カセットコンロは、カセットボンベを燃料として用いる調理器具です。電源不要で火を使えるため使い勝手がよく、屋内外を問わず活用できます。またコンパクトで持ち運びが簡単な点も特徴です。
燃料となるカセットボンベは、コンビニ・スーパーマーケット・ホームセンターなどで手軽に入手できる点もメリットのひとつ。本記事では、自宅での料理はもちろん、キャンプなどのアウトドアシーンにも活躍する焼肉に最適なおすすめのカセットコンロについてご紹介していきます。
この記事でわかること
- 焼肉に向いているカセットコンロと選び方を紹介
- 家での焼き肉におすすめのカセットコンロを紹介
- アウトドア焼き肉におすすめのカセットコンロを紹介
- カセットコンロで焼き肉をする際の注意点を解説
焼肉に向いているカセットコンロとは?
焼き肉に向いているカセットコンロには、以下の特徴があります。
- 焼き肉が焼けるプレート付き
- 二重構造になった焼き肉用プレートが乗せられる
- アウトドア用の風対策がされたカセットコンロ
焼き肉に向いているカセットコンロは、焼き肉を焼くプレートが安定して乗せられるタイプです。プレートがない場合は、カセットコンロのサイズに合うフライパンを乗せてもOK。ただし、焼き肉用のプレートが乗せられるもののほうが、ストレスなく焼き肉が楽しめます。以下で詳しく解説するので、参考にしてください。
カセットコンロでの焼肉のやり方
カセットコンロで焼き肉をする場合は、以下の手順でおこないましょう。
- カセットコンロをセットする
- 焼き肉プレートやフライパンなどを乗せる
- 火を点けてプレートやフライパンを温める
- 薄く煙が出てきたらプレートやフライパンに油を引く
- 肉や野菜を乗せて焼く
カセットコンロでおこなう焼き肉は、ホットプレートとは違って電源コードを気にしなくていい点がメリットです。どこでもさっとカセットコンロをセットすれば、すぐに焼き肉が楽しめます。カセットコンロで脂身の多い肉を焼く場合は、火に脂が飛ばないように火加減に注意が必要です。脂が火にかかると、火が大きくなって火傷などの事故が起こる可能性があります。
室内で焼き肉をする場合は煙が多く発生する可能性があるので、換気扇や窓を開けるなどして換気しながらおこないましょう。
焼き肉用のプレートを使用すれば、脂身の多い肉を焼く場合も脂はねが少なく煙も抑えられ、安全に楽しめます。イワタニやアイリスオーヤマなど、カセットコンロを販売するメーカーは、別売りで焼き肉用プレートも販売しているので確認してみてください。
プレート付きカセットコンロを使う
カセットコンロで焼き肉をするなら、プレート付きカセットコンロを使うのがおすすめです。本来、カセットコンロは鍋などを乗せるものなので、合うプレートが見つからないこともあります。その点、プレート付きカセットコンロならコンロに合うプレートを探す手間が省けるので、簡単に焼き肉を楽しめる点が魅力です。
また、ホットプレートのように焼き肉をスムーズに焼くことができるうえに、カセットコンロなのでコードが邪魔になったり引っかかったりする心配もありません。カセットコンロなら、アウトドアやキャンプなど、電源が確保できない場所でも焼き肉ができます。
防災用として、カセットコンロをいざという時の備えに用意しておくと安心だね。
焼肉プレートとカセットコンロを使う
手持ちのカセットコンロでスムーズに焼き肉をしたい場合には、焼き肉プレートをあわせて使うのがおすすめです。カセットコンロ用の焼き肉プレートは2枚構造になっているものが多く、下のプレートに水をいれておけば、肉の脂が落ちてくれるので煙を抑えられます。
室内での焼き肉は煙が気になるという場合は、焼き肉プレートを利用するのがおすすめ。
また余分な脂を落とすことで、カロリーを抑えてヘルシーに焼き肉が楽しめるのも魅力です。大きさも焼き肉や野菜を乗せて焼くのにちょうどよいサイズなので、ストレスなく焼き肉が楽しめるでしょう。
屋外利用なら専用のカセットコンロを使う
アウトドアやキャンプなどで焼き肉を行うなら、屋外用の専用カセットコンロを使用するのがおすすめです。屋外では風の影響でカセットコンロの火が不安定になる場合がありますが、専用カセットコンロなら風対策がされています。
防風のためのカバーやユニットが設置されているので、風が吹いても安定した火力をキープしてくれるんだね!
バーナーも風の影響を受けにくく、強風でも消えにくい多孔式バーナーなどが採用されているので、風で火が消えるのを気にせず焼き肉が楽しめます。また、屋外用カセットコンロは持ち運びがしやすいものやコンパクトサイズのものが多いのも特徴です。
焼き肉用カセットコンロの選び方
カセットコンロで焼肉を楽しむには、網焼きやグリルタイプなど、調理の方法から探すのがおすすめです。網焼きタイプは、肉の脂を落としながら調理できて、肉本来の風味を活かしながらさっぱりした味わいを楽しめます。
グリルタイプでは肉のジューシーさを保ちつつ、肉汁を閉じ込めて濃厚で深い味わいを堪能できるのが特徴です。ホットプレートタイプでは焼肉だけでなく、野菜や海鮮など幅広い食材を調理できます。ここからは、焼肉を存分に楽しめるカセットコンロの選び方について解説していきましょう。
屋外で使うのか屋内で使うのか
まずは、カセットコンロを屋外と屋内のどちらで使うのかに注目しましょう。カセットコンロには屋外用のものもあり、以下のような特徴があります。
- 防風性能に優れている
- バーナー部分が風の影響を受けにくい仕様になっている
- 持ち運びに便利な専用ケースが付属している
- 折りたたみ可能でコンパクトなモデルが多い
屋外の使用では、以下の防風性能に注目します。風や気温の変化に左右されず、安定した点火が可能なものがおすすめです。バーナー部分が風による影響を受けにくいデザインかを確認しましょう。また、専用ケースが付属していたり、折りたたみ可能でコンパクトであったりと、持ち運びの便利さも考慮してくださいね。
屋内向けの家庭用では、火力調整がしやすいタイプがおすすめです。十分な火力で料理をおこない、かつ低火での調理も可能なら時間が経っても温かく、風味豊かな料理を楽しめます。さまざまなプレートを付け替えられるモデルは、料理のバリエーションを楽しむことができるのでおすすめです。
無煙対策がされているか
焼き肉用のカセットコンロを選ぶなら、無煙対策がされているものがおすすめです。カセットコンロの無煙対策としては、以下のものがあげられます。
- 二重構造になっており、水皿に脂が落ちる
- 焼き面の温度が高温化しすぎない設計
自宅で焼肉を楽しむ際に気になるのは煙の問題です。換気扇を回したり窓を開けたりしても、濃厚な肉の匂いや煙はなかなか取り除けません。煙やニオイの対策として検討したいのが、煙が発生しにくいものか、無縁設計のカセットコンロです。
煙を出にくいカセットコンロは、構造が煙が出ないように配慮されています。特殊なプレートの構造や緻密な温度設定によって、焼く過程で発生する煙を効果的に抑えられるのが特徴。食材からの脂が滴る際に発生する煙を抑制して、焼肉を楽しむ間に生じる煙が少なくなるだけでなく、ニオイも軽減されるのもうれしいポイントです。
適したサイズであるか
焼き肉用のカセットコンロを選ぶ際には、プレートのサイズが適したものであるかも重要です。以下に人数とプレートサイズの目安をまとめました。
人数 | プレートのサイズの目安 |
1〜2人 | 20〜30cm |
3〜4人 | 40cm程度 |
5人以上 | 45cm以上 |
自宅でカセットコンロを使う場合には、収納場所のスペースや調理スペースの確保を考えて、コンパクトな設計や薄型のモデルが最適です。使用しないときにはキャビネットなどに収納しておくことになるので、なるべくかさばらない大きさの製品を選ぶと保管しやすいでしょう。
また、使用人数に合わせたサイズを考慮するのもポイントです。1~2人で使用する場合には、幅30cm×奥行30cm以下のコンパクトなモデルが適しています。多人数なら、幅50cm×奥行30cm程度のコンロや、ツーバーナータイプの商品がおすすめです。アウトドアで使用する際は持ち運びやすさも念頭におきましょう。
オプションプレートがついているか
焼き方にこだわりを持つ人には、火力が強力な鉄板タイプや、肉の脂をしっかり落とせる網タイプなどがおすすめです。特定の調理スタイルに適したプレートが付属していて、調理に応じて取り付けられるタイプなら、焼肉・網焼き・たこ焼きなどの多彩な料理を楽しめます。
家で焼肉を楽しむ場合には、一般的にはホットプレートが使われますが、ホットプレートだと肉の脂が落ちにくく、焼き上がりがベチャッとしてしまいがちです。おいしい焼肉の仕上がりを求めるなら、肉のおいしさを引き出して焼き方にこだわれるオプションプレートがついたカセットコンロを選びましょう。
お手入れのしやすさ
焼き肉をする際にはカセットコンロやプレートが脂などで汚れやすいので、お手入れのしやすいタイプがおすすめです。プレート付きタイプの場合、パーツの着脱が容易にできるものなら、使用した後の洗浄もしやすいでしょう。また、汚れが落ちやすいフッ素加工などのプレートの素材も重要です。
さらに使用するプレートの形状でも、お手入れのしやすさは変わります。二重構造になっていて下で脂を受けるタイプなら、カセットコンロ本体への脂はねが抑制でき、使用後の洗浄も手間がかかりません。
カセットコンロは丸洗いできないので、使用後は拭き取り掃除をする必要があります。なるべく脂がはねないプレートを使用することで、お手入れの手間が省けます。
家焼肉に最適なおすすめカセットコンロ
自宅で本格的な焼肉ができるカセットコンロは、焼肉好きな人やホームパーティーをする機会が多い人には大活躍のアイテムです。肉を焼きながらゆっくりと自宅でビールなどを楽しめると、休みの日の楽しみがひとつ増えますね。
続いては、使いやすく安全性の高いカセットコンロから、人気が高いおすすめ商品をご紹介します。自宅で手軽においしい焼肉を楽しみたい人は必見です。
◆焼肉以外でも使えるおすすめのカセットコンロは、以下の記事で詳しく紹介しています。
イワタニ カセットガス スモークレス焼肉グリル やきまるII CB-SLG-2
イワタニの「やきまるII CB-SLG-2」は、バーナーと焼き面の間にほどよく熱がこもるよう設計されています。この特殊設計により、焼き面の温度を約210~250℃の間にコントロール可能です。直火の強さを活かして焼き面の温度がすばやく上昇し、肉をこんがりとおいしく焼き上げます。
脂が炎に落ちないため煙を発生させず、室内でも安心して焼肉を楽しめます。自宅で手軽に本格的な焼肉を楽しめて、コンパクトなサイズで卓上でも場所を取らず、収納時もスペースを取りません。プレートはフッ素加工されているため、食材がこびりつきにくくお手入れも簡単です。
最高出力 | 1kW |
連続燃焼時間 | 約217分 |
ガス消費量 | 76g/h |
無煙対策 | ◯ |
オプションプレート | — |
本体サイズ | 幅303mm×奥行278mm×高さ149mm |
重量 | 2kg |
イワタニ カセットフー マルチスモークレスグリル CB-MSG-1
イワタニの「CB-MSG-1」は、焼肉プレートやたこ焼きプレートが付属しており、プレートを活用してさまざまな料理を楽しめます。たこ焼きプレートはごとく付きで、調理後の保温にも便利です。使用できる鍋の大きさは直径10~14cmと大きめで、6号の土鍋までに対応できます。
脂を炎に落とさない仕組みを活用して煙を抑え、直火のパワーを活用して肉をすばやくおいしく焼き、こんがりとした仕上がりです。焼き物からたこ焼きまで幅広い料理を楽しめて、調理後の保温などの機能的な設計が便利な自宅向けのカセットコンロです。
最高出力 | 1kW |
連続燃焼時間 | 約217分 |
ガス消費量 | 76g/h |
無煙対策 | ◯ |
オプションプレート | 焼肉・たこ焼きプレート |
本体サイズ | 幅303mm×高さ140mm×奥行278mm |
重量 | 1.9kg |
アイリスオーヤマ 減煙焼肉カセットコンロ IGC-GY1
アイリスオーヤマの「IGC-GY1」は、煙の少ないスモークレス仕様で、お部屋での焼き肉も煙を気にせず楽しめます。またプレートは二重構造なので余分な脂が下の受け皿に落ち、カロリーが抑えられてヘルシーです。さらにプレートはフッ素加工されているので、お手入れも簡単。
ボンベは2時間の連続燃焼が可能なので、食事中に取り替える手間が少なくてすみます。ボンベの着脱部にはマグネットがついているので、正しい位置にセットしやすいのもポイント。圧力感知安全装置付きなので、万が一、過熱した場合も安心です。
最高出力 | 1kW |
連続燃焼時間 | 約138分 |
ガス消費量 | 約109g/h |
無煙対策 | 減煙 |
オプションプレート | グリルプレート |
本体サイズ | 幅340mm×高さ159mm×奥行262mm |
重量 | 1.9kg |
ニチネン 遠赤無煙グリルUFO CCM-101
ニチネンの「遠赤無煙グリルUFO CCM-101」は、遠赤外線効果を発生させるセラミックバーナーを採用しています。外側は美しくこんがり焼けて、内部はジューシーでふっくらとした仕上がりです。従来の炭火焼きにも匹敵するほどの満足いく焼き上がりを自宅で楽しめます。
グリルのバーナーは上部に配置されており、煙を抑える効果があります。食材の脂などが熱源に落ちず、卓上調理でも快適です。専用のグリルプレートにはフッ素加工が施されているのでお手入れも簡単です。点火はイグナイター方式を採用しており、別売の単三電池1本を使って簡単に点火できます。
最高出力 | 1.5kW |
連続燃焼時間 | 約135分 |
ガス消費量 | 110g/h |
無煙対策 | ◯ |
オプションプレート | グリルプレート |
本体サイズ | 幅443mm×奥行300mm×高さ265mm |
重量 | 4.2kg |
アウトドア焼肉におすすめなカセットコンロ
続いては、アウトドアでの焼肉をより楽しいものにするために、最適なカセットコンロを厳選しました。持ち運びやすさ・安全性・使いやすさにすぐれており、アウトドアでの焼肉体験をさらに充実させる製品ばかりです。アウトドアシーンでの焼肉をより快適に、そして安全に楽しむためのカセットコンロを探してみましょう。
◆さらにキャンプなどアウトドアシーンで役立つカセットコンロは、以下の記事で詳しく紹介しています。
ニチネン ジュージューボーイII KC-111
「ジュージューボーイII KC-111」は、焼肉や海鮮料理などをおいしく調理できるカセットボンベ式のコンロです。ガスの火力を利用して食材をすばやく焼き上げて、食材の風味を引き出します。
炭の火起こしが不要なため、手軽にバーベキューを楽しめます。炭や灰のゴミが出ないので、後片付けも簡単です。カセットボンベの着脱も簡単で、使いやすさも兼ね備えています。本体には圧力感知安全装置が搭載され、安心して利用できる安全面にも配慮された設計です。
最高出力 | 2.3kW |
連続燃焼時間 | 約90分 |
ガス消費量 | 165g/h |
無煙対策 | — |
オプションプレート | 網 |
本体サイズ | 幅398mm×奥行221mm×高さ130mm |
重量 | 2.3kg |
ニチネン 焼きまへんか2 KC-112
ニチネンの「焼きまへんか2 KC-112」は、この1台で網焼き・串焼き・プレートといった多岐にわたる料理をおこなえて、コンパクトながらも小さなボディにすぐれた機能が詰まっている商品です。加熱時には2本のストレートバーナーが火力にムラを与えず、一貫して均一な加熱をおこないます。
調理がムラなくおいしく仕上がり、アウトドアシーンでの料理の質が上がるでしょう。ボンベの取り外しはマグネット着脱式で非常に簡単なので、初心者から料理上級者まで大勢で囲んで鉄板焼きを楽しむこともできます。
最高出力 | 2.3kW |
連続燃焼時間 | 約90分 |
ガス消費量 | 165g/h |
オプションプレート | ホットプレート |
本体サイズ | 幅398×高さ128×奥行221mm |
重量 | 3kg |
CAPTAIN STAG 炉端焼 卓上カセットコンロ UF-0027
「CAPTAIN STAG UF-0027」は、ガス式卓上バーベキューグリルです。ガスの高い火力を活かし、すばやくおいしくバーベキューを楽しめます。炭の火起こしは不要で、ガスを使用するため着火も簡単で焼肉をすぐに楽しめます。煩わしい炭火の消火作業も要らず、スイッチをオフにするだけなので簡単です。
水を張ったトレーがアクや余分な油を受けてくれるため、片付けも楽です。圧力感知安全装置が装備されており、室内でも安心して利用できます。アウトドアだけでなく家庭でも便利に使えるカセットコンロを探している人におすすめです。
最高出力 | 2.3kW |
連続燃焼時間 | 90分 |
ガス消費量 | 165g/h |
オプションプレート | 鉄板・グリルプレート |
本体サイズ | 幅398mm×奥行221mm×高さ130mm |
重量 | 2.2kg |
イワタニ ForeWinds グリルスター CB-SBG-2
「ForeWinds グリルスター CB-SBG-2」は、グリルスタンドと本体が取り外し可能な2WAY使用できるバーベキュー向けグリルです。バーベキュー調理に最適なグリルプレートが付属しており、厚みのある肉や魚介類、串焼きなど多彩なバーベキューメニューを楽しめます。高い加熱能力と風に強い特性から火力調節も自在で、野菜や魚介類もおいしく焼けます。プレートを外せば、ケトル・フライパン・鍋を使った調理も可能です。
組み立てや折りたたみも簡単で、ラッチ錠を解除し移動用の取っ手を押さえつつ本体の取っ手を握ることで、本体を引き上げて立ち上げられます。本体下のフックを脚の上部に引っ掛けて固定すれば組み立てが完了し、タイヤもついているため持ち運びも簡単です。
最高出力 | 3.3kW×2 |
連続燃焼時間 | 片側約70分 |
ガス消費量 | 236g/h |
オプションプレート | グリルプレート2枚 |
本体サイズ | 幅816mm×奥行519mm×高さ1072mm |
重量 | 10.5kg |
イワタニ 炉ばた焼器 炙りや CB-ABR-1
イワタニの「炉ばた焼器 炙りや CB-ABR-1」は、家庭で手軽に七輪のような炙り焼きや炉ばた焼きを楽しめるコンロです。網焼きや串焼き料理のおいしさを、自宅で思う存分味わえるのが魅力。
ガスの炎で輻射板を赤熱させ、その輻射熱によって食材をムラなく焼き上げるので、食材にまんべんなく火が行き渡って、満足度の高い仕上がりになるといえます。長方形のフォルムは卓上でも扱いやすい形状で、熱への安全性も配慮されているので安全に幅広い料理を楽しめるでしょう。
最高出力 | 2.3kW |
連続燃焼時間 | 約90分 |
ガス消費量 | 169g/h |
無煙対策 | ◯ |
オプションプレート | — |
本体サイズ | 幅409mm×高さ134mm×奥行214mm |
重量 | 2.4kg |
イワタニ カセットフー タフまる CB-ODX-1
イワタニの「カセットフー タフまる CB-ODX-1」は、風対策がしっかりされたアウトドアにぴったりのカセットコンロです。多孔式バーナーを採用しているので炎が消えにくく、連続燃焼時間も約75分なので、ストレスなくアウトドアで焼き肉が楽しめます。
ボンベはマグネット着脱式で圧力感知安全装置・容器装着安全装置も備えているので、安心して利用できる点も魅力です。別売りのアクセサリーシリーズを利用すれば、焼き肉だけではなくたこ焼き・魚の網焼き・焼きそばなどの鉄板焼きも楽しめます。
最高出力 | 3.3kW |
連続燃焼時間 | 約75分 |
ガス消費量 | 169g/h |
耐荷重 | 約20kg |
オプションプレート | (別売り)焼き肉プレート・網焼きプレート |
本体サイズ | 幅341mm×高さ129mm×奥行283mm |
重量 | 2.4kg |
カセットコンロと使える焼肉プレート
ここからは、焼肉を楽しむ際に役立つ、カセットコンロと合わせて使える焼肉プレートをご紹介します。焼肉プレートは熱を均等に伝える特殊な素材でできているので、食材を一度にたくさん調理できて快適です。カセットコンロとプレートアイテムを組み合わせれば、おいしい焼肉を自宅で手軽に楽しめます。
イワタニ カセットこんろ用プレート 焼肉プレート(L) CB-A-YPL
イワタニの「焼肉プレート(L) CB-A-YPL」は、イワタニカセットフー専用のファミリー向けに最適な焼肉プレートです。肉の余分な脂を水皿に落とす構造で、健康にも配慮できます。水受皿底部のくぼみは、安全性を考慮した設計で、しっかりとはまります。
プレートにはフッ素樹脂加工が施されており、焦げ付きやこびりつきが少なくお手入れも簡単です。プレートには取っ手が付いていて使い勝手の良さもポイント。家族での楽しい食事やホームパーティーに最適で、ヘルシーな焼肉料理を気軽に楽しめるカセットコンロです。
本体サイズ | 直径337mm×高さ50mm |
重量 | 840g |
材質 | アルミダイカスト(フッ素樹脂加工) |
イワタニ カセットこんろ用プレート 焼肉グリル CB-A-YKG
イワタニの「焼肉グリル CB-A-YKG」は、鉄鋳物で作られたイワタニカセットフー専用の焼肉グリルです。水受皿には約540ccの水を注ぐことで、余分な脂を受け止めます。水受皿はコンロに確実にはまるようデザインされているので、安全性にも考慮された設計です。
鉄鋳物製の特性で肉をこんがりと焼き上げ、肉の余分な脂を水皿に落としてヘルシーに焼き上げます。カセットコンロの使いやすさと焼き上がりのヘルシーさを求める人にぴったりです。
本体サイズ | 幅290mm×奥行270mm×高さ57mm |
重量 | 2.3kg |
材質 | 鉄鋳物 (食用油焼付加工) |
イワタニ カセットこんろ用プレート 網焼プレート CB-A-AMP
イワタニの「網焼プレート CB-A-AMP」は、家庭のテーブルで手軽にあぶり焼きや網焼き料理を楽しめる専用プレートです。通常の炎で焼くのではなく、輻射板を使用して輻射熱を焼き面に放出する方式を採用しており、七輪で焼くかのようなおいしい仕上がりを実現しています。炭を使う七輪焼きとは異なり、コンロで火力を調節できるため、焼きたい食材に合わせた最適な焼き加減の調整が可能です。
本体サイズ | 直径290mm×高さ66mm |
重量 | 940g |
材質 | スチール(メッキ加工) |
和平フレイズ 味覚探訪(韓国編) グリドル32cm RB-2869
和平フレイズの「グリドル32cm RB-2869」は、フライパン・鍋・皿の機能をひとつに組み合わせ、調理後にそのまま食卓へ並べられる便利なアイテムです。韓国料理の代表的な料理であるサムギョプサルや韓国風焼き鳥などを、自宅で手軽に作れます。
レシピブックも付属しているので、韓国料理に不慣れな初心者でも簡単に本格的なレシピを楽しめます。内面にはこびりつきにくく、金属ヘラを使えるマーブルコートフッ素樹脂加工が施されており、調理時のこびりつきを最小限に抑えてお手入れも簡単です。家庭で本格的な韓国料理を手軽に作りたい人におすすめです。
本体サイズ | 幅385mm×奥行320mm×高さ390mm |
重量 | 580g |
材質 | アルミニウム合金 |
和平フレイズ 味覚探訪(韓国編) 天然石焼肉プレート33cm RB-2872
和平フレイズの「天然石焼肉プレート RB-2872」は、天然石焼肉プレートのすぐれた性能と使い勝手の良さで、焼肉・グリル料理・韓国料理を自宅で手軽に作れるプレートです。天然石プレートは均一に加熱され、余分な脂を落としてヘルシーな料理を楽しめます。
汚れを落としやすいフッ素樹脂加工が内面に施され、油受けはお手入れが簡単なホーロー製で、セパレート式の構造でお手入れも簡単です。保温性にもすぐれているので、普段の食事やホームパーティーでの調理にも活躍するプレートです。
本体サイズ | 幅330mm×奥行330mm×高さ50mm |
重量 | 1.4kg |
材質 | 天然石・鉄(ホーロー加工) |
屋外焼肉なら使い捨てコンロもおすすめ
屋外での焼肉を楽しむなら、使い捨てタイプのインスタントコンロもおすすめです。インスタントコンロは、屋外で焼肉やバーベキューを楽しむために必要なすべての装備がセットされています。
炭とペーパータイプの着火剤がセットされ、火をつけるだけで簡単にバーベキューや焼き料理を楽しめるのでお手軽です。炭から火を起こすのが面倒な人や、グリルや道具を揃えるのが大変だと感じている人には、特におすすめしたい便利なアイテムです。
使い捨てタイプなので、後片付けの煩わしさやお手入れの面倒さがありません。あまり高頻度でキャンプに行かない人でも手軽に入手して使用できるので、単発の使用やお試しなどにはおすすめです。
カセットコンロで焼肉をする際の注意点
カセットコンロはさまざまな場面で便利ですが、火やガスを扱うため、取り扱いには細心の注意が必要です。誤った使い方をすれば、大きな事故や怪我にも繋がりかねません。自宅で使う際も屋外で使う際も、安全には十分に気をつけて楽しみましょう。ここからは、カセットコンロで焼肉をする際の注意点について解説します。
カセットボンベを正しく装着する
コンロに使うカセットボンベは、装着が間違っていたり緩みがあったりすると、ガス漏れや火災に繋がります。ボンベにある切込みの凹部分を、カセットコンロ本体にあるボンベ受けのガイド部分にきちんと合わせてセットしましょう。
また、使用するガスコンロに指定されたカセットボンベを使うことも重要です。指定以外のカセットボンベを使うと、ガス漏れや火災の危険性が高まります。安全に使用するためにカセットコンロ製品の指定に従って、正しい取付け方で指定されたカセットボンベを使いましょう。
コンロのサイズに合ったプレートを使う
カセットコンロの使用では、コンロのサイズよりも大きい調理器具や、合わないサイズのものを使わないようにしましょう。例えば、コンロ全体を覆ってしまうような大型の調理器具を使うと、熱がこもりやすくなったり、熱せられた鍋底でボンベが温められたりして、ボンベが爆発する危険性が高まります。
コンロを使用するときは、ボンベのユニットを覆ってしまわないように注意が必要です。そして調理中には、カセットボンベが適切な位置にあり、周囲に十分な空間が確保されていることを確認しましょう。
2台のカセットコンロで1枚のプレートを使わない
コンロの幅や大きさに対して、器具やプレートのサイズが合わない場合、コンロを2台繋げて使いたくなってしまいますが、コンロを並べて使うのは非常に危険です。
複数のコンロで鉄板などを並べて使った際、熱された鉄板下のボンベが加熱されて起こった爆発事故が報告されています。複数のコンロの同時使用や、コンロ同士を近づけての使用は事故のリスクを高める行為ですので、絶対にやめましょう。
焼肉用カセットコンロで快適に調理!
本記事では、焼肉調理に向いているカセットコンロや、便利な補助プレートについてご紹介してきました。
- 屋内で使うなら煙対策のされた製品がおすすめ
- 屋外で使うなら防風対策のある製品がおすすめ
- 使用人数や使用場所に適した本体サイズを選ぶ
- 焼き網やたこ焼きプレートなどの付属品があると便利
- ガスと火を扱うカセットコンロは安全面に十分注意する
焼肉用のカセットコンロは、おいしい焼肉を手軽に楽しめる便利な調理器具です。屋外だけでなく自宅でも調理を楽しめるので、休日の過ごし方の楽しみが広がります。
ただし、複数のコンロを並べた使用は爆発の危険が伴うため避けましょう。使用前に取扱説明書をしっかり確認し、適切な換気を確保して使用してください。適切な使用方法を守りながら、安全で楽しくおいしい焼肉を堪能しましょう。