ポータブルエアコンとは?キャンプや車中泊におすすめの製品や選び方を解説

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ポータブルエアコンのイメージ画像

ポータブルエアコンは、小型で持ち運びが簡単にできる、便利な家電です。1台は持っておきたいという人も多いと思いますが、種類が多いため、どれがいいのか悩んでしまいますよね。そこで今回は、ポータブルエアコンの予算や選び方、おすすめの製品をご紹介します。ポータブルエアコンの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください!

ポータブルエアコンとは?

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ポータブルエアコンはルームエアコンとは異なり、室外機がない場所でも使用できる冷房器具です。コンセントやUSBに挿すだけですぐに使用できるため、設置場所を選ばず、好きな場所で使用できるという特徴があります。ポータブルエアコンは持ち運びができるため、普段はリビングに置いておいて、お風呂に入るときは脱衣所に移動させるなど、使い方はさまざまです。幅広い場所で活躍しますよ。中にはキャスター付きで移動が簡単にできるモデルもあるため、室内で使用する人は要チェックです。

よりコンパクトなポータブルエアコンを選べば、室内だけではなく、車中泊やキャンプなど、外で使用することも可能です。コンセントがなくても使用できるモデルもたくさんありますよ。ルームエアコンに比べると冷却能力は少し劣りますが、どこでも使用できるため、1家に1台あって損はない家電ですよ。

ポータブルエアコンの予算

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ポータブルエアコンを購入する際に気になるのが、価格ではないでしょうか。ポータブルエアコンの予算は、3~5万円ほどです。ルームエアコンの予算は畳数によって大きく異なりますが、安くても5万円以上するでしょう。一方、ポータブルエアコンの多くは5万円以下で購入できるため、予算に限りがある人でも手に入れやすいですよ。

価格が安いということは、お部屋をしっかり冷やせないのでは?と心配になるかもしれませんが、ポータブルエアコンのほとんどは5~8畳に対応しています。ルームエアコンの場合は5~10万円ほどするので、約半分の価格で購入できますね。

ポータブルエアコンは高性能なのに低価格という、コスパの良さも魅力の1つです。

ポータブルエアコンの選び方

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使用目的によって、どのポータブルエアコンが合うかは異なります。せっかくポータブルエアコンを購入するなら、少しでも使いやすいものを選びたいですよね。ここでは、ポータブルエアコンの選び方を7つに分けてご紹介します。ポータブルエアコンを実際に購入する前に確認しておきましょう。

冷却能力

ポータブルエアコンを購入する際は、冷却能力を確認しましょう。冷却能力はkWで表示されていて、数値が大きいほど冷却能力に優れています。ポータブルエアコンは1.6~2.5kWが主流なので、冷却能力の高いポータブルエアコンを選ぶ場合は、2.0kW以上のモデルがおすすめです。

2.0kW以上であれば、室温を2~3℃下げることができます。ポータブルエアコンはピンポイントで冷やす目的で使用する場合がほとんどなので、室温を2~3℃下げるというのは、十分な冷却能力ですよね。少しでもお部屋を冷やすためにも、必ず確認してくださいね。

使用目的

ポータブルエアコンは室内もしくは外で使用します。使用目的によって、適した製品は異なります。室内で使用する場合は、電源タイプはコンセント、多少大きくてもキャスター付きなら問題ありません。一方、外で使用する場合は、電源タイプがコンセントでは使用できませんよね。USBで充電する製品、さらに本体の重さも確認する必要があります。

使用目的によっておすすめのサイズや機能性は異なるので、まずはどこで使用するのか決めておきましょう。サブエアコンとして活用するのか、キャンプや車中泊で使用するのか、自分に合った使い方を見つけてみてください。

持ち運びのしやすさ

ポータブルエアコンを室内で使用する場合は、キャスター付きの製品を選びましょう。リビングや脱衣所、玄関やキッチンなど、幅広い場所で使用するでしょう。コンパクトで移動できるとはいえ、女性や年配の人が持ち上げて移動させるには、少し重いです。キャスター付きなら持ち上げなくても移動できるので、室内で使用する場合は必ずキャスター付きかどうか確認しましょう。

また、ポータブルエアコンを外で使用する場合は、よりコンパクトで軽いものがおすすめです。中には取っ手が付いているものもありますよ。外で使用する場合は、重さや取っ手の有無を確認しましょう。

大きさ

ポータブルエアコンはルームエアコンとは違い、据え置きで使用します。置く場所によっては、サイズが大きすぎて邪魔になってしまうこともあるでしょう。ポータブルエアコンを置く場所と本体サイズが合っているか、あらかじめ確認しておく必要があります。

脱衣所やキッチンなど狭い場所で使用する場合は、コンパクトな製品を選びましょう。コンパクトでも冷却能力に優れている製品はたくさんあるので、ポータブルエアコンとしての役割をしっかり果たしてくれますよ。

静音性

ポータブルエアコンを寝室や仕事部屋で使用する場合は、静音性に優れている製品がおすすめです。運転音はdBで表記されていて、数値が小さいほど静音性に優れているということになります。ポータブルエアコンは室内機と室外機が一緒になっているため、どうしても運転音が大きくなってしまいます。ポータブルエアコンは基本的に60dB以上なので、静音性に優れているポータブルエアコンを探している場合は、60dB以下の製品を選んでください。

60dBは日常生活の会話程度の大きさなので、うるさいと感じることはないでしょう。静音性は、dBの表記をチェックしてみてくださいね。

排熱・排気ダクト用のホースの有無や長さ

ポータブルエアコンを使用する際に注意したいのが、排熱・排気をしっかりできるかです。排気用ダクトと窓パネルが付いているものは、簡単に排熱・排気できますよ。排気用ダクトが長ければ、ポータブルエアコンを窓から離れた場所に設置できます。100cmほど伸ばせる排気ダクトであれば、長さが足りないという心配はないでしょう。

また、排気用ダクトを固定するための窓パネルの有無も、要チェックです。窓パネルがないと窓を開けたまま排熱・排気するため、冷却効果が劣ってしまいます。排熱・排気しやすいだけではなく、冷却効果を落とさないためにも、窓パネルは必要ですよ。忘れずに確認しましょう。

その他の機能やリモコンの有無

ポータブルエアコンは冷却機能だけではなく、暖房機能や除湿機能が搭載されている製品もあります。このような機能が搭載されていれば、夏場だけではなく、1年中使用できますね。除湿機能は部屋干しにも使用できるため、きっと役立ちますよ。暖房機能は部屋全体を暖めるというよりは、脱衣所などピンポイントで暖めるのに向いています。どちらもおすすめの機能ですよ。

また、リモコンはついている場合と付いていない場合があります。リモコンがあれば遠くからでも操作できるので、より快適になりますよ。少しでも使いやすいポータブルエアコンを見つけるためには、リモコンの有無もぜひ確認してみてくださいね。

室内利用におすすめのポータブルエアコンー

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それでは、おすすめのポータブルエアコンをご紹介します。まず初めにご紹介しるのは、室内で利用するのにおすすめのポータブルエアコンです。本体サイズや適応畳数、運転音など特徴をまとめました。それぞれ比較して、自分に合った1台を見つけてくださいね。

アイリスオーヤマ ポータブルクーラー IPP-2224S

アイリスオーヤマ ポータブルクーラー IIPP-2224Sは、除湿機能が搭載されています。除湿機能は部屋干しの際に役立つので、1年中使用できますよ。1日約19L除湿できるため、活躍すること間違いなしです。送風運転もあるので、扇風機の代わりに使うこともできます。

風量は3段階切り替え可能で、タイマー機能や内部洗浄機能が搭載されています。内部洗浄はカビ防止になるため、お手入れが簡単になりますよ。キャスターやリモコン、窓パネルが付いていて3万円以下という驚きの安さです。費用を抑えたいけど高性能なポータブルエアコンが欲しい、そんな人にぴったりです。

価格30,000円前後
本体サイズ幅300mm×奥行き316mm×高さ696mm
重量20.5Kg
適用畳数4.5~7畳
運転音前方51dB/後方55dB

シロカ 除湿機能付きポータブルクーラーSY-D151

シロカ 除湿機能付きポータブルクーラーSY-D151は、ルームエアコンと同じコンプレッサー式のため、-7℃の冷風を出します。本体サイズが小さいため、部屋全体を冷すのにはあまり向いていませんが、仕事部屋やキッチンなど、限られた場所を冷やすのにはぴったりのポータブルエアコンです。

重さは約6.5Kgと軽量で、取っ手が付いています。キャスターは付いていませんが、サイズが小さく軽量なので、2階に移動させるのも簡単です。家中どこでも持ち運べますね。冷風、除湿、送風の3つのモードに切り替えができるため、1年中使用できるのも魅力です。1日約4.4Lの除湿ができますよ。コンパクトで1年中使用できるポータブルエアコンです。

価格30,000円前後
本体サイズ幅220mm×奥行き220mm×高さ414mm
重量6.5Kg
適用畳数-
運転音54dB(風量3)

山善 YEC-RD03

山善 YEC-RD03は、冷風、送風、ドライの3つのモードが搭載されています。送風は扇風機の代わりに、ドライは除湿機能として使用できます。冷風は-7℃で、2段階の調節が可能です。自動スイング運転に対応しているので、広い範囲に風を送れますよ。数人で使用するのにも向いていますね。風向きを調節することも可能です。

風量は3段階切り替えができ、切タイマーが搭載されています。夏の暑い夜も、タイマー機能を使用すれば節約になりますね。また、インテリアに馴染む、おしゃれなデザインも魅力の1つです。山善 YEC-RD03なら、ポータブルエアコンだけ浮いている…というようなことがありません。デザイン重視の人は、ぜひチェックしてみてください。

価格40,000円前後
本体サイズ幅200mm×奥行き190mm×高さ420mm
重量5.3㎏
適用畳数-
運転音48dB

nexfan 小型冷風機

ネクスファン「パーソナルクーラー」nexfan-01は、シンプルな機能性のポータブルエアコンを探している人におすすめです。風量は強・中・弱の3段階に調節ができます。睡眠や運動後など、その時に合った風量を選べますね。送風運転もあるため、扇風機の代わりに使用することも可能です。

紫外線技術でタンク内の水を除菌するため、いつでも清潔な状態を保つことができます。また、USB給電にも対応しているため、コンセントがない場所でも使用できます。室内で使用する場合、コンセントが近くにないこともあると思います。ネクスファンのポータブルエアコンなら、好きな場所どこでも使用できるので、とても便利ですよ。除湿機能などはありませんが、最低限の機能があればいいという人にはぴったりのポータブルエアコンです。

価格6,000円前後
本体サイズ幅144mm×奥行き165mm×高さ161mm
重量900g
適用畳数3~7畳
運転音最大68dB

キャンプや車中泊におすすめのポータブルエアコン

キャンプ場のイメージ画像

次に、キャンプや車中泊におすすめのポータブルエアコンをご紹介します。室内で使用するポータブルエアコンに比べてサイズが小さく、冷却能力が高い製品が多いです。それぞれ特徴をまとめたので、ポータブルエアコンを外で使用したい人は、ぜひ参考にしてみてください。

日動工業 「カンゲキくん」 YNC-B160

日動工業から発売されている「カンゲキくん」YNC-B160は、-10℃の冷却効果があります。風量は2段階調節可能で、風向きは上下左右に手動で調節できます。-10℃の冷風が出るなど、非常に冷却能力が高いため、外で使用するのにぴったりです。ドレンホースも付いているため、排熱・排気が簡単にできます。

重さは13Kgと少し重いので、女性や年配の人が運ぶ際は少し注意が必要です。ただし、取っ手が付いているため、持ち運びは簡単にできますよ。LEDライトが搭載されているので、夜に使うこともできます。キャンプや車中泊で大活躍ですね。キャンプや車中泊を頻繁にする人は、ぜひ持っておきたい1台です。

価格40,000円前後
本体サイズ幅270mm×奥行き390mm×高さ620mm
重量13Kg
運転音-

EENOUR スポットエアコン 2.0QN750

EENOUR スポットエアコン 2.0QN750は、業界初の換気システムを採用しています。密閉された空間でも新鮮な空気を常に吸い込んで切れる、嬉しいシステムです。冷却能力も高く、約3分で6~8℃温度を下げることができます。真夏の外で大活躍しますね。

冷房モードは16~30℃の間で温度調節ができます。送風モードも搭載されていて、弱風、微風、強風の3段階に切り替え可能です。暑いけど冷房を使うほどではないというときにも使えるポータブルエアコンです。運転音は47~62dBと比較的小さいので、夜や早朝に使うのにも向いています。取っ手付きで持ち運びも簡単にできますよ。タッチパネルは見やすく、操作が簡単なので、初めてポータブルエアコンを使う人にもおすすめです。

価格140,000円前後
本体サイズ幅583mm×奥行き260mm×高さ315mm
重量10㎏
運転音47~62dB

ナカトミ ポータブルミニクーラー PMC-8A

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ナカトミ ポータブルミニクーラー PMC-8Aは、冷風と送風に切り替えが可能で、風向きを上下に調節できます。冷房と送風の切り替えはダイヤル操作、風向きは手動で変えるため、難しい操作が苦手な人でも使いこなせるでしょう。風向きを調節すれば、好きな場所にしっかり風を送れますね。約150cm伸びる排熱用ダクトが付いているため、簡単に排熱できます。ドレンホースを使用すれば、連続排水も可能ですよ。

キャンプや車中泊など、外で使用するのはもちろん、デスク周りに置いて使用することもできます。取っ手付きで持ち運びしやすく、比較的リーズナブルな価格なのも嬉しいですね。

価格20,000円前後
本体サイズ幅20mm×奥行き615mm×高さ27mm
重量12Kg
運転音54~56dB

ナヴィック CLESEED(クレシード) クレクール3

ナヴィック CLESEED(クレシード)クレクール3は、持ち運びできる高性能なポータブルエアコンです。冷房は17~30℃の間で温度調節ができます。送風機能は3段階調節ができるので、扇風機の代わりに使用可能です。除湿機能と加湿機能も搭載されているため、夏場だけではなく、冬場も活躍してくれます。夏場は外に持ち運んで、冬場は室内で使用するのもいいですね。

さらに、空気清浄機能も搭載されています。フィルターの交換時期になるとエラー信号でお知らせしてくれるので、気が付いたら空気清浄が機能していない、なんて心配もないですよ。首振り運転やチャイルドロック、ecoモードなど、便利な機能がたくさんあります。これ1台でさまざまな役割を果たしてくれるので、幅広い人におすすめですよ。

価格70,000円前後
本体サイズ幅375mm×奥行き285mm×高さ500mm
重量13.2Kg
運転音-

ポータブルエアコンは目的や用途に合わせて検討しよう!

ポータブルエアコンのイメージ画像

ポータブルエアコンの選び方やおすすめの製品をご紹介しました。ポイントは以下の通りです。

  • ポータブルエアコンは好きな場所で使用でき、持ち運びもできる
  • ポータブルエアコンの予算は3~5万円
  • ポータブルエアコンを購入する際は、サイズや静音性、機能性を確認するといい

暑い夏が続いているので、ルームエアコンだけでは足りない!という人も多いのではないでしょうか。ポータブルエアコンは室内、外、好きな場所に置けるので、1台持っておけばきっと役立ちますよ。この機会にポータブルエアコンの購入を検討してみてはいかがでしょうか。ポータブルエアコンを購入する際は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

◆こちらの記事では室内利用におすすめの置き型エアコンについて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

企画・制作:株式会社ClassLab.「RIRIFE編集部」

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