類は非常に限られてしまいます。
1日の食器をまとめて洗いたいという人も、家庭の人数によってはタンク式食洗機では容量が足りないかもしれません。
1度に洗える食器の量は、商品概要等に記載されているので、購入する前に確認しましょう。
使用人数が3人以下の場合は、1度に12~20点の食器を洗えれば十分です。4~5人で使用数場合は、40点の食器を洗える大容量のモデルを選びましょう。容
容量が大きくても本体サイズはコンパクトなので、設置場所に困るということはありませんよ。
排水作業が必要な場合もある
工事不要で使用できるタンク式食洗機ですが、中には排水作業が必要な場合もあります。
排水ホースを使用して、排水先をシンクかバケツにするのが一般的です。
排水ホースの長さは1.5mほどなので、シンクから離れた場所にタンク式食洗機を設置する場合は、排水先をバケツにするしかありません。万が一ホースの位置がずれてしまった場合、床が水浸しになってしまうので注意が必要です。
また、バケツを使用して排水する場合、たまった水を自分で捨てなければなりません。バケツにたまった水を捨てるので、少し重労働になります。
設置場所によって排水作業の有無は異なるため、面倒な人は、なるべくシンクに排水できるよう設置することが重要です。
風乾燥のみのモデルもある
システムキッチン内に設置するビルトイン食洗機の場合、ほとんどのモデルには乾燥機能が搭載されています。ヒーター乾燥で食器と庫内をしっかり乾かしてくれる機能です。
しかし、タンク式食洗機の中には、風乾燥のみのモデルや自然乾燥を促すオートオープン式モデルもあります。送風で乾かすため、ヒーター乾燥に比べると、どうしても乾きにくくなってしまいます。
乾燥機能がないよりはいいかもしれませんが、完全に乾かせないため、食器を拭く手間がかかる可能性があります。
手洗いよりは拭く量が少ないですが、しっかり乾かしたい人は乾燥機能をしっかりチェックしておく必要があるでしょう。
タンク式食洗機にもヒーター乾燥が搭載されているモデルがあるので、乾燥機能を重視する人は、ヒーター乾燥を採用しているモデルを選ぶと良いでしょう。
タンク式食洗機のデメリットを解消するには
タンク式食洗機のデメリットをご紹介しましたが、デメリットを解消する方法もあります。せっかくタンク式食洗機を購入するなら、少しでも使いやすい方がいいですよね。
タンク式食洗機を少しでも使いやすくするためにも、デメリットの解消方法を確認しましょう。
なるべくシンクの近くに設置する
タンク式食洗機は排水作業が必要な場合があります。排水ホースは長さ1.5ほどなので、シンクから離れた場所に設置すると、バケツに排水しなければなりません。シンクの近くに設置できれば、排水ホースをシンクにくっつけて排水できるので、水を捨てる手間が省けます。
シンクの横のスペースが限られている場合は、奥行きスリムタイプをチェックしてみてください。また、シンクに渡して使用する食洗機ラックが売っています。シンクの横が狭くても、食洗機を設置できるようになるので、必要な場合は購入してみてください。工夫1つで、タンク式食洗機をシンクの上に設置できますよ。
乾燥機能をチェックする
せっかく食洗機を使用するなら、食器を拭く手間も省きたいですよね。タンク式食洗機の乾燥機能は、モデルによってさまざまです。
食洗機の乾燥機能には、主に以下のような種類があります。
乾燥機能の種類 | 機能の概要 |
---|---|
ヒーター乾燥 | ヒーターによる温風で乾燥させる |
風乾燥 | 送風で乾燥させる |
オートオープン | 運転後にドアを自動で開けて自然乾燥を促す |
しっかり乾かしたい人は、ヒーター乾燥が搭載されているか確認しましょう。
ただし、乾燥機能がないタイプやヒーターを使わない乾燥機能を搭載しているモデルは、乾燥分の電気代を節約できます。
自身の生活におけるニーズとランニングコストを考慮しながら、検討するとよいでしょう。
人数が多いならパナソニックがおすすめ
タンク式食洗機はコンパクトな分、1度に洗える食器の量も限られています。
タンク式食洗機で1度に洗える食器の量は、一般的に15~20点ほどで、1~3人で使用するのに適している容量です。
ですが、パナソニックのタンク式食洗機は、1度に約40点の食器を洗えます。
4~5人で使用するのに向いているので、家族で使用するのにもぴったりのメーカーです。調理器具をまとめて洗いたい人にも向いていますよ。
また、本体サイズはコンパクトなので、縦置きすればシンクの上に設置することも可能です。
大容量でコンパクトなタンク式食洗機を探している人は、パナソニックの食洗機をチェックしてみましょう。
◆パナソニックの食洗機の特徴については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。
タンク式食洗機のメリット
タンク式食洗機にはデメリットもありますが、もちろんメリットもあります。ここでは、タンク式食洗機のメリットは、主に以下3つが挙げられます。
- 工事なしでどこでも設置できる
- コンパクトな食洗機が多い
- 比較的安価で購入できる
- 節水・節約が期待できる
デメリットだけではなくメリットも確認して、タンク式食洗機の購入を検討してくださいね。
工事なしでどこでも設置できる
タンク式食洗機は、工事不要で使えるため、面倒な手間がありません。現在のキッチン設備に手を加える必要もないため、賃貸住宅に住まう人でも、問題なく使用できます。
分岐水栓式の食洗機は、簡単な作業ではあるものの、水道の水栓を取り替える必作業が必要です。
既存の住宅設備に手を加えることになるため、場合によっては大家さんに許可をとらなくてはいけないかもしれません。
タンク式食洗機であれば、もちろんこのような許可取りは必要ありません。
置くスペースの確保と排水環境の整えることさえできれば、どんな住まいでも設置しやすい点が、タンク式食洗機の大きなメリットです。
コンパクトな食洗機が多い
食洗機を使用する際に、料理の邪魔になってしまっては意味がないですよね。
タンク式食洗機はコンパクトなモデルが多いので、その心配がありません。シンクの横に設置すれば、排水作業がスムーズに行え、作業スペースもしっかり確保できます。
ほとんどのタンク式食洗機はコンパクトですが、シンク横の設置を考えるのであれば、奥行きスリムタイプがおすすめです。
タンク式食洗機は、その特性上、バケツなどに排水できる環境を整えられれば、シンクから離れた場所に設置することも可能です。
シンクの横以外でも、ラックやワゴンの上など好きな場所に設置できるので、キッチンの広さや間取りを気にせず使用しやすいと言えるでしょう。
比較的安価で購入できる
タンク式食洗機は、比較的コンパクトの製品も多く、その分価格もリーズナブル。
ビルトイン食洗機は、最低でも工事費を含めて10~20万円程しますが、タンク式の据え置き食洗機であれば3~5万円程度で購入できます。
分岐水栓式食洗機は、軽作業ではありますが、取り付け作業が必要となり、水栓によっては追加の部品や工具が必要になることも。
またどうしても自力で取り付けられない場合には、業者に依頼することもあり、その費用が掛かってしまう可能性があります。
タンク式食洗機は、そのほかに用意するものもなく、工事などの作業務必要ないため、本体価格以外には費用がかかりません。
本体価格のリーズナブルさに加え、予想していなかった費用がかかる心配もありません。
節水・節約が期待できる
食洗機は、手洗いに比べ、大きく節水することができ、結果として節約にも繋がります。
冬場は、お湯を使って食器洗いをすることもあり、水道代以外にガス代もかかり、意外に費用が高くついてしまうのではないでしょうか。
食洗機は、稼働に電気代がかかってしまいますが、圧倒的に節水できるため、節約を意識している人にもおすすめです。
最初に購入の費用はかかりますが、経済産業省の資源エネルギー庁の「家庭の省エネ徹底ガイド 春夏秋冬」によれば、年間で1万円程度の節約につながるため、長い目で見ると経済的な家電と言えるでしょう。
1~2人向け|おすすめのタンク式食洗機
一人暮らしや夫婦二人暮らしなど、1~2人での使用におすすめな食洗機を紹介します。
一見少ない人数だと、食洗機は不要のように感じますが、食洗機があることで、格段に家事の効率は上がり、自分の時間を増やすことができるでしょう。
しかしながら、キッチンスペースが限られている場合も多いため、本体サイズはしっかりとチェックしてから購入するよう気を付けましょう。
サンコー ラクアmini
サンコーのラクアminiは、一人暮らしの住まいや賃貸住宅など、限られたスペースの中でも設置しやすいコンパクトなボディが人気。
上部から給水するタンク式で、給水カップが付属しており、誰でも簡単に使いやすい食洗機です。
通常洗浄・強力洗浄・スピード・水洗いの4種類のコースを搭載しており、汚れの度合いに合わせた使い分けが可能。時短や節約につながります。
生活感を感じさせないシンプルなデザインも魅力の一つ。どんなキッチンでもマッチしやすく、インテリアを邪魔しません。
使いやすさと十分な機能を両立しており、忙しい一人暮らしや共働き夫婦などの生活をサポートしてくれる便利な1台です。
ドア開閉方式 | 前開き式 |
食器容量 / 食器点数 | 1~2人分 / 11~12点 |
機能 | ・乾燥機能・複数の洗浄コース |
標準総使用水量 | 3.2L |
騒音 | ー |
幅×高さ×奥行 | 308mm×415mm×315mm |
重量 | 8kg |
サンコー ラクアmini Plus
省スペースで設置ができるタンク式食洗機で、キッチンスペースが狭くなりがちな一人暮らしの住まいでも置きやすいサンコーのラクアmini Plus 。
上下噴射のWノズルと75℃の高温洗浄で、さらに高い洗浄力を搭載しており、手洗いよりも確実にきれいな仕上がりを実現してくれます。
コンパクトながら1~2人分の食器を収納することができ、1人暮らしならまとめ洗いも可能。
温風の乾燥機能を備えているので、洗浄後の食器をしっかり乾かし、庫内も清潔に保ちます。
排水をバケツに流すようにすれば、シンクの対面などにも設置できます。
置きやすいサイズながら、十分な容量と洗浄力を備えた1台。設置スペースで悩んでいた人におすすめです。
ドア開閉方式 | 前開き式 |
食器容量 / 食器点数 | 2人分 / 11~12点 |
機能 | 熱風乾燥機能 |
標準総使用水量 | 3.2L |
騒音 | ー |
幅×高さ×奥行 | 308mm×415mm×315mm |
重量 | 8kg |
◆ラクアについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。あわせてご覧ください。
パナソニック SOLOTA NP-TML1
SOLOTA NP-TML1は、食洗機の代表的なメーカーであるパナソニックの一人暮らし向け食洗機。
一人暮らしの住まいにも置きやすい業界最小のコンパクトなボディと、パナソニックならではの洗浄力が魅力です。
一人暮らしの1回分の食事をカバーできる6点の食器が収容可能。洗うと同時に除菌ができる「ストリーム除菌洗浄」を搭載しており、衛生面でも安心できます。
着脱式のタンクに水を入れてセットするだけなので、注水も楽々。電源ボタンとスタート・一時停止ボタンの二つだけなので、操作もシンプルです。
キッチンを邪魔しない、すっきりとしたデザインも魅力的。SOLOTAは、お手頃な月額で利用できる定額サービスもおこなっているので、まずは使い勝手を試してみたい人も気軽な気持ちでトライできるでしょう。
ドア開閉方式 | 前開き式 |
食器容量 / 食器点数 | 1人分 / 6点 |
機能 | ・乾燥機能 ・除菌 |
標準総使用水量 | 2.5L |
騒音 | 41dB |
幅×高さ×奥行 | 310mm×435mm×225mm |
重量 | 7.5kg |
シロカ SS-MU251
シロカのSS-MU251は、最大3人分の食器を一度に洗浄できる食洗機。
1~2人の世帯であれば、複数回の食事分の食器をまとめて洗えるので、忙しい暮らしを送る人にもおすすめの容量です。
しっかりとした容量ながら、コンパクトなキューブ型で、比較的限られたスペースでも置きやすいでしょう。
高温・高圧・360°であらゆる角度から洗浄をおこない、汚れをしっかり落とします。
さらにUVランプ照射による除菌専用モードを搭載しており、洗いあがった食器の除菌までおこなうことができます。
水を使わず除菌をおこなう機能なので、スマホなど身の回りの小物の除菌としても活用が可能です。
しっかりとした洗浄力だけでなく、UVライトによる除菌までできるので、衛生面に気を遣う人におすすめの1台です。
ドア開閉方式 | 前開き式 |
食器容量 / 食器点数 | 3人分 / 16点 |
機能 | ・乾燥機能 ・除菌 ・タイマー ・洗剤なし洗浄 |
標準総使用水量 | 6L |
騒音 | ー |
幅×高さ×奥行 | 420mm×470mm×440mm |
重量 | 13.5kg |
シロカ SS-MA251
シロカのSS-MA251は、アドバンスシリーズのオートオープンタイプの食洗機。
食器洗浄後に自動でドアを少し開けることで、蒸気を逃がし、食器と庫内の自然乾燥を促します。
ヒーターを使う温風乾燥に比べて、電気代が安く済むため、節約に気を配る人におすすめの機能です。
高温・高圧・360°洗浄をおこなう「トルネード除菌洗浄」で、どんな汚れもしっかり洗い落します。
標準・念入り・おいそぎなど、5種類の洗浄モードを搭載。ソフトコースでは、食洗機では洗いにくいプラスチック製の食器を低い水温で洗浄してくれるので、洗える食器の幅も広がります。
さらに庫内洗浄コースも搭載。定期的に利用することで、庫内の清潔を保つことができるでしょう。
十分な容量と豊富な機能を持っている食洗機のため、食洗機をしっかり活用して家事を効率化させたいと考えている人におすすめです。
ドア開閉方式 | 前開き式 |
食器容量 / 食器点数 | 3人分 / 16点 |
機能 | ・乾燥機能 ・タイマー ・洗剤なし洗浄 |
標準総使用水量 | 6L |
騒音 | ー |
幅×高さ×奥行 | 420mm×470mm×440mm |
重量 | 13.5kg |
3人以上向け|おすすめのタンク式食洗機
どんなキッチンでも設置しやすいタンク式食洗機は、賃貸住宅に住む家族暮らしの仮定にもおすすめです。
人数がいる分、洗わなくてはならない食器も増えていきますが、食洗機があれば、そんな家事の手間を大きく解消してくれるでしょう。
タンク式の中でも、家族暮らしにおすすめのモデルを紹介します。
パナソニック NP-TSP1
パナソニックのNP-TSP1は、4人分24点の食器が一度に洗浄できるモデルでありながら、すっきり設置できるスリムタイプ。
奥行は、34cm程度なので、場所が限られている場合でも設置しやすいでしょう。
パナソニックならではの、洗いながら除菌ができる「ストリーム除菌洗浄」を搭載。高温洗浄でしっかり除菌してくれるので、小さいお子様がいる家庭でも安心して使えるでしょう。
ドアは、上部にスライドして開くリフトアップオープンドア。蛇口にあたりにくいコンパクトな設計です。
パナソニックの高性能と、十分な容量はそのままに、どんなキッチンでも設置できるようスリムさにこだわったモデル。
置き場所による問題で、食洗機の設置を諦めていた人にもおすすめです。
ドア開閉方式 | 上部スライド式 |
食器容量 / 食器点数 | 4人分 / 24点 |
機能 | ・乾燥機能 ・タイマー ・除菌 ・複数の運転コース |
標準総使用水量 | 9L |
騒音 | 39dB |
幅×高さ×奥行 | 550mm×600mm×341mm |
重量 | 19kg |
FFF SMART LIFE CONNECTED FFF-DW36AW
シンプルで生活感を感じさせないスッキリとしたデザインがおしゃれなFFF SMART LIFE CONNECTEDのFFF-DW36AW。
360°降るアングル水流と75℃の高温洗浄で、どんな汚れもしっかりと落としてくれます。
コンパクトなサイズ感ながら、3~4人分の食器に対応できるモデル。タンク式だけでなく、分岐水栓式にも対応しているので、住まいの状況にあわせて対応が可能です。
通常洗浄・エコ・お急ぎ・強力洗浄・水洗いの5種類の洗浄モードを搭載。汚れにあわせて使い分けることで、時短や節約につながります。
さらにUV照射による除菌機能を搭載。食器や庫内をいつでもクリーンな状態に保ってくれるだけでなく、使用後は庫内換気モードでニオイのこもりも抑制します。
しっかりとした機能を備え、衛生面も安心できる、家族使いに最適な1台です。
ドア開閉方式 | 前開き式 |
食器容量 / 食器点数 | 4人分 / 16点 |
機能 | ・乾燥機能 ・ニオイ抑制 ・除菌 ・複数の運転コース |
標準総使用水量 | 5L |
騒音 | ー |
幅×高さ×奥行 | 425mm×458mm×428mm |
重量 | 13kg |
東芝 DWS-33A
直径27cmの大皿から深さのあるコップや中鉢まで、家族3人分の食器をまとめて洗える東芝のDWS-33A。
本体サイズはコンパクトながら、庫内の容量は大きく、鍋やまな板も洗えるので、お料理を頻繁におこなう家族暮らしにぴったりです。
約75℃の高温水洗浄のW噴射で、すみずみまでしっかり洗浄。強力コースや低温コース、高温除菌コースなど、汚れや食器の素材にあわせて選べる4つコースを搭載しています。
水気なくしっかり乾かせる温風ヒーター式の乾燥を搭載。さらにUV温風コースでは、乾燥と一緒に食器の除菌もできます。
稼働音は、41dBととっても静か。テレビや会話に支障がないのはもちろん、小さなお子様の睡眠を妨害することもないでしょう。
基本的な機能はもちろん、除菌や静音など、子育て世代にもうれしい機能がしっかり搭載された食洗機です。
ドア開閉方式 | 前開き式 |
食器容量 / 食器点数 | 3人分 / 18点 |
機能 | ・乾燥機能 ・除菌 ・タイマー ・複数の運転コース |
標準総使用水量 | 6L |
騒音 | 41dB |
幅×高さ×奥行 | 420mm×465mm×435mm |
重量 | 13kg |
ソウイジャパン SY-118-UV
ソウイジャパンのSY-118-UVは、トリプル除菌対策を搭載した、衛生面でも安心できるタンク式食洗機。
75℃の高温洗浄・熱風乾燥に加え、UVライトによる除菌機能で、しっかり除菌。360°回転する噴射ノズルを上下に備え、温水と水圧で頑固な汚れまでスッキリ落とします。
タンク式と分岐水栓式に対応しており、どちらにしようか迷っている場合でも、状況や住宅設備に応じて、対応できるので便利。
食器は16点、2~3人分に対応できるしっかりとした容量ながら、本体はコンパクトな設計。1回に使用する水量も5Lと少ないので、節水・節約に効果的です。
家事の時短としてはもちろん、除菌効果や経済面も配慮した食洗機を求めている家庭におすすめの1台です。
ドア開閉方式 | 前開き式 |
食器容量 / 食器点数 | 2~3人分 / 16点 |
機能 | ・乾燥機能 ・除菌 ・洗剤なし洗浄 ・複数の運転コース |
標準総使用水量 | 5L |
騒音 | ー |
幅×高さ×奥行 | 428mm×458mm×425mm |
重量 | ー |
SKジャパン Jaime SJM-DW6A
場所を選ばず設置しやすく、十分な容量を洗浄できるSKジャパンのJaime SJM-DW6A。
タンクは背面に設置され、上部からカップ等で注水するほか、タンクごと外して水を入れることも可能です。フレキシブルに注水方法が選べるので、設置場所の幅も広がります。
前開きに大きく開く扉と、引き出せるかごで、出し入れしやすいのもポイント。お椀やコップなど深めの食器もしっかり収容でき、2~3人分の食器量に対応できます。
1回分の使用水量は6Lほど。手洗いよりも約17L節約することにつながり、家計を助けてくれるでしょう。
水切りカゴほどのスペースで設置できるので、置き場所に悩んでいた家庭でも設置を考えられる食洗機です。
ドア開閉方式 | 前開き式 |
食器容量 / 食器点数 | 2~3人分 / 食器12点・小物12点 |
機能 | ・乾燥機能 ・複数の洗浄コース |
標準総使用水量 | 6L |
騒音 | ー |
幅×高さ×奥行 | 378mm×422mm×412mm |
重量 | 12.6kg |
comfee’ 据え置き型食器洗い機 WQP6-3602K W/T
comfee’ の据え置き型食器洗い機は、タンク式としては珍しく、5人分の食器に対応できる大容量が魅力。
まな板やフライパンなどの調理器具もしっかり収納できる広々とした庫内で、大人数で暮らすご家庭に最適な食洗機です。
11Lの折りたたみ式給水バケツが付属しており、バケツに溜めた水から自動で給水を行う仕組みです。
カップやタンクに水を入れて運ぶ必要がないため、タンク式の中でも楽に使えるモデルと言えるでしょう。
強力スプレーアームと75℃の高温洗浄でしっかり洗浄・除菌。UV除菌も搭載しているので、食器と庫内をいつでも衛生的に保ちます。
残さいフィルターやその周りは銀イオン加工されており、細菌や異臭をおさえてくれるのもうれしいポイント。
チャイルドロックも搭載しているので、小さなお子様がいるご家庭でも安心して使用できるでしょう。
ドア開閉方式 | 前開き式 |
食器容量 / 食器点数 | 5人分 / 30点 |
機能 | ・乾燥機能 ・除菌 ・タイマー ・複数の洗浄コース ・チャイルドロック |
標準総使用水量 | 7.3LL |
騒音 | ー |
幅×高さ×奥行 | 550mm×438mm×545mm |
重量 | 23kg |
タンク式食洗機の選び方
タンク式食洗機を購入する際に、いくつか確認しておきたいことがあります。
ここでは、タンク式食洗機の選び方をご紹介します。タンク式食洗機を少しでも快適に使用するためにも、購入の際は必ず確認してくださいね。
洗浄力の高さ
食洗機を購入するにあたって、洗浄力はとても大切ですよね。タンク式食洗機は基本的に、回転ノズルから温水を噴射させて洗う仕組みです。
メーカーによっては回転ノズルが360℃回転したり、70℃の高温で洗い流したり、洗い方を少し工夫しています。
洗浄力の高いタンク式食洗機を探している人は、このようなメーカーごとの洗浄方法を比較してみてください。
また、洗浄コースもモデルによって異なります。念入りコースなど、油汚れをしっかり落とせる洗浄コースがあるか、確認してみるとよいでしょう。
本体サイズと容量
タンク式食洗機はコンパクトで使いやすいのが魅力ですが、サイズと容量も忘れずに確認しましょう。
シンクの横に設置する場合は、ドアを開けた時に蛇口に当たらないかなども確認しておく必要があります。本体サイズはもちろんですが、ドアを開けた時のスペースも確認しましょう。
使用人数によって最適な容量は異なりますが、1度に洗える食器は使用人数1~3人なら20点、4~5人なら40点が目安です。
容量が大きければ調理器具も一緒に洗ったり、一日分の食器をまとめて洗えたりと便利です。
大人数で使用する、調理器具も一緒に洗いたいという場合は、コンパクトで大容量のタンク式食洗機がおすすめです。
乾燥機能
乾燥機能の有無と、乾燥の種類を確認しましょう。タンク式食洗機の乾燥機能は、主に風乾燥とヒーター乾燥の2種類があります。
風乾燥は送風で乾かすため、冷たい仕上がりに、ヒーター乾燥は温風で乾かすため、温かい仕上がりになります。
ヒーター乾燥は、熱で乾かすので、食器がしっかり乾きます。価格は多少高くなりますが、食器を拭く手間を省きたい人は、ヒーター乾燥を搭載しているモデルがおすすめ。
反対に風乾燥や自然乾燥を促すオートオープン式は、乾燥能力は若干劣るものの、電気代が安く済みます。
乾燥機能それぞれの特長を踏まえ、どのような方式が自身のライフスタイルに合っているか、検討すると良いでしょう。
静音性
アパートやマンションでタンク式食洗機を使用する場合、運転音が静かなものがおすすめです。
運転音は「dB」で表示されていて、数値が小さければ静か、大きければ音が大きいという意味があります。タンク式食洗機の運転音は、40dB以下がおすすめです。
40dBは図書館と同じくらいの静かさなので、時間帯を気にせず使用できます。
夜遅くに食洗機を使用することが多い人や、小さなお子さんがいるご家庭は、静音性に優れているモデルを選びましょう。
アパートやマンションに住んでいる人も、近所迷惑にならないように、静音性をチェックしておくと安心です。
その他の機能
タンク式食洗機を買う際は、そのほかに搭載されている便利な機能も確認しましょう。主に以下のような機能があります。
機能 | 機能の詳細 |
---|---|
除菌機能 | UVライト照射等によって食器を除菌する。マスクやスマホなど、洗浄できないものの除菌が行えるモデルもある。 |
タイマー機能 | 予約した時間に洗浄・乾燥をおこなう機能。不在時の運転にも便利。 |
水洗いコース | 油などが付着していない食器を水のみで洗う機能。時間も短く、電気代も安く済む。 |
庫内洗浄コース | 庫内のお手入れ専用のコース。定期的におこなうことで、庫内の衛生を保てる |
このような便利な機能が搭載されていると、価格も多少高くなる傾向にあります。
しかし、普段の使用感が向上するため、ライフスタイルと照らし合わせながら、必要な機能を吟味することがおすすめです。
上記のような機能が搭載していると、普段の家事がより効率的になったり、時短や節約につながったりするので、長い目で見るとコストパフォーマンスが高くなる可能性があります。
タンク式食洗機のデメリットは少ない!賃貸にもおすすめ
タンク式食洗機のデメリットとメリット、おすすめの製品をご紹介しました。ポイントは以下の通りです。
- タンク式食洗機は給水作業と排水作業の手間がかかる、大容量モデルが少ないというデメリットがある
- タンク式食洗機は工事不要ですぐに使える、コンパクトで設置場所に困らない、価格が比較的安い、というメリットもある
- タンク式食洗機を買うときは、洗浄力の高さやサイズ、機能性を確認するといい
タンク式食洗機は給水の手間がかかるなどのデメリットもありますが、それを超えるメリットもあります。
工事不要なので賃貸でも使え、費用を抑えて購入できます。コンパクトなので設置場所にも困りません。
タンク式食洗機のデメリットは少ないので、賃貸に住んでいる人や1人暮らしの人は、これを機にタンク式食洗機を購入してみてはいかがでしょうか。