映画やアニメなどをレンタルして、高画質で視聴するのに便利な「ブルーレイレコーダー」
ブルーレイレコーダーを購入する際は、「どうせ買うなら故障しにくい商品やメーカーを選びたい」と考える方は多いと思います。
一般的に、ブルーレイレコーダーの寿命は5~6年といわれていますが、丁寧に使用すれば長く愛用することが可能です。
そんなブルーレイレコーダーについて、以下のような疑問をお持ちではないでしょうか?
- 「故障しにくいブルーレイレコーダーのメーカーはどこ?」
- 「故障しないように扱うためのコツや、故障したときの対処法は?」
- 「ブルーレイレコーダーを選ぶ際のポイントは?」
この記事では、故障しにくいブルーレイのメーカーや、その理由・特徴について解説します。
選び方も解説しているので、これからブルーレイレコーダーの購入を検討している方は、ぜひ本記事の内容も参考に選んでみて下さい。
また、ブルーレイレコーダーに限らず、電化製品である以上どうしても故障が発生することはあります。
よくある故障の内容や対処法についても記載しているので、万が一の故障に備えてチェックしておくのがおすすめ。
数年のメーカー保証が付いている場合も多いため、購入時のレシートや保証書などは必ず取っておくようにしましょう。
ブルーレイレコーダーとは?基本的な知識
まずはブルーレイレコーダーの基本的な知識について解説していきます。
解説するのは以下の3点です。
【ブルーレイの基本的な知識について】
- ブルーレイの仕組みと特徴
- レコーダーの主な機能とは
- ブルーレイレコーダーの主要メーカーは?
これからブルーレイレコーダーを購入するという方は、ぜひ上記の内容を押さえたうえで商品を選んでみて下さい。
特に、各メーカーからはさまざまな独自機能を持ったブルーレイレコーダーが発売されています。
単純にブルーレイのディスクを入れて再生するだけではないので、自身に合った機能を持つ機種を選択しましょう。
また、各メーカーごとにもそれぞれの特色があります。
ブルーレイレコーダーと一口に言っても、料金や搭載されている機能は千差万別なので、色々見比べてから判断するのがおすすめです。
上記の内容についてひとつずつ解説していきます。
ブルーレイの仕組みと特徴
ブルーレイの仕組みと特徴について解説します。
Blu-ray Disc(ブルーレイディスク)は、青紫色のレーザーを使用する光ディスクのことで、登録商標の関係上BlueではなくBluと表記されています。
青紫の光でデータを読み取ることからブルーレイと呼ばれるのが特徴。
ディスクサイズはDVDと同じですが、1枚のディスクに記録する部分を拡張する多層化の技術により、DVDのおよそ5倍もの記録が可能です。
具体的には、DVDのディスク容量が4.7GBなのに対し、ブルーレイディスクは25GB。
ハイビジョンの映像をおよそ2時間も記憶することが可能となっています。
開発はソニーや松下電器を中心に、以下の9社で行われ、2002年2月に合同で発表されました。
【ブルーレイを開発・発表した9社】
- ソニー株式会社
- 松下電器株式会社、
- 株式会社日立製作所
- LG電子株式会社
- パイオニア株式会社
- ロイヤル フィリップス
- エレクトロニクス
- サムスン電子株式会社
- シャープ株式会社
- トムソン マルティメディア
DVD同様に何度も上書きして利用できるタイプのディスクもあり、1,000回ほどの書き換えに耐えられるとされています。
ただし、耐久性に関してはブルーレイよりもDVDの方が優れており、多少盤面に傷がついても問題なく再生できるDVDに対し、ブルーレイは少しでも傷が付くと再生できなくなることとも。
また、画質に関してもDVDを大きく上回っています。
約35万画素のDVDに対し、ブルーレイは207万画素ほどです。
価格に関してはDVDの方が手頃ですが、画質や音質、容量などを考えたときのコストパフォーマンスでいえばどちらが優れているとは一概にはいえません。
ブルーレイは高画質・高音質で映像を楽しみたい方や、大容量の記録媒体を利用したい方などにおすすめです。
映像だけでなくスマホなどのデータのバックアップ用としても、ブルーレイディスクは向いているので、DVDかブルーレイで迷っている方は、これから買うならブルーレイレコーダーの方が便利に活用できる可能性が高いです。
レコーダーの主な機能とは
ブルーレイレコーダーの主な機能について解説します。
昨今のブルーレイレコーダーには、一般的に以下のような機能が付属している製品があります。
機能 | 概要 |
---|---|
ブルーレイディスク再生・録画 | ブルーレイディスクの再生や、ディスクに直接録画する機能です。 大抵の場合はディスクか内蔵の保存領域に保存するかを選択できます。 |
録画機能 | テレビなどの放送を内蔵のHDDに録画する機能。容量によって録画可能時間は異なります。 |
同時録画機能 | チューナーが複数内蔵されていることにより、同一時間帯に放送されている番組を同時に録画できる機能。2つの番組を録画できる「ダブル録画」や3番組対応の「トリプル録画」などが一般的です。 |
4Kチューナー/4K Ultra HD ブルーレイ | 4K放送などの高画質に対応したブルーレイレコーダーのこと。 4Kチューナーが入っていないと、テレビでは4Kで見れても録画した際に画質が落ちてしまいます とはいえ、そもそも高画質のブルーレイなので、より画質にこだわりたい方向けです。 |
全自動録画機能 | 放送されている全ての番組を録画しておける機能。 録画設定自体が不要で、残したい番組は別領域に保存することができます。 容量にもよりますが1ヶ月近くは保存可能で、アニメやドラマなどは90日分保存できる機種も。 うっかり録画を忘れることが無くなるので、録画の機会が多い方におすすめです。 |
無線LAN | ブルーレイレコーダー本体に無線LAN機能がある場合があります。 無線LANがあると、レコーダーが接続されているテレビだけでなく、スマホなどで接続してい外出先などで録画番組が見られます。 また、自宅の別室で録画番組を見たい場合にもおすすめです。 さらにパナソニックのブルーレイレコーダーは、本体自体をインターネット接続できるので、NetflixやHuluといった動画配信サービスにアクセスして直接視聴できる機種もあります。 FireTVStickやAppleTVなどを別途購入しなくても視聴できるのが利点です。 対応している各種動画サービスは、ブルーレイレコーダーの機種ごとによって異なるので、自身が登録している動画配信サービスの公式ホームページで各機種が対応しているか確認してみてください。 |
SeeQVault | SeeQVault(シーキューボルト)は、録画した番組を、機器を買い替えても変わらず見ることが可能な機能です。 また、SeeQVaultはパナソニック、サムスン、ソニー、東芝の4社が共同開発した共同の規格となっています。 これまでは著作権保護の観点から、録画していたテレビ以外にブルーレイレコーダー接続しても録画番組を見ることができませんでした。 しかし、SeeQVault機能があれば、テレビを買い替えてもそのままブルーレイレコーダーを接続して視聴可能になります。 一部メーカーや機種の場合はフォーマットが異なり、見られなくなる場合もあるようですが、基本的には同じメーカーのテレビに買い替えれば視聴可能です。 テレビやレコーダーの買い替えや故障に備えたバックアップとしても利用できる便利な機能です。 |
スマホ連動 | スマホ連動機能があると、スマホからブルーレイレコーダーの操作ができます。 録画番組をスマホから接続して見られるだけでなく、番組表の確認や外出先からの録画予約などにも対応。 リモコンでの操作がわずらしいという方にもおすすめです。 |
DVD再生 | 基本的にブルーレイレコーダーはDVDの再生も可能です。 「自宅にDVDが多くて、ブルーレイレコーダーを買うのをためらっている」という方は安心してください。 DVDへの直接録画はできない場合がほとんどで、録画後にDVDディスクへダビングする必要があります。 |
上記は各メーカーから発売されている、ブルーレイレコーダーの多くに搭載されている機能です。
これ以外にも、各メーカーごとに細かな独自機能があります。
ドラマやアニメを最初の4週分だけを自動で録画してくれる「ドラ丸」機能があるシャープや、タレント名やジャンルなどで絞って自動録画できる「おまかせ・まる録」機能を搭載したソニーなどが挙げられます。
まずは、上記にあるような機能の中で、自身に必要だと思うものが搭載されたメーカーを選べばOKです。
さらに、たくさん番組を録画するという方は容量の大きなモデルを選ぶようにしましょう。
ブルーレイレコーダーの主要メーカーは?
ブルーレイレコーダーの主要なメーカーは以下の4社です。
【ブルーレイレコーダーの主要メーカー】
- Panasonic(パナソニック)
- SHARP(シャープ)
- SONY(ソニー)
- 東芝
上記以外にもLGエレクトロニクスや三菱電機などからも発売されていますが、機種の数は上記4社が多く、選択肢も豊富なのでおすすめです。
各社容量やチューナー数の異なるさまざまな機種を発売しているので、自身に合ったものを選びましょう。
主要メーカーのブルーレイレコーダーに搭載されている機能は、主に以下の通りです。
機種によって異なる場合があるので参考程度に捉えてください。
メーカー | パナソニック | ソニー | シャープ | 東芝 |
---|---|---|---|---|
同時録画 | 2~3番組 | 2~3番組 | 2~3番組 | 2~3番組 |
容量 | 500GB~10TB程度 | 500GB~6TB程度 | 500GB~6TB程度 | 500GB~6TB程度 |
スマホ対応 | ほぼ全機種対応 | ほぼ全機種対応 | ほぼ全機種対応 | ほぼ全機種対応 |
4Kチューナー | 機種による | 機種による | 機種による | 機種による |
無線LAN | 機種による | 機種による | 機種による | 機種による |
全録 | 対応 | 無し | 無し | 対応 |
SeeQVault対応 | 対応 | 対応 | 対応 AQUOSテレビ側に対応無し | 対応 |
動画配信サービス | 対応 | 無し | 無し | 無し |
次項で各メーカーの特徴などについて詳しく解説していきます。
故障しにくいメーカーとその理由
故障しにくいメーカーとその理由について解説します。
以下の3つに分けて解説するので参考にしてください。
【故障しにくいメーカー】
- パナソニックのブルーレイレコーダーの強み
- ソニーのブルーレイレコーダーの信頼性
- シャープとその他のメーカーの特徴
結論からいえば、壊れにくいメーカーとしては主要4社から選んでおけば基本的には大丈夫です。
理由としては、ブルーレイの特許を持っており、長年販売を継続している大手であるという点からです。
いずれも大手メーカーでサポートもしっかりしているので、普通に使っていればすぐに壊れるということは考えにくいでしょう。
中でも評判が良いのはパナソニックとソニーなので、まずはこの2社から検討し、他に欲しい製品があればシャープや東芝などの他メーカーを検討すればOK。
また、ネット上の口コミを見ても、シャープなどは比較的壊れやすいという口コミがあります。
一応、世に出てるメーカーで、パナソニックとSONYに関しては、比較的故障が少ないと言われております。(但し、絶対ではない。)
次いで東芝。
最後にシャープ。
シャープは、未だにダメダメみたいです。
まあ、パナソニックかSONYを購入してれば、まず、問題は少ないかもしれません。
因みに、パナソニック、SONY、東芝、シャープと並べましたが、シャープ以外は、比較的故障は少ないです。
パナ、SONYと比べると、東芝はちょっと多めと言われております。
が、シャープは、何しか酷いのにぶち当たる人が多く、勿論、故障とは無縁というシャープのレコーダーを持たれてる人も多いのですが、それ以上に、故障のクレームが多いですね・・・操作的にはパナの方が楽ですが、編集機能を考えると、SONYか東芝。
因みに、2011年の末に購入した、BZT710をずっと使っておりますが、特に故障はありません。
ただ、何だかんだで7年経つので、そろそろ、ダメになるだろうとは思ってます。
その前に使っていたDVDレコーダーXP12ってDIGAは、3年くらいで光学ドライブが逝きました。
2万くらいで修理し、その後、殆ど使ってはいないものの、まだ、ちゃんと動いてます。(2008年製)
SONYは、実家で使用中・・・型番は忘れましたが、2012年製のヤツで、ちょくちょく録画やダビング等で使用してるようですが、無故障で6年ですね・・・
回りにはシャープ製を使っている知人が居てますが、光学ドライブ(特にBDの方)での不具合は多いと言ってました。
2台中1台は、頻繁に光学ドライブの交換を行うような機種だったと言っておりました。
もう1台は、これと言った不具合も無いようです。シャープは、当たり外れがありますね。
引用:Yahoo知恵袋
上記は2018年の口コミで、ヤフー知恵袋の一ユーザーからの意見なので、あくまで参考程度に捉えてください。
シャープや東芝でも普通に使用できているユーザーは多数います。
不安な方は、故障しにくいと言われているパナソニックやソニー製のブルーレイレコーダーを購入するのがおすすめです。
パナソニックのブルーレイレコーダーの強み
パナソニックのブルーレイレコーダーの強みを解説します。
パナソニックのブルーレイレコーダーは業界シェアナンバー1の普及率です。
独自ブランドの「DIGA(ディーガ)」を発売しており、解像度が高く画質が良いのが強みとなっています。
レギュラーシリーズ以外にも全自動番組録画機能のある「全自動ディーガ」や、4Kチューナー対応の「4Kチューナー内蔵ディーガ」といったシリーズを展開しており、迷ったらとりあえずパナソニック製のブルーレイレコーダーを購入するのがおすすめ。
ULTRA HD Blu-ray対応モデルの製品もあるので、画質にとことんこだわりたい方にも向いています。
さらに、パナソニック製のブルーレイレコーダーは動画配信サービスにアクセスして視聴できる機能がついている機種も発売されています。
機種によって見られる動画配信サービスが異なるので、公式ホームページで自身が登録しているサービスが対応しているかはチェックしておいてください。
ソニーのブルーレイレコーダーの信頼性
ソニーのブルーレイレコーダーは、「BDZ」というシリーズを展開しており、画質はもちろんのこと、豊富な機能が特徴的です。
例えば、タレント名を設定すると、そのタレントが出演している番組を録画してくれる機能などがあります。
また、放送開始の1ヶ月ほど前から新作のアニメやドラマの録画予約ができる機能や、放送される作品の概要をチェックすることも可能です。
他にも4K放送を2番組同時に録画できる機能など、録画機能が充実しているので、録画する機会が多い方におすすめです。
さらに、専用アプリの「Video & TV SideView」を使用すると、外出先からの録画予約機能やレコーダーで録画した番組をスマホで視聴できる機能も搭載されています。
全番組録画機能は無いので、パナソニックとは各種機能の好みで選んでおけば大丈夫です。
シャープとその他のメーカーの特徴
シャープのブルーレイレコーダーも、録画・再生機能が充実しています。
特に、番組ジャンルの絞り込みや人名検索などで番組を絞り込みしやすいのが特徴です。
また、口コミでシャープのブルーレイに壊れやすいイメージを持っている方もいるかもしれませんが、HDDやディスクやディスクの読み取り部のお手入れなどをサポートする「BD ドライブ診断」といったサポート機能を搭載しています。
また、本体内部へほこりなどが侵入するのを防ぐ「ホコリシールドBDドライブ」を本体に採用しているため、長寿命な本体を目指して設計されているのも特徴です。
スマホでの録画・再生機能なども搭載しており、パナソニックやソニーに劣っているわけではないので、こちらも好みで選んでOKです。
東芝の場合は、設定したチャンネルの全ての番組を自動で録画する「タイムマシンシフト」機能が搭載されているのが特徴。
番組途中で早送りする手間を省ける「らく見」機能など独自の機能も搭載されているので、こうした機能を使いたい方は東芝を選ぶのもおすすめです。
ブルーレイレコーダーの選ぶポイント
ブルーレイレコーダーの選ぶポイントについて解説します。
ブルーレイレコーダーを購入する際は、以下のようなポイントを意識して選んでみてください。
【ブルーレイレコーダーを選ぶ際のポイント】
- 寿命と耐久性をチェックするポイント
- 録画機能やデータ移行の使いやすさ
- 価格と性能のバランスを考慮
主要メーカーについては、ある程度好みで選んでも失敗する可能性は低いです。
しかし、各社さまざまな機能が搭載されているので、自身に合ったものを選ぶようにしましょう。
また、画質についても4K対応テレビを使用している方は、4Kチューナーが搭載されているレコーダーを選ぶと、録画時の画質の低下を防ぐことが可能です。
それぞれの選び方について詳しく解説するので、どこのメーカーで選ぼうか迷っている方はチェックしてみてください。
寿命と耐久性をチェックするポイント
寿命や耐久性を見た目でチェックするのは難しいです。
ポイントとしては以下の2点。
【寿命や耐久性のチェックポイント】
- メーカーが耐久性を推しているか
- 口コミで故障の評判が多くないか
- 保証期間が十分あるか
主要なメーカーなら、基本的にはどこも高品質で壊れにくい製品を発売しています。
そんな中でも構造上壊れにくい製品を発売しているところもあります。
例えば、シャープの「ホコリシールドBDドライブ」は、ホコリなどが入りにくい構造を売りにしているのが特徴です。
製品寿命を延ばす取り組みがしている場合は、ある程度故障しにくいと考えてOKです。
また、メーカーや販売店の保証期間についてもチェックしておきましょう。
保証期間が長ければその分修理で長く利用しやすいので、重要なポイントです。
録画機能やデータ移行の使いやすさ
ブルーレイレコーダーは、録画機能やデータ移行のし易さなどもチェックしておきましょう。
録画機能は各社の機能で差が出やすい部分なので、どういった機能があるのかよく見比べて選ぶようにしましょう。
特に、チャンネルを丸ごと録画できる機能があるパナソニックや東芝は、録画忘れなどを防ぎやすくおすすめです。
さらに、スマホからの録画設定や再生機能があると便利に活用できます。
外出先から録画できたり、レコーダーで録画した番組をスマホで見れたりと、利用方法の幅が一気に広がるのでぜひ選んでみてください。
また、テレビやレコーダー買い替え時のデータ移行のし易さも重要です。
SeeQVault対応だとかなりデータ移行がしやすいので、対応している製品を選ぶと良いでしょう。
価格と性能のバランスを考慮
最終的には、価格と機能のバランスから総合的に判断しましょう。
使わない機能があるなら、多少機能が落ちても価格が安い方がコスパという面では良くなります。
他にも、4K対応していないテレビを使っているのに、4K対応チューナーを買う必要はありません。
ブルーレイレコーダーと一口にいっても価格はピンからキリまであるので、自身の予算に合わせた最適な製品を選択してください。
価格は2万円台後半からですが、3番組同時録画や、4K対応などチューナーの種類や容量によって価格が大きく変化します。
特に容量は録画時間に直結するので、普段番組をたくさん録画する方は余裕をもって選ぶようにしましょう。
以下が容量と録画可能時間の大体の目安です。
【ハードディスク容量と録画時間の目安】
容量 | 地デジ放送 (HD放送) | BSデジタル放送 | 新4K衛星放送 |
---|---|---|---|
1TB | 約127時間 | 約90時間 | 約65時間 |
2TB | 約254時間 | 約180時間 | 約130時間 |
3TB | 約381時間 | 約270時間 | 約195時間 |
4TB | 約508時間 | 約360時間 | 約260時間 |
画質が良くなると使用する容量も大幅に増えるので、4Kで録画する方は大きめの容量を選んでください。
よくある故障とその対処法
ブルーレイレコーダーのよくある故障とその対処法について解説します。
以下の3点について解説するので、故障が起きた際や予防のためにチェックしてみてください。
【ブルーレイレコーダーのよくある故障と対処法】
- ブルーレイレコーダーの一般的な故障原因
- データ移行時のトラブルと対処法
- 修理や持ち込み時の注意点
ブルーレイレコーダーは精密機器なので、故障が起こることもあります。
故障=即買い替えが必要というわけではないので、まずは冷静に原因を調べて対処しましょう。
基本的にはメーカーや購入店舗に問い合わせて修理や交換をすることになります。
保証書やレシートなどを無くすと思わぬ出費になることもあるので、無くさないように注意してください。
それぞれの内容について詳しく解説していきます。
ブルーレイレコーダーの一般的な故障原因
ブルーレイレコーダーの主な故障原因は、以下のようなものが考えられます。
【ブルーレイレコーダーの一般的な故障原因】
- ホコリなどが詰まり内部に熱がこもる
- 読み取り部分に汚れが付着する
- 使用頻度の高さや長期間使用しないことによる部品の劣化
部品の劣化はある程度仕方ありませんが、ホコリなどは対策できます。
本体の後部などに冷却用のファンや通気口が空いていることがあるので、その部分を掃除してホコリが溜まらないようにしましょう。
また、読み取り部分は手で触れる以外にも、ディスクに付着しているゴミやホコリなどが原因で汚れることもあります。
レンタルディスクなどはクリーニングが十分でないこともあるので、頻繁にレンタルする方は注意が必要です。
データ移行時のトラブルと対処法
ブルーレイレコーダーのデータ移行時におけるトラブルを解説。
データ移行は主に以下のような方法が一般的です。
【データ移行の方法】
- LANケーブルで直接移行
- ブルーレイディスクにダビングして新しいレコーダーに取り込む
- SeeQVault対応の外付けHDDを経由して移行
最も簡単なのはLANケーブルでの直接移行です。
パナソニックのDIGAなら簡単に移行できるのでおすすめ。
レコーダーの故障によってデータが消えたり破損したりすると、ほぼ復旧はできないので、できれば寿命とされる5~6年程度で買い替えを検討し、早めにデータ移行をするのが良いでしょう。
修理や持ち込み時の注意点
修理・持ち込み時は必ず保証書やレシートの有無を確認し、規定の方法で申し込みを行ってください。
例えば、いきなり家電量販店に持ち込んでも対応してくれないことがあります。
製品の説明書などにカスタマーセンターがあるので、そちらに問い合わせるのが確実です。
もしくは購入した販売店に予め電話などで連絡を取り、指示に従って修理を申し込みましょう。
故障しにくいブルーレイレコーダーと選ぶポイントについてまとめ
この記事では、故障しにくいブルーレイレコーダーや選び方について解説しました。
まとめると以下の通りです。
【まとめ】
- 故障しにくいといわれているのはパナソニックかソニー
- 価格と機能から総合的に選ぶのがおすすめ
- 故障したときは保証書などを確認しメーカーや販売店に問い合わせる
ブルーレイレコーダーは主要各社がさまざまな機能を搭載したモデルを発売しています。
故障しにくい製品を選びたいと思っている方は、まずはパナソニックやソニーで自身に合った製品を検討してみてはいかがでしょうか。